JPH024405A - 溶媒抽出器 - Google Patents
溶媒抽出器Info
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- JPH024405A JPH024405A JP15565388A JP15565388A JPH024405A JP H024405 A JPH024405 A JP H024405A JP 15565388 A JP15565388 A JP 15565388A JP 15565388 A JP15565388 A JP 15565388A JP H024405 A JPH024405 A JP H024405A
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- Japan
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- liquid
- partition plates
- parts
- solvent extractor
- liquid reservoir
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば放射性核種等の極微量成分を、溶媒抽
出により分離する際に使用される溶媒抽出器に関する。
出により分離する際に使用される溶媒抽出器に関する。
(従来の技術)
従来より、化学分析の重要な手法の1つである溶媒抽出
操作においては、第5図に示すような分岐ロートが多用
されている。この分液ロートは、液抜きコック11を備
えロート状をしたガラス器具であり、その本体部12の
内部に分離すべき液体りを収容し振盪して抽出を行い、
これを静止させて液相の界面を形成し、次いで液抜きコ
ック11を開いて下液相を取り出し、界面が液抜きコッ
ク11に達した時点で液抜きコック11を閉じて上液相
を本体部12に残留させることにより、液相間の分離を
行うようにしたものである。
操作においては、第5図に示すような分岐ロートが多用
されている。この分液ロートは、液抜きコック11を備
えロート状をしたガラス器具であり、その本体部12の
内部に分離すべき液体りを収容し振盪して抽出を行い、
これを静止させて液相の界面を形成し、次いで液抜きコ
ック11を開いて下液相を取り出し、界面が液抜きコッ
ク11に達した時点で液抜きコック11を閉じて上液相
を本体部12に残留させることにより、液相間の分離を
行うようにしたものである。
このような分液ロートは、小は20 mJ2から大は2
℃ぐらいのものまで各種のサイズのものが製造されてい
るが、本体部12をこれより小さくしようとすると、液
抜きコック11の寸法も小さくする必要があり、しかも
液抜きコック11の小型化には製造面あるいは取扱いの
点から限度があるため、これ以上小型のものを得ること
は事実上困難であった。
℃ぐらいのものまで各種のサイズのものが製造されてい
るが、本体部12をこれより小さくしようとすると、液
抜きコック11の寸法も小さくする必要があり、しかも
液抜きコック11の小型化には製造面あるいは取扱いの
点から限度があるため、これ以上小型のものを得ること
は事実上困難であった。
したがって、分液ロートを使用して液相分離を行なうに
は、分離すべき液体の容量は少なくとも10〜20 m
β必要としていた。
は、分離すべき液体の容量は少なくとも10〜20 m
β必要としていた。
またこの分液ロートには、本体部12の下部に液抜きコ
ック11とそれに連なる下液抜き部13が設けられてお
り、さらに分離すべき液体の入口として本体部12の上
部に、振盪の際にも液漏れのないような共栓すり合せの
上部栓14も備えており、全体として構造が複雑でガラ
ス細工でしか製造できないため、製造に熟練を要し高価
になるという問題があった。
ック11とそれに連なる下液抜き部13が設けられてお
り、さらに分離すべき液体の入口として本体部12の上
部に、振盪の際にも液漏れのないような共栓すり合せの
上部栓14も備えており、全体として構造が複雑でガラ
ス細工でしか製造できないため、製造に熟練を要し高価
になるという問題があった。
(発明が解決しようとする課題)
