JPH0247517B2 - - Google Patents

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JPH0247517B2
JPH0247517B2 JP58150100A JP15010083A JPH0247517B2 JP H0247517 B2 JPH0247517 B2 JP H0247517B2 JP 58150100 A JP58150100 A JP 58150100A JP 15010083 A JP15010083 A JP 15010083A JP H0247517 B2 JPH0247517 B2 JP H0247517B2
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riser
catalyst
oil
zone
hydrocarbon
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JP58150100A
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JPS5953591A (ja
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Ii Batsushu Roido
Daburyuu Parumetaa Chaaruzu
Oo Hendaason Jerarudo
Emu Raisu Uiriamu
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Ashland LLC
Original Assignee
Ashland Oil Inc
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Publication date
Application filed by Ashland Oil Inc filed Critical Ashland Oil Inc
Publication of JPS5953591A publication Critical patent/JPS5953591A/ja
Publication of JPH0247517B2 publication Critical patent/JPH0247517B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G11/00Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
    • C10G11/14Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts
    • C10G11/18Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts according to the "fluidised-bed" technique
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J8/00Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
    • B01J8/08Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with moving particles
    • B01J8/085Feeding reactive fluids

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 望ましいガス状および液状の燃料がつくられる
原油は炭化水素の広範囲の混合物、硫黄および窒
素の化合物、並びに金属不純物を含んでいる。こ
れらの炭化水素化合物は分子量が、従つて沸点が
広い範囲で変つている。例えば、油の全容積の30
%から60%あるいはそれ以上が650〓(343℃)を
こえる温度の沸点の化合物で構成されている原油
が知られている。これらの中には、全容積の約10
%から約30%あるいはそれ以上が分子量が非常に
大きくて025〓(552℃)以上の沸点をもち、ある
いは大気圧下では1025〓(552℃)以下では沸騰
しない化合物から成る原油がある。 これらの650〓(343℃)をこえる沸点の原油の
