JPH0256182B2 - - Google Patents
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- JPH0256182B2 JPH0256182B2 JP59259687A JP25968784A JPH0256182B2 JP H0256182 B2 JPH0256182 B2 JP H0256182B2 JP 59259687 A JP59259687 A JP 59259687A JP 25968784 A JP25968784 A JP 25968784A JP H0256182 B2 JPH0256182 B2 JP H0256182B2
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Description
(産業上の利用分野)
本発明はプラスチツク射出成形型、ゴム成形
型、プレス型、ダイキヤスト型等の各種の成形用
金型の加圧鋳造方法に関するものである。 (従来の技術) 寸法精度の高い成形用金型を鋳造法により製造
するために銅合金、アルミニウム合金、亜鉛合金
等の溶湯を加圧鋳造することは既に知られている
ところであるが、鉄系合金については注湯が凝固
収縮する際の収縮率が大であるために鋳造品の隅
角部から割れを生じ易、健全な製品を得ることが
困難であつた。そこで特公昭52−447号公報、特
開昭52−125422号公報等に示されるように鋳鉄を
10〜300Kg/cm2の高圧で鋳型中に射出して鋳造品
を製造する試みもなされたが、当技術が成形用金
型の製造に適用する場合溶湯が射出される際に乱
流となつてガス及び酸化膜の巻き込みを生じ、表
面に異物巻込みによる微小欠陥を発生させるとと
もに内部に多くの微小空孔を発生させるので成形
用金型の鋳造方法としては不適当であることが明
らかであつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記のような従来の問題点を解決し
て、寸法精度及び鋳肌精度が高い鉄系の成形用金
型を割れや構造欠陥を生じさせることなく鋳造す
ることができる成形用金型の加圧鋳造方法を目的
として完成されたもである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は3.8〜4.9%の炭素当量を持つ球状黒鉛
鋳鉄の溶湯を常圧又は減圧下で鋳型中に注湯した
のち、1〜500Kg/cm2に加圧しつつ凝固させるこ
とを特徴とするものである。 一般に鋳造品の寸法精度、鋳肌精度、健全性を
高めるためには、鋳型の精度を高めることのほか
溶湯の凝固冷却に伴う体積変化の少ない材料を用
いて鋳型の精度を鋳造品に正確に転写させること
及びガス欠陥やミクロシユリンケージを防止する
ことが重要である。本発明においては上記の観点
から凝固冷却に伴う体積変化の少い球状黒鉛鋳鉄
を用いたことを第1の特徴としている。球状黒鉛
鋳鉄はMg、Ce等の球状化剤とフエロシリコン等
の接種剤により晶出黒鉛を球状化させたものであ
り、特に炭素当量(C+1/3Si+0.047Ni)が
3.8〜4.9%の組成のものを用いた場合に寸法精度
及び健全性に優れた成形用金型が得られる。ここ
で炭素当量が3.8%未満の場合チルの発生が著し
く硬さのバラツキが大きく鋳造ワレが発生しやす
い。また炭素当量が4.9%を超えた場合キツシユ
黒鉛の発生が著しく表面欠陥及び粗大黒鉛が発生
しやすいので炭素当量は3.8〜4.9%の範囲が好ま
しい。また、球状黒鉛鋳鉄の溶湯を用いて通常の
鋳造法による鋳造を行つた場合には晶出する球状
黒鉛は大きく成長して成形用金型の鋳肌面を研摩
すると目視で判別できる大きさの小孔が多数散在
して高い表面精度を得ることができないが、本発
明においては溶湯を常圧又は1〜100Torrの減圧
下で鋳型中に注湯したのち、ゲージ圧1〜500
Kg/cm2に加圧することにより鋳型との密着性を増
し冷却スピードを上昇させ、もつて球状黒鉛の成
長を抑えるとともに鋳型からの発生ガスにより鋳
物の健全性が損われることを防止した。このよう
に溶湯を常圧下は減圧下で鋳型中に乱流を起こさ
ないように静かに注湯することにより注湯時のガ
