JPH0255571A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JPH0255571A
JPH0255571A JP20775688A JP20775688A JPH0255571A JP H0255571 A JPH0255571 A JP H0255571A JP 20775688 A JP20775688 A JP 20775688A JP 20775688 A JP20775688 A JP 20775688A JP H0255571 A JPH0255571 A JP H0255571A
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JP
Japan
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switching
switching transistor
voltage
power supply
transformer
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JP20775688A
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Inventor
Toshinori Ishigaki
石垣 俊典
Sadao Okochi
大河内 貞男
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、OA機器等の電源として使用されるスイッ
チング電源に関する。
(従来の技術) 省電力化、小型軽量化か要求されるOA機器等に使用さ
れる電源としては、IC化か容易なスイッチング電源か
採用されることか多い。
しかし、スイッチング電源に使用されるスイッチング用
のトランジスタは、高電圧、高電流の環境で使用される
ものであるため、オープン不良や短絡不良等か発生し易
く、信頼性の点で問題があった。
第9図に示すスイッチング電源は各々独立して動作可能
で同一構成の2組の電源装置]、2を並列に接続するこ
とによりこうした問題を解決している。
各電源装置1.2において、3はフィルタ、4はフィル
タ3を通過したACLOOVを整流する整流器、5は整
流後の電荷を蓄積する平滑コンデンサ、6はスイッチン
グ用のトランジスタ、7は単入力多出力型のトランス、
8はトランジスタ7のOFF時にトランス7の一次コイ
ルに蓄積されたエネルギを消費するスナバ回路、9はト
ランジスタ6がスイッチングONとなる駆動電圧のパル
ス幅の制御を行うPWM回路である。
また、DIl、D I2− D nl、Dn2はそれぞ
れトランス7の二次側に接続された整流ダイオード、L
l・・・LnおよびC1・・・Cnは入力電流のリップ
ルを圧縮するための平滑回路を構成するチョークコイル
および平滑コンデンサ、D]、3、D23・・Dn3は
隣接する電源装置への電流の逆流を防止するダイオード
である。
さらに、Rlal・・RPnはそれぞれ負荷抵抗を示し
ている。
そして、まず電源装置1.2の各入力部に商用AC10
0V電源か投入されると、電流はフィルタ3を介して整
流器4に人力されることにより全波整流され、平滑コン
デンサ5に約140■に対する電荷か蓄積される。
ここで、PWM回路9からスイッチング用トランジスタ
6のベースに所定の駆動電圧が印加される。
これによりスイッチング用I・ランジスタロはON状態
となり、平滑コンデンサ5に蓄積された電荷は、トラン
ス7の一次側コイルに電流となって流れ、トランス7の
各二次側コイルに第1の整流ダイオードDll・・・D
nlを導通ずる方向の電流が流れる。
この後、PWM回路9からスイッチング用トランジスタ
6のベースに印加される駆動電圧か0■となり、スイッ
チング用トランジスタ6がOP P状態となる。
この結果、トランス7の一次側コイルに蓄積されていた
エネルギはスナバ回路8により消費され、同時にトラン
ス7の各二次側コイルに第2の整流ダイオードD12・
・・Dn2を導通する方向の電流か流れる。
以上の動作により各定電圧出力部に継続的に流れた電流
のリップルを、チョークコイルL1 ・・Lnおよび平
滑コンデンサC1・・・Cnから構成された平滑回路に
より圧縮した後、定電圧か負荷に与えられる。
そして、このスイッチング電源では、電源装置1.2の
いずれがか例えばスイッチング用トランジスタ6のオー
プン不良や短絡不良等により出力ダウンしても、他方の
電源装置か正常なまま稼働し続°け、負荷側には正常時
