JPH02502449A - ヨット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求の範囲１の上位概念に記載のヨツトに関する。

ヨツト、特に高性能ヨツトは、風力の利用、水の抵抗を最小限にすること、及び 制御可能性、安定性について好都合に構成されている。その際に公知ヨツトの問 題のある特性が、新たに改善されることが望ましい。

それに対して、本発明の根底をなす課題は、こう言った様式のヨツトを、風力の 利用、水の抵抗を最小限にすること、及びに制御可能性、安定性について、従来 の解決に比して明白に改善点を有するように構成することである。

この課題は、こう言った様式のヨツトの場合に、請求の範囲１の特徴によって解 決される０本発明の有利な実施形は、請求の範囲２以降に述べられている。

本発明を、図面により示し、かつ実施例を詳細′に説明する。

図は、風−帆の構造、本質的に船体部２、帆３から構成されているヨツト】の斜 視図を示し、この帆が公知の様式でプロフィルマスト４によって保持され、その 際に船首５の下方にアヒル型舵８が配置さコースのために通常追い風を受けて帆 走するスピネ°−カ、さらに付は加えて特殊帆が、ここでは示されていない、船 体部２の側面に、ピルギーキール１０，１０”が、船軸に対してほぼ平行に延び ている回転軸の回りに旋回可能に取り付けられている。それぞれ一つのピルギー キール１０．１０°は、はぼ垂直位置からほぼ水平位置へ旋回可能であり、そし て逆旋回も可能である。ピルギーキール１０．１０′の下端に各々の翼１１゜１ １”は、端部板の主うに配置されている。それぞれの翼１１．１１°が、ピルギ ーキール１０．１０°　の内側に配置されている翼部分１４．１４’及びこのビ ルギーキールの外側に配置されている翼部分１３．１３’、から構成されている 。内側の翼部分１４．１４”が、その先端に端部仮寓１５．１５’を有している 。翼１１．１１°は、翼９と共に制御可能な三点翼面システムを形成している。

その際に特に翼９が、ピッチング及び縦方向のバランス操舵のために設けられて いる。ピルギーキール１０．１０”は、横のキール操作の際に制御可能な流体力 学の浮揚力を゛提供する０周知のように、ヨツトの摩擦及び波の抵抗が、この翼 面効果によって低下される。

図において、ビルギーキール１０が上部に上げられている。この位置では、全て のピルギーキール１０が水面のうえにあり、その際しかし長い翼部分１４は、部 分的に水の中に沈むので、端部仮寓１５が、流体力学的な支持及び制御部材とし て作用する。この端部仮寓１５は、其自体周知の様式の、ここでは示されていな い姿勢制御と作用的に連結しているので、ヨツトの横傾斜の制御は、制御可能に 構成された端部仮寓１５．１５’によって達成される。このとき、ヨツトの流体 力学の抵抗は、ピルギーキール１０を上げることによって低下させることが特に 有利である。同様に上部に上げたビルギーキールの場合に、三点翼面システムが そのまま保持され、その際むしろビルギーキールの翼１１が、関連する端部仮寓 ５によって補われる。

ピルギーキール１０．１０”は、側面に揚力を発生するためのそれ自体周知の可 変弓形部を有してもよい。

その際に可変弓形部材の操舵性は、制御システムによって行ってもよい。

両方のバラストタンク１７．１７′が、ピルギーキールができる。この液体は、 ポンプによって両方のバラストタンク１７．１７’の間を移動可能である。また 、更に付は加えて、移動可能なトリムバラストを、固体或いは液体の形で使用し 、このバラストを姿勢制御及び操舵制御システムと連動することも考えられる。

船尾７の側面に、二つのスライドフラップ１６．１６゜が配置され、これらのス ライドフラップは、風下で傾いて帆走する場合に、そのフラップを上げることが できる、このスライドフラップは、十分滑らかに帆走する場合に、制御された縦 方向のトリム（首振りモーメントコントール）及び流体力学的な揚力発生に役立 つ。

プロフィルマスト４が、はぼ垂直な軸の回りに旋回可能であるが、しかしこの軸 はマスト軸と一致しないで、マスト軸より急傾斜に伸びている。そのうえプロフ ィルマスト４は、本発明にしたがって次の、ように形成されている。すなわち、 プロフィルの深さが、Ｓ−形になるまで初めに増大し、続いて減少するように、 プロフィルマスト４の鋭い後縁部が、下から上に向かってＳ−形を有している。

