JPH0250876B2 - - Google Patents

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JPH0250876B2
JPH0250876B2 JP56120676A JP12067681A JPH0250876B2 JP H0250876 B2 JPH0250876 B2 JP H0250876B2 JP 56120676 A JP56120676 A JP 56120676A JP 12067681 A JP12067681 A JP 12067681A JP H0250876 B2 JPH0250876 B2 JP H0250876B2
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JP
Japan
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monofilament
polyester
white powder
strength
fineness
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JP56120676A
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Japanese (ja)
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JPS5823936A (en
Inventor
Kozo Kyomitsu
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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  • Artificial Filaments (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明はポリエステルスクリーンシヤーに関す
るものであり、その目的は製織時における白粉ス
カムの発生が少なく、品質のすぐれたスクリーン
シヤーを提供することにある。 ポリエステルモノフイラメント、特にポリエチ
レンテレフタレートモノフイラメントは、多くの
優れた特性を有しているため、従来よりスクリー
ンシヤーに使用され、近年はエレクトロニクス、
高級印刷の分野にも進出し、モノフイラメントの
細繊度化、高強力化、耐久性向上等に対する要求
が高まつてきている。 しかしながら、かかるポリエステルモノフイラ
メントを用いてスクリーンシヤーを製織する際に
は、白粉スカムが発生して種々の障害を引起し易
い。この白粉スカムの発生による障害は、特に繊
度20デニール以下のポリエステルモノフイラメン
トを経糸として使用する250メツシユ以上の高密
度スクリーンシヤーの製織時に多い。この白粉ス
カムは繰返し行なわれる筬の擦過により発生する
ものであり、繊度が20デニールより大なるポリエ
ステルモノフイラメントを使用する場合は、筬幅
(フイラメントの断面直径に対する筬の間隙)が
広いため、擦過の度合が軽く、その影響が少な
い。しかも、繊度が大であるため、発生した白粉
スカムによる生機への実害も認められない。 しかるに、繊度が20デニール以下のポリエステ
ルモノフイラメントを使用する場合は、通常筬間
隙がフイラメントの断面直径より小さいので、フ
イラメントは強い擦過を繰返し受けるため、表面
は損傷が著しく、白粉スカムの発生が多い。従つ
て、この白粉スカム詰りによる経糸切れ、生機の
経筋斑を生じ、品質及び生産効率共に著しく悪化
する。 かかる問題点を解消するために、本出願人は、
先に破断伸度が35〜60%であるスクリーンシヤー
用ポリエステルモノフイラメントを提案した(特
開昭55−16948号)。このモノフイラメントを用い
た場合は、スクリーンシヤー製織時の白粉スカム
の発生を防止することはできるが、高伸度モノフ
イラメントを用いるため、必然的にモノフイラメ
ントの強力が低下し、得られたスクリーンシヤー
の引張強力、弾性回復力、耐久性が低下するとい
う新たな問題が発生した。 本発明者は、上記欠点を解消せんとして鋭意検
討を重ねた結果、使用するポリエステルモノフイ
ラメントの表面状態を変えることによつて、スク
リーンシヤーの特性を低下させることなくスクリ
ーンシヤー製織時の白粉スカム発生を防止できる
ことを見出し、本発明に到達した。 即ち、本発明は、表面に半球状及び/又は半楕
円体状の凸部を少くとも30ケ/100μ2有する繊度
が20デニール以下のポリエステルモノフイラメン
トからなることを特徴とするポリエステルスクリ
ーンシヤーである。 本発明で言うポリエステルモノフイラメントは
ポリエチレンテレフタレートよりなるモノフイラ
メントを主たる対象とする。しかし、エチレンテ
レフタレートを主たる繰返単位となし、テレフタ
ル酸成分及びエチレングリコール成分以外の第3
成分を少割合(通常20モル%以下)共重合及び/
又は混合せしめたポリエステルよりなるモノフイ
ラメントであつてもよい。 該ポリエステルの重合度は、35℃の0−クロロ
フエノール溶液で測定した極限粘度が0.5以上好
ましくは0.7〜1.0が適当である。 更に、本発明におけるポリエステルモノフイラ
メントの表面には、半球状及び/又は半楕円体状
を呈する凸部を存在させる。 又これら熱可塑性樹脂より成型物を得るには、
加熱して軟化溶融するか、適当な溶剤に溶解して
射出、押出、製膜、紡糸などの成型加工により樹
脂状、フイルム状、又は繊維状に成型する。 本発明においては、上記熱可塑性樹脂よりなる
成型物の表面に半球状及び/又は半楕円体状を呈
するなめらかな凸部を存在させる。このようなな
めらかな凸部が形成されているがため、表面が損
傷しにくく、魔擦特性(平滑性)が改良され、白
粉スカムの発生が大幅に防止される。このような
白粉スカム発生防止の効果を奏し得るためには、
ポリエステルモノフイラメント表面の凸部の個数
は30ケ/100μ2以上あることが必要であり、その
大きさは、基部面積で3μ2〜15μ2、高さ0.5μ〜
2.0μのものが望ましい。ポリエステルモノフイラ
メント表面の凸部個数は、高さ100ケ/μ2で十分
であり、それ以上にするためには多量のポリスル
ホン、シリカゲルを添加することが必要となり、
モノフイラメントの強力が低下する傾向が認めら
れる。 本発明で用いるポリエステルモノフイラメント
を得る方法として、たとえばポリエステルの重合
完結前又は重合完結後の任意の段階でガラス転移
温度が150℃以上にして、非晶性で且つ該ポリエ
ステルとは非反応性のポリマーを1〜15%添加し
た組成物を溶融紡糸する方法がげられる。ここで
ガラス転移温度が150℃以上の非晶性で且つ非反
応性のポリマーとして、ポリスルフオン系化合物
が挙げられるが特に下記繰り返し単位を有する化
合物が好適である。 また、ポリエステルにシリカゲルを添加して溶
融紡糸することによつても、本発明で用いる表面
に凸部を有するポリエステルモノフイラメントを
得ることができる。 更に、該ポリエステル中には、触媒、エーテル
生成防止剤、安定剤、難燃剤、静電防止剤、親水
化剤、着色剤、螢光増白剤、つや消し剤等の添加
剤を混入せしめてもよい。 かかるモノフイラメントは、マルチフイラメン
トとして溶融紡糸した後分繊しても、また最初か
らモノフイラメントとして溶融紡糸してもよい。 上記ポリエステルモノフイラメントは、繊度が
20デニール以下のモノフイラメントを対象とし、
特に繊度が5〜15デニールのモノフイラメントを
対象とするときに効果が顕著である。繊度が20デ