高沸成分はガソリンおよびいくつかのより高沸の
液状炭化水素燃料中に含めるのには不適当である
ので、石油精製工業では高分子量高沸点化合物を
適切な沸点範囲のより小さい分子へ分離および/
または分解する方法を開発してきた。この目的に
対して最も広く使用されるクラツキング方法は流
動接触分解(FCC)として知られている。FCC
法は高度に進歩した状態に達しておりかつ多数の
修正形態と変形が開発されているけれども、それ
らの統括的因子は、きわめて制約された沸点範囲
の炭化水素が昇温下で、950〓(510℃)から約
1100〓(593℃)の温度範囲にあるクラツキング
条件下において供給油中で懸濁したクラツキング
触媒と接触して分解されることが好ましいという
ことである。所望度の分子量および沸点の低下に
達したときに、クラツキング触媒を得られた炭化
水素気転化生成物から分離する。 天然状態の原油は全く扼介な効果をFCC法に
対してもつ傾向のある各種の物質を含み、これら
の扼介な物質の一部のみが原油から経済的に除去
できるにすぎない。これらの扼介な物質の中に
は、コーク前駆体(アスフアルテン類、多核性芳
香族類、などのような)、重金属物質(ニツケル、
バナジウム、鉄、銅、など)、軽金属(ナトリウ
ム、カリウム、など)、硫黄、窒素、およびその
他、がある。これらの中のあるもの、例えば、軽
金属、は脱塩操作によつて経済的に除くことがで
き、これらの操作は流動接触分解用に原油を処理
する普通の手順の一部である。コーク前駆体、ア
ルフアルテン類、などのような他の物質はクラツ
キング操作中にコークへ分解する傾向があり、こ
のコークは触媒上に沈着して炭化水素と触媒との
間の接触を阻害し、かつ一般的にはその能力ある
いは活性度水準を低下させる。重金属類はほとん
ど定量的に供給油から触媒表面へ移行する。 通常の場合のように、触媒を繰返し追加供給油
を処理するのに再使用する場合には、供給油中の
重金属は触媒の組成および/または供給油に対す
るその触媒効果の性質を不都合に変える程度にま
で触媒上に蓄積することができる。例えば、バナ
ジウムは普通に使われるFCC触媒のある種の成
分と融剤を形成して、触媒粒子の部分が半熔融し
無効のクラツキング触媒となるほどに十分に、そ
れらの融点を低下させる傾向がある。 触媒上のバナジウムおよび他の重金属特にニツ
ケルの蓄積はある環境においては毒として働く。
それらは各種の程度において過度の脱水素と芳香
族縮合を促進して過度の炭素およびガスの生成を
もたらし、その結果液状燃料油収率を損なう。原
油あるいは高沸原油溜分、あるいはニツケルおよ
び/または類似挙動を示す他の金属類のような金
属不純物が特に豊富である他の発生源の油、のよ
うな油は、比較的大量のコーク前駆体を含むの
で、ここでは、金属−有機化合物あるいは炭素金
属質油とよび、ガソリン、ガソリン前駆体および
軽質サイクル油のような所望生成物を得るための
石油精製業者への一つの特別な加工上の挑戦を代
表する。 炭素金属質油をガソリンおよび他の液状燃料へ
接触的に転化するときには長い間関心がもたれて
きている。例えば、1950年代には、各種の炭素金
属質油をフードレシツド(Houdresid)法におい
てガソリンおよび他の生成物へ成功裡に転化し得
ることが提唱された。フードレシツド法は、流動
触媒床系において供給油と生成物蒸気の中で触媒
粒子を懸濁させることではなく、密に重力で詰つ
た床の中で「粒子状寸法」(慣用FCC触媒粒子径
よりはるかに大きい)の触媒粒子を用いた。この
方法の生産性は、軽質ガス油の場合の流動接触分
解と比べて、低かつた。しかし、フードレシツド
法はいくつかの利点を提供した。供給油中の重金
属についてさきに遭遇した悪影響はフードレシツ
ド法においてはFCC法において予期されるもの
ほど大きな障害ではないと思われた。触媒粒子の
外表面の上またはその近傍で蓄積した重金属は磨
耗工程によつてある程度まで明らかに除くことが
でき、この磨耗工程は金属汚染された触媒の外層
を選択的に除去する。これらの触媒はきわめて安
いが、しかしまた比較的不活性であり、今日的標
準ではきわめて不適当であつた。流動接触分解に
おける触媒上の重金属汚染の最大許容限度はその
当時は約200ppmであるとされていたが、フード
レシツド法は触媒のニツケルとバナジウムとの合
計含量が870ppmに達したときでも満足に実際に
操業をつづけることができた。その上、生成物選
択率の所要水準は、触媒の抜出しが通常の機械的
