JPH0256537A - 地理情報の表示方法とその装置 - Google Patents

地理情報の表示方法とその装置

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JPH0256537A
JPH0256537A JP1076373A JP7637389A JPH0256537A JP H0256537 A JPH0256537 A JP H0256537A JP 1076373 A JP1076373 A JP 1076373A JP 7637389 A JP7637389 A JP 7637389A JP H0256537 A JPH0256537 A JP H0256537A
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B21/10Projectors with built-in or built-on screen

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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は地理情報の表示方法とその装置とに関する。
(従来の技術) 米国装置第4,097,134号や、その装置が出願と
して審査を受けていた時に引用された引例には、種々の
地理情報表示方法とその装置とが開示されている。この
ような従来の方法と装置とは、比較的複雑でコストのか
かるものである。即ち、従来の方法や装置では、例えば
地図などの地理情報を表示する場合での倍率が一定であ
り、しかも、それに使える地図も全体に亙って縮尺度の
一定したらのとなっている。別の方法として、ズームレ
ンズ系を用いて、表示されている地図における目標地へ
の道順の部分だけを拡大表示するものも知られている。
しかし、ズームレンズ系を用いたものでは、光学系か複
雑であると同時に、高価であるばかりではなくて、同時
に表示しようとする識別記号や標識などを構成する文字
類は、低倍率でしか表示できない。これを高倍率で表示
しようとすれば、拡大表示した部分が不明瞭になったり
、不鮮明になるし、そうかと言って倍率を小さくすると
、文字類が小さくなって見にくくなるなどの問題点かあ
る。
従って、本発明は、府述の従来の地理情報表示方法とそ
の装置に付随する問題点を解消すべくなされたものであ
る。
(発明の構成) ある−面における本発明は地理情報表示方法であって、
同一地域を表すものの、縮尺度が互いに異なっている少
なくとも二つの地形イメージを用い、いずれか一方の地
形イメージの特定部分を選択し、かつ、その特定部分を
あるがままの縮尺度で調査できるようにそれを一定倍率
で表示すると共に、前記特定部分に対応する他方の地形
イメージの部分を、当該他方の地形イメージの縮尺度で
調査できるように、それを一定倍率で表示することから
なる方法である。
他の面での本発明は、同一地域を表すものの、縮尺度が
互いに異なっている少なくとも二つの地形イメージを用
い、いずれか一方の地形イメージの特定部分を所定倍率
で表示し、その後、前記特定部分の表示から、ml記所
定倍率と同一倍率での前記特定部分に対応する他方の地
形イメージの部分の表示に切り替えることからなる方法
である。
このようにすることにより、観視各は、一方の縮尺度で
の地形イメージの特定部分を表示しているところへ、他
方の縮尺度での地形イメージの、前記特定部分と対応す
る部分の表示に切り替えることができるから、比較的簡
単で、コンパクトにして低廉な、倍率が一定した光学系
を常時用いることができる。小縮尺度の地形イメージの
特定部分を表示することは、デテール(詳細さ)に欠け
るものの、地勢のあらましを把握でき、この状態から、
大縮尺度の地形イメージの、Ri・記特定部分に対応す
る部分を表示するように切り替えると、その部分のデテ
ールが明確に表示される。尚、本発明において言う「対
応部分」とは、地形イメージの縮尺度が互いに異なって
いても、小縮尺度の地形イメージにおける特定部分の中
心と、大縮尺度の地形イメージにおける、前記特定部分
に対応する部分の中心とが、同一であることを意味する
。即ち、小縮尺度の地形イメージの特定部分の表示から
大縮尺度の地形イメージの対応部分の表示へと切り替え
を行えば、表示面は変わらないが、その表示面に表され
る縮尺度の異なった地形イメージの相対部分が変わるだ
けである。しかし、本発明のシステムは、縮尺度がどう
あろうとも、地形イメージの表示の中心点が、切り替え
を行ったときにいつでも一致するようにしても良いもの
であり、この場合、観視者が表示されている地形イメー
ジの中心点が、最も見たいと思っている地域と一致、若
しくは、その近くに来るように切り替えを行うと、切り
替え後の表示が縮尺度に関係なく、同一中心点と一致し
たまま、新たな表示に所望地域が含まれるようにするこ
とができる。
本発明の目的を鑑みれば、用いる光学系を簡単なものと
するため、また、表示されている情報を動かしたり、ず
らしたりしかねない可動部品を用いるのを避けるために
も、倍率は常時一定であることが重要である。これは、
本発明のシステムを、例えば自動車や、類似の移動体に
用いる場合は、尚更である。
本発明は、方法のみならず、装置にも関するものである
。本発明による地理情報表示装置は、同一地域を表すも
のの、縮尺度が互いに異なっている少なくとも二つの地
形イメージと、いずれか−方の地形イメージの特定部分
を選択し、かつ、その特定部分をあるがままの縮尺度で
調査できるようにそれを一定倍率で表示すると共に、前
記特定部分に対応する他方の地形イメージの部分を、当
該他方の地形イメージの縮尺度で調査できるように、そ
れを一定倍率で表示する手段との組み合わせで構成され
ている。
更に、本発明は、同一地域を表すものの、縮尺度が互い
に異なっている少なくとも二つの地形イメージであって
