JPH0244039B2 - - Google Patents

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JPH0244039B2
JPH0244039B2 JP56201725A JP20172581A JPH0244039B2 JP H0244039 B2 JPH0244039 B2 JP H0244039B2 JP 56201725 A JP56201725 A JP 56201725A JP 20172581 A JP20172581 A JP 20172581A JP H0244039 B2 JPH0244039 B2 JP H0244039B2
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reactor
core
rods
rod
control
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JP56201725A
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Inventor
Jon Doraado Uorutaa
Kirachando Doshi Puratatsupu
Ansonii Jooji Reimondo
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Westinghouse Electric Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
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Publication of JPH0244039B2 publication Critical patent/JPH0244039B2/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスペクト移動原子炉の制御に関し、特
に同制御のための機械的装置に関するものであ
る。
一般的な原子炉においては、反応度の制御は炉
心内の中性子吸収物質(毒物質)のの量を変える
ことによつて行なう。そのためには中性子吸収制
御棒を使用するのが普通であり、炉心に関する制
御棒の数と場所とを変えて制御を行なう。また、
制御棒のほかに、可燃性毒物や原子炉冷却材に溶
解した毒物を反応度の制御に使用できる。
加圧水形原子炉における従来の構造では、炉心
の寿命が終わるまで反応度の減少があるので、過
剰反応度を用いて炉心の寿命を延長するべく、始
動時における反応度が過剰であるように原子炉の
炉心を設計している。炉心寿命の初期に過剰量の
反応度を原子炉炉心で用いるよう設計されている
ので、過剰反応度を適切に制御するために、可溶
性ホウ素のような中性子吸収物質を炉心寿命の初
期に炉心内に入れなければならない。炉心寿命
中、反応度が消費されるに連れて、中性子吸収物
質を炉心から除去に取り出す。中性子吸収物質は
炉心の反応度を低下させるが、この反応度はプル
トニウム燃料製造におけるようなもつと生産的な
方法に使用できる。有用な生産物を製造しないこ
のような反応度の消費によつて、そのように消費
しない場合よりもウランの減損効率が低下し、そ
して燃料コストが上昇する結果になる。従つて、
中性子吸収物質を使つて過剰反応度を押えずに炉
心を延命し、実質的に低燃料コストで炉心寿命を
延長しうることが有利である。
重水炉の炉心における中性子吸収物質の量を低
減しながら炉心寿命を延長する方法は“スペクト
ル移動制御”(Spectral Shift Control)を使用
して行なわれる。この場合、過剰反応度の減少
(従つて中性子吸収物質)は重水炉の冷却材の大
部分を通常の水に換えることによつて行なわれ
る。これによつて、中性子スペクトルが高エネル
ギ側に移動して連鎖反応の速度が減じると共に、
中性子吸収物質を減少させたまゝ原子炉を全出力
で運転することができる。また、“硬化”
(hardened)スペクトル即ち高エネルギ側への中
