JPH0243685B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0243685B2
JPH0243685B2 JP56216172A JP21617281A JPH0243685B2 JP H0243685 B2 JPH0243685 B2 JP H0243685B2 JP 56216172 A JP56216172 A JP 56216172A JP 21617281 A JP21617281 A JP 21617281A JP H0243685 B2 JPH0243685 B2 JP H0243685B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
water
hydrogel
weight
aluminum salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56216172A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57135705A (en
Inventor
Hooru Matsukudanieru Matsukusu
Meriru Jonson Maabin
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Phillips Petroleum Co
Original Assignee
Phillips Petroleum Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Phillips Petroleum Co filed Critical Phillips Petroleum Co
Publication of JPS57135705A publication Critical patent/JPS57135705A/ja
Publication of JPH0243685B2 publication Critical patent/JPH0243685B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J27/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • B01J27/14Phosphorus; Compounds thereof
    • B01J27/16Phosphorus; Compounds thereof containing oxygen, i.e. acids, anhydrides and their derivates with N, S, B or halogens without carriers or on carriers based on C, Si, Al or Zr; also salts of Si, Al and Zr

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は燐酸アルミニウムの製造に関する。 アルミニウム塩及び燐酸の如き燐酸イオン源の
水溶液を一緒にし、次に塩基で中和することによ
つて沈殿物又は真のヒドロゲルを与えることによ
り燐酸アルミニウムを製造することは当分野では
よく知られている。得られた燐酸塩は酸化クロム
触媒の担体として用いることを含めたいくつかの
用途をもつことが報されている。燐酸アルミニウ
ム触媒の製造に関して当分野ではかなりの進歩が
あり、新しい技術では表面積の大きな生成物を得
るために比較的大きなPHでゲルを形成することが
示唆されている。一般に当分野では簡単な炉又は
皿による乾燥又は噴霧乾燥によつてヒドロゲルを
キセロゲルに変えることが提案されているが、時
にはアルコールの如き水混和性液体で洗滌するこ
とも教示されている。 少なくともそれはクロム触媒用の担体に関する
が、従来法の最も進んだ教示でさえも、オレフイ
ン重合のためのクロム触媒担体として好ましいこ
とが見出されている基体を生成することはできな
い。即ち、クロム触媒は、オレフイン重合体のク
ロムを触媒とした重合が最初に商業化された十年
前に用いられたものと同様なシリカ含有担体に一
般に支持されている。 本発明の目的及び効果は、オレフイン重合触媒
のための触媒担体として使用されると、より強い
担体を提供し、とても高い生産性をもたらすゲル
を製造することにある。このために本発明は、次
の構成を有する。 本発明によればヒドロゲル又はキセロゲルとし
てオルト燐酸アルミニウムを製造する方法におい
て、アルミニウム塩の重量をベースとして40重量
%以下の水を含有する濃厚状態(以下、本明細書
の全記載における「濃厚状物」との語は、この意
味である。)としてアルミニウム塩と、別のオル
ト燐酸イオン源とを一緒にし、燐酸アルミニウム
ヒドロゲルを形成する塩基で充分中和し、そして
もし望むならばヒドロゲルから水を除去してキセ
ロゲルを生成させることからなる製造法が与えら
れる。 アルミニウム塩からのアルミニウムイオンとオ
ルト燐酸イオン源とから成る反応物の濃厚状物か
ら燐酸アルミニウムが形成される。之は溶融する
アルミニウム塩、好ましくは水の沸点以下で溶融
