JPH02500832A - 流体の一次容積を所定数の二次容積に予め定められた相互関係を満たして分配する方法および装置 - Google Patents

流体の一次容積を所定数の二次容積に予め定められた相互関係を満たして分配する方法および装置

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JPH02500832A
JPH02500832A JP63506015A JP50601588A JPH02500832A JP H02500832 A JPH02500832 A JP H02500832A JP 63506015 A JP63506015 A JP 63506015A JP 50601588 A JP50601588 A JP 50601588A JP H02500832 A JPH02500832 A JP H02500832A
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コーエン,ダニエル
ル・ガル,イーヴ
ドウセ,ジャン
ミラソー,フィリップ
ル・ガル,イサベル
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ベルタン・エ・シーエ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 流体の一次容積を所定数の二次容積に予め定められた相互関係を満たして分配す る方法および装置本発明は、流体、特に液体の一次容積を所定数の二次容積に予 め定められた相互関係を満たして分配する方法および装置に関するものである。
流体を所定数の容積に分配するために、様々な方法が使用可能であることが広く 知られている。そして、。
最も一般的な方法は、完全に機械的であり、かつ、固定または可動の壁を有する 複数の容器によって画定される複数の流体室を利用するということである。固定 式容器は計量室で構成される一方、可動式容器はシリンジ(syringes)  、断続流通システム、Is動ポンプおよびフラッシュシステム(flushi ng systems )で構成されている。その他の方法は、容器の機械的性 質以外の性質、例えば、流体の、一定の流路断面に沿った一定流速の流れを等し い周期で遮断すること、または、流れを流速および流路断面に関連した周期で遮 断することを利用する分配システムを提供する。その−例として、計時システム によって制御され、液体の一定流量での流れに作用するベーンを用いた計量シス テムを挙げることができる。
以上のシステムはそれらの本質に起因する多くの問題を抱えている。計量誤差は 、壁の偶発的な変形、可動壁の摩耗、制御装置における緩慢さおよび遅れ、シ− ル不良あるいはシステムを邪魔する機械的な事故によって生ずる。また、誤差は 時間計測についても、例えば温度変化に伴って変化する粘性のような流体の物理 的性質の関数である流速についても生じる。
それら誤差は、監視・制御方法の大幅な改善によっである程度解消することは当 然可能であるが、この場合には、装置の簡易さが犠牲になるとともに、それに伴 って不良作動の可能性およびコストが上昇するという事態が生じる。
本発明の目的は、流体の一次容積を複数の二次容積に予め定められた相互関係を 満たして分配する方法および装置により、上述の問題を解消するかあるいはでき る限り軽減することである。
本発明の別の目的は、接触する物体の物理的性質および幾何学的性質のみを利用 した分配方法および装置であって、分配精度が、例えば分配される流体の粘性。
その流体の温度すなわち流体の周辺温度等の使用条件に全く影響されないものを 提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、機械的な摩耗によって問題が生じることを回避する ために、静止部材のみを使用した流体分配方法および装置を提供することにある 。
本発明のさらに別の目的は、多数の容器を使用することに起因する誤差を解消す るために、一つの容器によって流体の分配を可能とする方法および装置を提供す ることにある。