性子スペクトルの移動によつて、U238の大部分が
最終的に熱の発生に用いられるプルトニウムに変
換される。従つて、“軟”(soft)スペクトルから
“硬”スペクトルへの移動は、毒物質よりもむし
ろ有効な方法で中性子がU238により消費される結
果になる。原子炉炉心の中性子強度を適切なレベ
ルに維持するように、反応度が消費されるに従つ
て、通常の水を徐々に重水と取り換える。炉心寿
命の末期までに、炉心反応度を維持しながら実質
的に全ての通常の水が重水と置換されてしまつて
いる。従つて、原子炉は中性子吸収物質を使用す
ることなく且つ始動時に過剰反応度を用いること
なく制御可能となり、ウラン燃料コストが相当に
節約される。また、付加的なプルトニウムの製造
によつてU235の濃縮の必要性が減じる。
従つて、本発明の主な目的は、ウラン燃料コス
トの低減と原子炉炉心寿命の延長のため、通常の
水だけを用いて、炉心寿命の末期におけるよりも
硬化した中性子スペクトルを最初から達成する機
械的スペクトル移動原子炉を提供することであ
る。
この目的から、本発明は、内部に炉心を配設せ
しめており、水冷却材を該炉心との熱伝達関係で
循環させるために入口ノズル及び出口ノズルを有
する原子炉容器と、核分裂により熱を発生するた
め前記炉心内に配設された複数の燃料集合体と、
原子炉の出力レベル及び出力分布を制御するため
原子炉内に配設された漸増的に可動の複数の制御
棒と、前記炉心に対し出入するよう可動に前記原
子炉容器内に配設され、前記炉心内に挿入された
時に該炉心から水冷却材を排除して前記炉心にお
ける減速の度合いを減じる複数の水押出棒とを含
むスペクトル移動加圧水形原子炉において、前記
水押出棒が、前記制御棒よりも実質的に中性子吸
収能力が低い材料を収容している、ことを特徴と
するものである。
本発明は、添付図面に一例として図示した好適
な実施例に関する下記の記載から一層容易に明ら
かとなろう。
第1図において、原子炉20は、頂部に脱着可
能の密閉頭部24が取り付けられた原子炉容器2
2を備える。原子炉容器22には入口ノズル26
及び出口ノズル28が設けられていて、水のよう
な冷却材が原子炉容器22内を循環しうる。原子
炉容器22の下方部分には炉心板30が配設され
ており、この炉心板が燃料集合体32を支持す
る。燃料集合体32は原子炉容器22内に配設さ
れ、炉心34を構成する。制御棒を燃料集合体3
2に挿入したり或は燃料集合体から引き出したり
するために、複数の制御棒駆動機構36が密閉頭
部24に装着されている。また、押出棒40を燃
料集合体32に挿入したり或は燃料集合体から引
き出したりするために、複数の押出棒駆動機構3
8も密閉頭部24に装着されている。押出棒駆動
機構38は特開昭57−125389号公報に記載された
ものと同様でよい。明瞭にするため、選択した幾
つかの押出棒40のみを第1図に示す。原子炉容
器22の上方部分には複数の押出棒案内構造42
がそれぞれ押出棒駆動機構38と整列した状態で
配設されていて、原子炉容器22の上方部分を通
る押出棒40の運動を案内している。燃料集合体
32と押出棒案内構造42との間にはカランドリ
ア44を配設してもよい。このカランドリア44
は各押出棒及び制御棒と共通の直線上に整列して
配置された多数の中空ステンレス鋼管からなり、
カランドリア領域内における押出棒及び制御棒の
案内を行なうと共に、流れによつて生じる押出棒
及び制御棒の振動を最小にする。
第2図〜第4図において、燃料集合体32は燃
料要素48、格子50、底部ノズル25、頂部ノ
ズル54及び案内管56から構成される。燃料要
素は、核燃料を詰めて両端を端栓で封止した細長
い円筒形金属管でよく、20本×20本の実質的に正
方形の列群になつて配設され、格子50によつて
所定場所に保持される。本数は25でよい案内管5
6が各燃料集合体32内に5本×5本の列群にな
つて配設されている。各案内管56が占めるスペ
ースは燃料要素48の約4本分であり、案内管5
6は底部ノズル52から頂部ノズル54まで延び
て、格子50、頂部ノズル54及び底部ノズル5
2を支持する手段となつている。案内管56は、
