JPH02502314A - シートの束の収容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シートの東の収容器 〔技術分野〕 本発明はシートの東の収容器に関し、特に、二つのフレーム部を互いに相対的に 往復移動させることにより、収容されたシートの東を循漏再配置する収容器に関 する。ただし、本発明はこの利用に限るわけではない。この装置を以下では簡単 のため「シートチェンジャ」という。シートとしては例えば同じ形状の写真プリ ントが用いられる。

請求項１および１６の「おいて」以前に述べた特徴をもつシートチェンジャまタ ハ収容器は、ＨＰ　０２０３１５５．１１０８６１０３０１８．１１０８６１０ ３０１９．１１０８６１０３０２２　、１１０８６１０３０２６．１１０８６１ ０３０２８．１１０８６１０３０２９　オヨヒ１ｉ１０８６１０３０３０に示さ れている。

〔背景技術〕

公知のシートチェンジャは、二数構造のハウジングと、滑動部材とにより構成さ れ、滑動部材は、ハウジングの上側殻内に挿入された覗き窓の面と平行に、ハウ ジングから引き出すことができ、押し戻すことができる。滑動部材の前後それぞ れの全行程の移動により、一枚のシートが束の一方から他方に移動する。このよ うな循環毎に別のシートが窓の下に表示される。

ハウジングの上側数と下側数とを分離する平面は、収容器の前面と後面との間で ほぼ中央に配置される。上側数と下側数にはそれぞれ切り欠きが設けられ、この 内部に滑動部材の一部、すなわちグリップ部を嵌め込む。

滑動部材のグリップ部を覗き窓を取り囲む上側数の「写真マウント」内に嵌め込 む構造では、構造を分離する線を避けることができない。この線は収容器の表側 （覗き窓が設けられた側）の美観を損ね、この収容器を吊るしたり立てて額縁と して使用する場合には特に問題となる。これをいくらか改善するには、上側殻と 滑動部材の一部の上側殻と同じ高さの部分に、同一の装飾仕上げを施す。製造者 が装飾仕上げの異なる数種類の製品を製造しようとすると、対応する形状の複数 の部品を製造し、蓄え、組み立てなければならない。

これでは製造管理が複雑になってしまう。

滑動部材と同様に、ハウジングの上側殻および下側殻は射出成形されたプラスチ ック部品であり、自然に変形することはない。収容器の外形の寸法は、二つの殻 を分割する平面の領域で最大となる。

この平面から離れるにつれて、二つの殻をそれぞれ上側と下側とに傾斜させるこ とができる。このため、収容器は前面からは厚く見える。

本発明は、以上の問題を解決し、美観を満足でき、しかも複数の異なる装飾仕上 げを施す場合でも製造管理が容易なシートの東の収容器を提供することを目的と する。

〔発明の開示〕

本発明は、収容器の表側が通常の写真用額縁のように見えるように製造するもの であり、このため、請求項１．１６にそれぞれ述べた特徴を提供する。

構造を分離する面を覗き窓の近くに設け、ハウジングの下側殻はこの位置から鋭 く先細る外形をもち、見た目には収容器が薄く見える。これは、前から見たとき に、大きな立体角をもつ裏側部分が全く見えないか、または少ししか見えないか らである。

さらに、上側殻と滑動部材の装飾仕上げを一致させる必要もない。

また、「表側」からは実質的に上側殻しか見えないので、下側殻と滑動部材をで きるだけ均一なくすんだ色、例えば無煙炭のような色に製造し、種々の装飾仕上 げが施された上側殻と組み合わせることができる。

人間工学的な観点から、公知の収容器の滑動部材に設けられたグリップ部のよう に上下から掴むより、滑動部材の下側から手先を入れるようなグリップ可能凹部 の方が使用者にとって好都合である。

