JPH0251627B2 - - Google Patents

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JPH0251627B2
JPH0251627B2 JP62324264A JP32426487A JPH0251627B2 JP H0251627 B2 JPH0251627 B2 JP H0251627B2 JP 62324264 A JP62324264 A JP 62324264A JP 32426487 A JP32426487 A JP 32426487A JP H0251627 B2 JPH0251627 B2 JP H0251627B2
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Shohachi Ugawa
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Publication of JPS63177885A publication Critical patent/JPS63177885A/ja
Publication of JPH0251627B2 publication Critical patent/JPH0251627B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等で
代表される弾球遊技機が設置されている遊技場に
おける施錠管理システムに関し、詳しくは、弾球
遊技機が配設されるとともに、該弾球遊技機に組
込まれている施錠機構を解錠指令操作するための
解錠指令部材と、前記施錠機構の施錠管理を行な
う管理装置とが備えられている遊技場における施
錠管理システムに関する。
[従来の技術] 従来から周知のように、パチンコ機遊技機やコ
イン遊技機のようなパチンコ玉を用いて遊技する
弾球遊技機においては、その前面に前面枠および
ガラス枠がそれぞれ開閉自在に装着されている。
このガラス枠が開成されたのは、遊技中であれ
ば、遊技盤に形成された釘に玉が引掛かつた場合
やヤクモノが故障した場合にそれを修理する場合
である。また、閉店後においては、釘調整を行な
うために、ガラス枠が開成される。前面枠は、ガ
ラス枠を開閉自在に装着しかつ遊技盤を一体的に
支持して構成され、遊技盤の裏面に配設された各
種の機構が故障したときにそれを修理するために
開閉自在に弾球遊技機を取付けている島枠に装着
される。このようなガラス枠および前面枠を開閉
するために、従来では前面枠の一部に鍵穴が形成
されていた。そして、鍵穴に関連して、前面枠を
施錠または解錠するための施錠機構と、ガラス枠
を施錠しまたは解錠するための施錠機構とが内蔵
されていた。このガラス枠および前面枠を開成す
る場合は、解錠指令部材としての共通の鍵を鍵穴
に差し込み、回動方向または回動角を異なるよう
に鍵を回動させることによつていずれか一方を開
成させていた。
ところで、遊技場では、釘に玉が引掛かつたり
ヤクモノが故障した場合のように、異常時におい
て迅速に対処するために、遊技場の従業員に鍵を
携帯させている。ところが、従業員が鍵を紛失し
た場合や、その鍵が遊技客に拾得されると、遊技
客が該鍵で前面枠やガラス枠を不正に開成して自
己に有利なようにヤクモノを強制的に開成させた
り釘を調整するなどの不正遊技を行なう場合があ
つた。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、このような不正遊技を防止するため
に、遊技場における全台の弾球遊技機のうち島単
位の弾球遊技機ごとに鍵の種類を異ならせてお
き、たとえ鍵を紛失した場合でもその鍵がどの台
の鍵かわからないようにする方法が考えられる。
しかし、この方法の場合には1つの遊技場で管理
する鍵の種類が増加し、鍵の管理を十分に行なえ
ない場合が生じる。また、或る弾球遊技機の解錠
操作に必要な鍵を多数の鍵の中から探し出すとな
れば、遊技者に苛立ち感を与えてしまう不都合が
生ずる。このように、迅速な解錠操作を要求され
る遊技場においては鍵の種類をあまり多くできな
いのであり、1種類の鍵により多数の弾球遊技機
の解錠操作を行なわなければならない。一方、紛
失した鍵を拾得した遊技客がどの台の鍵であるか
を探し当てれば、不正遊技される危険性があるた
め、このような危険性を完全に防止するために
は、紛失した鍵に対応する複数の錠を交換しなけ
ればならず、極めて高価となりかつ面倒で煩雑な
作業となる欠点があつた。
そこで、扉枠を開成せんとする開成要求者から
入力された開成可能化情報を予め設定記憶されて
いる許容情報と比較し、それら両情報が所定の関
係である場合に扉枠を開成可能な状態にするとい
う情報比較方式による施錠管理を採用することが
考えられる。そしてその情報比較方式による施錠
管理を採用した場合には、前述したように遊技場
においては迅速な開成可能化操作が要求されるこ
とから、前記開成可能化許否の判断基準となる許
容情報を複数の弾球遊技機に共通の情報とし、そ
の共通の許容情報に対応する開成可能化情報を開
成可能化指令部材に記録し、その開成可能化指令
部材により複数の弾球遊技機を共通的に開成可能
