JPH02503652A - 化学的ヒートパイプ、該ヒートパイプの再生方法及び該ヒートパイプの使用 - Google Patents

化学的ヒートパイプ、該ヒートパイプの再生方法及び該ヒートパイプの使用

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JPH02503652A JP1504141A JP50414189A JPH02503652A JP H02503652 A JPH02503652 A JP H02503652A JP 1504141 A JP1504141 A JP 1504141A JP 50414189 A JP50414189 A JP 50414189A JP H02503652 A JPH02503652 A JP H02503652A
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クロザ,ジヨルジユ
ヌブ,ピエール
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 化学的ヒートパイプ、該ヒートパイプの再生方法及び該ヒートパイプの使用 本発明は化学的ヒートパイプ、その再生方法及びこのようなヒートパイプの使用 に係る。
熱源に接触すると、管の上部に向かって蒸発する流体を下部に収容する管から構 成され、管の上部自体をより低温の熱源に接触させ、該上部で蒸気を流体状に凝 縮するような流体型ヒートパイプは従来存在している。この流体は重力又は毛管 作用によりヒートパイプの下部に戻る。このようなヒートパイプは循環系を形成 するが、作用するために温度勾配が必要であり、更に重力現象を使用する。また 、所定の発熱量を排出するように寸法や流体の特性を計算しなければならない。
本発明の第1の目的は、位置に関係なく動作することができ且つ調整可能な出力 を有する化学的ヒートパイプを提案することである。
この第1の目的は、ガスの存在下にあって発熱又は吸熱の可逆反応を生じ得る2 種の固体反応剤を化学的ヒートパイプに収容させるといとう事実により達せられ 、該固体は、熱絶縁性で且つガス透過性の第3の固体により物理的に2つのコン パートメントに分離された単一の容器内に配置され、コンパートメントの各々は 2種の固体反応剤の一方を収容する。
別の特徴によると、容器は管状であり、2種の固体の各々を収容する各コンパー トメントのレベルに、熱交換を可能にする手段を備えている。
別の特徴によると、ヒートパイプは2つのコンパートメントを連通させるコック 又は弁を備えている。
別の特徴によると、化学的ヒートパイプはサーキュレータを備えている。
別の特徴によると、ヒートパイプの固体反応剤は、クラペイロンの線図において 使用温度範囲内で交差する曲線を示す物理化学的過程をガスの作用下で開始する 。
別の特徴によると、クラペイロンの111図における曲線は使用される温度範囲 内で相互に平行である。
発泡物質との混合物から構成される。
別の特徴によると、固体反応剤は、所定の粒度を有する仝 粉末状の塩と、熱良導体発泡物質と、その第1の発泡物質よりも低い比率での熱 絶縁性の第2の発泡物質との混合物から構成される。
本発明の第2の目的は、これらの化学的ヒートパイプの再生方法を提案すること である。
この目的は、再生方法が塩に関する物理化学的過程を同一圧力で熱交換の方向の 逆転により行うようなし−トパイプを使用するという事実により達せられる。
別の特徴によると、この目的は、第1のコンパートメント内に減圧を形成し、他 方のコンパートメント内に過圧を形成することにより、塩に関する物理化学的過 程を同一温度で行うようなし−トバイプで再生が得られるという事実により達せ られる。
本発明の第3の目的は、この型のヒートパイプの使用方法を提案することである 。
この目的は、吸熱反応で脱着を生じる第1の反応混合物(B)を収容するコンパ ートメントに熱源から熱を供給し、ガスの吸収により発熱反応を年しる第2の反 応混合物(^)を収容するコンパートメントを使用し、この反応により熱源より も高い温度で熱を回収できるようにこのし−トパイプを使用するという事実と、 熱交換を逆転し、脱着吸熱反応によりガスを発生するように第2の混合物に熱源 から熱を供給し、発熱反応により第1のコンパートメント内の第1の混合物でこ のガスを吸収し、熱源よりも低い温度のし7°′ ベルの熱を排出することにより再生を実施するという事実により達せられる。
別の使用方法は、第1の反応固体混合物(B)の−麦茶(monovarian te)可逆的吸熱反応と、第2の反応固体混合物(^)の発熱反応とにより冷却 を発生し、熱源温度と冷却発生環境の温度との中間温度で熱を排出し、次に熱交 換を逆転し、熱源の温度で熱を供給される第2の反応固体混合物(^)の吸熱反 応と、第1の反応固体混合物(B)の発熱反応とを生起し、中間温度で熱を排出 することにより再生を行うことから成る。
