JPH02504006A - 改良型粒子スプレガン - Google Patents

改良型粒子スプレガン

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JPH02504006A
JPH02504006A JP63504575A JP50457588A JPH02504006A JP H02504006 A JPH02504006 A JP H02504006A JP 63504575 A JP63504575 A JP 63504575A JP 50457588 A JP50457588 A JP 50457588A JP H02504006 A JPH02504006 A JP H02504006A
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JP63504575A
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シャープレス,ジョン
ノベ,アレン ジェー.
ホワイト,ケネス,アレン
クラム,ゲラルド ダヴリュ.
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ノードソン コーポレーシヨン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/053Arrangements for supplying power, e.g. charging power
    • B05B5/0533Electrodes specially adapted therefor; Arrangements of electrodes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良型粒子スプレガン 本発明は粒子スプレ機器に係わり、特に被覆材粒子を物体に静電塗布する改良型 粒子スプレガンに関する。
11呈!匁多ヨ 本願は1985年lO月250出願の係属中のc、1.p出願第791,352 号の一部継続出願である。尚、上述のC,1,P出願第791,352号は19 85年4月18日に出願された出願第724.392号(現在、放棄)の一部継 続出願である。
本願の要旨は出願日が1984年4月23日で、発明の名称が「静電スプレ被覆 装置Jで、発明者がドナルドアール ハスティンゲス(Donald R,)I aStings )及びジョンシャープレス(Jobn 5barplpss) で1本願の譲受人に譲渡された係属中の出願$802,974号(現在米国特許 第4,587,827号)に関連している。
i見皇直1 物体に静電塗布される被覆材は、静電帯電された固体粒子即ち粉体か、又は静電 帯電された液体粒子である。後者の液体粒子は種々の周知の手法又は原理、例え ば空気衝突霧化法やエアレス即ち流体静力学的圧力霧化法や静電霧化法などによ って霧化される0本発明は液体スプレ被覆にも粉体スプレ被覆にも共に有用であ る。
工業的仕上げ分野では粉体化された柵脂のような固体微細被覆材は次のように塗 布される。即ち、一般に微細体、即ち粉体は加圧空気によって「ガン」と称され るスプレ装置に搬送された後に、そのガンの前方端の開口、即ちノズルから粉体 搬送空気流の形でスプレされ、ガンから被覆するべき物体に向かう流路に沿って 流出する。ガンから被覆材粒子をスプレする工程においては、高電圧に保持され た電極によって粒子に電荷を付与することが好ましい、この電極は粉体被覆材流 の流路に近接してガンノズルに取付けられている。帯電された粒子は接地電位に 保持された物体に静、電的に吸引されるので、ガンからスプレされた帯電粒子が 対象物体に付着する効率が向上する。この物体は、被覆された後にオーブンに移 送され、このオーブンを通過中に粉体被覆材料が加熱され物体表面に溶融しそこ に永久的に接着される。
静電粉体スプレガンには、一般にガンのノズル端に機械的な粉体偏向器が取付け られている6好適構成例では、偏向器!ま、形状が円錐状であり、ガンからスプ レされた粉体の流路中に軸方向に配置され、粉体な偏向させて円錐形スプレパタ ーンを作る。即ち、ガンからスプレされる粉体被覆材料はノズル領域で偏向器に 衝突して半径方向外方に向きを変えて円錐形スプレパターンとなる。
静電液体スプレガンシステムは通常、加圧液体源を具備し、この加圧液体源は液 体被覆材をホースを介してガンに送る。ガンに送られた液体被覆材はそのノズル から霧化粒子流として放出される。この霧化は、空気霧化法として知られるよう にノズル付近で液体流に空気を衝突させることによって行われる。別の霧化法と して流体静力学的霧化法、即ちニアレス霧化法があり、これは液体被覆材を高圧 に加圧しそれをノズルから放出して霧化させるものである。
更に別のシステムとしては、液体に静電力を加えることによって霧化するものが ある。
液体用又は粉体用のいずれの静電スプレガンでもその設計する際の目的の一つは 、ガンからスプレされた帯電被覆材粒子が被覆すべき物体に付着する効率を最大 にすることである。この効率は「移送効率」と称されるもので、この「移送効率 」の向上は粒子の電荷を増大すること及び/又はガンと被覆すべき物体との間の 静電界の強さを増大することによって達成できると、当業者では一般に考えられ ている。
発明の要約 そこで、本発明の目的は、粒子の電荷を増大しかつガンと被覆すべき物体との間 の静電界の強さを増大して、粉体被覆材の移送効率を向上させた静電スプレガン を作ることである。この目的は、以下の構成の粒子スプレ装置によって達成され る。即ち、粒子スプレ装置は静電被覆すべき物体に向いた前方向流路に沿って粒 子流をスプレする開口を有し、多点電極が近接状態で互いに離間したかなりの数 の電極部材から構成され、これらの電極部材は上記開口に近接し、かつ粒子流が 通過する位置に配置されている。多点電極が高電圧静電供給部によって励起され ると、複数のコロナ帯電点が粒子流に近接した位置に生起し、これによって被覆 材移送効率が向上する。
粉体スプレガンの好適実施例では、偏向器がノズルの粉体流路に設けられ、この 偏向器は、非導電性材料から構成され、a)前方向に流れた粉体流が衝突する後 表面と、b)前方向に面した前表面と、c)偏向器の周辺付近に円周方向に離間 されたかなりの数の電極部材と、を具備する。粉体流は上記後表面への衝突によ って偏向されて所望の粉体流形状になる。また複数の電極部材は偏向器に設けら れた夫々の抵抗性の通路を介して高電圧源に接続されている。これらの電極部材 は全体として多点電極として機能し、電極の励起時にコロナ帯電点を複数個生起 する。
丘述した好適実施例では、多点電極は炭化ケイ素のような材料から作られた繊維 状抵抗性シートであり、このシートは偏向器の前表面と後表面との間に設けられ 、そのシートの外周部は偏向器外周部に近接し、半径方向配列の多数の電極部材 を構成してコロナ帯電点を複数生起する。粉体粒子はガンからスプレされた後、 偏向され上記コロナ帯電点を通過し静電帯電される。この実施例では、偏向器外 周部の周囲に円周方向に離間されたかなりの数の半径方向電極部材が複数コロナ 帯電点作成用の電極として機能するので、この電極部材の半径方向内方に位置す る抵抗性シートは、電極部材を適宜の高電圧源で励起する為に偏向器に設置され た抵抗性通路として機能する0本実施例の抵抗性シートとしては炭化ケイ素材料 を使用するのが好ましいが、その他の繊維状抵抗性材料も使用に適する。
本発明に係わる上述の実施例の重要な利点は、以下の通りである。即ち、炭化ケ イ素の外周縁が抵抗性シートを構成する多数の炭化ケイ素繊維の端部を有し、こ れらの繊維端が多数の半径方向配列電極部材を構成し、これらの電極部材が複数 のコロナ帯電点を作りスプレされた粉体粒子を帯電させる。従って、このような 偏向器構造によって、粉体粒子へ移る電荷が増加すると共に、ガンとワークピー スとの間の静電界の強さが増大し、これにより被覆材移送効率が向上するものと 思われる。別の利点は、偏向器構造、特に抵抗性通路と複数の円周方向配列の電 極部材とが比較的に安価となり、製造が容易となり、耐久性がよくなる。
また、取替が必要になった場合には簡単に行うことができる。これらの特性は、 商業的観点からガンの商品価値を高めるものである。
本発明の上述の構成では、炭化ケイ素シートはその縁から離れた中央部に高電圧 端子望域を有し、シートはシート自身を電流が流れる抵抗性電流路を形成し、こ の抵抗性電流路は、高電圧が供給される上記中央端子望域と多数の炭化ケイ素a m!端で粉体粒子のコロナ帯電を生起させる外周縁との間に位置する。この抵抗 性電流路は、比較的大きな抵抗器を構成し、ガンを主要部品とするスプレ被覆シ ステムに容量的に蓄積された電気工ネルキーを不用意に放電してしまった場合の 着火の危険性をできるだけ小さくする機能を有している。
本発明の別の好適実施例では、偏向器周囲部のまわりの円周方向離間電極部材は ディスクリートな固定電極であり、これらは偏向器の周囲部から半径方向外方に 突出した導電性針又はワイヤとして構成されている。各ディスクリート電極は、 偏向器に設置されたディスクリート抵抗器を介して高電圧源に接続されている。
半径方向配置の電極は偏向器外周部から外方へ突出させる代わりに偏向器外周部 と同一平面にすることもでき、これによって電極損傷の可能性が低減される。
本発明の別の好適実施例では、偏向器は比較前幅の狭い炭化ケイ素製のリボン又 は糸状体を有し、このリボンは。
円周方向配列の電極部材として機能し、偏向器内部において円周方向に離間しか つ半径方向に配置されたディスクリート抵抗器に接続されている。
