JPH024680A

JPH024680A - 薬品容器

Info

Publication number: JPH024680A
Application number: JP63145580A
Authority: JP
Inventors: Hideo Shibahara; 芝原　英雄
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-06-15
Filing date: 1988-06-15
Publication date: 1990-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、薬品を密封した薬品密封シートの携帯及び
服用を容易にするための薬品容器に関するものである。

（ロ）従来の技術従来１錠剤やカプセル等の薬品は裸のまま携帯されるこ
とはなく、その大部分は、まず、薬品収納部を規則的に
形成した透明シートに収納し１次に、その開口面を密封
フィルムで密封して出来上がる薬品密封シートの状態で
携帯されている。

また、薬品密封シートには縦横に点線切込があって、薬
品を１つ１つ分離できるようになっている。

（八）発明が解決しようとする課題従来のように、薬品密封シートのままで携帯する場合に
は、下記のような問題点を挙げることができる。

第１に、密封フィルムが偶然に破れることがある。これ
は不衛生であるばかりでなく、湿気を嫌う薬品にとって
品質保持上好ましくない。

破れる原因には２つあって、密封フィルムが直接損なわ
れる場合と１錠剤が透、明シートに押されて密封フィル
ムを裏から破る場合とである。

第２に、薬品密封シートの分離によってあちらこちらに
分散してしまい、早急に必要な時に出て来ないことがあ
る。薬箱の奥、鞄や袋の底衣類のポケット等に仕舞い込
んで忘れてしまう場合もあれば、薬袋の中で諸種の薬分
が混在している場合もある。

第３に、薬品密封シートの縁、特に分離してできた角は
摺れると衣類等を非常に傷める。出し入れの激しいポケ
ットなど、あっと云う間に傷ついてしまう。

第４に、薬品の服用に当って様々な煩わしさが伴なうこ
とである。まず、密封フィルムを傷付けないよう薬品密
封シートを注意して取り出す０次に、必要な数の薬品の
段で分離する。余分な数の薬品は、更に分離して、仕舞
い込む。

次に、透明シートの上から押して破れた密封フィルムか
ら薬品を取り出す、空になった薬品密封シートはゴミ箱
があればそこに捨てる。なければ持も歩くかその場に捨
てるかしかないが、精神衛生上、環境衛生上から見て問
題とすべき課題である。

この発明は、上記のような課題を解決する優れた薬品容
器を提供することを目的とする。

（：）課題を解決するための手段この発明は、薬品密封シートを押すと密封フィルムが破
れて薬品が取出されるための薬品押出口が形成された底
部と、薬品密封シートを収納する容器本体と、該容器本
体の開口部に開閉自在に装設する蓋部とから構成された
ことを特徴とする薬品容器に関するものである。

薬品容器の底部外面に開閉自在の覆部を設けることも出
来る。

底部に形成される薬品押出口は薬品密封シート内の薬品
に対応して同数てあってもよく、その場合、薬品押出口
を格子状に形成することや薬品押出口を薬品の形状に合
せて形成することも可能である。

また、底部に薬品の並びと同数の薬品押出口を各列毎の
薬品を総括して形成することもでき横列毎の薬品を総括
した横長す薬品押出口が薬品の縦と同数形成されたもの
や、底部に縦列毎の薬品を総括した縦長の薬品押出口が
薬品の横と同数形成されたちのてあってもよい。

底部内面に大小の薬品密封シートに応じて収納できるよ
う段階的固定面を形成することも出来る。

また、底部が容器本体と着脱自在であり、諸種の薬品押
出口が形成された底部と自由に交換できる構造にするこ
とも出来る。

（ネ）作用上記のように構成された薬品容器は、蓋部を開けて開口
部から容器本体の中へ薬品密封シートの密封フィルムを
下にして収納固定し、蓋部な閉じた状態で携帯する。こ
れで、密封フィルムが偶然に破れることはない、薬品押
出口が開口しているが、底部によって大力保護されてい
るので心配はない、どうしても薬品押出口を閉口させる
必要がある場合は、薬品容器の底部外面に開閉自在の覆
部な設けて保護する。

薬品密封シートから薬品を取出すには、第３図に示すよ
うに、蓋部な開は開口部から入れた指で透明シートの薬
品収納部の上を強く押す。

透明シートはへこみ押された薬品は密封フィルムを破り
、更に押せば薬品は薬品押出口を通過して取出される。

必要な薬品を取出した後は、薬品容器の蓋部な閉じて仕
舞えばよい、薬品服用の度に薬品密封シートを分離する
必要はない薬品の形状は一律ではない０円形、楕円形、
三角形、錠剤、カプセル剤、そして大小様々である。ま
た、薬品密封シートにも大小ある。よって、この発明の
薬品容器の形状も決して一律でないことは云うまでもな
い。

まず、容器本体及び底部の大きさは収納する薬品密封シ
ートの大きさによって決る。また、薬品の形状、数、並
び方等の諸条件が満たされる場合は、段階的固定面を底
部内面に形成すれば、大小の薬品密封シートを必要に応
じて収納できるようになる。

次に、薬品押出口の形状と大きさであるが、原則的には
、薬品の取出し及び薬品密封シートの安定に支障がない
限りにおいては、何の制約もない、あとはデザインと有
用性の問題であると云うのは、小さな薬品のみに用いる
のに大きな薬品押出口は必要ないし、見た目にもバラン
スが悪い、逆に、形状と大きさの違った幾つかの薬品を
１つの薬品容器で兼用するのてあれば、どれにでも通用
する大きさの薬品押出口が必要である。

デザインの面から云えば、薬品に対応した同数の薬品取
出口を設けるか、縦列または横列毎の薬品を総括したよ
うな長い薬品押出口な横または縦に並べたものを設ける
かが基本となる。

