JPH0255239A - 合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びその装置 - Google Patents
合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びその装置Info
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- JPH0255239A JPH0255239A JP13017589A JP13017589A JPH0255239A JP H0255239 A JPH0255239 A JP H0255239A JP 13017589 A JP13017589 A JP 13017589A JP 13017589 A JP13017589 A JP 13017589A JP H0255239 A JPH0255239 A JP H0255239A
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Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、加熱炉内にて合せガラス用の二枚の合せ素板
ガラスを同時に曲げ成形する方法及びその装置に係り、
特に、合せガラスの側部な深曲げするのに最適な合せガ
ラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びその装置の改
良に関する。
ガラスを同時に曲げ成形する方法及びその装置に係り、
特に、合せガラスの側部な深曲げするのに最適な合せガ
ラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びその装置の改
良に関する。
[従来の技術]
一般に、合せガラスは、二枚の合せ素板ガラスをポリビ
ニールブチラール膜等のプラスチッり中間膜で積層した
ものであり、安全上の観点から特に自動車の風防窓であ
るフロントガラスとして広(利用されている。
ニールブチラール膜等のプラスチッり中間膜で積層した
ものであり、安全上の観点から特に自動車の風防窓であ
るフロントガラスとして広(利用されている。
ところで、この種の合せガラスは、通常自動車のデザイ
ン上の理由から湾曲状のものが要求されるため、合せガ
ラス用の二枚の合せ素板ガラスについては平板状のもの
を適宜曲げ成形することが必要になる。このとき、両合
せ素板ガラスを別々に成形すると、両合せ素板ガラスの
曲面形状が微妙に異なってしまい、両ガラス間に中間膜
を介在させて合せ加工する際に、二枚の合せ素板ガラス
が中間膜を介して接合しなかったり、接合面に気泡が発
生したり、あるいは使用中に合せガラスの接合面に気泡
が発生したり、剥離したりするという欠点があった。そ
のため、従来より合せガラスを製造する際、二枚の合せ
素板ガラスを重ねて同時に曲げ成形する方法が採用され
ていた。
ン上の理由から湾曲状のものが要求されるため、合せガ
ラス用の二枚の合せ素板ガラスについては平板状のもの
を適宜曲げ成形することが必要になる。このとき、両合
せ素板ガラスを別々に成形すると、両合せ素板ガラスの
曲面形状が微妙に異なってしまい、両ガラス間に中間膜
を介在させて合せ加工する際に、二枚の合せ素板ガラス
が中間膜を介して接合しなかったり、接合面に気泡が発
生したり、あるいは使用中に合せガラスの接合面に気泡
が発生したり、剥離したりするという欠点があった。そ
のため、従来より合せガラスを製造する際、二枚の合せ
素板ガラスを重ねて同時に曲げ成形する方法が採用され
ていた。
従来における合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方
法としては、合せガラスの曲げ成形面に対応する曲げ型
を構成し、この曲げ型の上に合せガラス用の二枚の合せ
素板ガラスを重ねて載置した状態で曲げ型を加熱炉内に
搬入すると共に、両合せ素板ガラスをそのガラス軟化温
度まで加熱し、両ガラスの軟化に伴って上記曲げ型の曲
げ成形面に沿って両合せ素板ガラスを自重曲げ成形する
ようにしたものが知られている(特公昭49−1033
2号公報参照)。
法としては、合せガラスの曲げ成形面に対応する曲げ型
を構成し、この曲げ型の上に合せガラス用の二枚の合せ
素板ガラスを重ねて載置した状態で曲げ型を加熱炉内に
搬入すると共に、両合せ素板ガラスをそのガラス軟化温
度まで加熱し、両ガラスの軟化に伴って上記曲げ型の曲
げ成形面に沿って両合せ素板ガラスを自重曲げ成形する
ようにしたものが知られている(特公昭49−1033
2号公報参照)。
このような方法において、上記合せガラスの側部を深曲
げ成形する必要がある場合には、合せガラスの中間湾曲
部に対応した曲げ成形面を有するリング状の固定割型と
、合せガラスの側部の深曲げ部に対応した曲げ成形面を
有し、且つ前記固定割型の両側若しくは片側に自重で固
定割型に連なる方向へ向かうべく可動自在に設けられる
リング状の可動割型とで上記曲げ型を構成し、上記可動
割型を展開させた状態で曲げ型上に平板状の二枚の素板
ガラスを重ねて載置した後、この素板ガラスを加熱炉内
に搬入して加熱し、上記両ガラスの軟化に伴って上記可
動割型を固定割型に連なる方向へ移動させ、両ガラスの
側部を可動割型で深曲げするようにした自重曲げによる
ものが既に提供されている。
げ成形する必要がある場合には、合せガラスの中間湾曲
部に対応した曲げ成形面を有するリング状の固定割型と
、合せガラスの側部の深曲げ部に対応した曲げ成形面を
有し、且つ前記固定割型の両側若しくは片側に自重で固
定割型に連なる方向へ向かうべく可動自在に設けられる
リング状の可動割型とで上記曲げ型を構成し、上記可動
割型を展開させた状態で曲げ型上に平板状の二枚の素板
ガラスを重ねて載置した後、この素板ガラスを加熱炉内
に搬入して加熱し、上記両ガラスの軟化に伴って上記可
動割型を固定割型に連なる方向へ移動させ、両ガラスの
側部を可動割型で深曲げするようにした自重曲げによる
ものが既に提供されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来の合せガラス用素板ガラ
スの曲げ成形方法にあっては、合せガラス用の両合せ素
板ガラスの側部を深曲げする際には自重で変位する可動
割型で画素板ガラスの側部を強制的に曲げ成形するよう
になっているが、合せガラスの側部の深曲げ度合を太き
(する場合には、画素板ガラスの深曲げ部の周縁形状に
ついては可動割型に沿った形状に成形できるものの、画
素板ガラスの深曲げ部の周縁を除く曲面部の面形状につ
いては軟化した素板ガラスの変形度合が所望の曲率面を
作る上で追従し得ない事態を生じ、画素板ガラスの深曲
げ部の成形が不充分になるという問題を生ずる。
スの曲げ成形方法にあっては、合せガラス用の両合せ素
板ガラスの側部を深曲げする際には自重で変位する可動
割型で画素板ガラスの側部を強制的に曲げ成形するよう
になっているが、合せガラスの側部の深曲げ度合を太き
(する場合には、画素板ガラスの深曲げ部の周縁形状に
ついては可動割型に沿った形状に成形できるものの、画
素板ガラスの深曲げ部の周縁を除く曲面部の面形状につ
いては軟化した素板ガラスの変形度合が所望の曲率面を