この目的のために、本発明は、流体の一次容積を所定数の二次容積に予め定めら れた相互関係を満たして分配する方法であって、流体の一次容積を、二次容積の 目標数と同数の流体の排出口を含む水平面を有する容器内へ供給することと、流 体がすべての排出口を経て同時に排出されることを選択的に阻止しまたは許容す ることと、複数の排出口を含む水平面に平行な流体の自由表面が形成されるとと もに、その自由表面が複数の排出口によって同時に分割されることにより、流体 がそれら排出口に分配されることを保証することとを含むことを特徴とする方法 を提供する。
また、本発明は、分配される流体に溶解しない推進流体を容器内へ供給すること により、分配すべき流体全部に流れを生じさせることを保証することを含むもの とすることが望ましい。
本方法は、容易に理解されるように、流体の複数の排出口からの排出が阻止され れば、容器の、複数の排出口を含む水平面の上方に流体の自由表面が形成仝れる ことを可能とする。その後、流体が複数の排出口から同時に流出することが許容 されれば、流体の自由表 □面が複数の排出口に徐々に接近し、やがて、すべて のの前記排出口への供給が遮断さ5れる。上述の容器の水平面は排出口の面によ って形成されるの桧(望ましい。
このようにすれば、容器の底面上にほぼ一定の流体が残留することが回避される 。
分配精度をさらに向上させるために、本発明は、容器内に排出口に近接して配置 された藁内面によって前記自由表面の面積を小さくすることを含む。
このようにして、流体の自由表面の面積を、それが実質的に複数の排出口の面積 の和と等しくなるまで徐々に小さくすることができる。
明は、それら二次容積のいくつかを選択的に遮断可能とすることを含む。
また、本発明は、流体の一次容積を所定数の二次容積に予め定められた相互関係 を満たして分配する装置であって、流体の一次容積を収容する流体室を画定する とともに、進入口と複数の排出口とを含み、かつ、前記複数の排出口が前記流体 室の水平面内に形成されるとともに、排出口の数が二次容積の目標数と等しい密 閉容器と、複数の排出口に平行な流体の自由表面が形成されるとともに、前記自 由表面が前記複数の排出口によって同時に分割されることを保証するために、流 体が複数の排出口、を経て排出されることを選択的に阻止しまたは許容する手段 とを含むことを特徴とする装置を提供する。
本発明装置゛の主な効果の一つは、温度、圧力、流体の粘性等の使用条件に影響 されず(少なくとも影響されに<<)、非常に正確であるにもかかわらず、設計 および製作が非常に容易であることである。
本発明の一実施態様においては、前記手段が、複数の排出口に接続された排出通 路に取り付けられたコック、パルプ、フラツグまたはその他同種のものを含む。
別の実施態様においては、前記手段が、流体の排出通路を形成し、かつ複数の排 出口にそれぞれ接続された複数の0字管を含む。
また、本発明装置は、分配される流体に溶解しない推進流体を容器内へ供給する 手段を含むことが望ましい。
本発明の別の特徴に従えば、容器が、進入口の近くから排出口の近(まで延びる 幾何学的な流体の予備分配面を含む。本発明の好適な実施例においては、予備分 配面が実質的に円錐面を成し、かつ、頂点が進入口に向かって延びるとともに基 端が複数の排出口に近接して配置される。
分散装置が進入口に関連して設けられ、かつ、その分散装置が予備分配面の頂部 に平行でかつそれの直ぐ近くに配置された表面を有することが望ましい。
最後に、複数の排出口は、分配される流体で完全に満たされるのに適した流体制 限溝または凹部の底部に形成され、前記溝および/または凹部の横断面が複数の 排出口に向かうにつれて小さくなるものとすることができる。
本発明は、添付の図面を参照しつつ後の記載を読むことによってよりよく理解さ れ、また、本発明の他の目的、特徴および効果も明らかとなろう。ただし、その 記載はあくまでも例示に過ぎない。
第1図は、本発明の一実施例装置の鉛直断面図である。
第2図は、本発明の第2実施例装置を示す図である。
第3図は、本発明の別の実施例装置を示す図である。
第4図は、さらに別の実施例装置の部分的な鉛直断面図である。
第5図は、さらに別の実施例装置の鉛直断面図である。
第6図は、さらに別の実施例装置の部分図である。
