JPH0251054A - 温湿度検知器 - Google Patents

温湿度検知器

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Publication number
JPH0251054A
JPH0251054A JP20111088A JP20111088A JPH0251054A JP H0251054 A JPH0251054 A JP H0251054A JP 20111088 A JP20111088 A JP 20111088A JP 20111088 A JP20111088 A JP 20111088A JP H0251054 A JPH0251054 A JP H0251054A
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JP
Japan
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sensor
modulation
temperature
humidity
circuit
Prior art date
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Application number
JP20111088A
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English (en)
Inventor
Noboru Yamaguchi
登 山口
Kentaro Nagano
長野 謙太郎
Yoshio Moriya
盛屋 喜夫
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Nihon Parkerizing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Parkerizing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分署) 本発明は、温度と湿度とを検知する温湿度検知器に関し
、特に配線の本数が少なくて済み、雑音に強(、集積化
に適した温湿度検知器に関するものである。
(従来の技術) 人の居住性の快適化、温室における野菜の栽培、微生物
を利用した食品や医薬品製造等の生命活動に関連する分
野等において、対象とする生物等に最適な温度及び湿度
のコントロールが非常に重要となってきている。
現在温度や湿度のコントロールには冷暖房を主体とした
空調装置がよく使われ、その検出用センサとしては、温
湿度変化を電気量に変換するタイプのものが広く使用さ
れている。空調装置等を設置できる場所(以下、コント
ロールセンタと呼ぶ。)は建物や空間的な制約により限
定されるので、温度及び湿度を適確にコントロールした
い場所(以下、コントロール対象空間と呼ぶ。)とは離
れた場所にある場合も多い。このような場合に適確な温
湿度のコントロールを実行するには、温度及び湿度の検
出用センサをコントロール対象空間に配置し、コントロ
ールセンタとの間を延長線で結ぶことが必要となる。ま
たコントロール対象空間が広い場合に適切なコントロー
ルをしようとすると、センサを各所に配置し、その数だ
け延長線を設置する必要が生じる。このようにセンサー
とコントロールセンタとを延長線で結びリモートコント
ロールシステムとして使用するケースにおいては、延長
線の数を削減すること、センサ出力が誘導等の雑音に強
いこと、センサー取付はスペースの削減化、の3点が特
に望まれる。
現在上記用途における温度センサとしては熱電対、サー
ミスタ、白金!11J温体等が、湿度センサとしては抵
抗値や容量値の変化するインピーダンス変化型湿度セン
サが広く用いられている。
(発明が解決しようとする課題) 上記温度センサや上記湿度センサは、いずれも2端子型
である。これら常用のセンサをそのまま用いて温湿度の
リモートコントロールシステムを構成すると、温度セン
サと湿度センサを計測箇所にそれぞれ1つずつ、各セン
サ毎に2本の延長線、即ち各計測箇所毎に4本の延長線
が必要となり、特に計測箇所が多数あるシステムにおい
ては、かなりの取付は及び配線スペースが必要となると
いう問題点があった。
また、延長線のインピーダンスが非直線な温度特性を有
することによる誤差の増大を防ぐために補償線を用いる
場合もあり、この場合には補償線が高価なため延長線を
長くすることが難かしかった。
さらに、センサの出力はそのままでは微弱な直流電圧や
直流電流に変換されるものが多(雑音に非常に弱いため
