JPH0249566A - 工業食品及びその製造法 - Google Patents

工業食品及びその製造法

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JPH0249566A
JPH0249566A JP63220250A JP22025088A JPH0249566A JP H0249566 A JPH0249566 A JP H0249566A JP 63220250 A JP63220250 A JP 63220250A JP 22025088 A JP22025088 A JP 22025088A JP H0249566 A JPH0249566 A JP H0249566A
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food
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flavor
layer
cellulose
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JP63220250A
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English (en)
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Richard J Stypula
リチャード ジェイ スティピュラ
Backholz Lawrence Jr
ローレンス バックホルツ ジュニア
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Original Assignee
International Flavors and Fragrances Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の要約] 本発明は、油を通さず、香味を逃がさず、香味を高め、
香味を補い、水を逃がさない食品、及び該食品の製造方
法並びに製造装置に関する。
より詳細には、本発明の第1の態様は、パン粉でまぶし
たバリヤ層(障壁層)又は被覆層の少なくとも一雁を含
み、その結果、料理油と接触しても本質的に油を通さず
、食物構造体内に最初から含まれている水や香味物質を
実質的に逃がさないようにされた賦形食品又は賦形ブレ
カット食品のような工業製造食品を包含する。
更に特徴的には、本発明は、次のような諸要素■〜■を
持ち、性質(x)、(y)、(z)を持つ工業製造食品
を包含するものである。
■水及び蛋白質の及び/又は澱粉質の食品材料、及び、
所望により、全香味組成物と相溶性のある1又は2以上
の香味組成物、香味前駆物質及び/又は香味増強物質F
。からなる多孔性内部食物構造体(以後、香味前駆物質
及び/又は香味増強物質は、食品に存在する場合は、F
l、F3、F3、F4、F5及びF6で表す。) ■該多孔性内部食物構造体の主要部分に連接する第1の
外側表面、及び ■該第1の外側表面全面に、次の(i)ないしく1v)
の何れか一つの層が、固定的に被覆された層、(1)食
用粉、澱粉多糖類、及び低級アルコキシセルロース、ヒ
ドロキシ低級アルコキシセルロース及びアシロキシセル
ロースからなる群から選ばれた置換セルロース、及びガ
ム、及び、所望により、1又は2以上の香味組成物、香
味前駆物質及び/又は該香味組成物と相溶性のある以後
F1と名付Iする香味増強物質、及び/又は該多孔性内
部食物構造体の香味前駆物質及び/又は香味増強物質か
ら作られる香味料、及び該食品のどこか他の場所に存在
するすべての他の香味料F2、F3、FいF5及び/又
はF6からなる第2外側表面を持つ第1のパン粉まぶし
/バリヤ被覆層、又は(ii)食用粉、及び、所望によ
り、1又は2以上の香味前駆物質、香味組成物及び/又
は該香味組成物と相溶性のある香味増強物質(以後F、
と記す)、該多孔性内部食物構造体の香味前駆物質及び
/又は香味増強物質F。から作られる香味料、及び該食
品のどこか他の場所に存在するすべての他の香味組成物
、香味増強物質、及び/又は香味前駆物質F5、F5、
F、、F、及び/又はF6から作られる香味組成物から
なる第3の外側表面を持つパン粉まぶし被覆層、又は (iii)澱粉多糖類、及び、低級アルコキシセルロー
ス、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロ
キシセルロースからなる群から選ばれた置換セルロース
、及びガム、及び所望により、1又は2以上の香味前駆
物質、l又は2以上の香味組成物及び/又は、香味組成
物と相溶性のあるl又は2以上の香味増強物質(以後F
3と記す)、該多孔性内部食物構造体の香味前駆物質及
び/又は香味増強物質F。から作られる香味組成物、及
び、該食品のどこか他の場所に存在するすべての他の香
味組成物、香味増強物質及び/又は、香味前駆物質F8
、F3、F4.Fs及びF6から作られる香味組成物か
らなる第4の外側表面を持つ第1のバリヤ被覆層、又は (iv)(a)脂肪及び/又は食用ポリオールボリエス
チルを含む蛋白質の食品材料、(b) #粉糖糖類、(
C)低級アルコキシセルロース、ヒドロキシ低級アルコ
キシセルロース、及びアシロキシセルロースからなる群
から選ばれた置換セルロース、及び(d)ガム、及び(
e)所望により、1又は2以上の香味組成物、該香味組
成物と相溶性のある香味前駆物質及び/又は香味増強物
質(以後F4と記す)、該多孔性内部食物構造体の香味
増強物質及び/又は香味前駆物質F。から作られる香味
組成物、及び、該食品のどこか他の場所に存在するすべ
ての香味組成物、香味増強物質、及び/又は香味前駆物
質F1、Fl、Fl、F、及び/又はF@から作られる
香味組成物からなる第4の外側表面を持つ第2のパン粉
まぶし/バリヤ被覆層、及び、 ■該第2の外側表面及び/又は第3の外側表面の全面に
、澱粉多糖類、及び、低級アルコキシセルロース、ヒド
ロキシ低級アルコキシセルロース及びアシロキシセルロ
ースからなる群から選ばれた置換セルロース、及びガム
、及び、所望により該香味組成物の全部と相溶性のある
l又は2以上の香味組成物、香味前駆物質及び/又は香
味増強物質F1、 若し該食品に存在するならば、香味前駆物質から生成さ
れる香味組成物、及び/又は香味増強物質P、、F2、
F8、F4及びFg及びF。、からなる第2のバリヤ被
覆層が固定的に被覆された層、又は、該第4の外側表面
の全面に、食用粉及び、所望により1又は2以上の香味
組成物、香味前駆物質及び/又は該香味組成物の何れか
又は全部と相溶性のある香味増強物質FIl、若し該食
品に存在する場合は、香味前駆物質から生成される香味
組成物及び/又は香味増強物質F+、Ft、F3、F4
、F5、及びF、  からなる第6の外側表面を持つパ
ン粉まぶし被覆層が固定的に被覆された層、 該食品の持つ性質: (x)該多孔性内部食物構造体に最初から含まれている
実質的量の水の、貯蔵及び/又は料理中における保持、 (y)該食品が貯蔵中及び/又は料理中に料理油と接触
する時、該多孔性内部食物構造体への料理油の吸収と吸
着が実質的に起こらないような油不透過、 (z)貯蔵中及び/又は料理中の、該多孔性内部食物構
造体の初期香味性質の保持。
上記の食品は、後で詳細に記述される第1.2.3.4
A、4B、4C,iD、4E、6、及び7図で示される
食品を含むが、これらに限定されるものではない。
かくして、第1図に示される本発明の食品は、(i)一
つの外側表面及び(ii)多孔性内部構造、即ち、蛋白
質含有材料及び、場合により、香味増強物質及び/又は
香味組成物及び/又は、該蛋白質含有材料が最初から持
っている香味物質と相溶性のある香味組成物を造り得る
香味前駆物質からなる多孔性内部構造を持ち:そして、
該蛋白質含有材料の外側表面に、パン粉被覆表面を持ち
、パン粉及び場合により香味料又は香味増強物質又は該
多孔性内部構造体の香味物質と相溶性のある香味料を形
成し得る香味前駆物質からなるパン粉まぶし被覆屑を持
つパン粉まぶし被覆が被覆されており:更に該パン粉ま
ぶし被覆層表面に、バリヤ層であって、食品から外に向
かって普通は拡散する水を実質的に通さず、約240℃
(400°F)までの温度範囲の料理油に食品を浸した
時に、内部に向かって拡散する筈の料理油を実質的に通
さない第2の被覆組成物が被覆されており;低級アルコ
キシセルロース、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース
及びアルコキシセルロースからなる群から選ばれた置換
セルロース及びグアガム又はザンタンガムのようなガム
と澱粉多糖類との良混和物からなるバリヤ層を持つとこ
ろの、良い香味を持つ蛋白質含有賦形工業食品であり得
る。
該蛋白質含有材料は、勿論澱粉質材料で置換され得るし
、又、該多孔性内部構造体は、磨砕ヒョコマメと磨砕牛
肉との混合物又は牛肉、玉葱、ヒョコマメの磨砕混合物
のような蛋白質と澱粉質の材料の混合物であることがで
きる。実際に、多孔性内部構造体は、浸して柔らかにさ
れる(マーセル化)必要はないが、その代わりに、第6
図及び第7図に示されるような鶏肉又は牛肉のような材
料であることができる。更に、多孔性内部構造体は、例
えば、薄切りポテト、薄切り玉葱、又は互いに密着して
いる薄切り玉葱と牛肉であっても良い又、別の態様とし
て、本発明の食品は、場合により、香味組成物及び/又
は香味増強物質及び/又は食品が料理される時に香味組
成物を生成するための香味前駆物質を含み、外側表面を
持つ蛋白質含有材料及び/又は澱粉質材料からなり:そ
して、該外側表面に、澱粉多糖類、及び低級アルコキン
セルロース、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース及び
アシロキシセルロースからなる群から選ばれた置換セル
ロース及びグアガム又はザンタンガムのようなガムの良
混和物からなり、場合により、香味組成物及び/又は香
味増強物質及び/又は食品が料理される時に香味組成物
を生成するための香味前駆物質を含む第2の外側表面を
持っバリヤ層が被覆されている、第1の多孔性内部構造
を持つことができる。該バリヤ層の第2の外側層に、粉
及び任意的に、香味組成物及び/又は香味増強物質及び
/又は食品が料理される時に香味組成物の生成のための
香味前駆物質及び所望なら後で示す他のパン粉成分から
なるパン粉まぶし層が被覆される。
又別のものとして、本発明の工業食品(例えば第4A図
に示される)は、本発明のバリヤ物質、即ち、澱粉多糖
類、及び低級アルコキシセルロース、ヒドロキシ低級ア
ルコキシセルロース及びアシロキンセルロースからなる
群から選ばれた置換セルロース及びグアガム又はザンタ
ンガムのようなガム、任意に、香味組成物、及び/又は
香味増強物質及び/又は食品が料理される時に香味組成
物の生成のための香味前駆物質と良く混和された蛋白質
含有材料及び/又は澱粉質材料からなる多孔性内部構造
体から構成され得る。
該多孔性内部食物構造体の外側表面の実質的全表面に、
食用粉及び他の任意の成分、例えば卵黄、及び任意的に
、香味組成物、及び/又は香味増強物質及び/又は食品
が料理される時に香味組成物の生成のための香味前駆物
質を含むパン粉まぶし層が被覆される。
本発明の食品の変形の一つが、第4B図に示されている
。それは、パン粉まぶし層が、澱粉多糖類及び低級アル
コキシセルロース、ヒドロキシ低級アルコキシセルロー
ス及びアシロキシセルロースからなる群から選ばれた置
換セルロース及びグアガム又はザンタンガムのようなガ
ム、又はこれらの混合物、及び場合により、香味組成物
、及び/又は香味増強物質及び/又は食品が料理される
時に香味組成物の生成のための香味前駆物質からなるバ
リヤ組成物を含むものである。
他の例として、第4C図に示されるように、該多孔性内
部食物構造体は、澱粉多糖類、及び低級アルコキシセル
ロース、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース及びアシ
ロキシセルロースからなる群から選ばれた置換セルロー
ス及びグアガム又はザンタンガムのようなガム、及び場
合により、香味組成物、及び/又は香味増強物質及び/
又は食品が料理される時に香味組成物の生成のための香
味前駆物質からなるバリヤ組成物で被覆されても良く;
更に、所望により香味組成物、及び/又は香味増強物質
及び/又は食品が料理される時に香味組成物の生成のた
めの香味前駆物質を含むパン粉層(バリヤ組成物を室ん
でいても含んでいなくてもよい)で、順次被覆され、更
に、その全表面に、澱粉糖、糖類、及び低級アルコキシ
セルロース、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース及び
アシロキシセルロースからなる群から選ばれた置換セル
ロース及びグアガム又はザンタンガムのようなガムから
なり、場合により、香味組成物、及び/又は−゛ ゞ゛
 。
香味増強物質及び/又は食品が料理される時に香味組成
物の生成のための香味前駆物質を含む付加的なバリヤ層
で、順次被覆される。蛋白質及び/又は澱粉質であり得
る多孔性内部構造体は、又所望なら、澱粉多糖類、及び
低級アルコキシセルロース、ヒドロキシ低級アルコキン
セル台−”ス及びアシロキシセルロースからなる群から
選ばれた置換セルロース及びグアガム又はザンタンガム
のようなガムからなり、場合により、香味組成物、及び
/又は香味増強物質及び/又は食品が料理される時に香
