JPH0256440A - アルキル置換芳香族化合物の製造法 - Google Patents

アルキル置換芳香族化合物の製造法

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JPH0256440A
JPH0256440A JP63207206A JP20720688A JPH0256440A JP H0256440 A JPH0256440 A JP H0256440A JP 63207206 A JP63207206 A JP 63207206A JP 20720688 A JP20720688 A JP 20720688A JP H0256440 A JPH0256440 A JP H0256440A
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富士夫 水上
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誠 鳥羽
Atsuhiko Katayama
篤彦 片山
Haruki Takeuchi
竹内 玄樹
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Nippon Steel Chemical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、芳香族化合物の芳香核にアルキル基を導入
してアルキル置換芳香族化合物を製造する方法に関する
[従来の技術] 置換基としてアルキル基を有する芳香族化合物は、種々
の用途に使用される物質を製造するための中間体として
有用である。例えば、2−メチル−6−イツプロビルナ
フタレンのようにナフタレンのβ−位にアルキル基を有
する2、6−ジアルキルナフタレンは、その側鎖を酸化
することにより、耐熱性、機械的強度、寸法安定性、耐
蝕性等の点で優れた性能を有するポリエステルを製造す
る上で有用なら一ヒドロキシー2−ナフトエ酸やナフタ
レン2.6−ジカルボン酸を容易に製造することができ
る。
このようなアルキル置換芳香族化合物を製造する方法と
しては、従来より、無水塩化アルミニウム、三弗化硼素
、酸化鉄等を触媒として液相反応によりアルキル化する
フリーゾルタラフッ反応や固体シリカ・アルミナ触媒を
使用する気相反応等が知られている。しかしながら、フ
リーデルクラフッ反応の場合には、一般に反応副生物と
して高沸点化合物が比較的多量に生じるほか、反応後の
後処理として触媒を分解するための水洗中和工程が必要
になるほか、この後処理の際に大量の酸性廃液が発生し
、また、触媒の再使用が不可能であり、しかも、触媒が
吸湿性で取扱いづらいという″問題もある。また、固体
シリカ・アルミナ触媒を使用する気相反応も、高温を必
要とし、しかも、多くの副反応が生じて目的物の収率や
選択率が悪いという問題がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、かかる観点に鑑みて創案されたもので、その
目的とするところは、反応終了後の後処理の際に酸性廃
液の問題がなく、また、触媒の取扱が容易でその再使用
も可能であり、しかも、温和な条件下での反応により目
的物の収率と選択率の向上を図・ることができるアルキ
ル置換芳香族化合物の製造法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] ザなわら、本発明は、配位能を有する有機溶剤中で複数
種類の金属化合物を混合し、加水分解して得られた周期
律表第Va及び/又はVIa族金属の酸化物を含有する
複合金属触媒の存在下に、芳香族化合物とアルキル化剤
とを反応させるアルキル置換芳香族化合物の製造法であ
る。
本発明で使用する複合金属触媒は、少なくとも1種以上
の周期律表第Va及び/又はVIa族金属の酸化物を含
有する複数種類の金属酸化物からなる触媒であり、これ
ら複数種類の金属酸化物が、配位能を有する有機溶剤中
で複数種類の金属化合物を混合した後に加水分解して調
製づる方法、いわゆる化学混合法(又はゾル・ゲル法)
により調製されていることが必要である。
この複合金属触媒中に含まれる周期律表第Va及び/又