別の使用方法は、交差曲線型線図に合致するべく、熱源温度で熱を供給される第 2の反応固体混合物(^)の発熱反応と、第1の反応固体混合物(B)の吸熱反 応とを生起し、熱源よりも低い温度で熱を排出し、次に熱交換を逆転し、第1の 反応固体混合物(B)に熱源温度で熱を供給して発熱反応を生じると共に、第2 の反応固体混合物(^)の吸熱反応とを生じることにより再生を行うことから成 る。
交差曲線型ヒートパイプの別の使用方法は、直線の交差する温度よりも低い熱源 温度で熱を第2の固体混合物(八)に供給して熱反応を生じると共に、より高い 温度レベルで第1の固体混合物(B)の発熱反応を生起し、一方、熱源温度の熱 を第1の固体混合物(B)に供給して吸熱作用を生じると共に、熱源温度よりも 低い温度で第2の固体混合物(^)の発熱反応を生じることにより再生を行うこ とから成る。
交差曲線型ヒートパイプの別の使用方法は、交差温度よりも高い熱源温度で熱を 第2の固体混合物(^)に供給して吸熱反応を生じると共に、熱源温度よりも低 い温度で第1の固体混合物(B)の発熱反応を生じ、その後、熱源温度で熱を第 1の固体混合物(B)に供給して該混合物の吸熱反応を生起し、第2の混合物( ^)の発熱反応により熱源温度よりも高い温度で熱を排出することにより再生を 行うことから成る。
これらの方法により、可変温度レベルの熱の伝達及び上昇が可能になり、再生は 熱交換の逆転により実施され得る。
本発明の別の目的は、圧力の変化により再生するような熱伝達又は上昇のための 使用を提供することである。
この目的は、使用方法が再生相においては、塩(B)を収容するコンパートメン トを加圧し、次に塩(^)を収容するコンパートメントを減圧し、使用相におい ては、常温(To)の発熱反応でガスを塩(A)に吸収させ、吸熱反応でガスを 塩(B)により脱着させ、冷却を生成することがら成るという事実により達せら れる。
別の特徴によると、本発明の使用方法は再生相においては、塩(B)を収容する コンパートメントを加圧し、次に塩(^)を収容するコンパートメントを減圧し 、使用相においては、常温(To)での吸熱反応で塩(B)によりガスを脱着さ せ、常温(TO)よりも高い温度(Th)での発熱反応で塩(^)によりガスを 吸収させることがら成る。
別の特徴によると、使用方法は再生相においては、塩(B)を収容するコンパー トメントを減圧し、塩(A)を収容するコンパートメントを加圧し、次に使用相 においては、常温(To)での吸熱反応で塩(^)に脱着をさせ、常温(To) よりも低い排熱温度(Te)での発熱反応で塩(B)に吸収をさせることから成 る。
別の特徴によると、使用方法は再生相においては、塩(B)を収容するコンパー トメントを減圧し、塩(^)を収容するコンパートメントを加圧し、次に使用相 においては、交差温度(Tc)よりも低い常温(To)での吸熱反応で塩(B) に脱着をさせ、常温(To)よりも低い低温(Tb)での発熱反応で塩(^)に 吸収をさせることから成る。
別の特徴によると、使用方法は再生相においては、塩(B)を収容するコンパー トメントを減圧し、塩〈^)を収容するコンパートメントを加圧し、次に曲線の 交差する温度(Te)よりも高い常温(To)での吸熱反応で塩(^)に吸収を させ、常温(To)よりも低い低温(Tb)での発熱反応で塩に脱着をさせるこ とから成る。
別の特徴によると、使用方法は再生相においては、塩(B)を収容するコンパー トメントを減圧し、塩(Δ)を収容するコンパートメントを加圧し、次に使用相 においては、交差温度(Te)よりも低い常温(To)での発熱反応で塩(B) に吸収をさせ、吸熱反応で塩(A>に脱着をさせて冷却を生成することから成る 。
別の特徴によると、使用方法は再生相においては、塩(B)を収容するコンパー トメントを加圧し、塩(^)を収容するコンパートメントを減圧し、次に使用相 においては、交差温度(丁c)よりも高い常温(■0)での吸熱反応で塩(B) に脱着をさせ、常温(To)よりも高い高温(Th)での発熱反応で塩(^)に 吸収をさせることから成る。
別の特徴によると、使用方法は再生相においては、塩(B)を収容するコンパー トメントを減圧し、塩(^)を収容するコンパートメントを加圧し、次に使用相 においては、交差温度よりも低い排熱温度(Te)での発熱反応で塩(B)に吸 収をさせ、吸熱反応で塩(^)に脱着をさせて冷却を生成することから成る。
本発明の別の目的は、連続化学的ヒートパイプを構成することである。