作る上で追従し得ない事態を生じ、画素板ガラスの深曲
げ部の成形が不充分になるという問題を生ずる。
又、深曲げしようとする部分をより局部的に加熱して曲
げ加工しやすくすることも行なえるが、これによっても
まだ不充分である。
げ加工しやすくすることも行なえるが、これによっても
まだ不充分である。
このような問題を解決するために、面形状を正確に成形
し得る方法として、凹型と凸型との間にガラス板を挟ん
で成形するプレス法を応用することが考えられるが、合
せガラスの場合には二枚の合せ素板ガラスを同時に成形
しなければならないことから、成形時において二枚の合
せ素板ガラスを正確に位置決めして保持することが必要
になる。ところが、吊下げあるいは吸着等公知の手法を
用いて二枚合せ素板ガラスを保持しようとしても、両合
せ素板ガラスを正確に位置決めして保持することができ
ず、結局のところ、上記プレス法をそのまま応用するこ
とができないという問題点があった。
し得る方法として、凹型と凸型との間にガラス板を挟ん
で成形するプレス法を応用することが考えられるが、合
せガラスの場合には二枚の合せ素板ガラスを同時に成形
しなければならないことから、成形時において二枚の合
せ素板ガラスを正確に位置決めして保持することが必要
になる。ところが、吊下げあるいは吸着等公知の手法を
用いて二枚合せ素板ガラスを保持しようとしても、両合
せ素板ガラスを正確に位置決めして保持することができ
ず、結局のところ、上記プレス法をそのまま応用するこ
とができないという問題点があった。
あるいは又、この様な問題を解決するために、ガラス板
の側部の曲げ加工が容易となる様に得ようとする合せガ
ラスの設計寸法よりも大きな2枚の合せ素板ガラスを用
意し、このオーバーサイズの合せ素板ガラス2枚を重ね
て同時に曲げ加工して所望の成形形状を得、次いで周辺
部を切断して所望の設計寸法の合せガラス用の合せ素板
ガラス2枚を得るというオーバーサイズ加工方法もある
が、曲げ加工後の切断工程が必要で、手間とコストがか
かるという欠点があった。
の側部の曲げ加工が容易となる様に得ようとする合せガ
ラスの設計寸法よりも大きな2枚の合せ素板ガラスを用
意し、このオーバーサイズの合せ素板ガラス2枚を重ね
て同時に曲げ加工して所望の成形形状を得、次いで周辺
部を切断して所望の設計寸法の合せガラス用の合せ素板
ガラス2枚を得るというオーバーサイズ加工方法もある
が、曲げ加工後の切断工程が必要で、手間とコストがか
かるという欠点があった。
本発明は、以上の問題点に着目してなされたものであっ
て、合せガラスの側部な確実に深曲げ成形することがで
きる合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びそ
の装置を提供することを課題とするものである。
て、合せガラスの側部な確実に深曲げ成形することがで
きる合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びそ
の装置を提供することを課題とするものである。
[課題を解決するための手段]
即ち、上記課題を達成する本発明の合せガラス用合せ素
板ガラスの曲げ成形方法は、合せガラス用の二枚の合せ
素板ガラスを重ねて両合せ素板ガラスの側部が深曲げさ
れるべく同時に曲げ成形するに際し、二枚の合せ素板ガ
ラスを所望の成形面を有する可動割型と固定割型とを備
えた曲げ型に載置し、この曲げ型に載置された二枚の合
せ素板ガラスを加熱炉内の加熱・曲げ加工処理ステージ
にて上記ガラスの曲げ加工温度まで加熱し、二枚の合せ
素板ガラスを曲げ型に略沿わせた形状に自重的げにより
仮成形し、次いで上記可動割型を上記固定割型に対して
固定し、二枚の重ねられた合せ素板ガラスの上方から合
せ素板ガラスの深曲げ部分を曲げ型に載置された状態に
おいて補助プレス部材により押付けて二枚の合せ素板ガ
ラスを同時にプレス成形することを特徴とする合せガラ
ス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法に関するものである
。
板ガラスの曲げ成形方法は、合せガラス用の二枚の合せ
素板ガラスを重ねて両合せ素板ガラスの側部が深曲げさ
れるべく同時に曲げ成形するに際し、二枚の合せ素板ガ
ラスを所望の成形面を有する可動割型と固定割型とを備
えた曲げ型に載置し、この曲げ型に載置された二枚の合
せ素板ガラスを加熱炉内の加熱・曲げ加工処理ステージ
にて上記ガラスの曲げ加工温度まで加熱し、二枚の合せ
素板ガラスを曲げ型に略沿わせた形状に自重的げにより
仮成形し、次いで上記可動割型を上記固定割型に対して
固定し、二枚の重ねられた合せ素板ガラスの上方から合
せ素板ガラスの深曲げ部分を曲げ型に載置された状態に
おいて補助プレス部材により押付けて二枚の合せ素板ガ
ラスを同時にプレス成形することを特徴とする合せガラ
ス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法に関するものである
。
又、上記合せガラス用素板ガラスの曲げ成形方法を実現
する装置は、合せガラス用の二枚の合せ素板ガラスを重
ねて両合せ素板ガラスの側部が深曲げされるべく同時に
曲げ成形する合せガラス用の合せ素板ガラスの曲げ成形
装置であって、上記合せ素板ガラスの成形対象中間湾曲
部に対応した曲げ成形面を有する固定割型と成形対象深
曲げ部に対応した曲げ成形面を何する可動割型とを備え
た割型タイプの曲げ型と、該曲げ型の上方であって合せ
素板ガラスの成形対象側方潔白げ部に対応する部分に設
けられた補助プレス部材と、該補助プレス部材の昇降機
構と、合せ素板ガラスをプレスする際、上記可動割型を
上記同定割型に対して固定する固定手段とを備えたこと
を特徴とする合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形装
置である。
する装置は、合せガラス用の二枚の合せ素板ガラスを重
ねて両合せ素板ガラスの側部が深曲げされるべく同時に
曲げ成形する合せガラス用の合せ素板ガラスの曲げ成形
装置であって、上記合せ素板ガラスの成形対象中間湾曲
部に対応した曲げ成形面を有する固定割型と成形対象深
曲げ部に対応した曲げ成形面を何する可動割型とを備え
た割型タイプの曲げ型と、該曲げ型の上方であって合せ
素板ガラスの成形対象側方潔白げ部に対応する部分に設
けられた補助プレス部材と、該補助プレス部材の昇降機
構と、合せ素板ガラスをプレスする際、上記可動割型を
上記同定割型に対して固定する固定手段とを備えたこと
を特徴とする合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形装
置である。
このような技術的手段において、合せガラス用の二枚の
合せ素板ガラスを曲げ成形する際の加熱・曲げ加工炉の
構成については、少なくとも、成形対象となる合せ素板
ガラスをこのガラスの軟化温度まで加熱する加熱・曲げ
加工処理ステージと、加熱軟化された合せ素板ガラスの
側部な補助プレス部材にて深曲げ成形するプレス処理ス
テージとを包含したものであれば適宜設計変更して差支
えない。この場合において、曲げ成形性を良好に保つと
いう観点からすれば、加熱曲げ加工処理ステージにおい
て、深曲げ対象となる合せ素板ガラスの側部を他の部分