第7図は、本発明の実際的な一実施例装置の詳細断面図である。
第8図は、本発明の別の実施例装置の部分的な鉛直断面図である。
第1図は、流体の一次容積を所定数の二次容積に予め定められた相互関係を満た して分配する装置を示す。
この分配装置は符号1で示す密閉容器を備えている。
容器1はそれの内側に予備的に分配される流体を収容する流体室2を画定すると ともに、進入口3と、二次容積の目標数と同数の排出口6とを備えている。進入 口3は進入通路4に連なり、また、各排出口6はそれに対応する排出通路8と接 続されている。
流体室2は直gx−xによって表される対称軸を有し、複数の排出口6はその対 称軸に対して対称的にかつ共通の水平面内に配置されている。また、進入口3と 排出口6との間に流体案内手段16が設けられ、排出口6または排出通路8に関 連して手段17が設けられている。手段17は、流体が複数の排出通路8に同時 にかつ均一に供給されることを保証するためのものである。
また、本発明に係る分配装置は、進入通路4と接続された推進流体の供給源12 からその推進流体を通路10を経て流体室2内へ供給する手段を備えていること が望ましい。進入通路4は進入口3から上流側へ延びている。推進流体は分配さ れる流体に溶解しないものである。通路10はバルブ14が手動でまたは自動的 に制御されることによって開閉される。したがって、分配される流体を完全に排 出口6および排出通路8から排出するために、推進流体を加圧して流体室2内へ 供給することができる。
流体室2は排出口6の面以外には水平の流体案内面を持たないことが望ましい。
真向手段16は流れ面18を備えている。流れ面18は、流体が排出口6に向か う流れを生じさせるためのものであり、流体室2の対称軸X−Xと一致する対称 軸を有する円錐状を成し、例えば進入口3に近接した位置から排出口6まで延び ている。
流れ面18を画定する円錐体20は、頂点21が流体室2の対称軸x−x上に位 置させられるとともに、底面22が流体室2の底部を形成する底壁1a上に置か れるか、あるいは底壁1aの一部を形成するようにされる。進入口3を経て供給 される分配されるべき流体が円錐体200頂点21に達し、その後、それの流れ 面18に沿って流れて排出口6に至る。排出口6は第1図に示すように、容器1 の底壁1a内に、円錐体20の外側において円錐体20の基端に実質的に接する 状態で形成されている。
前述の手段17は排出口6に設けられた複数のコック19を備えている。複数の コック19は全て同時に開閉可能とされている。コック19に代えて、様々な形 式のパルプ等地の均等手段を用いることも可能である。
容器1の土壁ICには、コンク29またはパルプ等地の均等手段と関連付けられ たベント穴28が設けられている。
コンク19および29またはそれらの均等手段は自動制御され、本発明の分配装 置は非常に簡単に操作できる。
次に作動を説明する。
容器1内に分配されるべき流体が全く入れられていない状態で、排出通路8のコ ンク19が閉じられるとともに、ベント穴28のコック29が開かれる。分配さ れる一次容積の流体が進入通路4および進入口3を経て流体室2内に供給されれ ば、その流体は円錐体20の頂点21上に達し、流れ面18に沿って均一に分配 されて排出口6Lこ向かう。コック19は閉じられているから、流体は流体室2 の底の、流れ面1Bと容器1の側壁1bの内面24との間に溜る。これにより、 排出口6上に流体層26が形成される。この流体層26の形成により、流体が排 出口6上に排出口60間で完全に均一に分配されることとなる。
最小量の流体層26が排出口6上に形成されたならば、排出通路8のすべてのコ ック19が同時に開かれ、流体がすべての排出通路8内に流入することが許容さ れる。
分配されるべき流体の全部が完全に排出されることを保証するために、加圧した 推進流体を供給源12からパルプ141通路10および進入口3を経て流体室2 内へ供給する。分配されるべき流体を加圧して排出口6から押し出すためである 。また、推進流体は、分配される一次容積の流体を進入通路4に沿って進入口3 に向かって押し出すことができる。
