JPH0244699Y2 - - Google Patents

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JPH0244699Y2
JPH0244699Y2 JP1985117225U JP11722585U JPH0244699Y2 JP H0244699 Y2 JPH0244699 Y2 JP H0244699Y2 JP 1985117225 U JP1985117225 U JP 1985117225U JP 11722585 U JP11722585 U JP 11722585U JP H0244699 Y2 JPH0244699 Y2 JP H0244699Y2
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feed
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tank
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、養豚用自動給餌器に関し、特に流出
口で餌が架橋を形成することを防止し、しかも効
果的に給餌することができる養豚用自動給餌器に
関する。
従来の技術 従来、この種養豚用自動給餌器としては、例え
ば実公昭47−37343号公報や実開昭51−116882号
公報に示されているようなものがある。これら従
来のものは、給餌器本体の前面に大きな開口部を
形成し、開口部の上端より後方向に傾斜面を形成
してから垂直に垂下して底板のやや上方に達する
前方隔壁とを設けることによつて、上部がホツパ
ーを形成し、下部開口部が豚の採餌口を形成して
いる。そして、ホツパーに飼料を投入して置く
と、飼料はその重量により底板と前方隔壁との隙
間より採餌口部に自動的に適量流出するようにな
つている。
ところが、上記構造の給餌器は、前方隔壁の垂
下壁と後壁間又は前方隔壁と底板との隙間に、飼
料が架橋を形成しやすく、飼料の流出を不円滑に
する等の欠点があつた。そのために、実公昭47−
37343号公報に示されているように、振動板を設
ける等の特別な架橋防止手段を設ける必要があつ
た。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のように特別な架橋防止手
段を設けると構造が複雑になると共に、製品が高
価になる問題があつた。しかも豚舎という悪環境
での使用に耐えるにはかなり丈夫な架橋防止手段
でなければならないので、実用上はほとんど架橋
防止手段が設けられてない。
本考案は、以上のような実情に鑑み創案された
ものであつて、その目的とするところは、特別な
架橋防止手段を設けることなく、簡単な構造で飼
料が円滑に流出でき、しかも、効果的に給餌でき
る養豚用自動給餌器を提供することである。
問題点を解決するための手段 前方隔壁と後壁間の架橋を防止するには、その
間隔を大きくすれば防止できるが、その間隔を大
きくすると飼料の全重量が下部の流出口に圧力と
して作用し、飼料の流出が大量となり適量に制御
できないので、この場合は流出口(前方隔壁と飼
槽との隙間)を狭くしなければならない。しかし
流出口を狭くすると、今度は流出口につまりが生
じて飼料が円滑に流出し難くなる。
本考案は、その相反する要求を同時に満足する
もので、実施例に相当する第1図によつてその構
成を説明する。
本考案は、飼槽底部に所定間隔に斜傾状飼槽間
仕切板を配置し、飼料ホツパーから飼槽15に餌
を落下させる落下路を形成する隔壁8を、その前
方突出部10が前記飼槽間仕切上方に位置するよ
うに定ピツチでジグザグ状に形成し、該隔壁8の
前方突出部10によつて採餌口を区分するように
して採餌口の3方を前記隔壁8で囲い、該隔壁下
端部の餌流出口により採餌口内の飼槽14の3方
から餌を流出させるようにしたものである。
考案の作用 上部より投入された飼料は、隔壁と後壁間を通
つて、隔壁下端の流出口より飼槽にその自重によ
り自動的に供給される。
その際、隔壁がジグザグ状に形成されているの
で、隔壁と後壁間の間隔が比較的広くなり架橋が
形成され難くなる。一方、流出口もジグザグ状と
なりその分長くなるので、飼料の自重による流出
口への圧力が分散されるから、流出口を狭くする
必要はなく、飼料のつまりがなくなる。
隔壁のジグザグ突出部が採餌口を区画するの
で、豚は各飼槽毎に一頭づつ採餌できる。
実施例 以下、図面に示すところにしたがつて本考案の
実施例を詳述する。第1図〜第3図は本考案に係
る養豚用自動給飼器の第1実施例であり、第4図
は第2実施例、第5,6図は第3実施例である。
第1図に於いて、1,2は側壁、3は後壁、4
は底壁であり、これらの各壁によつて給餌器器枠
が構成され、該器枠の上部と前部は開口されてい
る。前記両側壁1,2の上方部には、前方から後
壁に向けて傾斜する傾斜壁6が設けられ、該傾斜
壁6の後端は後壁3と所定間隔を置いて垂下壁7
となつており、飼料を受け入れ下部の飼槽14を
飼料を供給するホツパーを構成している。
8は前記垂下壁7に垂下して設けられた隔壁で
あり、図示のように所定ピツチでジグザグ状に構
成され、その下端部は底壁4と若干の隙間があり
飼料が飼槽14に流出するように流出口9を形成
している。
飼槽14は、底壁4と側壁1,2の下方部の巾
漸減部及び底部前方傾斜壁5で画成される空間部
で形成され、該空間部に第2図に示すように、前
記隔壁のジグザグ陵部の間隔に対応して斜傾状飼
槽間仕切板17が配置されている。従つて、各飼
槽14は周囲の各側片が傾斜した皿状に構成され
ている。
なお、12は側壁1,2に設けられた隔壁調節
用長孔であり、隔壁8に設けられた調節ボルト1
3が嵌合している。該調節ボルト12によつて隔
壁8の下端部の飼料流出口の大きさを調節するこ
とができる。また、流出口の大きさを調節する手
段は、上記手段に限らず、例えば、隔壁上部にメ
ネジを固定して、機枠上部に設けられたハンドル
付きスクリユを該メネジに螺合させてハンドルを
回転させることにより隔壁14を上下調節自在に
する時、種々の手段を適用できることは言うまで
もない。
本考案の養豚用自動給餌器は、以上のように構
成されているので、ホツパーに飼料を投入する
と、飼料は垂下壁と後壁3との隙間より下方に落
下する。その後飼料は後壁2とジグザグ状隔壁8
間の空間部に滞積されながら流出口9より飼槽1
4に流出する。その際、隔壁8をジグザグ状にな
つているので、飼料はジグザグ部に入り込み、飼
槽に3方より流出し、飼槽に万遍なく供給するこ