はVIa族金属の酸化物としては、好ましくはバナジウ
ム、ニオブ、タンタル又はタングステンの酸化物であり
、具体的には酸化バナジウム、酸化ニオブ、酸化タンタ
ル、酸化タングステン等の酸化物があり、より好ましく
は五酸化二バナジウム、五酸化二ニオブ、五酸化二タン
タル又は三酸化タングステンである。また、上記複合金
属触媒中に含まれるこれら周期律表第Va及び/又はV
la族金属の酸化物以外の金属酸化物としては、好まし
くはシリコン、アルミニウム及び/又はジルコニアの酸
化物であり、具体的には酸化珪素(シリカ)、酸化アル
ミニウム(アルミナ)、酸化ジルコニウム(ジルコニア
)等がある。これら周期律表第Va及び/又はVla族
金属の酸化物あるいはそれ以外の金属酸化物については
、それぞれその1種のみであってもよく、また、それぞ
れその2種以上の混合物であってもよい。
そして、この複合金属触媒における周期律表第■a及び
/又はVIa族金属酸化物とそれ以外の金属酸化物との
割合(重量比:Va&VIa金属酸化物/仙の金属酸化
物)については、周期律表第Va及び/又はVIa族金
属酸化物が触媒としての有効量存在すれば特に制限され
るものではないが、好ましくは0.01〜2、より好ま
しくは0.02〜1の部間がよい。
そして、このような複合金属触媒は、上記周期律表第V
a及び/又はVla族金属あるいはそれ以外の金属を含
み、加水分解可能な複数種類の金属化合物の混合物を配
位能を有する有機溶剤中で良く混合し、これに水を加え
て加水分解し、乾燥し、ざらに焼成することにより調製
される。
この複合金属触媒の調製に使用される周期律表第Va及
び/又はVIa族金属を含む金属化合物としては、周期
律表第Va及び/又はVIa族金属のメトキシド、■ト
キシド、イソプロポキシド、5eC−ブトキシド等の種
々のアルコキシド類や、IIタングステン酸等の四塩基
酸類等を挙げることができるが、取扱や後処理の容易さ
等の点から、好ましくは周期律表第Va族金属について
はその低級アルコキシド類であり、また、周期律表第V
la族金属についてはその四塩基酸類である。また、こ
れら周期律表第■a及び/又はVla族金属以外の金属
を含む金属化合物についても、それが加水分解可能なも
のであれば特に制限されるものではないが、取扱や後処
理の容易さ等の点から、好ましくはメトキシド、エトキ
シド、イソプロポキシド、5ec−ブトキシド等の種々
のアルコキシド類である。
さらに、アルミナ原料としては、アセチルアセトンアル
ミニウム、アセトアセテートアルミニウムジブトキシド
等のキレート錯体も使用できる。
また、複合金属触媒を製造する際に使用する有機溶剤は
、上記複数種類の金属化合物を均一に混合し得るもので
あることが必要であり、このためには有機溶剤中に金属
化合物を添加した際に有機溶剤を構成づる分子が金属化
合物に配位してこの金属化合物を有機溶剤中に均一に分
散させることが必要であり、従ってこの有機溶剤につい
ては配位能、特に多座あるいは架橋配位能を有すること
が要求される。このような有機溶剤としては、メタノー
ル、エタノール、プロパツール等の一価アルコール類、
−【ニチレングリニ」−ル、1,2−プロパンジオール
、1.2−ブタンジオール、1,2−ベンタンジオール
、1,2−ヘキサンジオール、スチレングリコール、2
−メチル−1,2−1日パンジオール、2,3−ブタン
ジオール、ピナコール、3.3−ジメチル−1,2−ブ
タンジオール、1.2−シクロヘキサンジオール、1.
3−プロパンジオール、1.3−ブタンジオール、3−
メチル−1,3−ブタンジオール、ヘキシレングリコー
ル、2,4−ベンタンジオール、2−メチル−2,4−
ベンタンジオール、2.2−ジメチル−1,3−プロパ
ンジオール、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロ
パンジオール、2.2−ジエチル−1,3−プロパンジ
オール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,
2.4−トリメチル−1,3−ベンタンジオール、1,
3−シクロヘキサンジオール、1.4−ブタンジオール
、2,5−ヘキサンジオール、2,5−ラメブルー2.
