JPH02504402A - 大量の水蒸気を含む気体中に低濃度で存在するh2sを除去するための方法と装置 - Google Patents

大量の水蒸気を含む気体中に低濃度で存在するh2sを除去するための方法と装置

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JPH02504402A
JPH02504402A JP1505569A JP50556989A JPH02504402A JP H02504402 A JPH02504402 A JP H02504402A JP 1505569 A JP1505569 A JP 1505569A JP 50556989 A JP50556989 A JP 50556989A JP H02504402 A JPH02504402 A JP H02504402A
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エルグ,ジヤン
トウルニエ‐ラセルブ,ジヤツク
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ソシエテ・ナシオナル・エルフ・アキテーヌ(プロデユクシオン)
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    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/14Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by absorption
    • B01D53/1456Removing acid components
    • B01D53/1468Removing hydrogen sulfide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/16Hydrogen sulfides
    • C01B17/167Separation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 大量の水蒸気を含む気体中に低濃度で存在するH2Sを除去するための方法と装 置本発明は大量の水蒸気を含む気体中に低濃度で存在するH2Sの除去のための 方法に関する。本発明は更にこの方法を実施するためめ装置にも関する。
低濃度、即ち10 ppm (体積)〜10体積%の濃度でH2Sを含有し、か つ5〜60体積%の量の水蒸気をも含有する気体は工業上しばしば出会う。特に ある種の残留ガス、更には硫黄プラントの残留ガスの場合があり、このような残 留ガスは、水素添加及び加水分解処理を受けてそれらが含有する硫黄化合物が全 部単一のH2Sの形態になっている。またそのほかに、たとえば石炭、木材又は 石油残渣のような炭素質生成物の水素添加又はクラッキングにより得られる合成 ガスの場合もある。
この種の気体は一般的に、それらの含有するH2Sの除去のための処理を流すこ とによって、合成ガスの場合は、これらのガスが関与する合成反応をこの化合物 が混乱さすことを防止したり、あるいは残留ガスの場合には、大気中に排出され る前に大気汚染関連法の課する基準内にこれらのガスを収めるようにしたりする 。
ひとつの公知方法(FR−A−2,101,724号)は、クラウス法硫黄プラ ントから生ずる残留ガスの処理に使用され、該残留ガス中に存在するH2S以外 の硫黄化合物の水素添加と加水分解の段階により、これらの硫黄化合物を単一の H2Sの形に変えることから始めるが、この方法においては、前記の水素添加及 び加水分解段階から生ずるガス流は、5体積%未渦のH2S含有率と30体積% 程度の水蒸気濃度を有しており、この水分を実質上すべて凝縮させるために含有 する水の露点以下の温度まで冷却される。次いで水分のなくなったガス流を、H 2Sを固定する再生可能な溶媒、たとえば第二若しくは第三アルカノールアミン の水溶液を用い50℃以下の温度で作業することにより、向流でガス洗浄する。
次に、この洗浄ガス流は、なお含有され得る最後の痕跡H8をS02に変換する ため焼却した後、大気中に排出する。
この種の方法では、水素添加ガス流の冷却段階で凝縮した水はH2Sの飽和した 酸性の水であって、工程において再利用したり廃水として排出したりできるよう にするためには特別の精製処理にかけ勾ばならない。しかし、この種の処理は複 雑であり、かつ同じ理由により、特に大量の水を処理するため経費がかかる。
水の凝縮に基づく欠点を回避するため、文献FR−A−2,425,886号の 提案ではプラントのあらゆる箇所におけるガス流の温度を、該ガス流に含まれる 水の露点以上の値に絶えず保持することによって、この凝縮を排除している。
このようにして作業する場合、必要なことは水素添加されたガス流と再生性溶媒 との接触をより^瀉で、即ち65℃〜85℃でしなければならないことであって 、その上受に、この接触が起る際、水蒸気は全部ガス流中に存在するのである。
