JPH0249150A - ライニング部材用ピンホール検知装置 - Google Patents
ライニング部材用ピンホール検知装置Info
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- JPH0249150A JPH0249150A JP19901688A JP19901688A JPH0249150A JP H0249150 A JPH0249150 A JP H0249150A JP 19901688 A JP19901688 A JP 19901688A JP 19901688 A JP19901688 A JP 19901688A JP H0249150 A JPH0249150 A JP H0249150A
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
本発明はライニング部材用ピンホール検知装置に関し、
さらに詳しくは、液体を使用する金属製構造物、例えば
熱交換器等の圧力容器や配管等の腐食を防止するための
ライニング部材において、そのライニング部材中に液体
と絶縁されて設けられた導電部材と液体との間に電圧を
印加しておき、そのライニング部材にピンホール等が生
じて導電部材と液体との間の絶縁状態が破壊された時の
電気的変化を検知することにより、ライニング部材に生
じたピンホール等の発生を検知する装置に関するもので
ある。
さらに詳しくは、液体を使用する金属製構造物、例えば
熱交換器等の圧力容器や配管等の腐食を防止するための
ライニング部材において、そのライニング部材中に液体
と絶縁されて設けられた導電部材と液体との間に電圧を
印加しておき、そのライニング部材にピンホール等が生
じて導電部材と液体との間の絶縁状態が破壊された時の
電気的変化を検知することにより、ライニング部材に生
じたピンホール等の発生を検知する装置に関するもので
ある。
[従来の技術〕
海水を使用する熱交換器等においては、伝熱管として耐
食性の優れた裸のチタン管等が多く使用されており、氷
室等に使用される他の金属部材とチタン管との異種金属
接触腐食を防止するため等に、前記金属部材に絶縁性の
加硫ゴム等のライニング部材を貼っている。しかしなが
ら、ライニング部材が劣化または損傷等してライニング
部材にピンホール等が発生してしまい、ライニング部材
に液体が浸透してその電気抵抗が低下するか、あるいは
素地の金属部材面が液体に浸漬されると金属部材に腐食
が生じてしまう。そこで、ライニング部材に生じたピン
ホール等の検査を行なう必要があり、従来は運転休止中
の点検期間に氷室等を開放してライニング部材を目視点
検するか、あるいは放電式ピンホールテスターを使用す
る等の点検方法で行なわれていた。
食性の優れた裸のチタン管等が多く使用されており、氷
室等に使用される他の金属部材とチタン管との異種金属
接触腐食を防止するため等に、前記金属部材に絶縁性の
加硫ゴム等のライニング部材を貼っている。しかしなが
ら、ライニング部材が劣化または損傷等してライニング
部材にピンホール等が発生してしまい、ライニング部材
に液体が浸透してその電気抵抗が低下するか、あるいは
素地の金属部材面が液体に浸漬されると金属部材に腐食
が生じてしまう。そこで、ライニング部材に生じたピン
ホール等の検査を行なう必要があり、従来は運転休止中
の点検期間に氷室等を開放してライニング部材を目視点
検するか、あるいは放電式ピンホールテスターを使用す
る等の点検方法で行なわれていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来の点検方法においては、ライニング
部材に生じたピンホール等の検知を運転中に行なうこと
が出来ず、また作業が手間のかかるものであった。さら
に、運転中に生じたライニング部材の劣化や損傷等、あ
るいは定検作業中に氷室等の内側に設ける足場等により
人為的に生じた損傷等が見落とされてしまう可能性があ
り、ピンホール等が生じたままの状態で運転されて金属
部材が腐食されて貫通し、漏水してしまう恐れがあった
。
部材に生じたピンホール等の検知を運転中に行なうこと
が出来ず、また作業が手間のかかるものであった。さら
に、運転中に生じたライニング部材の劣化や損傷等、あ
るいは定検作業中に氷室等の内側に設ける足場等により
人為的に生じた損傷等が見落とされてしまう可能性があ
り、ピンホール等が生じたままの状態で運転されて金属
部材が腐食されて貫通し、漏水してしまう恐れがあった
。