と同様の定電圧が与えられる。
しかしながら、このようなスイッチング電源は、通常の
スイッチング電源の2倍の部品点数であり、高コストと
なっていた。
(発明が解決しようとする課題) このように上述した従来の高信頼性スイッチング電源は
、部品点数か多く、高コストであった。
この発明はこのような事情に基づきなされたちので、信
頼性か高く、しかも部品点数か少ないスイッチング電源
を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、複数のスイッチング用トランジスタを並列
接続させてなり、電源電圧を所定の時間間隔でスイッチ
ングするスイッチング手段と、このスイッチング手段に
よりスイッチングされた電源電圧が一次側に印加され、
二次側より交流電圧を出力するトランスと、このトラン
スの二次側より出力される交流電圧を直流電圧に変換し
て負荷側に印加する交流/直流変換手段と、前記負荷側
に印加される直流電圧に応じて、前記スイッチング手段
により電源電圧をスイッチングする前記所定の時間間隔
を制御するスイッチング制御手段と、前記スイッチング
用トランジスタの故障を検出する故障検出手段と、この
故障検出手段によりスイッチング用トランジスタの故障
か検出されたとき、この故障が検出されたスイッチング
用トランジスタ以外のスイッチング用トランジスタによ
り前記電源電圧を前記所定の時間間隔てスイッチングさ
せるよう、前記スイッチング制御手段を制御する故障制
御手段とを具偏するものである。
(作 用) この発明では、複数のスイッチンク用トランジスタのう
ちスイッチングに使用中のスイッチング用トランジスタ
に故障が生したとき、他のスイッチング用トランジスタ
によりスイッチングをするようにしまたので、高信頼性
を得ることができる。
また、その構成は主にスイッチング手段を複数のスイッ
チング用l・ランンスタからなるものとすればよいので
、部品点数を削減することができる。
(実施例) 次に、この発明の実施例を図面に基つき説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係るスイッチング電源を
示す図である。
同図において、1]はフィルタ、]2はフィルタ11を
通過したAC100Vを整流する整流器、]3は整流後
の電荷を蓄積する平滑コンデンサ、14はスイッチング
用のトランジスタ群である。
このスイッチング用トランジスタ群]4は、4組のスイ
ッチング用トランジスタ15.16、]7.18からな
り、 2組のスイッチング用トランジスタを直列接続し
たものを2段に並列接続してなるものである。
また、19は単人力多出力型のトランス、2゜はスイッ
チング用トランジスタ群14の。目?時にトランス1つ
の一次コイルに蓄積されたエネルキを消費するスナバ回
路、21はスイッチング用トランジスタ群14のス・r
ツチンクONとなる駆動電圧のパルス幅の制御を行うP
IIM回路である。
また、■〕11、D I 2−1) nl、Dn2はそ
れぞれトランス19の二次側に接続された整流ダイオー
ド、LL−LnおよびC1・・Cnは入力端子のリップ
ルを圧縮するための平滑回路を構成するチョークコイル
およびWmコンデンサである。
さらに、RINl・RPnはそれぞれ負荷抵抗を示して
いる。
また、上述したPWM回路21は、マイクロコンピュー
タ22と、このマイクロコンピュータ22て実行される
制御プロクラム等が格納されたRO八・123と、マイ
クロコンピュータ22の作業処理領域等として用いられ
るR A M 24と、各スイッチング用トランジスタ
ー5.16、]7.18のコレクタ電圧および負前側に
印加される電圧をA/D変換し二値化データとして取り
込むA/D変換器25と、このA/D変換器25により
二値化されたデータを8ビットデータとして保持する第
1の 8ビットレジスタ26と、各スイッチング用トラ
ンジスター5.16.17、]8のベースに駆動パルス
を出力するインバータ回路27.28.29.30と、
これらトライバ27.28.29.30に送出される信
号を保持する第2の8ピットレジスタ3]と、マイクロ
コンピュータ22、第1の 8ビットし/メタ26およ
び第2の 8ビットレジスタ3]との間でデータ伝送を
行うためのブタハス32とを6111える。
なお、各スイッチング用トランジスター5.16.17
.18のコレクタ側とA/D変換器25との間には、分
圧器33.34.35か介挿されている。分圧器3B、
34.35は、例えば第2図に示すように、抵抗36.
