JPH02503587A - ２本の高圧流体管結合用クイック継ぎ手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ２本の　圧流体管結合　クイック継ぎ この発明は、２本の高圧流体管を互いに液密に結合するためのクイック継ぎ手で 、スリーブ状に形成した雌部分とそこに挿入される雄部分を有し、弾性係止部材 により両部分を互いに係止出来、軸方向に可動な掛は外し部材により開放出来。

その際、係止部材は、掛は外し部材の作動によりばわ力に抗して、スリーブ形状 の雌部内側の凹部に後退でき、また、係止部材は、振り切った位置において、係 止リップとして作用する雄部上のカラーと共に働き、カラーは、掛は外し部材が 移動できる縮小部分の移行部を形成している。クイック継ぎ手に関する。

発明の背景 非常に高い圧力をうけて働く、例えば、油圧管路用のクイック継ぎ手は１例えば 、５Ｅ−Ｃ−４０６，３６４および５Ｅ−Ｃ−４１０，５０８により公知である 。こわらの設計において、雄部は、その１自由端に複数の軸方向の溝が付けられ ており、この溝により、該端部を半径方向の肩を具備した多数本の弾性舌に分割 しており、継ぎ手の両部分が相互に結合した位置で、雄部は雌部内の環状止めと 共に働く、掛は外し時に、雄部は軸方向に押され雌部内に入り、それにより、軸 方向に可動な掛は外し部材と結合すると共に、同時に舌が圧縮され、かようにし て、舌の半径方向の肩は雌部の環状止めを通過し、両部分が引き離される。

これらの公知のクイック継ぎ手の欠点は、舌の半径方向肩度をもって知り得ない ことである。

この不確かさの原因は、二つの部分の結合時に、掛は外し部材が５弾性舌が掛は 外し部材中に滑り込み半径方向に圧縮され、すなわち、係止部の肩が環状止めの 背後に達し得ない様な位置に位置し得る事にある。クイック継ぎ手のシールおよ び異なる部分内のばね力により、異なる部分が互いにかなりきつくはまり合うが 、継ぎ手に油圧がかかると、前記部分は押し退けられ、高圧油圧管の“破裂”に よる色々な結果がもたらされる。

これらのクイック継ぎ手の製造は、かなり複雑であり、高張鋼と非常に厳しい公 差が要求され、少なくとも雄部においては、前記の舌だけで全油圧荷重を吸収し なければならない。

結合は手動で容易に出来なければならないから、舌の粗仕上げは許されない。

ＵＳＡ−Ａ−３，８８７，２２２により、上述せる継ぎ手と同様なタイプのクイ ック継ぎ手が公知であるが、但し、この継ぎ手の場合、係止部材は、１個の溝付 きの弾性止め輪であり、雄部内に加工した溝に配置されている。この止め輪は。

スリーブ状雌部内の軸方向に可動な掛は外し部材に協同させることができ、両部 を掛は外す際に、溝付き止め輪に半径方向の圧力をかけ、かようにして、この止 め輪は圧縮され環状の掛は外し部材の下を滑動する。かなりの軸方向の圧縮力を 吸収し得る軸方向に溝を付けた止め輪を半径方向に圧縮するには、面取り端縁を 介し大きな力を必要とし、そのことが、この継ぎ手を非常に扱いにくいものにし ている。この構造は、また、前述と同様の欠点を有しており、即ち、雄部と雌部 を相互に結合する際に、止め輪が掛は外し部材に固着し、止め輪の拡張が阻止さ れ、その結果、両部分を互いに係止出来なくなることである。

家庭用、例えば、庭で用いるホース用のクイック継ぎ手が、ＵＳ−Ａ−３，７３ １，９９５により公知であり、この継ぎ手は、７字またはＵ字の横断面を有する ゴムまたはプラスチック製の係止と封止兼用のリング１個を具備している。この 継ぎ手は、低圧用に設計されており、断面がＶ形状の係止・封止リングの内側シ ャンク９は継ぎ手の軸方向の圧力による応力を吸収出来ねばならない、この設計 は、圧力が２００バールを越えるような油圧装置には用いられない、一方におい て。

係止リングの内側シャンクは、内側シャンクが切断されるような大きいせん断力 をうけ、また、他方において、内側シャンクの永久歪が大きく１両部分を掛は外 すことが極めて困難になる危険性がある。この係止リングは、また、封止機能を 有しており、雌部の環状凹所に配置出来ねばならないので、かなり柔らかい材質 でなければならないが、このことは１両部分が結合されないとき、この係止・封 止リングがかなり容易に凹部から抜は落ちることを意味している。封止機能を軽 圧して、より硬質の材料１例えばばね鋼でＶ形係リングを設計することも、勿論 可能であろうが、しかし、両部分をともに押圧するのに、手動でそのリングを圧 縮するのは実際には、不可能である。

