JPH0255685B2 - - Google Patents
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- JPH0255685B2 JPH0255685B2 JP57088069A JP8806982A JPH0255685B2 JP H0255685 B2 JPH0255685 B2 JP H0255685B2 JP 57088069 A JP57088069 A JP 57088069A JP 8806982 A JP8806982 A JP 8806982A JP H0255685 B2 JPH0255685 B2 JP H0255685B2
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- JP
- Japan
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- air
- coal
- mill
- burner
- combustion
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- 239000003245 coal Substances 0.000 claims description 49
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 29
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 3
- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N nitrogen oxide Inorganic materials O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 238000009841 combustion method Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000000921 elemental analysis Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N1/00—Regulating fuel supply
- F23N1/02—Regulating fuel supply conjointly with air supply
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2221/00—Pretreatment or prehandling
- F23N2221/08—Preheating the air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2233/00—Ventilators
- F23N2233/06—Ventilators at the air intake
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/02—Air or combustion gas valves or dampers
- F23N2235/06—Air or combustion gas valves or dampers at the air intake
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2237/00—Controlling
- F23N2237/02—Controlling two or more burners
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2237/00—Controlling
- F23N2237/16—Controlling secondary air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2239/00—Fuels
- F23N2239/02—Solid fuels
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、石炭の燃焼制御装置に係り、特に排
ガス中の未燃分および窒素酸化物を低減するのに
好適なボイラ装置等の燃焼制御装置に関する。
ガス中の未燃分および窒素酸化物を低減するのに
好適なボイラ装置等の燃焼制御装置に関する。
石炭燃焼ボイラにおいて、現在、主流となつて
いる微粉炭浮遊燃焼方式では、機器の最大容量、
ボイラの運用、操作性等の点から、ミルおよびバ
ーナはそれぞれ多数のものから構成されることが
多い。特にボイラの設備が大きい場合には、プラ
ントの設備費、運用費等の経済性と立地条件によ
る、ミルを主体とした燃焼設備の仕様決定が重要
であり、基本的にボイラの運用性を重視してミル
およびバーナの数量および配置が決定される。
いる微粉炭浮遊燃焼方式では、機器の最大容量、
ボイラの運用、操作性等の点から、ミルおよびバ
ーナはそれぞれ多数のものから構成されることが
多い。特にボイラの設備が大きい場合には、プラ
ントの設備費、運用費等の経済性と立地条件によ
る、ミルを主体とした燃焼設備の仕様決定が重要
であり、基本的にボイラの運用性を重視してミル