味組成物の生成のための香味前駆物質を含むバリヤ組成
物を含んでいても良い。3つの被覆層がバリヤ組成物を
含む蛋白質の及び/又は澱粉質の食品材料を取り囲む本
発明の具体例が、第4D図に示される。
本発明の他の具体例は、(a)脂肪及び/又は食用ポリ
オールポリエステルを含む蛋白質食品材料、(b)澱粉
多糖類、(C)低級アルコキシセルロース、ヒドロキシ
低級アルコキシセルロース、及びアシロキシセルロース
からなる群から選ばれた置換セルロース、及び(d)ザ
ンタンガム又はアラビヤガムのようなガム、及び(e)
任意に、香味組成物、及び/又は香味増強物質及び/又
は食品が料理される時に香味組成物の生成のための香味
前駆物質の混合物を持つ、澱粉質又は蛋白質又はその両
者であり得る多孔性内部食物構造体の被覆層を含む。
料理の際には、上記処方を持つ外側の蛋白質/バリヤ層
は、又、パン粉まぶし層となり、驚くべきことに、次の
性質を持つことが見い出された。
(x)該多孔性内部蛋白質食物構造体又は多孔性内部澱
粉質食物構造体に最初から含まれている実質的量の水の
、貯蔵及び/又は料理中における保持、 (y)該食品が貯蔵中及び/又は料理中に料理油と接触
する時、該多孔性内部食物構造体への料理油の吸収と吸
着が実質的に起こらないような部下透過性、及び、 (z)貯蔵中及び/又は料理中の、該条孔性内部食物構
造体の初期香味物質の保持。
本発明の第1の実施態様におけるバリヤ被覆層に用いら
れるガムは、ザンタンガム、カラギーナンガム、トラガ
カントガム、カラヤガム、グアガム、イナゴマメガム、
その他である。ザンタンガムの構造式は次に示すもので
ある。
式中、nは繰り返し単位数、Mはナトリウム、カリウム
、及び/又は1/2カルシウム(カルシウムイオンは上
記の繰り返し単量単位数の2個に引きつけられる。)を
表す。
ザンタンガムの例は、ザンタンガムの商標KE[TR0
L■、例えば、KELTROL■F[ゝオクラホマ州、
オクムルギーのケルコ・オーガニゼーション(th+K
elco Organization of Okmu
lgee、Oklahoma)により製造]である。ザ
ンタンガムのような上記ガムに代え又はこれに付加して
、微結晶セルロース及びファルセララン(Furcel
laran)が用いられても良い。
バリヤ層又はバリヤ組成物中のセルロース誘導体は、ア
ルコキシセルロースであり得る。例えば次の構造を持つ
メチルセルロース、 (nは繰り返し単量体単位数を表す)、例えば、ミシガ
ン州、ミドランドのダウケミカル・カンパニ4  (D
ow Chemical  Company ofMi
dland  Michigan)の製品、MET)I
OcEL■A、又は、次の構造を持つヒドロキシプロピ
ルセルロース、(nは繰り返し単量体単位数を表す)、
例えば、MET)IOCEL■E、 METIIOCE
L■F1METHOCEL■J、又はMETHOCEL
■K(ダウケミカル、ミドランド製)又はKLUCEL
■(Hercules Corporation or
 Wilmington、Delaware製)、又は
次の構造を持つヒドロキシブチルメチルセルロース、 (nは繰り返し単量体単位数を表す)、例えば、MET
HOCEL @ HB (ダウケミカル、ミドランド製
)。
前記セルロース誘導体の構造式中の数nは、用いられる
ポリマーの特定粘度の関数(即ち、分子量)である。こ
の粘度[センチボイズ(cps)]の範囲は、約10〜
約100,000 又はそれ以上でさえある。用いられ
る他のセルロース誘導体は、カルボキシメチルセルロー
スのようなアシロキシセルロースである。物質ヒドロキ
シプロピルセルロース及びヒドロキシブチルメチルセル
ロースは、ここでは又ヒドロキシ低級アルキルセルロー
スと呼称される。
バリヤ層に用いられ得る澱粉誘導体は、修飾又は非修飾
澱粉である。より詳しくは、高アミロース・コーン・ス
ターチ、分別アミロース等の如き線状の原子配列を持つ
所謂アミロースの大量、例えば50%以上を含む澱粉製
品が用いられ得る。
例えば、米国特許第4,076.846号明細書に用い
られる澱粉とは異なり、アミロースの高パーセンテージ
を含む澱粉は、本発明のバリヤ層に用いられる。しかし
、同米国特許で有用なことが見いだされている澱粉材料
は、本発明においてもまた有用である。これらの澱粉材
料は、一般に、玉蜀黍澱粉、小麦澱粉、じゃが薯澱粉、
タピオカ澱粉等のような一般に50重出先又はそれ以下
のアミロースを含む穀物、じゃが薯、食用根等から得ら
れる種々の普通タイプの澱粉を含む。鑞質の玉蜀黍澱粉
、精米澱粉のような10重量%又はそれ以下のアミロー
スを含む特殊タイプ澱粉も、本発明の実施に用いられる
。更に、α−澱粉及びデキストリンのような所謂非修飾
処理澱粉も用いられる。50重出先を超えるアミロース
を含む高アミロース澱粉は、一般に改良品種玉蜀黍から
導かれる特殊玉蜀黍澱粉材料である。高アミロース澱粉
は、じゃが薯澱粉のような普通タイプの澱粉から分別に
よって得られる90重量%又はそれ以上のアミロースを
含む所謂分別アミロースによって置き換え得る。
更に、カルボキシメチル澱粉、ヒドロキシエチル澱粉、
ヒドロキシプロピル澱粉、メチル澱粉、エチル澱粉、メ
チルヒドロキシエチル澱粉、エチルヒドロキシプロピル
澱粉、澱粉フォスフェート、等を含む食用の修飾澱粉材
料も、本発明に用い得る。
他の澱粉製品は、1987年7月刊行の「食品加工(F
ood Processing) Jの第68頁に開示
された、例えば、lN5TA 5TARCH■[ミネソ
タ州55940.ハイフィールド、ボックス83、ルー
ト1、ズンブロインコーポレーテッド (Zumbro
 Incorporated、Route 1. Bo
x 83. Hayfield、 Minnesota
 55940)製[の如き予めゲル化された澱粉/マル
トデキストリン製品から製造される瞬間濃縮澱粉を含む
前記の通り、本発明の具体例の一つは、ポリオールポリ
エステルを含む。このような材料は、1971年8月1
7日刊行の米国特許第3,600,186号、1976
年5月4日刊行の米国特許第3,954,976号、1
980年12月23日刊行の米国特許第4.241,0
54号、1981年4月28日刊行の米国特許第4,2
64,583号、及び1985年2月13日刊行のヨー
ロッパ出願第132,941号に記載された蔗糖ポリエ
ステルのようなポリオール脂肪酸ポリエステルである。
上記特許明細書記載の内容は、引用により本発明に取り
込まれる。ヨーロッパ出願第132,941号は、カー
ボネート触媒を用いる高級ポリオール脂肪酸ポリエステ
ルの合成について記載し、かつ、蔗糖脂肪酸ポリエステ
ルについて開示している。
本発明のバリヤ層又はバリヤ組成物に用し1られるガム
は、又、1986年12月30日刊行のヨーロン7く出
願207,032号に記載され、かつ、Chemica
l Abstract、1987年、第107巻、No
、38351fに抄録されてしするような技術的方法の
記述に従って製造され得る。
ヨーロッパ出願207,032号公報の開示の内容は、
引用により本発明の内容をなす。グアガム粉末を生成す
るこの出願の技術は、本発明に容易に取込み得る。この
開示方法によって得られるグアガム粉末は、本発明のバ
リヤ層における本発明のガムの一つとして用い得る。ヨ
ーロッパ出願207,032号は、水性懸濁液中で粒子
の形で存在し、かつ、持続した膨潤状態を保っているグ
アガムからなる生成物を製造する方法に関する。この製
造法においては、グアガム粉末が、60・40〜0〜1
00の関係にある水:溶剤からなり、フィルム形成性脂
肪酸、フィルム形成性ポリマー及びエチルセルロースか
らなる群の化合物の一つを含む溶液で製造される。この
溶液では、該溶媒は、該フィルム形成性有機化合物を溶
解すると同時に、3mm未満で、実質的に0.5mmを
超える大きさのグアガムの粒子又は粒子凝集体を創成す
る能力を有する有機溶媒である。グアガム粉末は、0.
18Kgのエチルセルロースが溶解した28.5Kgの
水/イソプロピル(12:8 s)共沸混合物で湿潤さ
れる。
グアガム粉末は、湿潤混合物中で湿気を与えられ、次い
で流動床で8%未満の含水率まで乾燥され、所望の粒子
の大きさ(05〜3 、0 mm)に篩別けされる。
本発明のバリヤ層又はバリヤ組成物は、又例えば、次に
挙げるようなアルギネートを含み得る。
例えば、次の構造式を持つα−1,4−結合し一グルロ
ン酸単位を含むアルギネート、 次の構造式を持つβ 4−結合D−マンヌロン酸単 位を持つアルギネート、 及び、 次の構造式を持つα !、4− 結合D−ガラクツ ロン酸単位を持つアルギネート。
かかるアルギネートは、又、1966年4月の“Foo
dEnginnering”に、メシイナ及びビートら
によって、“成分は加熱処理時間を削減する/う・チョ
イ食品のアルギン濃縮系は、効率的な加圧窓殺菌の為製
品粘度を低く保ち、処理後の粘度は増加させる(Ing
redient Cuts Heat Process
 Time / LaChoy Foods’ Alg
in Thickening System Keep
s Product Con5istency Low
 For Efficient Retorting、
 Permits Viscosity Increa
se After  Processing)”の標題
の論文に記載されているようなカルシウム−アルギン複
合体の形で存在し得る。アルギン酸ナトリウム自体、又
はアルギン酸カリウムは、又、本発明のバリヤ被覆層及
び/又はバリヤ組゛成物に用いられ得る。
本発明のバリヤ層及び/又はバリヤ組成物は、又α、β
、及びγカゼイン及びナトリウム及びカリウム・カゼイ
ネートを含むミルク蛋白のような蛋白質物質を含み得る
前述の成分に加えて、本発明のバリヤ層又はバリヤ組成
物は、又、本発明の工業食品の全体の香味を改善するた
めの塩及び他の香味料を含み得る。
かくして、食塩及び1985年4月30日に刊行された
米国特許第t、514,431号に示された如き塩組成
物、即ち、 (a)約0.25〜約0,80モル%の乳酸及び/又は
乳酸塩、 (b)乾量ベースで0〜約0.09%のグリコール酸、
又はグリコレート塩、 (c)Ellベースで0〜約10,0モル%のマグネシ
ウム塩、 (do乾量ベースで約6〜50%のホスフェート及び/
又はモノアシッドホスフェート及び/又はダイアジッド
ホスフェート及び/又は燐酸の単独、又はそれらとトリ
ポリホスフェート、ピロホスフ。
−ト、又はポリメタホスフェートの少なくとも一つとの
混合物、 (e)乾量ヘ−ステo〜約4・0モル%のナトリウム塩
、 (f)乾量ベースで約8〜50%モルのカリウム塩、(
g)乾量ベースで約03〜16モル%の塩化物、(h)
乾量ベースで約0〜30モル%の炭酸塩及び/又は炭酸
水素塩及び/又は炭酸、 (j)乾量ベースで、0〜約2.0モル%の一塩基性グ
ルタメート及び/又は二塩基性グルタメート及び/又は
グルタミン酸、及び ゆ (k)乾量ベースで、0〜0.6モル%のカルシウム塩
、 が用いられる。米国特許第4,514.431号明細書
開示の内容は引用によって本発明の内容をなす。
更に加えて、1981年3月24日刊行の米国特許第4
.258,072号、1980年8月5日刊行の米国特
許第4.218,244号、1978年1月 3日刊行
の米国特許第4.066.793号に示された塩はすべ
て、本発明の実施に用いられる塩組成物である。更に、
山田、西独公開特許公報第3,144.166号、フラ
ンス特許第2493681号及び特公昭32−7986
0号公報は、本発明の実施に有用な味付は組成物を開示
しており、それらは次の(1)又は(11)であり得る
(iN 5〜21fi量%の塩化マグネシウム、3〜1
011f!!u%の硫酸マグネシウム、2〜4の塩化カ
リウム、 0.2〜0.5重量%の臭化マグネシウム、及び2〜7
重景出先食塩、又は、 (ii)15〜21重景%の出先マグネシウム、6〜9
重量%の硫酸マグネシウム、 2〜4重量%の塩化カリウム、 0.2〜0.4重量%の臭化マグネシウム、2〜6重噺
%の食塩、及び、 0.1〜21重量%のカルシウム塩、 更に、特公昭56−22311公報に開示されている他
の塩、即ち、モノナトリウム・グルタメート、核酸型呈
味化合物、食塩、琥珀酸及び少なくとも一つの他のナト
リウム塩を含む相乗的味付は組成物がある。下記のもの
から構成される味付は組成物も、本発明の実施に用いら
れる。
(1)モノナトリウム・グルタメート、(11)ジナト
リウム・イノシン−5°−モノホスフェート及び/又は
ジナトリウム・グアノシン−52モノホスフエート、 (iii)  食塩、 (iv)  琥珀酸及び/又は琥珀酸ナトリウム、及び
(v)  フマル酸モノナトリウム・、拘柵酸トリナト
リウム、乳酸モノナトリウム、乳酸カルシラ11、マレ
イン酸ジナトリウム、酒石酸ジナトリウム、アスコルビ
ン酸ナトリウム、及びアスパラギン酸モノナトリウムか
らなる群から選ばれた少なくとも一つ。
特公昭57−22311号公報、米国特許第3.821
,368号明細書、1982年1月 7日刊行の特公昭
57−777号公報、1982年7月20日刊行の米国
特許第4,340,614号明細書に開示の他の塩も、
引用によって、本発明に組み入れられる。
本発明の実施に有用であり、本発明の食品のバリヤ層又
はバリヤ組成物及び/又はその他の部分に含まれる香味
物質は、例えば、1982年1月19日刊行の米国特許
第4,311.720号明細IF(引用により本発明の
ものである)に開示される香味物質、及び1982年7
月23日刊行の米国特許第3,394,017号明細!