とができる。飼槽の適量飼料が滞積すると、流出
口を介して飼槽内の飼料とホツパー内の飼料とが
力学的につり合つてその状態で維持される。
隔壁8のジグザグの前方突出部10が、飼槽間
仕切板17に対応して採餌口仕切板を構成し、豚
は該仕切板間の採餌口の頭部を突込んで採餌す
る。その際、飼槽14内の飼料を鼻ではね上げて
も、飼槽14は傾斜辺で囲まれた皿状に構成され
ているので、飼料は傾斜辺に沿つて再び飼槽中央
部に落下するようになる。飼槽14内の飼料が減
少すると飼料はその自重によつて自動的にホツパ
ーより供給される。調節ボルト13で隔壁8の高
さを調節することによつて、飼槽内へ流出する飼
料の量を調節することができる。
第4図は、他の実施例であり、第1実施例に於
ける後壁を除去して互に背中合せに接合して、両
側より採飼できるようにしたものであり、他の構
成は第1実施例のものと同様である。
第5図及び第6図に示すものは、さらに他の実
施例である。
本実施例は、第1実施例に於ける餌槽を円皿状
にし、ジグザグ隔壁を無端状にして略歯車状にし
たものに相当する。
図において20は飼槽であり、円皿状に形成さ
れその中央部に円錐状凸部21が設けられ、該円
錐状凸部21の頂部には軸23が立設されてい
る。25は、ホツパー26を構成する隔壁であ
り、凸部先端部27が飼槽底部に設けられた斜傾
状飼槽間仕切板24の上方にのびて飼槽20が周
壁22近くまで突出し、凹部後端部28が前記円
錐状凸部21の基部近傍に位置するように全体と
して歯車状に形成されている。該隔壁内部の空間
部が飼料を貯溜するホツパー26となり、その前
方突出部が斜傾状飼槽間仕切板24に対応して採
餌口仕切板を構成している。前記隔壁25は、凹
部後端部28に設けられたアーム30により、前
記軸23に軸筒34を介して嵌合している回動筒
体31に取付けられ支持されている。軸筒34は
前軸23の上部のネジ23に螺合しているナツト
33に溶接されており、昇降ネジハンドル32を
回動することによつて、ナツト33と共に軸23
に沿つて上下動できるようになつている。従つ
て、昇降ネジハンドル32を回動することによつ
て、隔壁25も上下動するので、隔壁25端部と
飼槽20との隙間の大きさを調節することがで
き、飼料の流出量を制御することができる。
この実施例のものは、飼槽20全体が円筒形で
あるので、少ない面積で多数の飼槽を画成するこ
とができ、省スペースに役立つ。
考案の効果 本考案は以上のように構成したので、従来のも
のと比較して次のような顕著な効果を奏する。
(イ) 隔壁がジグザグ状に構成されているので、隔
壁と後壁の間隔が従来のものより広く形成でき
る結果、飼料の架橋が形成され難い。
(ロ) 流出口もジグザグ状に構成されるので、流出
口が飼槽の三辺部に形成されその分長くなり、
飼料の自重による流出口への圧力が分散される
結果、流出口を狭くする必要はなく飼料のつま
りが生じ難く円滑に適量の飼料を流出させるこ
とができる。
(ハ) 隔壁のジグザグ突出部によつて、採餌口が区
分されるので、各飼槽毎に1頭の豚が採餌でき
るので、全豚が効率的に採餌することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る養豚用自動採餌器の実施例
であり、第1図はその斜視図、第2図はその正面
図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は他
の実施例の第3図に相当する断面図、第5図はさ
らに他の実施例の斜視図、第6図は第5図の断面
図である。 1,2:側壁、3:後壁、4:底壁、6:傾斜
壁、7:垂下壁、8:隔壁、9:流出口、10:
突出部、15:採餌口、17,24:斜傾状飼槽
間仕切板、14,20:飼槽、21:円錐状凸
部、23:軸、25:隔壁、27:凸部先端部、
28:凹部後端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 飼槽底部に所定間隔に斜傾状飼槽間仕切板を
    配置し、飼料ホツパーから飼槽に餌を落下させ
    る落下路を形成する隔壁を、その前方突出部が
    前記飼槽間仕切上方に位置するように定ピツチ
    でジグザグ状に形成し、該隔壁の前方突出部に
    よつて採餌口を区分するようにして採餌口の3
    方を前記隔壁で囲い、該隔壁下端部の餌流出口
    により採餌口内の飼槽に3方から餌を流出させ
    るようにしたことを特徴とする養豚用自動給餌
    器。 2 前記隔壁が上下動調節自在に設置されている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の養豚用給
    餌器。
JP1985117225U 1985-08-01 1985-08-01 Expired JPH0244699Y2 (ja)

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JP1985117225U JPH0244699Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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JP1985117225U JPH0244699Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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JPS6227459U JPS6227459U (ja) 1987-02-19
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS44371Y1 (ja) * 1965-06-10 1969-01-09
JPS448373Y1 (ja) * 1966-03-05 1969-04-01

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58143559U (ja) * 1982-03-19 1983-09-27 伊藤忠飼料株式会社 家畜用給餌器

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JPS6227459U (ja) 1987-02-19

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