JPH0250905A - 高炉の炉況異常検出装置 - Google Patents
高炉の炉況異常検出装置Info
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- JPH0250905A JPH0250905A JP20089188A JP20089188A JPH0250905A JP H0250905 A JPH0250905 A JP H0250905A JP 20089188 A JP20089188 A JP 20089188A JP 20089188 A JP20089188 A JP 20089188A JP H0250905 A JPH0250905 A JP H0250905A
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- gas
- furnace
- blast furnace
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- Pending
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Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、高炉の操業において、炉内の異常を検出す
る炉況異常検出装置に関する。
る炉況異常検出装置に関する。
[従来の技術]
近年、高炉の大型化、高効率化に伴い炉内の状況をでき
るたけ正確に把握し、操業の指針を得ることが益々重要
になってきている。このため炉体シャフト部に各種計測
器やゾンデか設けられ、ガス圧力や温度の測定、ガスサ
ンプリングを行い、炉況把握のための炉内情報を得るよ
うにしている。高炉のシャフト圧力およびガスサンプリ
ング装置としては実開昭62−132152か公開され
ている。これは、第5図に示すように炉壁を貫通して設
けられるガス抜出管1と、ガス抜出管の炉外部分に設け
られた遮断弁6,7.8と、ガス抜出管の端部に接続さ
れるサンプリングガス供給管2と、遮断弁と炉壁間のガ
ス抜出管部分に接続される遮断弁7付きのN2ガス供給
管3と、N2ガス供給管3接続部と遮断弁6間のガス抜
出管1部分に接続される遮断弁8付き支管4と、支管4
に設けられる圧力変換器5から構成されており、シャフ
ト圧力測定とガスサンプリングとを選択的に行うもので
ある。しかし、上記の装置は炉内の圧力分布、ガス利用
率分布や還元率分布を求めるのに使用されているが、こ
れらの結果を利用して、炉況異常を自動的に検出して高
炉操業者に知らせる装置はない。
るたけ正確に把握し、操業の指針を得ることが益々重要
になってきている。このため炉体シャフト部に各種計測
器やゾンデか設けられ、ガス圧力や温度の測定、ガスサ
ンプリングを行い、炉況把握のための炉内情報を得るよ
うにしている。高炉のシャフト圧力およびガスサンプリ
ング装置としては実開昭62−132152か公開され
ている。これは、第5図に示すように炉壁を貫通して設
けられるガス抜出管1と、ガス抜出管の炉外部分に設け
られた遮断弁6,7.8と、ガス抜出管の端部に接続さ
れるサンプリングガス供給管2と、遮断弁と炉壁間のガ
ス抜出管部分に接続される遮断弁7付きのN2ガス供給
管3と、N2ガス供給管3接続部と遮断弁6間のガス抜
出管1部分に接続される遮断弁8付き支管4と、支管4
に設けられる圧力変換器5から構成されており、シャフ
ト圧力測定とガスサンプリングとを選択的に行うもので
ある。しかし、上記の装置は炉内の圧力分布、ガス利用
率分布や還元率分布を求めるのに使用されているが、こ
れらの結果を利用して、炉況異常を自動的に検出して高
炉操業者に知らせる装置はない。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は高炉に設けたガスサンプラーおよびガス分析装
置によるガス分析結果を利用して、棚吊りや吹抜は等の
炉内の異常兆候を定期的にチエツクして、その結果を高
炉操業者に知らせる装置を提供することを目的とするも