37により各スイッチンク用トランジスタ]5、]6.
17.18のコレクタ電圧を分圧し、高電圧をA/D変
換器25の人力レベルの低電圧とする。
また、負荷側接続部とA 、/ D変換器25との間に
は、ノイス除去のための絶縁用フォトカプラ回路′38
およびA/D変換器25の人力レベルとするための増幅
器3つか介挿されている。
さらに、インバータ回路27.28.29.30は、第
3図に示すように、第2の 8ビットレジスタ3】から
の信号を増幅する増幅器40と、この増幅器40の出力
信号をベース入力として0N−01斗するトランジスタ
41と、このトランジスタ41のON −OP Fに応
して電源電圧VCCを1次側に印加し反転された2次側
より各スイッチング用トランジスタ15.16.17.
18のベースに駆動パルスとして出力するトランス42
とを備える。なお、抵抗43.44により増幅器40よ
りトランジスタ41のベースに人力される信号の電圧お
よび電流か設定される。また、これらのインバータ回路
27.28.29.30では、トランス42を介して各
スイッチング用トランジスタ15.16.17.18の
ベースに接続されていることにより、これらスイッチン
グ用トランジスタ15.16.17.18に故障か生じ
たときに高電圧がインバータ回路27.28.29.3
0内に印加されることが防止されている。
次に、このスイッチング電源の基本動作を第4図に基づ
き説明する。
まず、このスイッチング電源の人力部に商用AD100
v電源が投入されると、電流はフィルタ11を介して整
流器12に入力されることにより全波整流され、平滑コ
ンデンサ13に約140Vに対する電荷が蓄積される。
ここで、PWM回路21からスイッチング用トランジス
タ15.16または17.18のベースに所定の駆動電
圧か印加される。
これによりスイッチング用トランジスタ15.16また
は17.18はON状態となり、平滑コンデンサ13に
蓄積された電荷はトランス19の一次側コイルに電流と
なって流れ(第4図(イ))、トランス]9の各二次側
コイルに第1の整流ダイオードDI+・・・Dnlを導
通ずる方向の電流か流れる。
この後、PWM回路21からスイッチング用トランジス
タ15.16または]7.18のベースに印加される駆
動電圧かOVとなり、スイッチング用トランジスタ]5
.16または17.18がOFF状態となる。
この結果、トランス19の一次側コイルに蓄積されてい
たエネルギはスナバ回路20により消費され、同時にト
ランス19の各二次側コイルに第2の整流ダイオードD
12・・・Dn2を導通する方向の電流か流れる。
さて、PWM回路21は、5Vか印加されるべき負荷側
RPnの電圧を絶縁用フォトカプラ回路38および増幅
器39を介して読取り、スイッチング用トランジスタ]
5.16または17.18のベスに印加される駆動電圧
のパルス幅をフィードバック制御している。
すなわち、増幅器3つから出力される負荷側RFnの電
圧に関するアナログデータ(電圧値)はA/D変換器2
5によりディジタルデータに変換され、順次節1の8ビ
ツトレジスタに保持されている。
マイクロコンピュータ22はデータバス32を介してこ
の保持されているディジタルデータを読取り、負荷側R
1’nに印加されている電圧値の高低を判断し、前記パ
ルス幅の長短を制御している。
これをさらに具体的に説明する。
マイクロコンピュータ22は、データバス32を介して
第2の 8ビツトレジスタ31にデータ“7 F I(
EX”を送ると、第2の8ビツトレジスタ31の 0”
ビットにのみ 0”データが書かれる。インバータ27
はこのデータに従いスイッチング用トランジスタ]5を
オンする(第4図(ロ)tl)。
この1.5Izs後に、マイクロコンピュータ22は、
データバス32を介して第2の 8ビツトレジスタ31
にデータ“3 F IIEX”を送る。これにより、第
2の 8ビツトレジスタ31の  0”ビット、1”ビ
ットに 0“データが書かれる。インペラ27に続きイ
ンバータ28はこのデータに従いスイッチング用I・ラ
ンジスタ16をオンする(第4図(ハ)t2)。これに
より、スイッチング用トランジスタ15.1.6がオン
状態となる。
この10μs後に、マイクロコンピュータ22は、デー
タバス32を介して第2の8ビツトレジスタ31にデー
タ“7FHEX’“を送る。これにより、第2の8ビツ