延長線の長さに制限を設ける、延長線を厳重にシールド
する等雑音の混入を防ぐために細心の注意を払う必要が
あった。
また、前述した生命活動に関連する分野等では、温度と
湿度は一体としてコントロールすることが要求される場
合が多く、また、温度と湿度の両センサを小型一体化す
ることが正確にコントロールする上で強く望まれていた
本発明は、上記問題点、事情等に鑑み、配線の本数が少
なくて済み、雑音に強い温湿度検知器を提供することを
目的とするものである。また本発明の他の目的は、温度
センサと湿度センサとを路間−の位置に配置することが
でき、集積化にも適した温湿度検知器を提供することを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の第1の温湿度検知器は、 温度を電気量に変換する温度センサまたは湿度を電気量
に変換する湿度センサのうちの一方の第1センサを含み
、該センサの電気量に応じた、第1の変調方法に基づく
変調信号を出力する第1センサ変調回路、 前記両センサのうちの他方の第2センサを含み、該セン
サの電気量に応じた、前記第1の変調方法と異なる第2
の変調方法に基づく変調信号を生成するとともに前記第
1センサ変調回路の出力とミキシングして電源ラインに
出力する第2センサ変調及びミキシング回路、および 前記電源ラインに出力された前記第2センサ変調及びミ
キシング回路からの出力信号を取り出すため前記電源ラ
インに直列に挿入された電源直列インピーダンスから構
成されていることを特徴とするものである。
ここで、上記電気量とは、センサから発生する電圧、電
流やセンサのインピーダンス等、温度や湿度を電気信号
として取り出すことのできるものの総称をいう。
また、上記変調方法とは、振幅変調、周波数変調、位相
変調、パルス幅変調、PCM変調等電気信号に施すこと
のできる既知の種々の変調方法等をいう。また、上記「
第1の変調方法と異なる第2の変調方法」とは、両変調
方法により変調された2つの信号(温度と湿度)をミキ
シングした後あとで分離して検知できる変調方法であれ
ばよい。
すなわち、たとえば第1の変調方法が振幅変調であり第
2の変調方法が周波数変調であるというように変調の根
本原理の異なるものであってもよいが、これに限られる
ものではなく、たとえば第1の変調方法と第2の変調方
法の両者とも振幅変調であるが搬送波の周波数が互いに
異なるようなものであってもよい。
また、本発明の第2の温湿度検知器は、温度を電気量に
変換する温度センサまたは湿度を電気量に変換する湿度
センサのうちの一方の第1センサを含み、該センサの電
気量に応じた、第1の変調方法に基づく変調信号を出力
する第1センサ変調回路、および 前記両センサのうちの他方の第2センサを含み、該セン
サの電気量に応じた、前記第1の変調方法と異なる第2
の変調方法に基づく変調信号を生成するとともに前記第
1センサ変調回路の出力とミキシングして電源ラインに
出力する第2センサ変調及びミキシング回路から構成さ
れていることを特徴とするものである。
また、本発明の第3の温湿度検知器は、上記第1および
第2の温湿度検知器において、前記温度センサが温度を
抵抗値に変換する抵抗変化型温度センサであり、前記湿
度センサが湿度を抵抗値及び/又は容量値に変換する抵
抗及び/又は容量変化型湿度センサであり、前記第1セ
ンサ変調回路が前記第1センサの抵抗値または抵抗値及
び/又は容量値を周波数変調出力するCR型発振回路で
あり、前記第2センサ変調及びミキシング回路が前記C
R型発振回路の出力信号を前記第2センサの抵抗値に応
じて振幅変調する増幅器を有することを特徴とするもの
である。
(作  用) 本発明の第1の温湿度検知器は、上記第1センサ変調回
路で第1センサの電気量に応じた変調信号を出力し、上
記第2センサ変調及びミキシング回路で第2センサの電
気量に応じた変調信号を生成するとともに上記第1セン
サ変調回路の出力とミキシングして電源ラインに出力す
るようにしたため、温湿度センサを含む上記第1センサ
変調回路と第2センサ変調及びミキシング回路とを一体
として検出位置に配置することによりコントロールセン
タとの間は電源ラインとグランドラインとの2本の配線
で済み、前述した従来例と比べ配線本数が1/2で済む
ことになる。
また、上記のようにして電源ラインに出力された温湿度
信号は、十分な低インピーダンスの信号とすることがで
きるため雑音が混入しに<<、雑音に強いため前述した
従来例と比べ延長線(本発明では電源ラインが信号線を
兼用している)の長さの制限がゆるやかであり、前述し