損失(例えば、磨耗および流出ガスに伴う不注意
による排出)並びに金属水準調節のために用いる
磨耗方法によつて必要とされること以外には、工
程からの触媒抜取りを必要とすることなしに維持
できることが見出された。今日では、このような
微粉粒子への触媒の磨耗は高価につく環境問題を
提供し従つて工程実施にかかわる困難をかなり増
加させる。 フードレシツド法は触媒性能に対する金属汚染
物とコーク形成の効果を扱う際の一つの段階的進
歩を明らかに表わしているけれども、その生産性
は限定されていた。このように、フードレシツド
法が商業的にまず導入されて以来経過した多年の
間に、FCC法業界は蒸圧蒸溜残油などに商業的
に成功の操作を可能ならしめるFCC法の適当な
変形または別法について根気強い研究を続けてき
た。この操業および研究の期間の間に、多数の提
案がなされ、あるものはある限度まで商業的に使
用されてきた。 いくつかの提案は重質または高沸の供給油を処
理してそれから金属をクラツキング前の除去する
ことを含み、例えば、ハイドロトリーテイング、
溶剤抽出、および/またはフリーデルクラフト触
媒との複合化、であるが、しかしこれらの技法は
商業的には正当化されないと評されてきた。もう
一つの提案は「ダーテイ油」および「クリーン
油」処理単位をもつ組合せクラツキング法を用い
ている。さらにもう一つの提案は残油をガス油と
混合し、工程において用いるライザー型クラツカ
ー装置の底における平衡フラツシユ蒸発温度に関
して混合物中の残油量を調節する。さらにもう一
つの提案は供給油をクラツキング装置に入れる前
に、おだやかな予備的のハイドロクラツキングま
たはハイドロトリーテイング操作にかける。常圧
蒸溜残油のような炭素金属質油をタコナイト熱ペ
レツトと接触させてガソリンを生成させることも
提案された。これは、炭素金属質供給油を上質化
する特許文献および技術報告に現われた多くの提
案の中のわずかな例にすぎない。 費された多大の努力並びにこれらの提案の各々
がかかわりのある困難のいくつかを克服している
という事実はあるけれども、慣用的FCCの実際
は今日、技術的可能性に関して経済的およびきわ
めて実際的である炭素金属質油クラツキング技法
の欠如に対して無言の抗議を示している。ある原
油は実質的なコーク前駆体または重合属不純物あ
るいはそれらの両者が比較的少なく、そして最も
扼介な原油成分は大部分その最高沸点溜分の中に
濃縮される。最高沸点溜分から潜在的に得られる
液状燃料収率を犠牲にすることによつてコーク前
駆体および重金属の問題を大いに回避すること
は、従来法において可能であつた。さらに具体的
にいえば、慣用的なFCCの実際はガス油供給油
の一部として約650〓(343℃)から約1000〓
(538℃)の沸点の原油溜分を用いてきたが、この
ような溜分は重金属不純物の比較的少ないもので
ある。「真空ガス油(vacuum gas oil)」(VGO)
として知られているこの種の供給油は、ほぼ大気
圧下で約650〓(343℃)以下の沸点溜分を溜去し
次いでより重質の溜分からさらに真空蒸溜するこ
とによつて約650〓(343℃)から約900〓(482
℃)または1025〓(552℃)に至る沸点の真空ガ
ス油溜分を分離することによつて、一般につくら
れる。 真空ガス油と組合せた常圧蒸溜ガス油は従来法
FCC処理の供給油として最もしばしば使用され
る。原油のさらに重質の部分は通常は、例えばア
スフアルト、残油燃料油、#6燃料油、あるいは
船のバンカーC燃料油のような各種の他の目的に
用いられ、これは原油のこの部分の潜在的価値の
大きな廃棄を意味する。石英および頁岩油から一
般的にはさらに好適である供給原料物質を生成さ
せる試みにおいて当業が費やそうとしている大い
なる努力と出費に照らしてもこのことは真実であ
る。 本発明は、原油の重質部分と一緒かあるいは一
緒でないガス油のクラツキング;特に、コーク前
駆体、重金属の両者および他の扼介な成分の実質
的な量を含む原油溜分を単独かあるいはより軽質
のより好適な油との組合わせにおいて分解するこ
と;を特に目標としており、それによつて与えら
れた原油からのガソリンおよび他の所望のガス状
および液状の燃料の総括収量を潜在的に増加させ
ることを目的としている。本発明の方法を構成す
る方法と手段は高沸点の炭素金属質油と一緒かま
たは一緒でないガス油を処理する問題を経済的に
かつ技術的に合理的な方法で処理するために独得
な利点をもつと信じられる。 一般に、油のコーク形成傾向またはコーク前駆