状態に操作し得るように構成するのが望ましい。
このように構成した場合には、前記許容情報が複
数の弾球遊技機の開成可能化許否の判断基準とな
るのであり、施錠管理システムの要となる非常に
重要な情報となるのである。ゆえに、このような
重要な許容情報を管理装置側に入力設定する場合
には不注意等によりあまり望ましくない許容情報
を入力設定する等の不都合を極力防止する必要が
ある。たとえば、過去において紛失されたことの
ある開成可能化指令部材に記録されていた開成可
能化情報と対応する許容情報を入力設定した場合
には、その紛失された開成可能化指令部材を拾得
した利用者がその開成可能化指令部材を使用して
不当に扉枠を開成して不正遊技を行なう不都合が
生ずる。また、数日間にわたつて同じ許容情報を
設定入力した場合には、その間に不正遊技を行な
わんとする遊技者がその設定入力されている許容
情報の内容に気付き、その許容情報に応答する開
成可能化情報を不当に入力して扉枠を開成させ不
正遊技を行なうおそれも生じる。
ゆえに、本発明の目的は、情報比較方式による
施錠管理システムを採用することにより、従来の
鍵により解錠を行なう場合の欠点すなわち鍵の紛
失により複数の弾球遊技機の錠を交換するという
欠点を解消し安価でかつ簡単な作業により不正遊
技を防止することができ、しかも、不注意等によ
りあまり望ましくない許容情報を入力設定するこ
とを極力防止できるようにする点にある。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる遊技場における施錠管理システ
ムは、 開閉可能な扉枠と該扉枠を施錠する施錠機構と
が備えられた複数の弾球遊技機が設置されている
とともに、前記施錠機構によつて閉成状態で施錠
されている前記扉枠を開成可能状態に指令操作す
るための開成可能化指令部材と、前記施錠機構の
施錠管理を行なう管理装置とが備えられている遊
技場における施錠管理システムにおいて、 前記管理装置は、 前記弾球遊技機の複数に共通する許容情報を入
力する許容情報入力部と、 該許容情報入力部で入力された許容情報を表示
する許容情報表示器と、 前記入力された許容情報と相関する開成可能化
情報を前記開成可能化指令部材に書込指令する書
込指令手段とを含んで構成され、さらに 前記開成可能化指令部材から発せられた開成可
能化情報と予め入力されている許容情報とを比較
する情報比較手段、および 該情報比較手段による比較結果が所定の関係で
ある旨の判定がなされたとき、前記扉枠を開成可
能な状態にさせる演算処理手段を備えたことを特
徴とする。
[作 用] この発明によれば、開成可能化指令部材に設定
されている開成可能化情報と予め入力されている
許容情報とを比較し、所定の関係であると判定さ
れた場合に扉枠を開成可能化な状態にする。そし
て、前記許容情報の入力設定は許容情報入力部か
ら行なわれ、その入力された許容情報が許容情報
表示器で表示される。また、前記入力された許容
情報と相関する開成可能化情報が書込指令手段の
書込指令に基づいて前記開成可能化指令部材に書
込まれる。
つまり、複数の弾球遊技機の開成可能化許否の
判断基準となる共通の許容情報が入力設定された
後、許容情報表示器でその入力された許容情報を
確認することができ、許容情報の内容を確かめた
後にその間違いのない許容情報と相関する開成可
能化情報を開成可能化指令部材に書込指令するこ
とができる。
[実施例] 次に、図面を参照してこの発明の具体的な実施
例について説明する。なお、以下の実施例では、
弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機(以下パチン
コ機という)にこの発明を適用した場合について
説明する。
第1図はこの発明の遊技場における施錠管理シ
ステムの一実施例を示す全体概略図である。
第2図は弾球遊技機の一例のパチンコ機を複数
台並設した状態を示す1つの島の正面図である。
次に、第1図および第2図を参照して、この発
明が適用される遊技場の概略およびこの発明の施
錠管理装置の全体の概略を説明する。
パチンコ遊技場10は、複数の島20が設置さ
れるとともに、各島20から離れた場所に景品交
換所(またはカウンタ)11が設けられる。島2
0には、複数台のパチンコ機30が1列または背
中合わせで2列に並設される。また、パチンコ機
30の適当な台数毎の間には、縦型玉貸機21が
設置される。各パチンコ機30の背面下方には、
打込玉を回収するための集合樋221が傾斜して
設けられる。集合樋221の終端には、リフト2
3が設けられる。リフト23の上部から各パチン
コ機30の上部に至る経路には、回収した玉を補
給する補給樋222が設けられる。各パチンコ機
30の上部位置には、 幕板24が島枠(図示せず)に関連して形成さ
れる。幕板24の表面には、呼出ボタン25と、
呼出表示器26と、解錠情報が入力される接続部
の一例の第1の接続部材27と、表示器28およ
び29とが配設される。この接続部材27は、嵌
合穴の中に、後述の第7図で詳述する解錠指令部
材の一例である電子キーユニツト70を電気的に
接続して装着するための接続端子を形成してな
る。