するものを用いるか、又は水密性アルミニウム塩
と非常に少量の水とのシロツプを形成することに
より行われる。 本発明を実施する一つの方法(a)では、ゲル化が
本質的に最初にPH5以上で達成されるように中和
を行う。本発明を実施する他の方法(b)では、直ち
にゲル化を起すには不充分な量の塩基を用い(通
常4より小さいPH)、生成物を、ゲル化が起きて
ヒドロゲルを形成する迄熟成する。 一般に、水和硝酸アルミニウムの如き水和アル
ミニウム塩は最も溶融を受け易く、従つて溶融法
のためのアルミニウムイオン源として好ましい。
臭化アルミニウムと水和臭化アルミニウムも、広
く溶融するアルミニウム塩が用いられるように用
いることができる。もし望むなら、アルミニウム
塩の重量に基き20重量%迄の付加的水を存在させ
てもよく、或はもしあるとすれば、水和水からの
水、及び後の中和で用いられる塩基からの水を除
き水は存在せず、即ち、余分な水は添加しなくて
もよい。付加的水とは水として実際に添加した水
を意味し、もし存在した場合の成分の水和水及び
(又は)塩基からの水はその中に入れない。しか
しアルミニウム塩の重量に基いて1〜15重量%の
水を添加するのがいくらか有利である。水の%は
水和水を含むアルミニウム塩の実際の重量に基い
ている。 別法として、必ずしも溶融しないが、アルミニ
ウム塩の重量に基いて40重量%以下、通常少なく
とも5重量%の水でシロツプを形成するのに充分
なように溶解するアルミニウム塩を用いることが
できる。一般にシロツプが形成される時、アルミ
ニウム塩の重量に基いて5〜20重量%の水を方法
(a)で用い、5〜40重量%の水を方法(b)で用いる。
例えば硫酸アルミニウムは本発明のこの具体例で
用いるのに理想的に適している。硝酸アルミニウ
ムも適しているが、どんな水溶性アルミニウム塩
でも適している。 もし使用した水が存在した場合の使用水量と中
和度との間には或る関係が存在する。方法(b)では
水が少ないか又は塩基が多い程速いゲル化を与え
るが、水が多く、塩基が少ないと遅いゲル化を与
える。従つてもし、水含有量が広い範囲の上端近
くにあれば、中和を完成するために添加される中
和剤の量は、厳密に、後述する60−70%の範囲内
(少なくとも厳しくは60%を超える)、好ましくは
65−70%でなければならない。もし水が存在しな
いか又は5〜40%の好ましい範囲内の量が用いら
れるならば、全60〜70%の中和範囲といつても、
60%より少し位少ないあるいは70%より少し多い
位の数値も含めて満足すべきものである。一般に
56%の中和では(中和を完成するために必要な中
和剤の全量の56%)ゲルは形成されず、一般にゲ
ル化は約75%で自然的に起きるので、添加される
中和剤の量は56%を下回つたり、72%を超えたり
すべきではない。これらの方針により、もし水が
使用されるとすれば水を正しく組み合わせ、1分
−48時間、好ましくは5分〜10時間、一層好まし
くは10分〜3時間熟成でゲル化を与える中和%を
用いることは容易である。 完全な(理論的)中和とは、最終的PHは7であ
ることを意味する。約60−70%の中和範囲は、硝
酸アルミニウム、一塩基性燐酸アンモニウム及び
0.8の燐/アルミニウム比を用いる場合の値であ
る。これは用いられるアルミニウム塩、燐酸アル
ミニウム比に基いて変り、勿論、もし二塩基燐酸
アンモニウム又は燐酸が用いられるならば容易に
計算される仕方で変るであろう。即ち、もし二塩
基燐酸アンモニウムを用いるならば、燐酸塩1モ
ル当り1モルより少ない塩基が必要であり、もし
燐酸が用いられるならば、燐酸塩1モルにつきも
う1モルの塩基が必要である。とにかく4より低
いPHを与え、合理的な期間の熟成の後、ゲル化を
起すのに充分な量で用いられる。 燐酸イオン源はどのようなオルト燐酸イオン源
でもよく、一般にオルト燐酸又は、一塩基燐酸ア
ンモニウムあるいは二塩基燐酸アンモニウムある
いはそれらの混合物のようなオルト燐酸塩であ
る。方法(b)では一塩基酸が好ましい。 温度は、もし溶融物が用いられるならば、選択
されたアルミニウム塩が溶融する温度又はそれよ
り高い温度でよい。反応は空気を含めたどのよう
な雰囲気中で行つてもよく、例えば不活性雰囲気
下で行うこともできる。一般に65〜200℃、好ま
しくは65〜100℃の温度が用いられる。しかしな
がら、好ましいアルミニウム塩は73℃で溶融する
Al(NO33・9H2Oであるから、このアルミニウ
ム塩の使用に基く最も好ましい温度は約80℃±5
℃である。水溶性アルミニウム塩と水との非常に
濃厚なシロツプを用いるならば、用いられる条件
下でシロツプの沸点迄の温度を用いることがで
き、好ましくは方法(a)では20〜100℃、方法(b)で
は約20〜約150℃である。 本発明の利点の一つは、燐酸アルミニウムの形
成中、仮えあつたとしても非常のわずかな水しか
存在しないので、水や緩やかに除去するために通
常液体の水混和性有機溶媒を用いた洗滌或は共沸
蒸留を用いることは必要ではない(共沸蒸留又は
通常液体の水と混和性の有機溶媒による洗滌は水
を除去する好ましい方法ではあるが)。亦、濃厚
状態を使用して中和の後でできるゲルは、クロム
触媒の支持体として使用されると、より強い支持
体を製造することができるものである。最終的に
