JPH0245516B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0245516B2 JPH0245516B2 JP58072262A JP7226283A JPH0245516B2 JP H0245516 B2 JPH0245516 B2 JP H0245516B2 JP 58072262 A JP58072262 A JP 58072262A JP 7226283 A JP7226283 A JP 7226283A JP H0245516 B2 JPH0245516 B2 JP H0245516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dryer
- air
- sludge
- dehydrated cake
- dehydrated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims description 18
- 238000005273 aeration Methods 0.000 claims description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 8
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 3
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010801 sewage sludge Substances 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 229920006317 cationic polymer Polymers 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000001877 deodorizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、有機性汚泥の省エネルギー的な脱水
乾燥方法に関する。
乾燥方法に関する。
従来、下水汚泥などの有機性汚泥は機械脱水機
で脱水されたのち、乾燥処理される例が多いが、
乾燥工程に重油などの燃料を多量に必要とし、は
なはだ多量のエネルギーを消費しているのが現状
である。
で脱水されたのち、乾燥処理される例が多いが、
乾燥工程に重油などの燃料を多量に必要とし、は
なはだ多量のエネルギーを消費しているのが現状
である。
本発明は、このような欠点を根本的に解決し乾
燥工程を実質的にノーコストで行ない著しく省エ
ネルギー的な処理が可能なプロセスを提供するこ
とを目的とするものである。
燥工程を実質的にノーコストで行ない著しく省エ
ネルギー的な処理が可能なプロセスを提供するこ
とを目的とするものである。
本発明は、スクリユープレスの脱水汚泥排出端
と乾燥器とを直接又は管路を介して連設せしめて
該連設路を外気から遮断し、汚泥をスクリユープ
レスで脱水して脱水ケーキとしたのち前記乾燥器
に導き、該乾燥器に曝気ブロワの吐出空気を供給
し汚泥と直接接触せしめてその吐出空気の保有熱
によつて前記脱水ケーキを乾燥せしめ、該乾燥器
から流出する空気を曝気工程に供給利用すること
を特徴とする有機性汚泥の脱水乾燥方法である。
と乾燥器とを直接又は管路を介して連設せしめて
該連設路を外気から遮断し、汚泥をスクリユープ
レスで脱水して脱水ケーキとしたのち前記乾燥器
に導き、該乾燥器に曝気ブロワの吐出空気を供給
し汚泥と直接接触せしめてその吐出空気の保有熱
によつて前記脱水ケーキを乾燥せしめ、該乾燥器
から流出する空気を曝気工程に供給利用すること
を特徴とする有機性汚泥の脱水乾燥方法である。
以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
下水汚泥などの有機性汚泥1はカチオンポリマ
ー、せんい分などの脱水助剤10が添加され、脱
水性が改善されたのちスクリユープレス2にて脱
水され脱水ケーキ7と脱水分離水11に分離され
る。スクリユープレス2の脱水ケーキ排出口3は
密閉型乾燥器4の壁面の開口部と管路5を介して
連結し(排出口3を前記開口部と直結してもよ
い)、該管路5を外気から遮断してあり、脱水ケ
ーキ7は自動的に乾燥器4内に流入してゆく。乾
燥器4内には空気ブロワ12の吐出空気6が供給
される。また乾燥器4の他端部には空気流出用の
管路8が設けられている。管路8の他端部は、下
処理における活性汚泥処理工程などの曝気槽13
内に挿入されている。
ー、せんい分などの脱水助剤10が添加され、脱
水性が改善されたのちスクリユープレス2にて脱
水され脱水ケーキ7と脱水分離水11に分離され
る。スクリユープレス2の脱水ケーキ排出口3は
密閉型乾燥器4の壁面の開口部と管路5を介して
連結し(排出口3を前記開口部と直結してもよ
い)、該管路5を外気から遮断してあり、脱水ケ
ーキ7は自動的に乾燥器4内に流入してゆく。乾
燥器4内には空気ブロワ12の吐出空気6が供給
される。また乾燥器4の他端部には空気流出用の
管路8が設けられている。管路8の他端部は、下
処理における活性汚泥処理工程などの曝気槽13
内に挿入されている。
従来、曝気用ブロワは単に水への酸素溶解と曝
気槽内の撹拌にしか利用されていないが、本発明
者は曝気ブロワの吐出空気が気体の断熱圧縮理論
から明らかなように吸入空気よりも著しく温度が
上昇し70〜80℃にも達することに着目し、この曝
気ブロワ吐出空気によつて脱水ケーキを乾燥する
という従来みられなかつた新規な発想に到達し得
た。