、縮尺度の小さい地形イメージが、縮尺度の大きい地形
イメージに比べてサイズが小さいその地形イメージを備
えた支持体と、地形イメージの選択された部分の一部を
一定倍率で表示する手段と、前記選択部分の一部の一定
倍率での表示から、その一部に対応する他方の地形イメ
ージの部分へと一定倍率での表示を切り替える手段にも
関するものである。
本発明のシステムによれば、複数の地形イメージが、異
なった縮尺度のイメージ間で、正確に位置決めされるよ
うにするのが重要である。このように位置決めを正確に
することは、一方の地形イメージから他方の地形イメー
ジへと切り替えるに当たっての演算を簡単にするために
も必要である。
例えば、ある縮尺度の地形イメージにおける特定の地点
は座標系で容易に定めることができるが、別の縮尺度の
地形イメージにおける、前記特定地点と同一地点へと切
り替えを行うとすれば、種々の縮尺度についての知識が
必要である。また、光学系と地形イメージの合成との間
での相対ずれを座標系の座標値に応じて地形イメージの
複合体を光学系に対してずらすのであれば、もっと簡単
にすることができる。殊に、複合体を構成する各地形イ
メージの形状が矩形であり、その外郭が座標系の方向に
沿っているのであれば、更に簡単にすることができる。
また、実用上の問題点として、二重表示や、部分的な空
白表示(ブランク表示)を如何に防ぐかの問題がある。
例えば二つの地形イメージが近接しているか、又は、互
いに触れ合っていると、それぞれの地形イメージの部分
が同時に表示されるようなことがあるし、一方の地形イ
メージの外郭が表示枠と重なり、他方の地形イメージが
近くにないと、外郭からはみ出た表示面の部分はブラン
ク表示になる。このような現象は、矩形表示面の中心点
が、表示装置の視野幅の半分より小さい距離だけ外郭に
近接しないように、光学系と地形イメージの複合体との
相対ずれを限定することにより、避けることができる。
本発明は、同一地域を表すものの、縮尺度が互いに異な
ると共に、空間的に隔離されている第1及び第2地形イ
メージの対応部分が、それぞれの縮尺度と一定倍率でデ
テールが分かるようにするために、それぞれの地形イメ
ージを表したマイクロフィッシュを提供するのも別目的
である。
(実施例) 以後、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施
例を詳述する。
第1図と第2図とは、本発明において利用し得る光学系
の異なった実施例を示すものである。まず、第1図にお
いて、lは、二つの透明板2.3を備えたカセットであ
り、これらの透明板2.3との間には、二つのり−ル5
.6に両端が巻回された、地理情報が写っているスライ
ドフィルム4が移動するようになっている。カセット1
そのものは、矢印7.8で示したように、スライドフィ
ルム4の移送方向に対して直交する方向と、それに沿う
方向とに移動自在に支持されている。また、透明板2.
3に臨むスライドフィルム4の駒の一方側には光源9が
、また、他方側には、投射レンズIOと、該投射レンズ
IOからの出射光を投影スクリーン13に導く反射ミラ
ー11,12が配置されている。従って、スライドフィ
ルム4の各駒における映像は、光源9からの光により投
射レンズ10.反射ミラーlL12を介して投影スクリ
ーンI3に投射されると共に、投影スクリーン13に写
しだされた映像は、反対側から観視されるようになって
いる。尚、投影スクリーンは透過型のものであって、磨
りガラスで構成されたものであっても良い。
第2図において、第1図に示したのと同一構成部品は同
一符号をもって示したので、第1図に示した光学系との
相違点のみを説明する。この実施例においては、スライ
ドフィルム4の各駒の映像は、比較的小型の投射スクリ
ーン14に投影されるようになっている。そして、その
投射スクリーンI4に投影された映像は、このスクリー
ン14とは隔離配置したポジ型フレスネルレンズ15を
介して観視されるようになっている。従って、観視者は
、フレスネルレンズを介して遠く離れたところから、虚
像を見ることになり、′そのため口を近付けろ必要はな
い。
第3図に前述の光学系に対して地形イメージの複合体を
移動させる装置を示すが、この装置の説明を行うに当た
り、第1図の光学系を用いたものとして説明する。
第3図において、前述のカセット1は、モータ17.1
8により前述の矢印7.8の方向に沿って移動させられ
るカートリッジ16に装入されている。即ち、モータI
7、I8は、それぞれ、送りねじ棒20.20°を直接
駆動するようになっている。送りねじ棒20と隔てて並
置した送りねじ棒20”は、ベベルギヤ装置19と対応
する連結シャフト22とを介して、モータ17により゛
同期駆動されるようになっている。これらの送りねじ棒
20.20”は、同期回転することにより、その回転方
向に応じて連結シャフト22の両端に設けたブロック2
1内のナツトを送りねじ捧20.20”にlOって前後
動させることになる。同様に、モータ18により送りね
じ棒20′、20゛が同期駆動されると、連結シャフト
22°、22′上の両端におけるブロック21内のナツ
トを介して連結シャフト22°、22゛が前後動させら
れる。連結シャフト22.22と22″、22 とは、
カートリッジI6が矢印7.8で示した方向に移動する
ように、カートリッジI6に止着させた鳩目金具を摺動
案内する案内棒として作用する。
モータ24は、カセット1内でのスライドフィルム4の
移送を駒毎に行うものである。スライドフィルム4を駒
毎に移送させることにより、異なった地理情報を含む地
形イメージの複合体を透明板2.3間における投射位置
に設定することかできる。このモータ24は、地理情報
を表示しているときに、スライドフィルム4を移動させ
るのに用いても良い。
モータI7.18は、サーボループ回路に含まれている
位置検出用トランスジユーザないし類似の検出器25.