そのような基材上に支持されたオレフイン重合触
媒は一層大きな活性度を有し、単量体重合中活性
度が低下する傾向は小さくなる。 気孔体積の小さなヒドロゲルは、内部強度がす
ぐれていて、乾燥してもその間に表面張力による
圧縮に耐えるから少ししか収縮しない。そこで、
出発ヒドロゲルの気孔が低容積であると通常乾燥
後の収縮容積が低いから、気孔率は高くなり、最
も高い気孔率のキセロゲルを与える。即ち、もし
燐酸アルミニウム1g当り6c.c.以下、一般に3〜
6c.c./gを占めるならば、従来の希薄水溶液から
つくられた、約11c.c./g以上を占めるヒドロゲル
の場合よりも、触媒担体として改良された気孔率
を有するキセロゲルを与えるであろう。例えば6
c.c./gとは、ヒドロゲル段階で燐酸アルミニウム
の各1gが6c.c.を占めることを意味する。亦、濃
厚状物とは、3〜6c.c./gを占めるヒドロゲルが
得られるようにするのに充分濃厚なものとして定
義することができる。もし余分な水が添加されな
いならば理論的な最低値は硝酸アルミニウムでは
約3c.c./gである。 本発明におけるヒドロゲルの1グラム当たりの
体積についての次の代表的計算及び従来法による
同じ計算を示す計算は、先行するヒドロゲル段階
中で1グラム当たり比較的小さな数値の体積を占
めていた燐酸アルミニウムの最終的な乾燥物の観
念的な意味を分かり易くするために本明細書に示
したものである。これらの計算は1/4モルのAl
(NO33・9H2O及び、約1/5モルの一塩基性燐酸
アンモニウムと最終触媒中1重量%のクロム与え
るのに充分なCr(NO3)・9H2Oを使用することに
基づく。硝酸アルミニウム対燐酸アルミニウムの
モル比の間のわずかな不一致は、最終燐酸塩中
0.8の燐対アルミニウム比を与えたい希望を反映
したものである。硝酸アルミニウムが溶融され、
他の成分がそれに添加された時、この材料の量が
約90c.c.を占めることは実験的に見出されている。
もし塩基がアンモニウムガスならば、アンモニア
ガスは認め得る程の量の体積増加は与えず、ゲル
の体積は大体溶融物の体積に等しい。従つて之は
1/4モルの低燐・燐酸アルミニウムを与え、之は
塩を洗滌して乾燥した時、約27gの重さを与え
る。前述した如く、ヒドロゲル段階のこの材料の
量は90c.c.を占めている。90c.c.を27gで割つた3.3
c.c./gというのは、乾燥燐酸アルミニウム1gが
ヒドロゲル状態で占める大略の理論的最小空間を
表す。もし他の割合又は出発成分が用いられるな
らば、之はわずかに変るかも知れない。 しかし一層典型的には中和は、水酸化アンモニ
ウムを用いて中和することにより本発明に従つて
遂行される。方法(a)での完全な中和は1/4モル当
り30%の水酸化アンモニウム46c.c.を必要とするで
あろう。従つて之は水を添加しないで得られた90
c.c.の体積に中和で46c.c.を加えることになり、合計
136c.c.になる。之は塩を洗滌して乾燥した時同じ
27gの燐酸アルミニウムを依然として生ずるであ
ろう。136c.c.を27gで割た5.0c.c./gというのは、
この製造方法で最終的乾燥燐酸アルミニウム1g
がヒドロゲル状態で占める体積(c.c.)である。完
全な中和(PH7のヒドロゲル27gを得る)は1/4
モル当り46c.c.の水酸化アンモニウムを必要とする
ので、例えばこの2/3の部分的では31c.c.を必要と
するであろう。従つて之は添加水なしで得られた
90c.c.の体積に中和で31c.c.を加えることになり、合
計121c.c.を与える、之は塩を洗滌して乾燥すると
依然として同じ27gの燐酸アルミニウムを生ずる
であろう。121c.c.を27gで割つた4.5c.c./gという
のは、この製造方法で最終的乾燥燐酸アルミニウ
ム1gがヒドロゲル状態で占める体積(c.c.)であ
る。濃厚水酸化アンモニウムとは、約30重量%の
アンモニウムを含む水溶液を意味する。 もし非常にわずかな量の水、例えば10c.c.を溶融
物へ添加すると、之は90c.c.の代りに合計100c.c.の
体積を与える。従つて水酸化アンモニウム46c.c.の
添加で〔方法(b)では31c.c.〕、合計体積は146c.c.にな
り〔方法(b)では131c.c.〕、之はやはり27gの乾燥燐
酸アルミニウムを生ずる。146〔方法(b)では131c.c.〕
を27gで割ると、最終乾燥燐酸アルミニウム1g
を与えるヒドロゲル5.4c.c.〔方法(b)では4.9c.c.〕に
等しい。 アルミニウム塩に基き仮え40%の水を用いて
も、それはやはり全体的に非常にわずかな量の水
である。例えば93g、1/4モルのAl(NO3)・
9H2Oの重量、の40%のわずか37c.c.であり、之は
136c.c.〔又は方法(b)の121c.c.〕に添加されて173c.c.
〔方法(b)の158c.c.〕の全体積のヒドロゲルを与え、
之を27gで割ると6.4c.c./g〔又は方法(b)での5.9
c.c./g〕になる。 従来法では、典型的には、0.2〜2の水を1/4
モルの成分に対して用いている。この典型的製造
法の下方の端である0.2をとり、添加水がなく
て得られた136c.c.に加えると(従来例では46c.c.を
必要とする完全な中和を用いる)、全体積が336c.c.
