JPH0249222A

JPH0249222A - 光学式ピツクアツプ装置

Info

Publication number: JPH0249222A
Application number: JP13630189A
Authority: JP
Inventors: Kenjiro Kime; 健治朗木目; Kazuo Okada; 和夫岡田
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1989-05-30
Filing date: 1989-05-30
Publication date: 1990-02-19
Also published as: JPH0442735B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は光学式高密度再生装置、たとえば、ビデオデ
ィスク・ＰＣＭディスクプレーヤの信号を非接触で読み
取る光学式ピックアップ装置に関するものである。

この出願人は先に第１図に示すような光学式ピックアッ
プ装置を提案した。すなわち、第１図において、シャフ
ト１がスライドベアリング２によりケース１３に対して
摺動、回転自在に支持され、上記シャフト１に取り付け
られたコイル３．４にそれぞれ所定の電流を供給するこ
とにより、マグネット５．６およびそれらのヨーク７．
８との間に磁気力を作用させて、シャフト１をそれぞれ
スラスト方向９、回転方向１０へ駆動し、回動体の一例
であるピックアップ支持板１１を介してシャフト１の先
端に固定支持されたピックアップ１２を１肥両方向９．
ｔｏへ移動させる。ここで、シャフト１およびピックア
ップ支持板１１等はコイル３．４およびピックアップ１
２等を支持するホルダーとなり得る。そこで、たとえば
スラスト方向９を焦点の方向に、回転方向１０を音声や
映像等の光情報が記録されたディスク１４のトラック１
５と直交する方向にそれぞれ設定すれば、非接触で光学
的に再生する際に必要な焦点制御およびトラック追跡制
御が１つの装置で行なえるというものである。ここで、
光源、この光源からの光をディスク１４上に集光させ、
光スポットを形成させる光学手段、この光学手段を介し
て得られるディスク１４からの反射光から情報信号を検
出する信号検知手段および上記光学手段を介して得られ
るディスク１４か−らの反射光から制御信号を検出する
制御信号検知手段を備えたピックアップ１２は上記支持
板１１を介して上記シャフト１の中心軸すなわち回動中
心１６に対して偏心した位置で、かつ、ディスク面１７
に平行な面内で回動するよう支持されており、シャフト
ｌの回転により回転する。上記トラック１５とは、ディ
スク１４に設けられたミクロンオーダの凹凸溝からなる
ビット１８をスパイラル状もしくは同心円状に順次配列
してなるものであり、このトラック１５の径方向のピッ
チもミクロンオーダである。

ところで、第１図に示すケース１３を、すなわちピック
アップ装置全体を一定速度でディスク１４の径方向へ移
送させた場合、すなわちラジアル送りをした場合、この
ラジアル送りのむら等によって誤差が累積するし、また
、選択的に再生する場合や初期の引き込みを行なう、場
合には、近傍に無数のトラック１５があることから、第
２図に示すように、ピックアップ１２が回動し、トラッ
ク１５を追跡するよう、ずれを生じてしまうことがある
。そのずれｔＱは、ピックアップ１２の動作中心２０と
支持板１１の回動中心１６とを結ぶ動作線２１が、回動
中心１６からトラック方向２２へ延出した動作基準線２
３に対して支持板１１の平面上で、すなわち第２図上で
なす角度である。