J(引用により本発明のものである)に開示の家禽の香
味組成物、及び1968年7月23日刊行の米国特許第
3.394,015号明細書(引用により本発明のもの
である)に開示の肉香味組成物等(引用により本発明の
ものである)である。かくて、本発明の実施に特に有用
なものは、蛋白質加水分解物及び、硫黄含有アミノ酸、
低級アルキルメルカプタン、低級アルキルサルファイド
、低級アルキルジサルファイド、硫化水素、及び、硫化
ソーダ又はナトリウムスルフハイドレートのような硫黄
含有無機化合物からなる群から選ばれた硫黄含有化合物
から本質的に構成される混合物からなるか又は該混合物
と反応するプロセスによって製造される製品である。そ
のような香味料の製造に有用な有機硫黄化合物は、例え
ば、システィン、シスチン、又はメチオニンである。
本発明の実施に有用な他の香味物質は、引用によって本
発明に取り込まれる次の特許に示される。
1978年2月28日刊行の米国特許第4,076.8
52号、1978年3月28日刊行の米国特許第4,0
81,565号、1986年6月lO日刊行の米国特許
第4,594,254号、1987年5月 5日刊行の
米国特許第4,663,476号、1986年12月2
3日刊行の米国特許第4,631,194号、1985
年5月 7日刊行の米国特許第4,515,967号、
1972年8月15日刊行の米国特許第3,684,8
09号、1972年8月22日刊行の米国特許第3.6
86,177号。
本発明の実施に有用な香味前駆組成物は、1978年3
月28日刊行の米国特許第4,081.565号、19
78年2月28日刊行の米国特許第4,076.852
号の明細書に(実際の香味を生成する前に)例示される
ものの如き組成物である。それらの記述は、引用により
本発明のものである。かくして、香味前駆物質は、 (
1)肉の酵素的消化物、(II)システィン又はトーレ
ン(torene)のような硫黄化合物、(iii)チ
アミン及び/又はチアゾール・アルカノール、(iv)
他の遊離アミノ酸及び/又はポリペプチド、及び(v)
単糖類及び/又は蔗糖のような二糖類及び/又は多糖類
、であり得る。
更に、他の香味前駆組成物、例えば、米国特許第3,3
94.017号(チアミン及び混合アミノ酸)、米国特
許第3,519,437号(チアミン及び2−アミノエ
タン・スルホン酸)、米国特許第3,532,514号
(システィン・ンユガー及び脂肪酸物質)、米国特許第
3.645,753号(内袖出物の酵素的消化物、野菜
蛋白加水分解物、及び酵母自己分解物)、米国特許第3
,394.015号(システィンのような硫黄含有化合
物及び野菜蛋白加水分解物)(砂糖無)米国特許第3,
394,016号(チアミン及び脂肪族カルボン酸)、
西独公開公報第1932800号(硫化水素及び4−ヒ
ドロキシ−2,3−ジヒドロフラン−3−オン)、米国
特許第2.918,376号(魚肉蛋白加水分解物及び
システィン)、米国特許第2,887,387号(魚肉
蛋白加水分解物及び糖類)に示される香味前駆組成物が
用いられ得る。上記特許及び公報のすべては本発明に取
り込まれる。
前記香味物質及び/又は香味前駆物質と一緒に用いられ
る香味増強物質は、例えば、2,3,5.6−チトラメ
チルピラジンのようなテトラアルキルピラジンである。
更に、デキストロース・モノハイドレート(例えば、C
ERELOSE■2001)のような他の炭水化物が本
発明のバリヤ層及び/又はバリヤ組成物のための組成物
に用いられ得る。
本発明のバリヤ層及び/又はバリヤ組成物において、澱
粉:ガム:セルロース誘導体の重量比は約8(澱粉)=
1(ガム):IO(セルロース誘導体)から約200(
澱粉)・ I(ガム)+20(セルロース誘導体)まで
変わり得る。
本発明のバリヤ・フィルム及び/又はバリヤ組成物にお
ける塩又は塩組成物の濃度は、組成物の約0.1重量%
から約10重量%まで変わり得る。
本発明のバリヤ層及び/又はバリヤ組成物におけるセル
ロース誘導体の濃度は、組成物の約5重量%から約70
重量%まで変わり得る。
本発明のバリヤ層及び/又はバリヤ組成物におけるガム
の濃度は、組成物の約0.1重量%から約4重量%まで
変わり得る。
本発明のバリヤ被覆層及び/又はバリヤ組成物における
澱粉の濃度は、組成物の約20重量%から約85重量%
まで変わり得る。
所望により、本発明のバリヤ被覆層及び/又はバリヤ組
成物におけるデキストロース・モノハイドレートのよう
な炭水化物の濃度は、組成物の約0重量%から約1重量
%まで変わり得る。
アルギネートが用いられることが望まれる時は、本発明
のバリヤ層及び/又はバリヤ組成物におけるアルギネー
ト、例えば、アルギン酸ナトリウムの濃度は組成物の重
量で約0重量%から約15重量%まで変わり得る。
望まれる時は、本発明のバリヤ層及び/又はバリヤ組成
物におけるカゼイン誘導体、例えばナトリウム・カゼイ
ネートは、組成物の重量で約0重量%から約25重量%
まで変わり得る。
本発明の実施に用いられるパン粉まぶし/練り粉層(第
1.2.3.4A、4B、4C,4D。
6及び7図の具体例で示されるような)は、すべて、パ
ン粉を含み、そして、所望なら、他の標準的なパン粉ま
ぶし/練り粉成分、即ち、塩類、炭水化物、及び卵を含
むことができる。
パン粉成分は、例えば漂白又は未漂白小麦粉、玉蜀黍粉
等である。
塩成分は、食塩、グルタミン酸モノナトリウム、又は1
985年4月30日刊行の米国特許第4514431号
明細書に示される(a)〜(k)からなる塩の如き塩の
どれであっても良いし、即ち、 (a)約0.25〜約0.80モル%の乳酸及び/又は
乳酸塩、 (b)乾量ベースで0〜約0.09%のグリコール酸、
又はグリコレート塩、 (C)乾量ベースで0〜約10.0モル%のマグネシウ
ム塩、 (d乃乾量ベースで約6〜50モル%のホスフェート及
び/又はモノアシッドホスフェート及び/又はダイアジ
ッドホスフェート及び/又は燐酸の単独、又はそれらと
トリポリホスフェート、ピロホスフェート、又はポリメ
タホスフェートの少なくとも一つとの混合物、 (e)転意ベースで0〜約40モル%のナトリウム塩、 (f)乾量ベースで約8〜50モル%のカリウム塩、(
g)乾量ベースで約0.3〜16モル%の塩化物、(h
)乾量ベースで0〜30モル%の炭酸塩及び/又は炭酸
水素塩及び/又は炭酸、 (j)乾量ベースで、0〜約2.0モル%の一塩基性グ
ルタメート及び/又は二塩基性グルタメート及び/又は
グルタミン酸、及び (k)乾量ベースで、0〜約06モル%のカルシウム塩
、 又は、次の米国特許第4,258,072号、第4,2
16,244号、第4,066.793号、第3.82
1,368号、第4332.823号、第4.340.
614号明細書に開示されたような塩のどれでも良い。
これらすべての記載内容は本発明の内容をなす。
本発明の実施に有用な練り粉の例は、MifNinto
wn、 Pa、  17059のthe Empire
 Kosher Poultry 1nc、により市販
されている“4七面鳥パテ(4Turkey Patt
ies)” 5Andover、 Massachus
etts 01810のGSN Enterprise
sにより市販されている“4パン粉まぶし子牛肉及び牛
肉パテ(4Breaded Veal& Beef P
atties)”のような製品の練り粉である。
パン粉まぶし/練り粉処方は、又、玉蜀黍の実、ピロリ
ン酸ナトリウム、重炭酸ソーダ、砂糖、デキストロース
、アルギン酸ナトリウム及び他のアルギネート、大豆粉
、スパイス、含油樹脂パプリカ(トウガラシの1種)及
び脱脂粉乳、並びに上記の本“Batter & Br
eading”に開示されている当業者に周知の他の成
分を含む。この開示は、弓用により本発明の範囲である
本発明の目的に対し、上に例示のパン粉まぶし/練り粉
処方を用いる時、パン粉:全卵の重量比は、約5:95
〜95:5、好ましくは約40=60〜60:40の範
囲である。
乾量基準で、練り粉/パン粉まぶし:バリャ層及び/又
はバリヤ組成物の重量比は、約20・80〜約80・2
0、好ましくは、約1.80:1〜約1・Iの範囲であ
る。
第4E図に示されるような食品が準備される時、蛋白質
物質:バリヤ組成物(第4E図で数字320で示される
)の重量比は、約10:lから約1:11好ましくは蛋
白質物質(脂肪含有):バリャ組成物の比は、10:1
〜8:1である。脂肪又はポリオールポリエステル、バ
リヤ組成物の重量比は、約5:1〜約1:1であるのが
好ましい。
本発明の蛋白質及び/又は澱粉質多孔性内部食物構造体
に関しては、そのような内部食物構造体は、例えば、(
i)水に浸してふやかした(マーセル化)七面鳥肉、(
11)マーセル化鶏肉、(iii)マーセル化牛肉、(
iv)マーセル化子牛肉、(V)マーセル化豚肉、(v
l)マーセル化子羊肉、(vll)マーセル化ハム、(
vii)マーセル化魚肉、(ix)マーセル化大豆蛋白
、(x)七面鳥肉又は七面鳥パーツ、(xl)鶏肉又は
鶏肉パーツ、(xii)牛肉屋切り(チャンク)、(x
iii)子牛肉チャンク、(xiv)豚肉チャンク、(
xv)子羊肉チャンク、(xvi)ハム・チャンク、(
xvii)魚肉チャンク、(xviii)豆乳、(xi
x)玉葱輪切り、(xx)ポテトチップ、(xxi)ポ
テトスライス、(xxii)小蝦老(シュリンプ)、(
xxiii)蛤(半殻付き又は剥き身)、(xxiv)
スカッシュスライス(かぼ′ちやの一種)、及び(xx
v)磨砕された大蒜又は玉葱及び/又はニラネギ(sc
alion)のような磨砕野菜と(1)〜(IX)のど
れかとの混合物であり得る。
他の蛋白質及び/又は澱粉質多孔性内部食物構造体の例
は、1987年7月21日刊行の米国特許第48817
’58号 (Bartlesville、Oklaho
maのPhillipsPetroleum Comp
anyに譲渡された)に示された物である。これらの詳
細は引用により本発明のものである。米国特許第4.6
81,758号は5〜50重量%の蛋白質含有物質(例
えば、牛肉)及び50〜95重量%の重合体物質からな
る、外側表面組織及び多孔性内部構造を持つ、賦形され
た香味付ビーフ様芳香工業食品を開示している。その開
示内容は引用により本発明の範囲である。又、本発明の
食品と関連する使用の例として、1987年7月2日刊
行の米国特許第4.870,270号の押出食品材料(
Germinoらの発明になる)がある。該特許は、本
質的にステアリン酸のアルカリ金属塩(全ステアレート
量は2〜8重量%)からなる耐湿性組成物を持つ押出食
品材料を開示しており、そして、加熱されると、該ステ
アレートは、湿気の吸収を遅らせ、湿気の存在において
該被覆された食品の最初の組織を保持する実質的連続の
フィルム・マトリックスを食品内部に形成する事実を開
示している。
本発明の第2の実施態様は、 (a)第1のピザ(の練り粉)生地薄板表面と第2のピ
ザ生地薄板表面を持つピザ練り粉生地薄板、(b)実質
的水平平面の上部トマトソース組成物薄板表面と実質的
水平平面の下部トマトソース組成物薄板表面を持つ実質
的に連続のトマトソース組成物薄板、及び、 (c)実質的に平面のチーズ組成物薄板上部表面と実質
的平面のチーズ組成物薄板下部表面を持つチーズ組成物
薄板、及び、所望により、 (d)下部調味料表面及び上部調味料表面を持つ調味料
被覆層、 に向けられ、 そして、該ピザ練り粉生地薄板表面、該トマトソース組
成物薄板表面、該チーズ組成物薄板表面及び/又は該調
味料組成物表面の1又は2以上に、次の何れか一つの被
覆層で被覆されるものに向けられる。
1、(i)5〜20%のホエー蛋白濃縮物、(ii)3
0〜60%の水、 (iii)0.4〜3%の低級アルコキシセルロース、
ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロキシ
セルロースからなる群から選ばれたセル口(iv)20
〜50%の不飽和食用油、例えばココナツ油、玉蜀黍油
、オリーブ油、ラード、及び、(v)0.2〜1%の乳
化剤、例えば、TWEEIIR■又は5PAN■、及び
、 (vl)所望により、1〜8%の澱粉多糖類、I[、(
i)40〜75%の澱粉多糖類、(ii)5〜20%の
低級アルコキシセルロース、ヒドロキシ低級アルコキシ
セルロース、及びアシロキシセルロースからなる群から
選ばれたセルロース誘導体、 (iii)0.05〜05重量%のガム、(iv)8〜
20重量%の塩組成物、及び、(v)9〜20重景%出
先糖、例えば蔗糖。
より詳細には、本発明の第2の実施態様は、次の工程か
らなる食用ピザ食品を製造するための方法を企図する。
(a)前記第1の被覆組成物の連続層を、熱伝導性又は
非熱伝導性の実質的に水平な平面の固体表面(例えば、
金属表面又は耐火物表面)に載せ、実質的に水平な平面
被覆組成物薄板表面を持つ第1の被覆薄板を形成する工
程、 (b)ピザ生地の連続層を、前記第1の被覆薄板に被覆
し、実質的に水平な平面ピザ生地薄板表面を持つ第1の
ピザ生地薄板を形成する工程、(c)トマトソース組成
物の実質的連続層の少なくとも一つを、ピザ生地薄板表
面の実質的全面に被覆し、実質的水平の平面上部トマト
ソース薄板表面を持つトマトソース組成物薄板を形成す
る工程(d)チーズ組成物(例えば、モザレラ、パルメ
ザン、及び/又はプロボロンの単独又はそれらの混合の
)の少なくとも一つを、該上部トマトソース組成物薄板
表面の実質的全面に被覆し、実質的水平の平面チーズ組
成物薄板表面を持つチーズ組成物薄板を形成する工程、
及び、 (e)該被覆層が金属表面上にある時は、食品を下から
焼き、又は、食品が耐火物表面上に置かれる時は、マイ
クロ波料理等により食品を上部から焼き、製品を完成さ
せる工程。
その他に、ピザ生地薄板の外側表面上にある被覆層に付
加して、付加的被覆層が、ピザ生地薄板の内部表面、及
び/又はトマト組成物薄板の上表面、及び/又はチーズ
組成物薄板の上部表面に被覆され得る。
更に、従来技術で周知のように、ピザ食品は、チーズ組
成物薄板の上部表面に、例えば、オリーブ、マツシュル
ーム、プロシウット(イタリアの乾燥生ハム)、ソーセ
ージ、ブロツコリイ等の調味料被覆を重ねることができ
る。所望のより、この調味料層に、上記付加的被覆組成
物を重ねることができる。
代わりに、ピザ生地薄板の底部層に重ねることをしない
他は、全く同じようにして、被覆層を、上記の種々の表
面に重ねることができる。そして、これは、厚いよりむ
しろ薄い生地層が、ピザ食品のベース層として使用され
る時、好ましいケースである。
ピザ生地は、酵母−膨脹生地の形にあるのが好ましい。
即ち、食用粉、水及び酵母が、最初に混和され、得られ
た生地がふくらまされ、次いで、上記組成物で被覆され
、又は、されていない、調理用パン又は耐火物に載せる
前に、展延される。
上記の如く、生地はまたPoultry 5cienc
e、 1983゜62(4)、 621〜30頁に規定
されているように、卵白と混和され得る。
或いは又、ピザ処方は、米国特許第4,283,431
号(その詳細説明は引用により本発明の内容をなす)に
開示されたタイプであり得る。この処方において、2層
ピザ型製品が次の工程(1)〜(vii)によって製造
される。
(1)トマトソースを含む成分の少なくとも1層を、前
以って焼かれたペースト層に載せる工程、(ii)マザ
レラ及びプロボロン・チーズのブレンドを核層の上に分
配する工程、 (iii)伸ばされた焼いていないペーストの第2の層
を全チーズ層上に展延する工程、 (lv)中間にサンドイッチされた成分層を持つ二つの
ペースト層を部分焼きする工程、 (v)生成物を冷却する工程、 (vl)第2のペースト層に、更に成分層を載せる工程
、及び、 (vii)生成物を焼いて完成させる工程。
米国特許第4.283.431号の開示に関する本発明
の実施において、上に示した被覆の一つ、即ち、第1の
被覆は、まず固体表面になされる。それからペースト層
が、該固体表面上の被覆に重ねられ、それからトマトソ
ースを含む成分層の少なくとも一つが第1のペースト層
に重ねられる。所望により、もう一つの被覆が、トマト
ソース又は前以って焼かれたペースト層の上面になされ
得る。チーズのブレンドは、トマト層の上に置かれ、所
望により上記定義の被覆の一つが、チーズ層に重ねられ
る。次いで、展延された焼く前のペーストの第2の屑が
、チーズ層全面に被覆され、所望により上記被覆の一つ
が、伸ばされた焼き前のペーストの第2の層の上に被覆
される。二つのペースト層は、それから成分層及び間に
(任意)サンドイッチさ゛れた被覆と共に焼かれる。生
成物は冷却され、第2のペースト層に、もう一つの成分
層が置かれる。所望により、他の成分層、例えば、アン
チョビ、オリーブ、マツシュルーム、ソーセージ、プロ