体含量はその油を加熱分解したのちに残る炭素の
重量%を測定することによつて確かめることがで
きる。当工業ではこの値を接触分解装置中で供給
油として用いるときに非触媒的コークを与えられ
た油が形成する度合の一つの尺度として受け入れ
ている。二つの確立された試験法が認められてい
て、コンラドソン炭素試験とラムスボトム炭素試
験であり、後者はASTM試験No.D524−76に記載
されている。慣用のFCCの実際においては、約
0.1から約1.0の程度のラムスボトム炭素値が許容
可能供給油の指標と見做されている。本発明はよ
り高いラムスボトム炭素値をもち従つて通常の供
給油よりはコーク形成の実質的により大きい潜在
能力を示す炭化水素供給原料を使用することに関
するものである。 各種重金属は等しい触媒被毒活性をもつもので
はないので、与えられた被毒性金属または金属類
を含有する油の被毒活性を等価被毒活性をもつと
評価される単一金属の量に関して表現することが
便利である。従つて、ある油の重金属含有量は次
式によつて表現することができ(W.L. ネルソ
ンの式:1961年10月23日のOil and Gas Journal
の143ページによる)、この式において存在する各
金属の量は供給油の重量を基準として重量基準で
その金属の金属としてのppmで表現される。 ニツケル当量=Ni+V/4.8+Fe/7.1+Cu/1.23 慣用のFCCの実際に従うと、FCC処理用供給
原料の重金属含量は比較的低い水準、例えば約
0.25ppmまたはそれ以下のニツケル当量に調節さ
れる。本発明はこの値を実質的にこえた金属不純
物を含む供給原料を処理することに関するもので
あり、従つてこの供給原料は触媒上に蓄積しかつ
被毒する著しく大きい潜在能力をもつものであ
る。 上記の式はまた、式中において用いる金属の量
が供給油の重量ではなく触媒(無水ベース)の重
量を基準とするならば、分解用触媒上の重金属蓄
積の一つの尺度として使用することもできる。循
環する残留触媒を、新鮮な触媒と廃触媒とを周期
的/または連続的に少量づつ添加および抜出しな
がら、繰返し繰返し新鮮な供給油を処理するのに
使用するある既知のFCC従来法においては、触
媒の金属含有量は例えば約200から約6000ppmの
ニツケル当量の範囲にある一つの水準に維持され
る。本発明の方法は大量に蓄積された金属含量を
もち従つて制御なしでは脱水素、芳香族縮合、ガ
ス生成またはコーク形成を促進する潜在性をもつ
触媒を使用することに関するものである。 発明の総括 本発明は残油および/または、常圧蒸溜およ
び/または真空蒸溜のボトム生成物として回収さ
れかつ実質的な量のコーク前駆体、重金属不純
物、硫黄および窒素の化合物を含む釜残油、とし
て知らる原油の接触分解に関するものである。原
油中に見出されるナトリウムもまた特に結晶性ゼ
オライト分解触媒を不活性化する点において扼介
な一成分である。このように、本発明の組合せ方
法および工程は、残油または常圧蒸溜残油から成
る望ましくない成分を、それと関連する高沸炭化
水素の実質的転化を行なわせてより望ましいガス
状および液状の燃料生成物特にガソリン沸点領域
にある生成物を得るように、処理および/または
取扱うよう設計した操作諸因子の一つの独得の順
序である。 本発明の新規組合せに寄与する独得諸段階の組
合せは、トツピング原油(topped crudes)、残
油、常圧蒸溜原油および釜残油において見出され
るような炭素金属質供給油成分から成る高沸点残
油供給油の接触的転化生成物の転化および回収へ
の、高度に特殊化されかつ生産的な一つの試みを
意味している。石油原油および特にその650〓
(343℃)以上溜分はさらに処理を行なわない状態
において重量で少くとも約5ppmから50ppmにお
よぶNi当量の重金属含量と少くとも約1重量%
の加熱分解時の炭素残留物をもつことを特徴とす
る。 本発明の組合せ操作において処理してよいいく
つかの炭化水素供給油は次の第1表に特定的に確
認されている。 本特許願は共願中の特許出願番号No.6/304992
(代理人フアイルNo.6107B)の改良および各種操
作具体化を指向するものであり、その特許願の主
題は引用してここに組入れてある。
【表】
【表】 図面の簡単な説明 第1図はライザー反応器の設計と、分離された
流動性固体粒子用の捕集器−ストリツパー槽の内
部にかこわれたライザー開放上端における懸濁体