た従来例はど雑音の混入を防ぐシールド等を厳重に施す
必要がない。また、前述した補償線も不要である。
さらに、電源ラインには、上記電源直列インピーダンス
が直列に挿入されているため、電源ラインに出力された
温湿度信号を該インピーダンスを介して取り出すことが
でき、また、温度信号と湿度信号とでは変調方法が互い
に異なっているため、上記インピーダンスを介して取り
出した信号から温度情報と湿度情報とを分離して検知す
ることができる。
また、本発明の第2の温湿度検知器は、上記第1センサ
変調回路と上記第2センサ変調及びミキシング回路から
構成されているため、この温湿度検知器をハイブリッド
ICまたはモノリシックICとして非常に小型化するこ
とができ、路間−点の温度と湿度を検知することができ
る。この温湿度検知器で検知された温湿度信号は前述の
ようにして電源ラインに出力されコントロールセンタに
伝達される。コントロールセンタでは、該温湿度信号か
ら温度情報と湿度情報とが分離され、温度と湿度が認識
される。
また、本発明の第3の温湿度検知器は、上記の第1およ
び第2の温湿度検知器の好ましい実施態様のひとつであ
る。
温度センサ、湿度センサとしては、広く用いられている
それぞれ抵抗変化型温度センサ、インピーダンス変化型
温度センサを用い、また、第1センサ変調回路としてC
R型発振回路を用い、第2センサ変調およびミキシング
回路の変調部として上記増幅器を用いており、単純な構
成で安価で精度よく温湿度を検出することができ、また
小型化、集積化に適した構成となっている。
(実 施 例) 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。
本実施例の温湿度検知器は、延長線IOを介して接続さ
れるコントロールセンタ側に配置されるセンタ部20と
、検出位置に配置される検出部30とに分かれている。
センタ部20は直流電源21と電源ライン22に直列に
挿入された電源直列インピーダンス23とから構成され
ている。
延長線10は、電源ライン22の延長線11とグランド
ライン24の延長線12とからなり、この2本の延長線
11.12により検出部30に電力を供給するとともに
該検出部30から温湿度信号がセンタ部20側に伝達さ
れ、電源直列インピーダンス23を介して温湿度信号が
取り出される。
本実施例における検出部30は、電源ライン22に接続
され、直流電源21から供給された電力を受けて、これ
を定電圧化して、検出部の各回路に電力を供給する定電
圧回路31と、温度センサと湿度センサの一方(これを
第1センサ32aと呼ぶ)を含み、該センサ32aの電
気ff1(たとえば抵抗値)に応じた変調信号s1を出
力する第1センサ変調回路32と、上記温度センサと湿
度センサの他方(これを第2センサ34aと呼ぶ)を含
み、かつ上記第1センサ変調回路の出力Siを入力して
、該第1センサ変調回路の出力S1を第2センサ33a
の電気量に応じて変調して出力する第2センサ変調回路
34と、第2センサ変調回路34の出力を電源ライン2
2に出力するための信号出力回路35とから構成される
ここで、本実施例では第2センサ変調回路34と信号出
力回路35とにより、本発明の第2センサ変調及びミキ
シング回路36が構成されている。
信号出力回路35の出力ラインは、図に示すように定電
圧回路31の入力側に接続されている。この位置に接続
することにより信号出力回路34の出力信号が電源直列
インピーダンス23に直接伝達されるとともに、第1セ
ンサ変調回路32、第2センサ変調回路34側にはその
途中に定電圧回路31が挿入されていて該変調回路32
.34には直接伝わらず、したがって該変調回路33.
34で特別の雑音対策を施さなくても信号伝達回路35
の出力信号が該変調回路32.34において雑音として
作用することが防止される。
第1センサ変調回路32は、たとえば、第1センサ32
aの電気量に応じた周波数で発振する周波数変調回路で
あり、第2センサ変調回路34は、たとえば、第1セン
サ変調回路の出力信号S1が第2センサ34aの電気量
に応じた振幅となるように振幅変調する増幅器である。
このように再変調回路32.34は異なった変調方法が
採用されており、信号出力回路35を経由して電源ライ
ン22に出力された信号sl +82は、再変調回路の
変調信号511S2がミキシングされた信号となってい
る。
このミキシングされた信号sl +s2は、延長線11
を経由して電源直列インピーダンス23に伝達される。
電源直列インピーダンス23では、該インピーダンス2
3の両端間に生ずる電圧信号として図示しない温湿度信
号認識回路によりピックアップされる。