およびバーナの数量および配置が決定される。
このような大型ボイラ装置においては、各ミル
への給炭量は完全には同一でなく、かつ時間的な
変化と共に給炭量も各ミル毎に変化する。例え
ば、ある時刻においてはNo.Ａのミルの方がNo.Ｂの
ミルより若干石炭流量が多いがしばらくたつた次
の時刻にはNo.Ｂの方がNo.Ａより石炭流量が多くな
ることもありうる。この場合、それぞれの時刻に
各々のミルに対応したバーナへ燃焼用空気の総量
のみ制御された空気が供給され、各バーナグルー
プへの石炭量と空気量は必ずしもマツチしていな
いことになる。また、各ミルごとに各々のホツパ
ーが設けられ、炭種の違つた石炭が供給される場
合には、ミル毎に単位重量当りの発熱量（有効炭
分）の異なる石炭が粉砕され、バーナへ供給され
ることになる。これらの結果、各バーナグループ
毎の空気量の調整は不完全でバーナ毎の末燃分、
NOx発生等を含む燃焼性改善に問題があること
が分つた。
への給炭量は完全には同一でなく、かつ時間的な
変化と共に給炭量も各ミル毎に変化する。例え
ば、ある時刻においてはNo.Ａのミルの方がNo.Ｂの
ミルより若干石炭流量が多いがしばらくたつた次
の時刻にはNo.Ｂの方がNo.Ａより石炭流量が多くな
ることもありうる。この場合、それぞれの時刻に
各々のミルに対応したバーナへ燃焼用空気の総量
のみ制御された空気が供給され、各バーナグルー
プへの石炭量と空気量は必ずしもマツチしていな
いことになる。また、各ミルごとに各々のホツパ
ーが設けられ、炭種の違つた石炭が供給される場
合には、ミル毎に単位重量当りの発熱量（有効炭
分）の異なる石炭が粉砕され、バーナへ供給され
ることになる。これらの結果、各バーナグループ
毎の空気量の調整は不完全でバーナ毎の末燃分、
NOx発生等を含む燃焼性改善に問題があること
が分つた。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を改善
し、炉内の熱吸収性が均一化し、かつ各バーナに
即して燃焼状態を確実に制御することができる燃
焼制御装置を提供することにある。
し、炉内の熱吸収性が均一化し、かつ各バーナに
即して燃焼状態を確実に制御することができる燃
焼制御装置を提供することにある。
本発明は、炉内に設けられた複数段複数列のバ
ーナにバーナグループ毎に対応して設けられた複
数のミルから一次空気とともに微粉炭を供給する
燃料供給系統と、前記炉内に燃焼用の二次空気を
供給する空気供給系統と、各ミル毎の石炭の供給
量または性状に対応して前記バーナに供給する空
気量を各ミルに対応するバーナグループ毎に調節
する流量制御手段を設けたことを特徴とする。
ーナにバーナグループ毎に対応して設けられた複
数のミルから一次空気とともに微粉炭を供給する
燃料供給系統と、前記炉内に燃焼用の二次空気を
供給する空気供給系統と、各ミル毎の石炭の供給
量または性状に対応して前記バーナに供給する空
気量を各ミルに対応するバーナグループ毎に調節
する流量制御手段を設けたことを特徴とする。
本発明においては、またバーナに供給される各
ミル毎の石炭の発熱量、可燃元素等の性状を連続
的に計測する計測装置と、該計測値に対応して該
バーナに最適量の燃焼用空気を供給する空気流量
制御装置とを設けることが好ましい。
ミル毎の石炭の発熱量、可燃元素等の性状を連続
的に計測する計測装置と、該計測値に対応して該
バーナに最適量の燃焼用空気を供給する空気流量
制御装置とを設けることが好ましい。
以下、本発明を図面によりさらに詳細に説明す
る。
る。
第１図は、本発明の一実施例を示す微粉炭燃焼
装置の系統図である。この実施例では、便宜上、
ミルを３台として示しているが、本発明ではミル
の台数、バーナの段数および本数等については特
に限定されない。石炭バンカ１に貯えられている
石炭は、給炭管２を通り、給炭機３により流量が
調整されながら、ミル５に供給される。通常、石
炭の流量の調整は、給炭機３に付属する流量計４
によつて流量を検出し、該検出値がボイラの入熱
に必要とする量になるように制御される。ミル５
で粉砕された石炭は微粉炭管６を通つて多数のバ
ーナ７に供給され炉内で燃焼される。ここでバー
ナの配列は、通常、各々のミル５から出る石炭
が、ボイラ火炉８の均一な熱吸収のため、図示す
るように水平方向の同一段のバーナに供給される
ことが好ましい。これによりミルの運転台数の如
何にかかわらず、炉内の熱吸収が常に均一化さ
れ、蒸気発生特性、蒸気温度制御性が良好な状態
となる。なお、１４は排ガスラインである。
装置の系統図である。この実施例では、便宜上、
ミルを３台として示しているが、本発明ではミル
の台数、バーナの段数および本数等については特
に限定されない。石炭バンカ１に貯えられている
石炭は、給炭管２を通り、給炭機３により流量が
調整されながら、ミル５に供給される。通常、石
炭の流量の調整は、給炭機３に付属する流量計４
によつて流量を検出し、該検出値がボイラの入熱
に必要とする量になるように制御される。ミル５
で粉砕された石炭は微粉炭管６を通つて多数のバ
ーナ７に供給され炉内で燃焼される。ここでバー
ナの配列は、通常、各々のミル５から出る石炭
が、ボイラ火炉８の均一な熱吸収のため、図示す
るように水平方向の同一段のバーナに供給される
ことが好ましい。これによりミルの運転台数の如
何にかかわらず、炉内の熱吸収が常に均一化さ
れ、蒸気発生特性、蒸気温度制御性が良好な状態
