JPH0251088A - 魚センサを備える静止容積式フィッシュポンプ - Google Patents

魚センサを備える静止容積式フィッシュポンプ

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JPH0251088A
JPH0251088A JP63202490A JP20249088A JPH0251088A JP H0251088 A JPH0251088 A JP H0251088A JP 63202490 A JP63202490 A JP 63202490A JP 20249088 A JP20249088 A JP 20249088A JP H0251088 A JPH0251088 A JP H0251088A
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JP
Japan
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fish
water
transmitter
pump
receiving sensor
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JP63202490A
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Takeshi Hayashi
武 林
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Individual
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  • Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、主として活魚の数や、多数の活魚の累積重
量を測定できる静止容積式フィッシュポンプに関する。 特にこの発明は、活魚を、水を切らずに水中にて遊泳状
態で計量することが可能である静止容積式フィッシュポ
ンプに間する。
【従来の技術及び問題点】
ハマチや鯛ひらめ等の養殖魚で、成魚を出荷する場合、
従来は、たも網等で養殖池からすくい上げている。たも
網ですくわれた魚体は、網目で水切りされる。水切りさ
れた魚体は、たも網を風袋として重量が計量されている
。また、たも網内で魚体の層数を目視により計数するこ
とが一般的に行われている。 しかしながら、この方法で活魚をすくうと、たも網内で
激しく暴れて著しく損傷を受ける欠点がある。活魚の僅
付きは、天然魚に甚だしい。養殖魚のように、稚魚から
飼育した魚は、水切りされた状態で、たも網内で暴れる
程度が少ない。即ち、漁場で漁獲された成魚や、大衆魚
は乱暴な扱いには順馴されておらず、たも網等ですくい
上げられて水切りすると激しく暴れて鱗が剥がれる。こ
の状態に損傷を受けた活魚は、その後水中で飼育しても
数時間ないし数日後に死亡する。特に大衆魚にこの傾向
が強く、いわし等は鱗が剥がれると、飼育後殆ど1日〜
2日以内に死亡する。 この欠点を防止する為に、第7図に示すように、水が通
過しないシート質の袋を底部に取着したたも網が開発さ
れている。このたも網は、水を切らずに活魚をすくうこ
とができる。従って、すくい揚げた活魚の損傷を少なく
できる。 しかしながら、この構造のたも網は、比較的大型魚の計
数にしか使用できない。このたも網は、魚を水と一緒に
すくい揚げるので、魚重量に比べて著しく重くなる。す
なわち、魚と一緒に多量の水をすくい揚げるので、作業
能率が極めて悪くなる。いわし、あじ、ざば等の一般大
衆魚は、−時に極めて多量に捕獲される。多量に捕獲さ
れた魚は、能率の悪いたも網ですくい揚げて、計数、計
量することは不可能に近い。 あじ、さば等の活魚の計数や重量については、売り手と
買い手の話合いによって取引されているのが現状である
【本発明の目的】
この発明は、従来のこれ等の欠点を解決することを目的
に開発されたもので、この発明の重要な目的は、大型魚
のみでなく、比較的小型の活魚、1層数グラム程度の養
殖稚魚や、いわし、あじ、さば等の大衆魚の層数量、あ
るいは、累積移送重量を、水を切らずに、活魚が水中に
存在する状態でカウントできる静止容積式フィッシュポ
ンプを提供することにある。 又、この発明の他の重要な目的は、蓄養網等からホース
を介して水と共に活魚を吸入し、計量した後、再び水と
共に活魚を他の蓄養水槽へ移送することも可能である静
止容積式フィッシュポンプを提供するにある。
【目的を達成する為の手段】
この発明の魚センサを備える静止容積式フィッシュポン
プは、密閉タンクl内の空気を排出して減圧し、密閉タ
ンク1内に開口された吸入口2より魚体を水と共に密閉
タンクl内に吸入し、次いで、密閉タンク1内へ空気を