26を介して相互協働手段(図示什ず)により連動させ
られているので、地図の所望の部分を調節したり、それ
をスクリーン13に投射したりすることができる。
第4図に、同一地域を示しているが、縮尺度がそれぞれ
20万分の1(小縮尺度)、100万分の1(中略尺度
)、300万分の1(大縮尺度)となっている3つの地
図27.28.29を示している。
これらの地図はスライドとしてフィルムもしくはマイク
ロフィッシュに写しこまれている。破線で示した枠30
は、前述のレンズ系IOにより走査される部分を示して
いる。この枠30の形状は矩形であり、その中心点を3
1で示す。矢印7.8で示した方向は、この中心点31
を座標系の中心としてそこから出発するものとして示し
である。
地図27において、これから表示しようとする、即ち、
スクリーンI3に写すべき部分を枠30で囲まれた部分
として示しである。地図27の左下隅近傍にも中心点3
!が示されている。この左下隅近傍における中心点3I
を一つの角として矩形枠32を描くと、この矩形枠32
が中心点3Iの最外位置を定めていて、中心点3Iがこ
の矩形枠32の範囲内で移動する限り、地図の外輪郭の
黒線が画面に現れることはない。同様に、儀地図28.
29についても言えることであり、この場合での中心点
3Iの移動許容範囲を夫々枠33.34で示す。このこ
とから地図27.28.29の最外側縁と枠30の中心
点31との間の距離は、総ての地図27.28.29に
亙って同一でなければならないのは明らかである。
第5図に、第1図に示した光学系を利用した装置35の
側断面図を示す。第5図においても、同一部品に対して
は、同一符号を用いて示す。
第5図を参照すれば、装置35は非常にコンパクトであ
って、自動車に搭載する用途に適しているのが明らかで
ある。
第6図は、本発明の好ましい実施例であって、重要な構
成を分解斜視図で示すものである。ケーシングのカバー
50には、モータ52とそのギヤ駆動装置54と、光源
用ランプハウスとが装着されている。定倍率光学系の鏡
胴58の外周面に調節用螺旋ねじ溝60が形成されてお
り、フレーム部材64に形成した開口における螺旋ねじ
溝62と係合するようになっている。68は焦点合わ仕
用調節レバーであって、先端に一体形成したカラー66
を介して鏡胴に止着されている。従って、調節レバー6
8を回動させれば鏡胴が光軸に沿って移動するので、光
学系の焦点合わせ可能である。
第9図から明らかなように、第6図に示した装置全体は
ハウジングHに収容されており、板部70はカバー50
の下側に取り付けられて、ユニット72(第6図)が摺
動するポケットを両者間で形成している。
第6図に示したユニット72は、横溝76が形成されて
いる上板74と、ほぼL字形のラックギヤ78と、ほぼ
L字形のガイド80とで構成されている。上板74には
、モータ82の取付は板8Iが形成されており、モータ
82と連動するギヤ装置84が装架されている。L字形
ラックギヤ78とL字形ガイド80とは、上板74とそ
れに装着させた構成部品とが前後方向に自由に摺動する
ことができるように、カバー50の下側における横溝8
6.88にそれぞれ差し込まれている。従って、そのよ
うにカバー50に案内されると、ギヤ装置54のスプー
ルギヤ90がラックギヤ78と係合し、従って、モータ
52の駆動に伴って上板74がその回転方向に応じて直
交方向に前後動する。上板74における横溝76は、ラ
ンプハウス56からの投射光か透過する開口92と常時
調心されている。
94は底板であって、その外周縁には立ち上がり壁部9
6が形成されており、この立ち上がり壁部96を介して
底板94が上板74の下側に止着されており、底板94
の直行方向の端部98が、支持体102を含む地形イメ
ージ複合体100を摺動自在に受承するスロットを形成
している。地形イメージ複合体100の支持体102の
片縁には、ギヤ装置84のスプールギヤ106と係合す
るラックギヤ104が形成されているので、前記ギヤ装
置84の回転により支持体102が前後方向に駆動され
るようになっている。底板には、地形イメージ複合体と
その支持体とからなるユニットの隅部に形成されている
脚部112を案内する案内溝108.110が形成され
ているので、前記ユニットは上板と底板との間において
自由に摺動自在になっている。尚、底板94に形成した
前記案内溝108、lloの間に形成されているテーブ
ル状隆起台114は、支持体102の下側を支える支持
体を構成するものである。
前記の構成を組み立てるに当たって、第9図に示すよう
にブラケットBにミラーMを、また、耳部Eにミラーm
を装着させて光学光路を屈曲させると共に、地形イメー
ジ複合体の適当な部分におけるイメージが拡大されてス
クリーンSに投影されるようにする。
第7図に示したユニットは、片側にラックギヤ122が
形成され、同一倍率で表示されるものではあるが、縮尺
度の異なった3つの地形イメージ27.28.29(第
4図)からなる地形イメージ複合体を支持する支持体1
20で構成されている。
X軸方向7に対応する移動方向をラックギヤ122が延
