JPH0244811Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244811Y2 JPH0244811Y2 JP1986065903U JP6590386U JPH0244811Y2 JP H0244811 Y2 JPH0244811 Y2 JP H0244811Y2 JP 1986065903 U JP1986065903 U JP 1986065903U JP 6590386 U JP6590386 U JP 6590386U JP H0244811 Y2 JPH0244811 Y2 JP H0244811Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter element
- cleaning
- filter
- nozzle
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
（産業上の利用分野）
本考案はビール等の過機のフイルターエレメ
ントを洗浄する装置に関する。
ントを洗浄する装置に関する。
（従来の技術）
ビールを過する過機は第４図に示すよう
に、多数の小孔１００ａ…１００ａを形成したビ
ール配管１００の周囲にワイヤー１０１を密に巻
回してフイルターエレメント１０２を構成し、こ
のフイルターエレメント１０２を多数本、例えば
296本のフイルターエレメント１０２を珪藻土１
０３内に配設し、珪藻土１０３間を通過したビー
ルをワイヤー１０１の隙間を介して配管１００内
に入れ、清浄されたビールを配管１００を通して
取出すようにしている。
に、多数の小孔１００ａ…１００ａを形成したビ
ール配管１００の周囲にワイヤー１０１を密に巻
回してフイルターエレメント１０２を構成し、こ
のフイルターエレメント１０２を多数本、例えば
296本のフイルターエレメント１０２を珪藻土１
０３内に配設し、珪藻土１０３間を通過したビー
ルをワイヤー１０１の隙間を介して配管１００内
に入れ、清浄されたビールを配管１００を通して
取出すようにしている。
そして、上記フイルターエレメント１０２の配
管１００の小孔１００ａ及びワイヤー１０１間の
隙間は長時間使用すると目詰りを起し易いため、
定期的にフイルターエレメント１０２の洗浄を行
なわなければならない。
管１００の小孔１００ａ及びワイヤー１０１間の
隙間は長時間使用すると目詰りを起し易いため、
定期的にフイルターエレメント１０２の洗浄を行
なわなければならない。
そして、フイルターエレメント１０２の洗浄は
従来から第５図に示す洗浄装置１０４を使用して
いる。この洗浄装置１０４は移動可能とされた架
台１０５の下部に超音波発振器１０６を設定し、
この上に洗浄部１０７を設け、洗浄部１０７内に
超音波発振器１０６によつて振動せしめられる振
動子１０８を設け、洗浄部１０７内に洗浄液を満
し、この洗浄部１０７内に数本のフイルターエレ
メント１０２を浸漬して超音波洗浄するようにし
ている。
従来から第５図に示す洗浄装置１０４を使用して
いる。この洗浄装置１０４は移動可能とされた架
台１０５の下部に超音波発振器１０６を設定し、
この上に洗浄部１０７を設け、洗浄部１０７内に
超音波発振器１０６によつて振動せしめられる振
動子１０８を設け、洗浄部１０７内に洗浄液を満
し、この洗浄部１０７内に数本のフイルターエレ
メント１０２を浸漬して超音波洗浄するようにし
ている。
（考案が解決しようとする問題点）
上述した従来の洗浄装置を用いてフイルターエ
レメントを洗浄する場合には、過機本体からフ
イルターエレメントを取外し、洗浄後には再びフ
イルターエレメントを過機本体に取付けなけれ
ばならず、この作業に多大の時間、例えば４人の
作業員で15時間程度が必要とされる。また、フイ
ルターエレメントの取外し及び取付けの際にエレ
メントを破損しやすい。
レメントを洗浄する場合には、過機本体からフ
イルターエレメントを取外し、洗浄後には再びフ
イルターエレメントを過機本体に取付けなけれ
ばならず、この作業に多大の時間、例えば４人の
作業員で15時間程度が必要とされる。また、フイ
ルターエレメントの取外し及び取付けの際にエレ
メントを破損しやすい。
（問題点を解決するための手段）
上記問題点を解決するため本考案は、下部ボデ
イと、この下部ボデイに立設され過機のフイル
ターエレメントの外径よりも大なる内径を有する
保護パイプと、この保護パイプの上端に接続され
る筒状の上部ボデイとを備え、この上部ボデイに
はその内周面に環状に開口するノズルを形成し、
このノズルと洗浄水供給源とを配管で接続してな
り、洗浄時に過液を排出させたのち保護パイプ
内のフイルターエレメントに対し軸方向に相対的
に移動させながら高圧洗浄水をノズルから噴射し
て洗浄するようにしたことを特徴とする。
イと、この下部ボデイに立設され過機のフイル
ターエレメントの外径よりも大なる内径を有する