供給することにより密閉タンク1に開口した吐出口3よ
り魚体を水と共に排出する。 また、この発明の静止容積式フィッシュポンプは、密閉
タンク1内がフィルタ6で水室7と魚量8とに区画され
ている。フィルタ6は、水は通すが、魚体は通さないも
のが使用されている。魚量8内には、魚体の吸入口2と
吐出口3とが開口され、水室7には、水ポンプ9の吸入
側が連通した排水口28が開口されている。吸入行程に
於て、密閉タンク1の水室7より水ポンプ9によって排
水することにより、密閉タンク1を減圧して魚量を前室
8内へ吸入して魚水密度を濃縮する。 密閉タンク1内には、吸入した水と魚体とに向けて伝播
性エネルギ波を発信する発信器4と、この発信器4が発
信した伝播性エネルギ波を受信する受信センサ5とが設
けられている。 魚体を水と共に密閉タンクl内に吸入して、発信器4が
伝播性エネルギ波を水中の魚体に照射し、受信センサ5
が伝播性エネルギ波を受信し、受信信号から魚体量を検
出する。
【作用、効果】
一般的に、活魚は、群れをなして行動する習性と、各魚
体間の接触を防止するために、所定の距離を保つ習性を
持つものである。特に、いわし、あじ、さば等の大衆魚
は、他の成魚から身を守るために群れをなして行動する
。一部のリーダーが進行する方向へ群れ全体が追随して
移動する。この群成移動中にも、1尾1尾の間隔は一定
の距離を保ち、離れ過ぎず、近付き過ぎずの一定の距離
を保ち、魚種及び魚体の大きさにより、はぼ定められた
間隔を保って行動することが報告されている。 それは自然の海での群成移動である。捕獲されて蓄養網
に収容された場合でも、魚量に比較して蓄養網が充分広
く、大きな容積の中に、比較的少量の活魚を収容して、
魚群が充分集団としての移動ができる場合は、自然の海
とほぼ同様な運動をすることが確認されている。 蓄養網の容積を網線めによって次第に小さくしていくと
、活魚は環境の変化に気付き、最初は活発に網中を移動
するために、網中には魚体密度の濃い部分と、薄い部分
ができるが、更に網線めすることにより、網中での魚体
の集団移動ができなくなる状態となれば、即ち、集団移
動時の魚体の密集した群内の密度まで網線めされると、
魚体どうしの接触を恐れて魚体間にほぼ均一な距離を保
って遊泳する性質があることを本発明者は発見したので
ある。 これは自然界に於て自ら身を守る為の習性であり、もし
魚体どうしが接触すれば、鱗が剥がれたり、とげによっ
て互いに傷を付は合う結果となることを避ける為の自然
界の動物としての背恩であろうと思われる。 従って、ある一定の魚体濃度のもとでは(網中又は活魚
槽)、水槽容器内でほぼ一定の密度に均一化して活魚が
分布する。 本発明の静止容積式フィッシュポンプは、活魚移送にお
いて、密閉タンク内で魚が一定の密度に分布するという
独得の習性を利用して魚を正確に計測するものである。 この発明の静止容積式フィッシュポンプは、密閉タンク
1内の魚量を測定するために、密閉タンク1に伝播性エ
ネルギ波を発信する発信器4と、発信された伝播性エネ
ルギ波を受信する受信器5を備えている。伝播性エネル
ギ波には、水中を伝播できる全ての振動波が使用できる
。例えば、音波や光が使用できる。発信器4より発信さ
れたエネルギ波は、水中を透過して受信される。受信セ
ンサ5が受信する伝播性エネルギ波は、水中に魚体があ
る場合と、魚体がない場合とで強度が変化する。これは
、魚と水とで伝播性エネルギ波の透過損失が異なり、ま
た、伝播性エネルギ波は、魚の表面で反射されるからで
ある。 受信センサ5は、水中を透過した伝播性エネルギ波を受
信する場合と、魚の表面で反射した伝播性エネルギ波を
受信する場合とがある。何れの場合も、発信器4は、伝
播性エネルギ波を、一定の放射角度で水中に放射する。 水中を透過する伝播性エネルギ波を測定する受信センサ
5は、発信器4の前方に設けられる。水中を透過した伝
播性エネルギ波は、前方の受信センサ5に受信される。 水中を透過する伝播性エネルギ波は、魚が多い程減衰量
が多くなる。従って、魚の量が多いほど、受信センサ5
が受信する伝播性エネルギ波のレベルが低下する。 受信センサ5が、魚の表面で反射する伝播性エネルギ波
の反射波を受信する場合、魚群探知機と同種の構成とし
て、超音波を使用して魚体に向けて発射し、その魚体か
らの反射波を受信センサで受信する。受信センサは、伝
播性エネルギ波を直接受信しないように、発信器4の前
方からずれた位置に設けられる。或は、発信器4と受信
センサ5が共用される受発機を使用することができる。 水中に発信された伝播性エネルギ波は、魚の表面で反射
されて受信センサ5に受信される。この場合、魚の量が
多い程、伝播性エネルギ波の反射が多く、受信センサ5
の受信レベルが高くなる。 従って、何れの場合も、受信センサ5が受信する伝播性
エネルギ波のレベルでもって、密閉タンク1に吸入され