このように従来の分液ロートは、複雑な構造を有するガ
ラス器具であるため、価格が高いという難点があった。
ラス器具であるため、価格が高いという難点があった。
このため経済性の面から使い捨て使用は難しく、通常は
使用後に洗浄し再使用されていた。
使用後に洗浄し再使用されていた。
しかしながら、放射能分析のように極微量成分の分析技
術が必要とされる分野においては、このような器具を使
用する場合、その洗浄操作には細心の注意が必要であり
、器具の構造が複雑な場合には非常に手数がかかるとい
う問題があった。
術が必要とされる分野においては、このような器具を使
用する場合、その洗浄操作には細心の注意が必要であり
、器具の構造が複雑な場合には非常に手数がかかるとい
う問題があった。
したがって、分析操作の簡素化のためにも、構造が簡単
で、合成樹脂等の安価な材料により量産ができ、使い捨
ても可能な溶媒抽出器が要望されていた。
で、合成樹脂等の安価な材料により量産ができ、使い捨
ても可能な溶媒抽出器が要望されていた。
また、徹回の放射能分析において被試験溶液量は数m℃
程度で充分であるため、試料調製にあたり、溶媒抽出器
として10〜20 mJ2の溶液量で抽出分離操作を行
う従来の分岐ロートを使用した場合には、放射性廃液を
多量に発生させる結果となっていた。したがって放射能
汚染拡大を防止する見地から、従来の分液ロートよりも
少量の試料溶液で抽出分離操作が可能な小型の溶媒抽出
器の開発が望まれていた。
程度で充分であるため、試料調製にあたり、溶媒抽出器
として10〜20 mJ2の溶液量で抽出分離操作を行
う従来の分岐ロートを使用した場合には、放射性廃液を
多量に発生させる結果となっていた。したがって放射能
汚染拡大を防止する見地から、従来の分液ロートよりも
少量の試料溶液で抽出分離操作が可能な小型の溶媒抽出
器の開発が望まれていた。
本発明はこのような要望に応えるためになされたもので
、構造が簡単で合成樹脂により製造可能で、しかも小型
化も可能な溶媒抽出器を提供することをその目的とする
。
、構造が簡単で合成樹脂により製造可能で、しかも小型
化も可能な溶媒抽出器を提供することをその目的とする
。
[発明の目的]
(課題を解決するための手段)
本発明の溶媒抽出器は、上液溝り部と上液溝り部とを別
体に形成し、両者の連通部に、中央から偏令した位置に
液通路を有する仕切り板を形成するとともに、これら上
液溝り部と上液溝り部とを前記仕切り板を互いに摺接さ
せて捻転自在に係合させたことを特徴としている。
体に形成し、両者の連通部に、中央から偏令した位置に
液通路を有する仕切り板を形成するとともに、これら上
液溝り部と上液溝り部とを前記仕切り板を互いに摺接さ
せて捻転自在に係合させたことを特徴としている。
本発明の溶媒抽出器の仕切り板は、通常180゜を越え
る扇形とされ、仕切り板の欠落部分が液通路とされてい
る。また、上液溝り部には、液注入口が設けられて、通
常、分離後の液もこの液注入口から排出されるが、必要
に応じて上液溝り部にも別に液排出口を設けるようにし
てもよい。
る扇形とされ、仕切り板の欠落部分が液通路とされてい
る。また、上液溝り部には、液注入口が設けられて、通
常、分離後の液もこの液注入口から排出されるが、必要
に応じて上液溝り部にも別に液排出口を設けるようにし
てもよい。
(作用)
本発明の溶媒抽出器においては、上下液溜り部の仕切り
板を摺接させて連通部を捻転自在に係合させて構成され
ているので、この連通部を捻転させることにより、上下
液溜り部と一体に形成された2枚の仕切り板の重なり部
分の面積が増減されて液通路が開放あるいは遮断される
。
板を摺接させて連通部を捻転自在に係合させて構成され
ているので、この連通部を捻転させることにより、上下
液溜り部と一体に形成された2枚の仕切り板の重なり部
分の面積が増減されて液通路が開放あるいは遮断される
。
また本発明の溶媒抽出器は構造が簡単であるので、上下
液溜り部およびそれらの接続保持部の構成材料を、成型
容易で、かつ有機溶媒に侵されにくい、透明なポリオレ
フィン樹脂とすれば、公知の射出成形やブロー成形によ
り容易に量産することができ、製造コストが安価となり