分離手段との、立面図の線図である。 第2図は反応剤またはリフト用ガス物質として
の一つまたは一つより多くのガス状物質を導入す
るためのライザー底の装置の立面図の線図であ
る。 第3図はL型流動物質導入手段の立面図の線図
であり、特にその上部壁周辺においてかつライザ
ー接触装置の内側へのみ流動物質を向けるよう配
置したスロツト状通路を示している。 第4図は第3図のL型導入手段の分区された開
放端の平面図である。 特定的具体化についての説明 例として第1図を参照すると、ライザー反応器
2の具体化が示されていて、それは、スチーム、
熱的および/または接触的分解の湿性ガス状生成
物のような比較的不活性のリフト用ガス状物質の
一つまたは組合せを用いる初期触媒懸濁体形成用
リフト部分“A”を提供することによつて、上記
引用の共願中特許願の第図のライザー反応器5
0からはじめるものであり、上記リフト用ガス状
物質はいずれも、単独で用いるかあるいは、熱的
クラツキング、コーキング、などのナフサ生成物
のような接触的改質用工程へ利用できる低品質ナ
フサ生成物と一緒に用いられる。 ライザー反応器2には太くなつてゆく遷移部分
をもつた上述のA部が備えられ、この遷移部分は
その上方のより大きい直径のライザー部分の中に
終つていてかつ残油供給油の転化がその中で特に
行なわれる。ライザー2のこの膨張部分には、こ
の遷移部分の上縁に隣接して複数個の供給油導入
ノズル6がとりつけられ、これらはライザー壁を
貫通しかつあとでさらに十分に論ずる第3図と第
4図で以て特に確認される一つの形態をもつもの
である。その上、供給油導入ノズル8がライザー
のさらに下流部分においてとりつけられ、それに
よつて触媒粒子と供給油との形成懸濁体を分離す
る前にライザー内の両者間のより限定された接触
時間を可能にする。このように、本発明のライザ
ー2の形態は、ライザー底部中で、スチーム;ま
たは組合せ操作の、あるいは熱的または接触的ク
ラツキングのいずれかから得られかついくらかの
C5およびそれより低沸点の炭化水素ならびに10
または15重量%におよぶ工程中生成水素から成
る、湿性ガス状生成物;のようなリフト用ガスの
存在下かまたは存在しない状態において、サーマ
ルナフサの比較的高温のゼオライト接触改質を可
能とさせる。さらに、供給油導入手段またはノズ
ル6および8はどの供給ノズルといかなるライザ
ー内懸濁体速度を用いるかに応じて供給油と触媒
との間の接触時間の実質的変更を可能にする。一
般的にいえば、残油供給油と触媒との間の、ライ
ザー中のそして組成と油源に応じた接触時間は
0.5秒から5秒の範囲、より普通には3秒または
それ以下、に制限される。この操作環境におい
て、1300〓(704℃)から1600〓(871℃)の範囲
内の温度において、かつ所望の触媒対油比を与え
950〓(510℃)から約1100〓(592℃)の範囲内
の温度においてライザー排出物から懸濁体中の炭
化水素を回収することを可能とさせる十分な量
で、ライザー底部へ触媒粒子を装填することが考
えられている。ライザー排出部において好ましく
は以下に論ずるようなやり方で懸濁触媒粒子から
分離される蒸気状炭化水素は、以下の説明によつ
て修正される以外は上記共願中特許願の第図に
おいて開示されている方法と全く同じに、さらに
分離および回収される。 ライザー反応器2は実質的にはどのような垂直
の長さのものでもよく、その長さは、上述共願中
の特許願において示されるものと同じでもずれて
いても、隣接する触媒再生操作、触媒ストリツピ
ング操作、および工程に本質的な触媒移送導管手
段、と両立し得るものであればよいということ
は、流動触媒法の熟練者には認められるであろ
う。 第1図の特定的配列において、ライザー2の上
部は環状ストリツピング部分を貫通しかつ同軸的
に、上部を開放の形で、配列されていて、槽部分
12は一般的にライザー反応器の上部排出端を囲
んでいる。槽部分12は炭化水素蒸気状生成物か
ら分離された触媒粒子を環状ストリツピング部分
10の中へ下向きに移送並びに沈降させるために
とぢこめている。スチームまたは他の適当なガス
のようなストリツピング用ガスは、ストリツピン
グ帯の下部の底の部分へ上向きに流れ抜けるよう
かつ下向きに流れる触媒粒子と向流で流れるよ
う、複数個の図示の環状邪摩板部材の上へ装填さ
れる。 本発明のライザー系の最も重要な一面は、上向
きに流れる懸濁体をライザー上部開放端において
きわめて効率的な方法で分離する方法と手段に向
けられている。すなわち、ライザー2中の懸濁体