5−ヘキザンジオール、1.4−シクロベキ1ノンジオ
〜ル、1,5−ベンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、1,2−デカンジオール、1,10−デカンジ
オール、1.12−ドデカンジオール、グリセロール等
の二価又は多価アルコール類、アミンエチルアルコール
等のアミノアルコール類、ヒドロキシアセトン、1−ヒ
ドロキシ−3−ブタノン、ジアセトンアルコール等のケ
トアルコール類、アレデルアセトン、ジアセチル、ベン
ゾイルアレトン等のジケトン類、アセト酢酸エチル、ピ
ルビン酸エチル、ベンゾイル酢酸エチル、ベンゾイル蟻
酸エチル等のケトエステル類等を挙げることができ、こ
れらは単独又は混合して使用することができる。また、
複合金属触媒を製造するに際し、キレート化剤や無機酸
あるいはそのエステル等の他の添加剤を添加してもよく
、キレート化剤としては例えば1.2−あるいは1,3
−ジケトン、α−ケトエステル、β−ケトエステル、マ
ロン酸エステル等があり、また、無機酸及びそのエステ
ルとしては塩酸、硫酸ジメチル等の@酸エステル、燐酸
エステル等がある。
このような有機溶剤及び必要に応じて添加する他の添加
剤を使用し、複数種類の金属化合物を混合し加水分解す
る際の反応条件については、特に制限されるものではな
いが、反応温度については反応速度の面から通常20〜
150℃、好ましくは40〜80’Cの範囲がよく、ま
た、添加する水のωについては、少なすぎると加水分解
が不十分になり、多すぎると強固なゲルが形成されない
ので、加水分解の対象となる金属化合物1モルに対して
1〜100’Eル、好ましくは2〜30モルの範囲がよ
い。生成したゲルの乾燥は、どのような方法であっても
よく、例えばロータリーエバポレーターを使用し、減圧
下に50〜200 ’Cで行うことにより、複合金属触
媒の乾燥ゲルが得られる。
さらに、このようにして得られた複合金属触媒の乾燥ゲ
ルは、次に粉砕され、通常の条件、例えば400〜80
0℃、好ましくは450〜700℃で1〜20時間、好
ましくは2〜12時間の条件で焼成され、複合金属触媒
が得られる。
本発明方法においては、このようにして調製された複合
金属触媒の存在下に芳香族化合物とアルキル化剤とを反
応させてアルキル置換芳香族化合物を!!!造する。
本発明方法か適用される芳香族化合物としては、その分
子内のベンゼン環にアルキル化の対象となる置換位置が
存在するものであればよく、例えばベンピン、ビフェニ
ル、ジフェニルメタン等のようにベンゼン環が独立して
存在するタイプのものであっても、また、ナフタレン、
アントラセン等のように縮合環式構造を有するタイプの
ものであってしよく、ざらに、これらベンゼン環や縮合
環に予め1つあるいはそれ以上のアルキル基が導入され
ているアルキル置換芳香族化合物であってもよい31本
発明方法において特に好ましい芳香族化合物としては、
本発明方法が温和な条件下での選択率に優れたアルキル
化反応であることから、例えば2−メチルナフタレン等
の2−アルキルナフタレンであり、2,6−ジアルキル
ナフタレンの製造に有用である。
また、アルキル化剤としては、エチレンやプロピレン等
のオレフィン類、エタノールやイソプロピルアルコール
等のアルコール類、エチルエーテルやイソプロピルエー
テル等のエーテル類、酢酸エチルや酢酸イソプロピル等
のエステル類、塩化メチルや塩化イソプロピル等のハロ
ゲン化アルキル類等の通常のアルキル化反応に使用され
るフルキル化剤や、ジエチルベンゼン、トリエチルベン
ピン、テトラエチルベンピン、ジイソプロピルベンピン
トリイソプロピルベンピン、テトライソプロピルベンゼ
ン等のポリアルキルベンゼン類あるいはこれらの混合物
等の1−ランスアルキル化反応に使用されるアルキル化
剤等を挙げることかできる。
本発明方法によりアルキル置換芳香族化合物を製造する
際の反応は、流通反応形式であっても、バッチ反応形式
であってもよいが、工業的レベルでの大量生産を行う場
合には触媒固定床の流通反応形式が適している。そして