これらの作業条件により同程度にH2Sを除去するには、著しく高い溶媒流歯、 即ち大略3倍以上を使用することになる。
文献FR−A−2,449,470号の方法では、水素添加により生じて処理さ れるガス流中に含有する水の凝縮段階は該ガス流が再生性溶媒と接触される前に 行なわれ、この凝縮水は前記溶媒の回路中に注入されるが、H2Sを含有するガ ス流との接触ゾーンに溶媒を注入する時にこの溶媒の温度を70℃台の適当な値 に調節して液体の水の排出を回避するように該ゾーンの総括の水収支を平衡にす る。
このような実施の形では、所望の程度にH2Sを除去するために使用すべき再生 性溶媒の流量が、文献FR−A−2,425,886号の方法で使用せねばなら ない流量に匹敵する。
本発明は5〜60体積%の水蒸気と場合によりCo2のような他の気体をも含有 する気体中に低濃度、即ち10 v、p、+++、 (体積ppm)〜約10体 積%で存在するH2Sの除去方法を提供する。この種の方法は、文献FR−A− 2,1OL724号の方法と同様に処理される気体に含まれる水の凝縮による分 離に続いて無水になった被処理気体をH2Sを固定する再生可能な溶媒と接触さ せることより成るが、凝縮水の精製処理を全く必要とせず、従ってこの種の処理 に関連する欠点を除くことが可能になる。更に、本発明による方法によると、同 程度のH2S除去を達成するのに、文献FR−A−2,425,886号及び2 .449.470号に記載の変形例で必要とされる高流量の溶媒循環も回避可能 になる。
本発明に基く方法は、処理される気体を、それに含まれる水の露点以下の温度に 冷却して、凝縮により実質上全部の水を該気体から分離し、脱水された冷却気体 を、H2Sを固定する再生可能な吸収液で洗浄し、H2Sを含む吸収液(再生さ れて再利用される)並びに水及びH2Sを実質的に含まない精製気体を生成する ようなものであって、その特徴とするところは、前記精製気体と接触させる充分 な量の水は処理される気体の冷却中に発生する水と場合により他の廃水を含むも のであるが、これを精製気体の温度よりも高い適切な温度に熱することにより再 水和した精製気体を生成させ、その温度を、その気体の含水量が、処理される気 体の冷却前その中に存在する水及び場合によって追加されることもある廃水の質 量流量と実質上等しい質量流量の水に対応するような温度にすることである。
本発明に基(方法により低重り即ち10 v、p、i、〜約10体積が、特に5 0v、p、s、〜約6体積%のH2S、並びに5〜60体積%、特に10〜50 体積%の範囲の量の水蒸気を含有するいろいろの気体を処理することが可能であ って、前記気体はCo2のような他の酸性化合物を含有することもあり得る。処 理される気体は特にある種の天然ガス、たとえば石炭、木材又は石油残渣のよう な炭素質産物の水素添加又はクラッキングにより製造される合成ガス、又は残留 ガスより成る。前記方法は特に、クラウス法に従って稼働する硫黄プラントで、 水素添加及び加水分解処理にかけて含有硫黄化合物を全部単一のH2Sの形にし た後の残留ガスの処理に応用されるが、前記の水素添加及び加水分解処理は、た とえば1985年10月25日付フランス特許第85/15.905号(公開第 2.589.141号)の記載のようにして実施されるう処理される気体の温度 はたとえば約り0℃〜約150℃の範囲であり得、その圧力は、一般に該ガスが 入手できる圧力であって、大気圧から約50バールの範囲であり得る。
ll製気体を再水和するため用いる水は閉回路中を循環し、該回路には処理され る気体の冷却中に生成する凝縮水及び場合により他の起源の廃水が供給され、精 製気体にはその再水和時にこの回路から水が供給される。
前記のように、前記回路の水の温度は再水和ゾーン、即ち再水和するll製気体 と水が接触するゾーンの上流で調節して該精製気体の温度よりも高い値とする。
なお、この値は、再水和したll製気体が再水和ゾーンを離れるとき、冷却前の 処理される気体中に存在する水及び場合により追加される廃水のw量流量と実質 上等しい質量流量の水に対応する量の水を再水和精製気体が含有するのに充分な 値とする。
処理される気体が含む水の露点以下にその気体を冷却することはいずれか公知の 方法によって行なうことができる。特に、この冷却を精!Fit気体の再水和回 路の水との直接又は間接の熱交換により実施することが可能であるが、それは回 路の水が再水和ゾーンから離れて適切な温度まで冷却された後に行なわれる。