保護パイプと、この保護パイプの上端に接続され
る筒状の上部ボデイとを備え、この上部ボデイに
はその内周面に環状に開口するノズルを形成し、
このノズルと洗浄水供給源とを配管で接続してな
り、洗浄時に過液を排出させたのち保護パイプ
内のフイルターエレメントに対し軸方向に相対的
に移動させながら高圧洗浄水をノズルから噴射し
て洗浄するようにしたことを特徴とする。
（作用）
過機本体にフイルターエレメントを装着した
状態で、このフイルターエレメントを上部ボデイ
及び保護パイプ内に挿入し、上部ボデイのノズル
からエレメントに向けて高圧水を噴出し、エレメ
ントに付着したゴミ等を落す。
状態で、このフイルターエレメントを上部ボデイ
及び保護パイプ内に挿入し、上部ボデイのノズル
からエレメントに向けて高圧水を噴出し、エレメ
ントに付着したゴミ等を落す。
（実施例）
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第１図は本考案に係る洗浄装置の縦断面図、第
２図は第１図のＡ−Ａ線断面図であり、洗浄装置
の下部ボデイ１はパイプ部２を介して高圧洗浄機
等の圧水源につながつている。そして、下部ボデ
イ１の中央部には筒部３が形成され、この筒部３
に保護パイプ４が上方から嵌着されている。この
保護パイプ４はフイルターエレメントが損傷する
ことがないように樹脂製とし、フイルターエレメ
ントを保護パイプ内に挿通した状態でフイルター
エレメントを洗浄するため、保護パイプ４の内径
はフイルターエレメントの外径よりも大径とし、
且つ保護パイプ４の長さはフイルターエレメント
の長さよりも長くしている。
２図は第１図のＡ−Ａ線断面図であり、洗浄装置
の下部ボデイ１はパイプ部２を介して高圧洗浄機
等の圧水源につながつている。そして、下部ボデ
イ１の中央部には筒部３が形成され、この筒部３
に保護パイプ４が上方から嵌着されている。この
保護パイプ４はフイルターエレメントが損傷する
ことがないように樹脂製とし、フイルターエレメ
ントを保護パイプ内に挿通した状態でフイルター
エレメントを洗浄するため、保護パイプ４の内径
はフイルターエレメントの外径よりも大径とし、
且つ保護パイプ４の長さはフイルターエレメント
の長さよりも長くしている。
また、保護パイプ４の上端部にはその内径が保
護パイプ４の内径とほぼ等しい筒状の上部ボデイ
５を固着している。この上部ボデイ５には軸方向
に多数の縦孔６…６が形成され、この縦孔６…６
と連通する環状ノズル７が上部ボデイ５の内周面
に開口している。更に上部ボデイ５の内周面上端
はテーパ面８とし、フイルターエレメントを挿入
しやすくしている。
護パイプ４の内径とほぼ等しい筒状の上部ボデイ
５を固着している。この上部ボデイ５には軸方向
に多数の縦孔６…６が形成され、この縦孔６…６
と連通する環状ノズル７が上部ボデイ５の内周面
に開口している。更に上部ボデイ５の内周面上端
はテーパ面８とし、フイルターエレメントを挿入
しやすくしている。
一方、上部ボデイ５の縦孔６と下部ボデイ１と
はジヨイント９及び高圧水の配管チユーブ１０を
介してつながつている。
はジヨイント９及び高圧水の配管チユーブ１０を
介してつながつている。
以上においてフイルターエレメントを洗浄する
には第３図の如くして行なう。
には第３図の如くして行なう。
先ず、過機本体下部のビール配管及びコニカ
ル部等を分解した後、第３図に示すように洗浄装
置を下方から過機内に入れ、洗浄装置の上部ボ
デイ５及び保護パイプ４内にフイルターエレメン
ト１１を差し込む。ここでフイルターエレメント
１１は多数の小孔を形成した配管１２及びこの配
管１２周囲に巻回したワイヤー１３からなる。
ル部等を分解した後、第３図に示すように洗浄装
置を下方から過機内に入れ、洗浄装置の上部ボ
デイ５及び保護パイプ４内にフイルターエレメン
ト１１を差し込む。ここでフイルターエレメント
１１は多数の小孔を形成した配管１２及びこの配
管１２周囲に巻回したワイヤー１３からなる。
この状態から、高圧水を下部ボデイ１内、チユ
ーブ１０、上部ボデイの縦孔６及びノズル７を介
してフイルターエレメント１１に噴射し、フイル
ターエレメント１１に付着したゴミ等を洗い流
す。この場合、洗浄装置を矢印方向に上下動しつ
つ洗浄を行ない、フイルターエレメント１１全体
を洗浄する。
ーブ１０、上部ボデイの縦孔６及びノズル７を介
してフイルターエレメント１１に噴射し、フイル
ターエレメント１１に付着したゴミ等を洗い流
す。この場合、洗浄装置を矢印方向に上下動しつ
つ洗浄を行ない、フイルターエレメント１１全体
を洗浄する。
このようにして、順次各フイルターエレメント
１１の洗浄を行なつたならば、過機本体のコル
カル部及びビール配管を復旧して洗浄を終了す
る。
１１の洗浄を行なつたならば、過機本体のコル
カル部及びビール配管を復旧して洗浄を終了す
る。
以上に説明した如く本考案によれば、過機本
体からフイルターエレメントを着脱することなく
