JPH0252104A - フライングプレスの駆動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はフライングプレスの駆動方法に関するものであ
る。

［従来の技術］ 従来のフライングプレスの駆動方法を第２図・第３図を
用いて説明する。

＋４料Ｉの輪画側に金型２を保持するスライド３を配設
し、該各スライド３に夫々一端がクランクピン４に枢着
されたクランクアーム５の他端をビン６を用いて枢着し
、クランクピン４の回転運動によりクランクアーム５を
介してスライド３を材料１幅方向に往復動可能とすると
共に、材料ｌ長手方向往復自在な送りガイド７に前記各
スライド３を材料１幅方向摺動可能に嵌装し、一端がク
ランクピン８に枢着されたクランクアーム９の他端を中
央部の支点ＩＯを中心に揺動するリンク１．１の一端に
枢着し、該リンク１１の他端を各送りガイド７に夫々ア
ーム１２を用いて連結しクランクピン８の回転運動によ
りクランクアーム９、リンク１１及びアーム１２を介し
て送りガイド７を材料ｌ長手方向に往復駆動可能として
、フライングプレスを構成する。

該フライングプレスを駆動する場合には、材料ｌを矢印
ａ方向に送ると共に、クランクピン４を第３図に示すよ
うに材料１に最も近接したプレス位置Ａ即ちクランクピ
ン４の下死点におけるクランクピン４の移動方向が材料
１の送り方向ａと等しくなるよう回転運動させ、同時に
クランクピン８を適宜回転運動させる。

すると、クランクピン４の回転運動がクランクアーム５
により材料１幅方向の往復運動に変換されてスライド３
を介して金型２が互いに近接離反し、同時にクランクピ
ン８の回転運動かクランクアーム９により材料１長手方
向の往復運動に変換されてリンク１１、アーム１２、送
すガイト７を介してスライド３及びスライド３に取付け
た金型２か材料１長手方向に往復移動し、その結果材料
Ｉは送壱れながら金型２によりプレスされる。

［発明か解決しようとする課題］ フライングプレスは材料ｌを送りながらプレスしようと
するものであるため、プレス時に材料１と金型２の接触
時間か長くなる程、送り方向ａに両者を同調移動させる
ための材料ｌの送り速度の制御が難しくなるという問題
がある。

これに対し従来のフライングプレスの駆動方法では、ク
ランクピン４を、プレス位＆Ａにおけるクランクピン４
の移動方向が材料１の送り方向ａと等しくなるよう回転
運動させているので、クランクアーム５一端のクランク
ピン４は第３図に示すようにプレスの前後にＢ点、Ａ点
、０点の順に材料１の送り方向ａと等しい向きに位置を
移動し、クランクアーム５他端のビン６はプレスの前後
に材料１の送り方向ａと等しい向きに移動するので、ク
ランクアーム５は略平行運動をし、そのためビン６即ち
スライド３及び金型２の材料１幅方向への移動量は線イ
て示すようにクランクピン４の材料１幅方向への移動量
と略同程度の小さなものとなり、結果として金型２を材
ｒ−４１から早く離すこと（金型２の早逃げ）ができず
、材料Ｉと金型２の接触時間を長引かせてしまうので、
プレス時の４４ＵＩ送り速度の制御か困難となっていた
。

本発明は上述の実情に鑑み、クランクピンの材料幅方向
の移動ｍをクランクアームにより拡大させて金型に早逃
げを行わせることにより、材料と金型の接触時間を短く
するようにして、プレス時の材料送り速度の制御を容易
とし得るようにしたフライングプレスの駆動方法を提供
することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は金型を材料幅方向に往復移動させるクランクピ
ンを、クランクピンの下死点での移動方向か材ｔ４の送
り方向と反対になるよう回転運動させることを特徴とす
るフライングプレスの駆動方法にかかるものである。

［作　　　用］ クランクピンの下死点での移動方向が材料の送り方向と
反対になっているのて、プレス時にクランクアームか大
きく揺動し、それによりクランクピンの材料幅方向の移
動量か拡大され、金型は早逃げを行うようになって、材
料と金型の接触時間が短くなる。

材料と金型の接触時間が短くなると、プレス時の材料の
送り速度の制御が容易となる。

［実　施　例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す線図であり、図中第２
図と同一の符号を付した部分は同一物を示している。

第２図のフライングプレスを運転する場合、クランクピ
ン４を、材料に最も近接したプレス位置Ａ即ちクランク
ピン４の下死点におけるクランクピン４の移動方向が材
料の送り方向ａと反対になるよう回転運動させる。

すると、クランクアーム５一端のクランクピン４は第１
図に示すように、プレスの前後に０点、Ａ点、Ｂ点の順
に材料の送り方向ａと反対向きに位置を移動し、クラン
クアーム５他端のピン６はプレスの前後に材料の送り方
向ａに位置を移動するので、クランクアーム５は大きく
揺動し、そのためクランクピン４の材料幅方向への移動
量に対するビン６の材料幅方向への移動量が拡大され、
結果としてピン６は線口で示すように大きく材料幅方向
に移動するので、従来と同じフライングプレスで金型を
材料から早逃げさせることが可能となり、材料と金型の
接触時間が短縮され、その竹材料の送り速度の制御が容
易となる。

尚、本発明のフライングプレスの駆動方法は、」二連の
実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。

［発明の効果］ 以ト説明したように、本発明のフライングプレスの駆動
方法によれば、金型を材料幅方向に移動させるクランク
ピンを、クランクピンの下死点での移動方向か材料の送
り方向と反対になるよう回転運動させるようにしたので
、クランクピンの材料幅方向の移動ごに対する金型の材
１幅ノｊ向の移動量が拡大されて金型が早逃げをするた
め、材料と金型の接触時間が短縮され、材料の送り速度
の制御が簡単になるという優れた効宋を奏しくワる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す線図、第２図はフライ
ングプレスの平面図、第３図は従来例を示す線図である
。 図中１は材料、２は金型、４はクランクピン、５はクラ
ンクアーム、Ａはプレス位置を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）クランクピン及びクランクアームを用い金型を材料
   幅方向及び材料長手方向に往復移動させて、材料を送り
   つつプレスするフライングプレスの駆動方法において、
   金型を材料幅方向に往復移動させるクランクピンを、該
   クランクピンの下死点での移動方向が材料の送り方向と
   反対になるよう回転運動させることを特徴とするフライ
   ングプレスの駆動方法。