実質上水分を除いた冷却気体中に存するH2Sを固定するためのガス洗浄段階で 使用される吸収液は、)−128を吸収する(特に加熱によって)再生可能ない ろいろの液体から選択することができる。吸収液はメタノール、ポリエチレング リコールジメチルエーテル、トメチルピロリドン、スルホラン、*aミニステル ような物理的に作用する1つ以上の溶媒を基剤とすることができ、あるいはたと えばメチルジェタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパツールア ミン、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、ジグリコールアミンのよう な1つ以上のアルカノールアミン及び立体障害(ヒンダード)アミンの水溶液の ように、熱的に不安定な錯体又は塩の形でH2Sのような酸性気体を固定する1 つ以上の化合物の水溶液より成る化学的に作用する溶媒を成分とすることも出来 る。また吸収液は、たとえば水、ジイソプロパツールアミン及びスルホランの混 合物、水、メチルジェタノールアミン及びスルホランの混合物、水、メタノール 並びにメチルジェタノールアミン、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン 及びジイソプロパツールアミンのような1つ以上のアミンの混合物のような前記 の二つの型の溶媒の混合物から選択してもよい。処理される気体がH2Sに加え て、他の酸性気体及び特にCO2を含有する場合、前記のような吸収液のうちH 2Sを選択的に吸収するものから選ぶことが好ましい、H25に対し選択的であ って加熱により再生可能な吸収液として特に最適なのは特にメチルジェタノール アミン、トリエタノールアミン及びジイソプロパツールアミンから選択したアル カノールアミン、又はある種の立体障害アミンから選択したアミンの水溶液であ って、この溶液のアルカノールアミン又は障害ダアミンの濃度はたとえば1N〜 8Nで、好ましくは3N〜6Nにある。
吸収液を使用する冷却気体の洗浄は洗浄される気体と吸収液が好ましくは向流で 循環する洗浄ゾーンで実施される。
洗浄ゾーン内の圧力は該ゾーンに注入される洗浄される気体の圧力にほぼ相当す る。ガス洗浄を実行するために選ばれる温度は、特にH2Sを固定するため使用 される吸収液の種類に左右されるが、処理される気体中の水の露点以下にある。
このガス洗浄温度は一般的に70℃以下であって、吸収液をアルカノールアミン 水溶液から選択する場合には5℃〜55℃が有利である。
ガス洗浄ゾーン内の温度は該ゾーンに導入される吸収液の温度にほぼ相当する。
H2Sを含む吸収液の再生は吸収液の種類に応じて減圧、不活性気体によるスト リッピング及び/又は加熱により実施でき、選択した再生法を実施するための操 作条件はその方法について当業者の推奨するものである。
本発明による方法を実施するための装置は処理される気体を冷却するための系( 処理される気体のための給送導管を備えがつ気体用出口および液体用出口も有す る)、ガス洗浄塔(頂部の気体出口に連結する)、並びに再生塔(頂部に酸性気 流の出口を有し、底部に再生した吸収液の出口があって、この吸収擁出口はガス 洗浄塔の吸収液入口と導管によって連結しており、再生塔上部にはH2S含有吸 収液の入口を有し、この入口は導管によりガス洗浄塔の対応する出口に連結する )より成る。その特徴は、更に、再水和塔(頂部に気体出口、上部に液体入口、 並びに下部に液体出口及び気体入口を有し、この気体入口はガス洗浄塔の気体出 口と通じている)と、一端が再水和塔の液体出口に連結し弛端がその塔の液体入 口と連結する再水和用水の循環回路とも有しており、該回路は冷却系と結合して 、一方では、処理される気体の冷却により凝縮した水が冷却系の液体出口を経て 再水和回路に流入し、他方では、この回路の再水和用水を処理される気体との熱 交換により加熱することができるようになっており、再水和用水の回路には更に それが含有する水の循環と冷却を確保するための手段(これらの手段は再水和塔 の出口と冷却系の間に位置する)並びに場合により廃水を導入するための手段も 具備することである。
一つの具体的B様としては、処理される気体を冷却するための系は間接熱交換器 、並びに入口を有しかつ気体出口及び液体出口を備えた凝縮容器から成り、前記 出口はそれぞれ冷却系の気体及び液体の出口を構成し、間接熱交換器の回路の一 つは再水和用水回路の一部を形成すると共に該交換器の他の回路は処理される気 体の給送II管を凝縮容器の入口に連結する。
もう一つの具体的態様によれば、冷却系は上部に気体出口及び液体入口を備え下 部には処理される気体の給送導管及び液体出口を備える冷却塔より成り、前記の 気体及び液体の出口はそれぞれ冷却系の気体及び液体の出口を形成し、前記冷却 塔はその液体の入口及び出口を介して再水和用水回路につながっている。この具 体的態様の変形では、冷却塔は、入口及び出口を含む熱交換装置でその入口が前 記冷却塔の液体入口を形成している間接熱交換装置を装備しており、この装置は その入口及び出口を介して再水和用水回路につながっている。
冷却塔及び再水和塔は同一の塔の重ね合せた独立の三区画を構成することも可能 で、即ち冷却区画は再水和区画を支持し、この冷却区画は冷却塔について前記に 定義したいずれの構造を有することも可能である。
又別の具体的態様では、冷却、ガス洗浄及び再水和塔は同一の塔の三つの重ね合 った区画を形成し、即ち下方の冷却区画、中間のガス洗浄区画及び上方の再水和 区画であって、その結果一つの区画の気体出口は直ぐ上の位置にある区画の気体 入口と合致し、冷却区画は冷却塔について前記に定義した構造のいずれかを有し かつ前記塔について示された再水和用水回路に連結される。