ボロン等の層に、上に定義した付加的被覆がなされる。
生成物は焼かれて完成する。
該被覆層に関して、該被覆層中に用いられるガムは、ザ
ンタンガム、カラギーナンガム、トラガカントガ15、
カラヤガム、グアガム、イナゴマメガム、その他であり
得る。ザンタンガムの例は、ザンタンガムの商標KEL
TROL■、例えば、オクラホマ州、オクムルギーのザ
・ケルコ・オーガニゼーション(the Kelco 
Organization of OkmulgeeO
klahoma)によって製造されたKELTROL 
@ F  である。ザンタンガムのような上記ガムに代
えて又はこれに付加して、微結晶セルロース及びファル
セララン(Furcellaran)が用いられる。
該被覆層中のセルロース誘導体は、アルコキシセルロー
ス、例えば、次の構造を持つメチルセル(nは繰り返し
単量体単位を表す)、例えば、ミシガン州、ミドランド
のダウケミカル・カンパニイ(Dow Chemica
l Company of Midland、 Mic
higan)の製品、METHOCEL■A、又は、次
の構造を持つヒドロキシプロピルセルロース、 (nは繰り返し単量体単位数を表す)、例えば、onr
ocEt、 @ E、 MET)IOcEL■F、 M
ETIIOCEL■J、又はMETHOCEL■K(ダ
ウケミカル、ミドラント製)、又はKLUCEL■(H
ercules Corporation of Wi
lmington、Delaware製)、又は次の構
造を持つヒドロキンブチルメチルセルロース (nは繰り返し単量体単位数を表す)、例えば、MET
HOCEL■HB(ダウケミカル、ミドランド製)。
前掲のセルロース誘導体の構造式中の数nは、使用され
るポリマーの特定粘度の関数(即ち、分子りである。こ
の粘度の範囲は、約lO〜100゜000cps又はそ
れ以上でさえある。用いられる他のセルロース誘導体は
、カルボキシメチルセルロースのようなアシロキシセル
ロースである。物質ヒドロキシプロピルセルロース及び
ヒドロキンブチルメチルセルロースは、ここでは又ヒド
ロキシ低級アルキルセルロースとも呼称される。
本発明の該被覆層に用いられ得る澱粉誘導体は、修飾又
は非修飾澱粉である。更に詳しくは、高アミロース・コ
ーン・スターチ、分別アミロース等の如き線状の原子配
列をもつ所謂アミロースの大量、例えば50%又はそれ
以上を含む澱粉製品が用いられ得る。例えば、米国特許
第4,078,846号明細書に用いられる澱粉とは異
なり、アミロースの高%を含む澱粉は、本発明のバリヤ
層に用いられる。しかし、同米国特許で有用なことが見
いだされている澱粉材料は、本発明においてもまた有用
である。これらの澱粉材料は、一般に、玉蜀黍澱粉、小
麦澱粉、じゃが薯澱粉、タピオカ澱粉等のような一般に
50重量%又はそれ以下のアミロースを含む穀物、じゃ
が薯、食用根等から得られる種々の普通タイプの澱粉を
含む。謹賀の玉蜀黍澱粉、糟米澱粉のような10重量%
又はそれ以下のアミロースを含む特殊タイプ澱粉も、本
発明の実施に用いられる。更に、α−澱粉及びデキスト
リンのような所謂非修飾処理澱粉も用いられる。
50重量%を超えるアミロースを含む高アミロース澱粉
は、一般に改良品種玉蜀黍から導かれた特殊玉蜀黍澱粉
材料である。高アミロース澱粉は、じゃが薯澱粉のよう
な普通タイプの澱粉から分別によって得られる90重量
%又はそれ以上のアミロースを含む所謂分別アミロース
により、又は、分別澱粉と他の普通型澱粉との混合物に
よって、置き換えられ得る。更に、カルボキシメチル澱
粉、ヒドロキシエチル澱粉、ヒドロキシプロピル澱粉、
メチル澱粉、エチル澱粉、メチルヒドロキシエチル澱粉
、エチルヒドロキシプロピル澱粉、澱粉フ珂スフエート
、等を含む食用の修飾澱粉材料も、本発明に用いられ得
る。
池の澱粉製品は、1987年7月刊行の「食品加工(F
ood Processing) Jの第68頁に開示
された、例えば、lN5TA 5TARCH■[ミネソ
タ州55940、ヘイフィールド、ボックス83、ルー
ト1のズンブロインコーボレーテッド(Zumbro 
Incorporated、 Route I  Bo
x 83. Hayfield、 Minnesota
 55940)製]の如き予ぬゲル化された澱粉/マル
トデキストリン製品から製造される瞬間濃縮澱粉を含む
更に、本発明の被覆層は、又、ポリオールポリエステル
を含み得る。このような材料は、1971年8月17日
刊行の米国特許第3,600,186号、1976年5
月4日刊行の米国特許第3,954,976号、198
0年12月23日刊行の米国特許第4.241,054
号、1981年4月28日刊行の米国特許第4,264
.583号、及び1985年2月13日刊行のヨーロッ
パ出願第132,941号に記載された蔗糖ポリエステ
ルのようなポリオール脂肪酸ポリエステルである。上記
特許明細書記載の内容は、引用により本発明の内容をな
す。ここで、ヨーロッパ出願第132,941号は、カ
ーボネート触媒を用いる高級ポリオール脂肪酸ポリエス
テルの合成ついて記載し、かつ、蔗糖脂肪酸ポリエステ
ルについての開示を含む。
本発明の該被覆層に用いられるガムは、又、1986年
12月30日刊行のヨーロッパ特許出願207,032
号に記載され、かつ、Chemical Abstra
ct、 1987年、第107巻、 No、 3835
1fに抄録されているような技術的方法の記述に従って
製造され得る。ヨーロッパ特許出願207,032号公
報の開示の内容は、引用により本発明の内容をなす。グ
アガム粉末を生成するこの出願の技術は、容易に本発明
に取込み得るものであり、そして、この開示方法によっ
て得られたグアガム粉末は、本発明のバリヤ層における
本発明のガムの一つとして用いられ得る。
ヨーロッパ出願207,032号は、水性懸濁液中で粒
子の形で存在し、かつ、持続した膨潤状態を保っている
グアガムからなる生成物を製造する方法に関するもので
ある。この製造法においては、グアガム粉末が、60:
40〜0:100の関係にある水:溶剤からなり、そし
て、フィルム形成性脂肪酸、フィルム形成性ポリマー及
びエチルセルロースからなる群の化合物の一つを含む溶
液で製造される。この溶液では、該溶媒は、該フィルム
形成性有機化合物を溶解すると同時に、3mm未満であ
るが実質的に0.5mmを超える大きさのグアガムの粒
子又は粒子凝集体を創成する能力を有する有機溶剤であ
る。グアガム粉末は、0.18kgのエチルセルロース
が溶解した28.5kgの水/イソプロピル(12:8
8)共沸混合物で湿潤される。グアガム粉末は、湿潤混
合物中で湿気を与えられ、次いで流動床で8%未満の含
水量まで乾燥され、所望の粒子の大きさ(0,5〜3 
、0 mm)に篩別けされる。
本発明の被覆組成物は、又、例えば、次に挙げるような
アルギネートを含み得る。例えば、次の構造を持つα−
1,4−結合し一グルロン酸単位を含むアルギネート、 次の構造をもつβ−1゜ 4−結合D−マンヌロン酸 単位を持つアルギネート、 及び、次の構造を持つα−1,4 結合D ガラン ツロン酸単位を持つアルギネート。
かかるアルギネニトは、又”Food Enginne
ring1966年4月に、メシイナ及びビートらによ
って、−Ingredient Cuts Heat 
Process Time/ La ChoyFood
s’ Algin Thickening Syste
m Keeps ProductConsistenc
y Low For Efficient Retor
ting、Permits Viscosity In
crease After Processing ”
なる標題の論文に記載されているようなカルシウム−ア
ルギン複合体の形で存在し得る。アルギン酸ナトリウム
自体、又はアルギン酸カリウムは、また本発明のバリヤ
被覆層及び/又はバリヤ組成物に用いられ得る。
本発明のバリヤ層及び/又はバリヤ組成物は、又、α、
β、及びγ−カゼイン及びナトリウム及びカリウム・カ
ゼインを含むミルク蛋白のような蛋白質物質を含み得る
本発明の被覆は、又ホエー蛋白濃縮物又はナトリウム・
カゼイネートとホエー蛋白濃縮物とのブレンド、例えば
、Express Foods Company、 I
nc、。
11001 Bluegrass Parkway、 
5uite 200. Louisville  Ke
ntucky 40299によって製造された製品5A
VORPRO■及び5AVORLAC■を含み得る。
練り粉自体と共に直接ブレンドされるホエー蛋白濃縮物
の使用は、 Food TechnologY N。
10゜ 1987年lO月の、Anna Renz−3chau
en及びEdmund Rennerらによる論文に開
示されている。この開示は引用によって本発明のもので
ある。実際に、Renz−3chauen及びRenn
er論文及び以下に挙げられる引用文献に開示されてい
る種々のホエー蛋白は、本発明に用いられ得る。
Abrahamsson  L、 Forsum、 E
、、 and Hambraeus。
L、 1974、 Porsum、 E、 1979、 Porsum、 E、、  Hambraeus、 L
、 and Siddigui、 I、H,1973、 Hambraeus、 L、 1980゜Hernan
dez、 M、、 Vega、^、、and 5ote
lo、^、1981、Renner、 E、 1983
、 Renner、 E、 and Roemer、 G、
 1973.5choppet、 E、F、、 Sin
namon、 H,1,、Ta’1ley、 F。
B、、 Panzer Seibles、 T、S、 1975、及び、Tow
ler、 C,1982゜ 前記成分に加えて、本発明の被覆は、又、本発明の工業
生産のピザ食品の全香味を改良するための塩及び他の香
味料を含み得る。
かくて、食塩のような塩及び1985年4月30日刊行
の米国特許第4.514.431号に示され、次の成分
(2L)〜(k)からなる如き塩組成物が用いられる。
(a)約0.25〜約0,80モル%の乳酸及び/又は
乳酸塩、 (b)乾量ベースでO〜約0,09%のグリコール酸、
又は、グリコレート塩、 (c)乾量ベースでO〜約l090モル%のマグネシウ
ム塩、 (d)乾量ベースで約6〜約50モル%のホスフェート
及び/又はモノアシッドホスフェート及び/又はダイア
ジッドホスフェート及び/又は燐酸の単独、又はそれら
とトリポリホスフェート、ピロホスフェート、又はポリ
メタホスフェートの少なくとも一つとの混合物、(e)
乾量ベースでθ〜約40モル%のナトリウム塩、 (f)乾量ベースで約8〜50モル%のカリウム塩、(
g)乾量ベースで約0.3〜16モル%の塩化物、(h
)乾量ベースで0〜30モル%の炭酸塩及び/又は炭酸
水素塩及び/又は炭酸、 (j)乾量ベースで、θ〜約 20モル%の一塩基性グ
ルタメート及び/又は二、塩基性グルタメート及び/又
はグルタミン酸、及び (k)乾量ベースで、0〜約 06モル%のカルシウム
塩、 米国特許第4.514,431号明細書開示の内容は引
用によって本発明の内容をなす。
更に加えて、1981年3月24日刊行の米国特許第4
゜258.072号、1980年8月5日刊行の米国特
許第4,216゜244号、1978年1月3日刊行の
米国特許第4,066.793号に示された塩はすべて
、本発明の実施に用いられる塩組成物である。更に、山
田、西独公開特許公報第3,144,166号、フラン
ス特許第2493681号及び特公昭32−79860
号公報は、本発明の実施に有用な味付は組成物を開示し
ており、それらは次の(i)又は(11)であり得る。
(iN5〜21重量%の塩化マグネシウム、3〜10重
量%の硫酸マグネシウム、 2〜4の塩化カリウム、 0.2〜0.5重量%の臭化マグネシウム、及び2〜7
重量%の食塩、又は、 (ii)15〜21重量%の塩化マグネシウム、6〜9
重量%の硫酸マグネシウム、 2〜4重量%の塩化カリウム、 0.2〜0.4重量%の臭化マグネシウム、2〜6重量
%の食塩、及び、 0.1〜21重量%のカルシウム塩、 更に、特公昭56−22311号公報に開示されている
他の塩、即ち、モノナトリウム・グルタメート、核酸型
呈味化合物、食塩、琥珀酸及び少なくとも一つの他のナ
トリウム塩を含む相乗的味付は組成物がある。下記のも
のから構成される味付は組成物も、本発明の実施に用い
られる。
(i)モノナトリウム・グルタメート、(11)ジナト
リウム・イノシン−5′−モノホスフェート及び/又は
ジナトリウム・グアノシン−59モノホスフエート、 (iii)食塩、 (iV)琥珀酸及び/又は琥珀酸ナトリウム、及び(v
)フマル酸モノナトリウム、拘構酸トリナトリウム、乳
酸モノナトリウム、乳酸カルシウム、マレイン酸ジナト
リウム、酒石酸ジナトリウム、アスコルビン酸ナトリウ
ム、及びアスパラギン酸モノナトリウムからなる群から
選ばれた少なくとも一つ。
特公昭57−22311号公、報1米国特許第3,82
1,368号明細書、1982年1月7日刊行の特公昭
57−777号公報、1982年7月20日刊行の米国
特許第4,332,823号、米国特許第4,340,
614号明細書に開示の他の塩も用いられる。これらの
開示は総て引用によって、本発明に組み入れられる。
更に、デキストロース・モノハイドレート(例えば、C
ERELOSE■2001)のような他の炭水化物が、
本発明の被覆組成物に用いられる。
本発明の第2の実施態様の本発明のバリヤ層及び/又は
バリヤ組成物に関し、澱粉:ガム・セルロース誘導体の
w量比は、約8(#粉):I(ガム)10(セルロース
誘導体)から約200(澱粉)・1(ガム):20(セ
ルロース誘導体)まで変わり得る。
用い得るトマトソースに関して言えば、種々のトマトソ
ース、例えば、トマト、大豆油、塩、オリーブ油、砂糖
、コーンシロップ、乾燥玉葱、大蒜粉及び他のスパイス
を含むニューヨーク州、14606、ロチニスターのt
he Ragu Foods Inc、製造のRAGU
oMeatless Marinara  5auce
が、本発明の実施に有用である。
本発明の不飽和油に関して言えば、種々の油、例えばコ
ーンオイル、ラード、及びヤシ油が用い得る。
チーズ被覆について言えば、種々のチーズ、例えば、ミ
ズリー州63102、セントルイスのPet Inco
rporatedによって販売されている、すりつぶし
パルメザンチーズPROGRESSO■が用い得る。
本発明のピザ食品の準備にいついて、被覆層の形成に続
く加熱に関する限りで言えば、当業者に周知の種々の加
熱技術が用いられる。例えば、CELESTE■チーズ
ピザに対するコンテナに示される加熱技術、即ち、 使用説明・ カリカリしたパン皮(クリスプ・クラスト)に対に二 1、クツキー・シートをオーブン棚中央に置く、2、オ
ーブンを約218°C(425°F)に予熱する。
3箱からピザを出し、プラスチック・ラップを除く。
4、冷凍ピザを予熱されたクツキー・シートの上に置く
、 5、中心のチーズが溶融し皮の端が全褐色(狐色)にな
るまで、又はll−13分焼く。
特製のクリスプ・クラストに対して 1、オーブンを約218℃(425°F)に予熱する。
2、箱からピザを出し、プラスチック・ラップを除く。
3、冷凍ピザを直接オーブン棚中央に置く、4.9〜1
1分又は中心のチーズが溶融し、皮の端が狐色になるま
で焼く。
ヱイj正+711’m!に1町 1、マイクロ波オーブンをハイ2〜1/2分に予熱、2
、箱からピザを出し、プラスチック・ラップを除く。
3、冷凍ピザを予熱したオーブン中央に置く、4、ハイ
4〜5分、又は、料理の各2分後オーブンが1/2回転
して中心のチーズが溶融するまで料理する。
有用な種々の調味料は、相様、ソーセージ、ソーセージ
及びマツシュルーム、カナダ型ベーコン、野菜、例えば
、ブロッコリー、及び、グリーンペラパー及びレッドペ
ラパー等である。
得られた被覆は、乳化剤、特に次の構造を持つ非イオン
・ソルビタン誘導体乳化剤、及び/又は、 次の構造を持つ物質又は混合物、 及び/又は次の構造を持つ物質又は混合物、及び/又は
次の構造を持つ物質又は混合物、OR,/ (ここに、R及びR′は、ラウレート、パルミテート、
ステアレート、オレエート、又はタレート(talla
te)よりなる群から選ばれる脂肪酸の一部分を表し、
R+ 、 R7、R3、及びR4の1.2.3又は4は
同−又は異なるラウレート、パルミテート、ステアレー
ト、オレエート、又はタレートを表し、RI、 Rt、
R3、及びR4の他のものは水素を表し、RI’ 、R
2’ 、R,’ 、及びR4′の1,2.3又は4は同
−又は異なるラウレート、パルミテート、ステアレート
、オレエート、又はタレートを表し、R0′Rt’、R