た態量を計量できる。この状態で魚を計量することがで
きる本発明の静止容積式フィッシュポンプは、態量を正
確に計量できる特長がある。これは、魚が密閉タンクl
内に均一に分布することが理由である。 魚を計量する密閉タンクlは、魚体が高濃度に密集され
て吸入される。魚が活魚の場合、高密度に吸入された魚
は魚群が移動せず、均一に分布する。この為、受信セン
サ5が伝播性エネルギ波を受信するレベル変動がなく、
短時間で正確に態量が測定できる。 静止容積式フィッシュポンプは、魚がポンプの回転する
インペラ内を通過しないので、移送途中における魚の損
傷を少なくできる特長がある。この特長が生かされて、
この形式のフィッシュポンプは、活魚の移送に多用され
ている。好ましいことに、活魚は、魚自体が密閉タンク
内を遊泳して均一に分布する習性がある。この習性によ
って、受信センサのレベルはより均一化し、短時間に最
も高精度に態量が測定できる特長が実現される。 密閉タンク内に魚体を均一に分布させることは、発信器
と、受信センサとによる魚体の検出範囲を容器内の一部
として、正確に測定できる特長も実現する。このことは
、密閉タンクの全体に均一に伝播性エネルギ波を発信し
、また、密閉タンク全体の伝播性エネルギ波を受信する
構造に比べると、全体の構造を著しく簡素化して安価に
できる特長を実現する。 ざらにまた、この発明の静止容積式フィッシュポンプは
、密閉タンク内に魚体濃度を測定する検出センサを設け
て魚体を移送途中で計量している。 従って、大容量の水槽や、蓄養網中からホースを介して
水と共に魚体を吸入し、他の水槽等へ移送する場合、計
量の為に特別なことをすることなく、また、計量の為に
魚体に損傷を与えることもない。 魚体移送と同時に計量作業ができる特長がある。 従って、極めて能率よく計量して移送できる特長が実現
できる。
【好ましい実施例】
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思想を具体
化する為の静止容積式フィッシュポンプを例示すもので
あって、この発明のフィッシュポンプは、構成部品の材
質、形状、構造、配置を下記の構造に特定するものでな
い。この発明のフィッシュポンプは、特許請求の範囲に
記載の範囲に於て、種々の変更が加えられる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し易いよう
に、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請
求の範囲の欄」、 「従来の課題を解決する為の手段の
欄」および「作用効果の欄」に示される部材に付記して
いる。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例
の部材に特定するものでは決してない。 第1図に示す静止容積式フィッシュポンプは、密閉タン
ク1と、四方切換弁10と、真空ポンプ11と、発信器
4と、受信センサ5とを備えている。 密閉タンク1は、底部に吸入口2と、吐出口3とが閉口
されている。吸入口2には、逆止弁12を介して吸入ホ
ース14が連結されている。吐出口3には、逆止弁13
を介しては吐出管15が連結されている。魚体と水とは
、吸入ホース14→逆止弁12→吸入ロ2→密閉タンク
1→吐出口3→逆止弁13→吐出管15の順番に通過し
て移送される。 この形式のフィッシュポンプは、密閉タンクlに、魚体
と水とを吸入した後、これを排出して移送する。密閉タ
ンク1に魚体と水とが吸入される時には、密閉タンクl
は減圧される。密閉タンク1から排出される時には、密
閉タンク1は加圧される。吸入行程と排出行程とは、密
閉タンク1内の水面レベルを検出して切り換えられる。 従って、密閉タンクlは、吸入された水のしベルを測定
するレベルセンサ16を装備する。 レベルセンサ16は、四方切換弁10を制御して、吸入
行程と排出行程とを切り換える。従フて、レベルセンサ
16は、設定された最低の水面レベルと、最上の水面レ
ベルとを検出する。 四方切換弁lOは、4ボートを有し、連通する2ボート
を、実線位置と鎖線位置とに切り換える。 四方切換弁10の相対向する2ボートは、真空ポンプ1
1の吸入側と吐出側とに連結され、残りの2ボートのひ
とつは、密閉タンクlの上部に連結され、他のボートは
、大気中に開口されている。 四方切換弁lOが実線位置で真空ポンプ11が運転され
ると、密閉タンク1がら空気が排出されて、密閉タンク
1に魚水が吸入される。四方切換弁が鎖線位置に切り換
えられると、密閉タンク1に加圧空気が圧入されて密閉
タンク1から魚水が排出される。 密閉タンク1に魚水が吸入された状態、すなわち、吸入
行程が完了した後、密閉タンクlの魚体量が計量される
。密閉タンクlの魚体濃度を測定する発信器4は、密閉