分配される流体がたとえ濡れ性の悪いものであって、流れ面18に沿って不均一 に流れても、流体室2内の流体Fi26の形成により必ず流体が複数の排出口6 上に均一に分配されることが理解されよう。
また、コック19が開かれた後にも、最小量の流体が排出口6上に連続した流体 層26を形成している限り、流体が排出通路8を経て排出されている最中に、分 配されるべき流体を流体室2へ供給し続けることが可能であることも理解されよ う。
流体の一次容積は複数の二次容積に極めて正確に分配される。流体の各排出通路 8への供給の開始がコック19によって同期させられるとともに、当該供給の終 了が、層26の自由表面と平行な一平面内に形成された複数の排出口6によって その自由表面が分割されることによって決定されるからである。
また、流体室2の底に残存する可能性のある流体の量を最小限にするために、複 数の排出口6が形成されている流体室2の水平面が、複数の排出口6の面積の和 と実質的に等しい面積を有することが望ましいことが理解されよう。
このように、本発明装置の作動は例えば、分配されるべき流体の温度、粘性また は表面張力すなわち濡れ性等、物理的性質とは無関係である。
複数の二次容積相互の比率を変更するために、排出通路8の長さまたは断面積お よび関連する排出口6の断面積を変えることが可能である。
さらに、分配される流体の量に限度はない。
そのため、本発明に係る分配装置は、流体を分配することによってその流体を計 量する如何なる形式の装置と一緒に使用してもよい。分配される流体は次のよう な液体であっても、気体であってもよい。
当該流体は様々な処理、特に例えば反応(特に化学反応)、または洗浄のための 生化学的流体とすることができ□る。
また、”本発明に係る分配装置は、例えばガソリン。
灯油(heating f’uel)、軽油(diesel fuel)等に添 加剤(additives or dopes)を加えるために使用してもよい 。
本装置はまた、飲料内に濃縮調味量を注入したり、バルブに充填したり(fil ling bulbs)するために使用することができる。
第2図は本発明の別の実施例装置を示す。なお、第1図の実施例装置と共通の要 素は第1図に示す符号に100を加算した符号で示す。本実施例装置においては 、分配される流体を流れ面118上に注ぐために分散装置140が設けられてい る。この装置140は逆円錐面142を存しており、この逆円錐面142は円錐 体120の頂点121から少し離されている。それによって、円錐体120の頂 点121の近傍に、流体を流れ面118に沿って均一に分散させる円錐通路14 4が形成されている。
分配される流体が液体である場合には、液体が流れ面118に沿って跳ねること なく流れることとなる。
第3図は本発明装置のさらに別の実施例装置を示す。
ただし、第1図および第2図の実施例における要素と同一または類似の要素は第 1図および第2図における符号にさらに100を加算した符号で示す。
本実施例においては、分配される流体のための進入口203が進入通路204と 一緒に円錐体2200本体に形成されている0分散装置240は容器201の上 壁201C内の円錐穴220によって構成されることが望ましい。その結果、円 錐体220の直ぐ近くに小さな流体室244が形成されている。これにより、第 2図の実施例の場合と同様な効果が得られる。
第4図は本発明の別の実施例装置を示す、ただし、先の図面の実施例装置におけ る要素と同一または類似の要素はそれら先の図面における符号にさらに100を 加算した符号で示す。
本実施例装置においては、流体室302が、環状を成す流体制限溝350を備え ている。溝350は、排出口306上に、円錐体320の基端の周辺を囲んで形 成されている。溝350の底部の幅は実質的に排出口306の直径と一致する。
その結果、溝350内に残留する流体の自由表面の面積が、複数の排出口306 の面積の和とほぼ一致する。
第5図は第1図の実施例装置の変形である実施例装置を示す。なお、第1図の実 施例装置と同一の要素は同一の符号で示す。 一 本実施例装置においてはミ第1図の装置に用いられ、排出口6からの排出を同期 させる手段17の代わりにU字管30のシステムが用いられている。U字管30 は排出口6に関連する排出通路8の後端を上向きとする。