よりもより高い温度に局部的に加熱するようにすること
が好ましい。かかる局部加熱のためには、深曲げ対象と
なる二枚の合せ素板ガラスの部分の上側、又は下側、又
は上下側に近接して局部ヒーターを配するのが好ましい
。
合せ素板ガラスを曲げ成形する際の加熱・曲げ加工炉の
構成については、少なくとも、成形対象となる合せ素板
ガラスをこのガラスの軟化温度まで加熱する加熱・曲げ
加工処理ステージと、加熱軟化された合せ素板ガラスの
側部な補助プレス部材にて深曲げ成形するプレス処理ス
テージとを包含したものであれば適宜設計変更して差支
えない。この場合において、曲げ成形性を良好に保つと
いう観点からすれば、加熱曲げ加工処理ステージにおい
て、深曲げ対象となる合せ素板ガラスの側部を他の部分
よりもより高い温度に局部的に加熱するようにすること
が好ましい。かかる局部加熱のためには、深曲げ対象と
なる二枚の合せ素板ガラスの部分の上側、又は下側、又
は上下側に近接して局部ヒーターを配するのが好ましい
。
また、二枚の合せ素板ガラスの上記搬送手段としては、
加熱・曲げ加工炉内にて曲げ型を搬送し得るものであれ
ば、台車を所定の循環経路あるいは進退経路に沿って移
動させるようにしてもよいし、耐熱性の搬送ロールや搬
送ベルト等からなる連続的なコンベアを用いる等適宜設
計変更して差支えない。この場合において、搬送手段に
ついては、プレス処理ステージでの曲げ型と補助プレス
部材を備えた補助プレス手段との相対位置関係を正確に
しなければならないことから、機械的な位置決め手段を
付設したり、制御系で搬送手段を位置決め制御すること
が必要である。
加熱・曲げ加工炉内にて曲げ型を搬送し得るものであれ
ば、台車を所定の循環経路あるいは進退経路に沿って移
動させるようにしてもよいし、耐熱性の搬送ロールや搬
送ベルト等からなる連続的なコンベアを用いる等適宜設
計変更して差支えない。この場合において、搬送手段に
ついては、プレス処理ステージでの曲げ型と補助プレス
部材を備えた補助プレス手段との相対位置関係を正確に
しなければならないことから、機械的な位置決め手段を
付設したり、制御系で搬送手段を位置決め制御すること
が必要である。
更にまた、上記補助プレス手段については、曲げ型がプ
レス処理ステージに到達した際に曲げ型と干渉すること
なく、プレス処理ステージにてセット位置に設定された
曲げ型の合せ素板ガラスの成形対象中間湾曲部に対応し
た曲げ成形面に略直交する方向から合せ素板ガラスの側
部を補助プレス部材で押圧するものであれば適宜設計変
更して差支えない。そして、上記補助プレス部材の設置
箇所としては、曲げ型との相対位置関係を正確に出し易
いという観点から、又、加熱処理ステージでの熱効率、
補助プレス部材支持機構の耐久性を考慮すれば、曲げ型
の上方のプレス処理ステージの適当な箇所に設置するこ
とが好ましい。そしてまた、補助プレス部材の形状につ
いても、パイプ状のものであってもよいし、合せガラス
の深曲げ郡全体に対応して形成してもよいが、少な(ど
も、加熱・曲げ加工処理ステージだけでは成形が不完全
になり易い深曲げの曲率の大きい箇所に対応して形成す
るようにすればよい。又、深曲げ部の曲率が部分的に異
なる形状に曲げ加工する場合には、この曲げ形状に応じ
た異なる曲率を有するプレス面を有する補助プレス部材
が用いられる。
レス処理ステージに到達した際に曲げ型と干渉すること
なく、プレス処理ステージにてセット位置に設定された
曲げ型の合せ素板ガラスの成形対象中間湾曲部に対応し
た曲げ成形面に略直交する方向から合せ素板ガラスの側
部を補助プレス部材で押圧するものであれば適宜設計変
更して差支えない。そして、上記補助プレス部材の設置
箇所としては、曲げ型との相対位置関係を正確に出し易
いという観点から、又、加熱処理ステージでの熱効率、
補助プレス部材支持機構の耐久性を考慮すれば、曲げ型
の上方のプレス処理ステージの適当な箇所に設置するこ
とが好ましい。そしてまた、補助プレス部材の形状につ
いても、パイプ状のものであってもよいし、合せガラス
の深曲げ郡全体に対応して形成してもよいが、少な(ど
も、加熱・曲げ加工処理ステージだけでは成形が不完全
になり易い深曲げの曲率の大きい箇所に対応して形成す
るようにすればよい。又、深曲げ部の曲率が部分的に異
なる形状に曲げ加工する場合には、この曲げ形状に応じ
た異なる曲率を有するプレス面を有する補助プレス部材
が用いられる。
[作 用]
上述したような技術的手段によれば、可動割型と固定割
型を備えた割り型タイプの曲げ型に載置された合せガラ
ス用の二枚の合せ素板ガラスは、加熱・曲げ加工炉内の
加熱・曲げ加工処理ステージにてガラス軟化温度まで加
熱されて曲げ型に略沿った形状に仮成形された後、仮成
形された二枚の合せ素板ガラスの不完全成形箇所、具体
的には合せ素板ガラスの深曲げ箇所は、加熱・曲げ加工
炉内の加熱・曲げ加工処理ステージの後段に位置するプ
レス処理ステージにて、可動割型を固定割型に対して固
定した後、曲げ型の深曲げ対応部に沿って部分的にプレ
ス成形される。
型を備えた割り型タイプの曲げ型に載置された合せガラ
ス用の二枚の合せ素板ガラスは、加熱・曲げ加工炉内の
加熱・曲げ加工処理ステージにてガラス軟化温度まで加
熱されて曲げ型に略沿った形状に仮成形された後、仮成
形された二枚の合せ素板ガラスの不完全成形箇所、具体
的には合せ素板ガラスの深曲げ箇所は、加熱・曲げ加工
炉内の加熱・曲げ加工処理ステージの後段に位置するプ
レス処理ステージにて、可動割型を固定割型に対して固
定した後、曲げ型の深曲げ対応部に沿って部分的にプレ
ス成形される。
[実施例コ
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明に係る合
せガラス用の合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びその装
置を詳細に説明する。
せガラス用の合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びその装
置を詳細に説明する。
見立■」
第1図は合せガラス用の合せ素板ガラスの両側部を深曲
げ成形する合せガラス用の合せ素板ガラスの曲げ成形シ
ステムに本発明を適用したものである。
げ成形する合せガラス用の合せ素板ガラスの曲げ成形シ
ステムに本発明を適用したものである。
同図において、合せガラス用の一対の合せ素板ガラスは
、曲げ型10上に重ねて載置され、図示外のチェーンコ
ンベアを介して移動する台車26からなる搬送手段25
によって該曲げ型10と共に加熱・曲げ加工炉2内の加
熱・曲げ加工処理ステージSTI、及びプレス処理ステ
ージST2を経た後、加熱・曲げ加工炉2外の冷却処理
ステージST3に搬送されるようになっている。そして
、上記加熱・曲げ加工処理ステージSTIでは加熱炉2
内のヒータ3によって合せ素板ガラス1がガラス軟化温
度(550〜650”C)まで加熱されて軟化し、曲げ
型JOの成形面に略沿って仮成形され、プレス処理ステ
ージST2では補助プレス手段30によって合せ素板ガ
ラスlの深曲げ部の不完全成形部が部分的にプレス成形
され、冷却処理ステージST3ではプレス成形された合
せ素板ガラス1は好ましくない歪が入らない様にするた