さらに、下側殻の底に鋭く落ち込む肩部を設けることが望ましい。

この形状により、例えば４０枚もの写真プリントを収容できる場合でも、収容器 の見た目がさらに薄くなる。

従属請求項は本発明の望ましい実施例を定義する。

本発明の望ましい形態を添付図面を参照して以下に詳細に説明する。

〔図面の簡単な説明〕

第１図は本発明によるシートチェンジャの滑動部材を引き出した状態における斜 視図。

第２図は滑動部材の移動方向と平行な中心面における断面図。

第３図はひとつの吊り下げアイの高さにおける第２図の部分断面図。

第４図はチェンジャを閉じた状態における滑動部材の前面側の側面図。

第５図は第４図の矢印「５ｊの方向における側面図。

第６図はチェンジャの前面の平面図。

第７図は裏面図。

〔発明を実施するための最良の形態〕

第２図および第３図に最もよく示されたように、ハウジングは、上側殻１０と、 この上側殻１０に挿入された透明な窓１２と、下側殻１４とを備える。窓１２は 上側殻に嵌め込まれ、下側殻は外側端近傍のいくつかの点で上側殻にネジ止めさ れる（第７図）。このネジ止めのために上側殻の内側には突出部１６が設けられ 、この中に、接続ネジ１８が挿入される。接続ネジ１８は、下側殻に対応して設 けられた内側突出部２０に収容される。上側殻と下側殻とを他の方法により接続 することもできる。例えば、嵌め込みにより接続することもでき、接着剤により 固定することもできる。滑動部材２２は、窓１２の面と平行に、ハウジングから 停止位置まで引き出すことができ、押し戻すことができる。この前後移動のたび に、滑動部材内に収容されたシートの東のうちの一枚が東の下側から引き抜かれ 、東の反対側に配置される。この再配列機能の詳細については上述した各書類に 示されている。

上側殻１０と下側殻１４との間の分離面１１は、滑動部材２２の直線状に連続す る前面上側端２４と同じ高さである。この面から始まって、下側殻は肩部２６の 位置まで先細りとなる。滑動部材グリップ部３０の下側端２８もまた、はぼ同じ 高さとなる。滑動部材の前面の表面形状は、下側殻の表面形状と一致する。肩部 ２６を越えると、下側殻は鋭く引っ込んでいる。この結果、シートチェンジャを 平面で見ると　（第６図）、通常の写真用額縁のように見える。また、折り畳み 支持脚３７（第７図参照、第２図には示していない）により立てることができ、 下側殻に設けられたアイ３６により吊り下げることができるので、写真用額縁と しての機能を満たすことができる。このシートチェンジャは例えば４０枚の写真 プリントを収容して表示換えすることができ、それに対応する厚みをもっている が、下側殻の約１２０°の立体角をもつ肩部２６を越える部分が覗き窓の方向か ら見ると隠れるため、見た目には薄い。滑動部材のグリップ可能凹部３８もまた 同様に隠れてしまう。

このタイプのグリップ可能凹部は、滑動部材２２を上側から取り扱うことができ ず、し、たがって二本の指で掴むことができず、滑動部材を動かすためには、一 本以上の指でグリップ可能凹部を下から掴むことが必要なので、実際的に望まし いものである。この凹部の外形については第２図に詳しく示す。この図に示すよ うに、前面下側端２８から湾曲部４０が上方向（すなわち窓１２の方向）に延び 、この部分が窓に対してほぼ平行な屋根状部４２に接続され、ここから、内側傾 斜壁４４がハウジングの底に向かって延びる。、第２図に関連して第１図を参照 すると、グリップ可能凹部３８は、屋根状部４２と垂直でかつ滑動部材の移動方 向と平行に側壁４６が設けられ、全ての側面が閉じた構造をしている。滑動部材 の前面４８は、滑動部材の全幅をなだらかに横切り、表面については（形状、構 造、色）、ハウジングの下側殻１４の隣接する部分と同等である。これにより、 滑動部材の境界線が側面から見分は難くなっている（第４図）。

側壁４６０両側では、湾曲部４０が東側の横停止部材５０の位置まで続き、束が 下側に撓むことを防止する。滑動部材の前面４８と湾曲部４０との間の空隙は、 一体成形された内側部材５２により補強される。当業者であれば、このような構 造の滑動部材を複雑な道具を用いることなくプラスチック材料から射出成形で製 造でき、設計変更も容易にできる。

限定するわけではないが、グリップ可能部は、ここで例示したように滑動部材の 幅に対して対称に配置し、断面形状がＵ字型であることが望ましいが、わずかに 非対称で断面形状がＶ字型でもよい。

ハウジングの上側殻１０の内側には滑動部材の移動方向と平行に延びるリブ５４ を備え、このリブ５４は、挿入された東を窓１２から離して保持する。屋根状部 ４２の上面はリブ５４の下側に一致するように低くなっている。ただし、屋根状 部４２の上には東を押し下げる押下手段５６を備える。この押下手段５６は、滑 動部材を押し入れた状態で二つのリブ５４の間に入り込み、挿入動作のときには 、停止部材に当接することにより弾性的に押し上げられる。滑動部材を引き出す ときには、押下手段５６が滑動部材とともに、運ばれたシートの東の上端に配置 され、東が落下することを防止する。押下手段は平たい箱の形状をもち、下側が 開いており、屋根状部４２の上面に設けられた溝６０内の二つの下方向に突出し たビン５８により導かれる。溝の横には鉢型の誘導路６２が設けられ、押下手段 が落下することを防止する。ビン５８の一方にはコイル状の押しつけバネが巻き つけられる。このバネの両端はアーム状に突出し、このアームが、屋根状部４２ の上の押下手段の外側端６４に隠れる部分に設けられた停止帯に対称に延びる。