この最後の目的は、連続化学的ヒートバイブが、夫々上記実施態様に一致するヒ ートパイプから構成される少なくとも2つのヒートパイプを上記使用方法に従っ て使用するという事実により達せられ、ヒートパイプの一方は使用相で使用され 、他方は再生相で使用される。
その他の利点は添付図面に関する以下の記載からより明瞭に理解されよう。
尚、第1図は第1の実施態様に従う化学的ヒートパイプの概略図、第2図は化学 的ヒートパイプの第2の実施態様を行う平行曲線型ヒートパイプの第1の型の使 用を示し、第3八図は熱交換の逆転による第2の再生方法を示し、第3B図は熱 交換の逆転による第3の再生方法を示し、第30及び3D図は熱交換を確保する ための異なる実施態様を示し、第4図は熱交換の逆転により再生を行う平行曲線 型ヒートバイブの第2の型の使用を示し、第5図は熱交換の逆転により再生を行 う交差曲線型ヒートパイプの第1の型の使用を示し、第6図は熱交換の逆転によ り再生を行う交差曲線型ヒートパイプの第2の型の使用を示し、第7図は熱交換 の逆転により再生を行う交差曲線型ビートパイプの第3の型の使用を示し、第8 図は圧力の変化により再生を行う平行曲線型ヒートバイブの第1の型の使用を示 し、第9図は圧力の変化により再生を行う平行曲線型ヒートバイブの第2の型の 使用を示し、第10図は圧力の変化により再生される平行曲線型ヒートバイブの 第3の型の使用を示し、第11図は圧力の変化により再生される交差曲線型ヒー トパイプの第1の型の使用を示し、第12図〜第17図は圧力の変化により再生 される交差曲線型ヒートパイプの夫々第2、第3、第4、第5.第6、第7の型 の使用を示し、第18図は連続化学的ヒートパイプの構成方法、及び上記図面の 使用方法に従う該ヒートパイプの使用を示し、第19図は連続化学的ヒートパイ プの第2の構成方法、及び上記図面の使用方法に従う該ヒートパイプの使用を示 す。
第1図は例えば円筒形且つ管状の容器1がら構成される化学的ヒートパイプの第 1の具体例を示す、熱良導性材料から成るこの容器は場合によってフィン1oを 備えてもよい。
この容器の容積はコンパートメント13により2つのコンパートメント夫々12 .14に分割され、該コンパートメント13の両端には、場合によって格子又は 夫々のコンパートメント内に塩Slに、S2を保持することが可能な任意の装置 が形成されている。該コンパートメント13は、熱絶縁性でありながら物理化学 的反応に必要なガスを透過させる多孔質固体を収容している。このような固体は 例えばヒル石又は類似の多孔性及び絶縁性を有する他の任意の物質により構成さ れ得る0例えば第1のコンパートメントには、可逆的吸熱反応で固体S1とガス Gに分解する固体反応剤sIGを配置する。
第2のコンパートメント14には、ガスGと結合して発熱反応でS2Gの固体反 応剤を生成するような別の固体反応剤s2を配置する。非限定的な例として、第 1の反応剤はアンモニアと塩化カルシウムとを生成するアンモニア化塩化カルシ ウムCJICI□、8NLであり、第2の反応剤は発熱反応でアンモニアと結合 してアンモニア化塩化バリウムBaCIz、8NHsを形成する塩化バリウムで あり得る。
このような化学的ヒートバイブで使用可能な反応媒体の構成のより詳細な説明に ついては、5OCIETE NATIONALEELF AQUITAINE名 義の1987年9月7日付は仏国特許出願第8712389号に記載されている 塩及びガスを参照されたい。
更に、これらの固体反応剤は上記又は仏国特許出願第8712389号に記載の 粉末状の塩と、第1の熱良導体の発泡物質(例えば発泡グラファイト)、及び任 意成分として第1の発泡物質よりも低い割合の第2の熱絶縁体の発泡物質(例え ばヒル石)との混合物から構成すると有利である。使用可能な発泡物質及び混合 物の割合のより詳細な説明については、S、N、E、^0名義の仏画特許出願” Proe&da d’am!1iora−tion des caraetar istiques d’absorption et de d6sorp−t ion d’un gaz par un m1lieu r6aetionn el″を参照されたい。
場合によって、第1図のヒートバイブはコンパートメント13内に配置されたコ ック又は弁11を備え得る。該コック11は最初の作動時に開き、反応剤^及び Bを収容するコンパートメントを連通させる。
第2図は本発明の化学的ヒートバイブの第2の実施態様を示し、該実施態様はコ ンパートメント13がコック11の代わりにサーキュレータ15を備えている点 が第1図の態様と異なり、このサーキュレータの目的は後述する方法に従って再 生及び使用できるようにコンパートメント12.14内のガスの圧力を変化させ ることである。