在する前後動の方向とし、支持体74のラックギヤ78
が延在する方向をY軸方向8とすると、第7図から、地
形イメージに共通な座標系における位置が二台のモータ
52.82の角変位量により定められるのは明らかであ
る。しかし、地形イメージの縮尺度が互いに異なるので
、一方の地形イメージにおけるある点に相当する他方に
地形イメージにおける点を見付けるには、図示のように
地形イメージの特定の空間配置を定める上で、地形イメ
ージの外郭のある部分の座標値に関する知識が必要にな
る。従って、地形イメージが図示のように配置されてい
るとすると、共通の座標系における地形イメージ27の
上部輪郭と下部輪郭のX座標値と、同じくその地形イメ
ージ27の右側輪郭のX座標値とを予め知っている必要
があり、図示の例では、上部輪郭と下部輪郭のX座標値
はそれぞれ(27)xlと(27)x2(但し、(27
)Xi < (27)X2)、また、右側輪郭のX座標
値は(27)ylとして図示しである。従って、地形イ
メージ27の右側輪郭と下部輪郭との交点が、共通座標
系の原点0を表すX座標値とX座標値とが共に0になっ
ている点である。尚、座標系の原点0とすべき位置は、
X座標値とX座標値とがどのような数値の組み合わせで
あっても良いものであるが、図示のようにX座標値とX
座標値とが0で表される位置を原点0とすれば、演算手
順を簡単にすることができる。また、他の地形イメージ
28の右側輪郭のX座標値についても予め知っている必
要があり、これはそれぞれ(28)yl、(28)y2
としである。そして、3つの地形イメージ27.28.
29の縮尺度ASB、Cについても知っていなければな
らない。本実施例の説明における縮尺度については前述
したが、その例に従えば、地形イメージ27.28.2
9のそれぞれの縮尺度の比率は、l:5:15となって
いるので、地形イメージ28に対する地形イメージ27
の縮尺度の比は115、地形イメージ29に対する地形
イメージ27の縮尺度の比はl/15、地形イメージ2
9に対する地形イメージ28の縮尺度の比は1/3であ
る。従って、座標系において、第7図の地形イメージ2
7における任意の点p、から、地形イメージ28におけ
る対応する点P、に切り替えるには、下記の演算が必要
である。
PからpまでX軸方向へのモータドライブ量をXI、地
形イメージ28の縮尺度Bに対する地形イメージ27の
縮尺度Aの比をR1(但し、本例では、l/5)とすれ
ば、 XI=(27)x2−P 十P  (R1)Pからpま
でX軸方向へのモータドライブ量をYlとすれば、 Yl=(28)yl+P  (R1) 同様に、地形イメージ27の任意の点P、から、地形イ
メージ29における対応する点p、に切り替えるには、
下記の演算を行う。
PからpoまでX軸方向へのモータドライブMをX2、
地形イメージ27.29の縮尺度の比をR2(但し、本
例では、l/15)とすれば、Y2=(27)x2−P
  +p  (R2)Pからp までX軸方向へのモー
タドライブ量をY2とすれば、 Y2=(29)yl+P  (R2) そして、地形イメージ28の点Pから、地形イメージ2
9における対応する点p゛に切り替えるには、下記の演
算を行う。
p、からpo、までX軸方向へのモータドライブ量をX
3、地形イメージ28.29の縮尺度の比をR3(但し
、本例では、1/3)とすれば、X3=(27)X2−
Ml  (R3)p、カらpo、までX軸方向へのモー
タドライブ量をY3とすれば、 Y3=(29)yl+P  (R3) 以上のことから、いずれの地形イメージにおける対応す
る点の間で前後動の方向を切り替えるに当たって行うべ
き演算が明らかになったであろう。
第3図の機構を制御し、前述の演算を行う制御システム
を第10図に示す。
第10図において、図示の制御システムは、中央演算装
置を構成するマイクロプロセッサ142を備えている。
このマイクロプロセッサ142は、ある入力に応じて種
々のルーチンを実行するようにプログラム化されている
。害して、下記の入力を人手を介して行えば、それに応
じて説明した機能を果たすようになっている。
1)カセットIを挿入する; これにより、特定の選ばれた地形イメージ複合体が出て
くるまでマイクロフィッシュをスクロールするのに必要
な入力信号を発生するように、システムを待機させる。
2)地形イメージ複合体選択ボタンを押す:モータ24
へ入力信号を供給して、選択された地形イメージ複合体
が出るまでスクロールさせる。
3)照明スイッチボタンを押す: 光源がオンになって、照明が行われる。
4)X、Y方向駆動ボタン制御を入れる:表示を位置決
めするため、モータ17.18を駆動する。
5)地形イメージスイッチ選択ボタンを押す;ある地形
イメージの特定の中心点を対応する選択された地形イメ
ージの表示中心点へと切り替えるべく、演算を開始する
と共に、その演算が行われ、かつ、新たな表示位置へと
移動している間には、光源をオフにするが、それが済め
ば、光源が再びオンになる。
第10図に示した常開マイクロスイッチ124は、x、