ニールより大なるものは、前述した通り、従来の
モノフイラメントであつても実害なく、本発明の
ようにモノフイラメント表面に凸部を形成せしめ
る必要はない。 本発明にあつては、繊度が20デニール以下であ
つて、表面に半球状及び/又は半楕円体状の凸部
を少くとも30ケ/100μ2有するポリエステルモノ
フイラメントを用いるものであるが、このように
モノフイラメント表面になめらかな凸部を形成さ
せることによつて対繊維、対金属の動摩擦係数が
低下し、平滑性が向上すると共に、モノフイラメ
ント表面が削りとられにくくなり、スクリーンシ
ヤー製織時の白粉スカム発生が大幅に減少する。
更に、従来の表面が平坦なポリエステルモノフイ
ラメントでは、引張強力、弾性回復力、耐久性の
良好なスクリーンシヤーを得ようとして、モノフ
イラメントの強度を5.0g/de以上、荷伸曲線に
おける破断強力の80%の部分でのヤング率を60〜
140Kg/mm2にすると、どうしてもスクリーンシヤ
ー製織時の白粉スカム発生を防止することができ
なかつたが、上述の表面に凸部を形成させたモノ
フイラメントでは、強度5.0g/de以上、荷伸曲
線における破断強力の80%の位置でのヤング率60
〜140Kg/mm2でも白粉スカムの発生が防止される
ため、スクリーンシヤー製織時の障害もなく、し
かも引張強力、弾性回復力、耐久性に優れたスク
リーンシヤーが得られる。 尚、荷伸曲線における破断強力の80%の位置で
のヤング率とは、図に示す荷伸曲線の破断強力a
の80%の強力a′の位置で、荷伸曲線に引いた接線
bから、接点cを基準にして、1%伸長時の強力
増分sを求め、12.4×s/de×100なる式より求
めたヤング率を意味する。強度が5.0g/de以上、
このヤング率が60〜140Kg/mm2、好ましくは100〜
120Kg/mm2であるモノフイラメントを用いて製織
したスクリーンシヤーは、引張強力、耐久性が向
上し、弾性回復力が大きく、ローラがけによつて
受けた変形が瞬時にして元の状態に復帰すること
から、鮮明で良好な印刷、プリントを行うことが
できる。 このような、強度5.0g/de以上、荷伸曲線に
おける破断強力の80%の位置でのヤング率が60〜
140Kg/mm2であるポリエステルフイラメントは、
35℃の0−クロロフエノール液で測定した極限粘
度が0.5以上、好ましくは0.7〜1.0であつて、ポリ
スルフオン系化合物、シリカゲル等を添加したポ
リエステルを溶融し、800〜1300m/分程度の紡
糸速度で紡糸して、3.4〜4.0倍に延伸し、次いで
120〜160℃で熱セツトすることにより得ることが
できる。 以上、説明した如く、本発明のポリエステルス
クリーンシヤーは、その製織時の白粉スカム発生
が激減し、経糸切れ、生機の経筋斑を防止するこ
とができ、引張強力、弾性回復力、耐久性に優れ
た良品質のものとなる。 以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1〜4、比較例1〜2 35℃の0−クロロフエノール溶液で測定した極
限粘度が0.64のポリエチレンテレフタレートに重
合工程で なる繰返し単位を有するポリスルフオン化合物を
次表に示すように種々の量添加し、溶融した後、
1000m/分の紡糸速度で紡糸し巻取つた。次いで
83℃に加熱したローラにより4.27倍に延伸した
後、140℃のスリツトヒーター中で0.03秒間加熱
セツトして600m/分の速度で巻取り、11deのモ
ノフイラメントを得た。 得られたモノフイラメントの各種特性値は次表
に示す通りであつた。 得られたモノフイラメントの一部を経糸及び緯
糸に用いて、300メツシユの平織を製織し、0.5
g/のアルカリ浴中で80℃にて20分間精練して
得たスクリーンシヤーから巾10mm、長さ50mmの大
きさに切り取つたサンプルについて、インストロ
ン引張試験器によりヘツドスピード5cm/分で引
裂強度を測定した。その結果をあわせて次表に示
す。
The present invention relates to polyester screen shear, and its purpose is to provide a screen shear with excellent quality and less generation of white powder scum during weaving. Polyester monofilaments, especially polyethylene terephthalate monofilaments, have many excellent properties and have traditionally been used in screen shearing, and in recent years have been used in electronics,
It has also entered the field of high-end printing, and demands for finer monofilament, higher strength, and improved durability are increasing. However, when weaving screen shears using such polyester monofilaments, white powder scum is likely to be generated, causing various problems. Problems caused by the generation of white powder scum are particularly common when weaving high-density screen shears of 250 meshes or more using polyester monofilament with a fineness of 20 denier or less as warp threads. This white powder scum is generated by repeated abrasion of the reed, and when using polyester monofilament with a fineness of more than 20 denier, the reed width (the gap between the reed and the cross-sectional diameter of the filament) is wide, so the abrasion occurs. The degree of this is mild and its influence is small. Moreover, since the fineness is high, no actual damage to the gray fabric due to the generated white powder scum is observed. However, when using polyester monofilament with a fineness of 20 deniers or less, the reed gap is usually smaller than the cross-sectional diameter of the filament, so the filament is repeatedly subjected to strong abrasion, resulting in significant surface damage and white powder scum. . Therefore, this white powder scum clogging causes warp breakage and warp streak spots on the gray fabric, resulting in a significant deterioration in both quality and production efficiency. In order to solve such problems, the applicant