になり、之を生成物27gで割ると約12c.c./gにな
る。1/4モルの成分と共に約1の水を用いる一
層典型的な従来法による製造方法では1136c.c.を与
え、それを27gで割ると42c.c./gになる。従つ
て、例えばアルミニウム塩に基づいて200%とい
う大量にみえる水の量でさえも非常にわずかな量
である。 低燐・燐酸アルミニウムはアルミナと燐酸アル
ミニウムとの混合物として便宜上考慮されてても
よいが、それはむしろ三価のAlO3基で置換され
た三価PO4基のいくらかをもつゲルではない。 ヒドロゲルを水で洗滌することが望まれるなら
ば、比較的表面張力の小さな揮発性で酸素を含有
する水混和性有機溶媒による洗滌又は共沸蒸留が
望ましい(ゲルが形成された後水を添加するの
は、もし今述べたようにそれが緩やかに除去され
るならば気孔構造に害を与えることはない)。こ
のやり方で水を乾燥した後(即ち水を有機液体で
置き換えた後)ゲルを例えば25゜〜約150℃の温度
で加熱するような緩やかな条件で、最も好ましく
は真空下で、溶媒を乾燥するのが好ましい。亦、
もし目的が触媒を製造することであるならば、一
般にゲル化の後、塩基、好ましくは水酸化アンモ
ニウム又はテトラメチルアンモニウム ヒドロキ
シドの如き置換水酸化アンモニウムで洗滌するの
が望ましい。一般に塩基は水に入れるが、有機溶
媒に入れることもできる。斯様にこの好ましい手
順としては、ゲルは水性塩基で洗滌し、次いで前
述の如き通常液体の有機化合物で水を除去する。 或る場合には、燐酸塩とチタニアの如き他の物
質とを共沈させるか、又はゲル化中及び(又は)
活性化中弗化物の如き他の物質を存在させるのが
望ましい。例えばもし目的がクロム触媒用担体を
製造することにあるならば、CrO3又は酢酸クロ
ムを反応物と共に導入することができる。同様に
シリコン テトラエトキシドの如き珪素化合物を
燐酸塩と共沈させることができる。 目的が触媒担体を製造することにある場合、硼
酸の如き硼素化合物を少量、濃厚状物中へ導入
し、燐酸アルミニウムと共沈させるのが屡々好ま
しい。他の適当な硼素化合物には硼酸アンモニウ
ムの如き硼酸塩が含まれる。硼素化合物に関連し
て、共沈とは燐酸アルミニウムが硼素化合物の存
在下で真のヒドロゲルに形成されることを意味す
る。硼酸塩がヒドロゲル構造中にどの程度配合さ
れるようになるかは知られていない。燐酸アルミ
ニウムがゲル化する時に存在する硼素化合物の量
は広く変えることができるが、燐酸塩のモル数に
基き、1〜30モル%の硼素化合物を与えるような
量で一般に用いられる。 従来法から知られているように、ゲル化は大体
4〜10或はそれより大きなPHのどれかで行うこと
ができるが、もしPHが低く、即ち5より低いと低
活性度のゲルが形成される。約72%の塩基を一緒
にすることにより達成される約4のPHではゲル化
は自然に起り、之は低活性度のことが見出されて
いる。従つて中和は、完全中和に必要な中和剤の
量の72%を撹拌しながらゆつくり一緒に、然る後
残りを迅速に添加し、迅速に4〜5のPH範囲を通
過させ、5以上のPH、好ましくは少なくとも6、
一般に6〜10のPHでゲル化を達成する方法(a)の通
常の実施法に従うか、又は完全中和に必要な塩基
又は中和剤の60〜70%を一緒に、一般に1分〜48
時間、更に一般的には5分〜10時間、一層一般的
には10分〜3時間であるゲルが起きる迄の時間熟
成し、かくしてゲル化を4より低いPH、一般に約
2のPHで起させる方法(b)の通常のやり方に従つて
達成されるのが好ましい。 塩基はアルミニウム塩とオルト燐酸イオン源と
の組み合せから得られる酸を中和する試薬であ
り、通常水性アンモニア又は濃水酸化アンモニウ
ムの如き弱い塩基である。また、アルコール中に
溶解したアンモニア、エチレンオキシド、プロピ
レンオキシド又はアンモニウムカロネートも用い
ることができる。 方法(a)ではゲル化は一般に酸相、即ちアルミニ
ウム塩/燐酸塩の組み合せを塩基相に添加するか
又はそれを逆に添加することにより行われる中和
によつてもたらされる。一つの適当なやり方は、
酸相を塩基相へ滴下するか、噴霧するか、或は他
のやり方でゆつくり導入する方法である。之はア
ルミニウム塩の溶融物と燐酸イオン源が大過剰の
水酸化アンモニウム中へ滴下されるか噴霧される
か或はゆつくり添加された時、オルト燐酸塩の小
球又はボールを生ずる結果になる。それらの球は
後で収集し、洗滌し、乾燥し、もし望むならか焼
する。 方法(b)では、ゲル化は部分的中和をし、次いで
熟成することにより惹き起さなければならない。
之は酸相、即ちアルミニウム塩/燐酸塩の組み合
せを塩基相に添加するか又はその逆を行う(或は
両者を第三の容器に添加する)ことによつて行う
ことができる。一つの適当なやり方は、塩基を酸
相へ撹拌しながらゆつくり導入することである。 上述の如く、方法(b)中の中和は、ゲル化が直ち
には起らないが、合理的な熟成時間の後に起きる
部分的中和でなければならなく、そのPHの範囲は
通常、2から4である。しかしもし一塩基燐酸ア
ンモニウムを用いて完全な中和をするのに必要な
正確な量に基き、塩基の理論的量の約60〜70モル
%を添加し、その組成物を静置させておくと、酸
条件下でゲル化が起きるが、従来法で酸性PHでゲ
ル化させた時に伴われる低活性はもたない。実
際、結果はアルカリ性PHでのゲル化にさえも優つ
ている。熟成は0℃〜100℃の都合のよい温度及
び害のない雰囲気中で行うことができる。都合よ