y搬送システへの地形イメージ複合体を含むカセットI
の装入に応じて閉成される。地形イメージ複合体選択ス
イッチ126にはマイクロフィッシュに含まれている地
形イメージ複合体の数Nに相当する複数のボタン128
があって、どれかのボタン128を押すと、マイクロプ
ロセッサ142に、モータ24をして適切な方向に回転
させるべく、駆動回路130に+または一出力を発生す
るのに必要な入力が供給される。従って、マイクロフィ
ッシュがモータ24の駆動によりスクロールされて、マ
イクロフィッシュ上の選ばれた地形イメージ複合体Nが
表示されるようになる。
センサー夏32はRAMI44に、マイクロフィ・ソン
ユのスクロールされたX座標位置(COMP)NOXを
記憶させ、他方、マイクロプロセッサ142は各複合体
N毎にROM+46に記憶されているこの情報を参照し
て、選択された位置(COMP)Noxに達するとスク
ロール用モータ24の駆動を停止させる。この選択され
た位置は、選択された複合体Nの値OXに対応し、マイ
クロプロセッサ142は、値y=0が淳せられるように
、駆動回路134を作動させてモータ17を駆動させる
ので、その選ばれた複合体については、選ばれた複合体
の位置は原点0(第7図)と一致するようになる。従っ
て、本実施例では、初期基準位置は常に、特定の地形イ
メージ複合体に対しては原点0にある。
操作者がX軸制御スイッチ136の+ボタンまたは−ボ
タンのいずれかと、X軸制御スイッチ138の+ボタン
または−ボタンのいずれかを押せば、表示を地形イメー
ジ27上の選択された位置に移動させることができる。
いずれにしても、マイクロプロセッサ+42は、所望の
方向にモータI8を回転させるべく駆動回路134を作
動させることにより、応動する。所望によってはシフト
ボタン148.150.152のいずれか適当なボタン
を押すことにより、別の地形イメージ28または29へ
とシフトさせることかできる。それに応動して、地形イ
メージ選択器147は、一方の地形イメージの特定の中
心点から選択された地形イメージの対応する表示中心点
へと所望の表示切り替えを行うべくマイクロプロセッサ
142内での演算を行わしめる。このように演算が1行
われ、それに伴って新たな表示へと移動している間は、
光源140の電源142はオフにされるが、その後再び
オンにさせられる。尚、スイッチ144を操作すること
により、光源をオンにすることらできる。
ROM146には、第7図に従って地形イメージの空間
配置を定め、その後の演算を行う上で必要な情報が記憶
されているので、地図選択用手動スイッチ+48.15
0.152のいずれかを作動させてマイクロプロセッサ
142に信号を供給すると、問題の複合体の地形イメー
ジのいずれかを点p、p、p’ の切り替えに要する演
算が行われる。
この演算は、マイクロプロセッサ142により、通常の
プログラミングに従って行われ、これには、r(AMか
ら実際の現在のx、y値を読み出すこと、所要の演算を
行うためにROMから該当する情報を読み出すべく、ラ
イン162を介してROMのアドレスを指定することな
どが含まれている。演算が行われているときであって、
しかも、駆動回路134.135にラインを介して供給
される命令にモータが応答するのに要する時間の間、マ
イクロプロセッサ142は、モータI 7.18をして
表示を新たに選択された地形イメージ位置に切り替える
のに要する時間だけ、光学系の光源149を作用させる
、即ち、オンにする。
第11図は、第6図から第9図に示した好ましい装置の
好ましい制御システムを示す。この制御システムでは、
モータ52.58としてステッピングモータ(パルスモ
ータ)を用いている。この第11図の実施例では、マイ
クロフィッシュを装置に部分的に装入すると、マイクロ
スイッチ200がそれを検出して、マイクロプロセッサ
220への入力信号によりマイクロフィッシュ複合体の
基準位置決めを行わしめるようになっている。駆動回路
208.210には、マイクロプロセッサ220により
、マイクロフィッシュが基準位置に達するまでパルスモ
ータ52.58を該当する方向に駆動すべく、パルス信
号が供給される。モータ82が駆動されると、」二板7
4と底板94との間のスロットに位置決めされている支
持体100とマイクロフィッシュとをX基準位値へと移
動させる一方、モータ52が駆動されると、テープカセ
ットがビデオテーププレーヤに引き込まれるのと同様な
態様でカセットlが部分的に装入されている苛86.8
9へとキャリアが引き込まれる。前記モータ52は、基
準点P値になるまで光学系とマイクロフィッシュとの間
での相対移動を行わしめるものであり、前記モータ82
は、基準点p値になるまでマイクロフィッシュをその支
持体110と共に移動させる乙のである。正しい基準点
値はROMより読み出されるようになっている。尚、支
持体装置100は、ラックギヤ104かギヤ+06と係
合するまで装入されるものであり、また、キャリア装置
は、ラックギヤ78がギヤ90と係合するまで装入され
るものである。
別途手動にて入力操作するものとして駆動回路208.