めに合せ素板ガラス1を曲げ型10上で所定時間制御さ
れた冷却速度で移動しながら徐々に冷却し、しかる後、
冷却処理ステージST3から搬出され成形された二枚の
合せ素板ガラスlを放冷するようになっている。
、曲げ型10上に重ねて載置され、図示外のチェーンコ
ンベアを介して移動する台車26からなる搬送手段25
によって該曲げ型10と共に加熱・曲げ加工炉2内の加
熱・曲げ加工処理ステージSTI、及びプレス処理ステ
ージST2を経た後、加熱・曲げ加工炉2外の冷却処理
ステージST3に搬送されるようになっている。そして
、上記加熱・曲げ加工処理ステージSTIでは加熱炉2
内のヒータ3によって合せ素板ガラス1がガラス軟化温
度(550〜650”C)まで加熱されて軟化し、曲げ
型JOの成形面に略沿って仮成形され、プレス処理ステ
ージST2では補助プレス手段30によって合せ素板ガ
ラスlの深曲げ部の不完全成形部が部分的にプレス成形
され、冷却処理ステージST3ではプレス成形された合
せ素板ガラス1は好ましくない歪が入らない様にするた
めに合せ素板ガラス1を曲げ型10上で所定時間制御さ
れた冷却速度で移動しながら徐々に冷却し、しかる後、
冷却処理ステージST3から搬出され成形された二枚の
合せ素板ガラスlを放冷するようになっている。
二枚の合せ素板ガラスを載置する自重曲げ加工用曲げ型
としては、加熱・曲げ加工炉内のガラス板の成形温度(
580〜700℃)に耐える程度の耐熱材で合せ素板ガ
ラスの成形対象中間湾曲部に対応した曲げ成形面と成形
対象深曲げ部に対応した曲げ成形面とを有する様に構成
したタイプのものが好ましく使用できる。かかる曲げ型
の構成としては、合せ素板ガラスに対応した面状のもの
、合せ素板ガラスの周縁を支持し得るリング状のものい
ずれでもよいが、合せ素板ガラスの表面性を滑かに保つ
には、合せ素板ガラスの表面と曲げ型との接触範囲を極
力少なくするという点でリング状のものが好ましい。本
発明において、自動用加工曲げ型は、固定割型と可動割
型とに分割される様にして構成された割型タイプのもの
である。
としては、加熱・曲げ加工炉内のガラス板の成形温度(
580〜700℃)に耐える程度の耐熱材で合せ素板ガ
ラスの成形対象中間湾曲部に対応した曲げ成形面と成形
対象深曲げ部に対応した曲げ成形面とを有する様に構成
したタイプのものが好ましく使用できる。かかる曲げ型
の構成としては、合せ素板ガラスに対応した面状のもの
、合せ素板ガラスの周縁を支持し得るリング状のものい
ずれでもよいが、合せ素板ガラスの表面性を滑かに保つ
には、合せ素板ガラスの表面と曲げ型との接触範囲を極
力少なくするという点でリング状のものが好ましい。本
発明において、自動用加工曲げ型は、固定割型と可動割
型とに分割される様にして構成された割型タイプのもの
である。
第2図に例示した割型タイプの曲げ型は、搬送手段の台
車26上に載置されており、深曲げ成形された合せ素板
ガラス1の両側部を除く中央湾曲部に対応した曲げ成形
面11aを有するリング状の固定割型11と、前記固定
割型11の両側に可動自在に設けられ、合せ素板ガラス
1の深曲げ部に対応した曲げ成形面12aを有し、この
曲げ成形面12aがセット位置において固定割型11の
曲げ成形面11aに連なるリング状の可動割型12とで
構成される。そして、上記固定割型11は支柱13を介
して台車26上に固定される一方、上記可動割型12の
幅方向両側部は台車26上の固定ブラケットI4上に立
設した支柱15の先端部に枢軸〕6を介して揺動自在に
支承されている。更に、上記可動割型12の支持部には
可動割型12が固定割型11に連なるセット位置側に付
勢されるようにバランスウェイト17がモーメントアー
ム18を介して取付けられている。なお、第2図におい
て(a)は平らな合せ素板ガラスが曲げ型に載置された
状態で、合せ素板ガラスの加熱前を示すものであり、第
2図の(b)は合せ素板ガラスの曲げ加工終了状態を示
すものである。又、第2図の(c)はこの曲げ型の割状
態を説明するための平面該略図である。又、上記可動割
型としては、自重で固定割型に連なる方向へ向かい、固
定割型に連なるセット位置で停止するものであれば適宜
設計変更して差支えな(、可動割型のセット位置への復
帰力については可動割型自体の構成部材やウェイトによ
って調整することができる。
車26上に載置されており、深曲げ成形された合せ素板
ガラス1の両側部を除く中央湾曲部に対応した曲げ成形
面11aを有するリング状の固定割型11と、前記固定
割型11の両側に可動自在に設けられ、合せ素板ガラス
1の深曲げ部に対応した曲げ成形面12aを有し、この
曲げ成形面12aがセット位置において固定割型11の
曲げ成形面11aに連なるリング状の可動割型12とで
構成される。そして、上記固定割型11は支柱13を介
して台車26上に固定される一方、上記可動割型12の
幅方向両側部は台車26上の固定ブラケットI4上に立
設した支柱15の先端部に枢軸〕6を介して揺動自在に
支承されている。更に、上記可動割型12の支持部には
可動割型12が固定割型11に連なるセット位置側に付
勢されるようにバランスウェイト17がモーメントアー
ム18を介して取付けられている。なお、第2図におい
て(a)は平らな合せ素板ガラスが曲げ型に載置された
状態で、合せ素板ガラスの加熱前を示すものであり、第
2図の(b)は合せ素板ガラスの曲げ加工終了状態を示
すものである。又、第2図の(c)はこの曲げ型の割状
態を説明するための平面該略図である。又、上記可動割
型としては、自重で固定割型に連なる方向へ向かい、固
定割型に連なるセット位置で停止するものであれば適宜
設計変更して差支えな(、可動割型のセット位置への復
帰力については可動割型自体の構成部材やウェイトによ
って調整することができる。
なお、曲げ型の合せ素板ガラスの成形対象深曲げ部に対
応する可動割型、又は割なしタイプの場合には固定型の
周縁の合せ素板ガラスの側縁の外方には、第2.12図
の様に曲げ型の端部から突出する合せ素板ガラスの周辺
の彎曲形状に応じたテーパー角を有するテーパーリング
40を付設するのが好ましい。あるいは又、型自身の周
縁を端部から突出させる様な構造としてもよい。このテ
ーパーリング40又は、型の周縁の突出部の合せ素板ガ
ラスの端部の下面との接触面は所望の合せガラスの設計
形状と合致した成形面を持ち、プレス成形時、合せ素板
ガラスの端部を所望の形状に成形される様に支承する様
な形状となっている。従って、二枚の合せ素板ガラスの
曲げ型上での自重曲げによる仮成形時には、第12図の
ように合せ素板ガラスの90.91の端部のみがテーパ
ーングの支持面に接し、合せ素板ガラスの91の下面と
テーパーリング40の成形面42との間には間隙があい
た状態で支持され、仮成形時の曲げ型12の成形面43
及びテーバリング40の成形面42との接触による合せ
素板ガラスの下面の端部より内側の聖跡の発生を防止す
ることができる。その後補助プレス部材52による合せ
素板ガラスの周辺部のプレスによって、その周辺部がテ
ーパーリング40の成形面42及び曲げ型12の端部の
成形面43に合致した所望の形状が得られる。このテー
パーリング40又は型の周縁の突出部は、曲げ型の必要
な深曲げ相当部に設ければよいものであり、曲げ型の側