タンク1内の上部に設けられ、受信センサ5は底部に設
けられている。 発信器4は、伝播性エネルギ波を密閉タンク1の内部上
部に下向きに固定されている。発信器4が発信する伝播
性エネルギ波には、例えば、光や音が利用できる。第1
図の発信器4は、伝播性エネルギ波として光の放射光源
を備える。光源の光が一定の放射角で下に向けて放射さ
れるように、光源の周囲に凹面鏡である反射鏡が配設さ
れている。 発信器4は、密閉タンク1の魚体を計量する時に光を発
射し、あるいは、連続して光を発射する。 受信センサ5は、発信器4が放射する伝播性エネルギ波
を受信する。第1図の発信器4は光を放射するので、受
信センサ5には、光を受光する光センサが使用される。 受信センサ5は、上方から放射された光を受光するよう
に、上向きに配設されている。受信センサ5は、密閉タ
ンク1に吸入される魚体に比べて広い面積で光を受光す
る受光面積を有する。受信センサ5の面積を大きくし、
あるいは、複数の受信センサ5を配設して広い面積の光
を受光する。 受信センサ5は、発信器4から放射された光を受光して
、魚の量を計量する。密閉タンクlの魚体重が多い程、
発信器4から放射された光は魚で遮られて、受信センサ
5の受光量が低下する。反対に、魚体量が少ないと、光
の減衰量が少なく、受信センサ5の受信レベルが高くな
る。 受信センサ5の信号は、制御手段17に入力して処理さ
れる。制御手段17は、受信センサ5の受信レベルから
密閉タンクlの魚量を演算する。 密閉タンクlの魚体量は、受信センサ5から制御手段に
入力される信号レベルの間数として表すことができる。 受信センサ5から制御手段17に人力される信号レベル
と、密閉タンクlの魚体量とは、予め制御手段17に記
憶させておく。記憶値を参考にして、受信センサ5から
制御手段】7に人力される信号レベルから密閉タンクl
の魚体量を演算する。制御手段17の演算結果は、表示
手段18に表示される。表示手段18は、魚体量を、重
量、あるいは、四散で表示する。また、表示手段18は
、一定の時閉に移送した魚体の総重量、あるいは、総匹
数を加算して表示する。 受信センサ5が光を受信するレベルは、密閉タンク1の
魚体量の関数となる。受信センサ5が光を受信するレベ
ルは、受信センサ5から制御手段17に人力されたる信
号レベルの関数となる。従って、受信センサ5から制御
手段17に入力される信号レベルが密閉タンク1の魚体
量の関数となる。 制御手段17に入力される信号しベルと密閉タンクlの
魚体との関数は、密閉タンク1に、重量あるいは、四散
が解っている魚体を吸入させ、そのときの制御手段17
の人力信号を測定して決定する。密閉タンク1に吸入さ
れる魚体の量を変化させて、魚体が少ない状態から、多
量に吸入された状態まで、魚体量に対する入力信号レベ
ルを測定する。魚体濃度が異なる状態で測定値を制御手
段17に記憶させる。 ところで、魚体量に対する人力レベルは、魚の種類や大
きさによって変化する。従って、制御手段17には、魚
の種類と大きさ別に、魚体量に対する信号レベルを記憶
させる。使用する時に、魚の種類と大きさとを制御手段
17に入力する。制御手段17は、入力された魚の種類
と、大きさと、そして、受信センサ5からの信号レベル
とを記憶値に比較して、魚の重量あるいは、匹敵を演算
する。 このように、表示手段18が直接に魚の重量や匹敵を表
示する装置は、便利に使用できる特長がある。 ただ、受信センサ5の信号レベルを直接に表示すること
も可能である。受信センサ5の受信レベルを直接表示す
る装置は、決まった魚を計量する場合、その受信レベル
から、経験で魚の重量を知ることができる。また、異な
る種類の魚を計量する場合も、使用するに従って、受信
センサ5のレベルから魚の重量と四散の概略を知ること
ができる。 また、受信センサ5の受信レベルを表示手段18に表示
し、この受信レベルを換算して魚の潰を知ることもでき
る。この場合、前述の制御手段17に、信号レベルに対
する魚体量を記憶させるのと同様の実験をして、受信セ
ンサ5の信号レベルに対する魚量の換算表を作成する。 使用者は、換算表を見て、受信センサ5の信号レベルか
ら魚量を知ることができる。 第1図に示す静止容積式フィッシュポンプは、網中から
水面レベルより高いフィッシュポンプに魚水を吸い揚げ
て、計量し、フィッシュポンプより高所、速断の水槽に
移送するように構成されている。従って、吸入行程に於
て、真空ポンプによって大気よりも減圧された真空状態
で吸入され、又、吐出には大気圧よりも高い圧力の空気
が圧入される。吸入する水面レベルが密閉タンクよりも
高い場合には、吸入行程では大気圧よりも減圧する必要
はなく、又、移送する水槽が、密閉タンクより低い位置
にある場合には、密閉タンクへは単に大気を供給すれば