偏向器に設置したディスクリート抵抗器が高電圧源と偏向器外周部上の円周方向 離間電極部材とを互いに接続する構成の上記実施例では、上記抵抗器は、電気エ ネルギーの不用意な放電に起因する着火の危険性をできるだけ小さくする機能を 有し、それによって、ガンの安全性を向上する。
上述の実施例の各々にうまく組み込むことが可能な本発明の別の態様によると、 非導電性ガン胴部の前方端に配置されたノズルは静電シールドを具備している。
このシールドは、偏向器の周囲部の外方かつ後方に配置される。もちろんこの偏 向器周囲部には、複数のコロナ帯電点が位置し、これらのコロナ帯電点は、粉体 流路中に軸方向に配置された円錐形状偏向器とノズルとの間の環状開口を通過し て偏向される粉体流を静電帯電する。好適構成例では、静電シールドは、円錐形 偏向器の前方端、特にコロナ帯電点の延在開始点である偏向器の周囲点を取り囲 む領域においてノズルの端部をフレア形に拡げることによって作られる。実際、 この静電シールドは静電シールドを具備しない同様構造のスプレ装置と比較する と移送効率が大幅に向上することが判明した。
本発明の静電シールドによって移送効率が向上する理由を説明する為にまず発明 の背景を述べる。電気的に接地されたハンドル又は取付部材を有する典型的な静 電スプレガンでは、偏向器の外周部近傍のコロナ区域がその後方の接地ガンハン ドル又は取付部材と前方の接地被覆物体とのほぼ中間に位置している8例えば、 被覆すべき接地物体とコロナ帯電区域との間の距離がほぼ10インチであり、こ れはガンノズルでのコロナ区域と後方の接地ガンハンドル又は取付部材との間の 距離とほぼ同一である。従って、偏向器の外周部の近傍のコロナ帯電区域の外方 かつその後方に静電シールドが存在しない場合には、ガンノズルから放出された 帯電被覆材粒子は、接地物体までの距離と接地ガンハンドル又は取付部材までの 距離とが同一であるため、帯電された粒子のうちのいくらかが接地ガンハンドル 又は取付部材に静電的に吸引されてしまい、これにより被覆材の移送作用の効率 が低減する。
更に、ガンハンドル又は取付部材は、帯電粒子のいくらかを吸引してしまうので 、偏向器と接地ノーンドルとの間にコロナ電流路が形成され、この為、偏向器で の帯電用電気エネルギーが寄生放電(parasitic discbarge  )によって減少してしまう、このような偏向器での帯電用エネルギーの減少に 伴い、移送効率が低下してしまう、従って1本発明の静電シールドを設置すれば 、接地ガンハンドル又はガン取付具による。静電帯電粒子の吸引及び寄生電流漏 洩路の形成が実質的に減少し、この結果、移送効率が大幅に増大する。こうして 移送効率は、静電シールドを偏向器外周部を取囲むようにノズルに設置すれば、 そうしない場合に比べて、かなり改善される。
上述の静電シールドは、霧化液体形又は粉体形のスプレ被覆材粒子用に設計され た手動又は自動式のガンに使用することができる。
本発明の更に別の実施例によると、多点電極は鋸歯付外周部を有する円板である 。この円板は全体が抵抗性又は半導体又は導電性材料で構成することができるし 、その代わりに1円板を複合構造として円形の内側部分と外周部に歯が付いた環 状の外側部分とから構成することもできる。この内側及び/又は外側部分は、導 電性、抵抗性、又は半導性の中実シート又は繊維状又はメツシュ材料にすること ができる0円形の内側部分の代わりに、環状部分に接続した一組の電気ワイヤを 使用して、高電圧を歯付の外周部に送ることもできる。
別の構成では、多点電極を導電性又は半導性又は抵抗性のワイヤの円板形メツシ ュとしてもよく、又は導電性や半導性や抵抗性材料で被覆された非導電性ワイヤ の円板形メツシュとしてもよい。
偏向器付きの粉体ガンに有用な別の実施例では、その偏向器、特にその周囲部は 、多点電極として機能する炭化ケイ素又はその他の抵抗性繊維を含む射出成形材 料から作られる。この偏向器は、高電圧を偏向器周囲部の炭化ケイ素繊維に送る 為に半導性又は抵抗性又は導電性の材料を含むこともできる。多点電極は、偏向 器の外周部に炭化ケイ素繊維を設置する代わりに、W内器周囲部に多数の電極を 取付けることによって多点電極として機能することもできる。
上述のいずれの実施例でも、ガンに容量的に蓄積された電気エネルギーが、接地 物体への多点電極の接近により急激に放電する危険性を避ける為に、充分大きな 抵抗を多点電極に充分近付けて設けることが望ましい。
本発明の、多点電極態様は、偏向器を持つ粉体ガンに関して説明したが、霧化液 体スプレ装置にも有用である。この霧化液体スプレ装置の場合には、多点電極は 、ノズルから被覆すべき物体に向けて放出された霧化液体粒子の流路に近接して ノズル領域に取付けられるが、この近接の程度は粉体ガンの偏向器に多点電極を 放出粉体粒子の流路に近接して取付ける場合と同程度である。
本発明の別の実施例では、多点電極は円板でありこの円板は円周方向に離間した パイ形状の抵抗性シート電極部材を有し、これらの電極部材は夫々の間に配置さ れたノ(イル状絶縁性シートセクターによって互いに隔てられている。
多セクター形の別の多点電極では、円周方向に離間された抵抗性シート電極の形 状が矩形であり、これらのシート電極の間にパイ形状の絶縁セクターが配置され ている。
本発明の上述した又はその他の目的、利点及び特長は、図面を参照した本発明の 詳細な説明から更に明らかになるであろう。
第1図は、本発明による静電粉体スプレガンの一実施例の主要部品を一部断面で 示した側面図である。
第2図はノズルや偏向器や粉体帯電電極な舎む、第1図の粉体ガンの前方端を示 した拡大断面側面図である。
第3図は第1図の線3−3に泊った断面図である。
第4図は第1図のガンのノズルの正面図で、偏向器を一部破断して抵抗性**状 シートを示している。
第5図は本発明の別の実施例の偏向器の正面図で、半径方向外方に突出した電極 とディスクリート抵抗器とを示している。
第6図は第5図の偏向器の側面図である。
第7図は、本発明の更に別の実施例の偏向器の正面図で、偏向器の縁に設けた炭 化ケイ素リボン又は糸状体とディスクリート抵抗器とを示している。
第8図は第7図の偏向器の側面図である。
第9図は鋸歯状縁を有する。全体一様構成の円板の多点電極を示した正面図であ る。
810図は、鋸歯状縁を有する複合構成の円板の多点電極を示した正面図である 。
第11図は布やメツシュやスクリーンの環状外側部分と中実の円形内側部分とを 有する複合円板の多点電極を示した正面図である。
gJ12図は被覆材粒子帯電用の多点電極を使用する円形スプレパターン作成用 スプレ装置の胴部を示した正面斜視図である。
第13図は被覆材粒子帯電用の多点電極を使用するへん平スプレパターン作成ス プレ装置の胴部を示した正面斜視図である。
第14図は抵抗性シート材料のパイ形状電極セクターを有する多点電極を組み込 んだ偏向器を示した側面図である。
第15図は第14図のwAl 5−15に沿った断面図である。
第16図は矩形状抵抗性シート電極部材を組み込んだ多点電極を示した正面図で ある。 本発明を具体化した静電スプレガンの一好適実施例が図面に示されてい る。この好適実施例では、スプレ装量10はガンとして構成され、このガンは電 気的に接地された導電性のハンドル11と非導電性又は絶縁性の胴部12とを有 する。この胴部12の前方端はフレア型ノズル14として構成され、このノズル 14はフレア形の中央開口15を有し、この開口15からは粉体偏向器・電極帯 電用組合わせアッセンブリ16が突出している。このアッセンブリ16を除いた 部分の好適実施例のスプレガンは、1984年12月13日に出願され、「改良 型粉体スプレガン」を発明の名称とする1発明者トーマス  イー ホルスタイ ン(ThomaSE、Ho1lstein)とデエビッド イー オライアン( David E−0“Ryan)とジョセフ シー ワーユー(Josepb  C,Waryu) c7)係属中の米国特許出願第[i81,501号に基づい て構成することができる。
尚、この米国特許出願第[1,501号は本願の出願人に譲渡されており、その 全開示内容はこの引用によって本明細書の一部を構成するものである。
胴部12は内部粉体導入室17を有し、この室17の後方端は胴部壁のボート1 3を介して粉体搬送加圧空気供給ホース13aに連通している。内部粉体導入室 17の前方端は、テーパー付の孔19と中間室21とを介してノズル開口15に 連通している。偏向器・電極アッセンブリ16用の非導電性取付突出体22は、 中間室21内に配置された非導電性スパイダー25から軸方向前方に延在してい る。また、電気的に絶縁された導電性路29がスパイダー25から軸方向後方に 延在し、このi電性路29は導体76(後述)を内蔵し、これは段差径孔30a と30bを貫通し、ここにおいて、絶縁高電圧供給ケーブル26と適宜#A続さ れてい−る。この高電圧供給ケーブル26はハンドルll内を通って24におい てその台尻を出て、遠方の高電圧静電力供給部(不図示)に接続している。
ハンドル11には可動トリガー34が設けられ、このトリガー34は作動時に加 圧粉体搬送空気をホース13aを介して粉体導入室17に供給する・・、トリガ ー34は、また遠方の高電圧供給部を起動して高電圧静電力を導電体70(後述 )に供給する。この導電体70は、粉体偏向器16内に軸方向に配置されている と共に、高電圧ケーブル24.26と電気的に絶縁された導電性路29とによっ て上記高電圧供給部に接続されている。この導電性路29は取付突出体22とス パイダー25とを貫通している。粉体搬送空気は導入室17から加圧状態で送出 され、順次テーパ一孔19と中間室21を通ってフレア形ノズル開口15に流入 する。このノズル開口15に流入した空気は、方向が変えられて円錐形流路に流 れると共に、粉体偏向器φ電極帯電アッセンブリ16に内蔵された後述の電極に よって静電帯電される。粉体はノズル開口から流出すると、はぼ円錐パターンの 静電帯電粒子となって被覆すべき接地物体(不図示)に衝突する。