We previously proposed a polyester monofilament for screen shearing with a breaking elongation of 35 to 60% (Japanese Patent Application Laid-open No. 16948/1983). When using this monofilament, it is possible to prevent the generation of white powder scum during screen shear weaving, but since a high elongation monofilament is used, the strength of the monofilament inevitably decreases, and the resulting screen A new problem arose in that the shear's tensile strength, elastic recovery, and durability decreased. As a result of intensive studies in an attempt to eliminate the above-mentioned drawbacks, the present inventor has discovered that by changing the surface condition of the polyester monofilament used, white powder scum occurs during screen shear weaving without deteriorating the properties of screen shear. We have discovered that this can be prevented, and have arrived at the present invention. That is, the present invention is a polyester screen shear characterized by being made of a polyester monofilament with a fineness of 20 denier or less and having at least 30 hemispherical and/or semiellipsoidal convex portions on the surface and a fineness of 20 denier or less. . The polyester monofilament referred to in the present invention is primarily a monofilament made of polyethylene terephthalate. However, ethylene terephthalate is the main repeating unit, and a third component other than the terephthalic acid component and the ethylene glycol component is
Copolymerization of a small proportion of components (usually 20 mol% or less) and/or
Alternatively, it may be a monofilament made of mixed polyester. The degree of polymerization of the polyester is such that the intrinsic viscosity measured with a 0-chlorophenol solution at 35°C is 0.5 or more, preferably 0.7 to 1.0. Further, on the surface of the polyester monofilament according to the present invention, convex portions having a hemispherical shape and/or a semiellipsoidal shape are present. In addition, in order to obtain molded products from these thermoplastic resins,
It is heated to soften and melt, or it is dissolved in an appropriate solvent and molded into a resin, film, or fiber by injection, extrusion, film formation, spinning, or other molding processes. In the present invention, smooth convex portions exhibiting a hemispherical shape and/or semiellipsoidal shape are provided on the surface of the molded product made of the thermoplastic resin. Because such smooth convex portions are formed, the surface is less likely to be damaged, the friction property (smoothness) is improved, and the generation of white powder scum is significantly prevented. In order to achieve the effect of preventing the generation of white powder scum,
The number of protrusions on the surface of the polyester monofilament must be 30 pieces/ 100μ2 or more, and their size is 3μ2 to 15μ2 in base area and 0.5μ to height.
2.0μ is preferable. A height of 100 protrusions/ μ2 is sufficient for the number of protrusions on the surface of the polyester monofilament, and in order to increase the number of protrusions higher than that, it is necessary to add a large amount of polysulfone or silica gel.