使い捨ても可能となる。
液溜り部およびそれらの接続保持部の構成材料を、成型
容易で、かつ有機溶媒に侵されにくい、透明なポリオレ
フィン樹脂とすれば、公知の射出成形やブロー成形によ
り容易に量産することができ、製造コストが安価となり
使い捨ても可能となる。
(実施例)
以下図面を参照しながら本発明の実施例について説明す
る。
る。
この実施例の溶媒抽出器は、第1図に示すように、上液
溝り部1と上液溝り部2とがポリエチレンの射出成形ま
たはブロー成形により別体に形成されており、これらの
連通部が接続保持手段3により捻転自在に接続されてい
る。
溝り部1と上液溝り部2とがポリエチレンの射出成形ま
たはブロー成形により別体に形成されており、これらの
連通部が接続保持手段3により捻転自在に接続されてい
る。
なお、この接続保持手段3は、上液溝り部1の連通部に
一体に形成された外周の円周方向に凸条を有する中空円
柱状部3aと、上液溝り部2の連通部に一体に形成され
た内面に前記凸条に嵌合可能な凹溝を有する円筒状部3
bとからなり、中空円柱状部3a上に円筒状部3bを被
嵌させて構成されている。
一体に形成された外周の円周方向に凸条を有する中空円
柱状部3aと、上液溝り部2の連通部に一体に形成され
た内面に前記凸条に嵌合可能な凹溝を有する円筒状部3
bとからなり、中空円柱状部3a上に円筒状部3bを被
嵌させて構成されている。
また、上液溝り部1の中空円柱状部3aの先端部および
上液溝り部2の円筒状部3bの基部内側には、それぞれ
扇形の仕切り板4.5が一体に設けられ、これらの対向
面は接続保持手段3によりわずかに加圧された状態で互
いに摺接されている。
上液溝り部2の円筒状部3bの基部内側には、それぞれ
扇形の仕切り板4.5が一体に設けられ、これらの対向
面は接続保持手段3によりわずかに加圧された状態で互
いに摺接されている。
上記の2枚の仕切り板4.5は、第2図に示すように、
上下液溜り部の連通部の半分以上を遮る大きさの扇型(
例えば中心角270°の扇型)に形成されており、上液
溜り部1と上液溜り部2とを捻転させて、2枚の仕切り
板4.5の重なり部分の面積を最小にすることにより液
通路が仕切り板4.5により閉鎖され、最大にすること
により仕切り板4.5の開口部7が重なり合って連通口
が形成されるようになっている。
上下液溜り部の連通部の半分以上を遮る大きさの扇型(
例えば中心角270°の扇型)に形成されており、上液
溜り部1と上液溜り部2とを捻転させて、2枚の仕切り
板4.5の重なり部分の面積を最小にすることにより液
通路が仕切り板4.5により閉鎖され、最大にすること
により仕切り板4.5の開口部7が重なり合って連通口
が形成されるようになっている。
なお、第1図に示した実施例では、接続保持手段3を、
上液溜り部1に一体に形成された中空円柱状部3aと、
上演溜り部2に一体に形成された円筒状部3bとから構
成したが、第3図に示したように、両液溜り部1.2の
連通部に、それぞれ先端に仕切り板4.5を有する中空
円柱状部3a、3a′を一体に形成し、その外周に別体
に形成した円筒状部3b’を被嵌して接続するようにし
てもよい。
上液溜り部1に一体に形成された中空円柱状部3aと、
上演溜り部2に一体に形成された円筒状部3bとから構
成したが、第3図に示したように、両液溜り部1.2の
連通部に、それぞれ先端に仕切り板4.5を有する中空
円柱状部3a、3a′を一体に形成し、その外周に別体
に形成した円筒状部3b’を被嵌して接続するようにし
てもよい。
Cは、上液溜り部の液注入口6を塞ぐキャップである。
また、下肢8だけを分離して取り出したい場合には、第
4図に示すように上液溜り部の底部に下肢排・出口10
を設け、着脱自在のキャップC′により閉塞するように
してもよい。
4図に示すように上液溜り部の底部に下肢排・出口10
を設け、着脱自在のキャップC′により閉塞するように
してもよい。
上記のように、本発明の溶媒抽出器では、上液溜り部1
と上液溜り部2とを捻転させて、この2枚の仕切り板4
.5の重なり部分の面積を最大にすると連通部に最大の
液通路が形成されて両液溜り部1.2が連通される。ま
た、上液溜り部1と上液溜り部2とを捻転させてこの2