、反応条件については、原料として使用する芳香族化合
物及びアルキル化剤の種類や反応溶媒を使用するか否か
等によって適宜選択し得るものであるが、例えばアルキ
ル化剤としてオレフィン類を使用する液相油I工下の反
応の場合には、デカリン、シクロドデカン、デカン、ウ
ンデカン、ドデカン等の高沸点飽和炭化水素類を反応溶
媒とし、反応温度150〜300°C1好ましくは20
0〜280℃及び反応圧力(オレフィン圧力’)2〜2
0KFl/cm−G、好ましくは3〜10Kg/cta
−Gで行うのがよい。
[実施例] 以−ド、実施例に基いて、本発明方法を具体的に説明す
る。
[複合金属触媒の調製] (1) V205  S ! 02触媒(V−3i)バ
ナジウム・トリイソプ[」ボキシドオキシド2゜91g
とテトラエトキシシラン62.06gとを攪拌下に混合
した後、この混合物中に2−メチル−2,4−ベンタン
ジオール()iPD) 8B、 019、硫酸ジメチー
ル0.79g及びエタノール(E八)30mlを添加し
、60℃で3時間攪拌して混合した。得られた混合溶液
に水101.4g及びエタノール20m1を加え、温度
を80℃まで上げて18時間加水分解を行った。反応混
合物はゲル化してゼラチン状に固まった。ゲル化した反
応混合物をロータリーエバポレーターで乾燥し、粉砕し
た後に55o’cで8時間焼成し、モル比(V205/
5i02)O,○l’)V205−3 i 02触媒2
0gを19だ。
また、同様な方法により、モル比0.08のV205 
 S l 02触媒を調製し、エタノール、2−メチル
−2,4−ベンタンジオール及びアビチルアレl〜ン(
AA)の混合比(モル比)25:14:1の混合溶媒を
使用してモル比0.04のv2o5−S+O2触媒を調
製した。
(2) Nt)205  S ! 02触媒(Nb−3
i)ニオブエトキシド3.78!?とテトラエトキシシ
ラン61.soyとを攪拌下に混合した後、この混合物
中に2−メチル−2,4−ペンタンジΔ−ル87.64
9、硫酸ジメチル0.79g及びエタノール30dを添
加し、60℃で3時間攪拌して混合した。得られた混合
溶液に水21.38CI及びエタノール20rn1を加
え、温度を80℃まで上げて18時間加水分解を行った
。反応混合物はゲル化してゼラチン状に固まった。ゲル
化した反応混合物をロータリーエバポレーターで乾燥し
、粉砕した後に550℃で8時間焼成し、モル比(Nb
205/S!02 )0.04のNb2O、S i 0
2触媒20gを得た。
また、同様な方法により、モル比0.02.0゜027
及び0.08のN b 205S i O2触媒をそれ
ぞれ調製した。また、反応溶媒としてエタノール、2−
メチル−2,4−ベンタンジオール及びアセヂルアt?
l−ンの混合比(−〔ル比)25:14:1の混合溶媒
を使用し、モル比0.04のNb2O5−8102触媒
を調製した。
(3) Ta205−3 i 02触媒(丁a−3i)
タンタルエトキシド4 、’ 579とテトラエトキシ
シラン58.649とを攪拌下に混合した後、この混合
物中に2−メチル−2,4−ベンタンジオール83.5
7g、硫酸ジメチルQ、79g及びエタノール30m1
を添加し、60℃で3時間攪拌して混合した。得られた
混合溶液に水20.289及びエタノール20dを加え
、温度を80℃まで上げて18時間加水分解を行った。
反応混合物はゲル化してピラチン状に固まった。ゲル化
した反応混合物をロータリーエバポレーターで乾燥し、
粉砕した後に550℃で8時間焼成し、モル比(−ra
205 /5i02 )0.04のTa205−3 i
02 触120gを冑た。
また、同様な方法により、モル比0.02及び0.08
のT A205  S ! 02触媒をそれぞれ調製し
た。また、反応溶媒としてエタノール、2−メチル−2
,4−ベンタンジオール及びアセチルアセトンの混合比
(モル比)25:14:1の混合溶媒あるいはエタノー
ル、2−メチル−2,4−ベンタンジオール及びアセト
酢酸エチル(AAE )の混合比(モル比)25:14
:1の混合溶媒を使用してモル比0.04のT A20