はその上部開放端から、蒸気状炭化水素生成物へ
付与される運動量より大きい運動量を触媒粒子へ
付与する速度で排出され、それによつて、触媒粒
子の上向き弾道は接触的転化の蒸気状炭化水素か
ら成るガス状物質から自らを分離し、そしてこの
ようなガス状物質の分離は、ライザー反応器の上
部開放端に隣接する減圧内圧の蒸気状またはガス
状物質抜出し通路を確立することによつてさらに
促進される。この手段により、シヤープかつ急な
分離が可能になり、オーバークラツキングを回避
することができる。 ライザーからこのように排出された触媒を炭化
水素蒸気と再接触しないようにすることは、ライ
ザー出口上方でライザー直径と少くとも等しい距
離に位置しかつより好ましくはライザー直径の
1.5倍から2倍の距離に位置するよう隔てた凹型
の衝突面を提供することによつて、かなり強めら
れる。この凹型の衝突面は槽12の上頂部分であ
つてもよく、別の皿型の邪摩板手段であつてもよ
く、あるいは断面においてカモメの羽根を表わす
2個の半円形部分から成る一つの邪摩板配列であ
つてもよい。 排出される懸濁体の速度はライザー排出開口部
の直径に応じて比較的広い範囲にわたつて変り得
る、しかし、炭化水素蒸気の質量速度成分(運動
量)が望ましい分離を達成することを妨げるほど
に高くてはいけないことが重要である。50から
100フイート/秒(15から30m/秒)の範囲にわ
たるライザー排出開口部の懸濁体速度は一般的に
満足すべきものであつて約90%におよぶ炭化水素
蒸気からの触媒分離を可能とするより最適な条件
を含んでいる。 第1図の特定的配列において、ライザー排出開
口部に隣接して上面に開きがある環状カツプ手段
16は、適当な囲われた通路手段によつて、それ
へ取りつけたサイクロン18へ通すために蒸気を
捕集する。随伴する触媒微粒から分離された蒸気
は充気室22および抜出し導管24と連通する導
管20によつて取出される。サイクロン18中で
分離された触媒微粒は浸漬脚26によつて環状ス
トリツピング帯へ下向きに移動する触媒粒子流動
床として通すために移動させられる。環状部10
中でストリツピングを受けた触媒粒子は導管28
によつて抜き出して共願中の上記特許願に示され
るような触媒再生操作あるいは他の適当な触媒再
生装置へ送つて酸素含有ガスによる燃焼によつて
ライザー炭化水素転化の炭素質沈着物を除去す
る。 第1図の配置を修正してより小さい直径の槽1
2と図に示す通り槽12の内側にあるのでなくて
槽の外側に張出したサイクロン18を設備するこ
とも考えられる。一方、ある特定の具体化におい
ては、図示のサイクロンを省略し、かつ液状の油
によつて回収し傾瀉によつて分離して所要あるい
は所望の通りにさらに使用しあるいは廃棄するた
めに、粗分離帯へ送られた蒸気と一緒に随伴粒子
を回収することも考えられている。 上述のライザー配置は、ガス油から成る原油の
低沸点部分を供給油導入手段6によつて注入する
ことによつて処理し、そしてその原油の高沸点部
分を供給油導入手段8によつて注入することを含
む他の操作変形に役立つことも、当業熟練者によ
つてさらに認められるであろう。また、ライザー
2へストリツピング帯の底縁に隣接して第三の供
給油導入手段を提供し、それによつて原油のトツ
ピング残油あるいは原油の残留部分を導入しても
よく、それらは真空ガス油および炭素金属質不純
物から成るより高沸の物質も含まれる。 本発明のライザー配置において達成されること
が考えられている炭化水素転化操作は、10ミクロ
ンをこえかつ約65から約90ミクロンの範囲内でよ
り普通には約80ミクロンまたは85ミクロンより大
きくない平均粒径を与える粒径を提供する触媒の
流動粒子を使用することに依存している。触媒は
稀土類交換によつて活性化され触媒活性をもつて
いてもいなくてもよいマトリツクス物質の中に分
散させた結晶性珪酸アルミニウムあるいは結晶性
ゼオライトから成る触媒が好ましい。特に好適で
ある触媒は、ある細孔容積の触媒とマトリツクス
の細孔開口とを含み、実質的な量の金属不純物を
捕集かつ蓄積し、しかも実質的なクラツキング活
性と選択率とを保持する、稀土類交換を行なつた
フオージヤサイト結晶性ゼオライトである。この
金属蓄積環境において、噴霧形成性あるいはエマ
ルジヨン形成性あるいは両方の機能を果たす量の
水を供給油と一緒に、そして好ましくはニツケ
ル、バナジウム、鉄、および銅を主成分として含
む供給油中の金属成分のある種の不働態化を行な
