JPH02503813A - 複合ロータリ内燃エンジン - Google Patents

複合ロータリ内燃エンジン

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JPH02503813A JP63503565A JP50356588A JPH02503813A JP H02503813 A JPH02503813 A JP H02503813A JP 63503565 A JP63503565 A JP 63503565A JP 50356588 A JP50356588 A JP 50356588A JP H02503813 A JPH02503813 A JP H02503813A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 複合ロークリ内燃エンジン 関連出願 本願は米国特許出願第773.636号(2985年9月9日出願)の一部継続 である。
汰亙圀団 本発明は駆動組立体、より詳細には、ロークリ内燃エンジンとして使用するのに 特に適している駆動組立体に関する。
λ」旦茸旦 長年にわたってロータリ内燃エンジンの多数の構成が提案されてきたが、それで も、多数のかかるロークリ構成にもかかわらずまたロークリ構成に固有の一方向 移動の明らかな利点にもかかわらず、様々な往復動エンジンは販売される内燃エ ンジンの大多数を占め続けている。これはおそらく、提案された種々のロークリ 構成が大規模に製造するには複雑すぎたり、作動が不十分であったり、法外な量 の保守を必要としたり、あるいは寿命が比較的短かいためである。
本発明は2つの回転ピストンすなわち羽根が同心のシャフトまたはハブに連結さ れており、先行ピストンおよび追従ピストンが燃焼可能な燃料混合物の吸入、そ の圧縮、点火、膨張および排気を行うために互いに対して交互に接近したり離反 したりするような方法で回転する種類のロークリ内燃エンジンに関する。この種 類の従来のロータリ内燃エンジンは両ピストンのいくらか乱雑かつ表面上無秩序 な移動を出力シャフトの予想可能な有用な移動に変換することができなかった。
出力シャフトの予想可能な有用な移動を行う従来の試みは圧縮および膨張ストロ ークを制御するのに所定のプログラムを使用したものであり、この場合、ピスト ン間の動作の一定プログラムはカム、ローブ、遊星歯車、クランク、溝、スロッ ト、ローラまたは他の同様なリンケージの使用によって設定される。しかしなが ら、ピストン間の動作の所定の定プログラムを与えることによって出力シャフト の予想可能な有用な移動を行うこれらの従来の試みはエンジンを全く乱す傾向が ある非補償応力を発生したので不成功であった・また、その結果・エンジンの構 成は極めて複雑であり、製造が極めて高価になり、また法外な量の保守を必要と する。
従来のロークリ内燃エンジンについてのこれらの問題の多くを解消するロークリ 内燃エンジンが本出願人の出願中の特許出廓第773、636号に開示されてい る。その出願のエンジンはハウジングと、−元軸線上でハウジング内に回転可能 に設けられた第1ピストンすなわち羽根と、この第1羽根とは別個に一定軸線上 でハウジング内に回転可能に設けられた第2ピストンすなわち羽根と、軸線を中 心とする一方向への各羽根の回転を防ぎ、軸線を中心とする他方の方向への自由 回転を可能し、両羽根が他方の方向に自由に回転し、同時に相対回転を受けるよ うにする手段と、コンバータ手段とを有しており、このコンバータ手段は出力シ ャフトを有し、羽根に駆動連結され、かかる他方の方向への羽根の回転ならびに 羽根の相対回転をコンバータ手段の出力シャフトの一方向の定常速度回転に変換 するように作動する。このエンジン構成は従来のロークリ内燃エンジンの問題の 多くを解消するが、羽根の回転を一方向に制限するために設けられた手段は成る 用途では、反力がこの回転制限手段により吸収されるため、望ましくないエンジ ンの振動を発生する。
久■Ω皿皿 本発明はロークリピストン型の改良ロークリ内燃エンジンを提供するものである 。より詳細には、本発明は特許出願第773.636号のエンジンの利点をすべ て保有し、そのエンジンに発生される反動振動を除去する改良ロークリ内燃エン ジンを提供するものである。