5  S l 02触媒を調製した。
(4)WO3S !02触媒0#−3i)珪タングステ
ン酸(SiO2・12WO326H20)1.65gを
エタノール30meに溶解し、これにテトラエトキシシ
ラン62.35g、2−メチル−2,4−ベンタンジオ
ール88.42V及び硫酸ジメチル0.79gを添加し
、60℃で3時間攪拌して混合した。得られた混合溶液
に水21.57g及びエタノール20rnlを加え、温
度を80℃まで上げて18時間加水分解を行った。反応
混合物はゲル化してゼラチン状に固まった。ゲル化した
反応混合物をロータリーエバポレーターで乾燥し、粉砕
した後に550℃で8時間焼成し、モル比(WO3/S
 i02 )0.04のWO3−8iO2触媒20gを
得た。
また、同様な方法により、モル比0.001.0.01
3.0.02.0.1及び0.2のwo3−s io2
触媒をそれぞれ調製した。
(5) N b205  AN 203触媒(Nb−A
1)ニオブエトキシド4.38gとアルミニウム5ec
−ブトキシド84.89gとを撹拌下に混合した後、こ
の混合物中に2−メチル−2,4−ベンタンジオール1
05.89g、硫酸ジメチル0.79g及びエタノール
30rIIIlを添加し、60℃で3時間攪拌して混合
した。得られた混合溶液に水25゜839及びエタノー
ル20dを加え、温度を80℃まで上げて18時間加水
分解を行った。反応混合物はゲル化してピラチン状に固
まった。ゲル化した反応混合物をロータリーエバポレー
ターで乾燥し、粉砕した後に550℃で8時間焼成し、
モル比(Nb2o5/A、Q 2o3)0.04のNb
2o5−A12 o33触媒20を得た。
(6) N b205  Z r 02触* (Nb−
Zr)ニオブエトキシド1.92gとジルコニウム・n
−プロポキシド49.44gとを攪拌下に混合した後、
この混合物中に2−メチル−2,4−ペンタンジオール
46.38g、硫酸ジメチル0.79g及びエタノール
30dを添加し、60℃で3時間攪拌して混合した。得
られた混合溶液に水25.83g及びエタノール20r
rdlを加え、温度を80℃まで上げて18時間加水分
解を行った。反応混合物はゲル化してゼラチン状に固ま
った。ゲル化した反応混合物をロータリーエバポレータ
ーで乾燥し、粉砕した後に550℃で8時間焼成し、モ
ル比(N b205 / Z r 02 > 0.04
のN k)205 2 r 02触媒20gを得た。
[2−メチルナフタレンのイソプロピル化反応]実施例
1〜21 内容積80mのオートクレーブ中に2−メチルナフタレ
ン(2−HN)5.59 (38,7m mol) 、
n−ウンデカン20d及び触媒2.5gを仕込み、この
オートクレーブ内部を充分にプロピレンガスで置換し、
プロピレン圧力5に’J/ci−G及び反応温度240
℃の条件で攪拌下に7時間反応させた。
反応終了後、濾過して触媒を除去し、得られた反応混合
物についてその組成をガスクロマトグラフィーにより調
べ、2−メチルナフタレンの転化率、メチルイソプロピ
ルナフタレン(HIPN)の選択率と収率、このメチル
イソプロピルナフタレン中におけるその2,6−異性体
及び2,7−異性体の合計が占める割合、及び、メチル
ジイソプロピルナフタレン(MDIPN)の選択率と収
率をそれぞれ調べた。結果を第1表に示す。
[ナフタレンのエチル化反応] 実施例22 珪タングステン酸(S i o2 ・12WO326H
20)3.09gをエタノール30dに溶解した後、ア
セチルアセトン6.73gを加えて60℃で30分間攪
拌し、さらに、これにテトラエトキシシラン58.08
g、2−メチル−2,4−ベンタンジオール82.37
9及び硫酸ジメチル0゜79gを添加し、60℃で3時
間攪拌して混合した。得られた混合溶液に水20.16
g及びエタノール20dを加え、温度を80℃まで上げ
て18時間加水分解を行った。反応混合物はゲル化して
ゼラチン状に固まった。グル化した反応混合物をロータ
リーエバポレーターで乾燥し、粉砕した後に550℃で
8時間焼成し、モル比(WO3/S i 02 )0.