枚の仕切り板4.5の重なり部分の面積を最小にすると
連通部の液通路が仕切り板4.5により閉鎖され、両溝
り部の液体が分離される。
と上液溜り部2とを捻転させて、この2枚の仕切り板4
.5の重なり部分の面積を最大にすると連通部に最大の
液通路が形成されて両液溜り部1.2が連通される。ま
た、上液溜り部1と上液溜り部2とを捻転させてこの2
枚の仕切り板4.5の重なり部分の面積を最小にすると
連通部の液通路が仕切り板4.5により閉鎖され、両溝
り部の液体が分離される。
次にこの実施例の使用方法をキシレンと塩酸を分離する
例について説明する。
例について説明する。
まず、上下液溜り部1.2の開口部7を一致させた状態
で上液溜り部2の頂部に設けられた液体注入口6より塩
酸を注下し、次いで、上下液溜り部を捻転させて開口部
7を閉じ、この上からキシレンを圧下する。この後、キ
ャップ6により液体注入口6を閉じて溶媒抽出器を倒立
させ上下液溜り部を捻転させて上下液溜り部の開口部7
を開き上液溜り部1の塩酸を上肢溜り部に移し、上下液
溜り部の開口部7を閉じる。
で上液溜り部2の頂部に設けられた液体注入口6より塩
酸を注下し、次いで、上下液溜り部を捻転させて開口部
7を閉じ、この上からキシレンを圧下する。この後、キ
ャップ6により液体注入口6を閉じて溶媒抽出器を倒立
させ上下液溜り部を捻転させて上下液溜り部の開口部7
を開き上液溜り部1の塩酸を上肢溜り部に移し、上下液
溜り部の開口部7を閉じる。
この状態で溶媒抽出器を振盪させて抽出を行ない、溶媒
抽出器を正置させキシレン−塩酸2液の界面が生じるま
で放置する。界面が生じたならば、上液溜り部1と上液
溜り部2とを捻転させて上下液溜り部の開口部7をわず
かに開いて、上液溜り部と上液溜り部とを連通させ塩酸
を上液溜り部1へ流下させる。界面が上下液溜り部の開
口部7に達した時点で、上下液溜り部の開口部7を閉じ
る。
抽出器を正置させキシレン−塩酸2液の界面が生じるま
で放置する。界面が生じたならば、上液溜り部1と上液
溜り部2とを捻転させて上下液溜り部の開口部7をわず
かに開いて、上液溜り部と上液溜り部とを連通させ塩酸
を上液溜り部1へ流下させる。界面が上下液溜り部の開
口部7に達した時点で、上下液溜り部の開口部7を閉じ
る。
このようにして塩酸は上液溜り部1に収容され、キシレ
ンは上液溜り部2に残留することになり、キシレン−塩
酸の2液が分離される。
ンは上液溜り部2に残留することになり、キシレン−塩
酸の2液が分離される。
この後、キシレンはキャップCをとって別の容器に移さ
れ、塩酸も開口部7を開いて廃液溜めに移される。
れ、塩酸も開口部7を開いて廃液溜めに移される。
なお、塩酸中の抽出成分を使用する場合には、第4図に
示した溶媒抽出器が使用され、下部のキャップC′をと
って下部排出口10から塩酸が別の容器に移される。
示した溶媒抽出器が使用され、下部のキャップC′をと
って下部排出口10から塩酸が別の容器に移される。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明によれば、2枚の仕切り板の
組み合せで従来の溶媒抽出器の液抜きコックの代りをす
る構造としたので、簡単な操作により液相間の抽出分離
が行うことができ、また構造が単純であるので小型化も
容易であって少量の試料液体容量での抽出分離が可能と
なる。
組み合せで従来の溶媒抽出器の液抜きコックの代りをす
る構造としたので、簡単な操作により液相間の抽出分離
が行うことができ、また構造が単純であるので小型化も
容易であって少量の試料液体容量での抽出分離が可能と
なる。
したがって極微量成分の抽出のために不用の廃棄物を生
じることも無くてすむ。さらに、構造が簡単で合成樹脂
のような安価な材料により量産することができるので、
使い捨てが可能となり、器具の洗浄操作を不要とするこ
ともできる。また、仕切り板を合成樹脂のような弾力性
に富んだ材料で構成すれば、従来のガラス製のすり合せ
部を有する液抜きコックのような液もれのおそれもなく
なる。
じることも無くてすむ。さらに、構造が簡単で合成樹脂
のような安価な材料により量産することができるので、
使い捨てが可能となり、器具の洗浄操作を不要とするこ