There is a tendency for the strength of the monofilament to decrease. As a method for obtaining the polyester monofilament used in the present invention, for example, the glass transition temperature is adjusted to 150°C or higher at any stage before or after the completion of polymerization of the polyester, and the polyester monofilament is amorphous and non-reactive with the polyester. There is a method of melt spinning a composition to which 1 to 15% of polymer is added. Examples of the amorphous and non-reactive polymer having a glass transition temperature of 150° C. or higher include polysulfone compounds, and compounds having the following repeating units are particularly preferred. Furthermore, the polyester monofilament having convex portions on the surface used in the present invention can also be obtained by adding silica gel to polyester and performing melt spinning. Furthermore, additives such as catalysts, ether formation inhibitors, stabilizers, flame retardants, antistatic agents, hydrophilic agents, colorants, fluorescent whitening agents, and matting agents may be mixed into the polyester. good. Such a monofilament may be melt-spun as a multifilament and then split, or may be melt-spun as a monofilament from the beginning. The above polyester monofilament has a fineness of
Targeting monofilaments of 20 denier or less,
The effect is particularly remarkable when monofilaments with a fineness of 5 to 15 deniers are targeted. As mentioned above, if the fineness is greater than 20 denier, there is no actual harm even if it is a conventional monofilament, and there is no need to form convex portions on the surface of the monofilament as in the present invention. In the present invention, a polyester monofilament having a fineness of 20 denier or less and having at least 30 hemispherical and/ or semiellipsoidal convex portions on the surface is used. By forming smooth protrusions on the monofilament surface, the coefficient of dynamic friction between the fibers and the metal is reduced, improving smoothness and making the monofilament surface less likely to be scraped off. The generation of white powder scum is significantly reduced.
Furthermore, in order to obtain screen shear with good tensile strength, elastic recovery force, and durability with conventional polyester monofilaments with a flat surface, the strength of the monofilament was increased to 5.0 g/de or more, and the breaking strength in the stretching curve was increased. Young's modulus at 80% part is 60~
When using 140Kg/ mm2 , it was not possible to prevent the generation of white powder scum during screen shear weaving, but the above-mentioned monofilament with convexities formed on the surface has a strength of 5.0g/de or more and a loading curve of 140Kg/mm2. Young's modulus at 80% of the breaking strength at 60
Since the generation of white powder scum is prevented even at ~140 Kg/mm 2 , there is no problem during screen shear weaving, and screen shear with excellent tensile strength, elastic recovery power, and durability can be obtained. The Young's modulus at 80% of the breaking strength in the loading curve is the breaking strength a in the loading curve shown in the figure.