わせ得る硫黄化合物を含む工程回収酸性水を、添
加することが考えられている。このようにして、
供給油ノズル6へ装填される原油の残油部分ある
いはそれの何らかの部分は導管30または導管3
2によつて供給油ノズル8へ装填される供給油へ
装填される工程回収配性水と混合される。 第2図はライザー2の“A”部の底部に特に関
するものであり、これへ、上記に簡単にふれたよ
うに、ナフサ添加物と一緒かあるいは一緒でなし
にリフト用ガスが添加される。この図において、
スチームあるいは炭化水素添加の湿性あるいは非
湿性ガス状生成物は導管34によつて上記ライザ
ー2よりも小さい直径の同軸的に位置する円筒状
手段36へ装填される。この円筒状手段36には
その中を通るガス状物質の流れのためにその上部
表面38に孔があいている。さらに、この円筒の
上部周辺には2列の開口40が備えられてそれを
通つて流動化用ガス状物質が通過してスタンドパ
イプ手段42によつてライザーへ供給される触媒
粒子と懸濁体を形成する。ノズル手段42は低品
質ナフサを別に、所望のときにライザー底部へ供
給するために設けられている。円筒状部材36の
周りに位置する約6個のノズルから成るこれらの
ノズル手段は一般的には図示のように垂直上向き
に排出しあるいはやや内向きに傾斜していてもよ
い。 第3図および第4図はさきに簡単に述べたL型
の供給油導入手段6または8に特に関するもので
ある。第3図はライザー内側から見たノズルの端
末図であり、その上部周辺において複数個の細長
いスロツト通路を示していて装填油をライザー内
側へ向け上述の湿性ガス生成物に懸濁する上向き
流の触媒と分散接触させるためのものである。第
4図は開口42を備えた一つの平板手段40で以
て分区されたL型ノズル導管頂面を示していて、
この開口を通して供給油は触媒の上向きに流れる
粒子と分散接触させるために装填される。このよ
うに、ライザー2の壁を貫通しかつ相互に等間隔
である第3図および第4図の複数個のパイプノズ
ルを用いるときには、これらのノズルは、ここで
提供される通りに形成される上向きに流れる触媒
懸濁体と接触させるようにライザーの中へかつ上
向きに排出する。開口44は所望に応じて部材4
0中に形成されてもされなくてもよい。スロツト
38の開口面積は開口42によつて表わされるパ
イプノズルの頂面の中の合計開口面積と等しいか
あるいは小さくてよい。 一つの特定的な操作的具体化においては、15%
までの水素と10%までの水を含むC5炭化水素及
び低沸点炭化水素から成るガス状工程生成物と混
合した、再生された熱い触媒活性のあるフオージ
ヤサイトゼオライト含有クラツキング触媒の懸濁
体を形成することが考えられる。この形成された
高温懸濁体は比較的低速度で上向きにライザーの
“A”部中を通りその後ふくらんだライザー部に
入つて、ガソリン前駆体、ガソリンおよびより高
沸のライトサイクル油を生成するよう選ばれた炭
化水素転化条件の下で残油供給油と接触せしめら
れる。導入導管6による供給油の装填は約2秒に
およぶライザー下流部分中の比較的長い炭化水素
滞留時間を提供する。しかし、導入手段8による
供給油の装填はライザー接触時間を1秒以下かつ
0.5秒程度へきびしく制限する。第1図のライザ
ー配置はまた上記の共願中の特許願の、そして第
2図に関して特にのべたナフサ供給ノズルを省く
よう変形したサーマルビスプレーキング操作にお
いて用いてもよいことはさらに認められるであろ
う。 上記のように、本発明の方法と手段を一般的に
のびかつ本発明の改良に寄与する特定具体化を述
べてきたが、特許請求の範囲によつて規定され以
外の理由によつて不当な制約が課されるべきでな
いことは理解されるはずである。
【図面の簡単な説明】
第1図はライザー反応器の設計と、分離された
流動性固体粒子用の捕集器−ストツパー槽の内部
にかこわれたライザー開放上端における懸濁体分
離手段との、立面線図である。第2図は反応剤ま
たはリフト用ガス物質としての一つまたは一つよ
り多くのガス状物質を導入するためのライザー底
部の装置の立面図の線図である。第3図はL型流
動物質導入手段の立面線図であり、特にその上部
壁周辺においてかつライザー接触装置の内側への
み流動物質を向けるよう配置したスロツト状通路
を示している。第4図は第3図のL型導入手段の
分区された開放端の平面図である。 2:ライザー反応器、4:遷移部分、6,8:
供給油ノズル、10:環状ストリツピング部、1