スや酸化膜の巻き込みを防止し、その後1〜500
Kg/cm2に加圧する鋳造方法を採用したことは本発
明の第2の特徴をなすものである。ここで加圧力
をゲージ圧で1〜500Kg/cm2に限定したのは、1
Kg/cm2未満の場合には溶湯と鋳型との間に十分な
密着性が得られず球状黒鉛の粗大化を招き易いう
え鋳型からの発生ガスにより鋳物表面のガス欠陥
や内部のミクロシユリンケージが発生し易く、健
全な鋳物を得ることができないためである。ま
た、加圧力が500Kg/cm2を越えると、鋳型の変形
が増大して寸法精度の低下が生ずるうえに鋳造装
置の安全対策等のコストが大幅に増加して実用上
好ましくないためである。本発明において用いら
れる鋳型の材料は高温においても変形を生ずるこ
とがなく寸法精度及び耐熱性に優れたものが好ま
しく、金属鋳型、黒鉛鋳型、セラミツク鋳型等が
用いられる。加圧力は鋳型材料に対応させて調節
する必要があり、金属鋳型の場合には30〜500
Kg/cm2、黒鉛鋳型の場合10〜70Kg/cm2、セラミツ
ク鋳型の場合1〜10Kg/cm2程度が最適である。 なお、本発明において用いられる球状黒鉛鋳鉄
としては炭素当量が3.8〜4.9%のものが最適であ
ることは前述のとおりであるが、以下の実施例か
らも明らかなように、球状黒鉛鋳鉄の組成として
はC2.2〜4.2%、Si1.5〜5.0%、Mn1.0%以下、
Ni40%以下、Mo10%以下、Cu1.5%以下、Cr1.0
%以下の組成にMg、Ce、Ca等の球状化元素を含
む球状黒鉛鋳鉄が使用でき、特にC2.5〜3.8%、
Si2.0〜3.0%、Mn0.3%以下、Ni2.0〜5.0%、
Mo0.2〜0.8%、Cu1.0%以下、Cr0.7%以下及び前
記球状化元素を含有するものが鋳放し表面硬さ等
の点で特に好ましいものである。 (実施例) 次に本発明の実施例を示す。 実施例 1 第1表に示す組成のNo.1〜No.8の本発明の球状
黒鉛鋳鉄及び比較のために本発明の数値限定範囲
外のものを参考例としてNo.9、No.10として、更に
比較例としてNo.11〜No.12の片状黒鉛鋳鉄、No.13の
熱間ダイス鋼、No.14の炭素鋼を表中の溶解温度で
それぞれ溶解し、300℃に予熱された熱間ダイス
鋼(SKD―61)製の鋳型中に各鋳込温度で受圧
で注湯した。その後直ちに第1表に記載する圧力
で加圧し、凝固後約800℃となつたとき加圧を除
去し、鋳枠を取外して離型、冷却してプラスチツ
ク射出成形に用いられるキヤビテイ側の成形用金
型を得た。結果は第1表に示すとおりNo.11〜14の
比較例のものはいずれも引け割れが大きく使用不
可能であつた。また本発明の数値限定範囲外の参
考例のNo.9〜No.10もブローホール及びマスター変
形が生じ使用には不適であつた。さらに炭素当量
が好ましい範囲より外れる本発明のNo.8は一部に
表面欠陥がわずかに認められたが実使用上は問題
はないものであつた。 しかしながら、加圧圧力が数値限定範囲内であ
りかつ炭素当量が3.8〜4.9%の範囲内にあるNo.1
〜7のものは健全性に優れた鋳物が得られた。ま
た、各鋳肌精度及び鋳放し表面硬さは第1表の下
段に示したとおりであり、特にNo.1〜No.5のもの
が成形用金型として最も好ましい硬度を示した。
型、プレス型、ダイキヤスト型等の各種の成形用
金型の加圧鋳造方法に関するものである。 (従来の技術) 寸法精度の高い成形用金型を鋳造法により製造
するために銅合金、アルミニウム合金、亜鉛合金
等の溶湯を加圧鋳造することは既に知られている
ところであるが、鉄系合金については注湯が凝固
収縮する際の収縮率が大であるために鋳造品の隅
角部から割れを生じ易、健全な製品を得ることが
困難であつた。そこで特公昭52−447号公報、特
開昭52−125422号公報等に示されるように鋳鉄を
10〜300Kg/cm2の高圧で鋳型中に射出して鋳造品
を製造する試みもなされたが、当技術が成形用金
型の製造に適用する場合溶湯が射出される際に乱
流となつてガス及び酸化膜の巻き込みを生じ、表
面に異物巻込みによる微小欠陥を発生させるとと
もに内部に多くの微小空孔を発生させるので成形
用金型の鋳造方法としては不適当であることが明