From the tangent line b drawn to the stretching curve at the position of 80% strength a', calculate the strength increment s at 1% extension based on the contact point c, and use the formula 12.4 x s/de x 100. Young's modulus. Strength is 5.0g/de or more,
This Young's modulus is 60~140Kg/mm 2 , preferably 100~
Screen shear woven using monofilament with a density of 120 kg/mm 2 has improved tensile strength and durability, and has a large elastic recovery force, allowing it to instantly return to its original state after being deformed by rolling. Therefore, clear and good printing can be performed. Such products have a strength of 5.0 g/de or more and a Young's modulus of 60 to 60 at the 80% point of breaking strength in the stretching curve.
The polyester filament is 140Kg/ mm2 .
A polyester having an intrinsic viscosity of 0.5 or more, preferably 0.7 to 1.0 as measured with a 0-chlorophenol solution at 35°C and containing a polysulfone compound, silica gel, etc., is melted and spun at a spinning speed of about 800 to 1300 m/min. Spun and stretched 3.4-4.0 times, then
It can be obtained by heat setting at 120-160°C. As explained above, the polyester screen shear of the present invention dramatically reduces the generation of white powder scum during weaving, can prevent warp breakage and warp streak spots on gray fabric, and has excellent tensile strength, elastic recovery power, and durability. It will be of excellent quality. Hereinafter, the present invention will be explained in more detail with reference to Examples. Examples 1 to 4, Comparative Examples 1 to 2 Polyethylene terephthalate with an intrinsic viscosity of 0.64 measured in a 0-chlorophenol solution at 35°C was After adding various amounts of polysulfone compounds having repeating units as shown in the following table and melting them,
The fibers were spun and wound at a spinning speed of 1000 m/min. then
The film was stretched 4.27 times with rollers heated to 83°C, heated for 0.03 seconds in a slit heater at 140°C, and wound at a speed of 600 m/min to obtain a monofilament of 11 de. Various characteristic values of the obtained monofilament were as shown in the following table. A part of the obtained monofilament was used for the warp and weft to weave a plain weave of 300 meshes.
The tear strength was measured using an Instron tensile tester at a head speed of 5 cm/min for a sample cut into a size of 10 mm in width and 50 mm in length from a screen shear obtained by scouring at 80°C for 20 minutes in an alkaline bath of was measured. The results are also shown in the table below.

【表】 尚、表における各特性値のうち、繊維間摩擦係
数μFFはレーダー法により300m/分の速度で測定
したものであり、擦過白粉発現時間は、5gの張
力で張りわたした10本のモノフイラメントを、
300メツシユスクリーンシヤー製織用の筬で、筬
速度140ストローク/分にて擦過し、白粉が肉眼
で観察されはじめるまでの時間を求めたものであ
る。 表からも明らかなように、モノフイラメント表
面の凸部個数が30ケ/100μ2以上になるとスクリ
ーンシヤー製織時の白粉スカム発生が減少し、引
張強力、弾性回復力、耐久性に優れたスクリーン
シヤーが得られる。 比較例 3 比較例1において、延伸倍率を低下させ、強度
4.4g/de、伸度45%のモノフイラメントを得た。
このモノフイラメントの擦過白粉発現時間は100
分であり、白粉スカムは発生しにくかつたが、20
%伸長弾性回復率は34.6%であつて弾性回復力が
劣り、更に強度が低いうえに荷伸曲線における破
断強力の80%の位置でのヤング率が46Kg/mm2と低
いため、スクリーンシヤーの引張強力は4.93Kgに
しかならず、引張強力、耐久性が劣つていた。 実施例5〜7、比較例4 35℃の0−クロロフエノール溶液で測定した極
限粘度が0.75のポリエチレンテレフタレートに、
実施例1で用いたポリスルフオン化合物、又はシ
リカゲル(平均粒径23μ)を重合工程で添加し、
実施例1と同一の条件で紡糸、延伸して11deの
モノフイラメントを得た。 得られたモノフイラメントの各種特性値及び実
施例1と同一条件で製織したスクリーンシヤーの
引裂強度を次表に示す。 尚、比較のために、ポリスルフオン化合物、シ
リカゲルを添加しないで、その他の条件は実施例
5〜7と同一にして得たモノフイラメントの特性
値もあわせて次表に示す。
[Table] Among the characteristic values in the table, the interfiber friction coefficient μ FF was measured by the radar method at a speed of 300 m/min, and the rubbing white powder development time was measured using 10 fibers stretched with a tension of 5 g. monofilament,
The material was rubbed with a reed for 300 mesh screen shear weaving at a reed speed of 140 strokes/min, and the time until white powder began to be observed with the naked eye was determined. As is clear from the table, when the number of protrusions on the monofilament surface is 30/100μ2 or more , the generation of white powder scum during screen shear weaving is reduced, and the screen shear has excellent tensile strength, elastic recovery power, and durability. is obtained. Comparative Example 3 In Comparative Example 1, the stretching ratio was lowered and the strength
A monofilament of 4.4 g/de and elongation of 45% was obtained.