本発明の目的は、上述の従来技術の有する課題に鑑み、
ライニング部材の劣化や損傷等によるピンホール等の検
知を運転中において連続的に、しかも簡便かつ確実に行
なうことができるライニング部材用ピンホール検知装置
を提供することにある。
ライニング部材の劣化や損傷等によるピンホール等の検
知を運転中において連続的に、しかも簡便かつ確実に行
なうことができるライニング部材用ピンホール検知装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用]本発明の上記
目的は、液体と絶縁して導電部材をライニング部材中に
設け、その導電部材と液体との間に電圧を印加しておき
、ライニング部材にピンホール等が生じて導電部材と液
体との間の絶縁状態が破壊された時の電気的変化を検知
する装置によって達成される。
目的は、液体と絶縁して導電部材をライニング部材中に
設け、その導電部材と液体との間に電圧を印加しておき
、ライニング部材にピンホール等が生じて導電部材と液
体との間の絶縁状態が破壊された時の電気的変化を検知
する装置によって達成される。
すなわち本発明は、ライニング部材中に、該ライニング
部材と接触している液体と絶縁されて設けられる導電部
材と、該導電部材と該液体との間に電圧を印加するため
の電圧印加手段と、該導電部材と該液体との間の絶縁状
態が破壊された時に生じる電気的変化を検知して指示す
る警報手段とを具備することを特徴とするライニング部
材用ピンホール検知装置にある。
部材と接触している液体と絶縁されて設けられる導電部
材と、該導電部材と該液体との間に電圧を印加するため
の電圧印加手段と、該導電部材と該液体との間の絶縁状
態が破壊された時に生じる電気的変化を検知して指示す
る警報手段とを具備することを特徴とするライニング部
材用ピンホール検知装置にある。
本発明においては、ライニング部材中に、そのライニン
グ部材と接触している液体と絶縁された状態として導電
部材を設ける。
グ部材と接触している液体と絶縁された状態として導電
部材を設ける。
使用される導電部材の材質は特に制限されず、例えばカ
ーボンゴム、カーボン繊維、銅線等の導電性物質が使用
される。また、形状に関しても特に制限されず、例えば
シート状、メツシュ状、線状等のその使用に適した形状
のものが使用される。
ーボンゴム、カーボン繊維、銅線等の導電性物質が使用
される。また、形状に関しても特に制限されず、例えば
シート状、メツシュ状、線状等のその使用に適した形状
のものが使用される。
また、本発明に供されるライニング部材の材質も任意で
あり、通常のライニング部材として使用される絶縁性の
加硫ゴム等が使用される。さらに、形状に関してもシー
ト状のものに限られず、コテ、ハケ等で塗布するもの等
であっても良い。
あり、通常のライニング部材として使用される絶縁性の
加硫ゴム等が使用される。さらに、形状に関してもシー
ト状のものに限られず、コテ、ハケ等で塗布するもの等
であっても良い。
本発明において前記ライニング部材中に前記導電部材を
設ける手段としては、そのライニング部材と接触してい
る液体と絶縁された状態で良好に導電部材を設けられる
ものであれば良く、用途等によって適宜選択され、例え
ば、シート状のライニング部材にシート状、メツシュ状
または線状の導電部材を挾み込んで固着してその端部を
絶縁するか、あるいはライニング部材の製造工程におい
て予め埋め込んでおく手段が好ましい。
設ける手段としては、そのライニング部材と接触してい
る液体と絶縁された状態で良好に導電部材を設けられる
ものであれば良く、用途等によって適宜選択され、例え
ば、シート状のライニング部材にシート状、メツシュ状
または線状の導電部材を挾み込んで固着してその端部を
絶縁するか、あるいはライニング部材の製造工程におい
て予め埋め込んでおく手段が好ましい。
また、本発明においては、前記導電部材と液体との間に
電圧を印加するための電圧印加手段が設けられている。
電圧を印加するための電圧印加手段が設けられている。
この電圧印加手段は、前記導電部材と液体との間に良好
に電圧を印加できるものであれば良い。以下に好ましい
ものを2例示す。
に電圧を印加できるものであれば良い。以下に好ましい
ものを2例示す。
第1の例は、前記液体中に電極を設け、その電極と前記
導電部材との間に電圧を印加するための電源装置を具備
するものである。ここで用いられる電極は前記液体中で
安定なものであれば良く、白金メツキチタン電極等が好
ましい。また、ここで用いられる電源装置は交流あるい