04のWO3S f02触媒20Uを得た。
このようにして調製したWO3−3io2触媒2.5g
、ナフタレン59 (38,7m mof)、エチルエ
ーテル1 、45 ’j (19,6m mol)及び
n−ウンデカン20dを内容積80mのオートクレーブ
中に仕込み、反応温度240℃で7時間攪拌下に反応さ
せた。反応終了後、反応生成物をガスクロマトグラフィ
ーで分析した結果、ナフタレン転化率が71%で、エチ
ルナフタレンの選択率及び収率がそれぞれ56%と40
%で、生成したエチルナフタレン中の2−エチル体の割
合が78%であった。
実施例23 先の実施例16と同様にして得られたWO3−3i02
触媒2.5g、ナフタレン5 g (38,7mmol
)、エタ/ −)I、t 1 、81 g (39,2
ra mol)及びn−ウンデカン20rn1を内容積
801dのオートクレーブ中に仕込み、反応温度240
℃で7時間攪拌下に反応させた。反応終了後、反応生成
物をガスクロマトグラフィーで分析した結果、ナフタレ
ン転化率が72%で、エチルナフタレンの選択率及び収
率がそれぞれ56%と40%で、生成したエチルナフタ
レン中の2−エチル体の割合が60%であった。
実施例24 ニオブエトキシド3.78gとアセト酢酸エチル7.7
3gをエタノール30d中に添加して60℃で30分間
攪拌して溶解させ、次いで、テトラ」Lトキシシラン6
1.80g、2〜メチル−2,4ベンタンジオール87
.64g、硫酸ジメチル0゜79g及びエタノール10
rR1を添加し、60℃で3時間攪拌して混合した。得
られた混合溶液に水21.38g及びエタノール20d
を加え、温度を80℃まで上げて18時間加水分解を行
った。
反応混合物はゲル化してピラチン状に固まった。
ゲル化した反応混合物をロータリーエバポレーターで乾
燥し、粉砕した後に550℃で8時間焼成し、:しル比
(N b205 / S l 02 > 0.02のN
 b205  S ! 02触媒209を得た。
このようにして調製したN t)205  S l 0
2触媒2.5g、ナフタレン5 g(38,7m mo
l)、エタノール1 、81 g(39,2m mol
)及びn−ウンデカン20−を内容積80rIIRのオ
ートクレーブ中に仕込み、反応温度240℃で7時間攪
拌下に反応させた。反応終了後、反応生成物をガスクロ
マトグラフィーで分析した結果、ナフタレン転化率が7
0%で、エチルナフタレンの選択率及び収率がそれぞれ
67%と47%で、生成したエチルナフタレン中の1−
エチル体の割合が67%であった。
[ナフタレンのイソプロピル化反応] 実施例25 ニオブエトキシド3.78gとアセチルアセトン5.9
5gをエタノール30rlIi中に添加して60℃で3
0分間攪拌して溶解させ、次いで、テトラエトキシシラ
ン61.80g、2−メチル−2,4−ベンタンジオー
ル87.64g、硫酸ジメチル0゜79g及びエタノー
ル10mtlを添加し、60℃で3時間攪拌して混合し
た。得られた混合溶液に水21.389及びエタノール
2C)dを加え、温度を80℃まで上げて18時間加水
分解を行った。
反応混合物はゲル化してピラチン状に固まった。
ゲル化した反応混合物をロータリーエバポレーターで乾
燥し、粉砕した後に550℃で8時間焼成し、モル比(
Nt)205 /S i 02 ) 0.02のN b
205  S t 02触媒20gを得た。
このようにして調製したN b205  S ! 02
触媒2.5g、ナフタレン5 SJ (38,7m m
of)、イソプロピルアルコール1 、76 ’J (
29,3m mol)及びn−ウンデカン20dを内容
積80m1のオートクレーブ中に仕込み、反応温度24
0℃で7時間攪拌下に反応させた。反応終了1多、反応
生成物をガスクロマトグラフィーで分析した結果、ナフ
タレン転化率が71%で、イソプロピルナフタレンの選
択率及び収率がそれぞれ71%と51%で、生成したイ
ソプロピルナフタレン中の2−イソプロピル体の割合が
90%であった。
実施例26 タンタルエトキシド4.579とアセチルアセトン5.
639とをエタノール30−中に添加し、60℃で30
分間攪拌して溶解させ、次いで、テトラエトキシシラン
58.64g、2−メチル−2゜4−ベンタンジオール
83.57g、ft酸ジメチル0.799及びエタノー
ル10rdを添加し、60℃で3時間攪拌して混合した
。得られた混合溶液に水20.28g及びエタノール2
0dを加え、温度を80℃まで上げて18時間加水分解
を行った。反応混合物はゲル化してピラチン状に固まっ
た。ゲル化した反応混合物をロータリーエバポレーター
で乾燥し、粉砕した後に550℃で8時間焼成し、モル
比(Ta205 /S i 02 > 0.02のTa
2 o5 S t 02触媒20gを得た。
このようにしてiIglI!1シたTa205  S!