第3図及び第4図は、第1の実n態様に対応するヒートパイプの2種の異なる使 用方法をクラペイロンの線図上に示したものであり、第3区及び第4図の相1( Phi)及び相2(Ph2)の高さに示すようにヒートパイプの反転により再生 を行う。線図中、直線a及びbは塩^及びBの物理化学的平衡曲線を示す。第3 図は所与の温度(TS)のレベルから高温THのレベルに向かって熱を伝達する ことが可能な使用方法を示す。
このためには、第3図の点BPhl及び^Phiに示すように、塩Bに熱源(T s)から熱を供給し、吸熱反応で分解させ、塩^は発熱反応に従ってガスを吸収 する。相1の後には第2の相即ち再生相が続き、該再生相ではヒートパイプを反 転させ、塩^を収容するコンパートメントに熱源(Ts)から熱を供給し、^P h2により示すような作用点を有する吸熱反応に従って分解させる。この反応は 一定の圧力で行われ、これに伴って塩Bが作用点BPh2により示すような発熱 反応を生じ、ガスを吸収する。この発熱反応により、点BPh2に示すように熱 源温度よりも低い温度レベルで熱が排出される。
曲ti30及び31は、相1の作用と相2の作用との間で2種の塩^及びBによ りたどられる熱力学的経路を示す。
第3八図及び第3B図は反転による方法と等価のヒートパイプの2種類の再生方 法を示す、これらの再生方法は反転により熱交換方向を逆転させることから成る 。
即ち、第3A図において塩Bは熱源である環境1内で相Phiに位置し、塩Bと の交換は吸熱反応に従って行われる。塩^は断熱隔壁18により環境1から分離 された環境2内に位置する。クラペイロンの線区に示すように、相Phiにおい て塩へと熱シンクである環境2との交換は発熱反応に従って行われる。ヒートパ イプ1の再生相は相Pb2により示され、ヒートパイプ1は塩Bを収容するコン パートメントを熱シンクである環境2に配置し、塩^を収蓉するコンパートメン トを熱源である第3の環境3に配置するように変位されている。
′再生相Ph2において塩Bとの交換は発熱反応に従って行われ、塩Aとの交換 は吸熱反応に従って行われる。当然のことながら、環境2及び3は同様に断熱性 隔壁19により分離される。環境1と環境2との相対向する環境の役割は、選択 される動作型に従って逆転する(吸熱反応の代わりに発熱反応及びその逆)。
第3B図はコンパートメント12.14と接触する熱発生手段10.17を備え るヒートパイプ1に関して、第3図の動作に適用される別の再生方法を示す、相 1においては、塩Bは熱発生手段16から熱を受は取り、環境2に配置された塩 ^は空気流中に熱を排出し、他方、熱発生手段17は不活動である。
ヒートパイプの再生相Ph2においては、環境1に配置された塩Bは空気流中に 熱を排出し、熱発生手段16は不活動である。一方、熱発生手段17は活動であ る。
熱発生手段16.17は、必要に応じて電流を供給される電気抵抗体、又は熱流 体を供給されるかス・はされない管路により構成され得る。
これらの熱発生手段16.17は塩^、Bのコンパートメントを包囲してもよい し、該コンパ−トメントの内側を循環するようにしてもよい。
本明細書中において、反転による再生という場合、当然の゛ことながら上記再生 方法のいずれが1種に置き換えられることができるものと理解されるべきであり 、これらの再生方法はいずれも熱交換の方向を逆転する方法である。
第3D図は管140〜147が内側に配置され、管を通って流体の循環が確保さ れ、塩Bの内部で熱交換できるように構成されたし−トパイプのコンパートメン ト14を示す、流体は例えば140から流入し、14フから流出する。
第3C図は塩を収容するヒートパイプのコンパートメント(この場合、塩S2の コンパートメント14)の別の実施態様を示す、このコンパートメントは細管の アセンブリから構成され得、管の内側に塩S2が配置される。これらの管はシリ ンダ13に平行な方向に従って、又は星形もしくは扇形を形成するように、更に はシリンダ13の軸に垂直な表面に従って配置され得る。
熱の供給は例えば管148の周囲を包囲するように配置された電気抵抗体160 、又は炎21によって熱の供給を確保するバーナ20により確保され得る。
第4図に示す第2の使用方法によると、塩Bで冷却を生成することができる。こ の生成は後述するように断続的に実施されるが、連続的に生成できるようにする ためには2つのヒートパイプを配置すれば十分である。第1の相においては塩B は脱着吸熱反応で熱を吸収し、従って冷却を生成する。この間、脱着により生成 されたガスは発熱反応で塩へにより吸収され、熱は中間温度Tiで排出される。
相2により示す第2の時点において、ヒートパイプは反転され、塩^は熱源の温 度の熱を供給され、吸熱脱着反応を生じる。この間、発生したガスは発熱吸収反 応で塩Bにより吸収され、中間温度Tiで排熱する。