発明の目的と最も重要な特徴 この発明の目的は、クイック継ぎ手で１両部分を互いに結合する際に係止部材を 常に解放し、非常に高い油圧が継ぎ手に作用する場合でも、両部分が引き離され ないようなりイック継ぎ手を提供することである。この発明のさらに目的とする ところは、大幅に設計を改善し、安全を犠牲にすることなく、取扱を容易にし、 ＩＸ体の流れを良くし寿命を向上させることである。この目的は、係止部材を、 ばね鋼等の材質で軸方向に溝を付けるか、或は、交互に軸方向に割を入れた円形 リングで構成し、このリングに、円筒部分から雌部の内部に対し傾斜して突出す る多数本の舌を配設し係止リップと協同出来るようにし、掛は外し部材を雄部の カラー装着端部上を押動可能なリングとし、該リングの側面を弾性カラーを配設 設計した縮小部分に向け、また、その軸方向の長さを前記舌が突出している円筒 部分の長さより短くすることにより達成された。

図面の説明 この発明につき、これ以後、実施例を示す添付図面を参照してさらに説明する。

第１図は、継ぎ手の両部分が相互に結合された位置にある。

本発明によるクイック継ぎ手の断面図。

第２図は、雄部が掛は外し位置に押し込まれている。第１図と類似のクイック継 ぎ手の断面図。

第３図と第４図は、雄部が掛は外し位置に引き出されている。第２図に相当する 断面図。

第５図は、第４図の線ｖ−■についての断面図。

第６図は、第１図の線ＶＩ−ＶＩについての断面図。

Ｕ朋 本発明によるクイック継ぎ手は、スリーブ状の雌部１１とそこに挿入される雄部 １２より成り、各々の部分には１図示しないホースの末端がしっかりはめられて いる。雌部１１内の内部円形空間は、３つの区画に分割されている。１３が第１ の外側区画、１４が第２の区画で第１区画と同心か或いは若干広く、１５が第３ の内側区画で同じく同心に配置され外側区画１２より直径が小さい１区画１３と １４の間の移行部分は、第１のカラー１６で構成され、区画１４と１５の間の移 行部分は、第２のカラー１７で構成されている。最深区画１４には、係止部材１ ８配設されており、この係止部材は、例えば、ばね鋼製で軸方向に溝を切ったリ ングで構成され。

そのリングには、複数の１例えば４個の舌１９が打ち抜かれており、非作動位置 では、放射状に斜め内側にかなり曲げられており、舌の先端がカラー１７の下に 位置している０円形の凹部１４に係止部材１８を挿入出来る様にするために、環 状係止部材には軸方向に溝をつけており、かくして、リングを圧縮することが出 来、それにより端部縁がお互いに重なり合う、かように圧縮したリングは、雌部 の挿入口、即ち、区画１３を通して挿入出来る。舌１９は、環状区画２０の係止 部材中に留まり、その末端縁は、カラー１６に乗っており。

係止部材の反対側末端縁はカラー１７に係止している。

クイック継ぎ手の雄部１２は、外側端部２１に封止手段２２を具備し、雌部１１ の内側区画１５にフィツトするように設計されている。同軸に細くされた部分２ ３は１部分２１と接続して、円形カラー２４を形成する０部分２３の長さは、舌 １９と部分２０の合計長とほぼ合致する。雄部１２は１部分２３及び２１より大 径で、雌部１１の区画１３の直径にほぼ一致する、同様に同軸な部分２５におい て区画２３に続く。

雄部１２の縮小部分２３上及びそれに沿って軸方向に移動可能なリング形状の掛 は外し部材２７が配設されており、その高さは、カラー２６の深さにほぼ一致し 、軸方向の長さは係止部材１８の部分２０の長さより若干短い、環状掛は外し部 材２７は、適当なプラスチック材料製の閉じたリングであってよく、弾性カラー により補強され、雄部１２の前端部にこのリングを押上られる様にしている。し かしながら、掛は外し部材２７も、また、二つ以上の部分に分割し１部分２３の まわりに組立後分割部分を取り外し可能または互いに永久的に接続出来るように 設計することも可能である。

雄部１２が雌部内で取り外し位置にまで押し込まれ過ぎるのを防止するために雌 部１１にストップ装置２９を具備させる。この装置は、板ばね３１に固定した閉 鎖部材３０を含んでおり、板ばねの伸張部３２にはハンドルを設け、このハンド ルを用い雄部１２内の周囲溝との係合から閉鎖部材３０を持ち上げて外すことが 出来る。閉鎖部材３０は、好ましくは。