温湿度信号認識回路では、ピックアップした信号を温度
情報と湿度情報とに分離して温度と湿度とを認識し、温
湿度記録装置や温湿度制御装置等に伝達する。
第2図は、電源直列インピーダンスの種々の構成例を示
した図、第3図は、第2図(c)の並列共振回路のイン
ピーダンス特性を示した図である。
第2図(a)は抵抗器を示しており、電源直列インピー
ダンス23として抵抗器を用いると、検出部30に供給
される電力に損失が生ずるが、検出部30で消費される
電力が微小の場合はこのように抵抗器を用いてもよい。
第2図(b)はコイルを示している。電源直列インピー
ダンス23としてコイルを用いると、直流電源21から
検出部30に供給される電力の損失は少なく、また、信
号出力回路35から出力される信号がある程度の高周波
信号である場合該信号に対しては所定のインピーダンス
値を有するため該コイルの両端から温湿度信号を十分な
レベルで取り出すことができる。
第2図(c)はコンデンサとコイルと抵抗器とで構成さ
れた並列共振回路を、電源直列インピーダンス23とし
て用いる例を示している。
この並列共振回路は第3図に示すように、共振周波数f
MC付近のインピーダンスが高く、共振周波数fMCか
ら離れた周波数帯では低インピーダンスとなる。したが
って共振周波数fMCと、信号出力回路35から出力さ
れる信号の周波数とが略一致するように設計することに
より、直流電源から供給される電力の損失は少なく、か
つ信号出力回路35からの出力信号に対しては、適度な
インピーダンスを確保することができる。
第4図は、第1図に示した実施例をさらに具体的に示し
た一実施例の回路図である。第1図と対応する要素には
第1図と同一の番号にダッシュを付して示しである。
センタ部20′ は直流電源としての電池21′ と電
源直列インピーダンスとしての抵抗器23′ とから構
成されている。
直流電源21’から出力された電力は抵抗器23′を経
由し、さらに延長線11′を経由して検出部30’を構
成する定電圧回路81’に入力される。またセンタ部2
0′のグランドライン24′ は延長線12′ を経由
して検出部30′ のグランドライン302と接続され
ている。定電圧回路31’ は抵抗器311、ツェナー
ダイオード312、コンデンサ313から構成された周
知の定電圧回路であり、抵抗311を経由しツェナーダ
イオード312で定まる電圧に調整された電力が、電源
ライン301を経由して後述する湿度センサ変調回路3
2′、温度センサ変調回路34′ に供給される。
湿度センサ変調回路32′ には、湿度センサ32a′
が含まれている。この湿度センサ32a′ は容量可変
型湿度センサであり、湿度が上昇するにつれそのキャパ
シタCAが増加する。また、電源ライン301とグラン
ドライン302との間には抵抗器321とツェナーダイ
オード322が直列に接続されまた該ツェナーダイオー
ド323の両端にコンデンサ323が接続されており、
抵抗器321とツェナーダイオード322との接続点3
24がツェナーダイオード322で定まる、電源ライン
301とグランドライン302との間の電圧の約172
に調整される。
該接続点324と演算増幅器325のマイナス入力端子
325aとの間には湿度センサ32a′ とコンデンサ
326が並列に接続されている。また、該接続点324
と演算増幅器325のプラス入力端子325bとの間に
は抵抗器327が接続されている。演算振幅器のマイナ
ス入力端子325aとプラス入力端子325bは直列に
接続された2つの抵抗器328.329を経由して接続
されている。該両抵抗器32g 、329の接続点33
0と演算増幅器325の出力端子325Cとの間には、
抵抗器331が接続されている。また、該接続点330
と、抵抗器321とツェナーダイオード322との接続
点324との間には互いに逆向きに直列に接続された2
つのツェナーダイオード332.333が接続されてい
る。湿度センサ変調回路32′は以上のように構成され
、湿度センサ32a′の容量C^とコンデンサ326の
容fj;k Caとの合成容量CA70Bと、抵抗器3
28の抵抗値RAとで定まる発振周波数 5−k CA/C8・RA (kは比例定数)で発振するCR発振器を構成している
。湿度センサ32a′の容量CAは湿度が上昇すると増
加するため、発振周波数f、は低くなり、湿度が下降す
ると発振周波数f9は逆に高くなる。また、2つのツェ
ナーダイオード332.333は、演算増幅器325か
ら出力される発振出力Sl′の振幅を一定に保つために
用いられている。
温度センサ変調回路34′ を構成側る演算増幅器34