らかであつた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記のような従来の問題点を解決し
て、寸法精度及び鋳肌精度が高い鉄系の成形用金
型を割れや構造欠陥を生じさせることなく鋳造す
ることができる成形用金型の加圧鋳造方法を目的
として完成されたもである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は3.8〜4.9%の炭素当量を持つ球状黒鉛
鋳鉄の溶湯を常圧又は減圧下で鋳型中に注湯した
のち、1〜500Kg/cm2に加圧しつつ凝固させるこ
とを特徴とするものである。 一般に鋳造品の寸法精度、鋳肌精度、健全性を
高めるためには、鋳型の精度を高めることのほか
溶湯の凝固冷却に伴う体積変化の少ない材料を用
いて鋳型の精度を鋳造品に正確に転写させること
及びガス欠陥やミクロシユリンケージを防止する
ことが重要である。本発明においては上記の観点
から凝固冷却に伴う体積変化の少い球状黒鉛鋳鉄
を用いたことを第1の特徴としている。球状黒鉛
鋳鉄はMg、Ce等の球状化剤とフエロシリコン等
の接種剤により晶出黒鉛を球状化させたものであ
り、特に炭素当量(C+1/3Si+0.047Ni)が
3.8〜4.9%の組成のものを用いた場合に寸法精度
及び健全性に優れた成形用金型が得られる。ここ
で炭素当量が3.8%未満の場合チルの発生が著し
く硬さのバラツキが大きく鋳造ワレが発生しやす
い。また炭素当量が4.9%を超えた場合キツシユ
黒鉛の発生が著しく表面欠陥及び粗大黒鉛が発生
しやすいので炭素当量は3.8〜4.9%の範囲が好ま
しい。また、球状黒鉛鋳鉄の溶湯を用いて通常の
鋳造法による鋳造を行つた場合には晶出する球状
黒鉛は大きく成長して成形用金型の鋳肌面を研摩
すると目視で判別できる大きさの小孔が多数散在
して高い表面精度を得ることができないが、本発
明においては溶湯を常圧又は1〜100Torrの減圧
下で鋳型中に注湯したのち、ゲージ圧1〜500
Kg/cm2に加圧することにより鋳型との密着性を増
し冷却スピードを上昇させ、もつて球状黒鉛の成
長を抑えるとともに鋳型からの発生ガスにより鋳
物の健全性が損われることを防止した。このよう
に溶湯を常圧下は減圧下で鋳型中に乱流を起こさ
ないように静かに注湯することにより注湯時のガ
スや酸化膜の巻き込みを防止し、その後1〜500
Kg/cm2に加圧する鋳造方法を採用したことは本発
明の第2の特徴をなすものである。ここで加圧力
をゲージ圧で1〜500Kg/cm2に限定したのは、1
Kg/cm2未満の場合には溶湯と鋳型との間に十分な
密着性が得られず球状黒鉛の粗大化を招き易いう
え鋳型からの発生ガスにより鋳物表面のガス欠陥
や内部のミクロシユリンケージが発生し易く、健
全な鋳物を得ることができないためである。ま
た、加圧力が500Kg/cm2を越えると、鋳型の変形
が増大して寸法精度の低下が生ずるうえに鋳造装
置の安全対策等のコストが大幅に増加して実用上
好ましくないためである。本発明において用いら
れる鋳型の材料は高温においても変形を生ずるこ
とがなく寸法精度及び耐熱性に優れたものが好ま
しく、金属鋳型、黒鉛鋳型、セラミツク鋳型等が
用いられる。加圧力は鋳型材料に対応させて調節
する必要があり、金属鋳型の場合には30〜500
Kg/cm2、黒鉛鋳型の場合10〜70Kg/cm2、セラミツ
ク鋳型の場合1〜10Kg/cm2程度が最適である。 なお、本発明において用いられる球状黒鉛鋳鉄
としては炭素当量が3.8〜4.9%のものが最適であ
ることは前述のとおりであるが、以下の実施例か
らも明らかなように、球状黒鉛鋳鉄の組成として
はC2.2〜4.2%、Si1.5〜5.0%、Mn1.0%以下、
Ni40%以下、Mo10%以下、Cu1.5%以下、Cr1.0
%以下の組成にMg、Ce、Ca等の球状化元素を含
む球状黒鉛鋳鉄が使用でき、特にC2.5〜3.8%、
Si2.0〜3.0%、Mn0.3%以下、Ni2.0〜5.0%、
Mo0.2〜0.8%、Cu1.0%以下、Cr0.7%以下及び前
記球状化元素を含有するものが鋳放し表面硬さ等
の点で特に好ましいものである。 (実施例) 次に本発明の実施例を示す。 実施例 1 第1表に示す組成のNo.1〜No.8の本発明の球状
