JPH02503055A - 動物捕獲器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 動物捕獲器 （発明の背景） 本発明は、再使用され得るあるいは中に捕えられた動物を手を触れる必要なく処 分できる新しいかつ改良された動物捕獲器に関連する。

今日まで、はとんどの動物捕獲器が意図する目的に概ね役立ってきたけれども、 それら捕獲器は下記欠点の１つまたはそれ以上を被ってきた：　　　　。

１、組立てが複雑であり、従って製造も困難でかつ費用がかかった： ２、作動において信頼性がなかった： ３、重量または構造が原因で取扱いが困難であった：４、構造が原因で設置が困 難であり、かなりの例で、使用者が取扱中に捕獲器を解放し得る敏感な設置機構 のために、捕獲器を設置する際に使用者にとって危険であった：さらに ５、　もし捕獲器を再使用せねばならない場合においては、中に捕えられた死ん だ動物に手を触れることが必要となるように構成されていた。

本発明の動物捕獲器は上述した欠点のいずれも被っていないし、かつ現在または 過去において使用中の捕獲器には見られない数多くの利点を備えている。

（発明の要旨） 本発明の動物捕獲器は、本発明者の米国特許第４．５５７゜０６７号に開示した 捕獲器の改良である。上述の米国特許における動物捕獲器は、プラスチックなど の軽量で、透明な材料から作られ、両側部および一方端部が閉鎖されている細長 いハウジングを備えている。ハウジングの他方端部には、ドアがその下方部分で ハウジングに揺動自在に取付けられ、かつ閉鎖位置すなわちドアが他方端部な閉 鎖する位置へ押圧保持されるようになっている。ハウジング内ではハウジングの 一方端部近くに、パネルがその一方端部でハウジングの両側部に揺動自在に接続 されており、かつハウジング内で概ね横方向に広がっている。

長く伸びたリンクまたはつめ部材は、−万端部がパネルの自由端部に軸着され、 ハウジング内で側部に沿ってハウジングの他方端部にあるドアの方へ伸びている 。つめ部材は、その他方端部がハウジングの隣接側部に軸着されており、かつそ の他方端部には歯が具備されている０例えばばね部材のような適当な付勢手段が つめ部材に係合し、そして、それを上方向に押しやることにより、パネルに傾斜 位置、すなわちハウジングの一方端部に向けて上方向に伸びる傾斜位置をとらせ る。

ねずみまたは同類物などの動物を捕えたりあるいは殺したりするために、この捕 獲器を設置する時は、毒入りまたは毒入りでない餌をハウジング内において、ハ ウジングの一方の閉鎖端部近くに置く、ハウジングの他方端部にあるドアは、開 放位置まで下方向に揺動されており、その位置ではドアの上方自由端部がつめ部 材の歯と係合して、ドアを開放位置に保持するためにドアの自由端部に当接して 前記歯を移動させるので、つめ部材は、ばね部材の弾性力に抗してわずかな程度 下方向へ動かした状態になっている。

従って、動物がハウジングの閉鎖端部にある餌を取るために捕獲器の開放端部に 入った時、動物は先ず、つめ部材の歯によって開放位置に保持され続けている開 放ドアの上を踏む、動物がハウジング内で餌に向かって前進しながらパネルを踏 むと、パネルは歯がドアを解放するようにドアの自由端部から離れる程度までつ め部材を下方向に揺動させる。そこでドアはハウジング内に動物を捕えるため閉 鎖位置まで移動する。捕獲器は中に動物を閉じ込めた状態で都合よく処分される か、あるいは動物は捕獲器を再使用できるように捕獲器から取り出され得る。

本発明の新しい、改良された捕獲器は、上述の米国特許第４，５５７，０６７号 に開示した捕獲器と実質上同様な挙動で機能する０本捕獲器の構造は、つめ部材 とパネルが一体構造で作られていて、実質上コストを低減し、操作を改良しかつ 捕獲器の製造および組立てを非常に簡単にするという点で異なっている。つめ部 材はその自由端部がハウジングの開放端部近くで、ハウジングの側壁部に揺動自 在に接続されている。つめ部材と一体式に形成された、あるいはつめ部材に接続 された付勢手段は、つめ部材がハウジングのドアと係合するため、つめ部材の歯 を正常に位置決めする役を果たし、かつハウジングの底部において持ち上げられ た位置でつめ部材に接続されたパネルを正常に位置決めする役も果たしている。