となる。なお、１４は排ガスラインである。
一方、燃焼用の空気は押込フアン９から石炭乾
燥・搬送用の一次空気１１と二次空気１２とに分
かれ、二次空気１２はエアヒータ１３にて加熱さ
れた後、ダクト２０、ダンパ２１等を通つてバー
ナ風箱２２に入る。風箱２２から炉内に噴射され
る空気と一次空気とともに供給される微粉炭が混
合され、燃焼が行なわれる。一次空気１１は二次
空気１２と同様にエアヒータ１３で加熱され、各
ミル５に供給される。通常、一次空気は二次空気
より系統の差圧が大きくする必要があるため、エ
アヒータ１３の上流側または下流側に設置される
一次空気フアン１０によりブーストアツプして供
給される。なお、一次空気の温度調整用に、エア
ヒータ１３をバイパスした冷空気をミル入口に導
入するラインを設けることができる。
燥・搬送用の一次空気１１と二次空気１２とに分
かれ、二次空気１２はエアヒータ１３にて加熱さ
れた後、ダクト２０、ダンパ２１等を通つてバー
ナ風箱２２に入る。風箱２２から炉内に噴射され
る空気と一次空気とともに供給される微粉炭が混
合され、燃焼が行なわれる。一次空気１１は二次
空気１２と同様にエアヒータ１３で加熱され、各
ミル５に供給される。通常、一次空気は二次空気
より系統の差圧が大きくする必要があるため、エ
アヒータ１３の上流側または下流側に設置される
一次空気フアン１０によりブーストアツプして供
給される。なお、一次空気の温度調整用に、エア
ヒータ１３をバイパスした冷空気をミル入口に導
入するラインを設けることができる。
一次および二次空気の流量調整は、基本的にエ
アヒータ１３の上流側または下流側の母管に設置
された一次、二次各流量計１６，１９、および一
次、二次空気流量調整ダンパ１５，１８により行
なわれる。このうち、二次空気の流量は基本的に
ボイラ排ガス中のO2濃度の状況をフイードバツ
クする形のもので、各段のバーナ群に供給される
空気の全量を制御するものである。本発明では、
上記一次および二次空気の綜合的な流量調整に加
えて、各ミル５の一次空気供給ラインにそれぞれ
ダンパ１７を、また各段の風箱２２への二次空気
供給ラインにそれぞれダンパ２１を設け、各ミル
５に対応して個別にバーナ群に対する一次および
二次空気の各流量を調節可能にしている。
アヒータ１３の上流側または下流側の母管に設置
された一次、二次各流量計１６，１９、および一
次、二次空気流量調整ダンパ１５，１８により行
なわれる。このうち、二次空気の流量は基本的に
ボイラ排ガス中のO2濃度の状況をフイードバツ
クする形のもので、各段のバーナ群に供給される
空気の全量を制御するものである。本発明では、
上記一次および二次空気の綜合的な流量調整に加
えて、各ミル５の一次空気供給ラインにそれぞれ
ダンパ１７を、また各段の風箱２２への二次空気
供給ラインにそれぞれダンパ２１を設け、各ミル
５に対応して個別にバーナ群に対する一次および
二次空気の各流量を調節可能にしている。
上記実施例によれば、各ミルに対応するバーナ
グループ毎に一次および二次空気の流量制御を可
能としたことにより、各ミルへの給炭量と供給さ
れる石炭の種別または熱量等に対応して適切な空
気量の制御を行なうことができる。特に各段バー
ナの空燃比を変化させて低NOx燃焼を行なう場
合には、各段バーナ毎に正確な空燃比の制御が要
求されるが、本発明では各ミル毎の燃料条件に対
応した空燃比の制御が行なわれるので、より確実
に低NOx化および末燃分の低減を図ることがで
きる。
グループ毎に一次および二次空気の流量制御を可
能としたことにより、各ミルへの給炭量と供給さ
れる石炭の種別または熱量等に対応して適切な空
気量の制御を行なうことができる。特に各段バー
ナの空燃比を変化させて低NOx燃焼を行なう場
合には、各段バーナ毎に正確な空燃比の制御が要
求されるが、本発明では各ミル毎の燃料条件に対
応した空燃比の制御が行なわれるので、より確実
に低NOx化および末燃分の低減を図ることがで
きる。
上記実施例において、各ミルに対応するバーナ
段の風箱は、他のバーナ段と仕切らない場合もあ
るが、第１図に示すようにバーナ段運転休止時の
エアのリーク量の低減および各段毎の空気量調整
による燃焼状況の改善、低NOx化のためにバー
ナグループ毎に風箱２２を仕切ることが好まし
い。
段の風箱は、他のバーナ段と仕切らない場合もあ
るが、第１図に示すようにバーナ段運転休止時の
エアのリーク量の低減および各段毎の空気量調整
による燃焼状況の改善、低NOx化のためにバー
ナグループ毎に風箱２２を仕切ることが好まし
い。
次に第２図は、本発明の他の実施例を示すもの
で、石炭および空気の基本的な流路系統と構成機
器は第１図と同一であるが、各ミルに対応するバ
ーナ７へ供給される二次空気系統に各バーナグル
ープ毎に空気流量計２３および流量調整ダンパ２
１ａを設置し、このミルに対応したバーナグルー
プ毎の二次空気流量計２３により発信された流量
信号と、給炭流量計４から出される給炭量の信号
および給炭系に付属する石炭連続分析計２７から
の熱量または元素分析値の信号とを受信演算器２
５に送り、ここでこの石炭の燃焼に最適な空気量
を算出して制御用信号に変換し、次いで該信号に
よる指令発信器２６によりこのミルに対応するバ
ーナグループの二次空気入口ダンパ２１ａの開度
を調節し、空気流量を制御するようにしたもので
ある。
で、石炭および空気の基本的な流路系統と構成機
