JPH0245295A - 船体付着物清掃装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、船体の航行中に船体に付着した船体付着物
をダイパーの助けをかりることなく除去しようとする船
体付着物清掃装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種の装置としては船体の停泊中に使用するも
のであるが、停泊時に使用するものとしては、回転ブラ
シ装置で、これは船体の停泊時にダイパーが海に潜って
船体に付着した海草類、貝類を回転ブラシその他で除去
するものである。

（発明が解決しようとする課題）） 船体に付着するあおさなどの海草類、ふじつぼ、牡蛎な
どの貝類が航行中の船舶に付着する。このような付着物
は船舶のスピードを鈍らせ、エンジンの消耗を激しくし
、その結果運航に要する燃料消費を大きくする。このよ
うなことから、船舶のドック入りの期間を早めなければ
ならない。

このような船体付着物の付着を防止するために、これら
の付着物が忌避する毒性のある防汚用船底塗料が塗られ
るが、これらの塗料の有効期間はせいぜい数ゲ月である
。その後その傅料の剥離片は港湾内での付着物の剥離片
と共に特に港湾を汚染することとなる。

又、従来提供されている回転ブラソ装置のような付着物
除去装置はダイパーが水中に潜−７で直接装置を操作し
なければならず危険であると共に作業能率も悪（、しか
もダイパーＧ二対して多大の経費が要る欠点がある。

また、停泊中に船上で遠晒操作の出来る付着物除去装置
も開発されているが、大変高価であり一般に使用されが
たい欠点がある。

以上のように従来提供されている船体付着物・清掃装置
はいずれも船舶の停泊中にのみ使用されるものであった
。

そこで、この発明は、上記の問題点に迄みてなされたも
ので、その目的とするところはＦｌｉ）舶の航行中にそ
の海水の流れを利用して船体に付着するこれらの付着物
を除去する船体付着物清掃装置を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） を記の目的を達成するために、本発明における船体付着
物清掃装置は、離間位置にある一対の上下の支持板の間
に水流を受けて回転する回転子とこの回転子の前方部に
水流を受けて装置を船体方向に密着させる邪魔板を設け
、この回転子には複数の掻き落とし片が形成され、上記
支持板に一又は二基上のガイド片を突出せしめ、更に前
方部に牽引手段を有し且・つ上方には装置の上下位置を
保持調整する調整手段を有せＬ７めてなるものである。

船体付着物情１）Ｍ装置の上下位置を調整するために上
方支持板に係＋ｈＬである人力操作用の吊り紐を設ける
ことが出来る。

船体付着物清掃装置の上下位置を調整するために浮き板
と、この浮き板の下面で保持された吊り紐を上方支持仮
に係止することも出来る。

また、船体（’Ｊ′？７物清掃装置をより深部に沈める
のに、下方支持板の下方に深度促進用羽根板を突出させ
ることも出来る。

（作用） 船舶の進行方向と逆の水の流れを曲状の邪魔板に受ける
と船体付着物清掃装置は船舶の側壁に密着する。船体付
着物・清ｌＩｖ装置が側壁に密′着している時、装置の
前方の牽引手段によって牽引すると水の流れ圧力を受け
て回転子が船体に密着しようとしながら回転する、回転
子には複数個所に掻き落とし片が形成されているので回
転子が回転と共に掻き落とし片が船体に付着した海草又
は貝類等を掻き落す。

船体付着物清掃装置は−Ｌ方に上下位置を調整保持する
ための吊り紐等により水平位置が一定に保たれている状
態において、装置の前方より牽引手段により牽引すると
船体付着物清掃装置の掻き落とし片が船体に１寸着した
海草又は貝類等を掻き落としつ一つ船体付着物・清掃装
置が前進Ｖる。

以−七の動作を各段階において行えば船体に付着する海
草、貝類の′ａ掃作業が達成できる。

また、下方支持板には羽根板を取りつけであるので、そ
れが発生する揚力によって船体付着物清掃装置全体をよ
り深い深度まで移動することが出来机 （実施例１） 両端部にて支持棒００にて下部支持板（１）と下部支持
板（２）とを離間位置に支持せしめである。この下部支
持板（１）と下部支持板（２）との間に水流を受けて回
転する回転子（３）とこの回転子（３）の前方部に水流
を受けて装置を船体（ｂ１方向に密着させる曲状の邪魔
板（４）を上記支持棒００＋に微動可能に設けである。