なお、本実施例では、電子キーユニツト70が
接続部材27と機械的に接続されて、解錠情報を
出力するように構成したが、その他電子キーユニ
ツト70が接続部材27と機械的に接続されるこ
となく、電磁波等の出力を発して解錠情報を伝送
するリモコン方式等により電気的に接続されるも
のであつてもよい。
また、前記接続部材27の設置場所は、前述し
た幕板24に限らず各パチンコ機30の前面枠3
2であつてもよい。表示器28は電子キーユニツ
ト70を用いてガラス枠を開成する場合に、開成
を許容されたことを表示するものである。表示器
29は電子キーユニツト70を用いて前面枠を開
成する場合に開成を許容されたことを表示するも
のである。なお、表示器28,29はガラス枠お
よび前面枠が開成していることを表示するように
してもよい。各パチンコ機30毎に設けられる接
続部材27および表示器28,29は、それぞれ
接続線を介して後述の管理装置60に接続され
る。この管理装置60は景品交換所11に設置さ
れるか、または遊技場10から離れた管理室に設
置されるか、または各パチンコ機の島毎、または
パチンコ機毎に設けられる。
第3図はこの発明が適用されるパチンコ機のガ
ラス枠を開成した状態を示す正面図である。周知
のように、パチンコ機30は、遊技盤31を含
む。この遊技盤31は、前面枠32に一体的に取
付けられる。前面枠32は島枠(図示せず)また
はパチンコ機30の内枠に開閉自在に装着され
る。前面枠32には、ガラス枠33および前飾り
板34が開閉自在に装着される。前面枠32の縦
枠(図示ではパチンコ機の裏面から見て左縦枠)
の内側には、後述の第4A図〜第4C図で詳述す
る施錠機構40が設けられる。この施錠機構40
は、必要に応じてその前面に鍵穴41を設ける。
そして、施錠機構40は、鍵が鍵穴41へ挿入さ
れて回動されることにより、ガラス枠33の施錠
状態を解錠しまたは前面枠32の施錠状態を解錠
する。
前記ガラス枠33には、前面ガラス331が装
着される。ガラス枠33の開放端側側面には、後
述のフツクに係合するための係合片332が形成
される。このガラス枠33は、遊技場の閉店後に
おいて遊技盤31に植設された釘を調整するため
に開成される。また、ガラス枠33は営業中にお
いて遊技盤31に配設されたヤクモノが故障した
ときまたは遊技盤31に植設された釘の間に打込
玉が詰まつた場合、それを解消しまたは取り除く
ために開成される。
前記前面枠32は、遊技盤31の裏側に設けら
れた各種の機構、たとえば入賞球処理器や賞品玉
払出機構などの故障時において、係員が修理する
ために開成される。この前面枠32と前記ガラス
枠33とにより、パチンコ機30に開閉自在に設
けられた扉枠が構成されている。
第4A図ないし第4C図は前面枠およびガラス
枠と施錠機構および電気的駆動源との関連を示す
詳細図であり、特に、第4A図はその斜視図であ
り、第4B図はガラス枠33を施錠する第1の施
錠機構の解錠状態を示す側面図であり、第4C図
は第1の施錠機構の施錠状態を示す側面図であ
る。
次に、第4A図ないし第4C図を参照して、施
錠機構および電気的開成可能化手段の具体的な構
成について説明する。施錠機構40は第1の施錠
機構42と第2の施錠機構43とを含む。第1の
施錠機構42は、次のごとく構成される。すなわ
ち、前面枠32の縦枠の内側には、固定金具42
1が固着される。この固定金具421には、その
長手方向の2カ所に突起部422が形成される。
両突起部422は、摺動板423のガイド溝42
4に嵌挿されて、該摺動板423を摺動自在に支
持する。
摺動板423の上下には、係合片332と係合
するためのフツク425が形成される。この摺動
板423は、その摺動によつてガラス枠33を前
面側へ押出すために、フツク425の上部位置に
傾斜部426が形成される。また摺動板423は
ばね427を介して固定金具421に連係され
て、常時上方向に弾発付勢される。一方、電気的
付勢に応じて第1の施錠機構42を解錠してガラ
ス枠33を開成可能な状態にするために、第1の
電気的駆動源の一例のソレノイド44とロツド4
42とからなる第1の電気的開成可能化手段が前
面枠32の裏側に固着されている。ソレノイド4
4のプランジヤ441には、ロツド442の一端
が連結される。ロツド442の他端は、摺動板4
23に連結される。このように構成することによ
つて、ソレノイド44が電気的に付勢されたと
き、摺動板423を下方向に摺動させてガラス枠
33の解錠を行ないガラス枠33が開成可能な状
態になる。この状態で、係員等がガラス枠33を
手前に引張る等所定の開成力を働かせることによ
りガラス枠33が実際に開成される。
前記第2の施錠機構43は、ソレノイド45に
よつて上下に摺動する摺動板(図示せず)に関連
して、フツク431が上下に設けられる。このフ
ツク431に対応する位置の内枠(または島枠)
35には、該フツク431と係合する係合片43
2(図示では下側の係合片を省略して示す)が設
けられる。また、第2の施錠機構43を解錠して
前面枠34を開成可能な状態にするために、第2
の電気的駆動源の一例のソレノイド45とフツク
431およびピン433とからなる第2の電気的