第2図を参照して更に詳述される粉体偏向器・電極帯電アッセンブリ16は、形 状がほぼ円錐形であり、円形の平坦前表面40と円錐形の後表面42とを有する 。この前表面40は凸面又は凹面にすることもできる0円形薄板状又は円板状の 抵抗性シート電極44は前表面40と後表面42との間の境界領域に配置されて いる=抵抗性電極シート又は円板44の縁46は前表面40と後表面42の縁4 0′、42′と同一面にすることが好ましい0本発明の好適例では、粉体偏向器 ・電極帯電アッセンブリ16は。
複合形、即ちサンドイッチ形アッセンブリであり、中間抵抗性電極円板44と、 この抵抗性電極円板44と同径の絶縁円板40aと、後面が粉体偏向用の円錐面 42を構成する円錐形絶縁部分42aとから構成される。これらの円錐形部分4 2&と抵抗性電極円板44と円板40aは、市販の接着剤によって完全に一体と なるように水入的に組立てることもできるし、また、抵抗性シートを偏向器内に 成形することもできる。
本発明の好適例では、抵抗性電極円板44は、樹脂マトリックス(基質)中に炭 化ケイ素又はフィラメントをランダムに配した不織炭化ケイ素布(fabric )から作られる。
この布を構成する炭化ケイ素m#I又はフィラメントは、一般的種類のN1ca lon ti&ftl&の物理的及び電気的特性を有している。尚、上記N1c alon amは、米国特許J@4,100,233号に開示されていると共に 1日本国、東京の日本カーボン(Nippon Carbon )社及びミシガ ン州(Nicbigan)のミツドランド(Midland )のダウコーニン グ(Day Corning )社から市販されている。好適実施例では炭化ケ イ素繊維は熱処理されて、抵抗率がlX103Ωで、繊維径がほぼ10〜15ミ クロンの範囲に定められている。米国特許第4,100,233号の全開示と、 日本国東京の日本カーボン(Nippon Carbon )社及びミシガン州 (Micbigan) 、  ミツドランド(Midland )のダウコーニ ング(Day Corning )社の下記の刊行物とは、この引用によって本 明細書の一部を構成するものである。
一記− r N1calon炭化ケイ素繊維J12ベージ;「タウ コーニング(Day  Corn5ng )社配布のN1calon炭化ケイ素繊維製品、1984年 1月1 日付価格一覧表」2ベージ:及び、日本カーボン(Nippon Ca rbon )社 取締役タナ力 ジュンイシ(Jun−1shi Tanaka  )による「炭化ケイ素m維の工業化及びその応用」 11ページ。
−市販品のN1calon連続性炭化ケイ素m維の物理特性は以下の通りである 。即ち。
フィラメント径=10〜15ミクロン 横断面二円形 密度: 0.093ボンド/立方インチ(2,55g/c曹3)引張強さ:36 0〜470 ksi  (250〜300 kg/mm” )引張弾性率(Te nsile Modulus ) + 26〜29X 10’ ksi(18〜 20x 10’ kg/mm2)熱膨張係数<mtaに平行方向) : 3.1  xl[l−’/”C。
N1calon炭化ケイ素繊維の抵抗率は、その繊維全体にわたって一様であり かつta雑のたわみに無関係であるが、糸に紡いだ後の熱処理温度に応じて変え ることがてきる。即ち、抵抗率は、熱処理温度の関数て宥り、約102Ω−CI から106Ω−C1iまて約104倍だけ変えることができる。
N1calon運統性炭化ケイ素繊維は、ta維の方向かランダムな不織布の外 に、織成布にすることもてきる。更に、抵抗性度化ケイ素円板44は2樹脂含浸 のN1calon布複合材やガラスN1calon布複合材やセラミックマトリ ックスのN1calon j@維から作ることもできる。
絶縁性の前円板40aと絶縁性の円錐偏向器42aは、ガラス充填のテフロン( 丁efl口n)プラスチ−2りやデルリン(Delrin)プラスチ−2りなど の種々の非導電性材料から作ることができる。
偏向器・電極アッセンブリ16は突出体22に取付けられているが、この取付は 、取付用突出体22の前方端の小径部22aを円錐形偏向器42aの後方中央部 分の盲(有底)孔64に軸方向に係合することによって行われる。この孔64と 突出体22の小径端22aとは両者が互いに滑合可能なように寸法が定められて いる。
前述したように、静電エネルギーは、遠方の電力供給剖(不図示)から抵抗性帯 電円板44に、ケーブル24゜26と12的に絶縁された抵抗器内蔵(resi storjzed)の導電性路29とを介して移送される。この導電性路29は 導電体(電極)70を具備し、この導電体70は取付用案出体22の端部から軸 方向に突出して、円錐形の偏向器部分4Zaに適宜形成された軸方向通路内に入 り、これによって抵抗性円板44と電気的に接触している。導電体70は、抵抗 器75と導電体76とを介して、ケーブル26の導電性コアに接続されている。
これらの抵抗器75と導電体761よ”、夫々導電性路29の一部を構成する部 材であり、導電体70と高電圧ケーブル26の導電性コアとの間に電気的に直列 接続されている。
作用は次の通りである。トリガー34が作動されると。
粉体搬送加圧空気がホース13aを介して内部粉体導入室17に導入される。こ の導入された加圧空気はテーパー付孔19を通って中間室21に流入し、この中 間室21においてスパイダー25を通過して円錐形偏向器42aの後面42に衝 突する。この衝突によって、粉体流路は、偏向されて、ノズル14のフレア形開 口15を流出時に円錐形流路となって被覆すべき物体又は対象基材(不図示)に 向かう、上記トリガー34の作動によって遠方の電FA(不図示)も作動され高 電圧静電エネルギーが上述の電気路を介して抵抗性帯電円板44に供給される。
この抵抗性帯電円板44は例えば90KVのような高い静電圧に保持されている ので、抵抗性帯電円板44の周囲46に位置する多数の抵抗性材料am端46& においてコロナ放電が発生する。粉体流は、後方の円錐形偏向面42により偏向 されてノズル14のフレア形開口15を流出した際に上記コロナ放電によって静 電荷を付与される。
本発明の静電スプレ被覆ガンを使用すれば被覆材移送効率を向上できることが経 験的に判っている。コロナ発生点の数と抵抗性帯電円板44の周囲46の正確な コロナ発生位置は実際上、多少変化しうる。直径が約11/2インチでかつ厚さ が約OJ5mmの帯電円板44に90KVの無負荷電圧を印加した場合に、3乃 至8個くらいのコロナ発生点が、多少ランダムに連続的に変化する外周位置に同 時発生するのが観察された。
抵抗性電極シート44の縁46に極く近接したコロナ帯電領域に対するノズル1 4のフレア形状は、第1図〜第4図に示した好適実施例及び後に詳述する他の実 施例の移送効率の向上に大きく寄与する。詳細に説明すると、ノズル14の非導 電性のフレア形外部は、周囲46に近接したコロナ帯電領域の外方かつ後方に位 置しているため静電シールドとして機能し、ノズルの出口端の静電帯電被覆材粒 子を電気的接地ハンドル11から充分に遮蔽する。この遮蔽によって、偏向器と ハンドル11間の寄生漏洩電流の発生が低減される。このようなシールドを行わ なかった場合には、接地ハンドル11が帯電被覆材粒子を静電的に吸引し、望ま しくない漏洩電流を生じ、この為に偏向器での帯電エネルギーが減少し移送効率 が低下してしまうであろう、このような事態は、コロナ帯電領域とその後方の接 地ハンドルとの距離がコロナ帯電領域とガンノズル前方の被覆すべき接地物体と の距離にほぼ等しい場合に特に起こるであろう、フレア形ノズルのうち、偏向器 の周囲46から半径方向外方に位置する部分を取り除いて偏向器周囲と電気的接 地ハンドル11との間の静電シールドを除去した場合には、実際に移送効率が大 きく減少することが試験結果から判明した。
第1図乃至第4図に示した実施例ではノズル14の前方先端、即ち唇状部14a が抵抗性電極シート44の縁46に対してわずかに後方に位置しているが、電極 シート縁46に対する唇状部14aの相対位置は変えることかでき2例えば、フ レア形ノズルロ部、即ち唇状部i4aを電極シート縁46aの半径方向反対側又 は縁46aの前方(第2図左方向)に配置することもてきる。フレア形ノズルロ 部、即ち唇状部14aを抵抗性シート44の縁46に対して正確に位置決めする しないにかかわらず、非導電性フレア形ノズル14の少なくとも一部が抵抗性シ ート44の縁46に近接したコロナ帯電領域の半径方向外方及び後方に位置し、 これにより静電帯電コロナ領域と電気的接地ハンドル11との間に静電シールド を形成することか必要である。
好適実施例では、静電シールドは粉体ガンに関連して説明されたが、帯電霧化塗 料粒子がガンノズルに近接する液体被覆ガンにも有効である。
本発明の静電スプレガンは、その帯電円板44か抵抗性であるので1本願の出願 人であるノードソン(Nordson )社の標準的着火テストを行った際に着 火を防止することが判明した0円板44の抵抗値は、導電体70に接触する中央 部と外周部46との間で測ったときの値が10メグオーム〜1.5メグオームで ある。