ところが、上記動作基準線２３付近と動作線２１付近と
ではピックアップ１２の動作感度が異なる。

つまり、ピックアップ１２が動作基準線２３付近にある
ときは、回動によるピックアップ１２の移動方向がトラ
ック方向２２に直交する径方向２４と一致しているから
、この状態でピックアップ１２とトラック１５との間に
ずれが生じたとき、ピックアップ１２をわずかに回動さ
せるだけで、このずれを修正できるので、動作感度が良
好であるのに対し、ピックアップ１２が上記動作線２１
付近にあるときは、回動によるピックアップ１２の移動
方向が上記径方向２４と一致しなくなるから、この状態
でピックアップ１２とトラック１５との間にずれが生じ
たとき、このずれを修正するためにピックアップ１２を
大きく回動させなければならなくなり、動作感度が劣下
する。また、上記ずれＪｔＱを第２図に示した程度の大
きさとすると、トラック追跡制御におけるピックアップ
１２の回動範囲を十分大きくしなければならなくなり、
装置が複雑化する。そのため、周期の長いいわゆるＤＣ
的なトラック位置の変化に対してはラジアル送りで制御
し、同期が短く、振幅が微小でトラック方向２２の誤差
が無視できるいわゆるＡＣ的なトラック位置の変化に対
しては、ピックアップ１２の動作基準線２３付近での回
動で制御し、これによりトラック追跡劇−を行なうのが
望ましい。

この発明は、Ｊ：紀事情に鑑みてなされたもので、ピッ
クアップ１２の動作基準線２３に対するずれｔＱを検出
する検出手段を設け、このずれ量に相当するだけラジア
ル送りを制御して、ピックアップ１２が常に動作基準線
２３付近を中心として回動するようにして、動作性を改
善した光学式ピックアップ装置を提供することを目的と
する。

以下、この発明、特に補正手段の実施例を図面にもとづ
いて説明する。

第３図において、ピックアップ１２と一体的に回動する
回動体の一例であるピックアップ支持板１１はその一部
が切欠されて、非切欠部が遮蔽部２６となっており、こ
の遮蔽部２６に対向して、第４図に示すように、上記支
持板１１の両側に、発光ダイオードからなる光源２７と
光検知器２８とが、ケースクに固定された取付板２９に
取り付けられている。

これら遮蔽部２６、光源２７および光検知器２８が検出
手段３０を構成する。

上記光源２７からの光の一部は上記遮蔽部２６により遮
蔽されており、上記支持板１１と一体になった遮蔽部２
６の回動により、第２図に示したピックアツブ１２の動
作中心２０のずれ量Ｑに応じて第４図の光検知器２８の
受光型が変化し、この光検知器２８の出力が変化する。

上記光検知器２８の出力は、検出手段３０の検出信号と
してラジアル送り手段の駆動入力に加えられ、これによ
り、第２図の径方向２４へのラジアル送りが制Ｎされて
、第３図のピックアップ１２の動作中心２０が上記動作
基準線２３に平面上で一致する。

第３図および第４図に示１−た実施例とは異なり、第５
図に示すように、中央部で２つに分割された２分割光検
知器３２をピックアップ支持板１１に装着するとともに
、第６図に示すように、光源２７を上記２分割光検知器
３２に対向してケース１３に固定し、第５図のピックア
ップ１２の動作中心２０が第２図の動作基準線２３に平
面上で一致しているときは、第５図の２分割光検知器３
２の両川力差が零となるよう設定しておくと、上記支持
板１１と一体になった２分割光検知器３２の回動により
、第２図に示した上記ピックアップ１２の動作中心２０
のずれｊｔＱに応じて第５図の２分割光検知器３２の各
出力間に差が生じるので、この出力差を検出手段３０の
検出信号として、ラジアル送り手段の駆動入力に加える
ようにしてもよい。

また、第７図に示したように、ピックアップ支持板１１
にスリット３３を設け、このスリット３３に対向して、
第８図に示すように、上記支持板１１の両側に光源２７
と２分割光検知器３２とを配置する構成としても、第５
図および第６図で説明したのと同様な作用効果が得られ
る。

さらに、第９図に示すように、ピックアップ支持板１１
にこの支持板１１の表面と反射率が異なる反射板３４を
装着し、この反射Ｆｉ、３４に対向して、第１０図に示
すように、光源２７および２分割光検知器３２を配置す
るとともに、これら光０２７および２分割光検知器３２
と上記反射板３４との間に焦光用のレンズ３５を介在さ
せ、上記光源２７から出た光をレンズ３５で焦光して、
その反射光を２分割光検知器３２で検知させると、上記
支持板１１と一体的な反射板３４の回動により、光は反
則率の異なる反射板３４と支持板１】とで反射されるこ
とになるので、やはり第５図および第６図で説明したの
と同様な作用効果が得られる。