排出できることは論をまたない。 第2図の静止容積式フィッシュポンプは、密閉タンク1
が、フィルタ6でもって水室7と前室8とに区画されて
いる。フィルタ6は、水は通過するが魚は通過しない網
目を有し、あるいは、水は通過できるが魚が通過できな
い格子状に作られている。 フィルタ6は円筒状で、フィルタ6の内側に前室8が、
フィルタ6の外側に水室7が設けられている。 水室7は、四方切換弁19を介して水ポンプ9が連結さ
れている。 前室8の底部には、吸入口2と吐出口3とが閉口されて
いる。吸入口2と吐出口3とは、第1図に示す静止容積
式フィッシュポンプと同様に、逆上弁12.13を介し
て、吸入ホース14と吐出管15とが連結されている。 吸入行程にあっては、水ポンプ9が、水室7かろ水を排
出する。水室7から排水されると前室8に魚水が吸入さ
れる。前室8に吸入された水はフイルタロを通過して排
出され魚体は無定8に残る。 従って、この運転を続けると、無定8の魚体濃度が次第
に高くなる。 排出行程にあっては、水ポンプ9が水室7に水を供給す
る。水室7の水はフィルタ6を通過して無定8に流入さ
れ。無定8に流入する水は、魚を排出する。 吸入行程と排出行程とは、四方切換弁19で切り換えら
れる。図において、四方切換弁19が実線位置にあって
は吸入行程となる。この状態で、水ポンプ9は、水室7
から水を排出する。四方切換弁19が鎖線位置に切り換
えられると排出行程となる。この状態で、水ポンプ9は
水室7に水を供給する。 この形式の静止容積式フィッシュポンプは、低濃度の網
中からの魚体移送に適している。それは、密謂タンク1
に多量の魚を蓄えて能率良く移送できるからである。魚
濃度が低い状態では、第1図に示す静止容積式フィッシ
ュポンプは、はとんど水ばかり移送して魚体の移送能率
が低下する。第2図に示す静止容積式フィッシュポンプ
は、無定8に一定の濃度に魚を吸入して移送するので、
魚体濃度が薄い所から能率良く魚体が移送できる特長が
ある。また、真空ポンプ11に代わって、水ポンプ9が
無定8に多量の魚を吸入することも、移送能率を高くす
ることに効果がある。 ただ、この装置は、無定に余りにも多量の魚が吸入され
ると、ここで魚体がプレス状態となって、損傷を受は易
い。魚の移送能率と、損傷の程度とを考慮して、無定8
の魚濃度を決定すると、高能率で、しかも損傷中なく移
送できる特長がある。 第2図の静止容積式フィッシュポンプは、無定8の魚体
量を測定する為に、密閉タンク1の無定8に、発信器4
と受信センサ5とが設けられている。 発信器4は、第1図の装置と同様に、密閉タンクlの上
部に設けられて、一定のビームで、光を無定8の下方に
照射する。無定8の底部には、上向きに光センサである
受信センサ5が設けられている。 無定8に吸入される魚は、発信器4から照射される光を
遮る。従って、無定8に多量の魚が吸入されるほど、受
信センサ5に人力される光の強度が弱くなる。この為、
受信センサ5が受信する光の強度、言い替えれば、受信
センサ5の出力信号で無定8の魚量を知ることができる
。 無定8に一定量の魚が吸入されると、吸入行程から排出
行程に切り換える為に、受信センサ5の出力信号は、切
換手段20に人力される。切換手段20は、第2図の鎖
線で示すように、受信センサ5からの人力信号レベルで
、四方切換弁19を制御する。切換手段20が、四方切
換弁19を吸入行程から排出行程に切り換える時期は、
無定8に設定量の魚体が吸入された時の受信センサ5の
出力レベルに設定されている。すなわち、吸入行程にお
いて、無定8に次々と魚体が吸入されると、光の透過率
が次第に低下して受信センサ5の出力レベルを低下させ
、設定量の魚体が吸入されると、受信センサ5の出力レ
ベルは設定値となる。この時、切換手段20が四方切換
弁19を吸入行程から排出行程に切り換える。 無定8に設けられた発信器4と受信センサ5とは、無定
8に吸入される魚量を測定して四方切換弁19を切り換
えている。従って、この静止容積式フィッシュポンプは
、魚を吸入する網中の魚濃度に関係なく、lサイクルで
一定量の魚を移送することができる。従って、この形式
の静止容積式フィッシュポンプは、排出回数をカウント
して、移送された魚量を計量できる。この為、この構造
のフィッシュポンプは、第1図のフィッシュポンプのよ
うに、受信センサ5の出力信号から魚量を演算処理する
必要がなく、排出回数で簡単に魚量な計測できる特長が
ある。 この構造のフィッシュポンプは、無定8から魚を排出し
た後、排出行程から吸入行程に切り換えられる。無定8
の魚は、一定の時間給水して排出できる。従って、排出
行程から吸入行程への四方切換弁19の切換は、タイマ
ーでも可能である。 ただ、魚量8から魚が排出されると、発信器4からの光
が魚で減衰されずに受信センサ5に受信されるので、受