粉体偏向器・電極帯電アッセンブリ16の複合形又はサンドイウチ形構造は、極 めて耐久性がよくかつ安価であり、その上、偏向器としても静電帯電電極構造と しても非常に効果的である。
帯電円板は、部材40aと42aとの間に介在させる代わりに、前方に面し露出 するように全面40に取付けることもできるが、しかしながらこの構成よりもサ ンドイタチ構造の方が好ましい。
第1図〜第4図の実施例では、前述のように偏向器16は、主として絶縁性部分 40aと42aとから作られているが、周囲に多点電極が必ず位置するのであれ ば、必要に応じて偏向器を抵抗性又は半導体材料製とすることも、又は多分導電 性材料製とすることさえも可能である。この場合には、多点電極に直列に適宜の 抵抗を設置することが好ましく、この抵抗の設置によって、たとえ不用意に多点 電極を接地したとしてもガンに蓄積された電気エネルギーの危険な放電を避ける ことができる。
第5図及び第6図の実施例は、偏向器アッセンブリのみが示されており、非導電 性偏向器100は全体形状が第1図〜第4図の実施例の偏向器と同一である。更 に詳述すると、偏向器100は後面102を有し、粒子搬送空気流は、ガンのノ ズルから前方向(第6図左方向)に流出すると、はぼ軸方向(第6図水平方向) に向かい上記後面102に衝突する。偏向器100は、またほぼ円形の平坦前面 104を有する。この前面104は凹面又は凸面にすることもできる。偏向器1 00には、例えば導電性ワイヤ又は針の形をした複数の電極部材108が設けら れ、これらの電極部材108は偏向された粉体流路を横切る方向に、偏向器の周 囲106から半径方向外方に突出している。電極部材108は偏向器の周囲10 6にほぼ等間隔に円周方向に離間しており、その本数は第5図及び第6図の好適 実施例では6本であるが、増減することができる。抵抗性回路は半径方向に配置 された複数の抵抗器112から構成され、各電極108を軸方向に配置の中央導 電体110に接続している。この中央導電体110は遠方の高電圧源(不図示) に接続している。抵抗器112は偏向器の前面104と後面102との間に内蔵 され、その抵抗値は好適実施例では例えば10メグオームであるか、必要に応じ て他の値にすることもできる。第5図及び第6図の実施例の変形例としては、半 径方向突出電極108を偏向器100の周囲106と同一面にすることがてき、 これによって電極の損傷を避けることができる。
第7図及び第8図の別の好適実施例は偏向器アッセンブリのみが示されており、 静電スプレガンの非導電性偏向器130は、全体形状が第5図及び第6図の実施 例の偏向器100と同一である。更に詳述すると、偏向器130は前面134と 、後面132と、周辺部136とを具備する。
第7図及び第8図に示した偏向器130は第5図及び第6図の偏向器と同様に、 半径方向に配置された複数本の抵抗器142から成る抵抗性回路を内蔵する。こ れらの抵抗器142は内方端にリード線142bを有し、これらのリード線14 2bはいずれも、軸方向耐雪の導電体144に接続され、この導電体144は遠 方の高電圧源(不図示9に接続されている。抵抗器142の半径方向外方端はり 一部X 42aを有し、このリード142aは、先端が偏向器130の周辺部1 36に形成された同局方向溝148内に達している。この溝148内には、円周 方向配置の炭化ケイ素糸状体又は細いリボン150から設置されている。抵抗器 リード線142aの半径方向外方端は、炭化ケイ素糸状体150の、夫々直近の セグメン)130aに電気的に接続されている。この外周配置のリボン又は糸状 体150の材料は、必要に応じて炭化ケイ素以外の抵抗性材料を使用することが できる。
第5図及び第6図の実施例では、コロナ帯電は、被覆すべき物体に向かう粉体の 流通路に位置する電極108の半径方向外方端において発生する。また、第5図 及び第6図の実施例の変更例、即ち電極lO8を偏向器100の周辺106と同 一面にした例では、コロナは、電極が偏向器の周辺106に交わる点で発生する 。
炭化ケイ素糸状体又はリボンを使用した第7図及び第8図の実施例では、コロナ は糸状体150の表面の付近にランダムな位置で発生する。4g向器周辺136 の円周長さに比べて短い長さの繊維を絡み合せたものから糸状体15゜を4#成 した場合にjよ、これらのm維の端部150a (第8図参照)がコロナ帯電点 形成用の電極として働くので、コロナのほとんどはamの端部で発生することに なるであろう、また、炭化ケイ素糸状体が短いm維から構成されるのではなく徒 ってランダムに位置する複数の繊維端部を具備しない場合には、コロナは炭化ケ イ素糸状体150の周囲付近のランダムな位置に発生し、このコロナ発生位置は 多多連続的に変化するであろう。
状体150は、互いに端部で連結された6木の弧状電極部材即ちセグメントから 成る連続円形電極である。この連続円形電極1500機能は、第1図〜第4図の 円板形状の抵抗性シート44の周囲46の機能と同様であり、このシート44の 周囲も実際上は端部同士接続された複数本の周囲の弧状電極部材即ちセグメント から成る連続円形電極である。
多点電極としては、第1図〜第4図の炭化ケイ素抵抗性布44の代わりに、第9 図に示したように円板202の周囲に鋸歯状エツジ200を形成したものを使用 することができる。この円板は全体を抵抗性材料や半導体材料または導電性材料 のような同一材料で作ることも出来るが、第10図に示したように円板202′ を外周に歯200゛を持つ環状外側部分203と円形の内側部分205から成る 複合形に構成してもよい、この内側部分205及び/ヌは外側部分203は抵抗 性又は半導体又は導電性にすることができる。
また、円板44は、第4図に示したように全体を炭化ケイ素布や他の抵抗性材料 で作る代わりに、第11図に示したような複合形構造にすることができる。詳述 すると、抵抗性布210は環状形状とし、円板211の残部の円形内側円板21 2を抵抗性や導電性や半導体の中実シートとすることができる。
また、多点電極は、第4図に示したように炭化ケイ素布の如き抵抗性布から構成 する代わりに、スクリーン又はメツシュから構成することができ、この場合には スクリーン又はメツシュのストランドは抵抗性ワイヤや導電性ワイヤや半導体ワ イヤが使用できると共に、抵抗性材料や導電性材料や半導体材料で被覆された非 導電性ワイヤも使用することができる。
第12図は絶縁性ガン胴部230を示し、このガン胴部230は円形断面の長手 方向孔231を有し、この孔231の端部は面233において開口232を形成 し、この開口232から被覆材粒子が放出される。孔231内にはこれと同軸に 絶縁性の柱234が配置され、この柱234の外方端には多点電極235が取付 けられている。
この電極235は第4図〜第11図に示した種々の形状又は構造のいずれかと同 様に構成することができる。第12図の実施例の電極235は、第4図〜第11 図と同様に外周縁235′を有し、この外周縁235”からは多数の電極が突出 している。電極235は柱234内の導電体(不図示)を介して静電圧源に接続 している。この第12図の装置のスプレパターンは円形となる。
第13図に示した絶縁性胴部240は、矩形断面の上部長手方向孔241と矩形 断面の下部長手方向孔242とを有し、両孔241.242は絶縁性長手方向柱 243によって隔てられている。柱243の外方端には電極244が取付けられ 、この電極244は上部多点型8i縁244と下部多点電極縁245とを有し、 夫々上部孔243と下部孔242から放出された被覆材粒子を帯電させる。電極 244は、第12図の電極235と同様に構成されている。電極244は柱24 3内の導電体(不図示)を介して高電圧源に接続している。第13図の実施例の スプレパターンはへん平な扇形状である。
第5図〜第13図の実施例は、第1図〜第4図の実施例と同様に多点電極構造の 為に移送効率が向上し、かつ電極アッセンブリは構造が簡単であり安価となる。
第4図〜第6図及び第9図〜第11図の種々の多点電極形状、即ち円形の抵抗性 シートや、円周方向に離間した多数の半径方向電極や、抵抗性リングや、鋸歯状 エツジ付の円板及び環状部材や、メー、シュ又はスクリーン構造等の外に、第1 4図〜第16図のセクター区分の円板電極のような形状も使用することができる 。
更に詳述すると、第14図及び第15図において偏向器250は円板形状の前方 部材252と円錐形状の後方部材254と両者にサンドイッチされた多点電極2 56とを有する。第15図に明示したように、多点電極256は複数個の三角形 又はパイ形状のセクター256−1、・・・、256−6を有し、これらのセク ターは第1図〜第4図で説明した種類の炭化ケイ素シート材料の如き抵抗性シー ト材料から作られている。各パイ形状セクター256−1、・・・、256−6 の外周縁256−1a、・・・、256−6aは、前方部材252の外周縁25 2a及び後方偏向器部材254の外周縁領域254aとほぼ同一高さ、即ち同一 面となるように定められている。抵抗性のパイ形状セクターの各縁256−1a 、・・・、256−6aは、上述のように定められているので、スプレ被覆すべ き物体に向かって流れる被覆材料粒子流に対して露出する。
各パイ形状抵抗性セクター256−1.・・・、256−6は内側中央共通点2 58において中央導電体260に電気的に接続され、この中央導電体260は、 偏向器250内に軸方向に配置され、遠方の高電圧静電源(不図示)に接続され ている0点線で示した抵抗器262を必要に応じて導電体260に直列に挿入し てもよい。