トレジスタ31の  0”ビットのみに 0”データが
書かれた状態に戻る。インペラ28はこのデータに従い
スイッチング用トランジスタ16をオフする(第4図(
ハ)t3)。これにより、スイッチング用トランジスタ
15のみがオン状態となる。
この500ns後に、マイクロコンピュータ22は、デ
ータバス32を介して第2の 8ビツトレジスタ31に
データ” F F IIEX”を送る。これにより、第
2の 8ビツトレジスタ31の各ビットに1”データが
書かれた状態に戻る。インバータ27はこのデータに従
いスイッチング用トランジスタ15をオフする(第4図
(ロ)t4)。
これら一連の動作により、トランス19の一次側コイル
には、t2のタイミンクで電流が流れ始め、t3のタイ
ミンクでこの電流の流れか停止F、される(第4図(イ
))。なお、この停止後には所定の立下り時間か続いて
いる。
また、このトランス19の一次側コイルでは、t2のタ
イミンクで電圧か降下し始め、それまで140Vであっ
たものかOVとなる。この後、t3のタイミングで電圧
か上昇し始め、OVから 280Vとなりその後 +4
0Vに戻る(第4図(へ))。
さらに、スイッチング用トランジスタ15のエミッタと
スイッチング用トランジスタ]5のコレクタとの間の電
圧は、tlのタイミンクで立上り、例えはそれまてQV
てあったものが所定の値となる。この後、t2のタイミ
ングで立下り、前記の所定の値より 1.5■程度とな
る。さらに、t3のタイミンクで所定の値のピーりまで
立上り、その後OVとなる(第4図(ト))。
t4の18μs後に、マイクロコンピュータ22は、デ
ータバス32を介して第2の8ビツトレジスタ31にデ
ータ゛’DPIIIシX“を送ると、第2の8ビットレ
ジスタ31の′2”ビットにのみ“0”データが書かれ
る。インバータ29はこのデータに従いスイッチング用
トランジスタ17をオンする(第4図(ニ)t5)。
この1.5tzs後に、マイクロコンピュータ22は、
データバス32を介して第2の8ビツトレジスタ31に
データ“CF IIEX ′°を送る。これにより、第
2の 8ビットレジスタ3]の  2”ビット、3”ビ
ットに“0′°データが書かれる。インペラ29に続き
インバータ30はこのデータに従いスイッチング用トラ
ンジスタ18をオンする(第4図(ホ)t6)。これに
より、スイッチング用トランジスタ]7、]8かオン状
態となる。
この10μs後に、マイクロコンピュータ22は、デー
タバス32を介して第2の8ビツトレジスタ3]にデー
タ゛D F IEX“を送る。これにより、第2の8ビ
ットレジスタ31の  2”ビットのみに”0”データ
が書かれた状態に戻る。インバータ30はこのデー タ
に従いスイッチンク用トランジスタ18をオフする(第
4図(ホ)t7)。これにより、スイッチング用トラン
ジスタ17のみかオン状態となる。
コノ500ns後に、マイクロコンピュータ22は、デ
ータバス32を介して第2の8ビットレジスタ31にデ
ータ” F F IIEX”を送る。これにより、第2
の8ビットレジスタ3]の各ビットに1”データが書か
れた状態に戻る。インバータ29はこのデータに従いス
イッチンク用トランジスタ17をオフする(第4図(ニ
)t8)。
これら一連の動作により、トランス19の一次側コイル
では」二連した動作と同様の動作が行われる。
すなイっち、トランス19の一次側コイルには、t6の
タイミングで電流が流れ始め、t7のタイミングでこの
電流の流れが停止される(第4図(イ))。なお、この
停止後には所定の立下り時間か続いている。
また、このトランス19の一次側コイルでは、t6のタ
イミングで電圧か降下し始め、それまて140■てあっ
たものか0■となる。この後、t7のタイミングで電圧
が上智し始め、Ovから 280■となりその後 14
0Vに戻る(第4図(へ))。
さらに、スイッチング用トランジスタ]7のエミッタと
スイッチング用トランジスタ18のコレクタとの間の電
圧は、t5のタイミングで立上り、例えばそれまてOV
であったものか所定の値となる。この後、t6のタイミ
ングで立下り、前記の所定の値より 1.5■程度とな
る。さらに、t7のタイミングで所定の値のピークまで
立上り、その後OVとなる(第4図(チ))。
以上のようにして、スイッチング用トランジスタ]5.
