JPH0243693Y2 - - Google Patents

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JPH0243693Y2
JPH0243693Y2 JP489184U JP489184U JPH0243693Y2 JP H0243693 Y2 JPH0243693 Y2 JP H0243693Y2 JP 489184 U JP489184 U JP 489184U JP 489184 U JP489184 U JP 489184U JP H0243693 Y2 JPH0243693 Y2 JP H0243693Y2
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stock solution
connection port
compressed air
supply pipe
foaming
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JP489184U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、2成分系合成樹脂発泡体の発泡原
液の混合装置に関し、特に硬質ウレタンフオー
ム、ポリイソシアヌレートフオームなどを現場施
工する際に使用する発泡原液の混合装置の改良に
係わるものである。
硬質ウレタンフオーム、ポリイソシアヌレート
フオームは工業用断熱材の中で最も小さな熱伝導
率を持ち、耐温度性にすぐれ、かつ現場施工が可
能であるなど、数ある他の断熱材と比べて際立つ
た特色を有し、断熱のあらゆる分野で多用され、
断熱材の主流をなすものである。その現場施工
は、断熱施工現場において、被断熱施工面に所要
の間隔を設けて囲壁をつくり、被断熱施工面と囲
壁とで形成される空間に混合された発泡原液を注
入して発泡固化させる方法、あるいは被断熱施工
面に混合された発泡原液を吹付けて発泡固化させ
る方法が適用されており、いずれの方法によつて
も被施工面には継目のない、すなわち断熱上の弱
点を持たない、すぐれた断熱効果を有する合成発
泡体による断熱構造が形成される。しかして、前
述した現場施工に使用する混合装置は、軽量で移
動性にすぐれ、故障がなく、高度の技能を要する
ことなく容易に取扱うことができるなどの使用条
件を満たすものでなければならない。
しかしながら、従来の混合装置は、発泡原液を
構成する各成分を撹拌羽根によつて撹拌混合する
機構あるいは100〜200Kg/cm2ときわめて高圧に昇
圧した発泡原液成分を対向衝突させて混合させる
機構に構成されており、前者は高速回転機構を、
後者にあつては高圧を発生させ、かつそれを保持
する機構を必要とするため、いずれも構造が複雑
で、その取扱い、およびその維持管理に高度の技
能を要し、かつ、数キログラムないし百数十キロ
グラムと非常に重く、かつまた高価であるなどの
欠点があり、現場施工用混合装置としての条件を
満足するものでない。
この考案は、上述した欠点を解消するためにな
されたものであつて、現場施工の使用条件を十分
に満足する合成樹脂発泡体の発泡原液の混合装置
を提供することを主たる目的とするものである。
この考案による合成樹脂発泡原液の混合装置
は、箱体部の一端に2個の発泡原液供給管接続
口、および圧縮空気供給管接続口が備えられ、他
端に各成分の混合発泡原液を吐出する吐出部材の
接続口が備えられ、前記2個の発泡原液供給管接
続口は箱体部内に設けた2つの発泡原液の導入路
にそれぞれ連通され、各導入路は箱体部の吐出部
材の接続口近傍で両者が対向する如く各々90度の
角度で曲げられ、絞り機構を通して混合室に対向
連絡され、混合室の吐出口は前記吐出部材接続口
に連通され、前記圧縮空気供給管接続口は各発泡
原液導入路に通ずる圧縮空気導入路に連通され、
かつ前記発泡原液および圧縮空気の各導入路に逆
流防止機構が装着されている構成に特徴を有する
ものである。
次に、この考案をその実施の態様を示す添付図
面に基づいて詳細に説明する。
図面において、1は合成樹脂発泡体の発泡原液
の混合装置であり、合成樹脂、アルミニウム合金
などの軽金属類から形成され、その大きさはタ
テ、ヨコ厚さが80mm×40mm×20mm程度で、重量は
1キログラム以下の極めて小型、軽量であり、そ
の形状は使用目的に応じて適宜選択することがで
きる。
前記混合装置1は、上端部に発泡原液の各成分
の供給管2,2′の接続口3,3′および圧縮空気
供給管4の接続口5を有し、下端には混合された