気槽内の撹拌にしか利用されていないが、本発明
者は曝気ブロワの吐出空気が気体の断熱圧縮理論
から明らかなように吸入空気よりも著しく温度が
上昇し70〜80℃にも達することに着目し、この曝
気ブロワ吐出空気によつて脱水ケーキを乾燥する
という従来みられなかつた新規な発想に到達し得
た。
しかして、乾燥器4内には曝気ブロワ吐出空気
の保有圧力(曝気槽の水深に関係するが通常0.7
Kgf/cm2程度の圧力を示す)が掛かつているので
脱水ケーキの供給方法に難点があるが、本発明者
は、スクリユープレスの脱水ケーキ排出部の近傍
には汚泥がスクリユー間に充満しており、しかも
約10Kgf/cm2以上の圧力が掛かつていることに着
目し、合理的な脱水ケーキの供給方法を見い出し
た。
の保有圧力(曝気槽の水深に関係するが通常0.7
Kgf/cm2程度の圧力を示す)が掛かつているので
脱水ケーキの供給方法に難点があるが、本発明者
は、スクリユープレスの脱水ケーキ排出部の近傍
には汚泥がスクリユー間に充満しており、しかも
約10Kgf/cm2以上の圧力が掛かつていることに着
目し、合理的な脱水ケーキの供給方法を見い出し
た。
すなわち、本発明は汚泥の脱水機種として遠心
脱水機、ベルトプレス、フイルタプレス、真空脱
水機のように、脱水ケーキを加圧下でとりだすの
が困難なタイプを採用せずスクリユープレスに特
定し、スクリユープレスの脱水ケーキ排出口と乾
燥器を外気を遮断した状態で結合した点に特徴の
一つがある。この方法によつて、汚泥脱水ケーキ
を合理的に加圧下にある乾燥器に供給することが
でき、しかも乾燥器内の圧力空気が外にリークす
るおそれもないという重要な利点が得られる。
脱水機、ベルトプレス、フイルタプレス、真空脱
水機のように、脱水ケーキを加圧下でとりだすの
が困難なタイプを採用せずスクリユープレスに特
定し、スクリユープレスの脱水ケーキ排出口と乾
燥器を外気を遮断した状態で結合した点に特徴の
一つがある。この方法によつて、汚泥脱水ケーキ
を合理的に加圧下にある乾燥器に供給することが
でき、しかも乾燥器内の圧力空気が外にリークす
るおそれもないという重要な利点が得られる。
しかして、乾燥器4内に供給された脱水ケーキ
7′は吐出空気6と直接接触しその保有熱によつ
て乾燥され、乾燥物排出口14より排出される。
7′は吐出空気6と直接接触しその保有熱によつ
て乾燥され、乾燥物排出口14より排出される。
一方、脱水ケーキ7′に熱を与え、自身は温度
が降下した空気は管路8を通つて曝気槽13に供
給散気され、曝気槽内の酸素供給と撹拌に利用さ
れる。
が降下した空気は管路8を通つて曝気槽13に供
給散気され、曝気槽内の酸素供給と撹拌に利用さ
れる。
なお、乾燥に伴つて発生するダストが少量であ
る場合はそのまま空気を曝気槽13内に供給して
もよいが、管路8にサイクロンなどの除じん機を
取り付けるのも好ましい。また、曝気槽内の空気
散気装置はダストによつて目詰まりが起こるのを
防止するために、なるべく散気口径を大きくして
おくのがよい。
る場合はそのまま空気を曝気槽13内に供給して
もよいが、管路8にサイクロンなどの除じん機を
取り付けるのも好ましい。また、曝気槽内の空気
散気装置はダストによつて目詰まりが起こるのを
防止するために、なるべく散気口径を大きくして
おくのがよい。
以上のような本発明によれば、次のような大き
な利益を得ることができる。
な利益を得ることができる。
スクリユープレスによる脱水ケーキの燃料を
必要とすることなく極めて省エネルギー的に乾
燥できる。
必要とすることなく極めて省エネルギー的に乾
燥できる。
スクリユープレスの脱水ケーキ排出機構の特
性を活かしたので、脱水ケーキの乾燥器への供
給方法が合理化され空気のリークもない。
性を活かしたので、脱水ケーキの乾燥器への供
給方法が合理化され空気のリークもない。
脱水機から乾燥器へ脱水ケーキを運ぶコンベ
ヤーが不要となるので、建設費が節減できる。
ヤーが不要となるので、建設費が節減できる。
乾燥工程から排出される空気中の悪臭成分は
曝気槽内に多量に存在する活性汚泥によつて生
物的に脱臭されるので、特別な脱臭装置が不要
である。
曝気槽内に多量に存在する活性汚泥によつて生
物的に脱臭されるので、特別な脱臭装置が不要
である。
図面は、本発明の実施例を示すフローシートで
ある。 1…有機性汚泥、2…スクリユープレス、3…
脱水ケーキ排出口、4…乾燥器、5…管路、6…
吐出空気、7,7′…脱水ケーキ、8…管路、1
0…脱水助剤、11…脱水分離水、12…空気ブ
ロワ、13…曝気槽、14…乾燥物排出口。
ある。 1…有機性汚泥、2…スクリユープレス、3…
脱水ケーキ排出口、4…乾燥器、5…管路、6…
吐出空気、7,7′…脱水ケーキ、8…管路、1
0…脱水助剤、11…脱水分離水、12…空気ブ
ロワ、13…曝気槽、14…乾燥物排出口。
Claims (1)
- 1 スクリユープレスの脱水汚泥排出端と乾燥器
とを直接又は管路を介して連設せしめて該連設路
を外気から遮断し、汚泥をスクリユープレスで脱
水して脱水ケーキとしたのち前記乾燥器に導き、
該乾燥器に曝気ブロワの吐出空気を供給し汚泥と
直接接触せしめてその吐出空気の保有熱によつて
前記脱水ケーキを乾燥せしめ、該乾燥器から流出
する空気を曝気工程に供給利用することを特徴と