器は第１図と同一であるが、各ミルに対応するバ
ーナ７へ供給される二次空気系統に各バーナグル
ープ毎に空気流量計２３および流量調整ダンパ２
１ａを設置し、このミルに対応したバーナグルー
プ毎の二次空気流量計２３により発信された流量
信号と、給炭流量計４から出される給炭量の信号
および給炭系に付属する石炭連続分析計２７から
の熱量または元素分析値の信号とを受信演算器２
５に送り、ここでこの石炭の燃焼に最適な空気量
を算出して制御用信号に変換し、次いで該信号に
よる指令発信器２６によりこのミルに対応するバ
ーナグループの二次空気入口ダンパ２１ａの開度
を調節し、空気流量を制御するようにしたもので
ある。
上記手段による制御方をとることにより、ミル
に投入されてバーナへ流れる石炭量または（およ
び）石炭の性状と、この燃焼用二次空気流量との
相関性が維持され、ミル間の石炭流量および熱
量、組成等の石炭性状の差にかかわらず、それぞ
れのミルから出る石炭の燃焼に最適な燃焼空気流
量の制御が可能となる。この結果、これらミル間
の石炭のアンバランスがあつてもそれぞれのバー
ナ毎に良好な燃焼状態が確保される。換言すれ
ば、各々のバーナに供給される石炭流量または性
状の変化に対し、その燃焼用空気が相応して変化
するように制御されるため、バーナ個々の燃焼は
常に最適な状態を維持することが可能となる。さ
らにこの結果、(1)安定な燃焼による各バーナの最
低負荷の低減、(2)良好な燃焼による末燃分、CO
発生量の低減、(3)各バーナ燃焼特性均一化による
バーナ部NOx生成量の低減、(4)必要にして十分
な空気量で制御されることによる空気量および石
炭消費量の低減および省エネルギー化等の効果が
得られる。
に投入されてバーナへ流れる石炭量または（およ
び）石炭の性状と、この燃焼用二次空気流量との
相関性が維持され、ミル間の石炭流量および熱
量、組成等の石炭性状の差にかかわらず、それぞ
れのミルから出る石炭の燃焼に最適な燃焼空気流
量の制御が可能となる。この結果、これらミル間
の石炭のアンバランスがあつてもそれぞれのバー
ナ毎に良好な燃焼状態が確保される。換言すれ
ば、各々のバーナに供給される石炭流量または性
状の変化に対し、その燃焼用空気が相応して変化
するように制御されるため、バーナ個々の燃焼は
常に最適な状態を維持することが可能となる。さ
らにこの結果、(1)安定な燃焼による各バーナの最
低負荷の低減、(2)良好な燃焼による末燃分、CO
発生量の低減、(3)各バーナ燃焼特性均一化による
バーナ部NOx生成量の低減、(4)必要にして十分
な空気量で制御されることによる空気量および石
炭消費量の低減および省エネルギー化等の効果が
得られる。
上記実施例においては、１台のミルに対応する
バーナを火炉の壁面に水平方向に配置した構造を
示しているが、バーナの配置は火炉コーナ部で
も、垂直方向の配置でもよい。また上記実施例で
は同一ミルから供給されるバーナグループに対応
する空気量を制御しているが、さらに各々のバー
ナに対応して空気流量を制御することも可能であ
る。この場合には、各々のバーナの燃焼制御がよ
り完全となり、前記記載の効果のより一層の向上
が期待される。
バーナを火炉の壁面に水平方向に配置した構造を
示しているが、バーナの配置は火炉コーナ部で
も、垂直方向の配置でもよい。また上記実施例で
は同一ミルから供給されるバーナグループに対応
する空気量を制御しているが、さらに各々のバー
ナに対応して空気流量を制御することも可能であ
る。この場合には、各々のバーナの燃焼制御がよ
り完全となり、前記記載の効果のより一層の向上
が期待される。
以上、本発明によれば、ミルへの給炭量または
（および）石炭性状に対応して各々のミル毎の燃
焼用空気流量（または空燃比）を制御することに
より、(1)バーナ、ミル最低負荷運転の低減、(2)末
燃分、CO生成量の低減、(3)NOx生成量の低減、
(4)余剰空気の削減による省エネルギー化等の効果
が得られる。
（および）石炭性状に対応して各々のミル毎の燃
焼用空気流量（または空燃比）を制御することに
より、(1)バーナ、ミル最低負荷運転の低減、(2)末
燃分、CO生成量の低減、(3)NOx生成量の低減、
(4)余剰空気の削減による省エネルギー化等の効果
が得られる。
第１図および第２図は、それぞれ本発明の一実
施例を示す微粉炭燃焼ボイラの系統図である。 １……石炭バンカ、２……給炭管、３……給炭
機、４……給炭流量計、５……ミル、７……バー
ナ、８……火炉、１１……一次空気、１２……二
次空気、１５……一次空気流量調整ダンパ、１６
……一次空気流量計、１７……ミル入口一次空気
ダンパ、１８……二次空気流量調整ダンパ、１９
……二次空気流量計、２０……二次空気各風箱ダ
クト、２１，２１ａ……二次空気各風箱入口ダン
パ、２２……風箱、２３……二次空気各風箱入口
流量計、２５……受信・演算器、２６……指令発
信器。
施例を示す微粉炭燃焼ボイラの系統図である。 １……石炭バンカ、２……給炭管、３……給炭
機、４……給炭流量計、５……ミル、７……バー
ナ、８……火炉、１１……一次空気、１２……二
次空気、１５……一次空気流量調整ダンパ、１６
……一次空気流量計、１７……ミル入口一次空気
ダンパ、１８……二次空気流量調整ダンパ、１９
……二次空気流量計、２０……二次空気各風箱ダ
クト、２１，２１ａ……二次空気各風箱入口ダン
パ、２２……風箱、２３……二次空気各風箱入口