開成可能化手段が設けられる。ソレノイド45は
プランジヤ451がフツク431に形成されたピ
ン433と係合する高さであつて、内枠35側に
固着される。これによつて、ソレノイド45が電
気的に付勢されると、プランジヤ451を上方向
に押し上げることにより、ピン433を押し上
げ、それによつてフツク431と係合片432と
の係合状態を解除させる。これによつて前面枠3
2が開成可能な状態となり、係員等が前面枠33
を手前に引張る等所定の開成力を付与することに
より前面枠32が実際に開成する。
なお、電気的駆動源はソレノイドに限らず、従
来から周知の電磁バルブにより制御されるエアシ
リンダ等電気的に作動して駆動力を発生するもの
であればどんなものであつても本発明が実施し得
る。
第5A図および第5B図は施錠機構および電気
的開成可能化手段の他の例を示す縦断面図であ
る。前述の第4図に示した実施例では、ソレノイ
ド44を電気的に付勢することにより、ガラス枠
33の第1の施錠機構42を自動的に解錠し、ソ
レノイド45を付勢することにより、前面枠32
の第2の施錠機構43を自動的に解錠する場合に
ついて述べたが、しかし、この実施例では、ソレ
ノイドの付勢によつて直ちにガラス枠または前面
枠それぞれの施錠機構を解錠するのではなく、そ
れぞれの施錠機構を能動化することにより鍵を用
いての開成可能状態にするものである。
具体的には、前記前面枠32に関連して鍵穴4
1が設けられる。前記施錠機構40は、鍵51を
挿入して回動したとき、前記摺動板423および
フツク431の形成された摺動板(図示せず)を
摺動し得るように構成される。そして、摺動板4
23に固着されたロツド442に関連して、第1
の電気的駆動源の一例のソレノイド54が設けら
れる。ソレノイド54は、電気的に付勢されない
ときプランジヤを突出してロツド442と係合し
て摺動板423の下方向への移動を拘束し(第5
A図参照)、電気的付勢に応じてプランジヤを吸
引して該摺動板423の下方向への移動を許容す
る(第5B図参照)。
一方、前記フツク431に関連して第2の電気
的駆動源の一例のソレノイド55が設けられる。
ソレノイド55は電気的に付勢されないとき、施
錠機構に対してプランジヤを突出するように動作
してフツク431の上方向への移動を拘束し(第
5A図参照)、電気的付勢に応じて施錠機構に対
してプランジヤを吸引するように動作してフツク
431の上方向への移動を許容する(第5B図参
照)。
このように構成することによつて、ソレノイド
54または55が電気的に付勢してガラス枠また
は前面枠を鍵51を用いた開成可能状態とする。
また、両ソレノイド54,55が付勢されないと
きは、たとえ鍵51を用いてもガラス枠33およ
び前面枠32の開成が不可能となり、これにより
施錠機構の作動不可能状態が構成されている。
なお、本実施例では、ガラス枠および前面枠の
両方を各々開成する制御を説明したが、ガラス枠
だけあるいは前面枠だけを開成するものであつて
もよい。また、電気的駆動源は、ソレノイドの他
にモータであつてもよい。
第6図はこの発明の特徴となる管理装置60の
外観図である。図において、管理装置60は、筐
体61の前面側に、操作パネル611と表示パネ
ル612とを形成してなる。操作パネル611上
には、キーシリンダスイツチ(以下キースイツ
チ)62が設けられる。キースイツチ62は、
OFF位置で電源OFF状態を選択し、ON位置で管
理装置60の電源投入状態を選択し、LOCK位置
で後述のキーボードの操作を禁止する状態を選択
する。操作パネル611上には、0,1〜9のキ
ーを含む許容情報入力部の一例である数値キー6
30と、リセツトキー63rと、動作モードを切
換えるための各種キー631〜636を含むキー
ボード63が配設される。
書込キー631は、数値キー630を操作して
許容情報の一例である許容コードを入力したと
き、該許容コードを更新的に書込指令するために
用いられる。前記数値キー630と書込キー63
1により、開成可能化指令部材に設定される開成
可能化情報に相関する許容情報を管理装置内に設
定する許容情報設定手段が構成されている。ガラ
ス枠全台キー632は遊技場に設置された全台の
ガラス枠を遠隔的に開成指令するために用いられ
る。第1の開成可能化指令操作手段の一例である
ガラス枠単キー633は数値キー630を操作し
て入力した台番号のガラス枠33を開成可能化指
令するために用いられる。なお、前記数値キー6
30は、台番号を設定入力する台番号設定入力手
段をも兼用構成している。
前面枠全台キー634は全台の前面枠32を開
成可能化指令するために用いられる。第2の開成
可能化指令操作手段の一例の前面枠単キー635
は数値キー630を操作して入力した台番号の前
面枠を開成可能化指令するために用いられる。こ
のガラス枠単キー633と前面枠単キー635と
により、前記台番号設定入力手段で設定された弾
球遊技機の扉枠の開成可能化を指令する開成可能
化指令操作手段が構成されている。読出キー63
6は許容コードを書込んだ後、該許容コードを読
出指令するために用いられる。
さらに、操作パネル611上における各キー6
31〜636に対応する位置には、各キー操作状