押出棒40又は制御棒のような棒を収容可能なジ
ルカロイ(zircaloy)製の中空円筒形金属管でよ
い。押出棒40及び制御棒は大体同一寸法に造ら
れているので、各案内管56は押出棒又は制御棒
のどちらか一方を等しく収容できる。棒で占めら
れていない時には、案内管56は原子炉冷却材で
満たされているが、案内管56に押出棒が挿入さ
れると、押出棒40は案内管内の冷却材を押し出
す。
格子50は、燃料集合体32の長さに沿つた
種々の場所に位置決めされていて、燃料要素48
及び案内管56を互いに関して適当な距離のとこ
ろに隔置する作用をしており、原子炉冷却材が燃
料要素48と熱伝達関係で循環しうるようになつ
ている。
第4図から分かるように、押出棒40は、特開
昭57−124290号公報に記載された型式の細長い、
円筒形の、実質的に中空の棒である。押出棒40
には、棒に加重するため及び棒の下方への移動性
を高めるためにZrO2又はAl2O3のペレツトが入れ
られている。押出棒40は案内管56と共通の直
線上に整列するように配設されているので、所望
の時に押出棒40を案内管56内に挿入しうる。
これ等の押出棒40はスパイダ58として知られ
ている共通の装着構造体に懸架されている。スパ
イダ58は、本体60と、この本体から半径方向
に延びる支柱62とを備える。押出棒40は各支
柱62に別個に取り付けられていて、押出棒の挿
入される案内管56の列に対応する列を形成す
る。スパイダ58は、押出棒駆動機構38に接続
された駆動軸64に取り付ける。押出棒駆動機構
38の付勢によつて駆動軸64が下降又は上昇さ
れ、それによつて炉心34内の燃料集合体32に
対する押出棒40の挿入又は引き抜きが行なわれ
る。
各スパイダ58が押出棒40を一つ以上の燃料
集合体32に挿入しうるように配設されているこ
とが重要である。例えば、第4図に示すように、
スパイダ58は25本の押出棒を中央の燃料集合体
32に挿入し、4本の押出棒を隣接する4つの燃
料集合体の各々に挿入しうる。このようにして、
スパイダ及び駆動機構の数を増すことなく、複数
の押出棒40を複数の燃料集合体32に対し出入
するよう移動させることができる。
第5図及び第6図において、押出棒案内構造4
2は、押出棒又は制御棒のような棒が通過しうる
ように設計された割りチユーブからなる複数のガ
イド70を備えている。押出棒案内構造42は第
1図に示すようにカランドリア44と密閉頭部2
4との間に位置決めされ、各押出棒駆動機構38
に対応するよう配列されている。多数のスペーサ
72がガイド70に沿つた種々の場所に配置され
ており、そしてガイド70と一緒に、原子炉容器
22の上方部分を通る押出棒40を案内する。第
6図から分かるように、押出棒40を案内するた
め8本のガイド70が設けられている。ガイド7
0の割りチユーブにある“割れ目”はスペーサ7
2にある溝74と共に、燃料集合体32において
案内管56に対する押出棒又は制御棒の整列を維
持しながらスパイダ58がスペーサを通過しうる
ように、作用する。駆動軸64を受け入れる溝7
6が中央に設けられているので、スパイダ58は
この溝を通つて移動しうる。
再び第1図において、多数の管からなるカラン
ドリア44は、カランドリア領域を通る押出棒4
0のような棒の案内を行なう。一般に、カランド
リア44内の管は、ガイド70のように割り管で
はないので、スパイダ58はカランドリア44内
の管の頂部に近付くとその下降を停止する。カラ
ンドリア44の頂部で停止した時には、全ての棒
がカランドリアの管内を通つて燃料集合体32内
に完全に挿入される。カランドリアの管に挿入さ
れている間、棒は原子炉冷却材の流れから保護さ
れるので、保護されていない場合にカランドリア
領域の原子炉冷却材の流速によつて生じるかも知
れない振動を最少にすることができる。
案内管56に挿入できる棒には種々の型式のも
のがある。例えば、押出棒、制御棒及びグレイ棒
(gray rod)を案内管56に挿入するべく配列し
うる。棒の全ては大体同一の寸法及び形状である
が、棒を造る材料のために、棒は異なる目的を果
たすようになつている。中空の肉厚管であつて内
