JPH0246464Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0246464Y2 JPH0246464Y2 JP1341685U JP1341685U JPH0246464Y2 JP H0246464 Y2 JPH0246464 Y2 JP H0246464Y2 JP 1341685 U JP1341685 U JP 1341685U JP 1341685 U JP1341685 U JP 1341685U JP H0246464 Y2 JPH0246464 Y2 JP H0246464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core metal
- rubber
- corners
- wheel
- vertical width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 208000006877 Insect Bites and Stings Diseases 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は中転輪式走行装置のゴム製無限軌道帯
に埋設する芯金についての新規な提案に係る。
に埋設する芯金についての新規な提案に係る。
第１図Ａは従来に於ける一般のゴム製無限軌道
帯に使用されている芯金１を示すもの、同Ｂはそ
の使用状態の断面図であつて、本図面で見られる
通り芯金１の縦巾寸法Ｓは横長寸法Ｌの全長に亘
つて同一寸法となされており、且つゴム製無限軌
道帯内に埋設したさい、専らその角部２，２′の
左右両側方を外転輪３，３′が押圧する状態に接
触して回動せしめられる使用である。
帯に使用されている芯金１を示すもの、同Ｂはそ
の使用状態の断面図であつて、本図面で見られる
通り芯金１の縦巾寸法Ｓは横長寸法Ｌの全長に亘
つて同一寸法となされており、且つゴム製無限軌
道帯内に埋設したさい、専らその角部２，２′の
左右両側方を外転輪３，３′が押圧する状態に接
触して回動せしめられる使用である。
ところで、斯有る方式の使用では転輪３，３′
上とゴム層ｆとの間で兎角雑石や木切れなどを挾
み込むようになるのであり、従つてこの場合に転
輪下面のゴム層ｆが傷付き（虫くい現象）、且つ
剥離したりするトラブルを発生し、長期間の使用
に供し得ないとか、円滑な走行運転とならないな
どの問題が生ずる。
上とゴム層ｆとの間で兎角雑石や木切れなどを挾
み込むようになるのであり、従つてこの場合に転
輪下面のゴム層ｆが傷付き（虫くい現象）、且つ
剥離したりするトラブルを発生し、長期間の使用
に供し得ないとか、円滑な走行運転とならないな
どの問題が生ずる。
これらの問題を解決したものとして第１図Ｃに
示す如く中転輪４を使用し、対向する角部間ｋを
回動するようになしたものが提案されているが、
斯有る中転輪を使用したものは上記のゴム接触が
無いことから虫くい現象などは起こらないもの
の、角部間ｋの前後にはスプロケツト噛合孔を設
けたゴムクローラにおいては、角部間ｋと噛合孔
とを中転輪が交互に走行することから、振動が大
きくなるという問題を生じさせるものである。
示す如く中転輪４を使用し、対向する角部間ｋを
回動するようになしたものが提案されているが、
斯有る中転輪を使用したものは上記のゴム接触が
無いことから虫くい現象などは起こらないもの
の、角部間ｋの前後にはスプロケツト噛合孔を設
けたゴムクローラにおいては、角部間ｋと噛合孔
とを中転輪が交互に走行することから、振動が大
きくなるという問題を生じさせるものである。
この点については、スプロケツト噛合孔を設け
ないゴムクローラ（従来公知の、例えば駆動輪が
芯金角部と係合する構成のもの）においても、中
転輪は芯金角部間とゴム質の上とを交互に走行す
るのであるから、振動は同様に大きくなるのであ
る。
ないゴムクローラ（従来公知の、例えば駆動輪が
芯金角部と係合する構成のもの）においても、中
転輪は芯金角部間とゴム質の上とを交互に走行す
るのであるから、振動は同様に大きくなるのであ
る。
一方、従来一般にゴムクローラの芯金翼部の縦
幅l2は、ゴムクローラが駆動輪又は遊動輪に巻回
した部分において障害とならない範囲で任意の寸
法とされ、又、芯金角部間の縦幅l1はl2と略同等
もしくは小とされているのである。
幅l2は、ゴムクローラが駆動輪又は遊動輪に巻回
した部分において障害とならない範囲で任意の寸
法とされ、又、芯金角部間の縦幅l1はl2と略同等
もしくは小とされているのである。
本考案は如上の問題点を解決せんとするもので
あつて、その特徴とするところは芯金内部の対向
する角間を中転輪の接当面とするゴムクローラに
おける芯金において、該角間における縦幅l1を、
他の翼部における縦幅ｌより大とすべく、該角間
の突出される寸法ｄ（l1−l2／２）を凡そ１／５l2＜ｄ
＜ １／３l2の範囲となるように構成したことを特徴と する中転輪用ゴム製無限軌道帯の芯金である。
あつて、その特徴とするところは芯金内部の対向
する角間を中転輪の接当面とするゴムクローラに
おける芯金において、該角間における縦幅l1を、
他の翼部における縦幅ｌより大とすべく、該角間
の突出される寸法ｄ（l1−l2／２）を凡そ１／５l2＜ｄ
＜ １／３l2の範囲となるように構成したことを特徴と する中転輪用ゴム製無限軌道帯の芯金である。