のである。
置によるガス分析結果を利用して、棚吊りや吹抜は等の
炉内の異常兆候を定期的にチエツクして、その結果を高
炉操業者に知らせる装置を提供することを目的とするも
のである。
U課題を解決するための手段]
この発明は上記目的を達成するもので、高炉のストック
ライン下3〜5mと18〜20mの範囲に設けたガスサ
ンプラーと、該ガスサンプラーで定期的に採取した炉内
ガスを分析するガス分析装置と、ガス分析結果に基づい
て前記2位置のガス利用率を求めて、その座標値が、ス
トックライン下3〜5mのガス利用率およびストックラ
イン下18〜20mのガス利用率を座標軸とするグラフ
上の危険領域に入るか否かを判定する演算機と、該演算
機からの信号のより作動する警報器とからなることを特
徴とする高炉の炉況異常検出装置である。
ライン下3〜5mと18〜20mの範囲に設けたガスサ
ンプラーと、該ガスサンプラーで定期的に採取した炉内
ガスを分析するガス分析装置と、ガス分析結果に基づい
て前記2位置のガス利用率を求めて、その座標値が、ス
トックライン下3〜5mのガス利用率およびストックラ
イン下18〜20mのガス利用率を座標軸とするグラフ
上の危険領域に入るか否かを判定する演算機と、該演算
機からの信号のより作動する警報器とからなることを特
徴とする高炉の炉況異常検出装置である。
[作用]
高炉のストックライン下3〜5mに設けたガスサンプラ
ー(SL3ガスサンプラーという)およびストックライ
ン下18〜20mに設けたガスサンプラー(S L 1
gガスサンプラーという)で採取したガスが、分析装置
に送られ成分分析結果が演算機にインプットされる。演
算機は分析結果に基づいて、SL3およびSLlgのη
coを演算し、(SL3の77 co、 S L 18
のηco)が、予め設定しである危険領域に入るか否か
を判定する。(SL3のη。0,5L18のηco)が
連続して2点危険領域に入ったら、警報器に信号を送り
、操業者に危険を知らせる。従って、高炉操業者は従来
のように多くの計器監視に追われることなく高炉の炉況
の異常を知ることができる。
ー(SL3ガスサンプラーという)およびストックライ
ン下18〜20mに設けたガスサンプラー(S L 1
gガスサンプラーという)で採取したガスが、分析装置
に送られ成分分析結果が演算機にインプットされる。演
算機は分析結果に基づいて、SL3およびSLlgのη
coを演算し、(SL3の77 co、 S L 18
のηco)が、予め設定しである危険領域に入るか否か
を判定する。(SL3のη。0,5L18のηco)が
連続して2点危険領域に入ったら、警報器に信号を送り
、操業者に危険を知らせる。従って、高炉操業者は従来
のように多くの計器監視に追われることなく高炉の炉況
の異常を知ることができる。
ガスサンプラーの取付は範囲の限定理由について次に説
明する。
明する。
SL、ガスサンプラーの取付位置をストックライ213
m以上5m以下としたのは、3m未満では低温熱保存帯
の把握ができなくなること、5m以上では、操業アクシ
ョンが間に合わなくなる。
m以上5m以下としたのは、3m未満では低温熱保存帯
の把握ができなくなること、5m以上では、操業アクシ
ョンが間に合わなくなる。
SL1gガスサンプラーの取付位置をスト729471
18m以上20m以下としたのは、18m未満では溶融
帯板の検出ができなくなること、20mを越えると、操
業アクションが遅れるからである。
18m以上20m以下としたのは、18m未満では溶融
帯板の検出ができなくなること、20mを越えると、操
業アクションが遅れるからである。
[実施例]
本発明の実施例を以下に詳細に説明する。第4図はガス
サンプラー等のゾンデによって測定して得られたある高
炉のガス温度分布およびガス利用率(ηco)の分布の
1例を示したグラフである。
サンプラー等のゾンデによって測定して得られたある高
炉のガス温度分布およびガス利用率(ηco)の分布の
1例を示したグラフである。
実線は通常炉況時、破線は低温熱保存帯が発生した炉況
の悪い時の分布を示している。高炉の編方向に複数設置