第5図は、温度レベルTsからより低いレベルに熱を伝達することが可能な交差 曲線型ヒートパイプの使用をクラペイロンの線図に示したものであり、熱源温度 は交差温度Teよりも高く、低温Tbは交差温度Tcよりも低い、第1の相の間 に塩^は吸熱反応^Phiに従って熱源温度Tsで分解し、塩Bは発熱吸収反応 BPhlでより高温で熱を排出する。第2の相においてヒートパイプは反転され 、塩Bは吸熱脱着反応BPh2に従って熱源温度Tsで熱を供給され、塩^は発 熱吸収反応へPh2で交差温度よりも低い低温Tbで熱を排出する。
第6図に示す別の使用方法では、塩への熱供給源よりも高温のレベルの熱を回収 するように構成している。第1の相において塩^は吸熱反応^Phiに従ってガ スを発生することにより分解し、塩Bは熱源温度Tsのレベルよりも高い温度レ ベルThでガスの吸収発熱反応BPhlを行う、この熱源温度Tsは交差温度T cよりも低い温度レベルに位置する。再生相ではヒートパイプを反転し、塩Bは 吸熱脱着反応BPh2を行うように熱源温度Tsで熱を供給され、塩^は発熱反 応^ph2でガスを吸収し、熱源温度よりも低い温度Tbで熱を排出する。
第7図に示した使用方法では、温度Tsのレベルからより高い温度Tbのレベル への熱伝達を実施し、温度Tsのレベルは交差温度Tcよりも高い、第1の相に おいて塩^は脱着吸熱反応へPhlを生じるように熱源温度Tsで熱を供給され 、塩Bは発熱反応BPhlでガスを吸収する。次に、ヒートパイプは反転され、 塩Bに熱源の熱が加えられ、脱着吸熱反応BPh2を生じ、これに伴って塩へに よるガスの吸収発熱反応^Ph2が生じ、この反応の結果、への温度は熱源温度 よりも高い温度Thとなる。
第8図〜第17図は第2図のヒートパイプの第2の案*i様の使用方法を示す、 このヒートパイプは塩^及びBの間にサーキュレータ又はコンプレッサを有する 。第8図の第1の相では点BPhlに達するまで塩Bを収容するコンパートメン トを減圧し、点APhlに達するまで塩^を収容するコンパートメントを加圧す る。この操作は常4TOで実施される。
ヒートパイプ内で一定の圧力で操作するので、ガスは塩^から塩Bに向かって流 れ、発熱反応BPh2で塩Bにより吸収される。この反応は曲!!80により示 され、常4T6よりも低い温度Teで熱を排出する。
第9図は塩Bのコンパートメント内のガスを圧縮し、塩^のコンパートメント内 のガスを減圧する第1の相により再生を実施する別の使用方法を示す。これは第 9図の点大々BPhl及び^Phiにより示される0次に塩^及びBの間の圧力 を平衡させ、塩8を常温にし、一方、塩^は曲!i91に従って吸収発熱反応に より点^Phiから点^Ph2に移行し、常温よりも高い温度Thで熱を回収す ることができる。
第10図は、塩Bを収容するコンパートメントで冷却を生成する使用方法を示す 、第1相ではコンパートメントBに収容されたガスを圧縮し、コンパートメント 八に収容されたガスを減圧し、常温で点BPhl及び^Phiに達するようにす る0次に弁15を開いて圧力を平衡させ、発熱反応でガスを吸収するコンパート メントへの塩に常温を適用することにより点^Ph2に導く、塩Bは吸熱反応に 従ってガスを脱着し、常温よりも低い温度の点P3Ph2に到達する。この使用 方法ではコンパートメントBが冷却を生成する。
第11図はサーキュレータな有する交差曲線形ヒートパイプの使用方法を示すも のであり、動作温度Toが曲線の交差温度Teよりも低い場合である。第1の相 では塩Bを収容しているコンパートメントを減圧し、塩へを収容しているコンパ ートメント内のガスを圧縮する1次に、弁15を開いて圧力を平衡させた後、B に常温Toを適用し、塩^は発熱吸収反応を生じて常温よりも低い温度Tbで熱 を排出することができる。
第12図は、加圧が実施される温度TOがクラペイロンの線図において平衡曲線 の交差温度Teの右側に配置されるような使用を示す。
第1の相即ち再生相においてコンパートメント八に収容されたガスを圧縮し、コ ンパートメントBを減圧し、第12図の点大々^Phi及びBPhlに配置され るようにする。その後、ヒートパイプの動作時に弁15を開いて圧力を平衡させ 、塩へに常温TOを適用し、一方、塩Bは発熱反応でガスを吸収し、常温よりも 低い温度Tbで熱を排出する。
第13図に示した使用方法は、動作温度Toが交差温度Tcよりも低い場合に対 応し、この場合、再生相は同図の点^Phi及びBPhlにより示すように、コ ンパートメントへのガスの圧縮と、コンパートメントBのガスの減圧とを含む0 次に、弁15が開き、常温にされた塩Bは発熱吸収反応を生じ、塩^は吸熱脱着 反応を生じ、点^Ph2に到達し、こうして冷却を生成することができる。
第14図は常温が温度Teよりも高い場合を示す、第1の再生相ではBを加圧し 、八を減圧して第14図の点BPhl及び^Phiに達する0次に、弁15を開 き、塩Bに常温TOを適用し、吸熱反応で脱着させる。塩^は発熱反応に従って ガスと結合し、該発熱反応の熱は常温よりも高い温度Thで排出される。