第２図Ａは改良された芯金１の斜視図であつて
本図面で見られる通り角部２，２′で挾まれる内
方中央部ｋの縦巾l1を翼部の縦巾ｌより大となる
ように形成する。しかして突出される寸法ｄ
（l1−l2／２）は凡そ１／10l2＜ｄ＜１／２l2となされ
るので あり、各種の実験上で特に好ましい範囲は１／５l2 ＜ｄ＜１／３l2である。尚、該寸法ｄは、突出され る部分の前後にスプロケツト噛合孔を確保するに
十分な寸法とすることは勿論であるが、スプロケ
ツト噛合孔を有しないゴムクローラに於いても、
駆動輪又は遊動輪と巻回する部分において、突出
される部分が前後で突き当りを生ぜしめない寸法
とすることが必要であり、上記の範囲とするもの
である。
本図面で見られる通り角部２，２′で挾まれる内
方中央部ｋの縦巾l1を翼部の縦巾ｌより大となる
ように形成する。しかして突出される寸法ｄ
（l1−l2／２）は凡そ１／10l2＜ｄ＜１／２l2となされ
るので あり、各種の実験上で特に好ましい範囲は１／５l2 ＜ｄ＜１／３l2である。尚、該寸法ｄは、突出され る部分の前後にスプロケツト噛合孔を確保するに
十分な寸法とすることは勿論であるが、スプロケ
ツト噛合孔を有しないゴムクローラに於いても、
駆動輪又は遊動輪と巻回する部分において、突出
される部分が前後で突き当りを生ぜしめない寸法
とすることが必要であり、上記の範囲とするもの
である。
第２図Ｂは使用状態図であつて本図面で見られ
る通り本考案によればl1／ｐ（但しｐはピツチ距離） を限られた範囲で大きくするものである。
る通り本考案によればl1／ｐ（但しｐはピツチ距離） を限られた範囲で大きくするものである。
本考案は以上の如く構成せしめるものであつ
て、中転輪走行の持つ欠点、即ち機体の振動を大
幅に低減することのできたものであり、しかもク
ローラ内周側のゴム層の損傷がないため耐久性に
優れるという本来の長所も併せ有するものでなる
のである。従つて、従来中転輪タイプの走行振動
が大きいために外転輪タイプが採用されたクロー
ラ装置を、本考案による中転輪タイプとすること
により、走行振動を損じることがなく、しかも外
転輪タイプが欠点とするクローラ内周側の損傷が
非常に少ないものとなるため、耐久性に優れるも
のとすることができるのである。
て、中転輪走行の持つ欠点、即ち機体の振動を大
幅に低減することのできたものであり、しかもク
ローラ内周側のゴム層の損傷がないため耐久性に
優れるという本来の長所も併せ有するものでなる
のである。従つて、従来中転輪タイプの走行振動
が大きいために外転輪タイプが採用されたクロー
ラ装置を、本考案による中転輪タイプとすること
により、走行振動を損じることがなく、しかも外
転輪タイプが欠点とするクローラ内周側の損傷が
非常に少ないものとなるため、耐久性に優れるも
のとすることができるのである。
第１図Ａは従来使用されている芯金の斜視図、
同Ｂはその使用状態図、同Ｃは他の使用状態図、
第２図Ａは本考案に係る芯金の斜視図、同Ｂはそ
の使用状態図である。 ……芯金、２，２′……角部、３，３′……外転
輪、４……中転輪。
同Ｂはその使用状態図、同Ｃは他の使用状態図、
第２図Ａは本考案に係る芯金の斜視図、同Ｂはそ
の使用状態図である。 ……芯金、２，２′……角部、３，３′……外転
輪、４……中転輪。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 芯金内部に対向する角間を中転輪の接当面とす
るゴムクローラにおける芯金において、該角間に
おける縦幅l1を、他の翼部における縦幅ｌより大
とすべく、該角間の突出される寸法ｄ（l1−l2／２） を凡そ１／５l2＜ｄ＜１／３l2の範囲となるように構成 したことを特徴とする中転輪用ゴム製無限軌道帯
の芯金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1341685U JPH0246464Y2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1341685U JPH0246464Y2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61129683U JPS61129683U (ja) | 1986-08-14 |
| JPH0246464Y2 true JPH0246464Y2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=30497404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1341685U Expired JPH0246464Y2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0246464Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP1341685U patent/JPH0246464Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61129683U (ja) | 1986-08-14 |
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