’s′、及びR4′の他のものは水素を表し、そして、
w十x十y+zは、4〜80の範囲にある。これらの具
体例は、市販物質として次のように同定されるTYEE
N■20、ryEEN@B4o 、TYEE11■60
.14EEN■80,5PAN■20.5PAN■40
.5PAN■60.5PAN■80. T−MAZ■6
5K及びT−MAZ■60K (T−MAZ■は、イリ
ノイ州60031、グルネエ、ボレット・ドライブ39
38のMazer Chemicals Inc。
の登録商標)。これらは次のように規定される。
(1)次の構造を持つTYEEN■20、但し、w +
 x + y + z = 20、Rは55%モノウラ
レートを表し、Rの他部分の残りは、ミリステート、パ
ルミテート及びステアレートである。
(11)次の構造を持つTWEEN■80、(iv)次
の構造を持−) TYEEN■60、但し、w+x+y
+z=20、R半分は75%モノラウレート、及びその
残りは、リル−ト、パルミテート、及びステアレートで
ある。
(iii)次の構造を持つTWEEN■40、但し、w
+x+y+z=20、R半分はは55%モノステアレー
ト及び45%パルミテートを表す。
(v )SPAN■20は、次の構造を持つ化合物の混
合物である。
但し、w+x+y+−z=20、Rは90%モノパルミ
テート及び10%ステアレートを表す。
○h (vii)SPAN■40は、次の構造を持つ化合物の
混合ここに、R゛半分ラウレートを表す。
(vi)SPAN■80は、次の構造を持つ化合物の混
合物である。
ここに、R”半分はモノパルミテート残基、(vii)
SPAN■60は、次の構造を持つ化合物の混合物であ
る。
ここに、R′半分はモノオレート残基である。
H H 及びR4の他のものは水素である。
そして、T−MAZ■60K(Gurnee、 l1l
inoisのMazer Chemicals、 In
c、の登録商標)は、次の構造で規定される混合物であ
る。
ここに、R′半分はモノステアレート残基を表す。
T−MAZ■65K (Gurnee、 l1lino
isのMazer Chemicals、 Inc、の
登録商標)は、次の構造により規定される化合物の混合
物である。
但し、w+x+y+z=20、RISR,、R3、及び
R4の三つは、ステアレートを表し、R1、R2,R3
但し、w+x+y+z=20、R+ 、Rt、R1、及
びR4の一つは、ステアレートを表し、R+、Rt、R
s、及びR4の他のものは水素である。
[図面及び発明の詳細な説明コ 本発明の賦形食品に関し、第1図及び第2図は本発明の
賦形食品の第1の実施態様を示す図である。第1図及び
第2図は(i)牛挽肉、好ましくは、卵黄及び磨砕され
た玉葱及び大蒜と(牛挽肉と)の混合物であるような蛋
白質含有材料を含む多孔性内部構造12を持ち、及び(
ii)一つの外側表面を持ち、及び(iii )第1の
外側表面及び該第1の外側表面に、(iv)パン粉まぶ
し被覆表面を持つパン粉まぶし被覆14が被覆され(こ
のパン粉まぶし被覆層は、例えば前記の香味組成物及び
/又は香味前駆物質及び/又は香味増強物質及び食用粉
及び全卵からなっている)、及び(V)第2の外側表面
を持つパン粉まぶし被覆層を持つ、蛋白質の又は澱粉質
の賦形製造食品(香味付与されていても良い)を開示し
ている。該パン粉まぶし被覆表面に、第2の被覆組成物
16(バリヤ層)が被覆される。このバリヤ層I6は、
約260°C(500°F)までの範囲における温度で
、水及び料理油を実質的に通さず、そして、低級アルコ
キシセルロース、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース
及びアシロキシセルロースの何れか又はそれらの混合物
であるセルロース誘導体との良混和物の形での澱粉多糖
類(高アミロース澱粉の如き)からなる、外側表面18
を持つ層である。
本発明の食品の他の具体例の模式的断面図を示している
第3図は、(i)例えば、大蒜及び卵黄と混合された牛
挽肉のような蛋白質含有物質からなる多孔性内部構造体
31、(11)置換セルロース及びガム、及び、所望に
より、香味組成物及び/又は香味前駆物質及び/又は香
味増強物質と澱粉多糖類との良混和物からなるバリヤ層
32によって被覆され、更に、該バリヤ層の上にパン粉
まぶし層33が被覆された、ハンバーガーのような賦形
蛋白質食品(香味物質及び/又は香味増強物質及び/又
は香味前駆物質を含んでいても良い)を示す。前に述べ
たように、このバリヤ層によって、該食品全体が、約2
60℃(500’P)までの範囲の温度で、水及び食用
油を実質的に透さないようになる。
香味物質又は香味前駆物質又は香味増強物質が使用され
た時には、例えば(磨り潰し牛肉が磨り潰し玉葱や大蒜
と混和されて)、蛋白質物質が作られた直後に存在して
いたオリジナルの香味が、最初の性質、濃度、量のまま
閉じ込められ、保持される。
第4A図は、本発明の他の食品の模式的切除断面図を示
す。この食品は、次のような蛋白質の賦形製造食品(香
味料を加えられていても良い)で、(1)玉葱と良く混
ぜられ、更に前記の如き澱粉多糖類、置換セルロース及
びガムの良混和物からなるバリヤ組成物42と良く混和
された磨り潰し牛肉のような蛋白質含有材料からなる多
孔性内部構造体42を持つものである。この蛋白質/バ
リヤ組成物の上に、前記パン粉まぶし被覆層41が被覆
される。この層はl又は2以上の香味増強物質及び/又
は香味組成物及び/又は香味前駆物質を含んでいても良
い。該食品は、約260°C(500’F)までの範囲
における温度で、水及び食用油を実質的に透さず、(蛋
白質含有物質の最初の香味に関し)優れた初期香味保持
性を持つ。その結果、該食品は、次の性質を持つ。
(x)該多孔性内部食物構造体42に最初に含まれる水
の実質的量が、貯蔵及び/又は料理中においても保持さ
れる性質、 (y)第4A図に示す食品が、貯蔵中及び/又は260
℃(500°F)の高温で料理されて、料理油と接触す
る時でさえ、該多孔性内部食物構造体42への油の吸収
又は吸着が実質的に起こらないような不透過性、 (z)貯蔵中及び/又は料理中に、該多孔性内部食物構
造体の初期香味性を保持する性質。
第4B図は、蛋白質食品材料及び/又は澱粉質食品材料
314が、澱粉多糖類、置換セルロース及びガム、所望
により、香味増強物質、香味前駆物質及び/又は香味組
成物の混和物からなるバリヤ組成物と混和された、本発
明の食品の他の具体例の模式的切除正面図を示す。この
多孔性内部食物構造体上に、パン粉まぶし/バリヤ層3
13が被覆される。このパン粉まぶし/バリヤ層313
は、パン粉まぶし成分、例えば、粉及び卵黄を含み、更
に、本発明の操作にとって臨界的であるバリヤ組成物の
成分即ち上記の(1)澱粉多糖類、(11)置換セルロ
ース及び(iii)ガム、−及び所望により香味組成物
及び/又は香気増強組成物及び/又は香味前駆物質を含
む層である。
第4C図は、磨り潰し牛肉と玉葱の混合物318のよう
な蛋白質の及び/又は澱粉質の食品材料であり得る多孔
性内部食物構造体がバリヤ層317で被覆されている、
本発明の食品の他の具体例の模式的切除側面図である。
このバリヤ層317は、更に、例えば粉と卵黄の混合物
であるパン粉まぶし層316で被覆される。パン粉まぶ
し層は、更に、前記の澱粉多糖類、置換セルロース及び
ガムの混和物であるバリヤ層315で被覆される。上記
層の一つ、二つ、又はすべては、任意に、該食品の最初
の香味ニュアンスを初期状態のままに保持せしめるため
に役立つl又はそれ以上の香味組成物及び/又はl又は
それ以上の香味前駆物質及び/又は1またはそれ以上の
香味増強物質を含んでいても良い。
第4D図は、磨り潰し牛肉及び玉葱の混合物のような蛋
白質の及び/又は澱粉質の食品材料であり得る多孔性内
部食物構造体が、更にバリヤ組成物310、即ち、置換
セルロース及びガムと混和された澱粉多糖類と混和され
た、本発明の食品の他の具体例の模式的切除側面図であ
る。この肉/バリヤ多孔性内部食物構造体は、更に、澱
粉多糖類、置換セルロース及びガム、所望により、香味
組成物、l又は2以上の香味増強物質及び/又はI又は
2以上の香味前駆物質からなるバリヤ層311で被覆さ
れる。バリヤ被覆層311は、更に、パン粉層309(
例えば、食用粉、卵黄、所望により1又は2以上の香味
組成物、■又は2以上の香味増強物質、及び/又はl又
は2以上の香味前駆物質)で被覆される。この被覆層は
、更に、澱粉多糖類、置換セルロース、及びガム、及び
所望により1又は2以上の香味組成物、l又は2以上の
香味増強物質及び1又は2以上の香味前駆物質からなる
バリヤ層312で被覆される。実際に、第4D図に示さ
れるような食品の製造方法は、色々あるが、後で「方法
及び装置の詳細説明」の項で説明する。
第4E図は、本発明の工業食品の他の具体例の模式的切
除側面図を示す。この食品は、微塵切り玉葱と混和され
た生挽肉のような蛋白質の及び/又は澱粉質の食品材料
(所望により少なくとも一つの香味組成物、少なくとも
一つの香味増強物質及び/又は香味前駆物質)からなる
多孔性内部食物構造体321が、例えば、脂肪質牛肉、
又は牛肉と蔗糖ポリエステルとの混合物と本発明のバリ
ヤ組成物[即ち、澱粉多糖類、置換セルロース、および
ガム混和物、及び香味前駆物質、例えば、システィンチ
アミンとHVPと(従来技術例えば米国特許第3,39
4,015号明細書に示されている比率での)混合物]
との混合物である脂肪質蛋白質/バリヤ組成物320(
所望により、少なくとも一つの香味組成物、少なくとも
一つの香味増強物質及び/又は香味前駆物質を含んでい
ても良い)で被覆されている食品である。この肉/バリ
ヤ層320(所望により香味前駆物質、及び/又は香味
増強物質及び/又は香味料を含む)は、油で揚げられ又
は料理されると、次の(w)〜(z)の性質を持つ、パ
ン粉まぶし層とバリヤ及び香味保持層としての両件用を
持つ“練り粉/パン粉まぶし/バリヤ”被覆層になる。
(x)パン粉層として作用する性質、 (y)貯蔵中及び/又は料理により、多孔性内部食物構
造体に含まれる最初の水量が実質的に保持される性質、 (z)貯蔵中及び/又は料理により、食品が料理油と接
触する時、多孔性内部食物構造体に料理油の吸収、吸着
が実質的に起こらない不透過性、(w)蛋白質組成物の
初期香味を実質的に保持し、かつ、場合により、フライ
又は料理前の蛋白質組成物の香味を増強する性質。
第6図は、パン粉まぶし層66とバリヤ被覆層69の外
皮をとった家禽(鶏等)の皮64に対する物理的接着の
理論的なモデルを示す。このモデルの特徴は、真皮64
、発達層(stratum germinatium)
65、パン粉まぶし被覆マトリックス66、例えばパン
粉及びパン屑のような被覆基質61、被覆粒子62、次
結合力63A・63B:及び63C(矢印で示す)及び
二次結合力からなっている。
第7図は、外皮を持つ家禽の皮に対するバリヤ層及びパ
ン粉層の物理的接着の理論的モデルの模式図である。家
禽の皮は76.77で示す。バリヤ被覆層は72で、パ
ン粉被覆層は79で示す。このモデルの特徴は、皮76
、発達層77、角質層78、パン屑を含む被覆マトリッ
クス79、被覆基質71、被覆粒子72、−次結合力7
3A及び73B1及び、矢印で示す二次結合カフ4A 
、 74B及び75からなる。
本発明のピザ食品について言えば、本発明の第2の実施
態様の、3つのタイプの被覆は、ピザ食品の異なる表面
の夫々との結合において適用され得る。即ち、 !、(i)5〜20%のホエー蛋白濃縮物、(ii)3
0〜69%の水、 (iii)O’、4〜3%のセルロース誘導体、(iv
)20〜50%の不飽和食用油、及び(v)0.2〜1
%の乳化剤、 U、(i)5〜20%のホエー蛋白濃縮物、(ii)3
0〜69%の水、 (iii)0.4〜15%のセルロース誘導体、(iv
)20〜50%の不飽和食用油、(v)1〜8%の澱粉
多糖類、 (vi)0.2〜1%の乳化剤、 m、(i)40〜75%の澱粉多糖類、(ii)5〜2
0%の置換セルロース誘導体、(iii)0゜05〜0
.5%のガム、(iv)8〜20%の塩組成物、 (v)9〜20%の砂糖。
前記各被覆r、n及び■は、被覆(coating)な
る語が用いられる場合は何時でも、択一的に又は結合に
おいて適用され得る。
第15図において、ピザ食品は410^で示される。
被覆層416は、ピザ練り粉412に塗布される。41
2は料理されていなくても予備的に料理されていても良
い。チーズとトマトソースだけ、これらに調味料を加え
たものを含む上載せ具(トッピング)は、414で示さ
れる。
第16図において、外側表面418(この面は究極的に
は熱表面と接触して置かれる)を持つ被覆層416は、
ピザ練り粉生地412の表面420に被覆される。
412はその表面422に、トマトとチーズを含むトッ
ピング414を持つ。424はその外側表面である。
第17図は、表面424に付加的被覆層426を持つ以
外第16図と同じ食品を示す。この食品は410Bで示
される。
第18図において、ピザ練り粉生地412は被覆416
を持ち、被覆層432が、ピザ練り粉薄板412の表面
422の上に被覆される。トッピング414(被覆層の
表面428上の)が被覆層432に被覆される。チーズ
及びトマトソースを含むトッピング、及び所望により他
のトッピングを含むトッピングの表面は430である。
この食品は410Cで示される。
第19図は、トッピングの表面430の上に、付加的表
面436を持つ付加的被覆434が存在する以外第18
図に示された食品と同じものである。この第19図の食
品は410Dで示される。
第20図においては、ピザ練り粉生地の皮460の下側
表面469の上に、表面468を持つ被覆層461を被
覆する。表面468は加熱固体又は耐火物と接触する表
面である。ピザ生地の皮は、又その表面471にソース
被覆463を重ねる。ソース被覆の表面473に、上面
475を有するチーズ被覆465を載せる。
表面475には、表面477を持つ調味料トッピング例
えばアンチョビー(小魚)467を被覆する。第20図
の食品は、410Eで示される。
=96 第21図は、上にトマトソースの薄い被覆463を載せ
る表面481を持つ被覆479が、ピザ皮460の表面
471に被覆される以外、第20図と同様である。
第21図の食品は、410Fで示される。
第22図は、被覆480が調味料トッピング467の表
面477Aに載せられる以外、第20図と同じものであ
る。被覆480の表面は482で示す。被覆480は調
味料トッピング477^の表面で、通常高度に多孔性の
調味料467と混和されたものである。
第23図は、ピザ皮460の表面471に、トマトソー
ス薄板463と接する表面486を持つ被覆484があ
る以外、第22図と同じものである。
第26図は、付加的被覆層4271がトマトソース薄板
473の表面とチーズ薄板465の間に置かれ、該被覆
4271の上面4273にはチーズが載っている以外第
20図のピザ食品の変形である。この食品は410Eで
示される。
第27図は、ピザ皮460の表面471に、トマトソー
ス薄板463が載せられる上面481を持つ被覆層47
9が重ねられる以外、第26図の食品の他の変形である
第28図は、第26図のピザ食品の他の変形で、調味料
トッピング467の表面477A上に、表面482を持
つ付加的破開180を重ねたものである。被覆層480
は、通常多孔度の高い調味料トッピング467と共に混
和される。第28図の食品は410Gで示される。
第29図は、第28図のピザ食品の変形であり、付加的
被覆層484がピザ皮460の表面471に被覆された
ものである。被覆層484の表面は486で示され、そ
の上にトマトソース463が載せられる。
第30図は、第20図のピザ食品の変形で、底被覆層4
61の無いものであり、食品全体は410にで示される
第31図は、第21図のピザ食品の変形で、底被覆層4
61の無いものであり、食品全体は410Lで示される
第32図は、第22図のピザ食品の変形で、底被覆層4
61の無いものであり、食品全体は410Mで示される
第33図は、第23図のピザ食品の変形で、底被覆層4
61の無いものであり、食品全体は41ONで示される
第34図は、第26図のピザ食品の変形で、底被覆層4
61の無いものであり、食品全体は410Pで示される
第35図は、第27図のピザ食品の変形で、底被覆層4
61の無いものであり、食品全体は410Rで示される
第36図は、第28図のピザ食品の変形で、底被覆層4
61の無いものであり、食品全体は410Sで示される
第37図は、第29図のピザ食品の変形で、底被覆層4
61の無いものであり、食品全体は410Tで示される
[製造方法及び装置の詳細な説明] 第5A、 5B、 8.9.10.11.12.13.
