JPH0244770Y2 - - Google Patents

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JPH0244770Y2
JPH0244770Y2 JP12522685U JP12522685U JPH0244770Y2 JP H0244770 Y2 JPH0244770 Y2 JP H0244770Y2 JP 12522685 U JP12522685 U JP 12522685U JP 12522685 U JP12522685 U JP 12522685U JP H0244770 Y2 JPH0244770 Y2 JP H0244770Y2
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container body
absorption
lid plate
bottom plate
synthetic resin
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JP12522685U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案に係る吸収缶は、防毒マスクの吸気室又
は吸気通路に取付けて、吸気中の有害ガスを吸収
除去するのに用いられる。
〈従来の技術〉 防毒マスク用の吸収缶には、有害ガスを吸収す
る吸収剤を収容保持する容器を金属材(鉄板な
ど)で構成したものと、合成樹脂材で構成したも
のが公知である。前者は長年にわたり使用されて
きたものであり、後者(合成樹脂製の容器をもつ
もの)は、最近、その軽量化と生産性向上のため
に開発されたものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 容器を合成樹脂材で構成した吸収缶は、容器が
金属材(鉄板)からなるものに比し、重量が軽
く、製造容易で、しかも安価に製造できるという
長所をもつが、他方、容器が合成樹脂材からなる
吸収缶は、吸収剤を容器内に圧縮的に収容してお
かなければならないという吸収缶の構成上の要求
から、吸収剤を収容する容器本体の底板又はその
蓋板が外方に膨出し(第5図参照)、そのため、
吸収缶をマスクの吸収缶室に収容した場合、吸気
通路をせばめ、マスクの吸気抵抗を大にするとい
う欠点を有する(第6図参照)。吸収缶の容器本
体の底板又はその蓋板の膨出はその肉厚を大にす
れば防ぐことが可能であるが、かかる方法は吸収
剤の充てん量の低下及び価格の上昇を生じ好まし
くない。
本考案の目的は、吸収剤を収容する容器が合成
樹脂材からなり、しかも前記のような欠点を有し
ない吸収缶を得ることにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、吸収剤を収容する容器本体と容器本
体の開口を閉じるために該開口周縁部に溶着など
により接合した蓋板が合成樹脂からなり、そして
容器本体の底板の中央部と蓋板の中央部とが連結
柱状体により、結合されていることを特徴とする
吸収缶にある。
〈実施例〉 第1図は本考案に係る吸収缶1の縦断側面図
(第2図のA−A線断面図)を示す。図中、2は
吸収剤3を収容する合成樹脂製の容器本体、4は
合成樹脂製の開口周縁部5において容器本体2に
超音波溶接・高周波溶接などにより溶接された蓋
板を示す。容器本体の底板6の中央部と、蓋板4
の中央部は、それぞれ、底板6又は蓋板4と一体
に成形され、そして相互に押込み嵌合された連結
ピン7,8からなる連結柱状体9により連結され
ている。なお、第1図中、10は容器本体の底板
6及び蓋板4の内面に添設した保持網、11は保
持網10の内面に添設したフイルターである。
連結柱状体9による蓋板4の中央部と底板6の
中央部を連結する構造は、前記実施例のものに限
定されるものではなく、第4図イ,ロに示すよう
な構造又はその他の構造としてもよい。
〈考案の効果〉 本考案によれば、吸収缶の底板6及び蓋板4の
中央部が連結柱状体9により相互に連結されてい
るため、収容された吸収剤の押圧力による底板6
及び蓋板4の外方への膨出が阻止され、したがつ
て、従来公知の合成樹脂製吸収缶のように、その
使用に際し、吸気抵抗の増大を生じることがな
い。この吸気抵抗の僅かの差異は、マスク使用者
の呼吸の難易に大きく影響し、呼吸保護マスクに
はきわめて重要な性能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る吸収缶の縦断面図、第2
図は同吸収缶の蓋板の側からみた正面図、第3図
は同吸収缶の底板の側からみた底面図、第4図
イ,ロは連結柱状体と蓋板の他の結合構造を示す
説明図、第5図は、容器本体の底板と蓋板が外方
に膨出した従来公知の合成樹脂製吸収缶の状態を
説明する側面図、第6図は第5図に示す従来公知
の吸収缶を吸収缶室に収容したマスクの要部切断
説明図である。 1:吸収缶、2:容器本体、3:吸収剤、4:
蓋板、7,8:連結ピン、9:連結柱状体、2
1:公知の吸収缶、22:吸収缶収納箱本体、2
3:吸収缶保持蓋、24:パツキング、25:吸
収缶の容器本体の底板及び蓋板の膨出部、26:
吸気弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要の有害ガス吸収剤を収容する合成樹脂製の
    容器本体2の開口周縁部と、該容器本体2の開口
    を閉じる合成樹脂製の蓋板4の周縁部とが溶接・
    接着などにより気密に接合され、容器本体2の底
    板中央部と蓋板4の中央部が連結柱状体9により
    連結され、容器本体2の底板6と蓋板4には所要
    の通気開口が設けられ、容器本体2の底板と蓋板
    4の内面には吸収剤の漏出を防ぐために網及びフ
    イルターが積層的に設けられているところの、呼
    吸保護マスクの吸収缶。
JP12522685U 1985-08-16 1985-08-16 Expired JPH0244770Y2 (ja)

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JP12522685U JPH0244770Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

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JPS6233860U JPS6233860U (ja) 1987-02-27
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