210の十及び−パルス制御器216.218があり、
それぞれの制御器216.218には、+ボタンと−ボ
タンとが備わっている。実際の座標上の位置は、RAM
に書き込まれている。
一方の地形イメージから他方の地形イメージへのジャン
プ、即し、切り替えは、スイッチ入力制御器230の適
当な地図選択ボタン228を押すことにより達仕られ、
その場合、マイクロプロセッサはそこからの入力信号に
応じて所要の演算を行った上で、モータ52.58に対
して必要な正、又は、負の命令を出力する。現在の実際
のX軸上とX軸上における位置は、RAMに記憶させ、
切り替えが行われる都度、更新されるようにしても良い
。駆動回路208.210の制御のためのエゼクトスイ
ッチ226とそのボタンは、キャリアをエセクト(排出
)するためにモータを逆転させるものであり、これはラ
ックギヤ78がギヤ90から、また、ラックギヤ104
がギヤ106から外れることにより達せられる。
本発明の好ましい実施例によれば、3つの地形イメージ
の縮尺度の比率はI:4:16であって、また、光学系
の倍率は25倍である。しかし、前述したように、また
、米国の規格に合致させるためにも、複合体の中での一
番大きい地図は、デテールが充分表示されるほど縮尺度
が一番小さくなっているので、この一番車さい縮尺度が
20万分の1であるとすると、前述の比率に従えば、そ
の次に縮尺度が小さいものは80万分の1となり、縮尺
度の一番大きいものは320万分のIとなる。
マイクロフィッシュ複合体としては、解像度が高いこと
で有名なダイアポジ材であるチバクロームマイクログラ
フィックフィルムが望ましい。このフィルムへの露出は
、9X9メートルもある寸法の航空カメラを用いて、前
述の1:4:16の比率が成り立つように縮小撮影し、
その際ダイアポジに写し込むなりにして行うのが望まし
い。その時、一定倍率で投影しても読み取り可能な大き
さのテキストを各地形イメージに写し込んでおいても良
い。従って、縮尺度の大きい地形イメージにはマスター
地図にある地域の国または州を識別するテキストのみを
含ませ、その次に縮尺度の小さい地形イメージには、縮
尺度の大きい地形イメージに現れている国または州にお
ける市、町または村の地形のテキストのみを含ませ、更
には、縮尺度の小さい地形イメージには、縮尺度の二番
目に大きい地形イメージに現れている市、町、村におけ
る街路のテキストのみを含ませるようにしても良い。
本発明のシステムは、自動車に搭載するものであって、
車内のライタプラグから電力供給を受けるようにしても
良い。その場合、自動車のバッテリの消耗を最小限にす
ると共に、光源としてのハロゲンランプの使用に伴う発
熱の蓄積を避けるためにも、操作者がシステムを数分間
、例えば2分間に亙って使用しない時はいつでも、光源
をオフにしてしまうように、マイクロプロセッサをプロ
グラム化しておくのが望ましい。また、システムが一方
の地形イメージから他方の地形イメージに切り替えるよ
うに命令される時はいつでも、それに伴う所要演算とパ
ルスモータによる駆動が行われている間の短時間(通常
、2秒間)光源が自動的にオフになるようにするのが望
ましい。プログラムとしては、パルスモータの手動によ
る位置決めが、各地形イメージにおける中心点の境界に
限定されるようにして、前述したような二重投影やはみ
出し投影が表示上で起こらないように工夫する。システ
ムは、自動車のイグニションスイッチをオンにする都度
オンにさせられるようになっていると共に、マイクロプ
ロセッサのプログラムは、イグニションスイッチがオフ
になると、エジェクト機能が行われるように工夫されて
いる。
一方の地形イメージの表示から他方の地形イメージの対
応する表示へと切り替えるのに前述の演算を行う代わり
に、ROM内に、一方の地形イメージのある点がその地
形イメージのテーブルから他方の地形イメージのテーブ
ルへ置換することにより直ちに識別されるように、各地
形イメージの座標位置を総て記述したテーブルを記憶さ
せてら良い。
更に、パルスモータとしては、0.1ミリ毎にステップ
回転するものが望ましい。
本発明による地図表示装置の一部を構成するようにした
、片側にラックギヤが形成されているマイクロフィッシ
ュ用支持体は、全体の構成が出来るだけコンパクトにな
るように工夫されている。
他の利点としては、摩耗したり疲労しがちなラックギヤ
が定期的に交換される点にある。
本発明によるシステムは、記憶手段に記憶されているデ
ータが、どのような事情の下でも消去されないように工
夫されているので、充電可能な電池を用いることができ
、また、小型の内蔵RAMらしくは、供給電圧を切り替
えて再び投入した瞬間にX=0.y=Oの位置へマイク
ロフィッシュを送り出すマイクロスイッチを別に二つ利
用することができる。また、この初期ゼロ化設定の後に
、マイクロプロセッサが、最初に予めプログラム化した
地図の位置が表示されるように、に軸モータとy軸モー
タとを制御するようにしても良い。
マイクロフィッシュには、例えば下記の情報欄に備えて
、余白マージンを設けておいても良い。
メニュー欄: 種々のオプションから選択する。
インデックス欄: 例えば、首部名、主要街路名などを、関連する地勢座標
と共に記入しておく。
座標人カニ 例えば、26X30の格子線に水平行A−Zと1−30
を記入しておく。
このようなオプションの制御は、例えばジョイスティッ
クや類似のX−Y軸制御装置を用いて行う。