発泡原液を吐出するノズルあるいはスプレーチツ
プなどの吐出部材6の接続口7を有する扁平な箱
体部8から構成されている。上記接続口3,3′
は、箱体部8内において、間隔をおいて設けられ
た導入路9,9′にそれぞれ連通しており、その
導入路9,9′は箱体部8下端近傍でそれぞれ対
向する如く、90゜の角度で曲つて進行し、その先
端部は、スリツトまたは小孔などを有する絞り機
構10によつて絞られ、混合室11で対向合流す
るように構成されている。混合室11は吐出部材
用接続口7に連通されている。圧縮空気供給管の
接続口5は、圧縮空気導入路12に連通し、その
導入路12は発泡原液導入路9,9′の始端部で、
それと連通している。前記各供給管2,2′およ
び4はそれぞれの接続口3,3′および5に接続
され、その先端部には供給ノズル13,13′お
よび14が装着されており、各供給ノズルは各々
の導入路内に挿填されている。15,16は逆流
防止機構であり、これは例えば、ノズル孔をゴム
管などの弾性材で覆う構造あるいはノズル孔にス
プリング付きストツパーを装着する構造のもので
その機能を与えることができる。
かくして、上記混合装置の構成によれば、各供
給管2,2′からそれぞれ導入された合成樹脂発
泡体発泡原液の各成分は供給管4から導入された
圧縮空気とともに直進し、次で箱体部8の下端部
近傍で、各々が対向する如く90゜変向して進行し、
絞り機構10で絞られて混合室11に流入して噴
射衝突して混合し、吐出部材6を経て吐出され、
被断熱施工面にて発泡.固化し、合成樹脂発泡体
による断熱層が得られる。
第3図および第4図に示したものは、混合装置
の形態を山形および円弧形としたもので、これ
は、2重管によつて形成される環状室間に挿入
し、引抜きながら原液を注入し、発泡固化させて
断熱層を形成する際に使用するのに適している。
上述したように、この考案による合成樹脂発泡
体の発泡原液の混合装置は、発泡原液の各成分を
圧縮空気とともに混合室に対向噴射させて、特別
な動力を使用することなく混合する機構に構成し
ているので、極めて簡単な構造とすることがで
き、そのため取扱い、保安管理とも非常に容易で
あり、また軽量で小型であるなど現場施工におけ
る条件をすべて満足させることができる。またこ
の考案による混合装置は現場施工以外の用途にも
同様に使用することが可能であり、産業上の利用
価値はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す合成樹脂発
泡原液の混合装置の縦断面図、第2図はその正面
図、第3図および第4図は他の実施例による混合
装置の正面図である。 図面中、1は混合装置、2,2′は発泡原液の
供給管、3,3′は発泡原液供給管接続口、4は
圧縮空気供給管、5は圧縮空気供給管接続口、6
は吐出部材、7は吐出部材の接続口、8は箱体
部、9,9′,12は導入路、10は絞り機構、
11は混合室、13,13′,14は供給ノズル、
15は逆流防止機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱体部の一端に2個の発泡原液供給管接続口、
    および圧縮空気供給管接続口が備えられ、他端に
    各成分の混合発泡原液を吐出する吐出部材の接続
    口が備えられ、前記2個の発泡原液供給管接続口
    は箱体部内に設けた2つの発泡原液の導入路にそ
    れぞれ連通され、各導入路は箱体部の吐出部材の
    接続口近傍で両者が対向する如く各々90度の角度
    で曲げられ、絞り機構を通して混合室に対向連絡
    され、混合室の吐出口は前記吐出部材接続口に連
    通され、前記圧縮空気供給管接続口は各発泡原液
    導入路に通ずる圧縮空気導入路に連通され、かつ
    前記発泡原液および圧縮空気の各導入路に逆流防
    止機構が装着されていることを特徴とする合成樹
    脂発泡原液の混合装置。
JP489184U 1984-01-18 1984-01-18 合成樹脂発泡原液の混合装置 Granted JPS60119519U (ja)

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JPS60119519U JPS60119519U (ja) 1985-08-13
JPH0243693Y2 true JPH0243693Y2 (ja) 1990-11-20

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