部全体に必ずしも設ける必要はない。
応する可動割型、又は割なしタイプの場合には固定型の
周縁の合せ素板ガラスの側縁の外方には、第2.12図
の様に曲げ型の端部から突出する合せ素板ガラスの周辺
の彎曲形状に応じたテーパー角を有するテーパーリング
40を付設するのが好ましい。あるいは又、型自身の周
縁を端部から突出させる様な構造としてもよい。このテ
ーパーリング40又は、型の周縁の突出部の合せ素板ガ
ラスの端部の下面との接触面は所望の合せガラスの設計
形状と合致した成形面を持ち、プレス成形時、合せ素板
ガラスの端部を所望の形状に成形される様に支承する様
な形状となっている。従って、二枚の合せ素板ガラスの
曲げ型上での自重曲げによる仮成形時には、第12図の
ように合せ素板ガラスの90.91の端部のみがテーパ
ーングの支持面に接し、合せ素板ガラスの91の下面と
テーパーリング40の成形面42との間には間隙があい
た状態で支持され、仮成形時の曲げ型12の成形面43
及びテーバリング40の成形面42との接触による合せ
素板ガラスの下面の端部より内側の聖跡の発生を防止す
ることができる。その後補助プレス部材52による合せ
素板ガラスの周辺部のプレスによって、その周辺部がテ
ーパーリング40の成形面42及び曲げ型12の端部の
成形面43に合致した所望の形状が得られる。このテー
パーリング40又は型の周縁の突出部は、曲げ型の必要
な深曲げ相当部に設ければよいものであり、曲げ型の側
部全体に必ずしも設ける必要はない。
このような割型タイプの曲げ型を使用する場合、プレス
成形時の深曲げ部分の可動割型の跳ね上がりを防止する
ため、可動割型の跳ね上がり防止装置を付設することを
本発明では1つの特徴とする。
成形時の深曲げ部分の可動割型の跳ね上がりを防止する
ため、可動割型の跳ね上がり防止装置を付設することを
本発明では1つの特徴とする。
跳ね上がり防止装置としては、補助プレス手段30によ
る押圧動作に支障を与えない範囲でプレス処理ステージ
にて曲げ型10の可動割型12をセット位置に固定し得
るものであれば適宜設計変更して差支えなく、クランプ
箇所、数についても適宜選択することができる。
る押圧動作に支障を与えない範囲でプレス処理ステージ
にて曲げ型10の可動割型12をセット位置に固定し得
るものであれば適宜設計変更して差支えなく、クランプ
箇所、数についても適宜選択することができる。
第3.4図に示した例は、可動割型の跳ね上がり防止装
置を設けた合せ素板ガラスの仮成形後のプレス成形装置
の一例を示したものであり、曲げ型50の可動割型51
の周辺部に、補助プレス部材52により合せ素板ガラス
53をプレス成形する時、可動割型51が二枚の合せ素
板ガラス53を所望の曲げ形状を確保するために最適な
位置で固定され、跳ね上がらない様に、可動割型係止部
材54が設けられたものである。この係止部材54は連
結アーム55が接続されており、この連結アーム55は
台車56に取付けられたブラケット57とヒンジ58に
より連結されており、又この連結アーム55の他端には
係合部59が設けられている。そして、補助プレス手段
60の下降時、補助プレス手段52に設けられた係合部
59の押し下げ部材60が下降し補助プレス部材52が
合せ素板ガラス53の深凹げ部が接触するのに先立って
係合部59に当接した押し下げ部材60が連結アーム5
5の係合部59を押し下げ、ヒンジ58を中心にして連
結アーム55の係止部材54が上昇し、可動割型51が
固定され、補助プレス部材52による合せ素板ガラスの
深凹げ部のプレス加工時、可動割型51が動かない様に
される。補助プレス部材52による深凹げ部のプレス加
工が終了した後、補助プレス手段60の上昇に伴なって
連結アーム55の係合部59と押し下げ部材60との当
接が解放され、係止部材54と可動割型51との係止が
外れて、可動割型の固定が解除される様になっている。
置を設けた合せ素板ガラスの仮成形後のプレス成形装置
の一例を示したものであり、曲げ型50の可動割型51
の周辺部に、補助プレス部材52により合せ素板ガラス
53をプレス成形する時、可動割型51が二枚の合せ素
板ガラス53を所望の曲げ形状を確保するために最適な
位置で固定され、跳ね上がらない様に、可動割型係止部
材54が設けられたものである。この係止部材54は連
結アーム55が接続されており、この連結アーム55は
台車56に取付けられたブラケット57とヒンジ58に
より連結されており、又この連結アーム55の他端には
係合部59が設けられている。そして、補助プレス手段
60の下降時、補助プレス手段52に設けられた係合部
59の押し下げ部材60が下降し補助プレス部材52が
合せ素板ガラス53の深凹げ部が接触するのに先立って
係合部59に当接した押し下げ部材60が連結アーム5
5の係合部59を押し下げ、ヒンジ58を中心にして連
結アーム55の係止部材54が上昇し、可動割型51が
固定され、補助プレス部材52による合せ素板ガラスの
深凹げ部のプレス加工時、可動割型51が動かない様に
される。補助プレス部材52による深凹げ部のプレス加
工が終了した後、補助プレス手段60の上昇に伴なって
連結アーム55の係合部59と押し下げ部材60との当
接が解放され、係止部材54と可動割型51との係止が
外れて、可動割型の固定が解除される様になっている。
又、補助プレス手段は、第3図の様に、曲げ型50の合
せ素板ガラス53の深凹げ部62に対応した部分の上方
の所望位置に補助プレス部材52が設けられており、こ
の補助プレス部材52はプレス基台63に支持アーム6
4を介して取付けられている。このプレス基台63はプ
レス用シリンダー65により上下に進退し、プレス用シ
リンダー65の下降時、合せ素板ガラス53の深凹げ部
をプレス成形し、プレス用シリンダー65の上昇に伴な
いプレスが解放される様になっている。補助プレス部材
52が合せ素板ガラス53の深凹げ部62をプレスする
時、プレスによる合せ素板ガラスのしわ、傷、プレス跡
の発生が少なくなる様に、補助プレス部材52と合せ素
板ガラス53の接触部分において法線方向となる様にプ
レスするのがより好ましい。
せ素板ガラス53の深凹げ部62に対応した部分の上方
の所望位置に補助プレス部材52が設けられており、こ
の補助プレス部材52はプレス基台63に支持アーム6
4を介して取付けられている。このプレス基台63はプ
レス用シリンダー65により上下に進退し、プレス用シ
リンダー65の下降時、合せ素板ガラス53の深凹げ部
をプレス成形し、プレス用シリンダー65の上昇に伴な
いプレスが解放される様になっている。補助プレス部材
52が合せ素板ガラス53の深凹げ部62をプレスする
時、プレスによる合せ素板ガラスのしわ、傷、プレス跡
の発生が少なくなる様に、補助プレス部材52と合せ素
板ガラス53の接触部分において法線方向となる様にプ
レスするのがより好ましい。
上記した補助プレス部材は、合せ素板ガラスをプレス成
形した時、合せ素板ガラスにプレス跡が発生するのを防
ぐために補助プレス部材のガラスとの接触面を覆ってガ
ラス繊維、シリカ繊維、その他セラミック繊維、金属繊
維等の断熱布70を設けるのが好ましい。
形した時、合せ素板ガラスにプレス跡が発生するのを防
ぐために補助プレス部材のガラスとの接触面を覆ってガ