本発明のエンジンでは、エンジンのハウジングは第1および第2室を画成し、第 1室には、第1対の羽根が共通の固定エンジン軸線上に別個に回転可能に設けら れており、第2室には、第2対の羽根が固定軸線を中心に別個に回転可能に設け られており、軸線を中心とする反時計方向への第1対の羽根の回転を阻止し、軸 線を中心とする時計方向への自由回転を可能にして、第1対の羽根が時計方向に 第1室内を自由に回転し、同時にこの室内の相対回転を受けるようにするために 第1制御手段が設けられており、軸線を中心とする時計方向への第2対の羽根の 回転を阻止し、軸線を中心とする反時計方向の自由回転を可能にして、第2対の 羽根が反時計方向に第2室内を自由に回転し、同時に第2室内の相対回転を受け るようにするために第2制御手段が設けられている。
この構成によれば、第1燃焼室の羽根により発生される反力は第2燃焼室の羽根 により発生される反力により釣合わされる。
本発明の更らに他の特徴によれば、第1および第2燃焼室は軸方向に間隔をへだ てられており、制御手段は軸方向に間隔をへだてられた空間に位置決めされてい る。この構成はコンパクトなエンジン組立てユニットをもたらし、また両燃焼室 に発生される反力を相殺関係にする方法を簡単にする。
本発明のなお一層の特徴によれば、制御手段は第1室と第2室との間に位置決め され、軸線を中心に回転可能に設けられたノ\ウジングと、第1対の羽根をハウ ジングに駆動連結し、ハウジングに対する第1対の羽根の時計方向移動を行い、 反時計方向の相対移動を防ぐように作動する第1ラチェット手段と、第2対の羽 根をハウジングに駆動連結し、ハウジングに対する第2対の羽根の反時計方向移 動を行い、時計方向の相対移動を防ぐように作動する第2ラチェット手段とを備 えている。この構成によれば、両燃焼室からの反力は共通のハウジングに加えら れ、このハウジングは夫々の室により発生される反力が不釣合になる場合に回転 を受ける。
本発明の開示実施例では、第1対の羽根は夫々、エンジンの軸線上に位置決めさ れた第1対の同心ジャストに固着されており、第2対の羽根は夫々、エンジンの 軸線上に位置決めされた第2対の同心シャフトに固着されていており、両射の同 心シャフトは釣合せラチェット手段と協働するためにそれらの各燃焼室の一方の 側から両室間の空間内へ延びており、第1燃焼室と関連した方の一対の同心シャ フトはその室の他方の側から第1コンバータ手段まで延びており、この第1コン バータ手段は第1出力シヤフトを有し、第1対の羽根の時計方向回転および第1 対の羽根の相対回転を第1出力シヤフトの一方向回転に変換するように作動し、 第2燃焼室と関連した方の一対の同心シャフトは第2コンバータ手段と協働する ためにその燃焼室の他方の側から延びており、この第2コンバータ手段は第2出 力シヤフトを有し、第2対の羽根の反時計方向回転および第2対の羽根の相対回 転を第2出力シヤフトの一方向回転に変換するように機能する。
本発明のなお一層の特徴によれば、エンジンは更らに、第1および第2対の同心 シャフト内に回転可能に軸線上に位置決めされ、第1出力シヤフトから第1燃焼 室、制御手段ハウジング、第2燃焼室、および第2コンバータ手段を通って延び ていて、両出力シャフトからのパワーをエンジンの一端に伝達して適切なパワー を出力するようになっている。
X皿2皿単ム脱里 第1図は本発明のエンジンの概略長さ方向断面図であり、第2図、第4図および 第5図は第1図の線2−2.4−4および5−5に沿った断面図であり、 第3図は本発明のエンジンに利用された羽根/シャフト副組立体の斜視図であり 、 第6図は本発明のエンジンに使用する制動機構の概略図である。
好適な 施例の詳細な説明 広範囲に考慮した本発明のエンジンはハウジング手段10、第1羽根組立体12 、第2羽根組立体14、制御手段16、第1コンバータ手段18、および第2コ ンバータ手段20を備えている。