ともできる。また、仕切り板を合成樹脂のような弾力性
に富んだ材料で構成すれば、従来のガラス製のすり合せ
部を有する液抜きコックのような液もれのおそれもなく
なる。
第1図は本発明の一実施例を概略的に示す断面図、第2
図は本発明の2枚の仕切り板の構成を示す拡大斜視図、
第3図は本発明の上下液溜り部接続保持手段の変形例を
示す断面図、第4図は本発明の他の実施例を模式的に示
す図、第5図は従来の分液ロートを示す斜視図である。 ]・・・・・・・・・下液溜り部 2・・・・・・・・・上液溜り部 3・・・・・・・・・接続保持手段 4.5・・・仕切り板 6・・・・・・・・・液体注入口 ア・・・・・・・・・開口部 8・・・・・・・・・上液 9・・・・・・・・・上液 10・・・・・・・・・上液排出口 11・・・・・・・・・液抜きコック 12・・・・・・・・・本体部 13・・・・・・・・・下肢抜き部 14・・・・・・・・・上部栓
図は本発明の2枚の仕切り板の構成を示す拡大斜視図、
第3図は本発明の上下液溜り部接続保持手段の変形例を
示す断面図、第4図は本発明の他の実施例を模式的に示
す図、第5図は従来の分液ロートを示す斜視図である。 ]・・・・・・・・・下液溜り部 2・・・・・・・・・上液溜り部 3・・・・・・・・・接続保持手段 4.5・・・仕切り板 6・・・・・・・・・液体注入口 ア・・・・・・・・・開口部 8・・・・・・・・・上液 9・・・・・・・・・上液 10・・・・・・・・・上液排出口 11・・・・・・・・・液抜きコック 12・・・・・・・・・本体部 13・・・・・・・・・下肢抜き部 14・・・・・・・・・上部栓
Claims (1)
- (1)上液溜り部と下液溜り部とを別体に形成し、両者
の連通部に、中央から偏奇した位置に液通路を有する仕
切り板を形成するとともに、これら上液溜り部と下液溜
り部とを前記仕切り板を互いに摺接させて捻転自在に係
合させたことを特徴とする溶媒抽出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15565388A JPH024405A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 溶媒抽出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15565388A JPH024405A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 溶媒抽出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH024405A true JPH024405A (ja) | 1990-01-09 |
Family
ID=15610668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15565388A Pending JPH024405A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 溶媒抽出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH024405A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6332701B1 (en) | 1998-12-18 | 2001-12-25 | Stanley Electric Company | Vehicle lamp |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP15565388A patent/JPH024405A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6332701B1 (en) | 1998-12-18 | 2001-12-25 | Stanley Electric Company | Vehicle lamp |
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