各排出通路8の外側すなわち上側のブランチ8aが、流体室2の液位より高い位 置まで上向きに延びている。
その結果、分配されるべき液体の層26が流体室2内の排出口6上に形成されれ ば、液位Nが排出通路8のブランチ8a内に現れる。このように、液体が排出口 6および排出通路8を経て自由に排出することを阻止する手段17を非常に簡単 に実現することができる。
分配される一次容積の液体が流体室2内に供給されて、排出口6を覆う層26が 形成されたなれば、コック29によってベント穴28が閉じられる0分配される 液体が排出口6および排出通路8から排出されるようにするために、推進流体が 加圧されて流体室2内に供給される。液体の自由表面は流体室2内で下降し、や がて、液体は複数の排出口6によって均一に分割される。
他の変形例においては、排出口6が分配される流体によって濡れない材料で製造 された壁を有するものとすることができる。このようにすれば、圧力が、流れを 生じさせ名のに十分高くなるまで、流体室2内に供給された一次容積の流体が排 出口6上にN26を形成する。
第6図は第4図の装置の変形である実施例装置を示す。ただし、第4図の装置と 同一の要素は第4図における符号に100を加算した符号で示す。
本実施例においては、流体室402の底に複数の制限凹部452が形成されてい る。それら凹部452の寸法は、分配されるべき流体の物理的性質の下でその流 体で凹部452が完全に満たされる大きさとされている。各凹部452は下方へ 向かうにつれて小さくなる横断面を有し、各凹部452は一つの排出口406に 連なっている。凹部452の開口端である最大断面部は互に接し・容器401の 底に水平面がほとんど存在しないようにされている。これにより、流体室402 内に残存する流体全部が完全に排出されることが保証される。
第7図は本発明装置の詳細な一実施例を示す。本図においては、先の図面におけ る要素と同様の要素はそれら先の図面における符号にさらに100を加算した符 号で示す。
容器501は複数の異なる部品の組合せによって構成されており、それら部品の 数と軸対称性により機械的な製作が容易になっている。
複数の部品は、円板状部材5609円環562.上部円板564である。円板状 部材560は、容器501の底を形成するものであり、その上に円錐体520が 置かれる。円錐体520の基端は水平に延び出させられた平面的な円環リム52 2とすることができる。
円環562は、流体室502の鉛直な側壁524を形成し、底部に円錐台状の傾 斜面524aを備えている。
この傾斜面524aは円錐体520の傾斜面518と共同して凹部550または 溝を形成する。上部円板564は、容器501の上壁を形成し、円錐体520の 上方に円錐台状の傾斜面566を備えている。傾斜面566は、高価な推進流体 の使用に備えて、流体室502の容積を小さくするためのものである。
円板状部材560および上部円板564に貫通穴568.570および572が 形成され、進入通路504および排出通路508、特に、中間の取外し可能な貫 通部品としての部品574および576と共同して進入口503と排出口506 を形成している。円板状部材560.上部円板s64.円環562ならびに円錐 体520はボルト580によって結合することができる。このボルト580は、 円板状部材5601円環562、上部円板564および円錐体520の円環リム 552にそれぞれ形成された貫通穴582,584゜586および588を貫通 する。
排出口506と、排出通路508の排出口506に近い部分とを遮断するりトラ クト可能な遮断手段590が設けられている。遮断手段590は、上部円板56 4と円環562とをそれぞれ貫通する貫通穴594゜596を貫通するロフト5 92を備えている。
ベント穴528は、上部円vi564のめねじに螺合される基端部を有する一つ の部品によって形成されている。
作動は先の実施例と同一である。ただし、二次容積の数を所望の値に変更するた めに、排出通路508のいくつかを遮断することが可能である。
第8図に本発明の別の実施例装置を示す。ただし、第7図の実施例装置における 要素と同様な機能を果たす要素は第7図における符号に100を加算した符号で 示す。
