JPH0254727A - 2モールド連続エレクトロスラグ再溶解法 - Google Patents

2モールド連続エレクトロスラグ再溶解法

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Publication number
JPH0254727A
JPH0254727A JP63204566A JP20456688A JPH0254727A JP H0254727 A JPH0254727 A JP H0254727A JP 63204566 A JP63204566 A JP 63204566A JP 20456688 A JP20456688 A JP 20456688A JP H0254727 A JPH0254727 A JP H0254727A
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JP
Japan
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mold
ingot
electrode
electroslag remelting
truck
Prior art date
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Pending
Application number
JP63204566A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Inukai
犬飼 富雄
Hiroshi Takahashi
宏 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0254727A publication Critical patent/JPH0254727A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、2モールド連続エレクトロスラグ再溶解法エ
レクトロスラグ再溶解法に関する。
従来の技術 消耗電極とモールド間に電流を流し、溶融スラグのジュ
ール熱により消耗電極を洛解し、溶融スラグ中を落下し
た溶滴をモールド内で積層凝固させるエレクトロスラグ
再溶解(以下、ESRという。)法は、多くの長所を有
するため、金属材料の特種溶解法として、最近、種々検
討が進められている。この方法に用いるエレクトロスラ
フ再溶解装置は、モールドとして、通常、外側に冷却水
のための水路を設けた水冷銅モールドが使用され、電極
挿入位置に配設されている。
発明が解決しようとする課題 ところで、ESR法において、直径の大きなインゴット
を得る場合には、インゴットの熱間切断が困難であるた
め、インゴットを切断することなく所定の長さまで連続
的に作製するのが望ましい。
ところが、従来のESR法によれば、所定の長さまで形
成されたインゴットは、それをモールドがら取り出す為
に冷却する時間が必要であり、またモールドを次の操作
のために整備する時間が必要である。したがって、従来
のESR法においては、一定の待機時間を必要としてい
た。ESR法を一層効率良〈実施するためには、上記の
様な待機時間がなくなればよい、そこで、本発明者等は
、第2図に示す様な方式を検討した。即ち、この方法は
、2つの電極マストC及びDと、一つの連続操作用モー
ルド21と、2つの固定モールド22及び23とを有す
るESR装置を使用するものである。この方法によれば
、中央の連続操作用モールドにおいて、所定の長さのイ
ンゴットが形成された後、電極支持用マスト12aに摺
動自在に支持された電極昇降旋回装置11aを操作して
、固定モールド22においてインゴットの作製を行えば
、従来の技術における問題点か解決される。しかしなが
ら、この方法においては、モールド22及び23による
操作は、バッチ式であって、長尺のインゴットを得るこ
とが出来ず、操作能率の点で未だ十分なものとはいえな
かった。尚、第2図中、9はインテ・ット、10a及び
10bは消耗電極である。
本発明は、この様な事情の下になされたらのである。
したがって、本発明の目的は、連続SER操作を効率よ
〈実施することができる方法を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明者等は、検討の結果、2組のモールド及びインゴ
ット引き抜き手段を移動可能に備えれば、上記の問題点
が解決されることを見出だし、本発明を完成するに至っ
た。
即ち本発明は、2モールド連続エレクトロスラグ再溶解
法に関するものであって、2組のモールド及びインゴッ
ト引き抜き手段を移動可能に備え、2つの電極マストを
有するエレクトロスラブ再溶解装置を用い、一方のモー
ルドを電極挿入位置に移動してエレクトロスラグ再溶解
操作を行い、所定の長さのインゴットを形成した後、そ
のモールドを待機位置に移動すると共に、待機位置にあ
る他方のモールドを電極挿入位置に移動してエレクトロ
スラグ再溶解操作を行うことを特徴とする。
作用 本発明の方法においては、まず一方のモールドによって
、連続SER操作が行われ、所定の長さのモールドが形
成される。消耗電極を上昇させた後、そのモールドを待
機位置に移動させ、インゴットの冷却、型抜き操作を行
う。一方待機位置にある他方のモールドを、電極挿入位
置に移動させ、直ちに連続ESR操作を実施する。この
操作を反復すれば、インゴットの冷却、型抜きの為の待
機時間がなくなり、連続SER操作を効率よ〈実施する
ことが可能になる。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図を参酌して説明する。
第1図は、本発明を実施するための連続SER装置の概
略の構成図である。連続SER装置は、2台の台車A及
びBを有し、2つの電極マストC及びDを有している。
各台車には、モールド及びインゴット引き抜き手段が備
えられている。即ち台車Aの上部には、モールド1aが