ハウジング手段10は基部分22と、この基部分22から直立している第1ハウ ジング部分24と、このハウジング部分24と軸方向に間隔をへだてた関係で基 部分22から直立している第2ハウジング部分26とを有している。ハウジング 部分24は円筒形であって、その中に円筒形燃焼室24aを画成している。ハウ ジング部分26も円筒形であって、その中に円筒形燃焼室26aを画成している 。これらのハウジング部分24.26は同軸であり、従って円筒形燃焼室24a 、26aも同軸である。ノ\ウジング24内の上死点位置には、スパークプラグ すなわちグロープラグ28が設けられており、このプラグは燃焼室24aと連通 しており、このプラグ28と概ね反対側のハウジング部分の下端部に隣接して吸 気ポートおよび排気ポート30.32が設けられている。例えば、これらの吸気 ポートおよび排気ポートはノ\ウジング部分の下死点すなわち6時位置の両側に この位置から各々、はぼ20度のところに位置決めされるのがよい。同様に、ハ ウジング部分26内の上死点位置には、スパークプラグすわなちグロープラグ3 4が設けられており、このプラグ34は燃焼室26aと連通しており、プラグ3 4と概ね反対側のハウジングの下端部に隣接して吸気ポートおよび排気ポート( 図示せず)が設けられている。燃料管路35により、適当な燃料混合物を燃焼室 24aの吸気ポート30に供給し、同様な燃料管路(図示せず)により燃料混合 物を燃焼室26aの吸気ポートに供給することができる。
第1図で最もよくわかるように、羽根組立体14はハウジング部分26内に位置 決めされており、軸方向に間隔をへだでた分離部分36a、36bを有する第1 中空シヤフト36と、このシャフト36内に同心に支承された第2中空シヤフト 38と、シャフト部分36a、36bに固着された第1回転羽根40と、シャフ ト38に固着された第2羽根42とを有している。
羽根40は整合された第1および第2部分40a、40bを有している。部分4 0aは内側羽根縁部40cに沿ってシャフト部分36aに固着されており、また 40dのところでシャフト部分36bに固着されており、中間の内側羽根縁部分 40eがシャフト38とぴったり摺動可能に接している。同様に、羽根部分40 bは内側羽根縁部40cに沿ってシャフト部分36aに固着されており、また4 0dのところでシャフト部分36bに固着されており、中間の羽根縁部分40e がシャフト38とぴったり摺動可能に接している。
羽根42は第1および第2部分42a、42bを有している。
羽根部分42aは内側羽根縁部42cに沿ってシャフト38に固着されており、 42dのところでシャフト部分36aと、また42eのところでシャフト部分3 6bとぴったり摺動可能に接している。羽根部分42bはシャフト38およびシ ャフト部分36a136bに対して同様に設けられ、配置されている。これらの 羽根40.42は燃焼室26内に出来るだけぴったり嵌合するように構成されて いるが、燃焼室26に対して回転するとき、燃焼室に事実上触れることかない。
望むなら、内部油すなわち潤滑剤を使用して羽根の縁部および燃焼室の隣接壁部 を保護するのかよいが、羽根と燃焼室の壁部との間の嵌合を適切に制御する場合 には、内部潤滑剤が必要でない。わかるように、これらの羽根は横断面が概ねウ ェッジ状の形状である。他の羽根形状を使用してもよいが、開示したウェッジ形 状が望ましい。何故なら、羽根が燃焼室内での相対回転中、互いに接近するとき 、それらの面は平行関係になって、一方の羽根の面上の突起が隣接羽根と接触す る危険を最小にするからである。
羽根組立体12は本質的に羽根組立体14の鏡像であり、燃焼室24a内に位置 決めされている。組立体12は組立体14について述べたようにシャフト部分4 8a、48bおよびシャフト50と協働する羽根44.46を有している。
燃焼室24a、26a内の羽根組立体12.14の組立て関係において、シャフ ト部分36a、36bは夫々、ハウジング部分26の両側の円形側壁部26b、 26cに好適に支承されており、シャフト部分48a、48bは夫々、ハウジン グ24の円形側壁部24b、24cに好適に支承されている。
制御手段16はハウジング52、第1ラチェット手段54、および第2ラチェッ ト手段56を有している。
ハウジング52はリム部分52aおよび中央ハブ部分52bを有している。ハブ 部分52bはハウジング52をエンジンの中央の長さ方向軸線を中心に回転可能 に装着するためにシャフト38.50の対向内端部に支承されている。