この例においては、予備分配流体室602が円錐体620の流れ壁618と、回 転面666との間に形成されている。円錐体620は頂点621を有し、進入口 603に向かって上向きに延びて進入通路604に達している。回転面である白 壁′666は、流体室602の横断面の面積が実質的に進入通路604の面積お よび進入口603の面積と等しくなるように、凸状曲線の縦断面形状を備えてい る。白壁666の上端部は進入通路604と直に接続されており、白壁666の 下端部は排出口606と直に接続されている。複数の排出口606は共通の水平 面内に形成されるとともに、排出通路608と接続されている。円錐体620と 白壁666の下端部との間に、第6図および第7図に示す実施例におけるように 、流体制限凹部650を設けることも可能である。
第8図に示す実施例装置においては、分配されるべき流体の一次容積が、排出口 606および排出通路608に対応する所定の二次容積に均一に分配されるため に、推進流体により単に進入通路604に沿って押し出される。流体の分配精度 は、文字FPで示す推進流体と文字FRで示す分配される流体との間に一つの境 界面Sが存在することによって得られる。この境界面Sは流体室602の横断面 全体を占めるとともに、推進流体からの圧力の影響の下にピストンに類似の作用 を為す。
第8図の実施例装置は、分配されるべき流体が液体であれ気体であれ、如何なる 位24こおいても作用することができる。
推進流体の圧力は、分配されるべき流体との境界面に如何なる不連続も生じるこ とがないように決定されるのが普通である。圧力の高さは推進流体および分配さ れる流体の物理的性質に依存し、当業者によって容易に決定される。
全般的な態様において、分配される流体が気体である場合には、単に分配装置の 上下を逆にし、排出口が上に、進入口が下に(ベント穴があればベント穴も下に )位置する状態で使用することができる。この配置においては、推進流体が液体 であることが望ましい。
まず、容器と排出通路とを、分配される気体に溶解しない液体で満たす。このと き、液体の蒸発圧は気体を汚染しない高さとする。
分配されるべき気体が容器内に供給されれば、排出口の下方に溜る気体に徐々に 置換される液体を排出するために、ベント穴(ここではドレン穴)が開かれる。
このようにして、十分な量の気体が供給されれば、ドレン穴が閉じられ、再び容 器と排出通路とが推進液体で満たされるまで、推進液体からの圧力により気体が 、排出通路内に存在するかも知れない、液体を排除しつう排出通路へ流入する。
国際調査報告 国際調査報告 FR8800365

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体の一次容積を所定数の二次容積に予め定められた相互関係を満たして 分配する方法であって、流体の一次容積を、二次容積の目標数と同数の流体排出 口(6,106,206,306,406,506,606)を含む水平面を有 する容器(1,101,201,301,401,501,601)内へ供給す ることと、前記流体がすべての排出口を経て同時に排出されることを選択的に阻 止しまたは許容することと、前記排出口を含む前記水平面に平行な流体の自由表 面が形成されるとともに、前記自由表面が前記複数の排出口によって同時に分割 されることにより、流体がそれら排出口に分配されることを保証することとを含 むことを特徴とする方法。
  2. (2)前記分配される流体に溶解しない推進流体を前記容器内へ供給することに より、分配すべき流体全部に流れを生じさせることを保証することを含むことを 特徴とする請求項1記載の方法。
  3. (3)前記容器の水平面が前記複数の排出口(6,106,206,306,4 06,506,606)の面によって形成されたことを特徴とする請求項1また は2記載の方法。
  4. (4)前記容器内の排出口に近接して配置された案内面(18,118,218 ,318,418,518,618)によって流体の自由表面の面積を小さくす ることを含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