16と17.18とのオン/オフか繰り返して行われる
ことにより、例えば負荷側RPIでは+12V、負荷側
RFnでは+ 5Vか得られる。
ここで、負荷側RPnにおける+ 5■が高くなると、
マイクロコンピュータ22は、絶縁用フォトカプラ回路
38、増幅器3つ、A/D変換器25、第1の8ビツト
レジスタ26およびデータバス32を介し負荷側RFn
の電圧に関するディジタルブタを入力し、このことを認
識する。
マイクロコンピュータ22は、このことを認識すると、
第4図(ハ)、(ホ)におけるt2−t3時間および1
6−17時間が短くなるように、第2の8ビツトレジス
タ31に送出するデータの送出タイミンク゛を制御する
。これによりスイッチング用トランジスタ16.18の
オン時間幅が狭くなり、トランス19の一次側コイルに
流れる電流は少なくなる。したかって、トランス1つの
二次側コイルへのエネルギは少なくなり、負荷側に印加
される電圧が低下する。すなわち、負荷側RPnでは+
5■を下げる方向に働き、安定した+ 5■になるべく
帰還かかけられる。
一方、負荷側RPnにおける+5■か低くなると、マイ
クロコンピュータ22は、このことを認識し、第4図(
ハ)、(ホ)におけるt2−t3時間および16−17
時間が長くなるように、第2の8ビツトレジスタ31に
送出するデータの送出タイミングを制御する。これによ
りスイッチング用トランジスタ16.18のオン時間幅
が広くなり、トランス19の一次側コイルに流れる電流
は多くなる。したがって、トランス19の二次側コイル
へのエネルギは多くなり、負荷側に印加される電圧が上
昇する。すなわち、例えば負荷側RPnでは+ 5Vを
上げる方向に働き、安定した+ 5Vになるべく帰還が
かけられる。
次に、スイッチング用トランジスタ15.16.17.
18のいずれかに異常が生じた場合の動作を第5図に基
づき説明する。
まず、マイクロコンピュータ22は以下のような監視を
行っている。
マイクロコンピュータ22は、上述したように、第4図
に示したtlのタイミングでデータ“7F)IEX“を
送り、この 1.5μs後のt2のタイミングでデータ
“3FIEX”を送り、この約7μs後にスイッチング
用トランジスタ15のエミッタとスイッチング用トラン
ジスタ]6のコレクタとの間の電圧値を読取る(第5図
())t2−)。
そして、この電圧値が約1.5V相当であれば、スイッ
チング用トランジスタ16か正常であると判断する。こ
の約8μs後のt3のタイミングでデータ” 7 F 
HEX ”を送り、この50Ons後のt4のタイミン
グで“F F HEX”を送る。
さらに、マイクロコンピュータ22は、この約1μs後
に、トランス1つの一次側コイルの電圧値を読取る(第
5図(へ)t4−)。そして、この電圧値が約280V
相当以上であれば、スイッチング用トランジスタ16.