第15図はコンパートメントへの加圧及びコンパートメントBの減圧により再生 を行うことにより冷却を生成するビートパイプの使用を示す、この場合、常温T Oよりも低い排熱温度Teで熱を排出できるようにし、交差温度丁Cをこれらの 2つの温度の間に配置するように楕成しなければならない0点^Phi及びB、 Phlにより示される再生相が実施された後、弁が開いて圧力を平衡させ、塩^ は吸熱脱着反応により冷却を生成し、塩Bは発熱吸収を行う。
第16図及び第17区は曲線が常温で相互に交差する特殊な場合に対応する。第 1の相において^及びBを加圧又は減圧し、こうして温度レベルが夫々T1又は T2のいずれであるかに従い、相2で温度を上昇させるか、又は冷却を生成する 。
第17図は、中間温度として作用す4る別の温度源を利用する場合を示し、この 場合、再生相においてBを加圧し、^を減圧し、点BPhl及び^Phiを得、 次に使用相において弁の開放後、常温の塩Bのコンパートメントは吸熱反応でガ スを脱着し、塩^のコンパートメントは発熱反応でガスを吸収し、発熱反応の熱 は低温Tbで排出される。
ヒートパイプ1は環境1及び2に配置され、第2のし−トバイプ2は再生相Ph 2に配置される。この再生相Ph2はヒートパイプ2を環境2及び3に配置する ことにより得られる0次に、ヒートパイプ1が交換の連続性を確保するように再 生する必要がある場合、例えばヒートパイプを移動することにより役割を逆転す る。この第2の段階2において、ヒートパイプは再生相を実施するように環境2 .3に配置され、ヒートパイプ2は環境1.2に移動することにより使用相Ph iに配置される。環境1及び3は環境2と逆の反応を確保する。
即ち反応が環境2において吸熱反応である場合、この反応は環境1及び3では発 熱反応となり、環境2で発熱反応の場合、環境1及び3は吸熱反応となる。
第19図は上記の種々の方法のいずれかに従って構成及び使用される2つの連続 し−トパイブを使用する連続化学的ヒートバイブの実施@、様を示す。
2つのヒートパイプ1,2は、囲障181の内側に冷却すべき環境1を収容する 容器180の上部に配置されている。
第1段階において、囲障182と環境2との間に配置されたヒートパイプ1はB で冷却を生成し、常温の外部環境2に^から熱を排出する。
この段階で電気抵抗体17は給電されず、ファンbが作動し、囲障182を囲障 180に連通させるオリフィス1821が開き、環境1からの空気を循環させ、 ファンaは停止し、囲障182を環境2に連通するオリフィス1820は閉じる 。
この間、囲障183と外部環境2どの間に配置されたヒートパイプ2は電気抵抗 体27に給電することにより再生され。
従って、囲障183内のBで排熱する。この排熱は、オリフィス1830を介し て囲障183を環境2に連通させるファンdを作動させることにより実施され、 一方、ファンCは停止され、囲障183を囲障181の環境1と連通させるオリ フィス1831は閉じる。
第2段階においてヒートパイプ1は電気抵抗体17に給電することにより再生さ れ、ファンbは停止し、オリフィス1821は閉じ、ファンaは作動する。この 第2の段階の間、冷却を生成するのはヒートパイプ2である。このために、ファ ンCは作動し、オリフィス1831は開き、ファンdは停止し、オリフィス18 30は閉じる。熱はヒートパイプ2のコンパートメント八で排出され、コンパー トメントBは冷却を生この連続化学的ヒートパイプの例は冷媒の生成に限定され ない、熱を生成するために上記に説明したような方法の1つに従うヒートパイプ の使用も当然予想することができる。
更に、ヒートパイプの態様は第19図に関して説明した例に限定されず、第1. 2.3Δ〜3D図に関して説明した熱交換方法のあらゆる組み合わせも包含する 。
当業者に予想され得る他の変形例も本発明の趣旨の一部を構成する。
イ更q4                             JL田 醇挿査報告 □、1□お&に丁/F’R8910C145Page   2

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ガスの存在下にある場合に発熱又は吸熱の可逆的反応を生じ得る2種の固体 反応剤(A,B)を収容しており、該固体は熱絶縁性で且つガス透過性の第3の 固体(13)により2つのコンパートメント(12,14)に物理的に分離され る単一の容器(1)内に配置されており、コンパートメントの各々は2種の固体 反応剤の一方を収容していることを特徴とする化学的ヒートパイプ。