14.24及び25図は、本発明の食品の製造に用いら
れるプロセス・フロー・ダイヤグラム及び装置ダイヤグ
ラムを示す。
本発明の最初の工程を行うに当たり、水及び蛋白質の及
び/又は澱粉質の食品材料からなる多孔性内部食物構造
体が最初に提供される。例えば、七面鳥捨身、魚肉捨身
、又は牛肉捨身パテ(小パイ)(pattie)の作成
又は前辺って味付けされた玉葱の輪切りの′準備等であ
る。所望により、香味前駆物質、香味組成物及び/又は
香味増強物質が加えられても良い。
得られた生成物は、弱火で加熱しておいても良いし、生
の状態で置いても良い。
次いで、生成物は、パン粉及び練り粉、例えばパン粉及
びパン屑を含む卵黄で被覆される。又は澱粉多糖類、置
換セルロース、及びガム、所望により1又は2以上の香
味組成物及びl又は2以上の香味前駆物質及び/又は1
又は2以上の香味増強物質を含むバリヤ組成物で最初に
被覆されても良い。得られた被覆製品は例えば121〜
260’C(250〜400°F)で加熱して料理され
、そして、その温度に約1〜10分間保持される。又は
、料理されなくても良い、そして、単に、付加的なパン
粉まぶし及び/又はバリヤ組成物(所望によ10〇− り1又は2以上の香味組成物及び/又はl又は2以上の
香味前駆物質及び/又は1又は2以上の香味増強物質を
含む)で更に被覆されても良い。最後の製品は約121
〜約260℃(250〜500 ’F)の温度範囲で料
理されても良く、又は、更に、バリヤ組成物及び/又は
パン粉まぶし組成物で被覆してから約121〜約260
℃(250〜50’O’F)の温度範囲で約5〜15分
の間料理しても良く、又はマイクロ波オーブンでマイク
ロ波の高エネルギーを用いて短時間料理しても良い。
代わりの方法として、多孔性内部蛋白質及び/又は澱粉
質食物構造体、例えば第4E図の321が蛋白質の脂肪
バリヤ物質(所望により1又は2以上の香味組成物及び
/又は1又は2以上の香味前駆物質及び/又は1又は2
以上の香味増強物質を含む)の予備混合物で被覆され、
それからマイクロ波オーブン又は他の従来の料理操作で
料理され、その結果、第4E図の食品を製造するための
、パン粉まぶし/練り粉/バリヤ層が創成される。
次に、第5A図において、蛋白質又は澱粉質食品材料が
50で提供され、51で粥状に(マーセル化)され、次
いで52で、53からの味付料と混合され、次いで54
でパテへと緊密化され、56で、55からのパン粉まぶ
し及び/又はバリヤ組成物で被覆される。得られた被覆
緊密化蛋白質又は澱粉質食品材料は、次いで、57でフ
ライにされ又はマイクロ波で加熱される。そうされたパ
テは、再び59からのパン粉及び/又はバリヤ膜で、5
8において被覆される。得られた二重被覆パテは、59
0でマイクロ波加熱又はフライ揚げを介して再加熱され
、59【で市販さ、れ又は貯蔵される。
第5B図は、フライ工程無しで、57及び/又は50で
のフライ揚げ又はマイクロ波処理を省略した以外は、第
5A図と同じである。
第11図は、蛋白質及び/又は澱粉質食品材料からなる
多孔性内部食物構造体の被覆のための“練り粉/パン粉
/バリヤ層“被覆プロセスの4基本タイプを示す。即ち
、単線プロセス110、縦直列線プロセス120.天麩
羅又は練り粉−フライ・プロセス130、及び天麩羅−
日本プロセス140の四つである。
単線プロセス11[+において、多孔性内部食物構造体
111が112での乾燥味付剤被覆及び113における
予ぬ粉まぶしく任意)され、次いで114で練り粉/パ
ン粉被覆、所望なら115でのフライ工程、116での
バリヤ被覆工程、117でのフライ揚げ工程、150で
の冷凍/包装工程へと続く。
縦直列プロセス120は、121における多孔性内部食
物構造体の準備を示す。これに引き続いて122で乾燥
味付は剤が被覆、所望により123で予備粉まぶし、1
24で練り粉/パン粉被覆、125で二次の練り粉/パ
ン粉被覆、所望により126でフライ揚げ、127での
バリヤ被覆工程、128でのフライ揚げ工程、150で
の冷凍及び/又は包装工程が行われる。
天麩羅又は練り粉フライ線プロセス130は131での
多孔性内部食物構造体の準備を示す。これに続いて、1
32での湿潤味付剤被覆、133での予備粉まぶし工程
、134での練り粉又は天麩羅被覆工程、135での特
殊天麩羅スタイルのフライ工程、136での練り粉被覆
工程、137でのフライ工程、150での冷凍及び/又
は包装工程が行われる。
天麩羅−日本プロセスは、140〜150で示される。
まず、141での多孔性内部食物構造体の準備で始まり
、続いて142での乾燥味付剤被覆、143での予備粉
まぶし工程、144での天麩羅被覆工程、145での特
殊日本式パン粉被覆工程、146でのフライ工程、14
7でのバリヤ被覆工程、148でのフライ工程、150
での冷凍及び/又は包装工程力(行われる。
第12図は、本発明の他の具体例である油で揚εデられ
た輪切り玉葱の作成のためのプロセス・フロー・ダイア
グラムを示す。玉葱の頭と尻尾(よ160で処理され、
161で廃棄され、162で外I11の反力く剥離され
、163で廃棄される。玉葱(よ164でスライスされ
、165で廃棄される。輪切りされたもの1t168で
示され、廃棄物は167で示される。lくン粉及び/又
は練り粉の被覆は168で示す。7<ン粉で被覆された
輪切りは、170でバリヤ層を被覆され、170で予備
フライにされ、更に175で予備フライされる。176
で急速冷凍され、177でlくリヤ層で被覆される。
予備フライ輪切りは178で包装され、179でケース
に詰められ、180で冷凍庫に置かれる。生の]くン粉
でまぶした輪切り169は、171で包装され、172
で急速冷凍され、173でケースに詰められ、174で
冷凍庫に置かれる。
第8.9.10.13及び14図は、本発明の食品製造
に用いる装置の4つの模式図を示す。
第8図は、パン粉まぶしのフロー/再循環の基本的原理
を示すパン粉/ノリャ被覆機械の模式図を示す。
自由落下シュート80は、パン粉又はノくン粉とノ(リ
ヤ組成物(所望により、1又は2以上の香味組成物及び
/又は1又は2以上の香味前駆物質及び/又はl又は2
以上の香味増強物質)との混合物89の準備との関連に
おいて、垂直スクリュー・フライティング81で操作さ
れる。パン粉トップ層84又はパン粉/バリヤ・トップ
層84は、ノくン粉でまぶされた多孔性内部食物構造体
上に被覆され、ブリーダー(まぶし機)上の85で被覆
され、そして被覆用ベルト87は、パン粉及び/又はバ
リヤ被覆組成物を、ブリーダー/コーター()(ン粉/
被覆機)を横切り垂直スクリューへ運ぶクロス・フィー
ド・スクリュー83を用いて操作される。装置の操作は
、ベルト・パイブレーク−86で行われる。
82は、パン粉/バリヤ層の底面層を示す。
第9図は、パン粉/バリヤ被覆組成物(付加的に1又は
2以上の香味組成物及び/又はl又は2以上の香味前駆
物質及び/又はl又は2以上の香味増強物質を含んでい
ても良い)の強制走行に用いられる再循環系を示す。材
料の動きは、機械の面積に制約される。
かくして、パン粉/バリヤ被覆100がシフター/コン
ベア93、ホッパー供給スクリュー95を用いる強制流
れホッパー94、及び/又はスプレッダ−・スクリュー
96を通して提供される。パン粉/バリヤ被覆組成物は
、クロス・フィード・スクリュー97を用いるトップ・
フロー・ベルト91の上を動く。
99は装置の供給ホッパーを示し、98は、水平滑走放
出コンベアを示す。
第10図は、天麩羅/バリヤ塗布機上のスター・ローラ
ーの配置を示す。
101は、天麩羅練り粉/バリヤ層ベルトを示す。
102は、フライヤーへの供給に用いられるスター・ロ
ール・トランスファを示す。103はフライヤー・トッ
プ・サンバーガー・ベルトを示す。104はフライ油の
レベルを示す。105は、フライヤー内部供給コンベア
・ベルトを示す。106はフライヤーの主コンベア・ベ
ルトを示す。
第13図は、本発明の食品の製造に有用なフリップ・プ
レダスタ−(粉をはじいてかける機械)及び/又は練り
粉−パン粉まぶし/バリヤ層作成機を示す等角投影図(
第13B)及び/又はライン配置図(第13A)である
。ライン・レイアウトは200で示される。等角投影レ
イアウトは、一般に205で示される。第13A図にお
いて、パン粉かけ被覆機は、201で示され、第13B
図において、パン粉かけ被覆機は、206で示される。
第13A図において、練り粉は、202で塗布されるこ
とが示され、予め粉かけ操作は203で示される。第1
3B図における、フリップ・プレダスタ−は、207で
示され、内部供給コンベアは第13A図で204で示さ
れ、第13B図では208で示される。
第14図は、練り粉/バリヤ層フライ・プロセスを示す
等角投影図(第14B)及び/又はライン配置図(第1
4A)である。熱油フィルターの適用は第14B図の3
03で示される。天麩羅式フライヤー(油揚機)は第1
4八図の300で示され、第14B図の304で示され
る。天麩羅被覆機は第14A図の301で示され、第1
4B図の305で示される。練り粉、パン粉及びバリヤ
層被覆の組合せ機械は第14A図の302で示され、第
14B図の306で示される。
本発明の第2の実施態様であるピザ食品の製造プロセス
において、第24図は、410にで示される冷凍ピザへ
の被覆を行うための技術の模式的図形の斜視図である。
ピザ生地412とトッピング414を持つ冷凍ピザは、
加熱前に前辺って調理用鍋(パン)411に置かれた被
覆物416A上に置かれる。
調理用鍋は、鍋411中に被覆物416Aを置く前に表
面張力を破壊するための小麦粉又は他の適当な物質でま
ぶして置くのが好ましい。
第25図は、ピザに被覆層を形成させるための好ましい
プロセスの模式図を示す。まず、被覆物416Aを鍋の
中に敷き、それから矢印の如く、ピザ皮(クラスト) 
412 (410Lで示される)を鍋中に置き、供給源
4工10からトマトソースをクラスト上に置き、次いで
、トマトソース被覆上にチーズ薄板4111を置く。
「実施例」 次の実施例は、本発明が好適に実施されるための好まし
い具体例を示すために与えられたものである。これらの
実施例は、本発明を一層よく理解させるためのものであ
り、本発明の範囲を制限するものではない。
実施例1〜7 次の第3表は、本発明の実施に用いられる混合味付は剤
を製造する為の塩の混合物を示す。冬場は重量%で与え
られる。各混合物は、独立のサンプルであり、各実施例
の各混合物は、実施例16に続〈実施例に用いられるで
あろう。
実施例8〜I6 次の第4表は、本発明の実施に用いられる混合味付は剤
を製造する為のナトリウムを含まない塩の混合物を示す
。各混合物は、独立のサンプルであり、各実施例の各混
合物は、本実施例8〜16に続〈実施例に用いられるで
あろう。
(以下余白) 11斗 実施例17 次の成分は、4時間の間遠流される。
成分             重量%L−システィン
・ハイドロクロライド  0.9炭水化物なしの野菜蛋
白加水分解物 30.9チアミン・ハイドロクロライド
    0,9水                 
       67.30得られる混合物は、次いで3
日間熟成され、試料の一部は取り出されて乾燥される。
得られた乾燥固体の重量を基準として、1重量部のアラ
ビアガムを含む組成物を提供するために、充分なアラビ
アガムが、バッチに加えられる。次いで、組成物は 噴
霧乾燥される。
エチル(2−メチル−3−フリル)ジサルファイドは、
4 ppmの割合で噴霧乾燥物に加えられる。
得られる物質は、ビーフ・レバー香味を持つ。
この物に、実施例1−16のどれか一つの混合味付は剤
の各々を、別々に、4%、8%、12%、15%及び2
5%の水準で加える。
得られる材料の各々は、後で示す実施例における牛肉捨
身パテ(patties)に加えられる優れた1′生焼
きの」ビーフ・レバー香味を持つ。各ビーフ・パテは「
料理されたレバー/生焼は香味ニュアンス」を持ってい
る。
実施例18 次の牛肉捨身混合物が造られる。
成分              重量%牛肉捨身  
            200.0ビーフ・スエット
(腎臓、腰部の脂肪) 120.0氷/NaC1(50
: 50混合物)     200.0ポテト粉   
           100.0無水のパン屑   
         140.0乾燥粉乳       
        20.0標準スパイス香味(下記含有
)      10.0カミン油(果実の1種)1.6 芥子油               3.3セロリ油
               3,3生美油    
           5.2ヂヨウジ油      
      14.3コエンドロ油(セリ科の実)  
    17.6ピ一マン種子油          
 220黒胡淑油              43,
0含油樹脂トウガラソ        373.0ニク
ズク種子油(Oil of nutmeg)   50
0.0上記混合物の部分に、実施例17の各香味/塩処
方の0.02重量%が加えられる。(5重量部の水準に
おいて)。
得られるビーフ・パテは、次の実施例19ζ20、及び
21のための多孔性内部蛋白質構造体として用いられる
実施例19 ヒーターを備えた2Q容の容器に、5009の水を入れ
る。水は約87.7℃(190°F)に加熱され、40
gのMETHOCEL■A15−LY及び1.09のK
eltrolザンタンガムが、撹拌下に添加される。
METHOCEL■^15−LYは、97%のメチルセ
ルロース、2%の水、及び1%の食塩を含む、ダウケミ
カル社製のメチルセルロース組成物である。Keltr
olは、ザ・ケトロール社製のザンタンガムである。C
RISP FILM■(ナショナル・スターチ・アンド
・ケミカル社製のアミロース・コーン・スターチ)30
9が次いで加えられる。得られる生成物は、撹拌され、
234gの冷水と30gのナショナル・スターチ・アン
ド・ケミカル社製の修飾澱粉、ベネソル15 (ben
esol 15)が加えられる。ベネソル15は、粗く
磨砕された予め料理されたタピオカ澱粉で、製品の分散
を助けるために用いられるものである。877°C(、
190°F)で撹拌しながら、234gの水が加えられ
る。得られる混合物は、次いで室温に冷却され、80g
の粉と85gの全卵が、該混合物に添加される。全混合
物は、次いで実施例18の多孔性内部食物構造体の各々
に被覆されるために用いられる。生成物は、両面が狐色
になるまで料理される[約176.6  ℃(350’
F)のフライ温度で]。生成物は、すべて、料理の加熱
において、実質的に料理油を通さず、かつ、内部の全湿
気を実質的に保持するものであった。
実施例20 撹拌機、温度計、及び加熱套を備えた2g容の容器ニ!