  5. (5)前記二次容積の数を変更するために、前記複数の排出口のいくつかを選択 的に閉じさせることを含むことを特徴とする先の請求項のいずれかに記載の方法 。
  6. (6)流体の一次容積を所定数の二次容積に予め定められた相互関係を満たして 分配する装置であって、前記流体の一次容積を収容する流体室(2,102,2 02,302,402,502,602)を画定するとともに、進入口(3,1 03,203,303,403,503,603)と複数の排出口(6,106 ,206,306,406,506,606)とを含み、かつ、前記排出口が前 記流体室の水平面内に形成されるとともに、排出口の数が前記二次容積の流体の 目標数と等しい密閉容器(1,101,201,301,401,501,60 1)と、 前記排出口に平行な前記液体の自由表面が形成されることと、前記自由表面が前 記複数の排出口によって同時に分割されることとを保証するために、流体が排出 口を経て排出されることを選択的に阻止しまたは許容する手段(17,19,3 0)と を含むことを特徴とする装置。
  7. (7)前記手段が、前記排出口(6)に接続された排出通路(8)に設けられた コック(19),バルブまたはその他同種のものを含むことを特徴とする請求項 6記載の装置。
  8. (8)前記手段が、前記流体の排出通路を形成し、かつ、前記排出口(6)に接 続されたU字管(30)を含むことを特徴とする請求項6記載の装置。
  9. (9)前記分配される流体に溶解しない推進流体を前記容器(1)内へ供給する 手段(10,12,14)を含むことを特徴とする請求項6ないし8のいずれか に記載の装置。
  10. (10)前記容器が、前記進入口の近くから前記排出口の近くまで延びる幾何学 的な流体予備分配面(18,118,218,318,418,518,618 )を含むことを特徴とする請求項6ないし10のいずれかに記載の装置。
  11. (11)前記予備分配面が実質的に円錐面であり、かつ、頂点が前記進入口に向 かって延びるとともに基端が前記排出口に近接して配置されたことを特徴とする 請求項10記載の装置。
  12. (12)前記進入口に関連して設けられ、前記予備分配面の頂部に平行でかつそ れの直ぐ近くに配置された表面を有する分散装置(142,242)を含むこと を特徴とする請求項10または11に記載の装置。
  13. (13)前記流体室の、前記複数の排出口を含む水平面の面積がそれら複数の排 出口の面積の和と実質的に等しいことを特徴とする請求項6ないし12のいずれ かに記載の装置。
  14. (14)前記排出口が、前記分配される流体で完全に満たされるのに適した流体 制限溝(350,550)または凹部(450)の底部に形成されたことを特徴 とする請求項6ないし13のいずれかに記載の装置。
  15. (15)前記溝および/または凹部の横断面が前記排出口に向かうにつれて小さ くなることを特徴とする請求項14記載の装置。
  16. (16)前記流体室内に開口するベント穴(28,528)と、そのベント穴を 遮断する手段(29)とを含むことを特徴とする請求項6ないし15のいずれか に記載の装置。
  17. (17)前記容器(501)が、 その容器の底壁を形成し、自身の上に円錐面を有する案内部(520)が配置さ れる円板状部材(560)と、 容器の側壁を形成し、前記円錐面(518)と共同して制限室(550)を画定 する円錐台の内面を有する円環(562)と、 円板状を成し、容器の上壁を構成する上部材(564)と、 それら円板状部材,円環および上部材を貫通してそれらを互に密に結合ずるボル ト等結合手段(580)と によって構成されたことを特徴とする請求項6ないし16のいずれかに記載の装 置。
  18. (18)前記液体の一次容積を収容する流体室(602)が、内側の円錐面(6 18)と、凸状の曲線縦断面を有する回転面が形成され、前記進入口(603) と前記排出口(606)とに直に接続された壁(666)との間に画定されると ともに、前記流体室の横断面の面積が実質的に一定でかつ前記進入口のそれと等 しいことを特徴とする請求項6記載の装置。
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