する有機性汚泥の脱水乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58072262A JPS59206099A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 有機性汚泥の脱水乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58072262A JPS59206099A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 有機性汚泥の脱水乾燥方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59206099A JPS59206099A (ja) | 1984-11-21 |
JPH0245516B2 true JPH0245516B2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=13484192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58072262A Granted JPS59206099A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 有機性汚泥の脱水乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59206099A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122000U (ja) * | 1985-01-16 | 1986-08-01 | ||
JP6591874B2 (ja) * | 2015-11-24 | 2019-10-16 | 三菱マテリアルテクノ株式会社 | 含水汚泥の乾燥システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4987571A (ja) * | 1972-09-28 | 1974-08-21 | ||
JPS50102974A (ja) * | 1974-01-18 | 1975-08-14 | ||
JPS5575989A (en) * | 1978-12-04 | 1980-06-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Sewerage sludge composting apparatus |
JPS5733714A (en) * | 1980-08-07 | 1982-02-23 | Jgc Corp | Treatment of sludge of waste water treating |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP58072262A patent/JPS59206099A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4987571A (ja) * | 1972-09-28 | 1974-08-21 | ||
JPS50102974A (ja) * | 1974-01-18 | 1975-08-14 | ||
JPS5575989A (en) * | 1978-12-04 | 1980-06-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Sewerage sludge composting apparatus |
JPS5733714A (en) * | 1980-08-07 | 1982-02-23 | Jgc Corp | Treatment of sludge of waste water treating |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59206099A (ja) | 1984-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2024037444A1 (zh) | 一种污泥脱水系统及其应用 | |
JPH0245516B2 (ja) | ||
KR200209352Y1 (ko) | 탈수 건조시스템 | |
CN212833386U (zh) | 一种造纸污泥资源化处理设备 | |
KR20020009820A (ko) | 탈수 건조시스템 | |
CN204874257U (zh) | 一种污泥饼通风干燥机 | |
JPH0236640Y2 (ja) | ||
CN218709876U (zh) | 一种废水处理产生污泥减量系统 | |
CN218915802U (zh) | 一种发酵豆粕用除湿装置 | |
CN219136628U (zh) | 一种污泥处理装置 | |
CN218495701U (zh) | 一种农产品烘干装置 | |
CN215327671U (zh) | 一种污泥脱水处理设备 | |
CN214422499U (zh) | 一种具有高效脱水的压滤机装置 | |
CN216001061U (zh) | 一种胶盒加工用原料颗粒提升装置 | |
CN213119968U (zh) | 一种均匀干燥的棉花加工用干燥装置 | |
KR0134417Y1 (ko) | 음식물쓰레기 처리장치 | |
CN220877902U (zh) | 叠螺压滤机 | |
CN219141353U (zh) | 一种用于聚合氯化铝的烘干设备 | |
CN108455820B (zh) | 一种内外双重式污泥干燥设备 | |
JPH0143600B2 (ja) | ||
JPH0374159B2 (ja) | ||
JPH0224600B2 (ja) | ||
JPH03293099A (ja) | 汚泥乾燥方法 | |
JPH0146200B2 (ja) | ||
JPS608000A (ja) | 有機性汚泥の処理方法 |