 36 、89(D METHOCLE■A−15−L
V (97%のメチルセルロース、2%の水、及び1%
の食塩を含む)、3.029のKeltrol(ザンタ
ンガム)、586.209のCRISP FILM■、
(ナショナル・スターチ・アンド・ケミカル社製のアミ
ロース・スターチ)、65.409の“Nationa
l 78−0104”、粗く磨砕された予備−料理され
たタピオカ澱粉、6540gの“PURE FLO■、
ザ・ナショナル・スターチ・アンド・ケミカル社、フー
ド・プロダクツ・デビジョン製の蝋質玉蜀黍から誘導さ
れた修飾食用澱笹粉、13.0gの前記、実施例1の塩
混合物、65.09の食塩、及びss、ogのcere
lose2001が入れられる。得られる生成物が、実
施例18の多孔性内部食物構造体の各々に被覆可能とな
るように、充分な量の水が添加される。生成物は、つい
で実施例18の多孔性内部食物構造体の各々の上に、バ
リヤ被覆組成物、多孔性内部食物構造体の重量比1.1
0の水準で被覆される。
生成物は、約190℃(375°F)で操作されるオー
ブン中で20分間フライ揚げされる。20分経過の時点
で、得られる被覆生成物が冷却され、15重量部の玉蜀
黍粉、30重量部の漂白小麦粉、14重量部のしゃが薯
粉、15重量部のデキストロース、40重量部の全卵、
及び40重量部のパン屑を含む練り粉生地が作られる。
得られる練り粉生地は、バリヤ層で被覆される多孔性内
部食物構造体の全表面をカバーするkめに被覆される。
練り粉生地・バリヤ被覆された多孔性内部食物構造体の
重量比は210である。練り粉/パン粉被覆は、又、6
0重量%の水を含む。得られる練り粉被覆生成物は、約
232.2℃(450@F)の温度でトースター内で1
8分間焼かれる。
得られる生成物の各々は、次の性質を持つ。
(a)2回の料理サイクルにも拘わらず、多孔性内部食
物構造体の各々に含まれる初期の水の実質的量が保持さ
れる性質、 (b)得られる食品各々が、前記本実施例で示した料理
工程を超える料理油で、更に料理される場合でも、多孔
性内部食物構造体への料理油の吸収又は吸着に対する透
過が実質的におこらないような料理油に対する不透過性
実施例21 第1部 15kgの水蒸気に室温の水8000gが加えられる。
水は約90.5℃(195’F)に加熱される。
次イテ1200gノMETHOCEL■Al15−LV
が撹拌機を用いて水に完全に分散される。得られる混合
物は第■部における次の加工のために保管される。
第■部: 1ガロン(約3785.4cc)のブレンダーに、30
009の水が室温で入れられる。300gの塩粉末と2
49のkeltrol(ザンタンガム)が、撹拌下に、
水に完全に分散される。得られる混合物に、c6rel
ose2001(デキストリン・モノハイドレート)3
00gが撹拌下に加えられる。この混合物に、上記実施
例2の塩150.0gが加えられ、強い撹拌により分散
される。
本第■部の混合物は、又、第■部に用いられるために保
管される。
第■部・ 30f7容のタンクに、I]、176gの水が室温で入
れられる。撹拌機が始動され、最高回転数の90%で操
作される。
600gのNational 78−0104 (粗く
磨砕され予め料理されたタピオカ澱粉)と3009のP
ure Pl。
F(謹賀玉蜀黍から導かれた修飾食用澱粉)が水にブレ
ンドされる。得られる生成物は、総ての塊を除く為に、
完全に分散され、ブレンドされる。
15分以上、4950gのCRISP FILM■(ナ
ショナル・スターチ・アンド・ケミカル社製の修飾高ア
ミロース・コーン・スターチ)が、得られる混合物に添
加され、完全に分散される。
前記の第■部において製造される全生成物は、得られる
混合物に添加される。生成混合物は2分間撹拌される。
前記第1部により製造される全生成物は、次いで、得ら
れる混合物に添加され、2分間撹拌される。
得られる混合物の一部は、次いで、実施例18により製
造される各多孔性内部食物構造体に、バリヤ被覆:多孔
性内部食物構造体の重量比0.07・IOで、被覆され
る。
=122 バリヤ被覆の多孔性内部食物構造体に対して、60重量
部の水、40重量部の全卵、40重景部のコーン粉、4
0重量部の全小麦粉及び40重量部のコーン粉を含む練
り粉が、実施例18の多孔性内部食物構造体の非処理バ
リヤ被覆表面上に置かれる。各ケースにおける練り粉生
地:被覆多孔性内部食物構造体の重量比は、0.6 :
 10である。実施例18の製品「練り粉生地被覆−バ
リヤ層被覆多孔性内部食物構造体」は、次いで、トース
ター・オーブン中で、約232.2℃(450’F)で
20分間加熱される。
かくして得られる練り粉生地被覆バリヤ暦被覆多孔性内
部食物構造体は、次の性質を持つ。
(x)更に料理しても、多孔性内部食物構造体に最初に
含まれていた水の実・質的量が保持される性質、(y)
実施例18の各食品が、本実施例で示した料理工程を更
に超える料理において、料理油と接触する場合でも、多
孔性内部食物構造体への料理油の吸収又は吸着に対する
実質的不透過性。
実施例22 ヒーターを備えた10Q容の容器に、2 、5 kgの
水を入れる。水は約87.7℃(190’F)に加熱さ
れ、6729の冨ETI(OCEL @A15−LY及
び7.209のKELTROL■ザンタンガムが、撹拌
下に添加される。
METHOCEL■A 15−LYは97%のメチルセ
ルロース、2%の水、及び1%の食塩を含む、ダウケミ
カル社製のメチルセルロース組成物である。KELTR
OL■ザンタンガムは、ザ・ケルトロール社製のザンタ
ンガムである。CRISP FILM■(ナショナル・
スターチ・アンド・ケミカル社製のアミロース・コーン
・スターチ)34089が次いで加えられる。
得られる生成物は、撹拌され、IQの冷水と2769の
National 7g−0104(ナショナル・スタ
ーチ・アンド・ケミカル社製の粗く磨砕された予め料理
されたタピオカ澱粉)(製品の分散を助けるために用い
られるもの)が加えられる。
上記実施例1の塩800gが混合物に加えられ、そして
、得られる生成物が第15.16.17.18、“19
.20.21.22.23.26.27.28.29.
31.32.33.34.35.36及び37図に示さ
れるような各ピザ食品上に被覆可能となるように、充分
な水が加えられる。
ピザ食品の各々は、中央のチーズ薄板が溶融して整反の
端が狐色になるまで11分間焼かれる。
得られる製品は、予期できない自明でない長い棚ざらし
安定性をもっており、長時間加熱されても、その口当た
りと最初の香味ニュアンスが保持される。
実施例23 ヒーターを備えた5Q容の容器に1440gの水を入れ
る。水は87.7℃(190’F)に加熱され、300
 g(D 5AVORPRO■75024高ゲル強度7
5%最小蛋白ホエー蛋白濃縮物(Express Fo
ods Company。
Inc、製)コが水に添加される。次いで、30gのM
ETHocEL@ Al 5−LVが、次の構造式を持
ツTWEEN■80の12.09と共に撹拌下に、添加
される。
式中、w + x −1” y + Z =’ 20、
Rの半分は75%モノオレエートで、残りはりイルレー
ト、パルミテート及びステアレートである。
METHOCEL■A15−L;vハ、97%ツメチル
セルロース、2%の水、及び1%の食塩を含む、ダウケ
ミカル社製のメチルセルロース組成物である。撹拌下に
9.09のブチル化されたヒドロキシアニソールが12
09gのコーン・オイルと共に添加される。得られる混
合物は87.7℃(190″’F)に2時間加熱される
。2時間経過後に、得られる物質は、次いで、第15.
16.17.18.19.20.21゜22.23.2
6.27.28.29.31.32.33.34.35
.36及び37図に示されるような各ピザ食品に被覆さ
れる。
得られるピザ食品は、4.5分中央部のチーズが溶融す
るまでマイクロ波オーブンで料理される。
得られるピザ食品は、数時間の再加熱後でさえ格別の、
予期できない、自明でない長い棚ざらし安定性をもって
おり、長時間加熱されてさえ、その口当たりと最初の香
味ニュアンスが保持される。
実施例24 ヒーターを備えた5Q容の容器に14409の水を入れ
る。水は87,7℃(190″’P)に加熱し、300
’90) 5AVORPRO■7502、高ゲル強度7
5%最小蛋白小麦粉濃縮物(Express Food
s Company、Inc、製)が水に添加される。
次いで、30gのMETHOCEL■A15−LMが、
撹拌下に、次の構造を持つTWEEN■80の12.0
9と共に添加される。
ここに、w + x + y 十z = 20、Rの半
分は75%モノオレエートで、残りはりイルレート、パ
ルミテート及びステアレートである。METIIOCE
L■A15−LVは、97%のメチルセルロース、2%
の水、及び1%の食塩を含む、ダウケミカル社製のメチ
ルセルロース組成物である。撹拌下に、9.09のブチ
ル化されたヒドロキソアニソールが12099のコーン
・オイルと共に添加される。得られる混合物は877℃
(190’F)に2時間加熱される。120gのCRI
SP FILM■(ナショナル・スターチ・アンド・ケ
ミカル社製のアミロース・コーン・スターチ)が、得ら
れる混合物に添加される。得られる混合物は更に76.
6℃(t70’F)で4時間再加熱される。
得られる被覆組成物は、次いで第15.16.17.1
8.19.20.21.22.23.26.27.28
.29.31.32.33.34.35.36及び37
図に示されるような各ピザ食品に被覆される。
得られるピザ食品は、4.5分中央部のチーズが溶融す
るまでマイクロ波オーブンで料理される。
得られるピザ食品は、数時間の再加熱後でさえ格別の、
予期できない、自明でない長い棚ざらし安定性をもって
おり、長時間加熱後でもなお、その最初の香味ニュアン
スと口当たりが保持される。
実施例25 ヒーターを備えた5Q容の容器に14409の水を入れ
る。水を877℃(190″F)に加熱し、3009ノ
5AVORPRo■7502、高ゲル強度75%最小蛋
白小麦粉濃縮物(Express Foods Com
pany、Inc製)が水に添加される。次いて、30
gのMETIIOCEL■A15−LVが、撹拌下に、
次の構造を持つTWEEN■80の1.2.09と共に
添加される。
ここに、w + x 十y + z = 20、Rの半
分は75%モノオレエートで残りはりイルレート、パル
ミテート及びステアレートである。xErHocn、■
A15−Lvは、97%のメチルセルロース、2%の水
、及び1%の食塩を含む、ダウケミカル社製のメチルセ
ルロース組成物である。撹拌下に、5.4gのブチル化
されたヒドロキシアニソールが12069のコーン・オ
イルと共に添加される。得られる混合物は87.7℃(
190°F)に2時間加熱される。これに、9.009
のナトリウムベンゾエートが撹拌下に加えられる。得ら
れる混合物は、44゜4℃(112’F)で1時間再加
熱される。
得られた物は、次いで第15.16.17.18.19
.20.21.22.23.26.27.28.29.