部にZrO2又はAl2O3ペレツトのような中性子吸収
能力の低い物質を含んでいる押出棒40は、原子
炉冷却材を押し出し、それにより原子炉の減速状
態を制御する。制御棒は当該技術でよく知られた
中性子吸収物質を含んでおり、普通に知られた方
法で炉心の反応度を制御する働きをする。グレイ
棒は押出棒40に似ているが、ステンレス鋼のよ
うな中性子吸収能力が中程度の物質で造られてい
るので、1本当たりのそれ等の反応度価値は押出
棒40よりも大きい。
第7図〜第11図には、炉心1/4における燃料
要素48、押出棒40、制御棒80、グレイ棒8
2及び棒のない場所84の配列が示されている。
炉心の完全な形状は第7図に示した1/4炉心を他
の炉心象限にも展開することによつて得られる。
実際には、第7図に示した1/4炉心は第7図のA
−A線に沿つた1/8炉心の鏡像である。しかし、
第7図には明瞭にするため炉心1/4が示されてい
る。
第10図から分かるように、各燃料集合体32
は燃料要素48の列と案内管56の列とを備えて
いる。一般に、制御棒80及びグレイ棒82は対
角線上に配設された案内管56内においてだけ使
用されるが、押出棒40は燃料集合体の全案内管
56内において使用されるのが普通である。ま
た、核分裂電離箱のようなデータ計測機器を収容
するため、計装管88が各燃料集合体32の中心
近くに設けられている。各燃料集合体32は第1
0図に示したものと本質的に同一であるが、案内
管56が原子炉冷却材、押出棒40、制御棒80
又はグレイ棒82のどれによつて占められている
かに応じて、各燃料集合体32は異なる機能を発
揮する。押出棒40及びグレイ棒82は大体等量
の水を押し出すようにほぼ同じ大きさに決められ
ているのが普通である。しかし、グレイ棒82
は、押出棒40が有する反応度価値より大きい反
応度価値を持つ肉厚の、ステンレス鋼製の円筒棒
であるから、減速材の押し出しに加えて負荷追従
運転中のキセノン過度状態の影響を相殺するのに
使用しうる。
第11図において、案内管56内で制御棒80
もグレイ棒82も使用されておらず且つ押出棒4
0のみが使用されている燃料集合体を総括的に押
出集合体90と呼び、押出棒40及び制御棒80
の双方を用いている(しかしグレイ棒はない)燃
料集合体を制御集合体92と呼び、同様に、押出
棒40及びグレイ棒82の双方が使用されている
燃料集合体をグレイ集合体94と呼ぶ。第11図
においては、明瞭にするため燃料要素48は省略
されており、また、これ等の燃料集合体は第10
図に示したものと同様である。
更に第11図において、制御棒80及びグレイ
棒82の各々はスパイダ58に類似するスパイダ
(図示しない)に残り付けられているが、この図
示しないスパイダは一つの燃料集合体に作用する
だけである。このようにして、任意の燃料集合体
における全ての制御棒80又はグレイ棒82は単
一の駆動機構によつて上昇又は下降させることが
できる。更に、押出棒の各スパイダ58は(第1
1図の中央部及び第4図に図示したように)隣接
する燃料集合体内に延入できるので、押出棒のス
パイダ58の運動が5本の燃料集合体に対する制
御に影響を与え、必要な押出棒駆動機構の数を減
少させる。勿論、1/4炉心の周辺では(第7図に
示すように)、隣接する燃料集合体がないか或は
棒のない場所84が存在するので、特定のスパイ
ダは通常より少ない本数の棒を移動させる。
第7図を構成する第8図及び第9図において、
各横列に100〜114の番号を付し各縦列に116〜130
の番号を付した1/4炉心の配列は次のように構成
されている。