17が正常であると判断する。
この後、マイクロコンピュータ22は、上述したように
、第4図に示したtsのタイミングてブタ“D F H
EX”を送り、この 1.5μs後のt6タイミングで
データ“CF HEX”を送る。
そして、この約7μs後に、上述と同様に、スイッチン
グ用トランジスタ17のエミッタとスイッチング用トラ
ンジスタ18のコレクタとの間の電圧値を読取る(第5
図(チ) ts−)。この約3μs後のt7のタイミン
グでデータ“D F HEX”を送り、この 500n
s後のtsのタイミングで“F F IIEX”を送り
、この約1μs後に、トランス19の一次側コイルの電
圧値を読取る(第5図(へ)t8′)。
このとき、例えばドライブ回路の故障によってベース電
流の供給が不十分となり、スイッチング用トランジスタ
18が完全にオンできなくなったとすると、第5図(チ
)のt6−に示した電圧値か1.5Vより高く、第5図
(へ)の18+に示した電圧値が280Vより低くなる
。これは、ドライブか不十分であるため、トランス19
の一次側コイルに流れる電流が正常時よりも小さくなる
からである(第5図(イ))。
マイクロコンピュータ22は、このような電圧値の異常
を検出すると、スイッチング用トランジスタ17.18
のいずれがか故障であると判断し、これ以降スイッチン
グ用トランジスタ17.18は作動させず、スイッチン
グ用トランジスタ15.16のみによりスイッチングを
行うように制御する。すなわち、第5図(ロ)、(ハ)
に示すように、スイッチング用トランジスタ15.16
に対してはこれまでの2倍の速度でスイッチング制御用
のデー タ山力をi−jい。第5図(ニ)、(ホ)に示
すように、スイッチング用]・ランジスタ17、]8に
対するスイッチング制御用のデータ出力を停止する。
かくして、この実施例のスイッチング電源によれば、通
′帛時には2つの経路によるスイッチンク用トランジス
タによって交互にスイッチングを行い、いずれか一方の
経路のスイッチング用トランジスタに故障か生したとき
には、他力のスイッチンク用トランジスタによってスイ
ッチングを行うように制御しているので、スイッチング
用トランジスタの故障に起因する電源断を回避すること
かでき、i島い信頼性を得ることができる。また、通常
のスイッチング電源に、主にスイッチング用トランジス
タおよびこれらを駆動する回路を3組追加した構成であ
るので、こうした高信頼性を得るための部品点数の増加
は極めて少ない。
なお、この実施例では、スイッチング用]・ランシスタ
17、〕8のいずれかが故障である場合の動作について
述べたか、スイッチング用トランジスタ]5.16に故
障が生じた場合もその動作は同様である。
また、この実施例では、故障の例としてドライブ回路の
故障によってベース電流の供給が不十分となり、スイッ
チング用トランジスタが完全にオンできなくなった場合
について述べたか、その他にも、スイッチング用トラン
ジスタのオープン、短絡、熱暴走等の故障かある。これ
らの故障時の症状を一括して、第6図に示す。
第6図■は正常な場合を示し、■は」二連の実施例での
故障の場合を示している。
■はスイッチング用トランジスタかオープン故障の場合
を示している。この場合、t2−またはt6−のタイミ
ングではスイッチング用トランジスタかオンしているた
め、このタイミングで 140Vの電圧か観測され、t
4−またはt8 のタイミングではスイッチング用トラ
ンジスタがオフするため、このタイミングで140V→
0■への転換が観測される。
■はスイッチング用トランジスタか熱暴走している場合
を示している。この場合、t2−またはt6 ″のタイ
ミンクではスイッチング用トランジスタか正常にオンし
ている波形が観測されるが、t4−またはt8−のタイ
ミングではターンオフが遅延することにより電圧のピー
クか正常時よりも異常に高くなる。
■はスイッチング用トランジスタか短絡故障した場合を
示している。この場合、t2−またはt6−のタイミン
グではこのタイミングで電圧がOVに低下し、j4−ま
たはt8−のタイミングではスイッチング用I・ランジ
スタかターンオフするためこのタイミングで観測される
電圧値か大きくなる。
これら第6図に示すいずれの場合も」二連した実施例と
同様のスイッチング制御が行われる。
また、上述した実施例では、通常時には2つの経路によ
