JPH0247299Y2 - - Google Patents

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JPH0247299Y2
JPH0247299Y2 JP16254585U JP16254585U JPH0247299Y2 JP H0247299 Y2 JPH0247299 Y2 JP H0247299Y2 JP 16254585 U JP16254585 U JP 16254585U JP 16254585 U JP16254585 U JP 16254585U JP H0247299 Y2 JPH0247299 Y2 JP H0247299Y2
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JP
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shaft
output shaft
movable member
flange
pin
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JP16254585U
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はピン軸式の噛合クラツチに関するもの
である。
〔従来の技術〕
噛合い部が凹凸歯によつて構成されている噛合
クラツチは既によく知られ、且つ各種機器に広く
使用されており、例えば、特公昭56−35462号公
報及び特開昭59−49764号公報などにおいても使
用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記噛合いが凹凸歯によつて構成されている噛
合いクラツチは一方の入力軸から他方の出力軸に
回転を伝達すべく凹凸歯が噛合される際、不快な
騒音が発生するという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、クラツチの噛合せ切替時のクラツチ
の騒音を低減化することを目的としてなされたも
のであつて、入力軸の上部に固定されたプーリー
と出力軸の上方においてケーシングに回転自在に
取付けられた従動プーリーとをベルトでもつて連
結し、該従動プーリーのエンドフランジと出力軸
の頂部に固定されたトツプフランジとの間に、電
磁石の作動によつて上下動される周方向に複数本
のピン軸が貫通固定された可動部材を介装すると
共に、該ピン軸の下部を上記トツプフランジの周
方向に穿設された複数の透孔に嵌入維持させ、上
記従動プーリーのエンドフランジ及び上記トツプ
フランジの下面側の支持フレームに上記可動部材
のピン軸の上下端部が嵌入する孔をそれぞれ設け
て、出力軸を選択的に回転又は停止させるように
なしたものである。
〔作用〕
電磁石が励磁されて鉄心がスプリングに抗して
下動されたとき、ピン軸の上端部がエンドフラン
ジの周方向の複数の孔から離脱し、該ピン軸の下
端部が支持フレームに設けられた孔に嵌合して出
力軸の回転を停止させる。また、電磁石が解磁さ
れると、スプリングの弾力によつて可動部材が押
し上げられ、ピン軸の下端部が支持フレームの孔
から離脱すると共に、該ピン軸の上端部がエンド
フランジの孔に嵌合し、入力軸の回転が出力軸に
伝達されて、該出力軸を回転させる。
〔実施例〕
本考案の実施例を示す図面について説明する
と、1はモータ(図示省略)等の回転駆動装置で
回転される入力軸、2は入力軸1と平行に回転可
能に支持されている出力軸、3は前記入力軸1の
上部に固定されているプーリーで、ベルト4によ
つて前記プーリー3と出力軸2の上方においてケ
ーシングに回転自在に取付けられている従動プー
リー5とを連結している。6は前記従動プーリー
5下面に設けられているエンドフランジ、7は出
力軸2頂部に固定されているトツプフランジ、8
はエンドフランジ6とトツプフランジ7との間に
おいて上下動自在な可動部材であつて、この可動
部材8の周方向には複数本のピン軸9…が該可動
部材を貫通して固定立設されており、そしてこの
ピン軸9の下部は上記可動部材8の周方向に穿設
された複数の透孔10内に位置し、電磁石11が
励磁されて鉄心12がスプリング13に抗して下
動したとき、ピン軸9の上端部がエンドフランジ
6の周方向に穿設された複数の孔14から離脱
し、該ピン軸9の下端部が支持フレーム15の周
方向に設けられた孔16に嵌合して出力軸2が回
転停止状態となるように構成されている。また、
電磁石11が解磁されるとスプリング13の弾力
によつて可動部材8が押し上げられ、ピン軸9の
下端部が孔16から離脱すると共に、該ピン軸9
の上端部がエンドフランジ6の孔14に嵌合し、
入力軸1の回転が出力軸2に伝達され、該出力軸
2が回転するように構成されている。
〔考案の効果〕
本考案はこのように、入力軸1の上部に固定さ
れたプーリー3と出力軸2の上方においてケーシ
ングに回転自在に取付けられた従動プーリー5と
をベルト4でもつて結合し、該従動プーリー5の
エンドフランジ6と出力軸2の頂部に固定された
トツプフランジ7との間に、電磁石11の作動に
より上下動される周方向に複数本のピン軸9が貫
通固定された可動部材8を介装すると共に、該ピ
ン軸9の下部をトツプフランジ7の周方向に穿設
された透孔10内に嵌入させ、上記従動プーリー
5のエンドフランジ6及びトツプフランジ7の下
面側の支持フレーム15に、上記可動部材8の上
下動時に、該可動部材8のピン軸9の上下端部が
嵌入する孔14,16を設けて噛合クラツチを構
成し、このピン軸の上下動によつて入力軸1の回
転を出力軸2に選択的に伝達するようにしたの
で、ピン軸と孔との離脱係合は的確且つ騒音が生
じることなく遂行される。従つて、騒音の発生を
きらう、電気機械器具、化学機械器具等の各種機
械器具に広く利用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものであつ
て、第1図は出力軸の回転時の状態を示した断面
図、第2図は出力軸の回転停止時の状態を示した
断面図である。 1……入力軸、2……出力軸、3……プーリ
ー、4……ベルト、5……従動プーリー、6……
エンドフランジ、7……トツプフランジ、8……
可動部材、9……ピン軸、10……透孔、11…
…電磁石、12……鉄心、13……スプリング、
14……孔、15……支持フレーム、16……
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力軸の上部に固定されたプーリーと出力軸の
    上方においてケーシングに回転自在に取付けられ
    た従動プーリーとをベルトでもつて連結し、該従
    動プーリーのエンドフランジと出力軸の頂部に固
    定されたトツプフランジとの間に、電磁石の作動
    によつて上下動される周方向に複数本のピン軸が
    貫通固定された可動部材を介装すると共に、該ピ
    ン軸の下部を上記トツプフランジの周方向に穿設
    された複数の透孔に嵌入維持させ、上記従動プー
    リーのエンドフランジ及び上記トツプフランジの
    下面側の支持フレームに上記可動部材のピン軸の
    上下端部が嵌入する孔をそれぞれ設けてなるを特
    徴とするピン軸式噛合クラツチ。
JP16254585U 1985-10-22 1985-10-22 Expired JPH0247299Y2 (ja)

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JP16254585U JPH0247299Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

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JP16254585U JPH0247299Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

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JPS6269631U JPS6269631U (ja) 1987-05-01
JPH0247299Y2 true JPH0247299Y2 (ja) 1990-12-12

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JP16254585U Expired JPH0247299Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5314981B2 (ja) * 2007-09-27 2013-10-16 トピー工業株式会社 クラッチ装置、駆動装置、回転制御方法並びにクローラ装置

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Publication number Publication date
JPS6269631U (ja) 1987-05-01

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