ラス繊維、シリカ繊維、その他セラミック繊維、金属繊
維等の断熱布70を設けるのが好ましい。
第6〜8図に示した例は、2枚重ねられた合せ素板ガラ
ス80を割型タイプの曲げ型81に載置し、自重的げに
より合せ素板ガラス80を曲げ加工する際、合せ素板ガ
ラス80の深凹げ部82の曲げ加工がより容易となる様
に、深凹げ部に対応する部位の合せ素板ガラス80の上
方に局部加熱ヒーター83を設けた例である。この局部
加熱ヒーターを利用して合せ素板ガラス80の深凹げ部
分を他の部分よりもより高温、例えば10℃〜100℃
程度高くすることにより深凹げ部の自重による曲げ加工
が容易となる。かかる局部加熱ヒーターは2枚の重ねら
れた合せ素板ガラスの上方に配してもよいし、下方に配
してもよいし、あるいは又上下の両方に配してもよい。
ス80を割型タイプの曲げ型81に載置し、自重的げに
より合せ素板ガラス80を曲げ加工する際、合せ素板ガ
ラス80の深凹げ部82の曲げ加工がより容易となる様
に、深凹げ部に対応する部位の合せ素板ガラス80の上
方に局部加熱ヒーター83を設けた例である。この局部
加熱ヒーターを利用して合せ素板ガラス80の深凹げ部
分を他の部分よりもより高温、例えば10℃〜100℃
程度高くすることにより深凹げ部の自重による曲げ加工
が容易となる。かかる局部加熱ヒーターは2枚の重ねら
れた合せ素板ガラスの上方に配してもよいし、下方に配
してもよいし、あるいは又上下の両方に配してもよい。
又局部加熱ヒーターの形状は所望の曲げ加工する深凹げ
部の形状に応じて適宜決定されるものであり、長さ方向
に直線状であってもよいし、あるいは又深凹げ部の折れ
線が湾曲状となる様に湾曲状となったものであってもよ
(、あるいは又更に複雑な形状であってもよい。第6,
7図に示した例は後者の例である。
部の形状に応じて適宜決定されるものであり、長さ方向
に直線状であってもよいし、あるいは又深凹げ部の折れ
線が湾曲状となる様に湾曲状となったものであってもよ
(、あるいは又更に複雑な形状であってもよい。第6,
7図に示した例は後者の例である。
又、局部加熱ヒーターによる合せ素板ガラスの局部加熱
時、局部加熱が他の部分に及ばない様にしたい時には、
第8図の様に、耐熱性の遮熱カーテンや遮熱板などの遮
熱部材84を所望の部分に配し、局部加熱ヒーター83
による好ましくない放射熱をカットすることもできる。
時、局部加熱が他の部分に及ばない様にしたい時には、
第8図の様に、耐熱性の遮熱カーテンや遮熱板などの遮
熱部材84を所望の部分に配し、局部加熱ヒーター83
による好ましくない放射熱をカットすることもできる。
本発明の方法において、第11図の様に曲げ成形される
合せ素板ガラスのプレス成形し、深凹げする(折り曲げ
線94を含む)部分を含む周辺部に、着色セラミックカ
ラーインクをプリントし、着色帯を形成することもでき
る。この様にプレス成形の部位に着色セラミックカラー
インクのプリントが施こされ、プレス成形前の加熱工程
において合せ素板ガラスの表面に焼付られていると、た
とえプレス時、着色セラミックカラーインクの焼付は着
色帯又は合せ素板ガラスの周辺部にプレス跡、プレス傷
が発生したとしても着色セラミックカラーインクの焼付
は着色帯によりプレス跡やプレス傷が目立たなくなり、
外観上の光学的欠点を隠蔽することができる。
合せ素板ガラスのプレス成形し、深凹げする(折り曲げ
線94を含む)部分を含む周辺部に、着色セラミックカ
ラーインクをプリントし、着色帯を形成することもでき
る。この様にプレス成形の部位に着色セラミックカラー
インクのプリントが施こされ、プレス成形前の加熱工程
において合せ素板ガラスの表面に焼付られていると、た
とえプレス時、着色セラミックカラーインクの焼付は着
色帯又は合せ素板ガラスの周辺部にプレス跡、プレス傷
が発生したとしても着色セラミックカラーインクの焼付
は着色帯によりプレス跡やプレス傷が目立たなくなり、
外観上の光学的欠点を隠蔽することができる。
なお、第9図の様に、2枚重ねられた合せ素板ガラス9
0.91のうち上側の合せ素板ガラス90の深曲げ部分
の上面に着色セラミックカラーインクがプリントされ着
色帯92が形成されている場合、着色セラミックカラー
インクがプレス時、補助プレス部材のプレス面に被覆さ
れた耐熱布に付着し、耐熱布の寿命を低下させたり、あ
るいは着色セラミックカラーインクの焼付は着色帯の表
面にプレス跡が発生する。これを防ぐために、着色セラ
ミックカラーインクのプリント面に耐熱性の離型剤をプ
リントし、離型剤層93を形成し、プレス成形時の着色
セラミックカラーインクの焼付は着色帯と補助プレス部
材の耐熱布との離型性を良好にすることができる。かか
る耐熱性の離型剤としては、窒化ホウ素やカーボンなど
が挙げられる。
0.91のうち上側の合せ素板ガラス90の深曲げ部分
の上面に着色セラミックカラーインクがプリントされ着
色帯92が形成されている場合、着色セラミックカラー
インクがプレス時、補助プレス部材のプレス面に被覆さ
れた耐熱布に付着し、耐熱布の寿命を低下させたり、あ
るいは着色セラミックカラーインクの焼付は着色帯の表
面にプレス跡が発生する。これを防ぐために、着色セラ
ミックカラーインクのプリント面に耐熱性の離型剤をプ
リントし、離型剤層93を形成し、プレス成形時の着色
セラミックカラーインクの焼付は着色帯と補助プレス部
材の耐熱布との離型性を良好にすることができる。かか
る耐熱性の離型剤としては、窒化ホウ素やカーボンなど
が挙げられる。
あるいは又、上記した様な補助プレス部材に被覆される
耐熱布の寿命向上の改善として、あるいは着色セラミッ
クカラーインクの焼付は着色帯のプレス面の改善のため
、第10図の様に2枚の重ねられた合せ素板ガラス90
.91を自重曲げにより予備成形した後、プレス成形に
先立って上下の合せ素板ガラス90.91を逆転させ、
着色セラミックカラーインクの焼付は着色帯92の形成
された合せ素板ガラス90を下側とし、かかる着色帯の
施こされていない合せ素板ガラス91の周辺部をプレス
成形する様にし、着色セラミックカラーインクが耐熱布
に付着するのを防止する様にすることもできる。
耐熱布の寿命向上の改善として、あるいは着色セラミッ
クカラーインクの焼付は着色帯のプレス面の改善のため
、第10図の様に2枚の重ねられた合せ素板ガラス90
.91を自重曲げにより予備成形した後、プレス成形に
先立って上下の合せ素板ガラス90.91を逆転させ、
着色セラミックカラーインクの焼付は着色帯92の形成
された合せ素板ガラス90を下側とし、かかる着色帯の
施こされていない合せ素板ガラス91の周辺部をプレス
成形する様にし、着色セラミックカラーインクが耐熱布
に付着するのを防止する様にすることもできる。
[発明の効果]
以上説明してきたように、本発明の合せガラスの曲げ成
形方法及びその装置によれば合せガラス用のガラス扱を
ガラス軟化温度まで加熱して自重曲げ法により可動割型
と固定割型とを有する割り型タイプの曲げ型に略沿った
形状に仮成形した後、可動割型を固定割型に対して固定
して合せ素板ガラスの不完全成形箇所を部分的プレスに
よって矯正するようにしたので、合せガラスの側部の深
曲げ度合が大きいものであっても、プレス成形時の可動
割型のはね上がり等が生じることがなく、合せガラスの