は直流のどちらのものでも良く、適宜選択される。
導電部材との間に電圧を印加するための電源装置を具備
するものである。ここで用いられる電極は前記液体中で
安定なものであれば良く、白金メツキチタン電極等が好
ましい。また、ここで用いられる電源装置は交流あるい
は直流のどちらのものでも良く、適宜選択される。
第2の例は、前記液体に通電可能でありかつ前記導電部
材と絶縁されている金属部材を電極とし、その金属部材
と前記導電部材との間に電圧を印加するための電源装置
を具備するものである。すなわち、例えば伝熱管として
裸のチタン管が使用されている熱交換器のように、内部
の液体に通電可能な金属部材が存在する場合においては
、第1の例のように液体中に電極を設けないで、その金
属部材を電極として用いることが可能であり、その金属
部材あるいはその金属部材に接続されている金属部材と
前記導電部材との間に電圧を印加すれば良い。なお、こ
れらの金属部材は当然のことながら前記導電部材と絶縁
されていなければならない。
材と絶縁されている金属部材を電極とし、その金属部材
と前記導電部材との間に電圧を印加するための電源装置
を具備するものである。すなわち、例えば伝熱管として
裸のチタン管が使用されている熱交換器のように、内部
の液体に通電可能な金属部材が存在する場合においては
、第1の例のように液体中に電極を設けないで、その金
属部材を電極として用いることが可能であり、その金属
部材あるいはその金属部材に接続されている金属部材と
前記導電部材との間に電圧を印加すれば良い。なお、こ
れらの金属部材は当然のことながら前記導電部材と絶縁
されていなければならない。
さらに、本発明においては、前記ライニング部材にピン
ホール等が生じて導電部材と液体との間の絶縁状態が破
壊された時に生じる電気的変化を検知して指示する警報
手段が設けられている。この警報手段は主として前記電
気的変化を検知する検知回路およびそれを指示する警報
回路から成る。
ホール等が生じて導電部材と液体との間の絶縁状態が破
壊された時に生じる電気的変化を検知して指示する警報
手段が設けられている。この警報手段は主として前記電
気的変化を検知する検知回路およびそれを指示する警報
回路から成る。
この検知回路において検知される電気的変化としては、
電流、電圧、抵抗等が挙げられる。また、この検知回路
を構成する具体的な回路は検知する電気的変化の種類等
によって適宜選択される。さらに、警報回路を構成する
具体的な回路としては、例えばベル、ブザー等から成る
ものが所望により自由に使用される。
電流、電圧、抵抗等が挙げられる。また、この検知回路
を構成する具体的な回路は検知する電気的変化の種類等
によって適宜選択される。さらに、警報回路を構成する
具体的な回路としては、例えばベル、ブザー等から成る
ものが所望により自由に使用される。
このように構成された本発明のライニング部材用ピンホ
ール検知装置においては、ライニング部材が劣化または
損傷等してピンホール等が生じてライニング部材中に設
けられた導電部材が液体に浸漬されると、その導電部材
と液体との間の絶縁状態が破壊されるので電気的変化が
生じ、その電気的変化を検出することによりピンホール
等の検知を行なうことが可能である。
ール検知装置においては、ライニング部材が劣化または
損傷等してピンホール等が生じてライニング部材中に設
けられた導電部材が液体に浸漬されると、その導電部材
と液体との間の絶縁状態が破壊されるので電気的変化が
生じ、その電気的変化を検出することによりピンホール
等の検知を行なうことが可能である。
[実施例]
以下、本発明における実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
第1図は本発明の検知装置の一実施例を示す概略図であ
り、第2図は第1図の検知装置の結線概略図である。第
1図および第2図中、1は導電部材、2は金属部材、3
はライニング部材、4は液体、5は電極、6は交流電源
、7は電圧印加手段、8はピンホール、9は検知回路、
10は警報回路、11は警報手段、12はリレー回路、
13は作動電流設定回路、14はマグネットスイッチ、
15は降圧トランスをそれぞれ示す。
り、第2図は第1図の検知装置の結線概略図である。第
1図および第2図中、1は導電部材、2は金属部材、3
はライニング部材、4は液体、5は電極、6は交流電源
、7は電圧印加手段、8はピンホール、9は検知回路、
10は警報回路、11は警報手段、12はリレー回路、