信センサ5の出力信号が高くなる。 従って、受信センサ5の出力レベルで、排出行程から吸
入行程に切り換えることも可能である。 密閉タンク1の上部に連結された、四方切換弁lOと真
空ポンプ11とは、運転の最初に密閉タンク1に水を吸
入する時と、最後に密閉タンク1かろ水を排出する時に
運転する。また、使用途中で、密閉タンクlに空気が吸
入された時にも、真空ポンプ11を運転して密閉タンク
1がら空気を排出する。 ところで、第2図に示す静止容積式フィッシュポンプは
、水ポンプ9の流量が少ない場合、魚量8から活魚を能
率よく排出できない。それは、活魚が流れに逆らって泳
ぐ性質があるので、吐出口3から流出する水流に逆らっ
て泳ぐからである。 この欠点は、排出行程において、密閉タンク1に空気を
圧入することで解消できる。すなわち、排出行程におい
て、密閉タンクlに水を供給するのに加えて、真空ポン
プ11を運転して加圧空気を圧入して、水面レベルを下
げて、密閉タンクl内の魚水を総て排水するなら、魚量
8に吸入された全ての活魚は排出される。 この運転状態は次のようになる。 ■ 真空ポンプ11に連結された四方切換弁1゜を図の
位置として、真空ポンプ11を運転する。 この状態で密閉タンク1に魚水が吸入される。密閉タン
クlに所定量の魚水が吸入されると、このことがレベル
センサ16に検出されて、真空ポンプ11の運転が停止
される。 ■ 水室7の排水口28が水没するか、あるいは、密閉
タンク1に魚水が吸入された後、水ポンプ9に連結され
た四方切換弁19を実線位置として、水ポンプ9を運転
する。この状態で、魚量8に魚が吸入される。 ■ 魚量8に一定量の魚が吸入されると、このことが受
信センサ5に検出される。受信センサ5は、水ポンプ9
および真空ポンプIIに連結された両方の四方切換弁1
0,19を鎖線位置に切り換える。水ポンプ9と真空ポ
ンプ11とが運転されて、密閉タンク1に水と加圧空気
とが供給される。この状態で、密閉タンク1内の水面レ
ベルが低下して、全ての魚水が排出される。 ■ 密閉タンクlから魚水がOF水されると、レベルセ
ンサ16がこのことを検出して、両四方切換弁l011
9を実線位置に切り換える。水ポンプ9の運転を一時停
止したのち、■〜■の運転を繰り返す。 ところで、■の排出行程において、密閉タンク1に水と
加圧空気とが一緒に供給されると、魚は多量の水で移送
されるので、活魚の全量の排出に最適である。ただ、排
出行程においては、必ずしも水を供給する必要はなく、
加圧空気のみを供給することも可能である。 密閉タンク1に吸入される水の濁りは、測定誤差の原因
となる。水が濁っていると、発信器tih)ら出る光や
音等の伝播性エネルギ波が減衰されるので、受信センサ
5は、吸入された魚を多く表示する。受信センサ5は、
光等が魚で減衰したのか、あるいは、水の汚れで減衰し
たのかを区別できない。 この欠点を解決する為に、第3図に示すフィッシュポン
プは、水の濁りを補正する較正用の発信器24および受
信センサ25を備えている。較正用の発信器24および
受信センサ25は、水室7に設けられている。水室7に
設けられた発信器24と受信センサ2δとは、魚を検出
しないで水の汚れを測定する。 水室7に設けられた較正用の発信器24と受信センサ2
5とで、水の汚れを検出し、魚量8に設けられた発信器
4と受信センサ5の測定値を補正する。すなわち、汚れ
た水が密閉タンク1に吸入されると、魚量8に魚が吸入
されないのに、受信センサ5は魚が吸入されたのと等価
な信号を出す。 従って、較正用の受信センサ25の出力信号でもって、
無定8の受信センサ5の出力信号を補正する。 この構造のフィッシュポンプは、鱗や海水中の微細な異
物が吸入されても、少ない誤差で魚量を測定できる特長
がある。 さらに、第4図は受信センサ5に太陽電池を使用した実
施例を示す。このフィッシュポンプは、無定8の上面に
発信器4が設けられている。発信器4は、水中灯21と
反射笠22とからなる。水中灯21の横に反射笠22が
設けられている。反射笠22は、水中灯21の光を下向
きに反射して、無定8に平行な光線を照射している。 受信センサ5は無定8の底面に設けられている太陽電池
で、無定8を透過した光を受光する。受信センサ5は複
数の太陽電池からなり、無定8の底面全体に均一に固定
されている。受信センサ5の出力側には、メーターリレ
ー23が接続されている。 この受信センサ5は、無定8に吸入される魚の量が多く
なると、光の透過率が低下して、受信センサ5の出力電
圧(または出力電流)が低下する。 受信センサ5の出力はメーターリレー23で検出される
。メーターリレー23は、無定8に設定量の魚が吸入さ
れた時に切り換えられるようにセットされている。従っ
て、このフィッシュポンプは、無定8に設定量の魚が吸
入されると、このことが受信センサ5とメーターリレー