態を表示する表示ランプ641〜646が配設さ
れる。さらに、操作パネル611には、嵌合穴6
5が複数個形成される。この嵌合穴65の内側に
は、後述の電子キーユニツト70を嵌合したと
き、該電子キーユニツト70に形成された端子と
電気的に接触するための接続端子すなわちコネク
タ(図示せず)が形成される。このコネクタと嵌
合穴65とで第2の接続部材を構成する。
前記表示パネル612上には、数値情報を表示
するための数値表示器66が設けられる。この数
値表示器66は、たとえば4桁の許容コードを表
示する許容情報表示器の一例の第1の数値表示器
661と、3桁の台番号を表示する第2の数値表
示器662を含む。また、表示パネル612上に
は、扉枠開成状態表示装置67が設けられる。こ
の扉枠開成状態表示装置67は、ガラス枠の開成
状態を表示する表示素子(たとえば発光ダイオー
ド)と前面枠の開成状態を表示する表示素子とを
それぞれ各パチンコ機の台番号別に対応して配設
する。
第7図は開成可能化指令部材の一例の電子キー
ユニツト70の詳細図である。電子キーユニツト
70は、直方体の筐体71に、嵌合用突起部72
を形成してなる。この電子キーユニツト70に
は、図示しないがデータを書込みまたは読出し可
能なメモリが内蔵され、メモリのデータ入出力端
子73が嵌合用突起部72の外周部でありかつ電
子キーユニツト70を前記接続部材27または嵌
合孔65へ挿入する方向に形成される。電子キー
ユニツト70に内蔵されるメモリは、好ましくは
P−ROMのような不揮発性メモリが用いられ
る。また、メモリの他の例として、RAMなどの
揮発性メモリを用いる場合は、電池を内蔵してお
き、該電池によつてRAMの記憶内容の破壊を防
止するように回路構成してもよい。
さらに好ましくは、前面枠32を開成した場合
またはガラス枠33を開成した場合のいずれかを
切換えるために、選択操作手段の一例である切換
スイツチ74が設けられる。そして、入出力端子
73の端子数メモリに記憶されている複数桁の数
字情報からなる開成可能化情報の一例である許容
コードのビツト数に加えて、1ビツト分だけ多く
形成される。この付加された1ビツトは、切換ス
イツチ74の切換えに基づいて前面枠またはガラ
ス枠の切換指令のためビツトとして用いられる。
たとえば、入出力端子73から導出されるビツト
並列データのうちの最上位ビツトが論理「0」の
とき前面枠32を選択し、論理「1」のときガラ
ス枠33を選択するものとする。また、筐体71
の一部には、プツシユスイツチ75が設けられ
る。このプツシユスイツチ75は筐体71をパチ
ンコ機の上部に設けられた第1の接続部材27へ
装着したとき、データを読出要求するために用い
られる。
なお、本実施例の電子キーユニツト70は、開
成可能化情報が書換え可能なものを説明したが、
電子キーユニツト70の開成可能化情報は書換え
ず、管理装置側の許容情報のみを書換え、それに
対応した許容コードを有する電子キーユニツト7
0を新たに使用することでも本発明の目的は達成
できる。
第8図はこの発明の一実施例の施錠管理装置の
ブロツク図である。構成において、複数台のパチ
ンコ機30は、第1の接続部材に含まれるコネク
タ27と、ソレノイド44および45を駆動制御
する駆動回路36と、前記表示器28,29とを
含む。これらのコネクタ27、駆動回路36、表
示器28および29が管理装置60に含まれるイ
ンターフエイス82に接続される。なお、駆動回
路36は、管理装置60側に設けてもよい。
管理装置60は、演算処理手段の一例のCPU
81を含む。CPU81には、前記キーボード6
3と、数値表示器66と、扉枠開成状態表示装置
67と、第2の接続部材(たとえばコネクタ)6
52とが接続される。また、CPU81には、イ
ンターフエイス82が接続されるとともに、後述
の第10図および第11図に示すプログラムを予
め設定記憶しているROM83と、RAM90と
が接続される。なお、必要に応じて、CPU81
に関連してプリンタ84が接続される。
第9図は前記RAM90のメモリマツプを図解
的に示した図である。RAM90は複数のレジス
タ領域91〜96と、フラグ領域Fとを含む。数
値レジスタ91は前記数値キー630を操作して
入力した数値情報をストアする。台番号レジスタ
92はガラス枠または前面枠を遠隔的に開成され
るべきパチンコ機の台番号をストアする。台番号
カウンタ93は各パチンコ機から解錠要求がある
かどうかを台番号順次に判断するための台番号指
定用として利用される。許容コードレジスタ94
は電子キーユニツト70に含まれるメモリに書込
まれているガラス枠または前面枠を開成可能状態
にすることの許容された許容コードと同じコード
をストアするために用いられる。
責任者コードレジスタ95は、たとえば許容コ
ードを変更できるように定められた責任者固有の
コードをストアするものであつて、ROM83に
予め設定記憶されている責任者コードを電源投入
時に転送してストアする。この責任者コードは、
許容コードよりも重要な意味を有しかつ厳密な判
断を要求されるため、許容コード(4桁)よりも
大きな桁数(たとえば7桁の数字)に選ばれる。