側部を確実に深曲げ成形することができ、合せ素板ガラ
スの成形形状の自由度を高めることができる。
形方法及びその装置によれば合せガラス用のガラス扱を
ガラス軟化温度まで加熱して自重曲げ法により可動割型
と固定割型とを有する割り型タイプの曲げ型に略沿った
形状に仮成形した後、可動割型を固定割型に対して固定
して合せ素板ガラスの不完全成形箇所を部分的プレスに
よって矯正するようにしたので、合せガラスの側部の深
曲げ度合が大きいものであっても、プレス成形時の可動
割型のはね上がり等が生じることがなく、合せガラスの
側部を確実に深曲げ成形することができ、合せ素板ガラ
スの成形形状の自由度を高めることができる。
又、本発明の一態様において、曲げ型に載置された2枚
の重ねられた合せ素板ガラスの両側の端末部を更に曲げ
型の外方に隣接して設けられたテーパーリング型で受け
る様にすれば、2枚の重ねられた合せ素板ガラスの深曲
げ部を局部加熱ヒーターにより他の部分よりもより局部
加熱し、自重曲げ成形し、更に局部加熱部分をその上部
から補助プレス部材でプレスすることにより、2枚の合
せ素板ガラスの側縁部を所望の曲率半径を持って曲げ成
形することができる。例えば自重曲げ後、プレス成形し
ない場合には、2枚の合せ素板ガラスの側縁部を600
〜10000 mmRの曲率半径を持って曲げ成形する
のがほぼ限度であったが、上記の様にその後側縁部をプ
レス成形することにより80〜200mmR程度の曲率
半径を持った曲げ加工までできる様になった。又上記テ
ーパーリング型で2枚の合せ素板ガラスの側部の端末部
を支持するため、従来の様に2枚の合せ素板ガラスを曲
げ型の端部から約4mm〜l Omm程度突出させた場
合に合せ素板ガラスの下面の端部の曲げ型のリングの成
形面との接触部に生ずる曲げ聖跡をなくすことができる
。
の重ねられた合せ素板ガラスの両側の端末部を更に曲げ
型の外方に隣接して設けられたテーパーリング型で受け
る様にすれば、2枚の重ねられた合せ素板ガラスの深曲
げ部を局部加熱ヒーターにより他の部分よりもより局部
加熱し、自重曲げ成形し、更に局部加熱部分をその上部
から補助プレス部材でプレスすることにより、2枚の合
せ素板ガラスの側縁部を所望の曲率半径を持って曲げ成
形することができる。例えば自重曲げ後、プレス成形し
ない場合には、2枚の合せ素板ガラスの側縁部を600
〜10000 mmRの曲率半径を持って曲げ成形する
のがほぼ限度であったが、上記の様にその後側縁部をプ
レス成形することにより80〜200mmR程度の曲率
半径を持った曲げ加工までできる様になった。又上記テ
ーパーリング型で2枚の合せ素板ガラスの側部の端末部
を支持するため、従来の様に2枚の合せ素板ガラスを曲
げ型の端部から約4mm〜l Omm程度突出させた場
合に合せ素板ガラスの下面の端部の曲げ型のリングの成
形面との接触部に生ずる曲げ聖跡をなくすことができる
。
又、本発明によれば、合せガラス用の合せ素板ガラスを
所望の曲率を持った深曲げ加工する際、従来オーバーサ
イズ加工方法という複雑な工程を経なければならないと
いう問題点があったが、本発明によれば、得ようとする
合せガラスの形状と一致する寸法に切断された合せ素板
ガラスを使用することにより、所望の周縁部の曲率を持
った深曲げ加工の合せガラスを得ることができ、かかる
形状の合せガラスの製造を容易にし、かつコスト低減が
できる。
所望の曲率を持った深曲げ加工する際、従来オーバーサ
イズ加工方法という複雑な工程を経なければならないと
いう問題点があったが、本発明によれば、得ようとする
合せガラスの形状と一致する寸法に切断された合せ素板
ガラスを使用することにより、所望の周縁部の曲率を持
った深曲げ加工の合せガラスを得ることができ、かかる
形状の合せガラスの製造を容易にし、かつコスト低減が
できる。
又、本発明の一実施例態様において、合せ素板ガラスの
補助プレス部材によりプレス成形する深曲げ部分に着色
セラミックカラーインクがプリントされている場合には
、補助プレス部材により合せ素板ガラス表面、あるいは
着色セラミックカラーインクの焼付は着色帯面にプレス
跡がたとえついたとしても、この着色セラミックカラー
インクの焼付は着色帯により目立たなくなるので透視上
の光学的な欠点とならないというメリットがある。
補助プレス部材によりプレス成形する深曲げ部分に着色
セラミックカラーインクがプリントされている場合には
、補助プレス部材により合せ素板ガラス表面、あるいは
着色セラミックカラーインクの焼付は着色帯面にプレス
跡がたとえついたとしても、この着色セラミックカラー
インクの焼付は着色帯により目立たなくなるので透視上
の光学的な欠点とならないというメリットがある。
第1図は、本発明に係る合せガラス用の合せ素板ガラス
の曲げ成形装置の一実施例を組み込んだ合せ素板ガラス
の曲げ成形システムを示す概略説明図、第2〜5,12
図は本発明の実施例に係る合せガラス用の合せ素板ガラ
スの曲げ成形装置の全体ないし部分的な概略説明図、第
6〜8図は合せ素板ガラスの局部加熱方法を示すための
概略説明図、第9〜11図は本発明の方法の一実施態様
を示すための説明図を示す。 1.53,80,90.91 +合せ素板ガラス2
:加熱・曲げ加工部 10.42,50,81 :曲げ型 12.51 :可動割型 11;固定割型 30:補助プレス手段 40:テーバ−リング 52:補助プレス部材 70:耐熱布92:着色セラ
ミックカラーインクの着色帯(b) 第2図 第 図 第 図 第 図 第 図 /U 1:11 第 図 第 図 (a) (b) 第10 図
の曲げ成形装置の一実施例を組み込んだ合せ素板ガラス
の曲げ成形システムを示す概略説明図、第2〜5,12
図は本発明の実施例に係る合せガラス用の合せ素板ガラ
スの曲げ成形装置の全体ないし部分的な概略説明図、第
6〜8図は合せ素板ガラスの局部加熱方法を示すための
概略説明図、第9〜11図は本発明の方法の一実施態様
を示すための説明図を示す。 1.53,80,90.91 +合せ素板ガラス2
:加熱・曲げ加工部 10.42,50,81 :曲げ型 12.51 :可動割型 11;固定割型 30:補助プレス手段 40:テーバ−リング 52:補助プレス部材 70:耐熱布92:着色セラ
ミックカラーインクの着色帯(b) 第2図 第 図 第 図 第 図 第 図 /U 1:11 第 図 第 図 (a) (b) 第10 図
Claims (5)
- (1)合せガラス用の二枚の合せ素板ガラスを重ねて両
合せ素板ガラスの側部が深曲げされるべく同時に曲げ成
形するに際し、二枚の合せ素板ガラスを所望の成形面を
有する可動割型と固定割型とを備えた曲げ型に載置し、
この曲げ型に載置された二枚の合せ素板ガラスを加熱炉
内の加熱・曲げ加工処理ステージにて上記ガラスの曲げ
加工温度まで加熱し、二枚の合せ素板ガラスを曲げ型に
略沿わせた形状に自重曲げにより仮成形し、次いで上記
可動割型を上記固定割型に対して固定し、二枚の重ねら
れた合せ素板ガラスの上方から合せ素板ガラスの深曲げ
部分を曲げ型に載置された状態において補助プレス部材
により押付けて二枚の合せ素板ガラスを同時にプレス成
形することを特徴とする合せガラス用合せ素板ガラスの
曲げ成形方法。 - (2)所望の成形面を有する可動割型と固定割型とを備