個々のパイ形状電極セクター256−1.・・・、256−6の間には、電気絶 縁用のパイ形状セクター271−1、・・・、271−6が介在されており、こ れらのセクター271−1.・・・、271−6は、絶縁性シート材料から作ら れることが好ましく、電極セクターを、少なくともそれらの外周縁において互い に電気的に絶縁する。この絶縁性271−1、・・・、271−6は、セクター 面に垂直な方向に測った厚さが抵抗性シート電極256−1、・・・、256− 6の厚さと同一であることが好ましい、電気的絶縁用のパイ形状セクター271 −1、・・・、271−6は、絶縁性シート材料の代わりに必要に応じて空気と することができ、この場合には空気は電極256−1、・・・、256−6間の 絶縁用材料として働く。
作用を次に説明する。導電体260が適宜の高電圧静電源に接bcされていると すると、パイ形状セクター256−1.−.256−6の各9256−1 a、 −・−,256−6aは、被覆材粒子を静電帯電する電極として機能し、コロナ 放電がパイ形状セクターの各外方縁の付近に同時に発生する。このように、縁2 56−1a、・・・、256−6aの付近で多数のコロナ放電が同時に発生する ので複数の電極セクター256−1.・・・、256−6から粒子に移送される 静電荷は増大する。
第14図及び第15図の実施例に示した抵抗性シート材料のパイ形状セクターは 、例えば第16図の実施例に示したような形状に変えることもできる。更に詳述 すると、第16図の実施例では多点電極275は複数の半径方向配置の電極セク ター275−1、・・・、275−4を有し、これらの電極セクター275−1 .・・・、275−4は矩形の帯形状又はリボン形状であり、好ましくは炭化ケ イ素の抵抗性シート材料製である。これらのリボン形状電極275−1、・・・ 、275−4の間にはパイ形状の絶縁性シートセクター276−1.・・・、2 76−4が介在し、これらの絶縁性シートセクターはリボン形状電極を互いに電 気的絶縁している。電極セクター275−1、・・・、275−4は全体として 形状が「十字形」である、電極セクター275−1、・・・、275−4の外方 縁275−1a、−,275−4aは、第14図に示した一般構造の偏向器(不 図示)の外周部と同一高さ、即ち同一面であり、交互配置の電極帯275−1、 ・・・、275−4とパイ形状絶縁性セクター276−1、・・・、276−4 jよ、814図及び第15図の実施例の場合とほぼ同様に1円板形状の前方偏向 器部材とほぼ円錐形状の後方偏向器部材との間にサンドイッチされている。
第16図の多点電極275のリボン形状抵抗性シート電8i275−1.・・・ 、275−4は第14図及び第15図の多点電極256と同様に、その内端で共 通の導電体278に接続され、この共通の導電体278は第14図と第15図の 実施例で説明したように被覆運転中、静電帯電用の高電位に保持されている。帯 状の抵抗性シート電極275−1、・・・、275−4の厚さは、パイ形状の絶 縁性シートセクター276−1.・・・、276−4の厚さにほぼ等しいことが 好ましい。
作用を次に説明する。帯状の電極部材275−1.・・・。
275−4が高電圧静電源によって励起されると、コロナ放電が各外周縁275 −1a、・−・、275−4aの付近に同時に発生しこれによって、スプレ被覆 の為に流れる被覆材粒子への電荷の移送が増大する。
多点電極256と275は夫々6本及び4本の抵抗性電極を有しているが、これ らの電極の本数が可変であることは当業者にとって明らかであろう、ただし、電 極の最低本数は4木に定めることが好ましい0個々の電極セクターの形状は、多 点電極256の場合は三角形であり、多点電極275の場合は矩形であったが、 必要に応じて変更することもできる。
画業者であれば、本発明の一般的原理の上述の開示及びその好適実施例の上述の 詳細な説明から、本発明に種々の変形例が存在することを容易に理解できるであ ろう、従って本発明は以下の請求の範囲及び七゛の均等物によってのみ限定され るものである。
FIG、9     FIG、 10    FIG、 II補正書の写しく翻 訳文)提出書 (特許法第184条の7第1項) −F*  211”28 n 特許庁長官 吉 1)文 毅  殿 1、特許出願の表示 PCT/US88101520 2、発明の名称 3、特許出願人 名 称 ノードソン コーポレーション補正後の請求の範囲 81.静電スプレ被覆システムであって:静電圧を供給する高電圧静電供給部と ;粒子流をその流路に沿って静電被覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒 子スプレ開口を有する粒子スプレ装置と; 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、a)衝突した 粒子流を偏向させる後表面と、b)上記前方向に向いた前表面とを有する非導電 性材料製の粒子偏向器と1 上記前表面と上記後表面との間に配置されると共に、上記被覆すべき物体に向か う上記偏向された粒子流の通過する上記流路に複数個のコロナ帯電点を作る外周 縁と、この外周縁から離間した高電圧用端子領域とを有する抵抗性シートと: 絶縁手段と: 上記高電圧供給部と上記抵抗性シートの上記端子領域とを互いに接続し、上記抵 抗性シートの上記外周縁に複数のコロナ放電を生起させて、上記被覆すべき物体 に向かって上記流路を流通し上記複数の放電に近接した上記偏向流を静電帯電さ せる電気路と: を具備し、 上記抵抗性シートは上記端子領域と上記外周縁とを結ぶ抵抗性電流路を自分自身 に形成し、上記システムに容量的にW積された電気エネルギーの不用意な放電に 起因する電撃及び着火の危険をできるだけ低減し、上記抵抗性シート/f円周方 向に離間した複数個の抵抗性セクターを含み、上記抵抗性セクターの各々は上記 複数のコロナ点の一つになり得る外周縁セグメントと半径方向の内端とを有し、 上記複数の外周縁セグメントは全体として上記抵抗性シートの上記外周縁を構成 して上記外周縁を不連続とし、上記抵抗性セクターの上記内端は上記高電圧端子 領域に接続され;上記絶縁手段は上記円周方向離間の抵抗性セクターを互いに少 なくとも上記外周縁セグメントの付近で電気的に絶縁して、上記高電圧静電供給 部による上記端子領域の励起時に複数の外周縁セグメントにコロナ点を同時に生 起させる静電スプレ被覆システム。
82、上記複数の抵抗性セクターはほぼパイ形状であり、それらの内端が上記抵 抗性シートの中央に位置し、全体として上記高電圧端子領域を構成する請求の範 囲81記載のシステム。
83、上記絶縁性手段はほぼパイ形状であり、上記パイ形状の抵抗性セクターの 間に配置されている請求の範囲82記載のシステム。
84、上記パイ形状の絶縁性手段はシート材料から作られ、上記パイ形状の絶縁 性シート手段と上記パイ形状の抵抗性シートセクターとは全体として、抗性セク ターと絶縁性手段とのほぼ円形交互配列体を構成する請求の範囲83記載のシス テム。
85、静電スプレ被覆システムであって:静電圧を供給する高電圧静電供給部と ;粒子流をその流路に沿って静電被覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒 子スプレ開口を有する粒子スプレ装置と; 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、衝突した粒子 流を偏向させる表面を有する非導電性材料製の粒子偏向器と; 上記被覆すべき物体に向かって上記流路に沿って流通する上記偏向された粒子流 を静電帯電する為に上記偏向器表面に近接配置された外周部と、この外周部から 18間した高電圧端子領域とを有する抵抗性シート電極と;上記高電圧供給部と 上記抵抗性シート電極の上記端子領域とを互いに接続し、上記電極外周部にコロ ナ放電を生起して、上記被覆すべき物体に向かって」二足流路を流通し上記コロ ナ放電に接近した上記偏向流を静電帯電する電気路と: を具備し、 上記抵抗性シート電極は、上記端子領域から上記抵抗性シート電極を介して上記 外周部に至る抵抗性電流路を形成し、上記システムに容量的に蓄積された電気エ ネルギーの不用意な放電に起因する電撃及び着火の危険をできるだけ低減し、上 記抵抗性シートは円周方向に離間した複数個のセクターを含み、上記セクターの 各々は上記複数のコロナ点の一つになり得る外周縁セグメントと半径方向の内端 とを有し、上記外周縁セグメントは全体として上記抵抗性シートの上記外周部を 構成して上記外周部を不連続とし、1記セクターの上記内端は上記高電圧端子領 域に接続され、上記システムは上記円周方向離間の抵抗性セクター間に位置する 絶縁性手段を更に含み、この絶縁性手段は、上記複数の抵抗性セクターを互いに 少なくとも上記外周縁セグメントの付近で電気的に絶縁して、上記高電圧静電供 給部による上記端子領域の励起時に複数の外周縁セグメントにコロナ点を同時に 生起させる静電スプレ被覆システム。
86、上記複数の抵抗性セクターはほぼパイ形状であり、それらの内端が上記抵 抗性シートの中央に位置し、全体として上記高電圧端子領域を構成する請求の範 囲85記載のシステム。
87、上記絶縁性手段はほぼパイ形状であり、上記パイ形状の抵抗性セクターの 間に配置されている請求の範囲86記載のシステム。
88、上記パイ形状の絶縁性手段はシート材料から作られ、上記パイ形状の絶縁 性シート手段と上記パイ形状の抵抗性シートセクターとは全体として、抵抗性セ クターと絶縁性手段とのほぼ円形交互配列体を構成する請求の範囲87記載のシ ステム。