1のマイナス入力端子341aは抵抗器342を介して
演算増幅器325の出力端子325cど接続されている
。また演算増幅器341のプラス入力端子341bは、
抵抗器321とツェナーダイオード322との接続点3
24と接続されている。演算増幅器341のマイナス入
力端子341aと出力端子341cとの間は温度センサ
34a′が接続されている。温度抵抗器34a′ は温
度を抵抗値に変換する抵抗変化型温度センサであり、温
度が上昇するにつれその抵抗値Rrが大きくなる。この
温度センサ変調回路は抵抗器342の抵抗値R1nと温
度センサ34a′の抵抗値R1とで定まる増幅率 in を有する増幅器を構成しており、この増幅器により湿度
センサ変調回路32′の出力信号S!′が温度に応じて
増幅される。
演算増幅器341の出力端子341cは、信号出力回路
35′を構成する、互いに直列に接続されたコンデンサ
351と抵抗器352とを経由して電源ライン(図に示
すように延長線tt’ と抵抗器311との間)に接続
されている。
これにより、温度センサ変調回路34′(増幅器)から
出力される、湿度と温度の両方の情報を担持した信号が
電源ラインを経由して、センタ部20′の抵抗器23′
(電源直列インピーダンス)に伝達され、この抵抗器2
3′の両端に生ずる電圧信号として取り出される。
第5A図、第5B図は、第4図のそれぞれ湿度センサ変
調回路32′ および温度センサ変調回路34′の出力
信号を表わした信号波形図である。
第5A図の左側は湿度が高く出力信号81′の発振周波
数f5が低い場合を示した図であり、右側は湿度が低く
発振周波数が高い場合を示した図である。第5B図の左
側は温度が低いため増幅率Gが低く、このために出力さ
れた振幅の小さな信号を表わしており、右側は温度が高
いために出力された振幅の大きな信号を表わしている。
このように温度センサ変調回路34′から出力された信
号は、その周波数により湿度を表わし、その振幅により
温度を表わす信号となっている。
第6図は、本発明のさらに異なる実施例を示すブロック
図である。第1図に示した実施例と共通する点について
は第1図と同一の番号を付して説明は省略し、相異点に
ついてのみ説明する。
また、第7図は、第6図に示す、それぞれ第1センサ変
調回路32′、第2センサ変調回路34′の搬送波の周
波数f、、f2を周波数f軸上に表わした図である。
第6図に示す第1センサ変調回路32′、第2センサ変
調回路34′は、一方は温度、他方は湿度に応じてそれ
ぞれ振幅変調された信号を出力するものである。ただし
、両変調回路32’ 、34’から出力される信号S1
.82′の各搬送波は、第7図に示すように互いに異な
る周波数f1、f2を有している。
両変調回路32’ 、34’から出力された信号81′
、82′は信号ミキサ37でミキシングされ、このミキ
シングされた信号81′+82′が信号出力回路35′
を経て電源ラインに出力される。本実施例においては、
第2センサ変調回路34′、信号ミキサ37、および信
号出力回路35′により、本発明の第2センサ変調及び
ミキシング回路36′が構成されている。このミキシン
グされた信号81′+82′は、前述した実施例と同様
にして電源直列インピーダンス23を経て取り出される
が、前述したように第1センサ変調回路32′の出力信
号S工′と第2センサ変調回路34′の出力信号82′
では搬送波の周波数fl、f2が互いに異なるため、電
源直列インピーダンス23を経て取り出した信号から温
度と湿度とを分離して認識することができる。
ここで、これまで説明した実施例においては直流電源2
1.21’が用いられているが、これは直流電源である
必要はなく、交流電源、たとえば50Hz /60Hz
の商用電源等であってもよい。このときには、定電圧回
路31.31′ を整流回路を含んだものに変更し、温
湿度情報を担持し電源ラインに出力される信号は、交流
電源の周波数とは異なる周波数帯の信号を採用すればよ
い。
また、定電圧回路31.31’ は必ずしも必要ではな
い。このときには、たとえば直流電源21.21′に検
出部30の正常な動作に十分なだけの定電圧回路を内蔵
し、また電源ラインに重畳された信号が回路の動作に関
し雑音として作用しないよう回路構成が工夫される。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の第1の温湿度検知
器は、温度センサ又は湿度センサの一方を含む第1セン
サ検出回路と、他方を含む第2センサ検出及びミキシン
グ回路とによりミキシングされた1つの信号としての温
湿度信号を電源ラインに出力し、この電源ラインに出力