燃料集合体 (100,116) 1/4押出集合体 (100,118) 1/2制御集合体 (100,120) 1/2押出集合体 (100,122) 1/2制御集合体 (100,124) 1/2押出集合体 (100,126) 1/2制御集合体 (100,128) 1/2押出集合体 (100,130) 1/2グレイ集合体 (102,116) 1/2制御集合体 (102,118) 押出集合体 (102,120) グレイ集合体 (102,122) 押出集合体 (102,124) グレイ集合体 (102,126) 押出集合体 (102,128) 制御集合体 (102,130) 押出集合体 (104,116) 1/2押出集合体 (104,118) グレイ集合体 (104,120) 押出集合体 (104,122) 制御集合体 (104,124) 押出集合体 (104,126) 制御集合体 (104,128) 押出集合体 (104,130) 棒のない部分的制御集合体 (106,116) 1/2制御集合体 (106,118) 押出集合体 (106,120) 制御集合体 (106,122) 押出集合体 (106,124) 制御集合体 (106,126) 押出集合体 (106,128) 制御集合体 (106,130) 押出集合体 (108,116) 1/2押出集合体 (108,118) グレイ集合体 (108,120) 押出集合体 (108,122) 制御集合体 (108,124) 押出集合体 (108,126) 制御集合体 (108,128) 押出集合体 (110,116) 1/2制御集合体 (110,118) 押出集合体 (110,120) 制御集合体 (110,122) 押出集合体 (110,124) 制御集合体 (110,126) 押出集合体 (110,128) 棒のない部分的押出集合体 (112,116) 1/2押出集合体 (112,118) 制御集合体 (112,120) 押出集合体 (112,122) 制御集合体 (112,124) 押出集合体 (112,126) 棒のない部分的押出集合体 (114,116) 1/2グレイ集合体 (114,118) 押出集合体 (114,120) 棒のない部分的制御集合体 (114,122) 押出集合体 1/4炉心に関する前述の記載から分かるように、
その概念に基づく炉心構造は第11図に示すよう
に大体図示できる。基本的には、第7図において
燃料集合体(100,116)で表わされている完全炉
心の中心の燃料集合体は制御集合体92又は多分
に押出集合体90のどちらか一方に決めることが
できる。一旦これが決定されたら、中心の燃料集
合体の側平面に直ぐ隣接する4つの燃料集合体を
他の型式のものに決め、対角線上にある燃料集合
体を中心の燃料集合体と同一型式のものに決め
る。次いでこの仕方を交互に続ける。例えば、第
7図における中心の燃料集合体(100,116)は押
出集合体90に決めたので、その側平面にある燃
料集合体は制御集合体92又はグレイ集合体94
のどちらかに決められ、一方対角線上にある燃料
集合体は押出集合体90に決められる。この仕方
は、炉心の周辺に達するまで交互に繰り返され
る。炉心の周辺では、端の燃料集合体は特定の炉
心の核物理学に基づいてハイブリツド(混成)集
合体であるように決めることができる。ある特定
の燃料集合体を制御集合体92にするかグレイ集
合体94にするかは、通常の炉心設計に基づいて
要求される制御集合体の数と場所とを先ず選定す
ることにより決定される。その後、制御集合体9
2と決めなかつた燃料集合体の残りをグレイ集合
体94として使用する。従つて、実質的に炉心全
体にわたつて押出集合体及び制御又はグレイ集合
体が交互する仕方で配列することが可能であり、
実際に全ての燃料集合体が少なくとも一つの押出
棒スパイダ58で操作され、且つ各押出棒スパイ
ダ58が一般に5本の燃料集合体を操作する。更
に、各燃料集合体は押出棒、制御棒又はグレイ棒
のどれかのための少なくとも一つの駆動機構によ
つて操作される。
図示の炉心配列は炉心内の減速材の量を制御す
ることによつて中性子スペクトルを“スペクトル
移動”の方法で制御することができる手段とな
る。減速材量の制御は、適切な時期に炉心内の水
冷却材を押し出し押出棒と置換することによつて
行なうことが可能であり、それにより炉心の減速
状態が変化する。押出棒40及びグレイ棒82は
この減速状態の変化に影響を及ぼすために使用で
きる。
本発明によるスペクトル移動加圧水形原子炉の
運転に際しては、炉心寿命の初期に、全ての押出
棒40及びグレイ棒82を炉心34内に入れる。
しかし、その時期にはどの制御棒80も挿入する
必要がない。押出棒40及びグレイ棒82の挿入