直接の気液接触を生ずる、本発明に基く装置の塔又は区画は一般的に公知の型の トレイ又は充填物を備え、それらは気/液接触の改善を目的としている。この塔 若しくは区画のトレイの数又は充填物の高さは、前記塔若しくは区画が所望の運 転性能を有し得るように選択する。
他の特徴と利点は本発明による方法の応用形態に関する以下の説明を読むとき明 らかとなるはずである。以下の説明で付属図面の番号を引用して示す; 図面の簡単な説明 −第1図及び第2図は本発明による一番目の装置の択一的な二つの形式を示し、 同じ単−塔の中の冷却、ガス洗浄並びに再水和区画から成る。
一部3図及び第4図は本発明による二番目の装置の択一的な二つの形式を示し、 同じ単−塔の中の冷却並びに再水和の区画及び別個の塔中のガス洗浄区画から成 る。
−第5図は本発明による三番目の装置を示し、冷却、ガス洗浄及び再水和のため の三つの分離したユニットから成る。
第1図に示す装置は三つの区画、即ち下部の冷却区画2、中間のガス洗浄区画3 及び上部の再水和区画4に分割される塔1から成り、前記区画はそれぞれ気液接 触用トレイを備えている。
冷却区画2は気体用流路5を経てガス洗浄区画3と通じ、前記流路は冷却区画の 頂部気体出口を形成すると同時にガス洗浄区画の底部の気体用入口を形成する。
そしてガス洗浄区画3は気体用流路9を経て再水和区画4と通じ、前記流路はガ ス洗浄区画の頂部気体出口及び再水和区画の下部にある気体入口を同時に形成す る。更に、冷却区画2はその上部の液体用人口6及び管8が前記区画の下部に向 って開口している。ガス洗浄区画3出口11から成る。再水和区画4は排気用導 管13により延長する頂部の気体出口12、上部の液体入口14及び下部の液体 出口15を有する。冷却区画2はその液体入口6及び出ロアを評再水和用水回路 (一方では間接熱交換器17を備えかつ冷却区画の液体入口6に再水和区画の液 体出口15を連結する導管16並びに、他方では冷却区画の液体出ロアを再水和 区画の液体入口14に遺結する導管18から成る洗置かれている。導管18はポ ンプ19を備え、その吐出σ省再水和区画の入口14に向・ている。再生塔20 はガス洗浄区画3と組合され、頂部の酸性気体用出口21、上部の再生される吸 収剤用入口22及び底部の再止吸収剤用出口23から成る。再生塔の入口22は 導管24を経てガス洗浄区画の出口11←連結され、その導管に間接熱交換器2 5の低温回路を設けである。再生塔の出口23はガス洗浄区画の入口10に導管 26を経て連結し、その導管には熱交換器25の高温回路が設けである。更に、 再生塔はその下部で入口管27及び出口管28を経て再沸器29(管30中に循 環する蒸気により間接熱交換して加熱される)にN結する。更に、再生塔の出口 21は管31を経て凝縮器32に遺結し、これはその上部には酸性気体の除去の ため導管33を備え、その下部は復水の戻りを確保する導管34によって再生塔 の上部に連結している。
第2図の@電は第1図に図解して示した装置の代替可能な形式を示す。この代替 の形式では、第1図の装置の素子と同一の素子は同じ参照記号により指示しであ る。第1図のWAtに関連して、第2図の装置の冷却区画2は気液接触用トレイ をもはや備えていないが、間接熱交換による冷却用装[35を内部に装備して、 該Vt置35は液体入口36(冷却区画2の液体入口を形成し、かつ熱交換器1 7による給気冷却器を僑えた導管16によって再水ジ 和区画4の液体出口15に連結する)及び液体出口37(吐出しが導管18に向 いているポンプ39が設けられている導管矛8に連結する)を有する。更に、第 1図のIIの場合と同様に、ガス洗浄区画3の液体入口10及び出口11はそれ ぞれ導管26及び24によって、再生塔20の液体出口23及び入口22と連結 しているが、第1図の図解に示したのと同じでのって表示していない。
第3図及び第4図にそれぞれ示した装置が、第1図及び第2図に示した装置とそ れぞれに異なるのは、ガス洗浄区画3が独立のガス洗浄塔を形成すること及び冷 却区画2並びに再水和区画4が同じ単−塔41の重ねた2区画であって、冷却区 画2の気体出口5aがガス洗浄塔3の気体入口5bにS管42により連結され、 かつ前記基3の気体出口9bが、再水和区画4の気体入口9Cに導管43により 連結されていることに過ぎない。第3図の装置及び第4図の装置のそれぞれの他 の構成要素は、それぞれ第1図の装置及び第2図の装置の同じ参照記号を持つ構 成要素と同一である。特に、ガス洗浄塔3の液体入口10及び出口11は、それ ぞれ導管26及び24によって、再生塔20の液体出口23及び入口22に連結 しているが、第1図に図解して示したのと同一であって表示していない。
第1〜4図のいずれか一つに示す装置の作業について下記に概説する。
処理される気体は抽出されるH2Sと大量の水蒸気を含み、導管8により塔1  (第1及び2図)若しくは塔41(第3及び4図)の冷却区画2に給送され、該 区画において、直接(第1及び3図)又は間接(第2及び4図)のいずれかで水 流(再水和区画4から生じ導管16により給送され、導管16に設けられ冷却器 として作動する熱交換器17の中で適当な温度に冷却される)に合する。冷却区 画2に入る水流の温度を冷却器17によって調節して、導管8により給送される 気体に含有される水を実質上全部凝縮させ、かつその気体をガス洗浄の温度と実 際上対応する温度にするようにし、結果として区画2の底部で、冷却中にその気 体により与えられる顕熱く凝縮水の潜熱がそれに追加される)により加熱される 水流を得る。
