JPH0245639Y2 - - Google Patents

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JPH0245639Y2
JPH0245639Y2 JP1984134573U JP13457384U JPH0245639Y2 JP H0245639 Y2 JPH0245639 Y2 JP H0245639Y2 JP 1984134573 U JP1984134573 U JP 1984134573U JP 13457384 U JP13457384 U JP 13457384U JP H0245639 Y2 JPH0245639 Y2 JP H0245639Y2
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JP
Japan
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electrode
nozzle
side wall
stand
discharge
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JP1984134573U
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JPS6153671U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、電子ライターにおける放電着火機構
の改良に関するものである。
(考案の背景) 従来、この種のライターにおいては、分流ガス
の噴出と放電とのタイミングのずれが生ずると、
着火に適した分流ガスと空気との混合状態がくず
れ、着火を失敗することが多かつた。そこで、こ
の様な欠点を解消するものとして、第4図に示さ
れる如く風防1の放電電極(不図示)に対向する
側に設けられた風穴2aの切片aを主ガス流にほ
ぼ平行となる様に折り曲げ、導風板として用い、
該導風板と主ガス流との間に空気の流れを形成
し、周囲の空気とともに分流ガスを吸い上げ、着
火の失敗を防ぐことが可能な電子ライターが製品
化されている。
しかしながら、この様なライターにおいては、
導風板を形成するための加工等が面倒なものであ
ると共に、導風板がノズルから見て放電電極の反
対側に位置するので、放電電極近傍での分流ガス
と空気との混合状態は良くなつていない。また、
風防1の両側面に設けられた風穴2bより横風が
入つた場合、分流ガスが吹きとばされ、着火がう
まくいかないといつた問題点をも有している。
(考案の目的) 本考案の目的は、上述した問題点を解決し、ノ
ズルの先端と放電電極との間の放電経路での分流
ガスと空気の混合状態を良くすることができる電
子ライターを提供することである。
(考案の特徴) 上記目的を達成するために、本考案は、電極台
を平板状に形成して、垂直に固定し、該電極台
に、垂直な二枚の側壁を、各側壁が風穴を有する
風防の側面に対して空間部をへだてて位置し、且
つ各側壁の下辺の下に隙間が形成されるように、
一体に設け、両側壁及び前記電極台により囲まれ
た空間に、ノズルの先端及び放電電極を配置し、
以て、ノズルの先端及び放電電極を電極台と二枚
の側壁よつて囲み、この囲まれた空間を高速の主
ガス流によつて減圧して、側壁の下辺の下の隙間
などより放電経路の近傍へ空気の流れを誘引する
ようにしたことを特徴とする。
(考案の実施例) 以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1〜3図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は風防3をはずした状態での放電着火機構
の要部を明示する平面を、第2図は電子ライター
の主要部分の内部側面を、第3図は側壁4及び電
極台6の形状を、それぞれ示す。風防3(第2図
参照)の両側面には風穴3bが設けられている。
側壁4はゴム、プラスチツク等の導電性の可撓素
材から成る放電電極5を保持した電極台6に一体
に形成され、電極台6はケース7の両側面に設け
られた一対の突起7aと7bの間に形成される溝
部に挿入される(第1図参照)。側壁4はノズル
8から噴出される主ガス流に沿つて、且つ風穴3
bを有する風防3の両側面に対して空間部9をへ
だてて位置し(第1,2図参照)、主ガス流との
間に空気の流れを形成すると共に、風穴3bから
の横風が直接放電電極5、ノズル8及びコイル1
0に直接当たらない様横風を迂回させる作用を持
つ。また、側壁4はその下方の辺がガステコ11
の上方に離れた状態で位置する如く前記電極台6
に一体に形成されているため、風穴3bからの空
気が空間部9を介してガステコ11と側壁4の隙
間を通して自由に内部へ入ることが可能である。
点火レバー12はケース7内を下方へ移動でき
るように配置されており、該点火レバー12に圧
電点火器13の頭部が嵌合している。圧電点火器
13が下方に移動(点火レバー12の押圧によ