は押出棒駆動機構38のような適切な機構を付勢
することにより行なわれる。駆動機構が付勢され
ると、押出棒40及びグレイ棒82は下降して燃
料集合体32の適切な案内管56内に入る。従つ
て、押出棒及びグレイ棒はそれ等の容積の冷却材
(水)を押し出し、炉心34内の減速材量が減少
する。減速材の減少は炉心の中性子スペクトルを
硬化させ、そしてプルトニウムの生産量を増大さ
せる。中性子スペクトルのこの硬化は一般に“ス
ペクトル移動”と呼ばれている。一層硬化した中
性子スペクトルはホウ素による化学的粗調整の必
要性を軽減し、一層大きい負減速材温度係数をも
たらし、そして可燃性毒物の必要性を減少ないし
は排除する。炉心内のウラン燃料の減損は炉心の
寿命が終わるまで続くので、ある数の押出棒40
及び(又は)グレイ棒82をそれ等の駆動機構の
付勢により炉心から引き抜く。棒の引き抜きによ
つて一層多量の水減速材が炉心領域に入り、炉心
の減速を助長する。これは、燃料の減損が反応度
価値の減損を生じさせている時に、実際に反応度
価値をもたらす。従つて、炉心の反応度は長期間
にわたり適切なレベルに維持できる。棒の引き抜
きは、炉心寿命の末期近くに、全ての押出棒40
及び全てのグレイ棒82が炉心から引き抜かれて
しまうまで、炉心の種々の条件に依拠する所定速
度で継続することができる。押出棒の選択及び操
作は特開昭57−125392号公報に記載された方法で
決めることができる。
押出棒は、炉心の水量の約20%を押し出すべく
始動時に使用可能であり、また、ホウ素の粗濃度
がゼロppmに接近するまで(燃料サイクルの約60
%がはいる)、挿入した状態に維持しておくこと
ができる。このような方法による押出棒の使用に
よつて、任意の炉心寿命に対するウラン燃料必要
量が約10%減少し、これは10%の燃料コスト節約
となる。また、可燃性毒物棒を使用する必要がな
く、更にコスト低減となる。
原子炉の運転を制御する際には、当該技術で既
知のように、制御棒80の群を原子炉の所望エネ
ルギ出力に応じて順番に従つて挿入し又は引き抜
く。原子炉の出力は、制御棒80が位置的に引き
抜かれる時に増加し、制御棒80が炉心内に位置
的に挿入される時に減少する。
制御棒80は、複数の制御棒クラスタを構成す
る複数の群になつて配列されるのが一般的であ
る。原子炉の出力を増大したい時には、一つの制
御棒群を順次に処理する、即ち、第1群の制御棒
を炉心から次第に引き抜き、他のものはもつと出
力が要求される時に引き抜く。一般に、第1群の
制御棒がその最長距離引き抜かれてしまう前に他
の制御棒群の引き抜きを開始するのが望ましい。
各制御群は一つ又はそれ以上の制御棒クラスタ
から構成されているので、制御棒群が挿入又は引
き抜かれる時、これ等のクラスタは所望の方向に
次第に移動される。制御棒の方向を変えるのな
ら、方向変更前に移動した最終の制御棒クラスタ
が、方向変更が要求されている場合に反対方向に
移動される最初のものである。これは、原子炉内
における制御棒の適切な整列と原子炉運転中の所
望の制御とを維持するために、そうしている。
制御棒80のこのような運動によつて炉心反応
度に変化が生じ(増大又は減少)、しかも、押出
棒40及びグレイ棒82の運動によつても炉心反
応度が増大又は減少するので、炉心全体にわたつ
て反応度及び出力のレベルと分布とを所望通りに
するには、押出棒40、制御棒80及びグレイ棒
82の運動を統制することが望ましい。適切な出
力レベル及び出力分布は、反応度要求と共に炉心
の反応度条件を監視し、そして押出棒40、制御
棒80、グレイ棒82のうち移動されるものの適
切な型式と場所とを選定することによつて、達成
される。押出棒40、制御棒80及びグレイ棒8
2はそれぞれ異なる反応度価値を持つており、し
かも、各型式の棒が炉心全体にわたつて種々の場
所に散在しているので、これ等の棒の適切な選定
及び操作を行なうことによつて、所望の炉心出力
レベルと出力分布とを達成する際に、制御棒のみ
で行ないうるよりももつと大きな適応性がある。
従つて、種々の組合せで押出棒40、制御棒80
及びグレイ棒82を使用することは原子炉の制御