31.32.33.34.35.36及び37図に示さ
れるような各ピザ食品に被覆される。
得られるピザ食品は、4.5分中央部のチーズが溶融す
るまでマイクロ波オーブンで料理される。
得られるピザ食品は、数時間の再加熱後でさえ格別の、
予期できない、自明でない長い棚ざらし安定性をもって
おり、長時間加熱後でもなお、その最初の香味ニュアン
スと口当たりが保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の賦形食品の1例を示す一部切欠き平面
図、第2図は第1図の食品の模式的断面図である。第3
図は本発明の他の賦形食品の模式的断面図である。第4
A図、第4B図、第4C図、第4図り及び第4図Eは、
本発明の賦形食品の他の例の模式的切除断面図である。 第6図及び第7図は、本発明のパン粉まぶし層とバリヤ
層と家禽外皮との物理的接着の状態を示すモデル図であ
る。 第15図は、本発明の賦形食品の1種のピザ食品の一部
切除斜視図、第16図、第17図、第18図、第19図
は、本発明のピザ食品の種々の例の断面図を示す。 第20図、第21図、第22図、第23図、第26図、
第27図、第28図、第29図、第30図、第31図、
第32図、第33図、第34図、第35図、第36図、
第37図は、夫々本発明のピザ食品の変形を示す断面図
である。 第5A、 5B、 11.12.24及び25図は、本
発明の食品の製造に用いられるプロセス・フロー・ダイ
アゲラ11の例を示す。第8.9.10.13.14図
は、本発明の製造に用いられる装置の例を示す図である

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の1、2、3、及び4からなる構造を持ち、次
    の性質(x)及び(y)を有する工業食品:[1]水及
    び蛋白質の及び/又は澱粉質の食品材料からなる多孔性
    内部食物構造体、及び [2]該多孔性内部食物構造体の主要部分に連接する第
    1の外側表面、及び [3]該第1の外側表面全面に、次の(i)、(ii)
    、(iii)又は(iv)の何れかにより固定的に被覆
    された層、 (i)食用粉、澱粉多糖類、及び、低級アルコキシセル
    ロース、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びア
    シロキシセルロースからなる群から選ばれた置換セルロ
    ース、及びガムの良混合物からなる第2外側表面を持つ
    第1のパン粉まぶし/バリヤ被覆層、又は、 (ii)食用粉からなる第3の外側表面を持ち、かつ、
    その外側表面の全面を第2のバリヤ被覆層で被覆された
    パン粉まぶし被覆層、又は、 (iii)澱粉多糖類、及び、低級アルコキシセルロー
    ス、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロ
    キシセルロースからなる群から選ばれた置換セルロース
    、及びガムの良混合物からなる第4の外側表面を持つ第
    1のバリヤ被覆層、又は、(iv)(a)脂肪及び/又
    は食用ポリオールポリエステルを含む蛋白質の食品材料
    、(b)澱粉多糖類、(c)低級アルコキシセルロース
    、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロキ
    シセルロースからなる群から選ばれた置換セルロース、
    及び(d)ガムからなる第4の外側表面を持つ第2のパ
    ン粉まぶし/バリヤ被覆層、及び、 [4]該第2の外側表面及び/又は第3の外側表面の全
    面に、澱粉多糖類、及び、低級アルコキシセルロース、
    ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロキシ
    セルロースからなる群から選ばれた置換セルロース、及
    びガムの良混合物からなる第2のバリヤ被覆層が固定的
    に被覆された層;又は、該第4の外側表面の全面に、食
    用粉からなる第6の外側表面を持つパン粉まぶし被覆層
    が固定的に被覆された層; (x)該多孔性内部食物構造体に最初から含まれている
    実質的量の水が、貯蔵中及び/又は料理中に減少しない
    で、そのままに保持される性質、(y)該食品が貯蔵中
    及び/又は料理中に料理油と接触する時、該多孔性内部
    食物構造体への料理油の吸収と吸着が起こらないような
    実質的な油不透過性。
  2. (2)バリヤ組成物中のセルロース誘導体が、(a)次
    の構造式によって規定されるヒドロキシプロピルメチル
    セルロース、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、nは繰り返し単量体単位数を表す。 (b)次の構造式を持つメチルセルロース、及び、▲数
    式、化学式、表等があります▼ 但し、nは繰り返し単量体単位数を表す。 (c)次の構造式を持つヒドロキシブチルメチルセル▲
    数式、化学式、表等があります▼ 但し、nは繰り返し単量体単位数を表す。 からなる群から選ばれる特許特許請求の範囲第1項記載
    の工業食品。
  3. (3)[1]水、及び、蛋白質の及び/又は澱粉質の食
    品材料からなる多孔性内部食物構造体、及び、[2]該
    多孔性内部食物構造体の主要部分に連接する第1の外側
    表面、及び [3]該第1の外側表面の全面に、 (i)蛋白質の食品材料、 (ii)脂肪及び/又はポリオールポリエステル、及び
    、 (iii)澱粉多糖類、及び、低級アルコキシセルロー
    ス、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロ
    キシセルロースからなる群から選ばれた置換セルロース
    、及びガムの良混合物からなるバリヤ組成物、 からなる物質の組成物が固定的に被覆された層、を持つ
    工業食品。
  4. (4)次の[1]、[2]、[3]、及び[4]からな
    る構造を持ち、かつ、次の性質(x)及び(y)を有す
    る工業食品:[1]水、及び蛋白質の及び/又は澱粉質
    の食品材料、及び、所望により、全香味組成物と相溶性
    のある1又は2以上の香味組成物、香味前駆物質及び/
    又は香味増強物質F_0(以後、香味前駆物質及び/又
    は香味増強物質は、食品に存在するなら、F_1、F_
    2、F_3、F_4、F_5及びF_6で表す。)から
    なる多孔性内部食物構造体、 [2]該多孔性内部食物構造体の主要部分に連接する第
    1の外側表面、及び、 [3]該第1の外側表面の全面に、 (i)食用粉、澱粉多糖類、及び、低級アルコキシセル
    ロース、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びア
    シロキシセルロースからなる群から選ばれた置換セルロ
    ース、及びガムの良混合物からなる第2の外側表面を持
    つ第1のパン粉まぶし/バリヤ被覆層、又は、 (ii)食用粉からなる第3の外側表面を持ち、かつ、
    その外側表面の全面が第2のバリヤ被覆層で被覆された
    パン粉まぶし被覆層、又は、 (iii)澱粉多糖類、及び、低級アルコキシセルロー
    ス、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロ
    キシセルロースからなる群から選ばれた置換セルロース
    、及びガムの良混合物からなる第4の外側表面を持つ第
    1のバリヤ被覆層、又は(iv)(a)脂肪及び/又は
    食用ポリオールポリエステルを含む蛋白質の食品材料、
    (b)澱粉多糖類、(c)低級アルコキシセルロース、
    ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロキシ
    セルロースからなる群から選ばれた置換セルロース、及
    び(d)ガムの良混合物からなる第5の外側表面を持つ
    第2のパン粉まぶし/バリヤ被覆層、 の何れかの層が固定的に被覆された層、 及び、 [4]該第2の外側表面及び/又は第3の外側表面の全
    面に、澱粉多糖類、及び、低級アルコキシセルロース、
    ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロキシ
    セルロースからなる群から選ばれた置換セルロース、及
    びガムの良混合物からなる第2のバリヤ被覆層が固定的
    に被覆された層、又は、該第4の外側表面の全面に、食
    用粉からなる第6の外側表面を持つパン粉まぶし被覆層
    が被覆された層、 (x)該多孔性内部食物構造体中に最初に含まれている
    実質的量の水が、貯蔵中及び/又は料理中において保持
    される性質、及び (y)該食品が貯蔵中及び/又は料理中に料理油と接触
    する時、該多孔性内部食物構造体への料理油の吸収と吸
    着に対する実質的不透過性。
  5. (5)バリヤ組成物中のセルロース誘導体が、(a)次
    の構造式により規定されるヒドロキシプロピルメチルセ
    ルロース、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、nは繰り返し単量体単位数を表す。)(b)次
    の構造式を持つメチルセルロース、及び、▲数式、化学
    式、表等があります▼ (但し、nは繰り返し単量体単位数を表す。)(c)次
    の構造式を持つヒドロキシブチルメチルセル▲数式、化
    学式、表等があります▼ (但し、nは単量体単位の繰り返し数を表す。)からな
    る群から選ばれる特許特許請求の範囲第4項記載の工業
    食品。
  6. (6)[1]水、及び、蛋白質の及び/又は澱粉質の食
    品材料、及び、所望により、1又は2以上の香味組成物
    、香味前駆物質、及び/又は香味増強物質、及び [2]該多孔性内部食物構造体の主要部分に連接する第
    1の外側表面、及び [3]該第1の外側表面の全面に、 (i)蛋白質の食品材料、 (ii)脂肪及び/又はポリオールポリエステル、及び (iii)澱粉多糖類、及び、低級アルコキシセルロー
    ス、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロ
    キシセルロースからなる群から選ばれた置換セルロース
    、及びガム、及び、所望により、1又は2以上の香味組
    成物、香味前駆物質及び/又は香味増強物質、 からなる物質組成物が固定的に被覆された層、を持つ、 但し、該第1の外側表面の全面に固定的に被覆された該
    多孔性内部食物構造体又は該物質組成物の少なくとも一
    つが、少なくとも一つの香味組成物及び/又は少なくと
    も一つの香味増強物質及び/又は少なくとも一つの香味
    前駆組成物を含む、工業食品。
  7. (7)(i)約5〜約20重量%のホエー蛋白濃縮物、
    (ii)約30〜約60重量%の水、 (iii)約0.4〜約20重量%の、低級アルコキシ
    セルロース、ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及
    びアシロキシセルロースからなる群から選ばれたセルロ
    ース誘導体、 (iv)約20〜約50重量%の不飽和食用油、及び、
    (v)約 0.2〜約1重量%の乳化剤、 からなるピザ食品の少なくとも1成分の表面被覆用の被
    覆組成物。
  8. (8)(i)約40〜約75重量%の澱粉多糖類、(i
    i)約5〜約20重量%の低級アルコキシセルロース、
    ヒドロキシ低級アルコキシセルロース、及びアシロキシ
    セルロースからなる群から選ばれたセルロース誘導体、 (iii)約0.05〜約0.5重量%のガム(iv)
    約8〜約20重量%の塩組成物、及び、(v)約9〜約
    20重量%の砂糖、 からなるピザ食品の少なくとも1成分の表面被覆用の被
    覆組成物。
  9. (9)(a)特許請求の範囲第7項又は第8項に規定し
    た第1の被覆組成物の連続層を、熱伝導性又は非熱伝導
    性の実質的に水平の平面に被覆して、実質的に水平な平
    面の被覆組成物の薄板表面を持つ第1の被覆薄板を形成
    せしめること、 (b)該第1の被覆薄板に、ピザの練り粉生地の連続層
    を被覆し、実質的に水平の平面のピザ生地薄板を持つ第
    1のピザ生地薄板を形成せしめること、(c)少なくと
    も一つのトマトソース組成物の実質的に連続な層を、該
    ピザの練り粉生地薄板表面の実質的全面に被覆し、実質
    的水平平面の上部トマトソース組成物薄板表面を持つト
    マトソース組成物薄板を形成せしめること、 (d)少なくとも一つのチーズ組成物を、該上部トマト
    ソース組成物薄板表面の実質的全面に被覆し、実質的水
    平の平面チーズ組成物薄板表面を持つチーズ組成物薄板
    を形成せしめること、及び、(e)その生成物を焼いて
    完成させること、の工程からなる食用ピザ食品の製造方
    法。
  10. (10)(a)〜(f)の工程からなる食用ピザ食品の
    製造方法。 (a)特許請求の範囲第7項又は第8項に規定した第1
    の被覆組成物の連続層を、熱伝導性又は非熱伝導性の実
    質的水平平面の固体表面に被覆して、実質的水平平面の
    被覆組成物薄板表面を持つ第1の被覆薄板を形成せしめ
    ること、 (b)該第1の被覆薄板に、ピザの練り粉生地の連続層
    を被覆し、実質的水平平面のピザ生地薄板表面を持つ第
    1のピザ生地薄板を形成せしめること、(c)特許請求
    の範囲第7項又は第8項に規定した第2の被覆組成物の
    連続層を、ピザの練り粉生地の薄板表面に被覆し、実質
    的水平平面の被覆組成物薄板表面を持つ第2の被覆薄板
    を形成せしめること、 (d)少なくとも一つのトマトソース組成物の実質的に
    連続な層を、該第2の被覆薄板表面の実質的全面に被覆
    し、実質的水平平面のトマトソース組成物薄板表面を持
    つトマトソース組成物薄板を形成せしめること、 (e)少なくとも一つのチーズ組成物を、該上部トマト
    ソース組成物薄板表面の実質的全面に被覆し、実質的水
    平平面のチーズ組成物薄板表面を持つチーズ組成物薄板
    を形成せしめること、及び、(e)その生成物を焼いて
    完成すること。
  11. (11)(a)第1のピザ練り粉生地の薄板表面と第2
    のピザ生地薄板表面を持つピザ練り粉生地薄板、(b)
    該第1のピザ練り粉生地薄板表面に、特許請求の範囲第
    7項に規定する第1の被覆組成物の連続層を被覆したも
    の、 (c)該第2のピザ練り粉生地薄板表面に、実質的水平
    平面の上部トマトソース薄板表面を持つ実質的に連続の
    トマトソース組成物薄板を被覆したもの、及び、 (d)該トマトソース薄板表面に、実質的平面のチーズ
    薄板表面を持つチーズ組成物薄板を被覆したもの、 からなるピザ食品。
  12. (12)(1)トマトソースを含む成分の少なくとも1
    層を、特許請求の範囲第7項又は第8項で規定した少な
    くとも一つの組成物で予備被覆され、予備ベークされた
    ペースト層に被覆すること、(ii)トマトソース層を
    覆ってチーズのブレンド物を拡げ塗りすること、 (iii)全チーズ層を覆って 展延した焼く前のペー
    ストの第2の層を引き伸ばすこと、 (iv)展延した焼く前のペーストの第2の層を、特許
    請求の範囲第7項又は第8項で規定した少なくとも一つ
    の被覆組成物で被覆すること、 (v)中間にサンドイッチした成分層を持つ二つのペー
    スト層を部分的に焼くこと、 (vi)生成物を冷却すること、 (vii)第2のペースト層に、成分層を更に被覆する
    こと、 (viii)生成物を焼いて完成させること、により製
    造されるピザ食品。
JP63220250A 1987-09-03 1988-09-02 工業食品及びその製造法 Pending JPH0249566A (ja)

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