台番号最大値レジスタ96は遊技場に設置されて
いる台番号の最大値をストアする。この台番号の
最大値は通常の1つの遊技場では一定であるた
め、予めROM83に設定記憶しておき、電源投
入時にレジスタ96に転送してストアされる。な
お、責任者コードおよび台番号最大値は、変更す
る必要があれば、ROM83に予め設定記憶させ
ることなく、遊技場の開店時において必ず責任者
が設定するようにしてもよい。
第10図は管理装置60のキーボード63の操
作に基づいて処理するための動作を説明するフロ
ーチヤートである。
次に、第5図〜第10図を参照して、許容コー
ドを設定入力する場合の動作を説明する。
許容コードを設定入力しかつ電子キーユニツト
70に所望の許容コードを書込制御する場合は、
キースイツチ62をON位置に切換えた後、以下
の操作に基づいて行なわれる。すなわち、最初に
数値キー630を操作して所望の許容コードを表
わす数値情報を入力した後、書込キー631を押
圧する。今、数値キー630を操作して所望の許
容コードを入力した場合を想定する。CPU81
は常時いずれかのキー入力がありか否かの判断動
作を行なつている。そして、数値キー630の操
作があれば、いずれかのキー入力のあることを判
断する。
続いて、キースイツチ62がLOCK位置に切換
えられているか否かを判断する。これはキースイ
ツチ62がLOCK位置に切換えられていれば、キ
ーボードの操作による入力を禁止されているの
で、その場合は以下の動作を行なわないためであ
る。この場合、キースイツチ62がON位置に選
ばれているため、先に操作されたキーが数値キー
630であることを判断する。続いて、数値レジ
スタの内容が1桁シフトされて、最下位桁へ今入
力された数値情報が書込まれる。
続いて、フラグ領域Fに含まれる各フラグがリ
セツトされる。その後、前述のキー入力待ちステ
ツプへ戻る。このようにして、数値キー630が
操作される毎に、数値キー630の操作によつて
入力された数値が数値レジスタ91にストアされ
る。なお、必要に応じて、数値レジスタ91の内
容が数字表示器661に表示される。
その後、書込キー631が押圧されると、
CPU81は以下のごとくして数値レジスタ91
にストアされている数値情報(すなわち許容コー
ド)を書込処理する。すなわち、CPU81はい
ずれかのキー入力があり、キースイツチ62の位
置がLOCK位置でなく、数値キー630でなく、
書込キー631であることを判断する。そして、
フラグF1に論理「1」が書込まれる。これに応
じて、表示ランプ641が点灯されて、コード書
込状態であることが表示される。続いて、数値レ
ジスタ91の内容が許容コードレジスタ94へ転
送されてストアされる。許容コードレジスタ94
にストアされた許容コードが複数のコネクタ65
2に接続されている電子キーユニツト70のメモ
リに書込まれる。前記書込キー631により、開
成可能情報を開成可能化指令部材に書込指令する
書込指令手段が構成されている。続いて、許容コ
ードレジスタ94にストアされている許容コード
が数値表示器661に表示される。この表示は、
その他の動作においてそのまま表示状態を続ける
か、または一定時間後に消してもよい。その後、
フラグ領域Fのすべてのフラグがリセツトされた
後、再びキー入力待ちステツプへ戻る。
なお、許容コードの表示を消した場合におい
て、後で確認したい場合は読出キー636の押圧
に応じて行なわれる。すなわち、読出キー636
の押圧が判断されると、フラグF6がセツトされ
る。応じて、表示ランプ646が点灯表示され
る。その後、許容コードレジスタ94にストアさ
れている内容が数値表示器661に表示される。
次に、この発明の管理装置を利用して、全台あ
るいは指定の台番号に対応するパチンコ機の前面
枠32またはガラス枠33を遠隔的に開成可能状
態にさせる場合を説明する。たとえば、全台のガ
ラス枠33を開成させる場合は、責任者が数値キ
ー630を操作して責任者コードを入力した後、
ガラス枠全台キー632を押圧することに基づい
て行なわれる。すなわち、数値キー630を操作
して入力された責任者コードが前述の数値キーの
入力の場合の動作と同様にして数値レジスタ91
にストアされる。その後、ガラス枠全台キー63
2が押圧されると、フラグF2がセツトされる。
応じて表示ランプ642が点灯される。続いて、
レジスタ95に予めストアされている責任者コー
ドと数値レジスタ91の内容とが一致しているか
否かが判断される。もし一致していれば、CPU
81はインターフエイス82を介して全台のパチ
ンコ機30の駆動回路36にソレノイド44を付
勢指令する信号を与える。応じて、各パチンコ機
の駆動回路36がソレノイド44を付勢制御す
る。これによつて全台のパチンコ機のガラス枠3
3が開成可能状態にされる。
また、全台の前面枠32を開成する場合は、数
値キー630を操作して責任者コードを入力した
後前面枠全台キー634を押圧することに基づい
て行なわれる。この場合の動作は、全台のガラス
枠33の開成可能化動作と同様であるため、フロ
ーチヤートのみを示しその説明を省略する。
つまり、演算処理手段は、前記全台開成可能化
指令操作手段が操作されたことに応じて全台の各