前述の別途設ける、x=0.y=Oの設定のために用い
る二つのマイクロスイッチは、下記の目的に用いても良
い。
I)マイクロフィッシュの支持体もしくはキャリアを位
置決めした時に、ゼロ化設定を行うため。
2)例えば電力供給が絶えたが為にルーチン実行が不可
能になった時にリセットするため。(ゼロにリセットし
て、元のロード状態に戻す。)3)節電、あるいはオー
バヒート防止などの目的のための供給電圧の切り替えを
行った後に、元の状態に戻すため。
4)インデックス欄、メニュー欄、座標系などを用いた
場合に、操作上の正確性を期するため。(まず、既に失
われたステップを省くためにゼロ化し、その後、マイク
ロフィッシュの関連部分を実行する。) 面記の二つのマイクロスイッチは、一つの光学スイッヂ
ー信号発生器(LED/フォトセル)で実現できる。マ
イクロフィッシュ(写真材料)の小さな部分は不透明な
っており、十字などの透明な部分がそこにある。まず、
位置x=0を定めて、記憶装置に記憶させる。そして、
例えばIOステップ(装置か一つか、それ以上のステッ
プを失う機会は少ない。)操り上げ、その後、y=0の
位置をサーチする。即ち、必ずしもX=0.y=0の位
置を同時に求める必要はない。これにより、一つだけの
構成部品を用いることができ、光学的信号発生が非常に
正確になり、フィルム材料と直結したゼロ化設定か行え
るようになり、その結果、フィルムの支持体に対するフ
ィルムの位置決めの不正確性を除去することができるな
どの利点がある。
尚、供給電流が遮断した後に、マイクロフィッシュの位
置決めらしくはその存在を検出するために、単一の光学
信号発生器を用いることも可能である。光に基づく位置
決めシステムがx= 0 、yOの位置に正にある時に
電流を遮断すると生じる唯一のエラーは、ソフトウェア
を用いることにより、即ち、この位置を中心として僅か
だけ動かすことにより、除去できる。その結果、装置の
状態を字かに把握できる。この場合、三つのマイクロス
イッチの代わりに、一つの光学センサーを用いることら
できる。
更に、ラックギヤを備えたマイクロフィッシュのキャリ
アの位置決めとそこからの取り外しは、ラックギヤの部
方向に行われるので、キャリアないし支持体が装置にあ
る限り、ラックギヤは常時対応するギヤと係合している
尚、本発明を実施するに当たって用いる地形イメージ、
即ち、地図の縮尺度は例示のものに限られず、どのよう
な組み合わせであっても良い。縮尺度の組み合わせは、
地図製作の分野で知られている概括法(general
ization、地図の製図に当たり、縮尺度に応じて
デテールを除去したり、追加する技法)に従って選択す
れば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の斜視図、第2図は、本発明
の別実施例の斜視図、第3図は、本発明の更に別の実施
例の斜視図、第4図は、本発明で用いろ地形イメージ複
合体の説明図、第5図は、第1図に示した装置の断面図
、第6図は、本発明の好ましい実施例の分解斜視図、第
7図は、地形イメージ複合体とその支持体の変形例を示
す図、第8図は、第6図に示した装置の組み立てた状態
を示す斜視図、第9図は、第6図の実施例による装置の
垂直断面図、第10図は、本発明の制御系を示すブロッ
ク回路図、第1I図は、第10図の変形例を示すブロッ
ク回路図である。 ■・・・カセット、2.3・・・透明板、4・・・スラ
イドフィルム、9・・・光源、10・・・光学系のレン
ズ、11.12・・・ミラー 13・・・スクリーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同一地域を表すものの、縮尺度が互いに異なった少
    なくとも二つの地形イメージを用い、いずれか一方の地
    形イメージの特定部分を選択し、かつ、その特定部分を
    あるがままの縮尺度で調査できるようにそれを一定倍率
    で表示すると共に、前記特定部分に対応する他方の地形
    イメージの部分を、当該他方の地形イメージの縮尺度で
    調査できるように、それを一定倍率で表示することから
    なることを特徴とする地理情報の表示方法。 2、請求項1に記載の方法であって、前記一方の地形イ
    メージの部分の選択が、定倍率光学系に対して地形イメ
    ージを直角方向に移動させることによってそれを行う一
    方、他方の地形イメージの表示を、定倍率光学系に対し
    て地形イメージを直角方向に移動させることによってそ
    れを行うが、いずれもマイクロプロセッサの制御の下で
    行うことを特徴とする方法。 3、同一地域を表すものの、縮尺度が互いに異なった少
    なくとも二つの地形イメージと、いずれか一方の地形イ
    メージの特定部分を選択し、かつ、その特定部分をある
    がままの縮尺度で調査できるようにそれを一定倍率で表
    示すると共に、前記特定部分に対応する他方の地形イメ
    ージの部分を、当該他方の地形イメージの縮尺度で調査
    できるように、それを一定倍率で表示する手段とからな
    ることを特徴とする地理情報の表示装置。 4、同一地域を表すものの、縮尺度が互いに異なると共
    に、空間的に隔離されている第1及び第2地形イメージ
    の対応部分が、それぞれの縮尺度と一定倍率でデテール
    が分かるようにするために、それぞれの地形イメージを