13は作動電流設定回路、14はマグネットスイッチ、
15は降圧トランスをそれぞれ示す。
第1図においては、シート状のカーボンゴムである導電
部材1が、金属部材2の内壁に接着されたシート状の絶
縁性の加硫ゴムから成るライニング部材3により挟まれ
て固着されており、金属部材2および液体4とは絶縁さ
れている。また、通電用の電極5(白金メツキチタン電
極)が導電部材1の対極となるように液体4の中に設置
されており、導電部材1および電極5の間に交流電源6
により交流電圧(例えば100V)が常に印加されてい
る(電圧印加手段7)。さらに、この検知装置にはピン
ホール8等が生じて導電部材1と液体4との間の絶縁状
態が破壊された時に生じる電気的変化を検知する検知回
路9お・よび指示する警報回路10からなる警報手段1
1が設けられている。
部材1が、金属部材2の内壁に接着されたシート状の絶
縁性の加硫ゴムから成るライニング部材3により挟まれ
て固着されており、金属部材2および液体4とは絶縁さ
れている。また、通電用の電極5(白金メツキチタン電
極)が導電部材1の対極となるように液体4の中に設置
されており、導電部材1および電極5の間に交流電源6
により交流電圧(例えば100V)が常に印加されてい
る(電圧印加手段7)。さらに、この検知装置にはピン
ホール8等が生じて導電部材1と液体4との間の絶縁状
態が破壊された時に生じる電気的変化を検知する検知回
路9お・よび指示する警報回路10からなる警報手段1
1が設けられている。
第2図においては、第1図における装置、特に警報手段
11のより具体的な回路の一例を示す。この装置におけ
る警報手段11は導電部材1と液体4との間の絶縁状態
が破壊された時に導電部材1と液体4との間に流れる微
小電流を検知するものであり、検知回路9には検知され
る交流電流を直流に変換してリレー回路12を作動させ
るための作動電流設定回路13が組み込まれている。ま
た、警報回路10はベル、ブザー等から成り、リレー回
路12の作動によってマグネットスイッチ14がオンさ
れた時に警報を発するように構成されている。なお、1
5は降圧トランスである。
11のより具体的な回路の一例を示す。この装置におけ
る警報手段11は導電部材1と液体4との間の絶縁状態
が破壊された時に導電部材1と液体4との間に流れる微
小電流を検知するものであり、検知回路9には検知され
る交流電流を直流に変換してリレー回路12を作動させ
るための作動電流設定回路13が組み込まれている。ま
た、警報回路10はベル、ブザー等から成り、リレー回
路12の作動によってマグネットスイッチ14がオンさ
れた時に警報を発するように構成されている。なお、1
5は降圧トランスである。
以下に、第2図における装置の動作を簡単に説明する。
ライニング部材3が劣化あるいは損傷等してピンホール
8等が生じ、ライニング部材3中に設けられた導電部材
1が液体4に浸漬されると、ライニング部材3の電気抵
抗が低下するので、検知回路9には微小電流(例えば、
ピンホールφ10a+a+で印加電圧が100■の場合
150aA )が流れる。この微小電流は、作動電流設
定回路13において直流に変換増幅されてリレー回路1
2を作動させ、それにより警報回路10が作動してライ
ニング部材3の劣化あるいは損傷等によるピンホール8
等の発生をランプまたはブザー等で表示する。
8等が生じ、ライニング部材3中に設けられた導電部材
1が液体4に浸漬されると、ライニング部材3の電気抵
抗が低下するので、検知回路9には微小電流(例えば、
ピンホールφ10a+a+で印加電圧が100■の場合
150aA )が流れる。この微小電流は、作動電流設
定回路13において直流に変換増幅されてリレー回路1
2を作動させ、それにより警報回路10が作動してライ
ニング部材3の劣化あるいは損傷等によるピンホール8
等の発生をランプまたはブザー等で表示する。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明のライニング部材用ピンホ
ール検知装置により、ライニング部材の劣化や損傷等に
よるピンホール等の検知を運転中において連続的に、し
かも簡便かつ確実に行なうことが可能となる。
ール検知装置により、ライニング部材の劣化や損傷等に
よるピンホール等の検知を運転中において連続的に、し
かも簡便かつ確実に行なうことが可能となる。
第1図は本発明の検知装置の一実施例を示す概略図であ