を行なう際に非常に有利である。
従つて、押出棒の使用による減速材量の制御に
より原子炉の反応度を効果的に制御しうることが
分かる。
【図面の簡単な説明】
第1図は原子炉の立面の縦断面図、第2図は燃
料集合体の上方部分を一部断面で示す立面図、第
3図は燃料集合体の下方部分を一部断面で示す立
面図、第4図は押出棒及び燃料集合体の斜視図、
第5図は押出棒案内構造を一部断面で示す立面
図、第6図は第5図の−線断面図、第7図は
原子炉の1/4炉心、即ち炉心の1/4を示す概略図、
第8図及び第9図は1/4炉心の一部の拡大図、第
10図は一般的な燃料集合体の概略断面図、第1
1図は炉心の一部の概略図である。 20…スペクトル移動加圧水形原子炉、22…
原子炉容器、26…入口ノズル、28…出口ノズ
ル、32…燃料集合体、34…炉心、38…押出
棒駆動機構、40…水押出棒、80…制御棒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部に炉心34を配設せしめており、水冷却
    材を該炉心34との熱伝達関係で循環させるため
    に入口ノズル26及び出口ノズル28を有する原
    子炉容器22と、核分裂により熱を発生するため
    前記炉心34内に配設された複数の燃料集合体3
    2と、原子炉の出力レベル及び出力分布を制御す
    るため限子炉内に配設された漸増的に可動の複数
    の制御棒と、前記炉心34に対し出入するよう可
    動に前記原子炉容器22内に配設され、前記炉心
    内に挿入された時に該炉心から水冷却材を排除し
    て前記炉心における減速の度合いを減じる複数の
    水押出棒40とを含むスペクトル移動加圧水形原
    子炉において、前記水押出棒40が、前記制御棒
    よりも実質的に中性子吸収能力が低い材料を収容
    している、ことを特徴とする、スペクトル移動加
    圧水形原子炉。
JP56201725A 1980-12-16 1981-12-16 Spectrum transmitting pressure water type reactor Granted JPS57124289A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US21706080A 1980-12-16 1980-12-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57124289A JPS57124289A (en) 1982-08-03
JPH0244039B2 true JPH0244039B2 (ja) 1990-10-02

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JP56201725A Granted JPS57124289A (en) 1980-12-16 1981-12-16 Spectrum transmitting pressure water type reactor

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FR2558983B1 (fr) * 1984-01-30 1986-06-20 Framatome Sa Dispositif de pilotage du coeur d'un reacteur nucleaire
DE3564507D1 (en) * 1984-03-30 1988-09-22 Westinghouse Electric Corp Control rod spider assembly for a nuclear reactor fuel assembly

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JPS57124289A (en) 1982-08-03
ZA818402B (en) 1982-11-24

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