く且つ経済的なため、之は一般に空気中室温で行
われる。勿論、もし溶融法が用いられ、ゲル化が
数分間で起きるならば、組成物はまだ暖かいであ
ろう。 得られる燐酸アルミニウムはゴム又はプラスチ
ツク中の充填剤として、或は触媒として、又はバ
ナジウム又はクロムの担体としてオレフイン重合
用触媒を生成するように用いることができる。ク
ロムの場合、クロム含有キセロゲルは酸化性雰囲
気中で活性化しなければならない。之はクロムを
ヒドロゲルと共に共沈させるか、或はクロムをヒ
ドロゲルに添加するか、或はクロム化合物の無水
溶液をキセロゲルに添加し、然る後空気の如き酸
化性雰囲気中で加熱することにより遂行すること
ができる。クロム又はバナジウムは乾燥支持体の
重量に基いて0.001〜10重量%、好ましくは0.1〜
5重量%の範囲内、一層好ましくは約1重量%の
量で存在している。このようにして形成されたキ
セロゲルの活性化は、シリカを基にするクロム触
媒を活性化するのに一般に要求される温度より低
い温度で行うことができる。150〜800℃、好まし
くは300〜800℃、一層好ましく300〜600℃の温度
及び1分〜48時間、好ましくは0.5〜10時間が適
当である。別法として、活性化は乾燥条件下でど
んな雰囲気中でも行うことができ、然る後、零価
クロム、例えばジクメン クロム又はジベンゼン
クロムの如きπ−結合有機化合物を無水状態で
添加する。バナジウムを支持するのに担体を用い
た時、どんな雰囲気でも用いることができる。 もし目的がクロム触媒支持体を製造することに
あるならば、アルミニウムと燐化合物を選択し、
0.2:1〜1:1、好ましくは0.6:1〜0.9:1の
範囲内の燐対アルミニウム原子比を与えるように
する。しかし広義にはどのような比でも、例えば
0.1:1〜2:1の比を用いることができる。 バナジウムは、バナジウム化合物をヒドロゲル
状の支持体に添加するか、又はバナジウム化合物
を無水状態でキセロゲルに添加することにより、
バナジウム化合物を燐酸塩含有支持体と一緒に共
沈させることにより支持体と一緒にすることがで
きる。適当なバナジウム化合物にはバナジン酸ア
ンモニウム、硫酸バナジル、三臭化バナジウム、
二又は三塩化バナジウム、三又は五弗化バナジウ
ム、二臭化バナジル、及び三臭化バナジル、三塩
化バナジル又は他の水溶性バナジウム化合物が含
まれる。バナジウム アセチルアセトネート及び
他の炭化水素に可溶なバナジウム化合物を、キセ
ロゲルを含浸させるのに用いることができる。 クロム又はバナジウム化合物を含有する本発明
の新規な方法によつて製造された担体を用いてつ
くられた触媒は、1分子当り2〜8個の炭素原子
を含む少なくとも一つのモノ−1−オレフイン、
例えばエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−
ペンテン、1−ヘキセン及び1−オクテンのよう
なオレフインを重合するのに用いることができ
る。そのような触媒はエチレン ホモポリマー及
び、エチレンと、プロピレン、1−ブテン、1−
ペンテン、1−ヘキセン及び1−オクテンの如き
1分子に3〜8個の炭素子を含む1−オレフイン
から選択された1個以上の共単量体との共重合体
を製造するのに特に適用することができる。之等
の重合体は接触及び処理に従来の装置を用いて溶
液重合、スラリー重合、気相重合によつて製造す
ることができる。触媒で単量体(1種又は多種)
を接触させるのは、固体触媒の分野で知られてい
るどんな方法によつて行うこともできる。一つの
便利な方法は有機媒体中に触媒を懸濁させ、重合
工程中触媒を懸濁状態に維持するように混合物を
撹拌する方法である。典型的には上述した単量体
を供給物中0.5〜20重量%、好ましくは得られる
共重合体中97〜99.6重量%の重合されたエチレン
単位を与えるのに充分な共単量体を用いて、主と
してエチレンからなる共重合体が製造される。 本発明の燐酸塩を作る新規な方法をクロム又は
バナジウムオレフイン重合触媒の触媒基体用の燐
酸塩を得るのに用いた時、得られる触媒はもし望
むなら助触媒と一縮に用いることができる。適当
な助触媒には有機金属化合物、主としてアルミニ
ウムと硼素のアルキル類が含まれる。最も好まし
い硼素化合物はトリ−n−ブチルボラン、トリプ
ロピルボラン、及びトリエチルボラン(TEB)
の如きトリヒドロカルビルボロン化合物、特にト
リアルキルボロン化合物である。適当なアルミニ
ウムアルキル類にはR3Al、R2AlX及びRAlX2(式
中Rは1〜12個の炭素原子をもつヒドロカルビル
基であり、Xはハロゲン、好ましくは塩素であ
る)。トリエチルアルミニウム及びジエチルアル
ミニウム及びジエチルアルミニウムクロライドは
特に適している。 以下に本発明の方法(a)に従つて燐酸アルミニウ
ムの試料を作り、それをクロム触媒の担体として
用いるための一般的方法を示す。 燐酸アルミニウムの試料を作るには、表に記
載するP/Al原子比のうちから選んだ値に、使
用するアルミニウム塩の特定の量をあてはめて燐
酸イオン源の量をきめる。また、使用されるクロ
ムをそうして最後に得られる触媒の量の1重量%
のクロムを与えるために適した量である。 まず、Al(NO33・9H2Oのようなアルミニウ
ム塩の望ましい量、例えば、約454g(1lb)を約
80℃に加熱して溶融物を形成する。希望の量の燐
酸アンモニウム、例えば、NH4H2PO4をその溶
融物中に溶解し、必要はP/Al原子比を与え、