黒鉛鋳鉄及び比較のために本発明の数値限定範囲
外のものを参考例としてNo.9、No.10として、更に
比較例としてNo.11〜No.12の片状黒鉛鋳鉄、No.13の
熱間ダイス鋼、No.14の炭素鋼を表中の溶解温度で
それぞれ溶解し、300℃に予熱された熱間ダイス
鋼(SKD―61)製の鋳型中に各鋳込温度で受圧
で注湯した。その後直ちに第1表に記載する圧力
で加圧し、凝固後約800℃となつたとき加圧を除
去し、鋳枠を取外して離型、冷却してプラスチツ
ク射出成形に用いられるキヤビテイ側の成形用金
型を得た。結果は第1表に示すとおりNo.11〜14の
比較例のものはいずれも引け割れが大きく使用不
可能であつた。また本発明の数値限定範囲外の参
考例のNo.9〜No.10もブローホール及びマスター変
形が生じ使用には不適であつた。さらに炭素当量
が好ましい範囲より外れる本発明のNo.8は一部に
表面欠陥がわずかに認められたが実使用上は問題
はないものであつた。 しかしながら、加圧圧力が数値限定範囲内であ
りかつ炭素当量が3.8〜4.9%の範囲内にあるNo.1
〜7のものは健全性に優れた鋳物が得られた。ま
た、各鋳肌精度及び鋳放し表面硬さは第1表の下
段に示したとおりであり、特にNo.1〜No.5のもの
が成形用金型として最も好ましい硬度を示した。
【表】
【表】
実施例 2
市販の黒鉛電極用黒鉛塊を用いて黒鉛鋳型を作
り、第1表No.1〜3のそれぞれの溶湯を用いて実
施例1と同様の方法で加圧力のみを30、4050Kg/
cm2にそれぞれ変えて加圧鋳造して本発明法による
プレス用の成形用金型を得た。結果は鋳造欠陥は
全くなく、寸法精度、鋳肌精度とも良好であつ
た。 実施例 3 一般的に用いられるセラミツク鋳型を作り、第
1表のNo.1〜3のそれぞれの溶湯を鋳込温度1200
〜1220℃で10Torrの減圧下で注湯したのち3、
4、5Kg/cm2でそれぞれ加圧凝固した。凝固後約
1000℃になつたとき加圧を除去し、冷却して本発
明法によるゴム成形用の金型を得た。結果は鋳肌
精度は4〜5Sと若干粗くなつたが、十分実用に
耐えるものであつた。 なお、No.1の溶湯により鋳造された実施例1の
成形用金型と、実施例2の成形用金型と、実施例
3の成形用金型について、各5個ずつの寸法精度
を基準寸法40mmの部分と60mmの部分とについて各
3個所ずつ測定したところそのばらつきは第2表
に示すとおりであり、従来のセラミツクモールド
法により鋳造された成形用金型よりも寸法精度が
良好で、JIS B0405の精級を充分満すものであつ
た。
り、第1表No.1〜3のそれぞれの溶湯を用いて実
施例1と同様の方法で加圧力のみを30、4050Kg/
cm2にそれぞれ変えて加圧鋳造して本発明法による
プレス用の成形用金型を得た。結果は鋳造欠陥は
全くなく、寸法精度、鋳肌精度とも良好であつ
た。 実施例 3 一般的に用いられるセラミツク鋳型を作り、第
1表のNo.1〜3のそれぞれの溶湯を鋳込温度1200
〜1220℃で10Torrの減圧下で注湯したのち3、
4、5Kg/cm2でそれぞれ加圧凝固した。凝固後約
1000℃になつたとき加圧を除去し、冷却して本発
明法によるゴム成形用の金型を得た。結果は鋳肌
精度は4〜5Sと若干粗くなつたが、十分実用に
耐えるものであつた。 なお、No.1の溶湯により鋳造された実施例1の
成形用金型と、実施例2の成形用金型と、実施例
3の成形用金型について、各5個ずつの寸法精度
を基準寸法40mmの部分と60mmの部分とについて各
3個所ずつ測定したところそのばらつきは第2表
に示すとおりであり、従来のセラミツクモールド
法により鋳造された成形用金型よりも寸法精度が
良好で、JIS B0405の精級を充分満すものであつ
た。
【表】
(発明の効果)
本発明は以上の説明からも明らかなように、球
状黒鉛鋳鉄の溶湯を常圧又は減圧下で鋳型中に注
湯したのち、1〜500Kg/cm2に加圧しつつ凝固さ
せることにより寸法精度及び鋳肌精度が高い鉄系
の成形用金型を収縮割れや表面欠陥を生じさせる
ことなく鋳造することができるものであり、この
ため鋳造後に修正加工の必要がなくそのまま使用
することができるので大幅な加工工数の削減がで
き、製造コストの低減や納期短縮等の経済的効果