この回転子（３）にはブラシまたは突起物からなる複数
の掻き落とし片（５）が形成される。Ｌ記支持板＋１）
（２）には、一又は二基上のローラのようなガイド片（
６）を船体（ｂｉ力方向・突出せしめ、掻き落とし片（
５）が必要以上船体山）に圧着するのを防いでいる。

船体付着物？ｎｎ詰装置前方部にｆ、：ｉ：綱又は索条
（７）のよ−）な牽引手段を有し且つ上方には可動ロー
プ＋３）のような調整手段を有せしめである。

可動ロープ（８）はその上方をガイドレールにて移動可
能とするか、甲板上で直接人間が保持するかするかして
装置の上下位置を保持して移動するようにしてある。（
９）は下方支持板の下方に突出させた深度促進用羽根板
である。

（実施例２） 船体付着物清掃装置の上下位置を保持調整する調整手段
としては浮き板０υを使用したものである。

この浮き板０υの下面で保持された吊り紐（２）を上方
支持板＋１）の表面にて係止してある。

（実施例３） より幅広い船体領域を一度に清掃するために１、複数の
船体付着物清掃装置（ｄ＋を縦列にヒンジα争にて連結
してなるものである。

（効果） この発明は、上記のように　離間位置にある一対の上下
の支持板の間に水流を受けて回転する回転子とこの回転
子の前方部に水流を受けて装置を船体方向に密着させる
曲状の邪魔板を設け、この回転子には複数の掻き落とし
片が形成され、上記支持板に一又は二基上のガイド片を
突出せしめ、更に前方部に牽引手段を有し且つ上方には
装置の上下位置を保持調整する調整手段を有せしめであ
るので、船舶が航行中に流水の流れを利用して船側や船
底を最小単位の人員によって船体付着物の清掃が安全且
つ迅速に行い得る効果がある。従って、停泊中にのみ使
用する従来の船体付着物清掃装置のように停泊に随伴す
るドック費用、人件費、燃料費等々の費用ロスが本願発
明においては全く不要でしある。

また船体付着物清掃装置の構造が簡単であるため、装置
の損傷がなく、安価で提供できる他、原作が簡単に誰で
も使用出来るものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すもので、第１図は一部を
省略した斜視図、第２図は平面図、第３図第１図Ａ　−
Ａ　′４ｇ断面図、第４図は上下位置を保持調整する調
整手段としては浮き板を使用して示した概略側面図、第
５図は複数の船体付着物情Ｊ、’を装置を連結して示し
た側面図、第６図は船体付着物′ｔＲ掃装置を縦列に連
結した状態の側面図である６ｆｉｌ・　に２部支持板 （２１下部支持板 （３）・・回転子 （４）・・邪魔板 （５）　　・掻き落とし片 （６）・　　ガイ　ド片 （７）・　■又は索条 （８）・・ローブ （９）・・深）ｙ促進用羽根板 ０＠・・支持棒 Ｑｌｌ・・浮き手反 ０乃・　・吊り紐 ｕ３）・・ヒンジ 以上 １−一一上４Ｐ炎竹斗更 う−・・回転Ｊ グ　−・・ｊ＊ｓ＊とし牟 ７一−−博日鮮ｉ）ノ２！畜コ＝１）−乙−４−１！’
克、唱１不Ｌ ４−・オル鷺扱 ６−ｆｆ−伺ｒ庁 δ−・υ−７゛ 第 Ｚ 図 第 づ 図 第 図 第 図 第 ら 図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）離間位置にある一対の上下の支持板の間に水流を
   受けて回転する回転子とこの回転子の前方部に水流を受
   けて装置を船体方向に密着させる邪魔板を設け、この回
   転子には複数の掻き落とし片が形成され、上記支持板に
   一又は二以上のガイド片を突出せしめ、更に前方部に牽
   引手段を有し且つ上方には装置の上下位置を保持調整す
   る調整手段を有せしめてなることを特徴とする船体付着
   物清掃装置。
2. （２）装置の上下位置を保持調整する調整手段は浮き板
   と、この浮き板の下面で保持された吊り紐を上方支持板
   に係止してあることを特徴とする請求項１記載の船体付
   着物清掃装置。
3. （３）装置の上下位置を保持調整する調整手段は上方支
   持板に係止してある人力操作用の吊り紐であることを特
   徴とする請求項１記載の船体付着物清掃装置。
4. （４）下方支持板の下方に深度促進用羽根板を突出させ
   たことを特徴とする請求項１記載の船体付着物清掃装置
   。