第1ラチェット手段54はシャフト部分48bに固着された第1円形ラチェット 体58と、このラチェツト体58の周囲に設けられた複数の周方向に間隔をへだ てたポケッl−58aに夫々設けられた複数のボール60と、シャフト50に固 着された第2円形ラチェット体62とを有しており、この第2円形ラチェット体 62の周囲に設けられた複数の周方向に間隔をへだてたポケット(図示せず)に は、複数のボール64が設けられている。ラチェツト体58.62はそれらの円 形外周部がハウジングリム部分52aの隣接円形内周部と接した状態でハウジン グ52の左側隔室52c内に位置決めされている。第4図で最も良くわかるよう に、ラチェツト体58.62およびボール60.64はハウジングリム部分52 aの隣接内周部と公知な方法で協働して、第4図で見てハウジング52に対して シャフト48b、50の反時計方向の回転を防ぎ、ハウジング52に対するシャ フトの時計方向の回転を自由に行なえるようになっている。
第2ラチェット手段56はシャフト36aに固着された第1円形ラチェット体6 6と、このラチェツト体66の周囲に設けられた複数の周方向に間隔をへだてた ポケット66aに夫々設けられた複数のボール68と、シャフト38に固着され た第2円形ラチェット体70とを有しており、このラチェツト体70の周囲に設 けられた複数の周方向に間隔をへだてたポケット(図示せず)には、複数のボー ル72が夫々設けられている。これらのラチェツト体66.70はそれらの円形 周囲がハウジング52のリム部分52aの隣接円形内周部と接した状態でハウジ ング52の右側隔室52(]に位置決めされており、これらのラチェツト体およ びボールがハウジングと公知な方法で協働して、第5図で最も良くわかるように 夫々のシャフトおよびハウジングの時計方向の相対回転を防ぎ、夫々のシャフト およびハウジングの反時計方向の相対回転を自由に行なえるようになっている。
コンバータ機構18はその出力軸を構成するハウジング74と、このハウジング 74内に位置決めされた複数のピニオンベベル歯車76.78.80.82とを 有している。ビニオン歯車76はシャフト50に駆動固着されており、ビニオン 歯車78はシャフト部分48aに駆動固着されており、ビニオン歯車80.82 は歯車76.78とかみ合わされていて、ピニオン軸84に軸方向に間隔をへだ てた関係で固着されており、ピニオン軸84はその上端部及び下端部がハウジン グ74のジャーナル部分74a、74bに支承されている。
コンバータ機構20は機構18と概ね同様であり、その出力シャフトを構成する ハウジング86と、このハウジング86内に位置決めされた複数のピニオンベベ ル歯車88.90.92.94とを有している。ピニオン歯車88はシャフト3 8に駆動固着されており、ビニオン歯車90はシャフト部分36bに駆動固着さ れており、ビニオン歯車92.94は歯車88.90とかみ合わされており、ピ ニオン軸96に軸方向に間隔をへだてた関係で固着されており、このピニオン軸 96はその上端部および下端部がハウジング86のジャーナル部分86a、86 bに支承されている。
更らに、本発明のエンジンは、中央シャフト98を有しており、このシャフト9 8は第1図で見てその左側端部がハウジング74に固着され、このハウジング7 4からコンバータ機構18を通っており、そこから燃焼室24aを通ってシャフ ト50.48内を同心に延び、そこから制御手段16からシャフト50.38内 を同心に延び、そこから燃焼室26aを通ってシャフト36.38内を同心に延 び、そしてそこからコンバータ機構20およびハウジング86の右端部に設けら れたベアリング手段86cを通っている。
」 エンジンを始動するためには、電動モータ(図示せず)により出力シャフト74 .86を回転させて羽根44.4G、40.42に初期回転を与える。これらの 羽根に差動回転ならびに絶対回転を与えるには、過給機を設けて各燃焼室の吸入 部に加圧ガスの流れすなわち装入物を供給すればよい。この装入物によりエンジ ンの圧縮および膨張ストロークを始める。過給機の代わりに、圧縮空気のターボ チャージャ、ブロワ−またはガスを供給するための他の適当な手段を使用するこ とができる。簡単化のために、キャブレタまたは他の燃料混合装置は図面に示し てない。