も大である。よつて本発明は従来の問題点を解消
したものとして、産業の発展に寄与するところは
極めて大なものがある。
状黒鉛鋳鉄の溶湯を常圧又は減圧下で鋳型中に注
湯したのち、1〜500Kg/cm2に加圧しつつ凝固さ
せることにより寸法精度及び鋳肌精度が高い鉄系
の成形用金型を収縮割れや表面欠陥を生じさせる
ことなく鋳造することができるものであり、この
ため鋳造後に修正加工の必要がなくそのまま使用
することができるので大幅な加工工数の削減がで
き、製造コストの低減や納期短縮等の経済的効果
も大である。よつて本発明は従来の問題点を解消
したものとして、産業の発展に寄与するところは
極めて大なものがある。
Claims (1)
- 1 3.8〜4.9%の炭素当量を持つ球状黒鉛鋳鉄の
溶湯を常圧又は減圧下で鋳型中に注湯したのち、
1〜500Kg/cm2に加圧しつつ凝固させることを特
徴とする成形用金型の加圧鋳造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25968784A JPS61137665A (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 | 成形用金型の加圧鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25968784A JPS61137665A (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 | 成形用金型の加圧鋳造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61137665A JPS61137665A (ja) | 1986-06-25 |
JPH0256182B2 true JPH0256182B2 (ja) | 1990-11-29 |
Family
ID=17337519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25968784A Granted JPS61137665A (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 | 成形用金型の加圧鋳造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61137665A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5756643B2 (ja) * | 2011-01-31 | 2015-07-29 | クロダイト工業株式会社 | 球状黒鉛鋳鉄の低温鋳造方法及び低温鋳造装置 |
EP3434799B1 (en) * | 2016-03-24 | 2020-07-08 | Hitachi Metals, Ltd. | Method for manufacturing cast article comprising spherical graphite cast iron |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5750266A (en) * | 1980-09-11 | 1982-03-24 | Toyota Motor Corp | Pressure casting method for casting |
-
1984
- 1984-12-08 JP JP25968784A patent/JPS61137665A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5750266A (en) * | 1980-09-11 | 1982-03-24 | Toyota Motor Corp | Pressure casting method for casting |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61137665A (ja) | 1986-06-25 |
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