この手段によれば、帆３がウィンドープロフィルに適切に適合するように帆が風 の影響を受けて捩じられることが達成される。

プロフィルマスト４の前縁部は、帆３の空気力学上を特性の改善するために、そ れ自体周知の様式で前縁フラップ１８として形成させることができる。更にそれ は、マスト４の前縁フラップ領域で、周知様式の相応する前翼を配置することが 考えられる。

本発明は、図示されたヨツトの構成、同様に記載されている実施例に限定されな い、むしろ本発明は、請求の範囲において考えることができる。すべての形態に 拡がる。

宝器調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　帆が、プロフィルマストによって保持され、船体がアヒル型舵及びそれぞれ 一つのバラストタンクを備えたこつビルギーキールを有し、この船体が浮揚力を 発生するため、制御するため、及び安定させるための三点翼面システムを備えて いる、本量的に軒及び船体からなるヨットにおいて、三点層面システムが・本質 的に船首側の翼（９）及び後方の二枚の非対称翼０１，１ｒ）から樗成され、そ の際に翼（９）が、アヒル型舵の端部の翼として形成され、そして翼（ｎ．１１ ′）が、同様な方法でビルギーキール（ｍ，工α）の端部にを配置され、さらに ピルギーキール（１０，１０′）が、船軸に対してほほ平行に延びている回転軸 の回りを旋回可能に形成され、そしてバラストが、両方のバラストタンク（１７ ，１７′）の間を移動可能であることを特徴とするヨット。 ２　翼（ｎ，１工′）は、内側の長い部材（１４，１４′）と外面の短い部材（ １３，１３′）とから成り、少なくとも内凹の長い部材（１４．１４′）は、そ れぞれ一つの端部板翼（１５）を有していることを特徴とする請求の範囲１に記 載のヨット。 ３　ビルギーキール（１０．１０′）の回転軸は、水線の上方に配置され、また そのつど旋回したビルギーキール（１０，１０′）が水線の上方にあり・且つ単 に翼（１１，１１′）の長い部材（：４，１４′）のみが水の中に沈むことによ り、端部板翼（１５）が揚力翼として作動するようにビルギーキールの回転軸が 、旋回可能に形成されていることを特徴とするの請求の範囲１或いは２に記載の ヨット。 ４　翼（９，１１，１ｒ）が、姿勢制御システムとそれ自体周知の仕方で共に作 動することを特徴とする請求の範囲１〜３の何れか一つに記載のヨット。 ５　端部板翼（１５，１５′）が、姿勢制御システムと共に作動することを特徴 とする請求の範囲１〜４の何れか一つに記載のヨット。 ６　プロフィルマスト（４）の後縁縁部が、Ｓ−型に形成されていることを特徴 とする請求の範囲工〜５の何れか一つに記載のヨット。 ７　プロフィルマスト（４）が、その上端に入れ子式マスト（６）を有している ことを特徴とする請求の範囲１〜６の何れか一つに記載のヨット。 ８　船尾（７）の側面に、船軸に対してほぼ平行に指向している回転軸の回りに 旋回可能なスライドフラップ（１５．１５′）が、配置されていることを特徴と する請求の範囲１〜７の何れか一つに記載のヨット。 ９　スライドフラップ（１６，１６′）が、姿勢制御システムと共に作動するこ とを特徴とする請求の範囲１〜８の何れか一つに記載のヨット。 １０　バラストとして、適当な液体が使用され、この液体が、バラストタンク（ １７，１７′）の間でポンプを介して交換可能．であることを特徴とする請求の 範囲１〜９の何れか一つに記載のヨット。 １１　バラストとして交換可能なバラスト材が使用されることを特徴とする請求 の範囲１〜１０の何れか一つに記載のヨット。 １２　移動可能なバラストが、固体形状で使用されることを特徴とする請求の範 囲１〜１１の何れか一つに記載のヨット。 １３　プロフィルマスト（４）が、前部フラップ（１８）を有していることを特 徴とする請求の範囲１〜１２の何れか一つに記載のヨット。 １４　前翼がプロフィルマスト（４）に配置されていることを特徴とする訴求の 範囲１〜１３の何れか一つに記載のヨット。