エンジンの作動の種々の段階での羽根44.46の移動は第2図で最も良くわか る。羽根44.46が第2図に示す位置にある状態で、スパークプラグ28を付 勢して羽根部分46a、44aにより閉じ込められた燃料混合物を点火する。燃 料が燃焼して膨張すると、この燃料は羽根部分44aに作用して羽根44を時計 方向に回転させる。羽根部分46aはラチェット体54により反時計方向に回転 しないようになっている。羽根部分44aが羽根部分46bに接近すると、前の 点火からの燃焼生成物は排気ポート32を通して追い出される。同時に、羽根部 分44bが羽根部分46bから離れ、羽根部分44bと羽根部分46aとの間の 領域に閉じ込められた装入物が圧縮されると、新しい燃料−空気混合物が吸入部 30から吸入される。羽根部分44bが羽根部分46aに接近すると、両羽根部 分間の空間の圧力上昇により羽根部分46aはスパークプラグ28を通り越して 移動し、新しい装入物を点火する用意か整ってサイクルを終了する。スパークプ ラグが新しい装入物を点火する直前には、両羽根44.46は時計方向に移動し ている。点火後、羽根46は減速し、羽根44は加速する。所定のエンジン絞り 設定の場合、羽根44.46かエンジンサイクル中に交互に加速し、減速すると き、コンバータ手段18の駆動シャフト74の出力速度は一定であることを示す ことができる。特定の羽根をそのラチェット機構によって不動に保持すると、駆 動シャフト74の速度は他の移動羽根の速度の2分の1に等しい。
エンジンの作動の種々の段階での羽根40.42の移動は、羽根40.42と関 連したラチェット機構が羽根の反時計方向の移動を自由に行いながら、羽根の時 計方向の移動を阻止するように機能する以外、羽根44.46について述べた場 合と同様である。
その結果、羽根44.46と関連したラチェット機構により吸収された反力は羽 根40.42と関連したラチェット機構により吸収された反力により釣合わされ る。
燃焼室24a、26aの作動を完全に釣合せると、制御手段16のハウジング5 2に加えられた反力は互いに打ち消し合い、ハウジング52は回転しない。しか しながら、反力は不釣合いになると、ハウジングは回転し始める。ハウジングの 低速回転、例えば、6 rpmでの回転はエンジンの性能にはごくわずかな効果 しかない。この速度では、出力シャフト74.86が3600rpmで回転して いると仮定すると、燃焼室における羽根の停止点は0.15度未満、片寄らされ る。
ハウジング52の過度な回転をいくつかの手段により制御することができる。最 も明らかな方法は2つの燃焼室からの出力パワーまたは反力を釣合せる方法であ る。あるいは、回転を制御するのに摩擦ブレーキまたはクラッチを使用すること ができる。
ハウジング52用の好適な制動機構が第6図に概略的に示されており、この制動 機構はハウジング52の直径方向に対向した側部に摩擦係合するように構成され た摩擦制動ブロック1.00を有するのがよい。各ブロックは垂直方向に向けら れたリンク+02に取付けられるのがよく、このリンク102はその下端部が差 部分に、その上端部がブロックに枢着されている。差部分22に設けられ、シリ ンダ106と、ピストン108と、自由外端部がブロックの回転連結でリンク1 02の上端部に回動可能に連結された連結ロッド110とを有する液圧シリンダ 組立体104によって、各ブロックをドラムと摩擦制動係合させたりこの係合か ら解除したり選択的に移動させることができる。シリンダ組立体104を個々に あるいは共通して適当に制御してドラム52に選択的に係合させたり、ハウジン グの過度の回転を選択的に防いだりすることができることはわかるであろう。
ハウジング52の過度の回転を制御する更らに他の変更例として、ハウジングの 回転を制御して制限するためにハウジングをその基部に取付けられるコイルばね に連結することができる。
エンジンの性能が本質的に安定であるため、2つの燃焼室からの出力の釣合いが 容易になる。例えば、羽根組立体14が羽根組立体12のパワー出力に対してそ のパワー出力を増大すれば、それに相応して組立体14からの反動トルクが増大 する。組立体]2の出力シャフトの回転と同じ方向に作用する増大量のトルクは ラチェットハウジングを介して組立体12と関連したシャフトに伝えられる。こ の補足パワーは組立体J2が組立体J4に追いつ(のを助長する。
理想的な条件下では、すべての動部品がそれらの重心を中心に回転しており、本 発明のエンジン内のすべての反力が打ち消されるので、本発明のエンジンからの 振動は本質的になくなる。かくして、このエンジンは在来の内燃エンジンの速度 と在来のガスタービンの速度との間の範囲の速度が可能である。
本発明のエンジンはいくつかの航空機用途が可能である。例えば、このエンジン はヘリコプタ−の双ロータにパワーを供給することができる。さらに、このエン ジンは、航空機のブツシャ・プラープロペラ−を回転させるのに利用することが できる。また、本発明のエンジンは航空機の逆回転プロペラ−を駆動するのによ く適している。この用途では、中央の駆動シャフト98を利用して両燃焼室から のパワーを第1図で見てエンジンの右側端部でエンジンから出力することができ る。