したゾンデを使用してガス温度分布またはガス利用率分
布と炉況の関係を調査した。
の悪い時の分布を示している。高炉の編方向に複数設置
したゾンデを使用してガス温度分布またはガス利用率分
布と炉況の関係を調査した。
この調査により、ストックライン下3〜5mに低温熱保
存帯がある期間継続して存在し、且つストックライン下
18〜20m以下に溶融帯板が存在すると、炉況異常が
発生する。すなわち、棚吊りや吹抜けが発生することま
た、低温熱保存帯のガス利用率は35%以上となり、溶
融帯板のガス利用率は20%〜0%が分かった。
存帯がある期間継続して存在し、且つストックライン下
18〜20m以下に溶融帯板が存在すると、炉況異常が
発生する。すなわち、棚吊りや吹抜けが発生することま
た、低温熱保存帯のガス利用率は35%以上となり、溶
融帯板のガス利用率は20%〜0%が分かった。
第1J(A)はストックライン下3、Om(以下、5L
3oように表す)、E側およびSL3.8W側に設けた
ゾンデにより得たガス利用率の口内平均の約−ケ月間の
推移を示したグラフであり、(B)は5L20.E側お
よびW側に設けたゾンデにより得たガス利用率の口内平
均の約−ケ月間の推移を示したグラフである。系列9,
10日にかけてSL3に低温熱保存帯が発生しくガス利
用率が37%以上になっていることから推定できる)、
5L2oに溶融帯板が発生しつつあった(ガス利用率が
およそ18%となり上昇傾向にあることから一 推定できる)。そして、11日以降N側では、SL、2
8以下に溶融帯板が移動したことか分かる。
3oように表す)、E側およびSL3.8W側に設けた
ゾンデにより得たガス利用率の口内平均の約−ケ月間の
推移を示したグラフであり、(B)は5L20.E側お
よびW側に設けたゾンデにより得たガス利用率の口内平
均の約−ケ月間の推移を示したグラフである。系列9,
10日にかけてSL3に低温熱保存帯が発生しくガス利
用率が37%以上になっていることから推定できる)、
5L2oに溶融帯板が発生しつつあった(ガス利用率が
およそ18%となり上昇傾向にあることから一 推定できる)。そして、11日以降N側では、SL、2
8以下に溶融帯板が移動したことか分かる。
この結果、13日から16日の間に3回棚吊りか発生し
た。また系列27日から29日の間S L 3に低温熱
保存帯か発生し、5L20に溶融帯板か発生した(SL
2oのガス利用率か20%をこえる、′とから分かる)
。そして、2つから31日にかけて棚吊りか発生した。
た。また系列27日から29日の間S L 3に低温熱
保存帯か発生し、5L20に溶融帯板か発生した(SL
2oのガス利用率か20%をこえる、′とから分かる)
。そして、2つから31日にかけて棚吊りか発生した。
第2図は5L38のガス利用率を縦軸、5L2oのガス
利用率を横軸とした座標に系列のW側のSL、38およ
び5I−2oのガス利用率日平均をプロットした図であ
る。この図の右上にはSL3.8−35と5L20=2
0で囲われた領域を(斜線)危険領域として示しである
。56日に連続して危険領域に入ったのて、O/Cを下
(すな。その結果、7日には炉況か好転したこと示して
いる。
利用率を横軸とした座標に系列のW側のSL、38およ
び5I−2oのガス利用率日平均をプロットした図であ
る。この図の右上にはSL3.8−35と5L20=2
0で囲われた領域を(斜線)危険領域として示しである
。56日に連続して危険領域に入ったのて、O/Cを下
(すな。その結果、7日には炉況か好転したこと示して
いる。
上述のような知見に基ついて、発明者等は高炉の炉況異
常検出装置を発明した。第1図はこの高炉の炉況異常検
出装置のフロック図である。
常検出装置を発明した。第1図はこの高炉の炉況異常検
出装置のフロック図である。
5L3oガスサンプラー10および5L18ガスザンプ
ラ−11で採取したガスはガス分析装置12でco2.
co等について分析かされ、その分析結果か演算機13
にインプットされる。演算機13でガス利用率(η。。
ラ−11で採取したガスはガス分析装置12でco2.