また２底部が容器本体と着脱自在であり、諸種の薬品押
出口が形成された底部と自由に交換できる構造にすれば
、容器本体に収納できるものであれば、薬品密封シート
や薬品の形状・大きさ・配置が如何なるものでありても
利用することができる。

（＾）実施例この発明に係る薬品容器の実施例を添付図面に基づいて
説明するが、これらの実施例のみに限定されるものでな
いことは云うまでもない。

図中１は薬品収納部１２を縦２列ＷＩ５列に規則的に形
成し、縦横に点線切込１３を設けた透明シート１４に薬
品３を収納し、その開口面を密封フィルム２て密封した
薬品密封シートである。

図中６は容器本体である。容器本体６の開口部７には開
閉自在の蓋部８が装設されている。

第５・６・７図中５は、夫々、円・格子状・楕円の薬品
押出口４を薬品密封シートｌ内の薬品３に対応して縦２
列横５列に規則的に形成した底部５である。

また、第８図中５は各横列毎の薬品３を総括した横長の
薬品押出口４が５列形成された底部である。

また、第９図中５は各縦列毎の薬品コを総括した縦長の
薬品押出口４が２列形成された底部である。

第４図中９は薬品押出し口４が形成された底部５外面を
開閉自在に覆うための覆部である。

第１０図中５は底部であるが、その内面に形成された同
図中１０は容器本体６に丁度収納される大きさの薬品密
封シートｌを固定させる段階的固定面であり、同図中１
１は容器本体６にかなり余裕をも９て収納される大きさ
の薬品密封シートｌを固定させる段階的固定面である。

第１１図中６は諸種の薬品押出口４が形成された底部５
と自由に交換できるよう取付部１５を設けた容器本体で
あり、同図中５は取付部１５により容器本体６と着脱自
在に取付けられた底部である。

（ト）発明の効果この発明は以上説明したように構成されているのて、以
下に述べるような効果を奏する。

まず、薬品密封シートのほぼ全体が薬品容器に保護され
ているので密封フィルムが偶然に破れることがなく、薬
品の品質を保って衛生的である。

また、薬品密封シートを分離することなしに携帯並びに
服用できるので、仕舞忘れやあちこち分散してしまうこ
とがなく、薬品の管理がし易い。

また、衣類等を薬品密封シートの縁で傷めることがない
。

また、薬品を使い切ったなら薬品密封シート毎に捨てれ
ばよく、薬品を服用する都度にゴミ処理をする煩わしさ
がない。

また、薬品押出口の大きさとデザインによって、形状と
大きさの様々な違つた薬品を１つの薬品容器て兼用する
ことも、特定の薬品の専用薬品容器にすることもできる
。

また、底部に段階的固定面を形成すれば、大きさの違う
薬品密封シートを１つの薬品容器で兼用することができ
る。

また、底部が容器本体と着脱自在であり、諸種の薬品押
出口が形成された底部と自由に交換できる構造にすれば
、容器本体に収納できるものであれば、薬品密封シート
や薬品の形状・大きさ・配置が如何なるものであっても
利用することがてきる。

以上のように、この発明に係る薬品容器は。

薬品密月シートの携帯及び服用に於て、非常に優れた機
部効果を発揮することのできる。利用価値の高いものと
云わねばならない。

【図面の簡単な説明】

添付図面はこの発明に係る薬品容器の実施例をあられし
、第１図は薬品密封シートを収納し蓋部な開いた平面図
、第２図は第１図の横断面図、第３図は薬品を取出して
いる状態をあられす横断面図、第４図は覆部を取付けた
横断面図第５・６・７・８・９図は夫々円形・格子状・
楕円形・横長・縦長の薬品押出口を形成した平面図、第
１Ｏ図は底部内面に段階的固定面を設けた断面斜視図、
第１１図は取付部を有する容器本体に１着脱自在な底部
を取付けた状態をあられす端面図である。図中の主な符号（１）・・・薬品密封シート、（２）・・・密封フィル
ム、（３）・・・薬品、　　　　　　（４）・・・薬品
取出口、（５）・・・底部、　　　　　　（６）・・・
容器本体、（７）・・・開口部、（８）・・・蓋部、（
９）・・・積部、（１０）・（１１）段階的固定面。第９図

Claims

【特許請求の範囲】１、薬品密封シート（１）を押すと密封フィルム（２）
が破れて薬品（３）が取出されるための薬品押出口（４
）が形成された底部（５）と、薬品密封シート（１）を
収納する容器本体（６）と、該容器本体（６）の開口部
（７）に開閉自在に装設する蓋部（８）とから構成され
たことを特徴とする薬品容器２、底部（５）外面に開閉自在の覆部（９）を設けた請
求項１記載の薬品容器３、底部（５）に薬品密封シート（１）内の薬品（３）
に対応して同数の薬品押出口（４）が形成された請求項
１又は２記載の薬品容器４、底部（５）に形成する薬品押出口（４）が格子状で
ある請求項３記載の薬品容器５、底部（５）に形成する薬品押出口（４）を薬品（３
）の形状に合せた請求項３記載の薬品容器６、底部（５）に各列毎の薬品（３）を総括した薬品押
出口（４）が薬品（３）の並びと同数形成された請求項
１又は２記載の薬品容器７、底部（５）内面に大小の薬品密封シート（１）に応
じて収納できるよう段階的固定面（１０）（１１）を形
成した請求項１、２、３、４、５又は６記載の薬品容器８、底部（５）が容器本体（６）と着脱自在であり、諸
種の薬品押出口（４）が形成された底部（５）と自由に
交換できる構造である請求項１、２、３、４、５、６、
又は７記載の薬品容器