気体は冷却されて実質的にその水分を除かれて、流路5 (第1及び2図)又は 導管42及び流路5b(第3及び4図)のいずれかを経て、ガス洗浄区画若しく は塔3に入り、そこで前記気体は向流ガス洗浄(入口10を経て前記区画又は塔 3に注入される吸収液を使用する)を受ける。1−128で充満した吸収液は区 画又は塔3から出口11を経て抜き出され、次いで導管24により導かれて、交 換器25で加熱され、再生塔20に入りその中で再沸により再生され、再生吸収 液は導管26により区画又は塔3の入口10に循環する。H2Sを含有する酸性 気流は、たとえばクラウス法硫黄プラントに送ることができ、再生塔の凝縮器3 2の導管33によって除去する。
区画又は塔3のガス洗浄により精製した気体は気体流路9(第1及び2図)又は 導管43及び流路9Cを経て、塔1 (第1及び2図)又は塔41(第3及び4 図)の再水和区画4に入り、その中で再水和区画から液体入口14を通じて注入 される過剰の水と向流で合流する。前記の水は導管18により給送され、温度が 該区画4に入る気体の温度よりも高く、そして充分に高いので処理される気体が 冷却される前にその気体中に存在する水の質量流量と実質上等しい質l流量の水 に対応する量の水を含有する再水和した精製気体を、再水和区画4の出口12並 びに導管13を通して、排除する。精製気体の再水和に使用されなかった水は出 口15によって区画4を出て、その水は導管16によって、冷却器17により温 度を調整されて冷却区画2に戻される。
従って連続的で制御された水の41環が、処理される気体を冷却するための区画 2とn製気体を再水和するための区画4の間の閉回路で確立し、それにより処理 される気体に含有される水蒸気の凝縮により生成する水量と実質的に等しい量の 水を$iy気体へ絶えず移動し、それがガス洗浄区画又は塔3を短縮するように する。
導管18により再水和区画4に注入される水の温度調節は、第1図又は第3図の 装置の事例と同様に、導管16を経て冷却区画ゼに注入される水の温度を調節す ることによって、冷却器17を制御することにより、冷却区画2の出ロアの所で 、導管18を経て再水和区画4に注入するための所望の上昇温度を有する水流を 得るようにして実施することができる。
導管18を経て再水和区画4に注入される水の温度も、第2図又は第4図の装置 で可能であるように、−万で冷却系35から、他方で冷却区画2の底部7から失 じてくる温度の異なる水流(?I縮水)の相対的流量を制御lすることによって 過当な値に調節することができる。
第5図に示す装置は凝縮容器2a、ガス洗浄塔3及び再水和塔4から成り、これ らの塔は相互に分離していてそれぞれ気液接触用のトレイを備える。凝縮容器2 aは気体用の頂部出口5a及び底部に液体用出ロア、並びにその下部につながる 処理される気体のための給送導管8 (ここに間接熱交換器46の高温回路が置 かれる)を有する。ガス洗浄塔3は頂部に気体出口9b、上部に再生吸収液用入 口10、下部に気体入口5b及びj!部にH2Sで充満した吸収液のための出0 11を有する。再水和塔4は排気導管13により延長する頂部気体出口12、上 部に液体入口14、下部に気体入口9C及び底部に液体出口15を有する。容器 2aの気体出口5aは導管42により塔3の気体入口5bと連結し、該塔3の気 体出口9bは導管43により塔4の気体入口9Cと連結する。水回路を形成する 導管44はその一端で再水和塔4の液体出口15と、他端で該塔4の液体人口1 4と連結する。熱交換器4らの低温回路は導管44に設けられ、この導管44は 一方ではポンプ45(交換!!!46の上流に配置されて、その吐出しは前記交 換器に向けられ従って塔4の入口14に向っている)と他方ではポンプ45の上 流に置かれた間接熱交換器40とを装備している。更に容器2aのi部の出ロア はS管47(ここにポンプ48が設けられてその吐出しは導管44に向っている )により、熱交換器46の下流で導管44と連結する。
その上、第1〜4図の装置の場合と同様に、ガス洗浄塔3の液体入口10及び出 口11は、それぞれ導管26及び24によって、再生塔20の液体出口23及び 入口22に連結するが、第1図と同一であって表示していない。
第5図に示すi置の作業は第1〜4図に図解して示した装置のそれと対比できる 。
処理される気体は除かれるH2S及び大■の水蒸気を含有し、導管8により給送 され、′IkII容器2aに入る前に間接熱交換器46を通過する。水流は常時 再水和塔4中を移動し次いで該塔4の液体出口15から導管44中を移動して、 熱交換器46を通過した後再水和塔の入口14を経て塔4に戻る。この熱交換器 46中で処理される気体はその熱を導管44により運ばれるより低温の水流に移 すことによってそれに含まれる水の露点以下の適切な温度に冷却され、前記水流 は該露点以上に昇温される。容器2a中では、処理される気体が熱交換器46を 通過するのに伴って、凝縮した水から冷却気体が分離する。