  2. 2.容器(1)が管状であり、2種の固体の各々を収容する各コンパートメント のレベルに、熱交換を実施することが可能な手段(10)を備えていることを特 徴とする請求項1に記載の化学的ヒートパイプ。
  3. 3.手段(10)がフィンであることを特徴とする請求項2に記載の化学的ヒー トパイプ。
  4. 4.手段(10)が塩を収容する管であることを特徴とする請求項2に記載の化 学的ヒートパイプ。
  5. 5.手段(10)が電気抵抗体であることを特徴とする請求項2に記載の化学的 ヒートパイプ。
  6. 6.手段(10)が塩の内部を循環する管路であることを特徴とする請求項2に 記載の化学的ヒートパイプ。
  7. 7.手段(10)がバーナ(20)であることを特徴とする請求項2に記載の化 学的ヒートパイプ。
  8. 8.2つのコンパートメントを連通させるためのコック又は弁(11)を備えて いることを特徴とする請求項1又は2に記載の化学的ヒートパイプ。
  9. 9.サーキュレータ(15)を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記 載の化学的ヒートパイプ。
  10. 10.ヒートパイプの固体反応剤(A,B)が、クラペイロンの線図において使 用温度範囲内で交差する曲線(a,b)を示す物理化学的過程をガスの作用下で 開始することを特徴とする請求項8又は9に記載の化学的ヒートパイプ。
  11. 11.固体反応剤(A,B)が、クラペイロンの線図において使用温度範囲内で 平行な曲線(a,b)を示す物理化学的過程をガスの作用下で開始することを特 徴とする請求項8又は9に記載の化学的ヒートパイプ。
  12. 12.固体反応剤(A,B)が粉末状の塩と熟良導体の発泡物質との混合物から 構成されることを特徴とする請求項10又は11に記載の化学的ヒートパイプ。
  13. 13.固体反応剤(A,B)が所定の粒度を有する粉末状の塩と、熱良導体の発 泡物質と、第1の発泡物質よりも低い比率の熱絶縁性の第2の発泡物質との混合 物から構成されることを特徴とする請求項12に記載の化学的ヒートパイプ。
  14. 14.熱交換を逆転することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記 載のヒートパイプの再生方法。
  15. 15.ヒートパイプの反転により逆転を行うことを特徴とする請求項14に記載 の再生方法。
  16. 16.各塩のコンパートメントを一方の環境から他方の環境に向かって移動させ ることにより逆転を行うことを特徴とする請求項14に記載の再生方法。
  17. 17.各コンパートメントの近傍の環境を交換することにより逆転を行うことを 特徴とする請求項14に記載の再生方法。
  18. 18.コンパートメントの一方に減圧を形成し、他方のコンパートメントに加圧 を形成することを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載のサーキュ レータ型ヒートパイプの再生方法。
  19. 19.吸熱反応でガスの脱着を生じる第1の反応混合物(B)を収容するコンパ ートメントに熱源から熱を供給し、第2の反応混合物(A)を収容する第2のコ ンパートメントがガスの吸収により発熱反応を生じるようにし、次いで熱交換の 逆転により再生を行うことを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載 のヒートパイプの使用。
  20. 20.第1の反応混合物(B)を収容するコンパートメントが吸熱反応により冷 却を生成し、第2の反応混合物を収容するコンパートメントが中間温度(Ti) でガスの吸収発熱反応を行い、次いで、熱源温度で熱を供給される第2の反応固 体混合物(A)の吸熱反応と、第1の反応固体混合物(B)の発熱反応とを生起 すると共に中間温度の熱で排出するように、熱交換の逆転により再生を実施する ことを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載のヒートパイプの使用 。
  21. 21.交差曲線型の線図に合致するべく、熱源温度で熱を供給される第2の反応 固体混合物(A)の発熱反応と、第1の反応固体混合物(B)の吸熱反応とを生 起し、熱源温度よりも低い温度で熱を排出し、熱源温度で熱を第1の反応固体混 合物(B)に供給して発熱反応を生起すると共に、第2の反応固体混合物(A) の吸熱反応を生起するように、熱交換の逆転により再生を実施することを特徴と する請求項1から13のいずれか一項に記載の使用。