本発明のエンジンを多くの点で概念的すなわち概略的に説明してきた。本発明の 構成およびその作動についてのなお一層の詳細は本出願人の出願中の出願第77 3.636に開示されており、この出願の開示は参考によってここに組入れられ る。
本発明の好適な実施例を例示し、詳細に説明したが、本発明の範囲又は精神から 逸脱することなしに開示実施例の種々の変形例を行うことができる。
国際調査報告

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.A)共通の固定軸線上に配置され、軸方向に間隔をへだてられた第1および 第2室を画成する手段と、B)上記軸線を中心に別個に回転可能に上記第1室に 設けられた第1対の羽根と、 C)上記軸線を中心に別個に回転可能に上記第2室に設けられた第2対の羽根と 、 D)上記軸線に位置決めされ、上記第1対の羽根に夫々駆動固着された第1対の 同心駆動シャフトと、E)上記軸線に位置決めされ、上記第2対の羽根に夫々駆 動固着された第2対の同心駆動シャフトと、F)上記軸線方向に間隔をへだてた 空間に位置決めされ、上記軸線を中心に回転可能に設けられたハウジングと、G )上記第1対の駆動シャフトを上記ハウジングに駆動連結し、上記ハウジングに 対する上記第1対の駆動シャフトの時計方向移動を行ない、反時計方向の相対移 動を防ぎ、上記第1対の羽根が上記第1室内を時計方向に自由に回転し、同時に 相対回転を受けるように作動する第1制御手段と、H)上記第2対の駆動シャフ トを上記ハウジングに駆動連結し、上記ハウジングに対する上記第2対の駆動シ ャフトの反時計方向移動を行い、相対移動を防ぎ、上記第2対の羽根が上記第2 室内を反時計方向に自由に回転し、同時に相対回転を受けるように作動する第2 制御手段と、 I)第1出力シャフトを有し、上記第1対の羽根に駆動連結され、上記第1対の 羽根の時計方向回転および上記第1対の羽根の相対回転を上記第1出力シャフト の一方向回転に変換するように作動する第1コンバータ手段と、J)第2出力シ ャフトを有し、上記第2対の羽根に駆動連結され、上記第2対の羽根の反時計方 向回転および上記第2対の羽根の相対回転を上記第2出力シャフトの一方向回転 に変換するように作動する第2コンバータ手段とを備えていることを特徴とする 駆動組立体。
  2. 2.K)上記第1対の同心駆動シャフトは上記第1制御手段に連結するために上 記第1室の一方の側から軸方向に延び、また上記第1コンバータ手段に連結する ために上記第1室の他方の側から軸方向に延びており、 L)上記第2対の同心駆動シャフトは上記第2制御手段に連結するために上記第 2室の一方の側から軸方向に延び、また上記第2コンバータ手段に連結するため に上記第2室の他方の側から軸方向に延びていることを特徴とする請求項1記載 の駆動組立体。
  3. 3.M)上記第1対および第2対の同心シャフト内を回転可能に上記軸線上に位 置決めされた中心出力シャフトを更らに備えており、該出力シャフトは上記第1 出力シャフトから上記第1室、上記ハウジング、上記第2室および上記第2コン バータ手段を通って延びていて、パワーを両出力シャフトから上記組立体の一端 に伝達して適切なパワーを出力するようになっていることを特徴とする請求項2 記載の駆動組立体。
  4. 4.N)上記駆動組立体はロータリ内燃機エンジンよりなり、O)上記第1およ び第2室は第1および第2燃焼室よりなり、P)各燃焼室に関連して点火手段、 吸入ポートおよび排気ポートが設けられており、 Q)上記各羽根が夫々の許容方向に回転し、相対回転を受けて各燃焼室の吸入段 階、圧縮段階、点火段階および排気段階を定めるように燃焼可能な燃料混合物を 各燃焼室に供給するための手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の駆動組 立体。