弾球遊技機の扉枠を前記電気的駆動源により開成
可能状態にさせる全台開成可能化制御手段を含ん
でいる。
なお、ガラス枠33または前面枠32を全台開
成可能状態にさせる際に、全台を一斉に開成可能
状態にさせるのではなく、1台1台順番に開成可
能化状態にさせてもよい。
次に、所望の台番号のパチンコ機の前面枠を開
成する場合の動作を説明する。遊技場の係員(責
任者に限定されない)は数値キー630を操作し
て台番号を入力する。これに応じて、前述の動作
と同様にして、指定された台番号の数値情報が数
値レジスタ91にストアされる。その後係員は前
面枠単キー635を押圧する。応じて、前面枠単
キー635の押圧されたことが判断される。続い
て、フラグF5がセツトされて、表示ランプ64
5が点灯される。続いて、数値レジスタ91にス
トアされている台番号が台番号レジスタ92に転
送してストアされるとともに、数値表示器662
に表示される。
続いて、CPU81はインターフエイス82を
介して台番号レジスタ92にストアされている台
番号に対応する台番号のパチンコ機の駆動回路3
6へ前面枠を開成可能化指令する信号を与える。
応じて、当該台番号の駆動回路36がソレノイド
45を付勢制御することにより、前面枠を開成可
能状態にさせる。
なお、所望の台番号のガラス枠を開成する場合
は、数値キー630を操作して台番号を入力した
後、ガラス枠単キー633を押圧することに基づ
いて行なわれる。この場合の動作は、所望の台番
号の前面枠を開成可能状態にする場合の動作と同
様であるためフローチヤートのみを示しその説明
を省略する。
つまり、演算処理手段は、前記台番号設定入力
手段の操作によつて台番号が入力されかつ前記開
成可能化指令操作手段が操作されたことに応じ
て、その台番号に対応する弾球遊技機の扉枠を前
記電気的駆動源により開成可能状態にさせる台番
号対応形開成可能化手段を含んでいる。
このようにして、この実施例によれば、複数台
のパチンコ機のうち、所望の台番号または全台の
前面枠またはガラス枠を遠隔的に開成可能状態に
制御することができる利点がある。
第11図はこの発明の特徴となる電子キーユニ
ツト70を用いて前面枠32またはガラス枠33
を開成可能状態にする場合の動作を説明するため
のフローチヤートである。次に、第1図ないし第
11図を参照して、この発明の特徴となる動作を
説明する。CPU81は常時いずれかのキー入力
があるか否かの判断動作を行なうが、いずれかの
キー入力がなければ、第11図に示す解錠要求処
理モードへ進む。
ところで、遊技場の係員は、或る故障台のガラ
ス枠33を解錠したい場合であれば、電子キーユ
ニツト70の切換スイツチ74をガラス枠側に切
換え、該電子キーユニツト70を当該パチンコ機
のコネクタ27に接続した後、プツシユスイツチ
75を押圧して解錠要求する。
一方、CPU81は、通常高速のクロツクパル
スφがあるか否かを判断し、クロツクパルスφの
入力があるのを待機している。そして、CPU8
1はクロツクパルスφの入力があると、以下の処
理を行なう。すなわち、台番号カウンタ93の内
容に数値1が加算される。続いて、台番号カウン
タ93の内容が台番号最大値レジスタ96の内容
よりも大きいか否かが判断される。もし、台番号
カウンタ93の計数値の方が台番号最大値より小
さければ、続いて台番号カウンタ93の内容で指
定される台番号のパチンコ機から解錠要求がある
か否かが判断される。この判断は、たとえば電子
キーユニツト70がコネクタ27に接続されかつ
プツシユスイツチ75が押圧されたか否かに基づ
いて行なわれる。
このとき、台番号カウンタ93の計数値で指定
される台番号と解錠要求のある台番号とが一致し
ていない場合は、再びキー入力ありか否かの判断
ステツプへ戻る。そして、前述の動作を高速で繰
返すことにより、各台毎に解錠要求がありか否か
の判断、すなわち各台毎のポーリング処理を行な
う。そして、台番号カウンタ93の計数値が解錠
要求のある台番号まで歩進されたタイミングで、
CPU81はカウンタ93で指定される台番号か
ら解錠要求のあることを判断し、以下の動作を行
なう。
すなわち、CPU81はコネクタ27およびイ
ンターフエイス82を介して、電子キーユニツト
70のメモリに書込まれている許容コードを読込
む。続いて、読込まれた許容コードが許容コード
レジスタ94にストアされている許容コードと一
致しているか否かを判断する。この判断ステツプ
により、前記開成可能化指令手段に設定された開
成可能化情報と前記許容情報設定手段で設定され
た許容情報とを比較する情報比較手段が構成され
ている。そして、もし一致していなければ、エラ
ー表示するとともに台番号を表示し、警報を発し
て係員に注意を促す。
一方、もし一致していれば、電子キーユニツト
70から読込まれた許容コードに付加されている
最上位ビツトの論理状態に基づいて、解錠要求対
象がガラス枠33か否か(すなわち最上位ビツト
が論理「1」か否か)を判断する。ガラス枠33
であることを判断すると、CPU81はカウンタ
93の計数値で指定される台番号に対応するパチ
ンコ機に含まれる駆動回路36にガラス枠開成可
能化指令信号を与えて、ソレノイド44を付勢さ