また、本捕獲器は、確実に、動物が逃げ出すことができないようにするために、 ハウジングに対しドアを閉鎖位置に解放自在にロックするハウジングに形成され たたわみ性のある弾性ロック手段を備えている。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明の原理に従って構成された、ドアが開放した位置あるいはセッ トされた状態にある動物捕獲器を示す斜視図、第２図は、第１図の２−２線にお ける拡大断面図、第３図は、第２図において、ドアが閉鎖値１にある状態の捕獲 器を示す側面図である。

（好ましい実施例の説明） 図面に示されるように、本発明の動物捕獲器ｌＯは例えばプラスチックまたは類 似物等、軽量で、透明な材料などの適当な材料から作られた細長いハウジング１ ２から成っている。ハウジング１２は開放端部１４、閉鎖端部１６、側壁部１８ および２０、底壁部２２および上壁部２４から構成されている。ハウジング１２ は、捕獲する動物の種類によってあらゆる適当な大きさに作ることができる。

ハウジング１２の開放端部１４には、ハウジングの側壁部１８および２０の下方 部分２８にドア２６が揺動自在に取付けられている。例えばばね３０などの適当 な押圧手段が、第３図に示される閉鎖位置、すなわちドア２６がハウジング１２ の開放端部１４を閉鎖するため土壁部２４と係合する位置へドアを押圧する。

たわみ性のある、弾性ロック部材またはタブ２５はハウジングの開放端部に近い 、ハウジングの土壁部２４に形成されており、かつ第３図に示されるように、閉 鎖位置でドア２６を解放自在にロックするため、土壁部の下部面に傾斜部分２７ および止め部２９が具備されている。

長く伸びたリンクまたはつめ部材３６は、ハウジングよりわずかに狭い幅の、上 方向に傾斜したパネル３２と一方の端部３８で接続されている。つめ部材３６は ハウジング内でハウジングの側壁部１８に沿って、ハウジングの開放端部１４に あるドア２６へ向かって伸びている。つめ部材３６はその反対側の端部４０で側 壁部１８に揺動自在に接続され、かつその末端部４０に適当な形状の歯４２を具 備している。

板ばね部材４４などの適当な付勢手段がつめ部材３６に固定されており、かつパ ネル３２が第１図および第２図に示される持ち上げられた位置、すなわち底壁部 ２２の上方に適当な距離で置かれ、ハウジングの閉鎖端部１６へ向かって上向き に伸びている位置にあるようにつめ部材を上方向に押圧する目的で底壁部２２と 当接した形になっている。

ねずみまたは同類物などの動物を捕えたりあるいは殺したりするために捕獲器１ ０を設置する時は、毒入りまたは毒入りでない餌Ｆをハウジングの閉鎖端部近く の底壁部２２に置く、ハウジングの開放端部１４にあるドア２６は第１図および 第２図に示される開放位置まで下方向に揺動されており、その位置ではドアの上 方自由端部が、つめ部材３６の歯４２と係合して、ドアを開放位置に保持するた めにドアの自由端すなわちドアの端部に当接して歯を移動させるので、つめ部材 は、ばね部材４４の弾性力に抗してわずかな程度下方向へ動かした状態になって いる。

従って、動物がハウジングの閉鎖端部１６にある餌Ｆを取るために捕獲器１０の 開放端部１４に入った時、さきにつめ部材３６の歯４２によって開放位置に保持 され続けている開放ドア２６の上を踏む、動物がハウジング内で餌Ｆに向かって 前進しながらパネル３２を踏むと、パネル３２は、歯４２がドア２６を解放する 程度にドア２６の端部から離れるようにつめ部材３６を下方向に（または第２図 に示されるような左廻り方向に）揺動させるため第２図に示されるように下方向 にまたは左廻り方向に揺動する。そしてドア２６はばね３０によって第３図に示 される閉鎖位置まで動かされ、動物をハウジング１２内に捕えるため、ロック部 材２５の止め部２９により閉鎖位置に解放自在にロックされる。