  5. 5.A)共通の軸線上に配置され、空間を形成するように軸方向に間隔をへだて られた一対の概ね円筒形の燃焼室を画成する手段と、 B)上記軸線を中心に別個に回転可能に上記第1燃焼室に設けられた第1対の羽 根と、 C)上記軸線を中心に別個に回転可能に上記第2燃焼室に設けられた第2対の羽 根と、 D)上記軸線上に位置決めされ、上記第1対の羽根に夫々駆動固着された第1対 の同心駆動シャフトと、E)上記軸線上に位置決めされ、上記第2対の羽根に夫 々駆動固着された第2対の同心駆動シャフトと、F)上記空間に位置決めされ、 上記軸線を中心に回転可能に設けられたハウジングと、 G)上記第1対の駆動シャフトを上記ハウジングに駆動連結し、上記ハウジング に対する上記第1対の駆動シャフトの時計方向の移動を行い、反時計方向の相対 移動を防ぎ、上記第1対の羽根が上記第1室内を時計方向に自由に回転し、同時 に相対回転を受けるように作動する第1ラチェット手段と、H)上記第2対の駆 動シャフトを上記ハウジングに駆動連結し、上記ハウジングに対する上記第2対 の反時計方向の移動を行い、時計方向の相対移動を防ぎ、上記第2対の羽根が上 記第2室内を反時計方向に自由に回転し、同時に相対回転を受けるように作動す る第2ラチェット手段と、I)第1出力シャフトを有し、上記第1対の羽根に駆 動連結され、上記第1対の羽根の時計方向回転および第1対の羽根の相対回転を 上記第1出力シャフトの一方向回転に変換するように作動する第1コンバータ手 段と、 J)第2出力シャフトを有し、上記第2対の羽根に駆動連結され、上記第2対の 羽根の反時計方向回転および上記第2対の羽根の相対回転を上記第2出力シャフ トの一方向回転に変換するように作動する第2コンバータ手段と、K)各燃焼室 と連通している点火装置と、L)各燃焼室に設けられ、関連点火装置から周方向 に間隔をへだてられた少なくとも1つの吸入ポートと、M)各燃焼室に設けられ 、関連点火装置および関連吸入ポートから周方向に間隔をへだてた少なくとも1 つの排気ポートと、N)燃料装入物を上記燃焼室の各々に供給する手段とを備え たことを特徴とする内燃エンジン。
  6. 6.O)上記第1対の同心駆動シャフトは上記第1ラチェット手段に連結するた めに上記第1燃焼室の一方の側から軸方向に延び、また上記第1コンバータ手段 に連結するために上記第1燃焼室の他方の側から軸方向に延びており、P)上記 第2対の同心駆動シャフトは上記ラチェット手段に連結するために上記第2燃焼 室の一方の側から軸方向に延び、また上記第2コンバータ手段に連結するために 上記第2燃焼室の他方の側から軸方向に延びていることを特徴とする請求項5記 載の内燃エンジン。
  7. 7.Q)上記第1および第2対の同心シャフト内を回転可能に上記軸線上に位置 決めされた中央出力シャフトを更らに備えており、該出力シャフトは第1出力シ ャフトから上記第1燃焼室、上記ハウジング、上記第2燃焼室、および上記コン バータ手段を通って延びていて、両出力シャフトからパワーを上記エンジンの一 端に伝達して適切なパワーを出力するようになっていることを特徴とする請求項 6記載の内燃エンジン。
  8. 8.K)上記ハウジングに係合し、上記軸線を中心とする上記ハウジングの過度 の回転を防ぐために上記ハウジングを選択的に制動するように作動する制動手段 を更らに備えていることを特徴する請求項1記載の駆動組立体。
JP63503565A 1988-04-04 1988-04-04 複合ロータリ内燃エンジン Pending JPH02503813A (ja)

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PCT/US1988/001052 WO1989009874A1 (en) 1985-09-09 1988-04-04 Compound rotary internal combustion engine

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JP63503565A Pending JPH02503813A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 複合ロータリ内燃エンジン

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DE3877203D1 (en) 1993-02-11
DE3877203T2 (de) 1993-05-19

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