洗浄を行なえるため、作業時間を大幅に短縮で
き、具体的には２人の作業員で８時間程度で済
む。また、フイルターエレメントの脱着を必要と
しないためフイルターエレメントの損傷が少な
く、特に洗浄装置の保護パイプを樹脂製とするこ
とで更にエレメントの傷付きを防ぐことができ
る。
体からフイルターエレメントを着脱することなく
洗浄を行なえるため、作業時間を大幅に短縮で
き、具体的には２人の作業員で８時間程度で済
む。また、フイルターエレメントの脱着を必要と
しないためフイルターエレメントの損傷が少な
く、特に洗浄装置の保護パイプを樹脂製とするこ
とで更にエレメントの傷付きを防ぐことができ
る。
また、従来の高圧洗浄機に接続するだけで足り
るため装置自体としても極めて使用し易い。
るため装置自体としても極めて使用し易い。
第１図は本考案に係る洗浄装置の縦断面図、第
２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は洗浄装
置の使用状態を示す斜視図、第４図はフイルター
エレメントの拡大図、第５図は従来の洗浄装置を
示す図である。 １……下部ボデイ、４……保護パイプ、５……
上部ボデイ、７……ノズル、１０……チユーブ、
１１……フイルターエレメント。
２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は洗浄装
置の使用状態を示す斜視図、第４図はフイルター
エレメントの拡大図、第５図は従来の洗浄装置を
示す図である。 １……下部ボデイ、４……保護パイプ、５……
上部ボデイ、７……ノズル、１０……チユーブ、
１１……フイルターエレメント。
Claims (1)
- 下部ボデイと、この下部ボデイに立設され過
機のフイルターエレメントの外径よりも大なる内
径を有する保護パイプと、この保護パイプの上端
に接続される筒状の上部ボデイとを備え、この上
部ボデイにはその内周面に環状に開口するノズル
を形成し、このノズルと洗浄水供給源とを配管で
接続してなり、洗浄時に過液を排出させたのち
保護パイプ内のフイルターエレメントに対し軸方
向に相対的に移動させながら高圧洗浄水をノズル
から噴射して洗浄するようにしたことを特徴とす
る過機フイルターエレメントの洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986065903U JPH0244811Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986065903U JPH0244811Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62179011U JPS62179011U (ja) | 1987-11-13 |
| JPH0244811Y2 true JPH0244811Y2 (ja) | 1990-11-28 |
Family
ID=30903407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986065903U Expired JPH0244811Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0244811Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5220474A (en) * | 1975-08-08 | 1977-02-16 | Suiri Kogyo Kk | Filtering device |
| JPS6019009A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-31 | Asahi Kikai Seisakusho:Kk | 逆洗式濾過装置 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP1986065903U patent/JPH0244811Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5220474A (en) * | 1975-08-08 | 1977-02-16 | Suiri Kogyo Kk | Filtering device |
| JPS6019009A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-31 | Asahi Kikai Seisakusho:Kk | 逆洗式濾過装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62179011U (ja) | 1987-11-13 |
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