支持枠7aによって固定して収り付けられており、モー
ルドの下には、インゴット引き抜き装置2aが設けられ
ている。
このインゴット引き抜き装置はフレーム5a上に昇降可
能に摺動するように収り付けられている。3aはインゴ
ットを支持するための底板であって、支持部材6aによ
ってフレーム4aに摺動自在に収り付けられている。台
車の下にはレール上を移動可能にする様に車輪8aか設
けられている。尚、9aは、引き抜かれるインゴットを
示す。
一方、台車Bにおいても、上記台車Aと同様に構成され
ている。尚、台車Bにおける各符号1b〜9bは、それ
ぞれ台車Aの1a〜9aに相当する。
台車A及びBの上部には、2つの電極マストC及びDが
設置されている。各電極マストは、基盤に固定して直立
した電極支持用マスト12a及び12bを有し、その電
極支持用マストには、電極昇降旋回装置11a又は11
bが昇降自在に取り付けられている。消耗電極10a及
び10bは、電極昇降旋回装置に取り付けられたスチン
ガーロツド13a又は13bによって把持されている。
尚、第1図においては、台車Aは電極挿入位置にあり、
台車Bは待機位置にあり、また電極マストCが作動して
いる状態を示す。
台車Aのモールド1a内にスラグプールを形成しその中
に消耗電極10aの先端部を浸漬し、図示しない交流電
源によって消耗電極10aとモールド及びインゴット引
き抜き装置との間に給電し、それによって、スラグプー
ル中にジュール熱を発生させ、消耗電極10aを溶解さ
せる。その溶滴が落下してモールド内に金属プールを形
成する。モールドには外部に冷却水が供給されているな
め、金属プールの下部は順次凝固し、形成されたインゴ
ット9aはモールド下部よりインゴット引き抜き装置2
aよって、底板3aに支持された状態で引き出される。
消耗@極10aが消耗した場合には、電極が交換される
。■Uち、上記の図面の場合には、電極マストDの消耗
電極10bが使用される。即ち、電極昇降旋回装置11
aを上昇し、旋回させてモールドの電極挿入位置から引
き離し、一方電極マストDの電極昇降旋回装置11bを
旋回し下降させてモールド1a内に挿入し、SER操作
を継続する。電極の交換操作は、所定の長さのインゴッ
トが形成されるまで反復実施される。
このようにして、インゴットが台車の下部にまで達した
場合には、台車AのSER操作を中止する。モールド1
a内に挿入されている消耗電極をモールドから引き離し
た後、台車Aを待機位置に移動させる。それと同時に、
台車Bを電極挿入位置に移動させ、台車BによるSER
操作を開始する。
上記と同様にSER操作を行い、所定の長さのインゴッ
トが形成される。
待機位置に移動された台車Aのインゴットは、冷却され
、モールドから取り外し、モールドは、次の操作のため
に準備される。
上記台車Aにおける5ERI作と台車BによるSER操
作とは、反復して実施される。
上記第1図においては、2組のモールド及びインゴット
引き抜き手段をそれぞれ2台の台車に載置した場合を示
したが、本発明において、2組のモールド及びインゴッ
ト引き抜き手段を移動可能にするためには、他の手段を
使用してもよく、例えば、それ等を1台の台車に載置し
ても差し支えない。
発明の効果 本発明は、2組のモールド及びインゴット引き抜き手段
を移動可能に備えた連!!SER装置を使用するから、
従来の連続SBR法に比して、連続SER操作を格段に
効率よ〈実施することか可能になる。本発明は、熱間切
断が困難な大きな直径のインゴットを形成する場合に特
に効果的である。
9a、9b、、、インゴット、10a = +ob ・
・・消耗’S m、11八、11b・・・電極昇降旋回
装置、12a 、12b・・・電極支持用マスト、13
a 、13b・・・スチンガーロッド、21・・・モー
ルド、22.23・・・固定モールド、A=B、−1台
車、C,D・・・電極マスト。
特許出願人  大同特殊鋼株式会社 代理人    弁理士  液部 剛
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施するための連続SER装置の一
実施例の概略の構成を示す説明図であり、第2図は比較
のためのSBR法を説明する説明図である。 1a、1b・・・モールド、2a、2b・・・インゴッ
ト引き抜き装置、3a、31)=−・底板、4a、4b
・7レーム、6a、6b・・・支持部材、7a、7b・
・・支持枠、8a、8b・・・車輪、A、8・−ち車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2組のモールド及びインゴット引き抜き手段を移
    動可能に備え、2つの電極マストを有するエレクトロス
    ラブ再溶解装置を用い、一方のモールドを電極挿入位置
    に移動してエレクトロスラグ再溶解操作を行い、所定の
    長さのインゴットを形成した後、該モールドを待機位置
    に移動すると共に、待機位置にある他方のモールドを電
    極挿入位置に移動してエレクトロスラグ再溶解操作を行
    うことを特徴とする移動式2モールド型連続エレクトロ
    スラグ再溶解法。
JP63204566A 1988-08-19 1988-08-19 2モールド連続エレクトロスラグ再溶解法 Pending JPH0254727A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003522028A (ja) * 2000-02-07 2003-07-22 インテコ・インターナショナーレ・テクニシェ・ベラツング・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 金属の鋳造体を製造する方法および装置
CN113430392A (zh) * 2021-06-18 2021-09-24 山西太钢不锈钢股份有限公司 一种电渣熔炼用大端面电极坯高效起弧的方法

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