89、静電圧を供給する高電圧静電供給部と、粒子流をその流路に沿って静電被 覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒子スプレ開口を有する粒子スプレ装 置とを具備する静電スプレシステムと共に使用される粒子偏向器参帯電アッセン ブリであって: 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、a)衝突した 粒子流を偏向させる後表面と。
b)E2前方向に向いた前表面とを有する非導電性材料製の粒子偏向器と; 上記偏向器の上記前表面と上記後表面との間に配置され1円周方向に互いに離間 された複数の抵抗性シート材料製セクターと: 上記円周方向離間抵抗性セクターの間に配置された絶縁性手段と: を具備し。
上記抵抗性セクターの各々はコロナ点となり得る外周縁セグメントと半径方向の 内端とを有し、上記複数の外周縁セグメントは全体として、上記粒子流に近接し て位置する?ll数の:Xコロナ点含む不連続外周縁を構成し、上記セクターの 上記内端は高電圧源にvc統可能であり、上記絶縁性手段は、上記複数の抵抗性 セクターを互いに少なくとも上記外周縁セグメントの付近で電気的に絶縁して、 高電圧静を源による上記内端の励起昨に複数の外周縁セグメントにコロナ点を同 時に生起させる粒子偏向器・帯電アッセンブリ。
90、上記複数の抵抗性セクターはほぼパイ形状であり、それらの内端が上記抵 抗性シートの中央に位置し、全体として高電圧源に接続可能な高電圧端子債域を 構成する請求の範囲89記載のアッセンブリ。
91、上記絶縁性手段はほぼパイ形状であり、上記パイ形状の抵抗性セクターの 間に配置されている請求の範囲90記載のアッセンブリ。
92、上記パイ形状の絶縁性手段はシート材料から作られ、上記パイ形状の絶縁 性シート手段と上記パイ形状の抵抗性シートセクターとは全体として、抵抗性セ クターと絶縁性手段とのほぼ円形交互配列体を構成する請求の範囲91記載のア ッセンブリ。
匡・際調査報告 国際調査報告 US 8801520 SA  22556

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.静電スプレ被覆システムであって:静電圧を供給する高電圧静電供給部と; 粒子流をその流路に沿って静電被覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒子 スプレ開口を有する粒子スプレ装置と; 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、a)衝突した 粒子流を偏向させる後表面と、b)上記前方向に向いた前表面とを有する非導電 性材料製の粒子偏向器と; 上記前表面と上記後表面との間に配置されると共に、上記被覆すべき物体に向か う上記偏向された粒子流の通過する上記流路に複数個のコロナ帯電点を作る外周 縁と、この外周縁から離間した高電圧用端子領域とを有する抵抗性シートと; 上記高電圧供給部と上記抵抗性シートの上記端子領域とを互いに接続し、上記抵 抗性シートの上記外周縁に複数のコロナ放電を生起させて、上記被覆すべき物体 に向かって上記流路を流通し上記コロナ放電に近接した上記偏向流を静電帯電さ せる電気路と; を具備し、 上記抵抗性シートは上記端子領域と上記外周縁とを結ぶ抵抗性電流路を自分自身 に形成し、上記システムに容量的に蓄積された電気エネルギーの不用意な放電に 起因する電撃及び着火の危険をできるだけ低減する静電スプレ被覆システム。 2.上記後表面は円錐形であり、上記抵抗性シートは、上記外周縁が円形の争点 形粒子帯電電極を形成するように、円形である請求の範囲1記載の静電スプレシ ステム。 3.上記偏向器は外周部を有し、上記シートの上記外周縁は上記偏向器の外周部 付近に露出している請求の範囲1記載の静電スプレシステム。 4.上記偏向器は外周部を有し、上記シートの上記外周縁は上記偏向器の外周部 とほぼ同一平面である請求の範囲1記載の静電スプレシステム。 5.上記偏向器は後方部分と前方部分とから構成され、上記抵抗性シートはほぼ 平坦でありかつ上記前方部分と上記後方部分との間にサンドイッチされている請 求の範囲1記載の静電スプレシステム。 6.上記偏向器は外周部を有し、上記シートの上記外周縁は上記偏向器の外周部 付近に露出している請求の範囲5記載の静電スプレシステム。 7.上記シートの上記外周縁は上記縁向器外周部とほぼ同一平面である請求の範 囲6記載の静電システム。 8.上記電気路は導電体を有し、この導電体は上記偏向器の軸に沿って上記偏向 器の上記後表面を貫通し前方に突出し、上記抵抗性シートの上記端子領域に電気 的に接触する請求の範囲1記載の静電システム。 9.上記抵抗性シートは繊維状の抵抗性材料から実質的に成る請求の範囲1記載 の静電スプレシステム。 10.上記抵抗性シートは炭化ケイ素フィラメントから実質的に構成されている 請求の範囲1記載の静電スプレシステム。 11.上記抵抗性シートは不織おを含み、この不織布はランダムに配列された炭 化ケイ素フィラメントと接着剤とから実質的に成る請求の範囲1記載の静電スプ レシステム。 12.静電スプレ被覆システムであって:静電圧を供結する高電圧静電供給部と ;粒子流をその流路に沿って静電被覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒 子スプレ開口を有する粒子スプレ装置と; 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、衝突した粒子 流を偏向させる表面を有する非導電性材料製の粒子偏向器と; 上記被覆すべき物体に向かって上記流路を流通する上記偏向された粒子流を静電 帯電する為に上記偏向器表面に近接配置された外周部と、この外周部から離間し た高電圧端子領域とを有する抵抗性シート電極と;上記高電圧供給部と上記抵抗 性シート電極の上記端子領域とを互いに接続して、上記電極外周部にコロナ放電 を生起させ、上記被覆すべき物体に向かって上記流路を流通し上記コロナ放電に 近接した上記偏向流を静電帯電させる電気路と; を具備し、 上記抵抗性シート電極は、上記端子領域から上記抵抗性シート電極自体を介して 上記外周部に至る抵抗性電流路を形成し、上記システムに容量的に蓄積された電 気エネルギーの不用意な放電に起因する電撃及び着火の危険をできるだけ低減す る静電スプレ被覆システム。 13.上記抵抗性シート電極は炭化ケイ紫フィラメントから実質的に成る請求の 範囲12記載の静電スプレシステム。 14.上記抵抗性シート電極は、実質的に炭化ケイ素フィラメントから成る布を 含む請求の範囲12記載の静電スプレシステム。 15.上記抵抗性シート電極は不織布を含み、この不織布はランダムに配列され た炭化ケイ素フィラメントと接着剤とから実質的に成る請求の範囲12記載の静 電スプレシステム。 16.静電圧を供給する高電圧静電供給部と、粒子流をその流路に沿って静電被 覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒子スプレ開口を有する粒子スプレ装 置とを具備する静電スプレシステムと共に使用される粒子偏向器・帯電アッセン プリであって; 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、a)衝突した 粒子流を偏向させる後表面と、b)上記前方向に向いた前表面とを有する非導電 性材料製の粒子偏向器と。 上記前表面と上記後表面との間に配置され、外周縁を有する抵抗性シートと, を具備し、 上記外周縁は多点電極を形成し、上記偏向されたし粒子流は上部被覆すべき物体 に向かって上記流路を流れる途中で上記多点電極を通過する際に静電帯電され、 上記抵抗性シートは上記外周縁から離間した高電圧端子領域を有し、上記抵抗性 シートは上記端子領域と上記外周縁とを結ぶ抵抗性電流路を自分自身に形成し、 これによって上記システムに容量的に蓄積された電気エネルギーの不用意な放電 に起因する電撃及び着火の危険をできるだけ低減し、上記端子領域は上記高電圧 供給部に接続可能であり、上記シートの上記外周縁にコロナ放電を生起させて、 上記被覆すべき物体に向かって上記流路を流通し上記コロナ放電に接近した上記 偏向流を静電帯電させる粒子偏向器・帯電アッセンプリ。 17.上記抵抗性シートは炭化ケイ素フィラメントから実質的に成る請求の範囲 16記載の粒子偏向器・帯電アッセンプリ。 18.上記抵抗性シートは、実質的に炭化ケイ素フィラメントから成る布を含む 請求の範囲16記載の粒子偏向器・帯電アッセンプリ。 19.上記抵抗性シートは不織布を含み、この不織布はランダムに配列された炭 化ケイ素フィラメントと接着剤とから実質的に成る請求の範囲16記載の粒子偏 向器・帯電アッセンプリ。 20.静電スプレ被覆装置であって: 粒子流をその流路に沿って静電被覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒子 スプレ開口を有する粒子スプレ装置と; 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、衝突した粒子 流を偏向させる表面を有する非導電性材料製の粒子偏向器と; 上記粒子流路をほぼ横切る単一平面内に実質的に設けられ、上記被覆すべき物体 に向かって上記流路に沿って流通する上記偏向された粒子流を静電帯電する為に 上記偏向器表面に近接配置され、上記スプレ開口に対して直接露出するように上 記偏向器表面の外部に配置され、高電圧源による静電励起時にコロナ放電を生起 する複数の電極部材と;高電圧源に接続可能であり、上記複数の電極部材に対し て離間配置され、上記偏向器に関連された電気端子と;上記偏向器に設置された 複数の抵抗性回路と;上記複数の抵抗性回路の各々は、上記端子と上記複数の電 極部材の異なった一つとの間に接続され、上記複数の抵抗性回路は、上記端子が 高電圧源に接続された時に上記電極部材にコロナ放電を生じさせる為に上記電極 部材を励起すると共に、上記スプレ被覆装置に容量的に蓄積された電気エネルギ ーの不用意な放電に起因する電撃及び着火の危険をできるだけ減少させる静電ス プレ被覆装置。 