るスイッチング用トランジスタによって交互にスイッチ
ングを行い、いずれか一方の経路のスイッチング用トラ
ンジスタに故障か生したときには、他方のスイッチング
用トランジスタによってスイッチングを行うように制御
しているか、通常時にいずれか一方の経路のスイッチン
グ用I・ランジスタによってスイッチングを行い、故障
が生じたときには、他方のスイッチング用トランジスタ
によってスイッチングを行うようにしてもよい。
さらにまた、上述した実施例では、スイッチング用トラ
ンジスタ群14が2組のスイッチング用トランジスタを
直列接続したものを2段に並列接続してなるものであっ
たが、3組以上であってもよいし、3段以上であっても
よい。
また、上述した実施例では、マイクロコンピュタ22が
ROM23に格納された制御プログラムに基つきスイッ
チング制御を行うものであったが、ハードウェアによる
構成とすることもできる。
第7図はその一例である。
第7図に示すPWM回路50は第1図に示したPWM回
路2]に相当し、同一の機能を有する。なお、この第7
図において、第1図に示す部品と同一のものには同一の
符号を付しである。
すなわち、スイッチング用トランジスタ15.16.1
7.18のベースオン信号は、ナンドゲト51.52.
53.54から出力される。第4図および第5図(ロ)
〜(ホ)の信号はパルス発生器55から出力されるパル
ス信号56.57およびスイッチング用トランジスタ1
5.16または17.18のどちらを選択する選択信号
58により、59のように交互に選択するようになって
いる。すなわち、ナントゲート60,61.62で選択
信号58より、ナントゲート51.53または52.5
4のとちらを選択している。
また、63は第4図および第5図に示すt8のタイミン
ク゛で出力されるストローブパルスである。今、トラン
ス19の一次側コイルの出力電圧が小さいときには、こ
の分圧電圧64かLowレベルとなり、インバータ65
の出力とストローブパルス63の  1”によりナンド
ゲー166の出力が“0”、ナントゲート67の出力が
“1”インバータ68の出力か′0”となり、RSフリ
ツブフロップ69をセットする。そのQ出カフ0は“0
”レベル、したがってナントゲート62の出力は“1”
となり、以後ナントゲート61の出力は“O“ ナンド
ゲ−1−60の出力は“1”となり、ナントゲート51
.53、およびインバタ27.29か選択され、スイッ
チング用トランジスタ15.16が常にオンオフするこ
とになる。
また、71は第4図および第5図に示すt4のタイミン
グで出力されるストローグパルスである。
さらにまた、72はスイッチング用トランジスタ17の
エミッタとスイッチング用トランジスタ18のコレクタ
との間の電圧を抵抗r3、r4で分圧した電圧値である
。この電圧値72が異常に高電圧時、ナントゲート73
の出力は“0”となり、ナントゲート67の出力は“1
”となり、ナントゲート68の出力は”0”となり、R
Sフリップフロップ69をセットする。以降同様にスイ
ッチング用トランジスタ15.16を常にオンオフさせ
ることになる。
ストローブパルス74.75は同様にRSフリップフロ
ップ76を異常時にセットすることによリナンドゲート
61の出力を“1″とし、ナントゲート52.54およ
びインバータ28.30が選択され、以降スイッチング
用トランジスタ17.18が常にオンオフすることにな
る。
パルス発生器55は、PWM 77よりパルス幅タイミ
ングを受けとり、パルス56〜58.63.71.74
.75を発生させ、またRSフリップフロップ69.7
6の出力か共に“ビになると、スイッチングトランジス
タ15.16と17.18の両方が異常であるため、パ
ルス56〜58.63.71.74.75の発生を停止
させる。これにより、スイッチングか停止し、負荷側に
対するDC出力はなくなり、電源停止状態となる。
また、上述した実施例では、第4図および第5図に示す
ように、(ロ)、(ニ)に示すパルスの幅を(ハ)、(
ホ)に示すパルスの幅より大きくとっているが、立ち下
がり時は()X)、(ホ)が早く、立ち上かり時も()
\)、(ホ)が早いタイ2つ ミンクにして、スイッチング用トランジスタのパワーロ
スを両方に分けてもかまわない。
また、第8図はスイッチング方式の異なった回路での応
用例を示している。
同図に示す回路は、スイッチング用トランジスタ90.