02触媒2.5g、ナフタレン5 (j (38,7m
 mof)、イソプロピルエーテル1 、5051 (
14,7m mol)及びn−ウンデカン20dを内容
積80dのオートクレーブ中に仕込み、反応温度240
℃で7時間攪拌下に反応させた。反応終了後、反応生成
物をガスクロマトグラフィーで分析した結果、ナフタレ
ン転化率が61%で、イソプロピルナフタレンの選択率
及び収率がそれぞれ81%と49%で、生成したイソプ
ロピルナフタレン中の2−イソプロピル体の割合が89
%であった。
[ナフタレンのメチル化反応] 実施例27 珪タングステン酸(Si02 ・12WO3・26H2
0)3.09gをエタノール30mに溶解し、これにテ
トラエトキシシラン58.08g、2−メチル−2,4
−ベンタンジオール82.379及び硫酸ジメチル0.
799を添加し、60℃で3時間攪拌して混合した。得
られた混合溶液に水20.16g及びエタノール20d
を加え、温度を80℃まで上げて18時間加水分解を行
った。反応混合物はゲル化してゼラチン状に固ま・った
。ゲル化した反応混合物をロータリーエバポレーターで
乾燥し、粉砕した後に550℃で8時間焼成し、モル比
(WO3/S i02 )0.04のWO3−8iO2
触tJA 20 gヲ!*t;−0このようにして調製
したWO3−3i02触媒2.5g、ナフタレン5 g
(38,7m mol)、メタノールl 、 88g 
(58,8rs not)及びn−ウンデカン20dを
内容積80dのオートクレーブ中に仕込み、反応温度2
40℃で7時間攪拌下に反応させた。
反応終了後、反応生成物をガスクロマトグラフィーで分
析した結果、ナフタレン転化率が58%で、メチルナフ
タレンの選択率及び収率がそれぞれ63%と37%で、
生成したメチルナフタレン中の1−メチル体の割合が6
2%であった。
[発明の効果] 本発明方法によれば、反応終了後の後処理の際に酸性廃
液の問題がなく、触媒の取扱が容易でその再使用も可能
であり、また、工業的に有利な触媒固定床の流通反応形
式による連続反応を採用でき、しか゛し、温和な条件下
での反応であるため、例えば優れた物性を有するポリエ
ステルの¥A造原料である2、6−ジカルボン酸等の合
成中間体となる2、6−ジアルキルナフタレン等の目的
物の収率と選・択率の向上を図ることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)配位能を有する有機溶剤中で複数種類の金属化合
    物を混合し、加水分解して得られた周期律表第Va及び
    /又はVIa族金属の酸化物を含有する複合金属触媒の存
    在下に、芳香族化合物とアルキル化剤とを反応させるこ
    とを特徴とするアルキル置換芳香族化合物の製造法。
  2. (2)周期律表第Va及びVIa族金属がバナジウム、ニ
    オブ、タンタル又はタングステンである請求項1記載の
    アルキル置換芳香族化合物の製造法。
  3. (3)複合金属触媒中に含まれる周期律表第Va及び/
    又はVIa族金属の酸化物以外の金属酸化物が、シリコン
    、アルミニウム及び/又はジルコニアの酸化物である請
    求項1又は2記載のアルキル置換芳香族化合物の製造法
  4. (4)配位能を有する有機溶剤中で複数種類の金属化合
    物を混合し、加水分解して得られた周期律表第Va及び
    /又はVIa族金属の酸化物を含有する複合金属触媒の存
    在下に、2−アルキルナフタレンとアルキル化剤とを反
    応させることを特徴とする2,6−ジアルキルナフタレ
    ンの製造法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5782324A (en) * 1980-10-29 1982-05-22 Mobil Oil Corp Conversion of organic compound by periodic table v a group metal modified zeolite
JPS63130142A (ja) * 1986-11-20 1988-06-02 Agency Of Ind Science & Technol 硫酸含有シリカ−アルミナ触媒の製造方法およびこれを用いるアルキルナフタレンの選択的合成法

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