    表したマイクロフィッシュからなることを特徴とする図
    形情報の表示装置。 5、請求項4に記載の装置であって、片側にラックギヤ
    を備えた、ほぼ剛性のマイクロフィッシュ用支持体を設
    けたことを特徴とする装置。 6、請求項5に記載の装置であって、支持体を受承する
    スロットが形成されている受承体と、該受承体に装着し
    た第1モータと、該第1モータに駆動されて第1軌道に
    沿って支持体を受承体に引き込んだ後、前記支持体を前
    記第1軌道に沿って前後動させるべく、ラックギヤと係
    合自在な駆動ギヤと、前記第1軌道と直交する方向に延
    在する第2軌道に沿って延在し、かつ、受承体のガイド
    を受承するガイドスロット、並びに、前記第2軌道に沿
    って延在する第2ラックギヤを備えたハウジングとを備
    え、前記ハウジングには、第2モータと、該第2モータ
    に駆動されて、ハウジングに受承体を引き込んで第2軌
    道に沿って受承体を前後動させる駆動ギヤを備えてなる
    ことを特徴とする装置。 7、同一地域を表すものの、縮尺度が互いに異なった少
    なくとも二つの地形イメージであって、縮尺度の小さい
    地形イメージが、縮尺度の大きい地形イメージに比べて
    サイズが小さいその地形イメージを備えた支持体と、地
    形イメージの選択された部分の一部を一定倍率で表示す
    る手段と、前記選択部分の一部の一定倍率での表示から
    、その一部に対応する他方の地形イメージの部分へと一
    定倍率での表示を切り替える手段とからなることを特徴
    とする地理情報の表示システム。 8、請求項7に記載のシステムであって、前記切り替え
    手段が、選ばれた地形イメージの表示部分の中心点の座
    標位置を記憶した記憶手段を備え、他の地形イメージの
    対応部分の中心点の対応座標を算出するようにプログラ
    ム化されたマイクロプロセッサからなることを特徴とす
    るシステム。 9、請求項8に記載のシステムであって、定倍率表示間
    で切り替えを行うべく、マイクロプロセッサに応動して
    前記表示手段に対して直交方向に支持体を移動させる直
    交方向駆動手段を備えてなることを特徴とするシステム
    。 10、請求項9に記載のシステムであって、片側に第1
    ラックギヤが形成された支持体を受承するスロットを有
    する受承体を備え、かつ、前記直交方向駆動手段が、前
    記受承体に装着した第1モータと、該第1モータに駆動
    されて第1軌道に沿って支持体を受承体に引き込んだ後
    、前記支持体を前記第1軌道に沿って前後動させるべく
    、ラックギヤと係合自在な駆動ギヤとからなり、また、
    前記第1軌道と直交する方向に延在する第2軌道に沿っ
    て延在し、かつ、受承体のガイドを受承するガイドスロ
    ットをも備わり、而して、前記直交方向駆動手段が、第
    2モータと、該第2モータに駆動されて、ハウジングに
    受承体を引き込んで第2軌道に沿って受承体を前後動さ
    せる駆動ギヤをも備えてなることを特徴とするシステム
    。 11、同一地域を表すものの、縮尺度が互いに異なった
    少なくとも二つの地形イメージを用い、いずれか一方の
    地形イメージの特定部分を所定倍率で表示し、その後、
    前記特定部分の表示から、前記所定倍率と同一倍率での
    前記特定部分に対応する他方の地形イメージの部分の表
    示に切り替えることからなることを特徴とする地理情報
    の表示方法。 12、同一地域を表すものの、縮尺度が、縮尺度の小さ
    い方に対する縮尺度の大きい方の比がRで表される程度
    、互いに異なった少なくとも二つの矩形地形イメージを
    用い、 大縮尺度の地形イメージを描いたポジフィルムを横切る
    一方の第1方向の距離とその一方の方向と直交する第2
    方向の距離とがそれぞれARとBRとで表され(但し、
    A、Bは定数)、かつ、小縮尺度の地形イメージを描い
    たポジフィルムを横切る他方の第3方向の距離とその第
    3方向と直交する第4方向の距離とがそれぞれAとBと
    で表される共通支持体に、前記二つの地形イメージが互
    いに重なり合わず、同一配置となるように、前記二つの
    矩形地形イメージを設け、 拡大した地形イメージを心合わせすれば同一地域におけ
    る地点Pとpが、PR=pとPyR=pyなる関係が成
    り立つように、一定倍率でそれぞれの地形イメージの対
    応する部分を表示することからなることを特徴とする地
    理情報の表示方法。 13、請求項5に記載の地理情報表示装置の一部を構成
    するようにした、片側にラックギヤを備えた、マイクロ
    フィッシュ用キャリアまたは支持体。
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ATE111238T1 (de) 1994-09-15
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EP0334459A2 (en) 1989-09-27
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