21.上記電極部材の各々はディスクリートな導電体であり、上記導電体は上記 偏向粒子流を横切る方向に上記偏向器表面の外まで上記偏向器から外方へ延在し た外端と上記抵抗性回路の異なった一つに接続された内端とを有する請求の範囲 20記載の装置。 22.上記電極部材の各々は上記偏向器に設置されたディスクリートな導電体で あり、上記導電体仕上記偏向器表面に近接しているがその外部に位置する外端と 上記抵抗性回路の異なった一つに接続された内端とを有する請求の範囲20記載 の装置。 23.上記複数の電極部材は単一の連続した電極を構成する互いに直列接続され た複数のセグメントを含み、上記単一連続電極は上記偏向器表面にほぼ平行かつ 上記偏向粒子流を横切るように上記偏向器に取付けられ、上記抵抗性回路の各々 は上記セグメントの異なった一つに接続している請求の範囲20記載の装置。 24.上記連続電極は繊維状の抵抗性材料から実質的に成る請求の範囲23記載 の装置。 25.上記繊維状の抵抗性材料は炭化ケイ棄フィラメントを含む請求の範囲24 記載の装置。 26.上記抵抗性回路の各々はディスクリートな抵抗器を含む請求の範囲20記 載の装置。 27.上記抵抗性回路の各々はディスクリートな抵抗器を含む請求の範囲21記 載の装置。 28.上記抵抗性回路の各々はディスクリートな抵抗器を含む請求の範囲22記 載の装置。 29.上記抵抗性回路の各々はディスクリートな抵抗器を含む請求の範囲23記 載の装置。 30.上記抵抗性回路の各々はディスクリートな抵抗器を含む請求の範囲24記 載の装置。 31.繊維状の抵抗性材料はフィラメントを含み、上記フィラメントは、上記連 続繊維状抵抗性電極が上記抵抗性回路を介して高電圧源で励起された時にコロナ を生じる外方突出端を有する請求の範囲24記載の装置。 32.繊維状の抵抗性材料はフィラメントを含み、上記フィラメントは、上記連 続繊維状抵抗性電極か上記抵抗性回路を介して高電圧源で励起された時にコロナ を生じる外方突出端を有する請求の範囲25記載の装置。 33.上記繊維状抵抗性シートはフィラメントを含み、上記フィラメントはコロ ナ放電を起こす外方突出端部を上記シート外周部に有する請求の範囲9記載の静 電スプレシステム。 34.上記炭化ケイ素フィラメントはコロナ放電を起こす外方突出端部を上記シ ート外周部に有する請求の範囲10記載の静電スプレシステム。 35.上記炭化ケイ素フィラメントはコロナ放電を起こす外方突出端部を上記シ ート外局部に有する請求の範囲13記載のシステム。 36.上記炭化ケイ素フィラメントはコロナ放電を起こす外方突出端部を上記シ ートの外周部に有する請求の範囲17記載のアッセンプリる 37.上記抵抗性シートは不織物の炭化ケイ素フィラメントを含む請求の範囲1 記載の静電スプレシステム。 38.上記抵抗性シートは織物の抵抗性フィラメントを含む請求の範囲1記載の 静電スプレシステム。 39.上記スプレ装置は、a)上記粒子スプレ開口が形成されたノズルを有する 非導電性の胴部と、b)上記ノズルから離間された導電性部分とを具備し、上記 システムは、 上記スプレ装置の上記導電性部分に接続され、上記導電性部分を上記コロナ帯電 点の電圧とほ実質的に異なった静電圧又は接地電位に保持する手段と、 上記コロナ帯電点と上記導電性部分との間に配置され、上記ノズルの付近の静電 帯電された粒子を上記導電性部分から静電遮蔽する静電シールドと、 を具備する請求の範囲1記載のシステム。 40.上記静電シールドは上記ノズルに設置されている請求の範囲39記載のシ ステム。 41.上記ノズルは外方かつ前方に広がったフレア形状であり、これによって上 記ノズルの一部分が上記粒子スプレ開口の近傍の上記帯電された粒子の付近にお いて上記コロナ帯電点の外方かつ後方に位置して上記静電シールドを形成する請 求の範囲39記載のシステム。 42.上記スプレ装置は、a)上記粒子スプレ開口が形成されたノズルを有する 非導電性胴部と、b)上記ノズルから離間された導電性部分とを具備し、上記シ ステムは、 上記スプレ装置の上記導電性部分に接続され、上記導電性部分を上記電極外周部 の電圧とは実質的に異なった静電圧又は接地電位に保持する手段と、 上記電極外周部と上記導電性部分との間に配置され、上記ノズルの付近の静電帯 電された粒子を上記導電性部分から静電遮蔽する静電シールドと、 を具備する請求の範囲12記載のシステム。 43.上記静電シールドは上記ノズルに設置されている請求の範囲42記載のシ ステム。 44.上記ノズルは外方かつ前方に広がったフレア形状であり、これによって上 記ノズルの一部分が上記粒子スプレ開口の近傍の上記帯電された粒子の付近にお いて上記電極外周部の外方かつ後方に位置して上記静電シールドを形成する請求 の範囲42記載のシステム。 45.上記スプレ装置は、a)上記粒子スプレ開口が形成されたノズルを有する 非導電性胴部と、b)上記ノズルから離間された導電性部分とを具備し、上記シ ステムは、 上記スプレ装置の上記導電性部分に接続され、上記導電性部分を上記電極部材の 電圧とは実質的に異なった静電圧又は接地電位に保持する手段と、 上記電極部材と上記導電性部分との間に配置され、上記ノズルの付近の静電帯電 された粒子を上記導電性部分から静電遮蔽する静電シールドと、 を具備する請求の範囲20記載のシステム。 。46.上記静電シールドは上記ノズルに設置されている請求の範囲45記載の システム。 47.上記ノズルは外方かつ前方に広がったフレア形状であり、これによって上 記ノズルの一部分が上記粒子スプレ開口の近傍の上記帯電された被覆材の付近に おいて上記電極部材の外方かつ後方に位置して上記静電シールドを形成する請求 の範囲45記載のシステム 48.静電スプレ被覆装置であって: 粒子流をその流路に沿って静電被覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒子 スプレ開口を有する粒子スプレ装置と; 互いに近接状態で離間されたかなりの数の電極部材を含む多点電極と; を具備し、 上記電極部材は上記粒子流路をほぼ横切る単一平面内に実質的に位置し、かつ上 記開口に対し直接露出するがその開口内には余り突出しないように配置され、上 記粒子流は上記被覆すべき物体に向かって上記流路を流れる途中で上記電極部材 の所を通過して静電帯電されも、上記電極部材は静電圧源に接続可能であり複数 のコロナ帯電点を作り移送効率を高める静電スプレ被覆装置。 49.上記多点電極は外周縁を有する炭化ケイ素布を含み、この外周縁が上記複 数の離間電極点を形成する請求の範囲48記載の装置。 50.上記多点電極は外周縁を有する抵抗性シートを含み、この外周縁が上記開 口に直接露出した上記かなりの数の近接離間電極点を形成する請求の範囲48記 載の装置。 51.上記多点電極は外周縁を有するメッシュを含み、この外周縁が上記かなり の数の近接離間電極点を形成する請求の範囲48記載の装置。 52.上記メッシュは抵抗性である請求の範囲51記載の装置。 53.上記多点電極は歯付きの外周縁を持つシートを含み、この歯付きの外周縁 が上記かなりの数の近接離間電極点を形成する請求の範囲48記載の装置。 54.上記シートは複合体であり、上記複合体はa)上記歯が複数個形成された 外側部分と、b)高電圧源に接続可能であり、上記外側部分よりも電気的抵抗性 が高い内側部分とを有する請求の範囲53記載の装置。 55.上記多点電極は半導体シートを含み、この半導体シートの外周縁が上記開 口に直接露出した上記かなりの数の近接離間の電極点を形成する請求の範囲48 記載の装置。 56.上記スプレ装置は、a)上記粒子スプレ開口が形成されたノズルを有する 非導電性胴部と、b)上記ノズルから離間された後方部分とを具備し; 静電シールドが設けられ、この静電シールドは上記コロナ帯電点の後方であって 上記コロナ帯電点を越えて横方向に延在し、上記ノズル付近の静電帯電された粒 子を上記電極とは異なった電位の静電位源から静電遮蔽し、上記静電位源は上記 コロナ帯電点に対して後方及び/又は横方向に位置している請求の範囲1記載の システム。 57.上記静電シールドは上記ノズルに設けられている請求の範囲56記載のシ ステム。 58.上記ノズルは外方かつ前方に広がったフレア形状であり、これによって上 記ノズルの一部分が上記粒子スプレ開口の近傍の上記帯電された粒子の付近にお いて上記コロナ帯電点の外方かつ後方に位置して上記静電シールドを形成する請 求の範囲56記載のシステム。 59.上記スプレ装置は、a)上記粒子スプレ開口が形成されたノズルを有する 非導電性胴部と、b)上記ノズルから離間された後方部分とを具備し; 静電シールドが設けられ、この静電シールドは上記電極外周部の後方であって上 記電極外周部を越えて横方向に延在し、上記ノズル付近の静電帯電された粒子を 上記電極とは異なった電位の静電位源から静電遮蔽し、上記静電位源は上記電極 外周部に対して後方及び/又は横方向に位置している請求の範囲12記載のシス テム。 60.上記静電シールドは上記ノズルに設けられている請求の範囲59記載のシ ステム。 61.