り、第2図は第1図の検知装置の結線概略図である。 1:導電部材、2:金属部材、 3ニライニング部材、4:液体、 5:電極、6:交流電源、 7:電圧印加手段、8:ピンホール、 9:検知回路、lO:警報回路、 ll:警報手段、12:リレー回路、 13:作動電流設定回路、 14:マグネットスイッチ、 15:降圧トランス。 特許出願人 中川防蝕工業株式会社 代理人 弁理士 伊 東 辰 雄 代理人 弁理士 伊 東 哲 也
り、第2図は第1図の検知装置の結線概略図である。 1:導電部材、2:金属部材、 3ニライニング部材、4:液体、 5:電極、6:交流電源、 7:電圧印加手段、8:ピンホール、 9:検知回路、lO:警報回路、 ll:警報手段、12:リレー回路、 13:作動電流設定回路、 14:マグネットスイッチ、 15:降圧トランス。 特許出願人 中川防蝕工業株式会社 代理人 弁理士 伊 東 辰 雄 代理人 弁理士 伊 東 哲 也
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ライニング部材中に、該ライニング部材と接触して
いる液体と絶縁されて設けられる導電部材と、該導電部
材と該液体との間に電圧を印加するための電圧印加手段
と、該導電部材と該液体との間の絶縁状態が破壊された
時に生じる電気的変化を検知して指示する警報手段とを
具備することを特徴とするライニング部材用ピンホール
検知装置。 2、前記電圧印加手段が、前記液体中に設けられた電極
を含み、該電極と前記導電部材との間に電圧を印加する
ための電源装置を具備する、特許請求の範囲第1項記載
の装置。 3、前記電圧印加手段が、前記液体に通電可能でありか
つ前記導電部材と絶縁されている金属部材を含み、該金
属部材と該導電部材との間に電圧を印加するための電源
装置を具備する、特許請求の範囲第1項記載の装置。 4、前記ライニング部材がシート状のものであり、かつ
該ライニング部材の中にシート状、メッシュ状または線
状の導電部材が挾み込まれ、または埋め込まれている、
特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19901688A JPH0249150A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | ライニング部材用ピンホール検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19901688A JPH0249150A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | ライニング部材用ピンホール検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0249150A true JPH0249150A (ja) | 1990-02-19 |
Family
ID=16400716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19901688A Pending JPH0249150A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | ライニング部材用ピンホール検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0249150A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014038687A1 (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-13 | 三菱電機株式会社 | 防食性能劣化検知センサーおよびそれを備えた給湯暖房システム |
-
1988
- 1988-08-11 JP JP19901688A patent/JPH0249150A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014038687A1 (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-13 | 三菱電機株式会社 | 防食性能劣化検知センサーおよびそれを備えた給湯暖房システム |
JP5837211B2 (ja) * | 2012-09-10 | 2015-12-24 | 三菱電機株式会社 | 防食性能劣化検知センサーおよびそれを備えた給湯暖房システム |
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