押下手段の側面にはリブ状帯６６が設けられ、バネの力に逆らって手動により押 下手段を押し戻すことができる。これにより、東を挿入または取り出すことがで きる。

グリップ可能部の側壁４６と東のための停止部材５０との間には、グリップ可能 部の両側に空き空間が設けられる。この空き空間には、滑動部材を押し入れたと きに窓１２に対して直角に移動可能なバネアームが延び、滑動部材を引き出した ときに、このバネアームが滑動部材内に入って束を保持するようになる。

−ＥＥｉ：４ 三ｊシ５ｓ 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．収容したシートの束のうちの最も上のシートを見るための覗き窓（１２）が 設けられた上側殻（１０）と下側殻（１４）とを含むハウジングと、このハウジ ングの開口を通して上記覗き窓の面と平行に引き出しおよび押し戻しが可能な滑 動部材（２２）と、この滑動部材を押し入れて上記ハウジングの開口を閉じる前 壁とを備えたシートの束の収容器において、上記上側殻（１０）と上記下側殻（ １４）との間の分離面（１１）が、上記滑動部材の前壁の上記上側殻に面する端 に合致する構造であることを特徴とするシートの東の収容器。 ２．滑動部材（２２）の上側端（２４）は、前記滑動部材をハウジング内に押し 入れたときに、このハウジングの上側殻（１０）に隠れてしまう構造である請求 項１記載の収容器。 ３．下側殻は、その外形が、分離面（１１）からハウジングの底に向かって先細 る形状である請求項１記載の収容器。 ４．下側殻は、その外形が、肩部（２６）によりハウジングの底が小さくなる形 状である請求項１ないし３のいずれかに記載の収容器。 ５．肩部（２６）と収容器の裏側との間がなだらかに湾曲している請求項４記載 の収容器。 ６．滑動部材はその前面に下側端（２８）および上側端（２４）を備え、この下 側端はハウジングの肩部（２６）により定義される面の少なくとも近傍に配置さ れる 請求項４記載の収容器。 ７．上側殻は、その外形が、分離面（１１）から収容器の上面に向かって先細る 形状である請求項１記載の収容器。 ８．滑動部材（２２）はその移動方向に平行に形成されてシートの束を運ぶ長手 側部部品（３２）を備え、 この長手側部部品のシートの束から離れた下側は、ハウジングの肩部（２６）に より定義される面の少なくとも近傍に配置される請求項４記載の収容器。 ９．滑動部材（２２）とハウジングの下側殻（１４）とは、同色のプラスチック 材料により射出成形された請求項１ないし８のいずれかに記載の収容器。 １０．滑動部材の前壁（４８）は、この滑動部材（２２）の全幅にわたり外形が 下側殻の外形と同等の閉じた表面を備えた請求項１記載の収容器。 １１．上側殻は、その外形が、分離面から離れるとともに大きな角度で先細りと なる形状である請求項７記載の収容器。 １２．滑動部材（２２）は収容器の上側殻とは離れた側から滑動部材の中に入り こむ形状のグリップ可能凹部（３８）を備えた請求項１記載の収容器。 １３．上側殻および下側殻（１０、１４）は互いに固定的に接続された請求項１ ないし１２のいずれかに記載の収容器。 １４．グリップ可能凹部（３８）は前壁に連続した構造である請求項１２記載の 収容器。 １５．グリップ可能凹部（３８）は滑動部材の前壁（４８）の中央に配置された 請求項１３または１４に記載の収容器。 １６．収容したシートの束のうちの最も上のシートを見るための覗き窓が設けら れたハウジングと、 このハウジングの開口を通して上記覗き窓の面と平行に引き出しおよび押し戻し が可能であり、ハウジング内に押し入れられた状態では上側から隠れる滑動部材 （２２）とを備えたシートの束の収容器において、ハウジングの上側と反対側の 底部にはこのハウジングの開口から続く切り欠きが設けられ、 滑動部材はその下側にグリップ可能凹部（３８）を備え、このグリップ可能凹部 は、その境界が上記切り欠きと一致し、壁部材によりハウジングの内側から分離 された構造であることを特徴とするシートの束の収容器。 １７．滑動部材は、ハウジング内に押し入れられたときにこのハウジングの開口 を覆う前壁を備えた請求項１６記載の収容器。 １８．滑動部材の前壁（４８）はハウジングの外形と実質的に同等の外形を有す る請求項１７記載の収容器。 １９．ハウジングは上側殻（１０）と下側殻（１４）とを備え、滑動部材の前壁 （４８）の上側端（２４）は上記上側殻と上記下側殻との間の分離平面と実質的 に同じ面上に配置された請求項１８記載の収容器。 ２０．グリップ可能凹部（３８）は滑動部材の前壁（４８）に連続した構造であ る請求項１７記載の収容器。 ２１．グリップ可能凹部は滑動部材の幅に対して中央に配置された請求項１６記 載の収容器。 ２２．滑動部材の前壁（４８）の下側端（２８）は湾曲部（４０）によりグリッ プ可能凹部（３８）に連結された請求項２０記載の収容器。 ２３．前壁（４８）と湾曲部（４０）とは互いにほぼＶ字型の断面形状を有する 請求項２２記載の収容器。 ２４．前壁（４８）と湾曲部（４０）との間には上から入り込むことのできる空 隙が形成された請求項２３記載の収容器。 ２５．空隙は滑動部材の前壁（４８）の全幅にわたり設けられた請求項２４記載 の収容器。 ２６．空隙は一体成形された内側部材（５２）により補強された請求項２５記載 の収容器。 ２７．滑動部材の前壁（４８）と湾曲部（４０）とは、互いに非対称なＶ字型断 面を形成する請求項２３記載の収容器。 ２８，グリップ可能凹部の滑動部材前壁から離れた側には壁（４４）が設けられ 、この壁はハウジングの底部まで延長される請求項２２記載の収容器。 ２９．グリップ可能凹部は、滑動部材の前壁（４８）に面した壁（４４）から延 長された二つの側壁（４６）により横が区切られた請求項２８記載の収容器。 ３０．グリップ可能凹部は、ハウジングの上側に面した側に、覗き窓（１２）と 平行で実質的に平坦な屋根状部（４２）を備えた請求項１６記載の収容器。 ３１．ハウジング内には滑動部材に面した側にリブ（５４）が設けられ、屋根状 部の上面はリブ（５４）の下側に一致する請求項３０記載の収容器。 ３２．滑動部材は束押下手段（５６）を備え、この束押下手段は屋根状部（４２ ）の上を滑動部材の移動方向に滑る構造である 請求項３０記載の収容器。 ３３．屋根状部（４２）は押下手段に設けられた鋲（５８）を収容する誘導溝が 備えた請求項３２記載の収容器。 ３４．押下手段は、端部が突出した形状のコイル状バネにより、挿入された束の 上に当接する位置に押しつけられる構造であり、このバネは、そのコイルの部分 が鋲（５８）に適合し、そのアームが屋根状部（４２）に設けられた停止帯に延 びる構造である請求項３３記載の収容器。 ３５．滑動部材はシートの束を滑動部材の前壁（４８）から離すためのシート束 停止具（５０）を備えた請求項１７記載の収容器。 ３６．シート束停止具は滑動部材の側部部品（３２）の近傍に配置された請求項 ３５記載の収容器。 ３７．グリップ可能凹部は束停止具と滑動部材前壁との間に配置された請求項３ ５記載の収容器。 ３８．覗き窓（１２）は上側殻（１０）の「写真マウント」を形成する表面部に より取り囲まれ、 この表面部は、滑動部材（２２）を押し入れたときに、束停止具および滑動部材 前壁の間の空間を覆う構成である請求項３５記載の収容器。 ３９．滑動部材（２２）を押し入れたとき、束停止具は、滑動部材前壁に平行な 内側「写真マウント」端に実質的に一致する構造である請求項３８記載の収容器 。 ４０．グリップ可能凹部（３８）の側壁（４６）と滑動部材（２２）の側部部品 （３２）との間に空き空間が設けられた請求項２９記載の収容器。 ４１．空き空間は滑動部材の全高さにわたって設けられた請求項４０記載の収容 器。 ４２．壁（４４）は下方向に傾斜して延長された形状である請求項２８記載の収 容器。 ４３．束を循環再配置するためのシートチェンジャとして構成された請求項１ま たは１６に記載の収容器。