23に検出される。 メーターリレー23は、四方切換弁を切り換えて、吸入
行程を排出行程に切り換える。 この構造は、受信センサ5の出力信号の処理回路を簡単
にできる特長がある。 さらに、第5図に示す発信器4は、光の照度が調整でき
る具体例を示す。この発信器4は、照度を調整して、メ
ーターリレー23を較正している。 発信器4である投光器は、照度調整手段26を介して制
御手段に連結されている。照度調整手段26には、発信
器4に供給する電力を変化できる全ての部材、例えば、
可変抵抗器や、サイリスタを使用した位相制御手段が使
用できる。メーターリレー23は、ダイオード27を介
して、受信センサ5である太陽電池に接続されている。 照度調整手段26は、次の方法で投光器の照度を調整す
る。 まず、密閉タンク1に水だけを吸入する。この状態で投
光器を点灯し、メーターリレー23の指示値を読む。メ
ーターリレー23の指示値が決められた指示値を示すよ
うに、照度調整手段26で投光器の照度を調整する。す
なわち、魚が吸入されない状態におけるメーターリレー
23の指示値を一定にして、発信器4と受信センサ5の
バラツキと、吸入水の汚れとを補正する。 その後、密閉タンクlに魚水を吸入して、メーターリレ
ー23の読みで、吸入された魚量を計測する。 第5図に示す照度調整構造は、第1図および第2図に示
す静止容積式フィッシュポンプに利用できる。 第1図ないし第5図に示す静止容積式フィッシュポンプ
は、発信器に光源を使用して、伝播性エネルギ波に光を
使用している。ただ、この発明は、伝播性エネルギ波を
光に限定することなく、超音波等の音も使用できる。 第6図に示す魚センサを備える静止容積式フッシュポン
プは、伝播性エネルギ波に超音波を使用している。発信
器4と受信センサ5とは密閉タンクlの底部に設けられ
ている。発信器4は上に向けて短時間超音波を発信する
。 発信器4から発射された超音波は、魚体と水面とに反射
されて受信センサ5に受信される。受信センサ5が受信
する超音波は、魚の反射波と、水面の反射波とで受信時
閉が異なる。受信センサ5は、魚の反射波を受信した後
、水面の反射波を受信する。これは、魚に比べると、水
面が、発信器4と受信センサ5とから遠いことが理由で
ある。 受信センサ5が水面からの超音波反射波を受信する時間
、言い替えると、発信器4が超音波を発信した後、受信
センサ5が水面からの反射波を受信する時間はほぼ一定
である。これは密閉タンクlの水面レベルがレベルセン
サ16で一定の範囲に制御されるので、発信器4と水面
と受信センサ5との距離がほぼ一定となるからである。 魚は密閉タンク1の水中にある。従って、発信器4から
発信される超音波は、水面で反射波よりも早く受信セン
サ5に受信される。従って、受信センサ5が受信する魚
の反射波は、水面反射波よりも前に受信される受信信号
である。 発信器は制御回路29に接続され、制御回路29によっ
て発信状態が制御される。制御回路29によって、発信
器4は、魚量を測定する時に、超音波の発信と停止とを
繰り返す。例えば1〜50ミリ秒閏超音波を発信し、0
.1〜5秒開発信を停止する。 発信器4が超音波を発信する時間は、超音波の周波数と
、密閉タンクlの大きさ等を考慮して最適値に調整され
る。 発信器4が超音波の発信を停止する時間は、受信センサ
5が超音波を受信しなくなる時間よりも長く調整される
。発信器4が超音波を発信すると、この超音波は、水面
、密閉タンク1の上面、底面等で反射を繰り返して受信
センサ5に受信される。 これ等の反射は、反射を繰り返すに従って減衰する。魚
以外の部分からの反射波は、測定誤差の原因となる。従
って、魚以外の部分で反射された超音波の受信レベルが
十分に小さくなるように、発信器4の休止時間が調整さ
れる。 発信器4の発信周波数は、通常20〜500kHzの範
囲に調整される。周波数が高い程、超音波が発信される
指向性が強く、減衰し易くなる。 この発明の静止容積式フッシュポンプの場合、発信器の
周波数は、好ましくは比較的高く、例えば100kHz
以上に調整される。それは、密閉タンク1の側面での超
音波の反射を少なくするためと、発信器4と受信センサ
5との距離が短くて、超音波の減衰が問題にならないか
らである。 受信センサ5は、発信器4が発信を停止した後に、超音
波を受信する。受信センサ5の受信信号は制御回路29
に人力される。制御回路29は、水面からの反射波と、
魚からの反射波とを時間的に選別する為のタイマーを備
えている。タイマーは、発信器4が発信を停止した時に
カウントを開始し、水面からの反射波が受信される時に
タイムアツプするように調整されている。 制御回路29は、タイマーがカウントする閏に受信した
信号を魚からの反射波として、密閉タンク内の魚量を測
定する。 伝播性エネルギ波に、超音波等の音波を使用する場合、
発信器は音を出すスピーカー、磁歪型、圧電型の振動子