上記ノズルは外方かつ前方に広がったフレア形状であり、これによって上 記ノズルの一部分が上記粒子スプレ開口の近傍の上記帯電された粒子の付近にお いて上記電極外周部の外方かつ後方に位置して上記静電シールドを形成する請求 の範囲59記載のシステム。 62.上記スプレ装置は、a)上記粒子スプレ開口が形成されたノズルを有する 非導電性胴部と、b)上記ノズルから離間された後方部分とを具備し; 静電シールドが設けられ、この静電シールドは上記電極部材の後方であって上記 電極部材を越えて横方向に延在し、上記ノズル付近の静電帯電された粒子を上記 電極部材とは異なった電位の静電位源から静電遮蔽し、上記静電位源は上記電極 部材に対して後方及び/又は横方向に位置している請求の範囲20記載の装置。 63.上記静電シールドは上記ノズルに設けられている請求の範囲62記載の装 置。 64.上記ノズルは外方かつ前方に広がったフレア形状であり、これによって上 記ノズルの一部分が上記粒子スプレ開口の近傍の上記帯電された被覆材の付近に おいて上記電極部材の外方かつ後方に位置して上記静電シールドを形成する請求 の範囲62記載のシステム。 65.上記多点電極は外周縁を有する導電性シートであり、この外周縁が上記か なりの数の近接離間電極点を形成する請求の範囲48記載の装置。 66.静電スプレ被覆システムであって:静電圧を供給する高電圧静電供給部と ;粒子流をその流路に沿って静電被覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒 子スプレ閉口を有する粒子スプレ装置と; 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、衝突した粒子 流を偏向させる表面を有する非導電性材料製の粒子偏向器と; 上記被覆すべき物体に向かって上記流路に沿って流通する上記偏向された粒子流 を静電帯電する為に上記偏向器表面に近接配置された外周部と、この外周部から 離間した高電圧端子領域とを有する導電性シート電極と;上記高電圧供給部と上 記導電性シート電極の上記端子領域とを互いに接続して、上記電極外周部にコロ ナ放電を複数個発生させて、上記被覆すべき物体に向かって上記流路を流通し上 記コロナ放電に近接した上記偏向流を静電帯電させる電気路と; を具備し、 上記導電性シート電極の一部分は、上記端子領域と上記外周部との間に位置し、 上記端子領域から上記外周部までの電流路を形成する静電スプレ被覆システム。 67.静電スプレ被覆装置であって: 粒子流をその流路に沿って静電被覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒子 スプレ開口を有する粒子スプレ装置と; 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、衝突した粒子 流を偏向させる表面を有する非導電性材料の粒子偏向器と; 上記粒子流路をほぼ横切る単一平面内に実質的に位置する複数の電極部材と; 上記複数の電極部材から離れて配置され、高電圧源に接続可能であり、上記偏向 器に関連される電気端子と;上記偏向器に設けられ、複数の回路を形成するシー トと; を具備し、 上記複数の電極部材は上記開口に直接に露出しかつ上記偏向器表面に近接してお り、上記偏向された粒子流は、上記被覆すべき物体に向かって上記流路を流れ上 記電極部材を通過する際に、高電圧静電源によって励起された時の上記電極に生 ずる多数のコロナ点によって静電帯電され、上記複数の回路の各々は上記端子と 上記複数の電極部材の異なった一つとの間に接続され、上記回路は上記端子が高 電圧源に接続された時に上記電極部材を励起して上記電極部材の各々にコロナ放 電を生起する静電スプレ被覆装置。 68.静電スプレ被覆装置であって: 粒子流をその流路に沿って静電被覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒子 スプレ開口を有する粒子スプレ装置と; 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、衝突した粒子 流を偏向させる表面を有する非導電性材料の粒子偏向器と; 上記粒子流路をほぼ横切る単一平面内に実質的に位置する複数の電極部材と; 上記複数の電極部材から離れて配置され、高電圧源に接続可能であり、上記偏向 器に関連される電気端子と;上記偏向器に設けられ、シート材料を含む複数の回 路と; を具備し、 上記複数の電極部材は上記開口に直接に露出しかつ上記偏向器表面に近接してお り、上記偏向された粒子流は、上記被覆すべき物体に向かって上記流路を流れ上 記電極部材を通適する際に、高電圧静電源によって励起された時の上記電極に生 ずる多数のコロナ点によって静電帯電され、上記複数の回路の各々は上記端子と 上記複数の電極部材の異なった一つとの間に接続され、上記回路は上記端子が高 電圧源に接続された時に上記電極部材を励起して上記電極部材の各々にコロナ放 電を生起する静電スプレ被覆装置。 69.上記抵抗性シートは円周方向に離間した複数個の抵抗性セクターを含み、 上記抵抗性セクターの各々は上記複数のコロナ点の一つになり得る外周縁セグメ ントと半径方向の内端とを有し、上記複数の外周縁セグメントは全体として上記 抵抗性シートの上記外周縁を構成して上記外周縁を不連続とし、上記抵抗性セク ターの上記内端は上記高電圧端子領域に接続され、上記システムは上記円周方向 離間の抵抗性セクターを絶縁する手段を更に具備し、この手段は上記複数の抵抗 性セクターを互いに少なくとも上記外周縁セグメントの付近で電気的に絶縁して 、上記高電圧静電供給部による上記端子領域の励起時に複数の外周縁セグメント にコロナ点を同時に生起させる請求の範囲1記載のシステム。 70.上記複数の抵抗性セクターはほぼパイ形状であり、それらの内端が上記抵 抗性シートの中央に位置し全体として上記高電圧端子領域を構成する請求の範囲 69記載のシステム。 71.上記絶縁性手段はほぼパイ形状であり、上記パイ形状の抵抗性セクターの 間に配置されている請求の範囲70記載のシステム。 72.上記パイ形状の絶縁性手段はシート材料から作られ、上記パイ形状の絶縁 性シート手段と上記パイ形状の抵抗性シートセクターとは全体として、抵抗性セ クターと絶縁性手段とのほぼ円形交互配列体を構成する請求の範囲71記載のシ ステム。 73.上記抵抗性シートは円周方向に離間した複数個のセクターを含み、上記セ クターの各々は上記複数のコロナ点の一つになり得る外周縁セグメントと半径方 向の内端とを有し、上記外周縁セグメントは全体として上記抵抗性シートの上記 外周部を構成して上記外周部を不連続とし、上記セクターの上記内端は上記高電 圧端子領域に接続され、上記システムは上記円周方向離間の抵抗性セクター間に 位置する絶縁性手段を更に含み、この絶縁性手段は、上記複数の抵抗性セクター を互いに少なくとも上記外周縁セグメントの付近で電気的に絶縁して、上記高電 圧静電供給部による上記端子領域の励起時に複数の外周縁セグメントにコロナ点 を同時に生起させる請求の範囲12記載のシステム。 74.上記複数の抵抗性セクターはほぼパイ形状であり、それらの内端が上記抵 抗性シートの中央に位置し、全体として上記高電圧端子領域を構威する請求の範 囲73記載のシステム。 75.上記絶縁性手段はほぼパイ形状であり、上記パイ形状の抵抗性セクターの 間に配置されている請求の範囲74記載のシステム。 76.上記パイ形状の絶縁性手段はシート材料から作られ、上記パイ形状の絶縁 性シート手段と上記パイ形状の抵抗性シートセクターとは全体として、抵抗性セ クターと絶縁性手段とのほぼ円形交互配列体を構成する請求の範囲75記載のシ ステム。 77.静電圧を供給する高電圧静電供給部と、粒子流をその流路に沿って静電被 覆すべき物体に向けて前方向にスプレする粒子スプレ開口を有する粒子スプレ装 置とを具備する静電スプレシステムと共に使用される粒子偏向器・帯電アッセン プリであって: 上記粒子流を偏向させる為に上記粒子流路中に配置されると共に、a)衝突した 粒子流を偏向させる後表面と,b)上記前方向に向いた前表面とを有する非導電 性材料製の粒子偏向器と; 上記偏向器の上記前表面と上記後表面との間に配置され、円周方向に互いに離間 された複数の抵抗性シート材料製セクターと; 上記円周方向離間抵抗性セクターの間に配置された絶縁性手段と; を具備し、 上記抵抗性セクターの各々はコロナ点となり得る外周金縁セグメントと半径方向 の内端とを有し、上記複数の外周縁セグメントは上記粒子流に近接して位置する 複数のコロナ点を含む不連続外周縁を構成し、上記セクターの上記内端は高電圧 源に接続可能であり、 上記絶縁性手段は、上記複数の抵抗性セクターを互いに少なくとも上記外周縁セ グメントの付近で電気的に絶縁して、高電圧静電源による上記内端の励起時に複 数の外周縁セグメントにコロナ点を同時に生起させる粒子偏向器・帯電アッセン プリ。 78.上記複数の抵抗性セクターはほぼパイ形状であり、それらの内端が上記抵 抗性シートの中央に位置し、全体として高電圧源に接続可能な高電圧端子領域を 構成する請求の範囲77記載のアッセンプリ。 79.上記絶縁性手段はほぼパイ形状であり、上記パイ形状の抵抗性セクターの 間に配置されている請求の範囲78記載のアッセンプリ。 80.上記パイ形状の絶縁性手段はシート材料から作られ、上記パイ形状の絶縁 性シート手段と上記パイ形状の抵抗性シートセクターとは全体として、抵抗性セ クターと絶縁性手段とのほぼ円形交互配列体を構成する請求の範囲79記載のア ッセンプリ。
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