そして最後に希望の量の酢酸クロム()又は硝
酸クロム()を溶融混合物へ添加し、乾燥最終
触媒の重量に基づいて約1重量%のクロムを与え
るようにする。 十分な濃度のNH4OH、例えば、30重量%の
NH3を溶融混合物と混合し、それを中和して約
6−7のPHを与える。得られる混合物を副生成物
の硝酸アンモニウムを実質的に全て除去するのに
十分な脱イオン水で洗滌し、その洗滌した生成物
を今度はイソプロピルアルコール又は他の揮発性
かつ水混和性の有機液体で洗つて水を置換させる
か又は共沸乾燥する。得られる生成物をさらに真
空中で乾燥し、乾燥空気によつて流動化床中で約
5時間、特定化した温度で活性化する。 別法としては、同じ量で、Al(NO33・9H2O
を含む溶融物をNH4OHで処理して約6−7のPH
にし、ゲルを生成させ、そのゲルを副生成物の
NH4NO3の存在下で乾燥させる。 これは本質的には非水系であるが、わずかな量
の水が存在し、Ph試験紙をゲル中に押しつけて
PHの読みをとることができる。次に乾燥生成物を
注意深くか焼し、最終触媒を得る。この方法は潜
在的な爆発性あるいは望ましくない反応を起こさ
ないように注意して行わなければならない。 実施例 1 この実施例は、本発明により製造した担体をエ
チレン重合に応用したものである。 各実験を約2の容量の、空気を含まず清浄な
乾燥した撹拌器付ステンレス鋼反応器で行なつ
た。約600gのイソブタンを希釈剤として各実験
で用い、触媒導入量は約0.03〜約0.8gの範囲で
あつた。反応器とその内容物を希望の操作温度に
加熱し、エチレンを加圧して約3.9MPa(565psia)
にし、反応は直ちに開始された。なぜならその触
媒は、対応する酸化クロム・シリカ触媒と異なつ
て、誘導期間をもたないからである。エチレンの
圧力は貯槽から必要なだけ付加的にエチレンを供
給することにより、実験中維持した。 各実験はエチレンの流れを止め、ガス状反応器
内容物を排棄のための燃焼管へ排気することによ
り終らせた。重合体を回収し、乾燥し、秤量して
触媒による生成率を決定し、触媒1g当りのポリ
エチレンのg数で表す。反応器への添加剤
(add)としてトリエチレンボラン(TEB)を用
いた時、それはn−ヘプタン中1重量%の溶液と
して反応器に添加した。水素を用いた時、それは
反応器へ送り、3.9MPa(565psia)の全反応器圧
のうち0.34MPa(50psi)の分圧を与えるようにし
た。 この実施例及び後の実施例で、各重合体の物理
的性質が与えられている場合、それらは次の
ASTM試験法によつて決定された。 溶融指数(MI) ASTM D1238−65T、条件
E 高荷重溶融指数(HLMI) ASTM D1238−
65T、条件F 密度(g/c.c.) ASTM D1505−68 HLMI/MI比は重体分子量分布又は剪断性を
示すものと考えられる。比が増大するにつれて分
子量分布も増大すると考えられる。 不均質指数(HI)は重合体分子量分布を一層
正確に表したものと考えることができる。HIは
大きさを除外したクロマトグラフイーから得られ
た数平均分子量と重量平均分子量の値から決定さ
れ、重量平均対数平均の分子量の比として定義さ
れている。この比が大きくなるに従つて分子量分
布は広くなると考えられる。 エチレン重合は種々の温度で活性化された触媒
の試料を用いて行われ、それらの結果を表に要
約する。
【表】
【表】 実験9〜16は生成率及び(又は)溶融指数につ
いて、溶融法を使用したことによる一般的利点を
示している。 実施例 2 溶融法を用いることにより方法(a)に従つて一連
の燐酸アルミニウムゲルを調製し、下に示す如く
そのいくつかの変形では溶融物を94g(0.25モ
ル)のAl(NO33・9H2O、23g(0.2モル)の
NH4H2PO4と2.4g(0.006モル)のCr(NO33
9H2Oから、約80℃の温度で約100mlの体積を与
えるように緩やかな加熱を適用することにより形
成した。か焼したP/Al原子比は約0.8:1であ
る。溶融物へ、濃厚NH4OH(30重量%のNH3
を46ml(0.72モルNH3)激しく撹拌しながら添加
した。約6〜7のPHで反応物は硬いゲルに硬化
し、之を熱い脱イオン水で完全に洗滌し、洗滌し
た生成物を二つの大体等しい部分に分けた。 部分1(触媒1担体即ち支持体)を80℃の真空
炉中で一晩乾燥した(約15時間)。 部分2(触媒2担体)をイソアミルアルコール
との共沸蒸留により水分を乾燥した。アルコール
を真空炉中で60℃に加熱することにより除去し
た。 触媒3基体は触媒2担体に対して用いられたや
り方で調製したが、但しゲル化工程で溶融物100
mlを水(100ml)で希釈して200mlにし、それに濃
NH4OH46mlを添加した。 触媒4基体を触媒2体に対して用いられたやり
方で調製した。但しゲル化工程で溶融物100mlを
水(300ml)で希釈して400mlにし、それに濃
NH4OHを46ml添加した。 触媒5担体を、この実施例の初めに述べた濃水
酸化アンモニウム46mlで溶融物100mlをゲル化す
ることにより調製した。得られたゲルを塩副生成
物を除去することなく、80℃の真空炉中で一晩乾
燥した。 触媒6担体を、触媒2担体について用いた方法
で調製した。但しゲル化工程では、溶融物の100
mlを、46mlのNH4OH溶液を100mlへ希釈したも
のでゲル化した。 各触媒担体の一部を次に前の如く5時間500℃
で活性化した。回収し、活性化した触媒の表面積