The rubbing white powder development time of this monofilament is 100
20 minutes, and white powder scum was less likely to occur.
% elongation elastic recovery rate is 34.6%, which is poor elastic recovery force.Furthermore, the strength is low, and the Young's modulus at 80% of the breaking strength in the loading curve is as low as 46 kg/ mm2 . The tensile strength was only 4.93Kg, and the tensile strength and durability were poor. Examples 5 to 7, Comparative Example 4 Polyethylene terephthalate with an intrinsic viscosity of 0.75 measured with a 0-chlorophenol solution at 35°C,
Adding the polysulfone compound used in Example 1 or silica gel (average particle size 23μ) in the polymerization step,
A monofilament of 11 de was obtained by spinning and drawing under the same conditions as in Example 1. The various characteristic values of the obtained monofilament and the tear strength of the screen shear woven under the same conditions as in Example 1 are shown in the following table. For comparison, the following table also shows the characteristic values of monofilaments obtained under the same conditions as Examples 5 to 7 without adding the polysulfone compound and silica gel.

【表】 モノフイラメント表面に凸部の存在しない比較
例4では極めて短時間のうちに白粉スカムが発生
するが、表面に凸部を有するモノフイラメントを
用いた本発明においては、白粉スカムの発生が少
なく、引張強力、弾性回復性、耐久性に優れたス
クリーンシヤーが得られる。
[Table] In Comparative Example 4, in which there are no convex portions on the monofilament surface, white powder scum is generated in a very short time, but in the present invention, which uses a monofilament that has convex portions on the surface, white powder scum is not generated. Screen shear with excellent tensile strength, elastic recovery, and durability can be obtained.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

図は、荷伸曲線における破断強力の80%の位置
でのヤング率を測定する方法を説明するためのグ
ラフである。
The figure is a graph for explaining a method for measuring Young's modulus at a position of 80% of the breaking strength in a stretching curve.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 表面に半球状及び/又は半楕円体状の凸部を
少くとも30ケ/100μ2有する繊度が20デニール以
下のポリエステルモノフイラメントからなること
を特徴とするポリエステルスクリーンシヤー。 2 ポリエステルモノフイラメントの破断強度が
5.0g/de以上、荷伸曲線における破断強力の80
%の位置でのヤング率が60〜140Kg/mm2である特
許請求の範囲第1項記載のポリエステルスクリー
ンシヤー。 3 繊度が5〜15デニールである特許請求の範囲
第1項又は第2項記載のポリエステルスクリーン
シヤー。 4 ポリエステルがポリエチレンテレフタレート
である特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
1項記載のポリエステルスクリーンシヤー。
[Scope of Claims] 1. A polyester screen shear comprising a polyester monofilament having a fineness of 20 denier or less and having at least 30 hemispherical and/or semiellipsoidal convex portions on its surface and a fineness of 20 denier or less. 2 The breaking strength of polyester monofilament is
5.0g/de or more, 80 breaking strength in loading curve
The polyester screen shear according to claim 1, which has a Young's modulus of 60 to 140 Kg/mm 2 at the % position. 3. The polyester screen shear according to claim 1 or 2, which has a fineness of 5 to 15 deniers. 4. The polyester screen shear according to any one of claims 1 to 3, wherein the polyester is polyethylene terephthalate.
JP56120676A 1981-08-03 1981-08-03 Polyester screen shir Granted JPS5823936A (en)

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