流量計、２５……受信・演算器、２６……指令発
信器。
Claims (1)
- １ 炉内に設けられた複数段複数列のバーナにバ
ーナグループ毎に対応して設けられた複数のミル
から一次空気とともに微粉炭を供給する燃料供給
系統と、前記炉内に燃焼用の二次空気を供給する
空気供給系統と、各ミル毎の石炭の供給量または
性状に対応して前記バーナに供給する空気量を各
ミルに対応するバーナグループ毎に調節する流量
制御手段を設けたことを特徴とする石炭の燃焼制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57088069A JPS58205019A (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 石炭の燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57088069A JPS58205019A (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 石炭の燃焼制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58205019A JPS58205019A (ja) | 1983-11-29 |
| JPH0255685B2 true JPH0255685B2 (ja) | 1990-11-28 |
Family
ID=13932557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57088069A Granted JPS58205019A (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 石炭の燃焼制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58205019A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5626085A (en) * | 1995-12-26 | 1997-05-06 | Combustion Engineering, Inc. | Control of staged combustion, low NOx firing systems with single or multiple levels of overfire air |
| US7654092B2 (en) | 2006-07-18 | 2010-02-02 | Siemens Energy, Inc. | System for modulating fuel supply to individual fuel nozzles in a can-annular gas turbine |
| DE102008030650B4 (de) * | 2008-06-27 | 2011-06-16 | PROMECON Prozeß- und Meßtechnik Conrads GmbH | Einrichtung und Verfahren zur Steuerung des Brennstoff-Luft-Verhältnisses bei der Verbrennung gemahlener Kohle in einer Kohlekraftwerksfeuerungsanlage |
| JP5678606B2 (ja) * | 2010-11-25 | 2015-03-04 | 株式会社Ihi | ボイラ装置 |
| JP2021028557A (ja) * | 2019-08-09 | 2021-02-25 | 一般財団法人電力中央研究所 | 燃焼設備および燃焼方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5762323A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-15 | Hitachi Ltd | Method and apparatus for controlling amount of air around mill in coal fired power plant |
-
1982
- 1982-05-26 JP JP57088069A patent/JPS58205019A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5762323A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-15 | Hitachi Ltd | Method and apparatus for controlling amount of air around mill in coal fired power plant |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58205019A (ja) | 1983-11-29 |
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|---|---|---|
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