せる。これによつて、電子キーユニツトの許容コ
ードと一致した場合に、該電子キーユニツト70
をコネクタに接続している台番号のパチンコ機の
ガラス枠33が開成可能状態にされる。一方、ガ
ラス枠33でないことを判断すると、CPU81
は台番号カウンタ93の計数値に対応する台番号
のパチンコ機に含まれる駆動回路36に前面枠開
成可能化指令信号を与え、ソレノイド45を付勢
させる。これによつて、当該台番号の前面枠32
が開成可能化状態にされる。すなわち、演算処理
手段には、前記選択手段の選択状態に応じて前記
第1または第2の電気的駆動源により前記第1ま
たは第2の電気的開成可能化手段を作動させる選
択開成可能化制御手段が含まれる。
[発明の効果] 前記構成を有する本発明は、管理装置に予め設
定されている許容情報と開成可能化指令手段から
発せられた開成可能化情報との2種類の情報の比
較結果に基づいて前面枠やガラス枠を開成可能な
状態にするために、開成可能化指令手段を紛失し
た場合であつても、開成可能化許否の判断対象で
ある許容情報や開成可能化情報を、紛失した開成
可能化手段の開成可能化情報以外のものに変更す
るという簡単な情報変更等の操作で、紛失した開
成可能化指令手段を使用した不正遊技を防止でき
る。
しかも、複数台の弾球遊技機の開成可能化の判
断基準となる許容情報が入力設定されれば、その
入力設定された許容情報の内容を確認し間違いが
ないことを確かめることができ、不注意等により
あまり望ましくない許容情報が入力設定されるこ
とが極力防止できる。そして、間違いのない許容
情報に基づいて開成可能化情報を開成可能化指令
部材に入力することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の遊技場における施錠管理シ
ステムの全体を示す概略図である。第2図は複数
台のパチンコ機を並設した状態を示す島の正面図
である。第3図はパチンコ機のガラス枠を開成し
た状態を示す詳細図である。第4A図ないし第4
C図は前面枠およびガラス枠と施錠機構および電
気的能動化手段との関係を示す詳細図である。第
5A図および第5B図は施錠機構と電気的能動化
手段の他の例を示す詳細図である。第6図は管理
装置の詳細図である。第7図は解錠指令部材の一
例の電子キーユニツトの詳細図である。第8図は
この発明の遊技場における施錠管理システムのブ
ロツク図である。第9図はRAMのメモリマツプ
の図解図である。第10図はキーボードの操作に
基づく処理動作を説明するためのフローチヤート
である。第11図は解錠要求処理モードのフロー
チヤートである。 図において、30は弾球遊技機の一例であるパ
チンコ機、32は前面枠、33はガラス枠、40
は施錠機構、42は第1の施錠機構、43は第2
の施錠機構、44,45,54,55はソレノイ
ド、60は管理装置、63はキーボード、70は
開成可能化指令手段の一例の電子キーユニツト、
27は開成可能化情報入力部の一例の第1の接続
部材、81はCPU、82はインターフエイス、
83はROM、90はRAM、630は数値キー、
631は書込キーを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開閉可能な扉枠と該扉枠を施錠する施錠機構
    とが備えられた複数の弾球遊技機が設置されてい
    るとともに、前記施錠機構によつて閉成状態で施
    錠されている前記扉枠を開成可能状態に指令操作
    するための開成可能化指令部材と、前記施錠機構
    の施錠管理を行なう管理装置とが備えられている
    遊技場における施錠管理システムにおいて、 前記管理装置は、 前記弾球遊技機の複数に共通する許容情報を入
    力する許容情報入力部と、 該許容情報入力部で入力された許容情報を表示
    する許容情報表示器と、 前記入力された許容情報と相関する開成可能化
    情報を前記開成可能化指令部材に書込指令する書
    込指令手段とを含んで構成され、さらに 前記開成可能化指令部材から発せられた開成可
    能化情報と予め入力されている許容情報とを比較
    する情報比較手段、および 該情報比較手段による比較結果が所定の関係で
    ある旨の判定がなされたとき、前記扉枠を開成可
    能な状態にさせる演算処理手段を備えた、遊技場
    における施錠管理システム。
JP32426487A 1987-12-21 1987-12-21 遊技場における施錠管理システム Granted JPS63177885A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5397599A (en) * 1977-02-05 1978-08-25 Mikirou Momoi Institution managing device
JPS53131199A (en) * 1977-04-18 1978-11-15 Tanaka Kouzou Lock and managing device for lock

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