を、次々に当分野で知られているBET法による
窒素収着法で決定した。 各触媒の一部を各実験で助剤として4ppmの
TEBを用い、96℃でのエチレン重合で試験した。 各触媒の表面積及び、1時間当り1gの触媒に
ついての重合体量(g)で示した生成率を表に
示す。
【表】 希釈
(a) 同様な調製に基く推定表面積
実験1、2及び6は溶融法を用いた本発明の方
法(a)に従う基体の調製が、従来の水性系を実際に
与えるように溶融物を水で希釈した実験と比較し
て利点を有することを示している。表の実験1
(生成率2540)を表の実験5(生成率605)と比
較すると、生成率に関する限り、従来の水性調製
法と比較して溶融調製法は有利であることが一層
よく分る。 明らかなように、どの場合でも濃厚状物からゲ
ル化することにより一層大きな表面積が得られて
いる。 実施例 3 1.230gのAl(NO33・9H2O、302gの
NH4H2PO4及び75gのCr(NO33・9H2O(最終触
媒中約5%のクロム)からなる溶融物をつくつ
た。均一なシロツプを形成するように溶融物を加
熱した後の最終体積は1200c.c.であつた。 この1200c.c.のうち第一の200c.c.分を混合器に入
れ、非常にゆつくり70c.c.の濃厚水酸化アンモニウ
ムを添加した。之は完全中和に必要な理論量125
c.c.の56%である。液を熱くし、ビーカー中に注
ぎ、24時間放置したゲルにならなかつた。 溶融物の第二の200c.c.分を上述の如く混合機中
へ入れ良好な混合が起きるのに充分ゆつくり(即
ち、均一な混合物を得るのに充分なほどゆつくり
水酸化アンモニウムを添加しないと高いPH及び、
低いPHの局所的な点が混合物のなかにできてしま
うので、それを妨げる程度の速度でという意味、
以下同じ)ゆつくり80c.c.の濃厚水酸化アンモニウ
ムを添加した。一緒に混合後、液体をビーカー中
に注ぐ。3時間後、それは濃くなつた。24時間
後、それはデザートのゼリーに似たものになつ
た。80c.c.は完全中和に必要な理論量の64%であ
る。 基本溶融物の第三の200c.c.分をビーカーに入れ、
濃厚水酸化アンモニウム85c.c.を良好な混合が起こ
るのに充分ゆつくり(2分に亘つて)添加した。
得られた液体をビーカーに注いだ。それは約2の
PHで約10分で硬いゲルに変つた。 基体溶融物の第四の200c.c.分をビーカーに入れ、
濃厚水酸化アンモニウム90c.c.を良好な混合が起き
るのに充分ゆつくり添加した。ビーカーから取り
出す前にそれはゲル化した。之は完全中和に必要
な中和剤の理論量の72%に当る。 溶融物の第五の200c.c.分を水50c.c.と共に混合器
中に入れ、水酸化アンモニウム90c.c.をゆつくり添
加した。溶液を熱くし、ビーカー中に注入した。
10分間では何も起らなかつた。混合器中に戻し、
更に5c.c.の水酸化アルミニウムを添加し、それを
濃厚した。それをビーカー中に注いだが、それを
ビーカーに注入する操作中にゲル化した。 70c.c.の水酸化アンモニウムを添加し、24時間後
にゲル化しなかつた第一分の液体を混合器へ戻
し、更に10c.c.の水酸化アンモニウムを添加すると
混合器中で直ちにゲル化した。之等の実験は、合
理的な熟成時間後ゲル化させるのに約56%の中和
では少な過ぎ、約72%では多過ぎて直ちにゲル化
を起すことを示しているが、それは勿論従来法で
は悪いと考えられていた酸性条件下でのことであ
る。之等のデーターは、ゲル化に必要な塩基の量
の約2/3(60〜70%)を用いた時、ゲル化は待ち
時間後、酸性条件下で起こることも示している。
之等の結果は、希釈量と、ゲル化を妨げる傾向の
ある希釈及び勿論それを促進する付加的塩基と共
に用いられる塩基の量との間には相関関係がある
ことを示している。 実施例 4 実施例3のように溶融物を作り、完全中和に必
要な水酸化アンモニウムの2/3を撹拌しながらゆ
つくり添加することにより中和した。之によりPH
約2の溶液をつくり、それを放置して冷却した。
1時間内にそれは硬化した。約3時間後、ビーカ
ーから硬い塊りとしてたたき出した。次の日その
塊りを片に分け、それらをそれぞれ粉砕し、洗浄
し、次のように乾燥した。 A1:3体積の熱水で洗浄し、次いでゲルをアセ
トンで3回洗い、60℃で真空炉中で乾燥した。 A2:別の部分を、PHを8−9にするように水酸
化アンモニウムを添加してある熱水3体積で洗
浄した。次いでアセトンで3回洗浄し、60℃で
真空中で炉乾燥した。 全試料を空気中で5時間700℃で活性化した。 約2容量の撹拌器付ステンレス鋼反応器中
で、エチレンを粒状状態で重合したが、各実験共
希釈剤としてイソブタン約600gを用い、約0.03
〜約1.2gの範囲の触媒を入れ、トリエチルボラ
ン(TEB)の炭化水素溶液1mlを入れて行つた。
反応器とその内容物を96℃(205〓)の操作温度
に加熱し、エチレンを加圧導入して約550psigの
エチレン圧を与え、反応を開始させて設定された
時間継続した。貯槽から必要なだけ付加的にエチ
レンを供給することにより実験中エチレンの圧力
を維持した。 各実験共エチレンの流れを止め、ガス状内容物
を廃棄するため燃焼管へ排気することにより終ら
せた。重合体を回収し、乾燥し、秤量して触媒に
よる生成量を決定し、それを設定した時間に対す
る触媒1g当りのポリエチレン量(g)として表
した。 重合結果を表に示す。
【表】 上述より明らかなように、本発明の方法(b)によ