り)し、下死点位置に達する(実際はその直前か
ら)と、その電圧取出片13aと放電電極5の接
続片5aとが接触し、該圧電点火器13に発生す
る高電圧が接続片5aを介して放電電極5とコイ
ル10との間に印加され、火花放電が発生する。
この様なライター使用時の作動としては、点火
用レバー12が押し下げられるとその押圧力が圧
電点火器13を介してガステコ11に伝達され、
ガステコ11はノズル8を押し上げ、ガスを噴出
させる。同時にこの時圧電点火器13が作動し、
電極台6に保持された放電電極5から放電し、そ
の放電により分流ガス着火され、その着火により
主ガス流が着火される。このとき分流ガスの噴出
と放電とのタイミングが狂うと、着火に適した分
流ガスと空気との混合状態がくずれ、即ち空気よ
り重い分流ガスが内部に充満し、失火の原因とな
るが、側壁4の作用により、主ガス流と側壁4と
の間に空気の流れが形成され、周囲の空気ととも
に分流ガスも吸い上げられ、空気との混合状態も
良くなり、放電時期に関係なく着火の失敗を防止
することができる。
また、放電電極5とノズル8を狭む様二方向に
側壁4を設けているので、効果的に前記放電電極
5とノズル8との間に空気を導くことができる。
さらに、風防3の両側面に形成された風穴3bか
ら入つた横風が側壁4に当たつて傾斜を持つ辺、
即ち下方(ガステコ11と側壁4との隙間)を迂
回して放電電極5とノズル8との間に入つてくる
ので、横風に対して強くなると共に、分流ガスが
横風に吹きとばされなくなる。
本実施例によれば、電極台6と一体に側壁4を
設けたから、一体成形により簡単に作ることがで
き、導風板を形成するために別部材を用いたり、
従来例の如く加工が面倒であつたりすることがな
くなる。さらに、側壁4は風穴3bとノズル8及
び放電電極5との間をさえぎる様な状態に位置す
るので、横風に対して強いものとなる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、電極台
を平板状に形成して、垂直に固定、該電極台に、
垂直な二枚の側壁を、各側壁が風穴を有する風防
の側面に対して空間部をへだてて位置し、且つ各
側壁の下辺の下に隙間が形成されるように、一体
に設け、両側壁及び前記電極台により囲まれた空
間に、ノズルの先端及び放電電極を配置し、以
て、ノズルの先端及び放電電極を電極台と二枚の
側壁よつて囲み、この囲まれた空間を高速の主ガ
ス流によつて減圧して、側壁の下辺の下の隙間な
どより放電経路の近傍へ空気の流れを誘引するよ
うにしたから、ノズルの先端と放電電極との間の
放電経路での分流ガスと空気の混合状態を良くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は同じく一部断面側面図、第3図は第1〜2図
に示す側壁と電極台との形状を明示する斜視図、
第4図は従来の風防の側面断面図である。 3……風防、3b……風穴、4……側壁、5…
…放電電極、6……電極台、8……ノズル、9…
…空間部、10……コイル、13……圧電点火
器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両側面に風穴を有する風防と、主ガス及び分流
    ガスを噴出する、対向電極を兼用するノズルと、
    該ノズルの先端に向き合うように放電電極を保持
    する電極台とを備えた電子ライターにおいて、 前記電極台を平板状に形成して、垂直に固定
    し、該電極台に、垂直な二枚の側壁を、各側壁が
    前記風穴を有する風防の側面に対して空間部をへ
    だてて位置し、且つ各側壁の下辺の下に隙間が形
    成されるように、一体に設け、両側壁及び前記電
    極台により囲まれた空間に、前記ノズルの先端及
    び前記放電電極を配置したことを特徴とする電子
    ライター。
JP1984134573U 1984-09-06 1984-09-06 Expired JPH0245639Y2 (ja)

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JPS6153671U JPS6153671U (ja) 1986-04-11
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Citations (3)

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JPS4820766B1 (ja) * 1970-08-28 1973-06-23
JPS55776U (ja) * 1979-03-22 1980-01-07
JPS58104427A (ja) * 1981-12-16 1983-06-21 Fukuo Iwabori ガスライタ

Family Cites Families (2)

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