2:槽部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炭素金属質不純物を含む原油及び/又は炭素
    金属質不純物を含む原油残留部分からなる供給原
    料油を上質化してガソリン成分及び低沸点成分を
    生成させる方法において、 A 1300〜1600〓(704〜871℃)の範囲の温度に
    ある再生熱触媒粒子の、C5成分及び低沸点成
    分からなる触媒的転化ガス生成物の中での懸濁
    体を形成させ; B このようにして形成させた懸濁体をサワー水
    と混合した上記供給原料油と、約0.5〜6秒の
    範囲のライザー反応帯域中の炭化水素滞留時間
    であつて実質的収量のガソリン沸点範囲成分か
    らなる蒸気状生成物をもたらすのに十分な時
    間、接触させ; C 炭化水素蒸気へ与えるよりも大きい運動量を
    上記触媒粒子へ与えることによつて上記懸濁体
    を上記蒸気状成物から分離し、 D 運動量差によつて触媒粒子から分離された炭
    化水素蒸気の帯域に隣接する、ある囲われた減
    圧領域を確立することによつて、より大きい運
    動量の触媒粒子からの炭化水素蒸気の分離を実
    質的に強め; E 上記の囲われた減圧領域から触媒粒子の随伴
    が実質的に伴わずに炭化水素蒸気を取り出す; ことからなる、ガソリン成分及び低沸点成分を
    生成させる方法。 2 上記蒸気状炭化水素を、回収と所望成分への
    分離の前に、上記減圧領域からサイクロン分離帯
    へ通す、請求項1記載の方法。 3 低品質ナフサ生成物がそれの結晶性ゼオライ
    トによる上質化のためにまず上記触媒と接触し、
    その後、上記残油と接触することからなる、請求
    項1記載の方法。 4 上記サイクロン分離帯を上記ライザー反応帯
    の上端の周りの触媒捕集ストリツピング帯の内部
    又は外側に位置させることからなる、請求項1記
    載の方法。 5 サワー水と混合した残油供給油を直径がより
    大きいライザー反応帯への遷移部分の上方で排出
    するよう上記ライザー反応帯へ装填することから
    なる、請求項1記載の方法。 6 残油供給油をライザーへ、内部での炭化水素
    滞留時間を0.5〜1.5秒の範囲内に制約するのに十
    分な距離で,ライザー排出部の下方において装填
    ることからなる、請求項1記載の方法。 7 ライザー反応装填される残油供給油が、ノズ
    ル排出断面積の中と排出端に隣接したノズル壁の
    内壁部分の中とに複数個の別々の開放通路を備え
    たL型ノズルによつて供給されることからなる、
    請求項1記載の方法。 8 ライザー反応帯が、ライザー壁を貫通してい
    る水平方向に間隔を置いた複数個のL型ノズル
    を、ライザー直径が太くなつてゆく遷移部分から
    選ばれる一つ又は一つより多くの位置において、
    ライザーが、中を貫通している環状ストリツピン
    グ帯の底に実質上隣接して、かつ、ライザー反応
    帯の上部においてしかもその環状ストリツピング
    帯に入る触媒床の上部限界の上方において、備え
    ていることからなる、請求項1記載の方法。 9 前記囲われた減圧領域が高運動量触媒流の周
    りの環状の減圧の蒸気引抜帯であり、これが触媒
    粒子の実質的排除を行うよう炭化水素を引きつけ
    ることによつて、ライザー接触帯からの排出時に
    上記懸濁体を分離する、請求項1記載の方法。 10 再生熱触媒粒子が再生熱ゼオライト含有炭
    化水素転化触媒である、請求項1記載の方法。 11 C5成分及び低沸点成分からなる触媒的転
    化湿性ガス生成物が水と水素とを含む炭化水素で
    ある、請求項1記載の方法。 12 原油残留部分が金属有機化合物、硫黄及び
    窒素を含む、請求項1記載の方法。 13 前記サワー水が残油供給油転化操作の塔頂
    生成物である、請求項1記載の方法。 14 前記原油の残留部分が、前記サワー水で乳
    化されることによりこれらを混合する、請求項1
    記載の方法。
JP58150100A 1982-08-19 1983-08-17 供給油の転化方法および装置 Granted JPS5953591A (ja)

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