望ましくは、？め部材３６、パネル３２および板ばね部材４４は適当なプラスチ ック材料から単一体として一体式に形成または成形されることが好ましい、また 、ロック部材またはタブ２５もできればハウジング１２の土壁部２４と一体式に 形成されることが好ましい。

以上の説明から、本発明の動物捕獲器は、組立てが簡単で、作動に信頼性があり 、設置が容易で、かつプラスチックまたは同類物のようなあらゆる適当な軽量材 料から形成され得ることが容易に認められるであろう。捕獲器は中に動物を収納 したまま好都合に処分することができ、あるいはその再利用を可能にするため捕 獲器から動物を除去することができる。

ＦＩ６．３ 国際調査報告

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．開放端部および閉鎖端部を有する細長いハウジングと、 下方端部が前記開放端部に隣接する前記ハウジング上に揺動自在に取付けられる ドアであって、該ドアが前記開放端部を閉鎖する直立した閉鎖位置と前記ハウジ ングの底部近くに概ね横方向に広がった位置で前記ハウジング内に置かれる開放 位置との間で移動可能になっているものと、 該ドアを前記閉鎖位置へ押しやる押圧手段と、開放末端部近くで前記ハウジング に一方端部が揺動自在に接続され、かつハウジングの一方の側近くで前記ハウジ ング内に概ね縦方向に伸び、一端に歯を有する長く伸ひたっめ部材と； ハウジングの閉鎖端部近くで前記ハウジング内に置かれ、かつハウジングの底部 と所定間隔をもって前記ハウジング内に概わ縦方向および横方向に広がり、前記 ハウジングの閉鎖端部から離れた一端が、隣接する前記つめ部材の他端部に接続 されているパネル；および 前記つめ部材および前記パネルを上向き方向に押しやる付勢手段；を具備し、し かも 前記歯は前記開放位置に前記ドアを保持するために前記開放位置までドアを移動 させた時に、前記ドアと係合するように位置決めされており、さらに動物が前記 ハウジングに入り、前記パネルを踏んでパネルおよび前記つめ部材を下方向に揺 動させた時、前記押圧手段が前記ドアを前記閉鎖位置まで移動させることができ るように前記歯は前記ドアを解放する位置に移動可能となっていることを特徴と する動物捕獲器。
2. ２．前記ハウジングおよび前記ドアが透明なプラスチック材料から作られること を特徴とする請求項１に記載の動物捕獲器。
3. ３．前記抑圧手段が前記ドアおよび前記ハウジングに係合するばねであることを 特徴とする請求項１に記載の動物捕獲器。
4. ４．前記付勢手段が前記ハウジングに係合するかつ前記つめ部材に接続されたば ねであることを特徴とする請求項１に記載の動物捕獲器。
5. ５．前記ハウジングが側壁部を有し、前記つめ部材が前記側壁部に隣接して配備 され、かつ側壁部に揺動自在に接続されていることを特徴とする請求項１に記載 の動物捕獲器。
6. ６．前記つめ部材と前記パネルとが、プラスチック材料の単一体で一体式に形成 されていることを特徴とする請求項１に記載の動物捕獲器。
7. ７．前記つめ部材と前記パネルと前記付勢手段とが、プラスチック材料の単一体 で一体式に形成されていることを特徴とする請求項１に記載の動物捕獲器。
8. ８．前記付勢手段が板ばね部材であることを特徴とする請求項１に記載の動物捕 獲器。
9. ９．前記ドアを前記閉鎖位置に解放自在にロックするため、前記ハウジングにロ ック手段を設けたことを特徴とする請求項１に記載の動物捕獲器。
10. １０．前記ロック手段が、たわみ性のある弾性ロック部材であることを特徴とす る請求項９に記載の動物捕獲器。
11. １１．前記パネルが、前記ハウジングの幅よりわずかに小さい幅であることを特 徴とする請求項１に記載の動物捕獲器。
12. １２．前記パネルが、前記ハウジングの閉鎖端部へ向かって、前記つめ部材から 縦方向に、上向きに傾斜していることを特徴とする請求項１に記載の動物捕獲器 。