冷却気体は実質上その水分を失って、気体出口5aを通って容器2aを脱し、導 管42を通過した後、気体入口5bを通ってガス洗浄塔3に入って、その中で前 記気体は入口10を通って前記塔3に注入される吸収液により向流ガス洗浄を受 ける。H2Sで充満した吸収液は塔3から出口11を経て抜き出され、次いで導 管24により、同時に熱交換器25による加熱を伴って、再生塔20に向けられ 、そこで再沸によって再生され、再生吸収液は導管26により塔3の入口10に 再循環される。H2Sを含む酸性気体の流れは再生塔の凝縮器32の導管33を 経て除去され、前記気流はたとえばクラウス法硫黄プラントに移送される。
塔3のガス洗浄によりH2Sを除いた気体は気体出口9bを通って前記塔を出て 、導管43を通過した後、気体入口9Cを通って再水和塔4に入り、その中で再 水和塔4の液体入口14を通って注入される過剰の水と向流で合流する。この水 は気体入口9Cを通って該塔4に入る気体の温度よりも高い温度で導管44によ り給送され、該温度は塔4の出口12及び導管13を通して、再水和した精製気 体(q11理される気体に冷却される前に存在する水の質量流量と実質上等しい 質量流量の水に対応する量の水を含有する)を除くため充分に高くする。11製 気体を再水和するのに使用されなかった水は出口15を通って塔4を出て行くが 、この水は前に示した通り、まず第一に間接熱交換器40で冷却され、々1; 5干熱交換器46で加熱された後、そして流体出ロアを通って容器2aからとら れる所要量の凝縮水が導管47を経て、それに加えられた後、導管44によって 塔4に戻される。
導管44を経て再水和塔4に注入される水の温度111節は導管44及び47の 水の流量をI+1J11するのに該導管に設けられたポンプ45及び48の調整 により実施される。
この応用は処理される気体中に含まれる水蒸気の凝縮により生成する水量に実質 的に等しい量の水を精製気体へ連続して移す結果も生じ、これはこの水をガス洗 浄塔3を通過させなくても実施される。
前記の2載を補足するため、本発明による方法の応用の二つの具体例を以下に例 示するが限定の意味を含むものではない。
実施例1 体!i1テ0.35%0)H2S、 1.65%ノ00.25%(7)Co2. 29%の水蒸気及び44%の窒素を含む残留ガスを第1mに示した装置と同様な 装置で作業することにより処理した(前記気体はクラウス法硫黄プラントからの 残留ガスの水素添加と加水分解により得た)。
使用した装置では、塔1の冷却2、ガス洗浄3及び再水和4の各区画は気液接触 のためのトレイ10段を収容し再生塔20は20段のトレイを収容した。
ガス洗浄区画3で使用された吸収液はH2Sの選択性吸収剤メチルジェタノール アミン(MDEAと略記)の4N水溶液を成分とした。
処理される気体は流1160,000 Nff1/i 、温度110℃及び絶対 圧力約1.3バールで冷却区画2に給送され、この区画の液体入口6を通って*  I 45(1m? / h及び温度15℃で注入される水流に前記冷却区画2 中で向流で合流する。冷却区画2の入口6を通って注入される水流と接触すると 、処理される気体に含まれろ水は実際的に全部が凝縮して該水流と混合し、前記 区画2の底部では温度93℃の水を生じこの区画の頭部では温1i20°で実質 的に水を含まない冷却気体を生じた。
冷却気体は流路5を通って温度20℃でガス洗浄区ii3に入り、この区画3で 、入口10を通って流180(h+? / h及び温度20℃で注入される再生 吸収液と向流で合流した(前記吸収液tユ導管26により再生塔20から給送し た)、H2Sで充満した吸収液は流量800yr? / hで出口11によりガ ス洗浄区画3を出て、再生塔20に導かれ、その中で再生の目的で再沸器の配管 30中の蒸気循環によりこの塔20の底部で125℃付近の温度に昇温された。
再生吸収液は導管26によってガス洗浄区画3の入口10に戻した。
精製気体は流路9を通って温度20℃で再水和区画4に入り、温度93℃及び流 量500y& / hで入口14を通ってこの区画に注入される水流と向流で合 流したく前記水流はポンプ19の作動によって、冷却区画2の底$7から導管1 8により給送した)eloov、p、a、 (体積百分率)未満のH2Sを含有 し70℃の水露点を呈する再水和した精製気体を、再水和区画4の頂部気体出口 12に伸びている導管13によって流量150,000 Hd/hで除去したく 前記温度は導管8により給送される処理される気体の中の水の露点に非常に近か った)、再水和区画4で使用されなかった水は流@ 450y?/h及び及び温 度23℃で出口15を通って該区画を出た。この水は導W16に設けた冷却器1 7を通過することにより15℃に冷却した後に、冷却区画2の入口6まで導管1 6を経て導かれた。
排出導管13を通って出る再水和した精製気体は、処理される気体を冷却するこ とにより区画2で凝縮する水の質I流量と実質的に等しい質II量の水に対応す る量の水蒸気を連続して除いた。次いで再水和精製気体は灰化を受は含まれるH 2Sの最後の痕跡をSO2に変換して大気中に排出した。