co等について分析かされ、その分析結果か演算機13
にインプットされる。演算機13でガス利用率(η。。
)を計算し、座標くSL3のη。。、SL、8のηco
)を、演算機に予め記憶させである第2図のようなりラ
フにプロットする。そして、プロットした点か2点連続
して危険領域に入ったとき、警報器14に信号を送りア
ラムまたは照明を点滅させて、高炉の操業管理者に炉況
の悪化を知らせるものである。SL3のηcoおよび5
L18のηcoの分析頻度は3〜12回/日で゛あり、
グラフへのプロットは日向平均値で行われる。
)を、演算機に予め記憶させである第2図のようなりラ
フにプロットする。そして、プロットした点か2点連続
して危険領域に入ったとき、警報器14に信号を送りア
ラムまたは照明を点滅させて、高炉の操業管理者に炉況
の悪化を知らせるものである。SL3のηcoおよび5
L18のηcoの分析頻度は3〜12回/日で゛あり、
グラフへのプロットは日向平均値で行われる。
なお、低温熱保存帯および溶融帯板検出用のガスサンプ
ラーの最適取付位置は、高炉の大きさやプロフィールに
よって、前記範囲内で変わるのて、事前に調査して取付
位置を決めるとよい。
ラーの最適取付位置は、高炉の大きさやプロフィールに
よって、前記範囲内で変わるのて、事前に調査して取付
位置を決めるとよい。
[発明の効果]
従来は多くの操業データを解析して長時間かけて炉況を
判断するため、操業アクションが遅れて炉況の回復に長
期間かかることがあったか、本発明の検出装置を使用す
ることにより、炉況の悪化を事前に知ることがてきるか
ら、操業アクションを早めに取ることがてきる。従って
、操業アクションの遅れによる損失が大幅に減少てきる
。
判断するため、操業アクションが遅れて炉況の回復に長
期間かかることがあったか、本発明の検出装置を使用す
ることにより、炉況の悪化を事前に知ることがてきるか
ら、操業アクションを早めに取ることがてきる。従って
、操業アクションの遅れによる損失が大幅に減少てきる
。
第1図は本発明の高炉の炉況異常検出装置のフロック図
、第2図は炉況異常判定グラフにある期間のη。0座標
値をプロットした図、第3図はSL3および5L2oに
設けたソンデにより得たηcOの推移グラフ図、第4図
はある高炉のガス温度分布およびガス利用率分布を示す
図、第5図はガスサンプリンク装置を示す図である。 10.11・・・ガスサンプラー、12・・・ガス分析
装置、13・演算機、14・・警報装置。
、第2図は炉況異常判定グラフにある期間のη。0座標
値をプロットした図、第3図はSL3および5L2oに
設けたソンデにより得たηcOの推移グラフ図、第4図
はある高炉のガス温度分布およびガス利用率分布を示す
図、第5図はガスサンプリンク装置を示す図である。 10.11・・・ガスサンプラー、12・・・ガス分析
装置、13・演算機、14・・警報装置。
Claims (1)
- 高炉のストックライン下3〜5mと18〜20mの範囲
に設けたガスサンプラーと、該ガスサンプラーで定期的
に採取した炉内ガスを分析するガス分析装置と、ガス分
析結果に基づいて前記2位置のガス利用率を求めて、そ
の座標値が、ストックライン下3〜5mのガス利用率お
よびストックライン下18〜20mのガス利用率を座標
軸とするグラフの危険領域に入るか否かを判定する演算
機と、該演算機からの信号により作動する警報器とから
なることを特徴とする高炉の炉況異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20089188A JPH0250905A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 高炉の炉況異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20089188A JPH0250905A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 高炉の炉況異常検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0250905A true JPH0250905A (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=16431971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20089188A Pending JPH0250905A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 高炉の炉況異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0250905A (ja) |
-
1988
- 1988-08-11 JP JP20089188A patent/JPH0250905A/ja active Pending
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