  22. 22.直線の交差する温度よりも低い熱源温度で熱を第2の固体混合物(A)に 供給することにより熱反応を行うと共に、より高温のレベルで第1の固体混合物 (B)の発熱反応を生じ、一方、熱源温度で熱を第1の固体混合物(B)に供給 して吸熱作用を生じると共に、熱源温度よりも低い温度で固体混合物(A)の発 熱反応を生じることにより再生を行うことを特徴とする請求項1から13のいず れか一項に記載の交差曲線型ヒートパイプの使用。
  23. 23.交差温度よりも高い熱源温度での熱を第2の固体混合物(A)を供給する ことにより吸熱反応を生じると共に、熱源温度よりも低い温度で第1の固体混合 物(B)の発熱反応を生じ、次に、熱源温度で熱を第1の固体混合物(B)に供 給して該第1の固体混合物の吸熱反応を生じると共に、第2の混合物(A)の発 熱反応により熱源温度よりも高い温度で熱を排出することにより再生を行うこと を特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の交差曲線型ヒートパイプ の使用。
  24. 24.再生相においては、塩(B)を収容するコンパートメントを加圧し、次に 塩(A)を収容するコンパートメントを減圧し、使用相においては、常温(To )での発熱反応で塩Aによりガスを吸収させ、吸熱反応で塩(B)によりガスを 脱着させ、こうして冷却を生成することを特徴とする請求項1から13のいずれ か一項に記載の交差曲線型ヒートパイプの使用。
  25. 25.再生相においては、塩(B)を収容するコンパートメントを加圧し、次に 塩(A)を収容するコンパートメントを減圧レ、使用相においては、常温(To )での吸熱反応でガスを塩(B)により脱着させ、常温(To)よりも高い温度 (Th)での発熱反応でガスを塩(A)により吸収させることを特徴とする請求 項1から13のいずれか一項に記載の交差曲線型ヒートパイプの使用。
  26. 26.再生相においては、塩(B)を収容するコンパートメントを減圧し、塩( A)を収容するコンパートメントを加圧し、次に使用相においては、常温(To )での吸熱反応で塩(A)を脱着させ、常温(To)よりも低い排熱温度(Te )での発熱反応で塩(B)に吸収をさせることを特徴とする請求項1から13の いずれか一項に記載の交差曲線型ヒートパイプの使用。
  27. 27.再生相においては、塩(B)を収容するコンパートメントを減圧し、塩( A)を収容するコンパートメントを加圧し、次に使用相においては、交差温度( Tc)よりも低い常温(To)での吸熱反応で塩(B)に脱着をさせ、常温(T o)よりも低い低温(Tb)での発熱反応で塩(A)に吸収をさせることを特徴 とする請求項1から13のいずれか一項に記載の交差曲線型ヒートパイプの使用 。
  28. 28.再生相においては、塩(B)を収容するコンパートメントを減圧し、塩( A)を収容するコンパートメントを加圧し、次に曲線の交差する温度(Tc)よ りも高い常温(To)での吸熱反応で塩(A)に脱着をさせ、常温(To)より も低い低温(Tb)での発熱反応で塩(B)に脱着をさせることを特徴とする請 求項1から13のいずれか一項に記載の交差曲線型ヒートパイプの使用。
  29. 29.再生相においては、塩(B)を収容するコンパートメントを減圧し、塩( A)を収容するコンパートメントを加圧し、次に使用相においては、交差温度( Tc)よりも低い常温(To)での発熱反応で塩(B)に吸収をさせ、吸熱反応 で塩(A)に脱着をさせ、冷却を生成することを特徴とする請求項1から13の いずれか一項に記載の交差曲線型ヒートパイプの使用。
  30. 30.再生相においては、塩(B)を収容するコンパートメントを加圧し、塩( A)を収容するコンパートメントを減圧し、次に使用相においては、交差温度( Tc)よりも高い常温(To)での吸熱反応で塩(B)に脱着をさせ、常温(T o)よりも高い高温(Th)での発熱反応で塩(A)に吸収をさせることを特徴 とする請求項1から13のいずれか一項に記載の交差曲線型ヒートパイプの使用 。
  31. 31.再生相においては、塩(B)を収容するコンパートメントを減圧し、塩( A)を収容するコンパートメントを加圧し、次に使用相においては、交差温度よ りも低く且つ常温(To)よりも低い排熱温度(Te)での発熱反応で塩(B) に吸収をさせ、吸熱反応で塩(A)に脱着をさせて冷却を生成することを特徴と する請求項1から13のいずれか一項に記載の交差曲線型ヒートパイプの使用。
  32. 32.夫々請求項1から13のいずれか一項に記載のヒートパイプから構成され る少なくとも2つのヒートパイプを請求項19から31のいずれか一項に記載の 使用方法に従って使用することから成る連続化学的ヒートパイプであって、ヒー トパイプの一方が使用相で使用され、他方が再生相で使用されることを特徴とす る連続化学的ヒートパイプ。
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