実施例1で処理した気体と同じ組成を有する残留ガスを第2図に示した装置と同 様な装置で作業することにより処理したくこの残留ガスはやはりクラウス法硫黄 プラントの残留ガスの水素添加及び加水分解から出てきた)。
使用した装置のうち、冷却区画2は間接熱交換装置35を装備し、洗浄区画3及 び再水和区画4はそれぞれ気液接触のため10段及び6段のトレイを収容し、再 生塔20は20段のトレイを収容した。
使用した吸収液は実施例1で使用のものと同一であった。
処理される気体は流量160,000 Hrl/h S温度120℃及び絶対圧 力1.3バールで冷却区画2に給送され、該区画2の中で、流180077/h 及び温度45℃で熱交換装置35中に、その入口36を通して注入される水流と 間接熱交換によって50℃の温度に冷却された。交換装W135の入口36を通 って注入される水流との間接の接触で、処理される気体に含まれる水は実際上全 部が凝縮して、区画2の底部では温度90℃の凝縮水の流れを生じ、この区画の 頭部では温度50℃で実質的に水を含まない冷却気体を生じ、温度90℃の熱水 流が交換装置135の出口37で得られた。
冷却気体は流路5を通って温度50℃でガス洗浄区画3に入り、この区画の中で 、流量1,3001F?/h及び温!!45℃で入口10を通って注入される再 生吸収液と向流で合流した(前記吸収液は導管26により再生塔20から給送し た)eH2Sで充満した吸収液は流量1.3007J/hで出口11を通ってガ ス洗浄区画3から出て、再生塔20に導かれ、その中で再生を目的として、再沸 器29の配管29中の蒸気循環によって該塔の底部で125℃付近の温度に加熱 された。再生吸収液は導管26によりガス洗浄区画30入口10に戻した。
精製気体は流路9を通って温度45℃で再水和区画4に入り、温度90℃及びI I 840.d7hで入口14を通ってこの区画に注入される水流と向流で合流 したく前記水流は、一方で、交換装!!35の出口36を通って温度90゛で流 れて、ポンプ39により流量800.?/hで導管38に送られる水の流れと、 他方で区画2の出ロアを通して温度90℃で抜き出されて、ポンプ19によフて 導管38の上流で流量40d / hで導管18に送られる凝縮水の流れとの併 合によって生成した)。
200 v、p、s、未満のH,28を含有し70℃の水露点を示す再水和11 製気体は再水和区画4の頂部気体出口12に伸びる導管13を経て流量150, 000 N−d/hで除去され、前記温度は導管8により給送された処理される 気体の水露点に非常に近かった。再水和区画4で使用されない水は出口15を通 って流1800m’/h及び温度60℃で前記区画を出た。この水は導管16に 設けた給気冷却器17を通過することにより45℃に冷却した後、導管16によ り交換装置35の入口36に導いた。
導管13により出て行く再水和精製気体は、処理される気体を冷却することによ り区画2で凝縮する水の質量流量と実質的に等しい質II流量の水に対応する量 の水蒸気を連続して除いた。
再水和精製気体はついで灰化を受けて、大気中に排出された。
IGj FIG−4 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.5〜60体積%の水蒸気を含みかつ場合によりCO2のような他の気体も含 む気体中に低濃度で存在するH2Sを除去するための方法であって、処理すべき 気体をそれに含まれる水の露点より低い温度に冷却して、凝縮により実質上全部 の水を該気体から分離し、脱水された冷却気体を、H2Sを固定する再生可能な 吸収液で洗浄して、H2Sを含む吸収液(再生されて再利用される)並びに水及 びH2Sを実質的に含まない精製気体を生成させることから成り、さらに、前記 精製気体を充分な量の水と接触させることを含んでおり、この水は、処理すべき 気体の冷却時に生成する水と場合により他の廃水とを含み、精製気体の温度より も高い適当な温度に熱することにより、得られる再水和した精製気体の含水量が 、処理すべき気体が冷却される前にこの気体の中に存在していた水と場合によっ て追加される廃水との質量流量と実質上等しい質量流量の水に相当するような温 度を有する精製再水和気体を生成させることを特徴とする方法。 2.処理すべき気体が10v.p.m.〜10体積%のH2S含有率を有するこ とを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.処理すべき気体が、硫黄ブラントの残留ガス中に存在する琉黄化合物全部を 単一形態のH2Sにするためにこのガスを水素添加及び加水分解することによっ て生成する残留ガスであることを特徴とする請求項2に記載の方法。 4.精製気体を再水和するために用いる水を閉回路中に循環させ、該回路には処 理すべき気体の冷却時に生知る凝縮水及び場合により他の起源からの廃水が供給 され、精製気体の再水和時に前記回路から該精製気体に水が供給されることを特 徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。 