で、受信センサは、マイクや、磁歪型、圧電型のセンサ
となる。 第6図の魚センサを備える静止容積式プッシュホンブは
、密閉タンクの内面と底面とに、超音波を吸収する吸音
材30が張設されている。 このように、伝播性エネルギ波に音波を利用するものは
、水の濁度の影響を受は難い特長がある。 また、第6図に示すように、発信器4と受信センサ5と
を隣接して一体化したものは、密閉タンクの一箇所に取
り付ければ良いので、メンテナンスに手間がかからない
メリットがある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の実施例にかかる静止容
積式フィッシュポンプを示す断面図、第3図は較正用の
発信器と受信センサとを備えたフィッシュポンプの一部
を示す断面図、第4図および第5図は発信器と受信セン
サの他の実施例を示す断面図、第6図はさらに別の実施
例を示す断面図、第7図は従来のたも網を示す斜視図で
ある。 1・・・・・・密閉タンク、  2・・・・・・吸入口
、3・・・・・−吐出口、    4・−・・・・発信
器、5・・・・・・受信センサ、  6・旧・・フィル
タ、7・・・・・・水室、     8・・・・・・前
室、9・・・・・・水ポンプ、  10・・・・・・四
方切換弁、11・・・・・・真空ポンプ、12・・・・
・・逆止弁、13・・・・・・逆止弁、   14−・
・・・・吸入ホース、15・・・・・・吐出管、   
16・・・・・・レベルセンサ、17・・・・・・制御
手段、  18・・・・・・表示手段、19・・・・・
・四方切換弁、20・・・・・・切換手段、21・・・
・・・水中灯、   22・・・・・・反射笠、23・
・・・・・メーターリレー 24・・・・・・発信器、   25・・・・・・受信
センサ、26・・・・・・照度調整手段、 27・・・・・・ダイオード、28・・・・・・排水口
、29・・・・・・制御回路、  30・・・・・・吸
音材。 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密閉タンク1内の空気を排出して減圧し、密閉タ
    ンク1内に開口された吸入口2より魚体を水と共に密閉
    タンク1内に吸入し、次いで、密閉タンク1内へ空気を
    供給することにより密閉タンク1に開口した吐出口3よ
    り魚体を水と共に排出するように構成された静止容積式
    フィッシュポンプに於て、 密閉タンク1内に、吸入した水と魚体とに向けて伝播性
    エネルギ波を発信する発信器4と、この発信器4が発信
    した伝播性エネルギ波を受信する受信センサ5とが設け
    られており、 魚体を水と共に密閉タンク1内に吸入して、発信器4が
    伝播性エネルギ波を水中に照射し、受信センサ5が伝播
    性エネルギ波を受信し、受信信号から魚量を測定するよ
    うに構成されたことを特徴とする魚センサを備える静止
    容積式フィッシュポンプ。
  2. (2)密閉タンク1内に、水は通すが、魚体は通さない
    フィルタ6を設けて密閉タンク1内が水室7と魚室8に
    区画されており、魚室8内に魚体の吸入口2および吐出
    口3が開口され、水室7には、水ポンプ9の吸入側が連
    通した排水口28が開口され、吸入行程に於て、密閉タ
    ンク1の水室7より水ポンプ9によって排水することに
    より、密閉タンク1を減圧して魚水を吸入し、魚室8内
    で吸入した魚水を濃縮するように構成された静止容積式
    フィッシュポンプにおいて、 密閉タンク1内に、吸入した魚水に向けて伝播性エネル
    ギ波を発信する発信器4と、この発信器4が発信した伝
    播性エネルギ波を受信する受信センサ5とが設けられて
    おり、 魚体を水と共に密閉タンク1内に吸入して、発信器4が
    伝播性エネルギ波を水中の魚体に照射し、受信センサ5
    が伝播性エネルギ波を受信し、受信信号から魚量を測定
    するように構成されたことを特徴とする魚センサを備え
    る静止容積式フィッシュポンプ。
JP63202490A 1988-08-12 1988-08-12 魚センサを備える静止容積式フィッシュポンプ Pending JPH0251088A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3671565A4 (en) * 2017-08-16 2021-04-21 Furuno Electric Co., Ltd. FISH COUNTING DEVICE, FISH COUNTING SYSTEM AND FISH COUNTING METHOD

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