溝３３と合同するその端部を面取りし、雄部１２が雌部中に押し込まれる時に、 閉鎖部材３０をばね３１の作用に抗して持ち上げておき、雄部は、閉鎖部材３０ が溝３３にはまり込むまで押し込める様にする。ストップ装置は、勿論、種々に 設計でき、例えば、雄部に配置し、雌部の末端縁と合同し。

雄部が掛は外し位置に移動する時に脇にどけるようにしてもよい。

係止部材１８は特殊設計しており、係止部材を凹所１４にたやすく設置できる。

第２図に示した位置において係止部材は非常に狭い空間を要するだけなので、構 造を非常に簡素に製作出来る。係止部材１８は、＠方向に溝を切っであるので。

凹所１４に位置すれば、一方で圧縮でき、その半径方向のばねの力により、他方 では、凹所に有効に締め付けることが出来、結合部を掛は外した時に係止部材を 失うことはない、同様なことは、掛は外し部材２７にも適用され、この掛は外し 部材には弾性のカラーを取付けであるので、雄部の端部２１の上に掛は外し部材 を用いることができ、縮小部２３のまわりに良くフィツトさせ、係止部材１８に 対する係合圧を生じさせる。

明の運転モード 雄部１２を雌部１１に挿入するとき、雄部の前端部２１は、係止部材１８の舌１ ９を、前端部２１が舌を通り過ぎカラー２４の背後でばねで跳ね返るまで持ち上 げている。押し込みの間、閉鎖部材３０もまた、掛は外し部材２０の前縁が閉鎖 部材の面取り端面と係合するために、持ち上げられる。舌は。

カラーの背後に入り込むので、溝３３も、また、閉鎖部材３０の前に位置し、閉 鎖部材がこの溝にはまり、雄部１２の前進を阻止する。

継ぎ手の掛は外し時には、雄部１２が雌部に押し込められる様にハンドル３２で 持ち上げられている閉鎖部材により、先ず、ストップ装置２９が駆動され、それ により、同時↓こ掛は外し部材２７が、第２図に示す様に、舌１９を持ち上げる 。

いま、雄部１２が引き出し力をうければ、掛は外し部材２７は、第３図に示すご とく、カラー２４が掛は外し部材に当接するまで、舌１９のばね力により引き留 められ押し込み位置に留まる。この位置においてカラーの縁２４は、舌１９の自 由端を通過させる。なお、舌の自由端は、やや上方に曲げられており、雄部の封 止部材２２を抵抗なく通過出来る。雄部の引出しが続いている間、掛は外し部材 ２７は、第４図に示す様に、＠部１１から出る雄部に同伴する。

この発明は１図示の実施例に限られるのではなく、フレイムの範囲において数多 くの色々な変更が可能である。

ＦＩＧ　１ ＦＩＧ　５ ＦＩＧ　６ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．スリーブ状に形成した雌部分（１１）とそこに挿入する雄部分（１２）を含 み、該雌部分と該雄部分を弾性係止部材（１８）により互いに係止出来、軸方向 に可動な掛け外し部材（２７）により解散出来、前記係止部材（１８）は、前記 掛け外し部材（２７）によりばね力に抗して、スリーブ形状の前記雌部（１１） 内側の凹部（１４）に後退させることができ、一方、前記係止部材は、振り切っ た（ｓｗｕｍｇｏｕｔ）位置において、係止リップとして作用する雄部（１２） 上のカラー（２４）と協働し、該カラー（２４）は、前記掛け外し部材（２７） が移動できる縮小部分（２３）の移行部を形成するように構成しており、前記係 止部材（１８）は、軸方向に溝を付けるか或いは交互に軸方向にスリットを入れ た、ばね鋼等で製作した円形リングであり、該リングは、前記雌部の内部に対し 傾きをもち円筒部（２０）から突出した多数の弾性舌（１９）を有しており、前 記係止リップ（２４）と共に作動でき、前記掛け外し部材（２７）は、前記雄部 （１２）の前記カラー（２４）装置端部分（２１）に沿って押し動かせるリング であり、縮小部分（２３）に対向する該リングの内側は、弾性カラー（２８）付 きに構成されており、その軸方向の長さは、前記舌（１９）が突出する前記係止 部材の円筒部分（２０）より短いことを特徴とする、２本の高圧流体管を液害に 相互結合するクイック継ぎ手。 ２．前記雌部分（１１）および／または前記雄部分（１２）にストップ装置（２ ９）を装備し、前記雄部分を前記雌部分に、前記掛け外し部材（２７）が前記係 止部材（１８）を掛け外す位置を越えて押し込められるのを阻止出来るようにし たことを特徴とする請求項の第１項によるクイック継ぎ手。 ３．前記ストップ装置（２９）が手動で駆動でき、閉鎖部材（３０）が前記雄部 分（１２）の移動路から、ばね（３１）の作用に抗して退去できる様にしたこと を特徴とする請求項の第２項によるクイック継ぎ手。