5.処理すべき気体の冷却を、再水和操作と前記の水の適当な温度への冷却の後 に、精製気体の再水和用回路の水との直接又は間接の熱交換によって実施するこ とを特徴とする請求項4に記載の方法。 6.処理すべき気体がH2Sの序かにCO2を含むことを特徴とする請求項1〜 5のいずれか1項に記載の方法。 7.吸収液がH2Sを選択的に固定するものから選ばれることを特徴とする請求 項6に記載の方法。 8.吸収液が、メチルジエタノールアミン、トリエタノールアミン及びジイソプ ロパノールアミンのようなアルカノールアミン並びに立体障害アミンから選ばれ る1種以上のアミンの水溶液であって、該溶液中のアミンの濃度が有利には1N 〜8N、好ましくは3N〜6Nであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか 1項に記載の方法。 9.吸収液による冷却気体の洗浄を70℃未満の温度で実施し、その温度が好ま しくは5℃〜55℃であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載 の方法。 10.5〜60体積%の水蒸気を含み、かつ場合によりCO2のような他の気体 も含む気体中に低濃度で含有されるH2Sを除去するための装置であって、処理 すべき気体を冷却するための系(46,2a)(処理すべき気体の給送導管(8 )を備え、かつ気体用出口(5a)および液体用出口(7)も有する)、洗浄塔 (3)(その頂部に気体用出口(9b)を、上部に再生された吸収液の入口(1 0)を、下部にはH2S含有吸収液の出口(11)及び気体入口(5b)を有し 、この気体入口は冷却系の気体出口(5a)に連結する)、並びに再生塔(20 )(その頂部に酸性気流の出口(21)を有し、底部に再生された吸収液の出口 (23)があって、この吸収液出口は洗浄塔(3)の吸収液入口(10)と導管 (26)によって連結しており、再生塔の上部にはH2S含有吸収液の入口(2 2)がありね、この入口は導管(24)により洗浄塔(3)の対応する出口(1 1)に連結する)より成り、さらに、再水和塔(4)(その頂部に気体出口(1 2)を、上部に液体入口(14)を、下部に液体出口(15)及び気体入口(9 c)を有し、この気体入口は洗浄塔の気体出口(9b)と通じている)と、一端 が再水和塔(4)の液体出口(15)に連結し他端がその塔(4)の液体入口( 14)に連結している再水和用の水の回路(44)とを含み、該回路(44)は 冷却系(46,2a)と共働していて、一方では、処理すべき気体の冷却により 凝縮した水が冷却系の液体出口(7)を経て再水和用回路に法人し、他方では、 この回路の再水和用水が処理すべき気体との熱交換(46)により加熱されるよ うになっており、再水和用水の回路(44)には更に処理すべき気体が含有する 水の循環(45)と冷却(40)を確保するための手段(これらの手段は再水和 塔の出口と冷却系の間に位置する)と場合により廃水を導入するための手後を具 備することを特徴とする装置。 11.処理すべき気体を冷却するための系が間接熱交換器(46)と、入口(4 9)を有しかつ気体出口(5a)及び液体出口(7)を備えた凝縮容器(2a) とから成り、前記出口はそれぞれ冷却系の気体及び液体の出口を構成し、間接熱 交換器(46)の導管の一つは再水和用水回路(44)の一部を形成し、一方該 交換器の他の導管は処理すべき気体の給送導管(8)を凝縮容器(2a)の入口 (49)に連結することを特徴とする請求項10に記載の装置。 12.冷却系が、上部に気体出口(5a)及び液体入口(6)を備え下部には処 理すべき気体の給送導管(8)及び液体出口(7)を備える冷却塔(2)より成 り、前記の気体(5a)及び液体の出口(7)はそれぞれ冷却系の気体及び液体 の出口を形成し、前記冷却塔(2)はその液体の入口(6)及び出口(7)を介 して再水和用水回路(44)に連通していることを特徴とする請求項10に記載 の装置。 13.冷却塔(2)は、入口(36)及び出口(37)を含みかつその入口(3 6)が前記冷却塔の液体入口(6)を構成する間接熱交換装置135)を装備し ており、前記装置(35)はその入口(36)及び出口(37)を介して再水和 用水回路(44)に連通していることを特徴とする請求項12に記載の装置。 14.冷却塔(2)及び再水和塔(4)が同一の塔(41)の重なった独立の二 区画(2,4)を形成することを特徴とする請求項12又は13に記載の装置。 15.冷却塔(2)、洗浄塔(3)及び再水和塔(4)が同一の塔(1)の三つ の重なった区画、即ち下方の冷却区画(2)、中間の洗浄区画(3)及び上方の 再水和区画(4)を構成し、その結果区画(2)の気体出口と区画(3)の気体 入口とが合致して気体の流路(5)を形成し、区画(3)の気体出口と区画(4 )の気体入口とが合致して気体の流路(9)を形成することを特徴とする請求項 12又は13に記載の装置。
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