上記各実施例では補正手段３００として光学的な検知手
段を有するものを用いたが、これとは異なり、第１１図
に示すように、ピックアップ支持板１１に−の磁石３７
を装着し、この−の磁石３７に対向して、第１２図に示
すように、この−の磁石３７と吸引し合う他の磁石３８
を配置し、第１１図とピックアップ１２の動作中心２０
が第２図の動作基準線２３に平面上で一致しているとき
は、上記両磁石３７．３８が吸引し合ってピックアップ
１２の回動力が零となるよう設定しておくと、第２図に
示したずれｆｆ１Ｑが発生した場合、上記−の磁石３７
Ｖｉ吸引力に抗して回動することになり、上記ずれ填Ｑ
に応じた回動力が発生する。この回動力により、第２図
の径方向２４へのラジアＩし送りを制御して、第１１図
のピックアップ１２の動作中心２０を第２図の動作基準
線２３に平面上で一致させる。

以上のように、この発明によれば、ディスク上に光スポ
ットを形成する光学手段と、上記光学手段と一本となっ
て少なくとも上記ディスク面と直交する方向及び上記デ
ィスク上のトラックと直交する方向に動作可能なホルダ
ーと、このホルダーに少なくともその一部が一体に設け
られ少なくとも上記光学手段を上記ディスク面と直交す
る方向及び上記ディスク上のトラックと直交する方向に
駆動する駆動手段と、上記ホルダーにその一部が設けら
れ上記光学手段が上記駆動手段により駆動された時の変
位置を検出するための位置検出手段とを設けたので、ホ
ルダーに支持された光学手段の駆動機構を小型化できる
と共に、光学手段の光軸を、トラックずれに対する制御
および焦点ずれに対する制御の何れの場合にも常にディ
スク面に垂直状態に保つことができ、更に、ピックアッ
プは常に平面上で動作基準線を中心として回動するから
、ピックアップの動作性が良好になり、トラック追跡制
御を正確に行なうことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光学式ピックアップ装置の要部を
示す縦断面図、第２図は第１図の動作の説明図、第３図
はこの発明の第１の実施例の要部を示す平面図、第４図
は同側面図、第５図は第２の実施例の要部を示す平面図
、第６図は同側面図、第７図は第３の実施例の要部を示
す平面図、第８図は同側面図、第９図は第４の実施例の
要部を示す平面図、第１０図は同側面図、第１１図は第
５の実施例の要部を示す平面図、第１２図は同側面図で
ある。１・・・シャフト、１１・・・ピックアップ支持板、１
２・・・ピックアップ、１４・・・ディスク、１５・・
・トラック、１６・・・回動中心、２０・・・動作中心
、２２・・・トラック方向、２３・・・動作基準線、２
４・・・径方向、２６・・・遮蔽部、２７・・・光源、
２８・・・光検知器、３０・・・検出手段、３２・・・
２分割光検知器、３７・・・−の磁石、３８・・・他の
磁石。なお、図中同一符号は同一もしくは相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

　ディスク上の情報トラックに記録された情報信号を、
光スポットの焦点ずれ・トラックずれを補正しながら読
取る光学式ピックアップ装置において、上記ディスク上
に光スポットを形成する光学手段と、上記光学手段と一
体となつて少なくとも上記ディスク面と直交する方向及
び上記ディスク上のトラックと直交する方向に動作可能
なホルダーと、このホルダーに少なくともその一部が一
体に設けられ少なくとも上記光学手段を上記ディスク面
と直交する方向及び上記ディスク上のトラックと直交す
る方向に駆動する駆動手段と、上記ホルダーにその一部
が設けられ上記光学手段が上記駆動手段により駆動され
たときの変位量を検出するための位置検出手段とを備え
たことを特徴とする光学式ピックアップ装置。