91を直列接続してなるスイッチング用トランジスタモ
ジュール92を各部に配置してなるものである。
この回路においては、図示を省略した手段により、各ス
イッチング用トランジスタのコレクタ、エミッタ電圧の
波形が正常である′か否かを検出しており、異常が検出
された場合は、以降、並列接続された別のスイッチング
用トランジスタモジュールが使用されるのである。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、スイッチング
手段が複数のスイッチング用トランジスタを並列接続さ
せてなり、これらスイッチング用トランジスタのうちス
イッチングに使用中のスイッチング用トランジスタに故
障が生じたとき、他のスイッチンク用トランジスタによ
りスイッチングを行うようにしたので、部品点数の削減
を図りつつ高仏頼性を?1することカビCきる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るスイッチング電源を
示す回路図、第2図は第1図の分圧器を示す回路図、第
3図は第1図のインバータを示す回路図、第4図は第1
図に示すスイッチング電源の基本動作を説明するだめの
図、第5図は第1図に示すスイッチング電源において異
常が発生したときの動作を説明するための図、第6図は
各種故障モードを説明するだめの図、第7図はこの発明
の他の実施例に係るスイッチング電源を示す回路図、第
8図はこの発明の詳細な説明するための図、第9図は従
来のスイッチング電源を示す回路図である。 1]・・フィルタ、12・整流器、13・平滑コンデン
サ、]4・・スイッチング用のトランジスタ群、15、
]6.17、]8 スイッチンク用トランンスタ、19
・・単人力多出力型のトランス、20− スーJ−ハ回
路、21− PWM 回路、Dl、、I、Dl2・・D
nl、Dn2・・・整流ダイオード、Ll・・・Ln・
・チョー クコイル、C1,−Cn・平滑コンデンサ、
RPI −RFn  負荷抵抗、22 マイクロコンピ
ュタ、23・・・ROM、24・・RAM、25・・A
/D変換器、26・第1の8ビツトレジスタ、27.2
8.29.30・・インバータ回路、31・・第2の 
8ビツトレジスタ、32・・・データバス32.3B、
34.35 分圧器、36.37・・・抵抗、38 絶
縁用フォトカプラ回路。 出願人     株式会社 東芝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のスイッチング用トランジスタを並列接続させてな
    り、電源電圧を所定の時間間隔でスイッチングするスイ
    ッチング手段と、このスイッチング手段によりスイッチ
    ングされた電源電圧が一次側に印加され、二次側より交
    流電圧を出力するトランスと、このトランスの二次側よ
    り出力される交流電圧を直流電圧に変換して負荷側に印
    加する交流/直流変換手段と、前記負荷側に印加される
    直流電圧に応じて、前記所定の時間間隔を制御するスイ
    ッチング制御手段と、前記スイッチング用トランジスタ
    の故障を検出する故障検出手段と、この故障検出手段に
    よりスイッチング用トランジスタの故障が検出されたと
    き、この故障が検出されたスイッチング用トランジスタ
    以外のスイッチング用トランジスタにより前記電源電圧
    を前記所定の時間間隔でスイッチングさせるよう、前記
    スイッチング制御手段を制御する故障制御手段とを具備
    することを特徴とするスイッチング電源。
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