JPH0256096A - 野外自動監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、目標の位置を測定し、目標の情報を記録す
るための野外監視装置に関するものである。

〔従来の技術〕

野外監視装置は、玄関や庭先に設置された防犯カメラ装
置や野生動物の生態調査に使用する監視装置などがある
。

第３図は従来の野外監視装置の構成を示すものテア９１
図において、（１）は目標を撮影するための可視カメラ
、（２）は可視カメラ（１）の信号を受けて可視カメラ
視野における目標の画像信号を出力する画像処理器、（
３）は日時信号を出力するタイマ（４）は可視カメラ（
１）の角度を変化させる制御信号を出力する制御装置、
（５）は制御装置（４）の制御信号を受けて可視カメラ
（１）を回転駆動させる駆動機構、（６）は画像処理器
（２）からの画像位置信号とタイマ（３）からの日時信
号とを加算し画像信号を出力する合成器１．（７）は合
成器１（６）からの画像信号を受けて出力する表示器、
（８）は合成器１（６）からの画像信号を記録する記録
器である。

従来の野外監視装置は上記のように構成され。

常時可視カメラ視野内にあるものを表示器に映し出し、
記録器に記録していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような監視装置を使用する場合、可視カメラである
と天候１時間の影響を受けやすい。また可視カメラがい
かなる角度を向いているのかという情報がえられず、目
標の正確な位置を得ることができない。そして、角度を
知るためには、長時間が必要である。更に、常時監視記
録しているために、記録の効率が悪いという問題があっ
た。

この発明は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、赤外線カメラを用いることで夜間でも悪天候
でも監視できる。また、自動的に赤外線カメラの指向方
位角度を算出し目標の正確な位置を得る。更に、赤外線
カメラからの情報である平面画像の形状を所有する目標
形状パターンとの相関から自動的に目標を抽出すること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明による野外自動監視装置は、赤外線カメラの基
準方向からの指向角度信号を出力する角度センサと北基
準の信号を出力する方位ジャイロと、赤外線カメラの基
準方向からの指向角度と北基準の信号とを加算し、赤外
線カメラの指向方位角度信号を出力する合成器、更に赤
外線カメラからの平面画像情報を温度差により処理した
ものと内蔵する目標形状パターンとの相関により目標の
判別を行い画像位置信号を出力する画像処理器を備えた
ものである。

〔作用〕

この発明においては、赤外線カメラを用いることで９時
刻・天候に無関係に画像情報が得られるまた。角度セン
サによる赤外線カメラの基準方向からの指向角度信号と
方位ジャイロからの北基準の信号とを加算器で加算する
ことによって、赤外線カメラの指向方位角度を算出し目
標の正確な位置を出力する。更に、赤外線カメラからの
平面画像を温度差により処理したものと画像処理器が所
有する目標形状パターンとの相関により目標を判別し、
目標であれば表示、記録を行なう。

〔実施例〕

第１図はこの発明による野外自動監視装置の一実施例の
構成図であり１図において（３）〜（８）は前記従来装
置と同一のものである。（９）は赤外線カメラ、　（１
０）は赤外線カメラ（９）の信号を受け赤外線カメラ視
野における画像を温度差によって処理し、所有する目標
形状パターンとの相関をとることによって目標の判別を
行い、目標であれば画像位置信号を出力する画像処理器
である。（１１）は赤外線カメラの規準方向からの指向
角度信号を出力する角度センサ、　（１２）は北基準の
信号を出力する方位ジャイロ、　（１３）は角度センサ
（１１）の出力する指向角度信号と方位ジャイロ（１２
）の出力する北基準信号とを加算し、赤外線カメラ指向
方位角度信号を出力する加算器、　（１４）は画像処理
器（ｌＯ）の出力する画像位置信号とタイマ（３）の出
力する日時信号と加算器（１３）の出力する赤外線カメ
ラ指向方位角度信号を合成して画像信号を出力する合成
器２である。

前記のように構成された野外自動監視装置において、艦
船撮像時における表示器（７）の画面を第２図に示す。

表示器（７）の画面には目標の映像と監視日時と北基準
による赤外線カメラ指向方位角度が表示されている。監
視日時はタイマ（３）の日時信号によって表示される。

北基準による赤外線カメラ指向方位角度は、角度センサ
（１１）と方位ジャイロ（１２）及び加算器２（１３）
によって算出される角度センサ（１１）の出力する指向
角度信号と方位ジャイロ（１２）の出力する北基準信号
とを加算することにより、北基準とした場合の赤外線カ
メラ指向方位の絶対角度が求められるのである。また９
画像処理器（１０）において赤外線カメラからの平面画
像を温度差によって処理し、それと所有する目標形状パ
ターンとの相関をとり、相関の高いものが画像中に存在
している場合、目標であると判断し画像位置信号を出力
する。これを受けてその画像を表示器（７）に表示し、
記録器（８）に記録する。

〔発明の効果〕

以上説明したとおり、この発明は従来の野外監視装置に
、角度センサ、方位ジャイロ、加算器を設け２画像処理
器２合成器に新しい機能を付加させ、可視カメラを赤外
線カメラにすることにより時刻・天候の影響をあまり受
けずに目標の位置を正確に知ることが可能になり、更に
、目標が赤外線カメラの視界内にある場合のみ、その情
報を表示、記録することが可能になり、記録効率がよく
なるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は１発明の一実施例を示す図、第２図は表示器の
表示画面の一例を示す図、第３図は従来の野外監視装置
の構成図である。 図において、（１）は可視カメラ、（２）は画像処理器
（３）はタイマ、（４）は制御装置、（５）は駆動機構
、（６）は合成器１．（７）は表示器、（８）は記録器
、（９）は赤外線カメラ、　（１０）は画像処理器、　
（１１）は角度センサ。 （１２）は方位ジャイロ、　（１３）は加算器、　（１
４）は合成器２である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 目標を撮像するための赤外線カメラと、赤外線カメラの
   方向を制御する制御装置と、制御装置が作成する制御信
   号を受けて赤外線カメラを駆動させる駆動機構と赤外線
   カメラの規準信号からの指向角度を検出する角度センサ
   と、北基準の信号を出力する方位ジャイロと、赤外線カ
   メラの基準方向からの指向角度信号と北基準の信号とを
   加算し赤外線カメラの指向方位角度信号を算出する加算
   器と赤外線カメラの信号を受け温度差により処理を行な
   い所有する目標形状パターンと相関をとり目標であると
   判断した場合のみ赤外線カメラ視野内における目標の画
   像位置信号と記録信号を出力する画像処理器と、監視時
   の日時信号を出力するタイマと、画像位置信号を赤外線
   カメラ指向方位角度信号と上記、日時信号とを加算し画
   像信号を出力する合成器と画像信号を受けて表示画面に
   出力する表示器と記録信号を記録する記録装置とからな
   る野外自動監視装置。