された信号を電源直列インピーダンスを介して取り出す
ようにしたため、コントロールセンタと温湿度計71P
j箇所とを結ぶ配線の本数を減らすことができるととも
に該配線中の信号に雑音が混入しにくいという大きな効
果を奏する。
また、計測箇所に配置する検出部モジュール(本発明の
第2の温湿度検知器)は、前述した第1センサ変調回路
と第2センサ変調及びミキシング回路とから構成されて
おり、ハイブリッドICやモノリシックICとして非常
に小型化することができ、はぼ同一点の温度と湿度を計
fllすることかできる。
また、本発明の第3の温湿度検知器は、回路構成が簡単
のため、上記各効果に加えて、安価かつ精度よく温湿度
を検出することができ、また小型化、集積化により適し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は、電源直列インピーダンスの種々の構成例を示した図
、 第3図は、第2図(C)の並列共振回路のインピーダン
ス特性を示した図、 第4図は、第1図に示した実施例をさらに具体的に示し
た一実施例の回路図、 第5A図、第5B図は、第4図のそれぞれ湿度センサ変
調回路32′ および温度センサ変調回路34′の出力
信号を表わした信号波形図、第6図は、本発明のさらに
異なる実施例を示すブロック図、 第7図は第6図に示す、それぞれ第1センサ変調回路3
2′、第2センサ変調回路34′の搬送波の周波数fL
、fzを周波数f軸上に表わした図である。 ■0.11.12・・・延長線      20・・・
センタ部21・・・直流電源      21′・・・
電源22・・・電源ライン 23・・・電源直列インピーダンス 23′・・・抵抗器 30、80’・・・検出部 31、31’ ・・・定電圧回路 32.32′・・・第1センサ変調回路32′・・・湿
度センサ変調回路 34.34′・・・第2センサ変調回路34′・・・温
度センサ変調回路 35.35’ 、35’・・・信号出力回路36.3B
’・・・第2センサ変調及びミキシング回路37・・・
信号ミキサ 第2図 −」WvN−− Q−τnTU2− 第 5A 図 第 B 図 一ヨ−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)温度を電気量に変換する温度センサまたは湿度を
    電気量に変換する湿度センサのうちの一方の第1センサ
    を含み、該センサの電気量に応じた、第1の変調方法に
    基づく変調信号を出力する第1センサ変調回路、 前記両センサのうちの他方の第2センサを含み、該セン
    サの電気量に応じた、前記第1の変調方法と異なる第2
    の変調方法に基づく変調信号を生成するとともに前記第
    1センサ変調回路の出力とミキシングして電源ラインに
    出力する第2センサ変調及びミキシング回路、および 前記電源ラインに出力された前記第2センサ変調及びミ
    キシング回路からの出力信号を取り出すため前記電源ラ
    インに直列に挿入された電源直列インピーダンスから構
    成されていることを特徴とする温湿度検知器。
  2. (2)温度を電気量に変換する温度センサまたは湿度を
    電気量に変換する湿度センサのうちの一方の第1センサ
    を含み、該センサの電気量に応じた、第1の変調方法に
    基づく変調信号を出力する第1センサ変調回路、および 前記両センサのうちの他方の第2センサを含み、該セン
    サの電気量に応じた、前記第1の変調方法と異なる第2
    の変調方法に基づく変調信号を生成するとともに前記第
    1センサ変調回路の出力とミキシングして電源ラインに
    出力する第2センサ変調及びミキシング回路から構成さ
    れていることを特徴とする温湿度検知器。
  3. (3)前記温度センサが温度を抵抗値に変換する抵抗変
    化型温度センサであり、前記湿度センサが湿度を抵抗値
    及び/又は容量値に変換する抵抗及び/又は容量変化型
    湿度センサであり、前記第1センサ変調回路が前記第1
    センサの抵抗値または抵抗値及び/又は容量値を周波数
    変調出力するCR型発振回路であり、前記第2センサ変
    調及びミキシング回路が前記CR型発振回路の出力信号
    を前記第2センサの抵抗値に応じて振幅変調する増幅器
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の温湿
    度検知器。
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