えてなり、かつ深曲げ対応部の側端部縁に合せ素板ガラ
スの側部の所望の成形形状に対応した成形面を上面に有
するテーパーリングを設けた曲げ型上に二枚の合せ素板
ガラスを載置し、この曲げ型に載置された二枚の合せ素
板ガラスを加熱炉内の加熱・曲げ加工処理ステージにて
上記ガラスの曲げ加工温度まで加熱し、二枚の合せ素板
ガラスを曲げ型に略沿わせた形状に自重曲げにより仮成
形し、 次いで上記可動割型を上記固定割型に対して固定し、二
枚の重ねられた合せ素板ガラスの上方から合せ素板ガラ
スの深曲げ部分を曲げ型に載置された状態において補助
プレス部材により押付けて二枚の合せ素板ガラスを同時
にプレス成形することを特徴とする合せガラス用合せ素
板ガラスの曲げ成形方法。 - (3)合せガラス用の二枚の合せ素板ガラスを重ねて両
合せ素板ガラスの側部が深曲げされるべく同時に曲げ成
形するに際し、二枚の合せ素板ガラスのうち1枚は側部
の少なくとも深曲げ部に着色セラミックカラーフリット
がプリントされている合せ素板ガラスを用い、この合せ
素板ガラスをもう一枚の合せ素板ガラスの上に重ねて所
望の成形面を有する可動割型と固定割型とを備えた曲げ
型に載置し、この曲げ型に載置された二枚の合せ素板ガ
ラスを加熱炉内の加熱・曲げ加工処理ステージにて上記
ガラスの曲げ加工温度まで加熱し、 二枚の合せ素板ガラスを曲げ型に略沿わせた形状に自重
曲げにより仮成形するとともに着色セラミックカラーフ
リットのプリント層をガラス板面に焼付け、次いで上記
可動割型を上記固定割型に対して固定し、二枚の重ねら
れた合せ素板ガラスの上側の合せ素板ガラスの深曲げ部
分の着色セラミックカラーフリットの焼付けプリント層
部分をその上方から上記二枚の合せ素板ガラスが曲げ型
に載置された状態において補助プレス部材により押付け
て二枚の合せ素板ガラスを同時にプレス成形することを
特徴とする合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法
。 - (4)合せガラス用の二枚の合せ素板ガラスを重ねて両
合せ素板ガラスの側部が深曲げされるべく同時に曲げ成
形するに際し、二枚の合せ素板ガラスのうち1枚は側部
の少なくとも深曲げ部に着色セラミックカラーフリット
がプリントされている合せ素板ガラスを用い、この合せ
素板ガラスをもう一枚の合せ素板ガラスの上に重ねて所
望の成形面を有する可動割型と固定割型とを備えた曲げ
型に載置し、この曲げ型に載置された二枚の合せ素板ガ
ラスを加熱炉内の加熱・曲げ加工処理ステージにてガラ
ス板の曲げ加工温度まで加熱し、二枚の合せ素板ガラス
を曲げ型に略沿わせた形状に自重曲げにより仮成形する
とともに着色セラミックカラーフリットのプリント層を
ガラス板面に焼付け、次いで二枚の重ねられた合せ素板
ガラスの上下を入れ換えて、上側に あった合せ素板ガラスが下側となり、このガラスの着色
セラミックカラーフリットの焼付けプリント層がもう一
枚の合せ素板ガラスとの重ね合せ面に位置する様に重ね
換えるとともに上記可動割型を上記固定割型に対して固
定し、次いで二枚重ねられた合せ素板ガラスの上側の合
せ素板ガラスの深曲げ部分を曲げ型に載置された状態に
おいてその上方から補助プレス部材により押付けて二枚
の合せ素板ガラスを同時にプレス成形することを特徴と
する合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法。 - (5)合せガラス用の二枚の合せ素板ガラスを重ねて両
合せ素板ガラスの側部が深曲げされるべく同時に曲げ成
形する合せガラス用の合せ素板ガラスの曲げ成形装置で
あって、上記合せ素板ガラスの成形対象中間湾曲部に対
応した曲げ成形面を有する固定割型と成形対象深曲げ部
に対応した曲げ成形面を有する可動割型とを備えた割型
タイプの曲げ型と、該曲げ型の上方であって合せ素板ガ
ラスの成形対象側方深曲げ部に対応する部分に設けられ
た補助プレス部材と、該補助プレス部材の昇降機構と、
合せ素板ガラスをプレスする際、上記可動割型を上記固
定割型に対して固定する固定手段とを備えたことを特徴
とする合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13017589A JPH0255239A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13017589A JPH0255239A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びその装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20308688A Division JPH0238332A (ja) | 1988-02-25 | 1988-08-17 | 合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ形成方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0255239A true JPH0255239A (ja) | 1990-02-23 |
Family
ID=15027837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13017589A Pending JPH0255239A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 合せガラス用合せ素板ガラスの曲げ成形方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0255239A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006001474A1 (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-05 | Asahi Glass Company, Limited | 合わせガラスの製造方法及び製造装置 |
-
1989
- 1989-05-25 JP JP13017589A patent/JPH0255239A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006001474A1 (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-05 | Asahi Glass Company, Limited | 合わせガラスの製造方法及び製造装置 |
US7775068B2 (en) | 2004-06-29 | 2010-08-17 | Asahi Glass Company, Limited | Production method and production device for laminated glass |
JP4807515B2 (ja) * | 2004-06-29 | 2011-11-02 | 旭硝子株式会社 | 合わせガラスの製造方法及び製造装置 |
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