つて製造された触媒は、例外的な生成量及び良好
な溶融指数をもつて重合体を生ずる能力をもつて
いた。更に重合速度はエチレン添加速度の回転速
度計による読みが一定であつたことによつて立証
されるように、実験中一定に保持され、それによ
つて従来のクロム/Al PO4製造による場合より
も一層よい全活性度を与えていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヒドロゲルとしてのオルト燐酸アルミニウム
    の製造方法であつて、アルミニウム塩の重量に基
    づいて0−40重量%の水を含有する濃厚状態のア
    ルミニウム塩と、アルミニウム塩とは別のオルト
    燐酸イオン源とを一緒にし、塩基で中和して、尚
    アルミニウム塩の重量に基づいて0−40重量%の
    水を含有する濃厚状態である燐酸アルミニウムヒ
    ドロゲルを形成する方法。 2 ヒドロゲルから水を除去してキセロゲルを生
    成させる特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 塩基がアンモニア又は水酸化アンモニウムで
    ある特許請求の範囲第1又は2項に記載の方法。 4 オルト燐酸イオン源が一塩基性燐酸アンモニ
    ウムである特許請求の範囲第1−3項のいずれか
    に記載の方法。 5 アルミニウム塩が硫酸アルミニウムである特
    許請求の範囲第1−4項のいずれかに記載の方
    法。 6 アルミニウム塩が水和硝酸アルミニウムであ
    る特許請求の範囲第1から4項のいずれか1項に
    記載の方法。 7 アルミニウム塩がシロツプ水の形になつてい
    る特許請求の範囲第1−6項のいずれかに記載の
    方法。 8 アルミニウム塩の重量に基づいて5−20重量
    %の水が添加される特許請求の範囲第7項に記載
    の方法。 9 アルミニウム塩が溶融物の形になつていて、
    アルミニウム塩の重量に基づいて20重量%以下の
    添加された水が存在する特許請求の範囲第1−3
    及び6項に記載の方法。 10 水が添加されていない特許請求の範囲第9
    項に記載の方法。 11 アルミニウム塩の重量に基づいて1−15重
    量%の水が添加される特許請求の範囲第9項に記
    載の方法。 12 ゲル化が最初にPH5以上で達成されるよう
    に中和が行われる特許請求の範囲第1−11項の
    いずれかに記載の方法。 13 ヒドロゲルが少なくとも6のPHで形成され
    る特許請求の範囲第12項に記載の方法。 14 アルミニウム塩が溶融水和硝酸アルミニウ
    ムであり、オルト燐酸イオン源が一塩基性燐酸ア
    ンモニウムであり、溶融物が80℃±5℃の温度で
    形成され、ゲル化が硝酸アルミニウム一塩基性燐
    酸アンモニウム組成物を濃厚状態のアンモニア水
    酸化物と一緒にし、少なくとも6のPHでヒドロゲ
    ルを形成することにより遂行される特許請求の範
    囲第12又は13項のいずれかに記載の方法。 15 塩基を、直ちにゲルを起こすには不充分な
    量で使用し、生成物をゲル化が起きてヒドロゲル
    を形成するまで熟成する特許請求の範囲第1から
    11項のいずれかに記載の方法。 16 塩基を、直ちにゲルを起こすには不充分な
    量で使用し、生成物をゲル化が起きてヒドロゲル
    を形成するまで熟成し、アルミニウム塩がシロツ
    プ水の形であつて、理論的な完全な中和の60%−
    70%の間の中和が達成される、特許請求の範囲第
    1から11項のいずれかに記載の方法。 17 塩基を4より小さいPHを与える量で使用す
    る特許請求の範囲第15又は16項に記載の方
    法。 18 ゲルが5分から10時間の範囲内の時間で形
    成される特許請求の範囲第15、16、17項の
    いずれかに記載の方法。 19 アルミニウム塩が溶融水和硝酸アルミニウ
    ムであり、燐酸イオン源が一塩基性燐酸アンモニ
    ウムであり、クロム化合物が反応物とともに導入
    され溶融物が80℃±5℃の温度で形成され、ゲル
    化が濃水酸化アンモニウムを濃厚状物へ完全中和
    に必要な理論量の60−70モル%の範囲内の量で添
    加することによつて行われ、ヒドロゲルを水酸化
    アンモニウム溶液で洗浄し、乾燥する前にその水
    を、通常液体の水混和性有機液体と置き代える特
    許請求の範囲第15−18項のいずれかに記載の
    方法。 20 キセロゲルが生成され、そのキセロゲルの
    重量に基づいて0.001−10重量%のクロム又はバ
    ナジウムを、キセロゲルの形成前又は形成後にキ
    セロゲルに配合し、然る後そのキセロゲルを酸化
    性雰囲気中上昇した温度で活性化する特許請求の
    範囲第1−19項のいずれかに記載の方法。 21 燐/アルミニウムの原子比が、得られる燐
    酸アルミニウム中で、0.6:1−0.9:1の範囲内
    にある特許請求の範囲第20項に記載の方法。 22 ヒドロゲルをキセロゲルに変え、零価のク
    ロム化合物を無水状態のキセロゲル中に導入する
    特許請求の範囲第20、21項のいずれかに記載
    の方法。 23 ヒドロゲルをキセロゲルに変え、六価のク
    ロム化合物を無水状態のキセロゲル中に導入する
    特許請求の範囲第20、21項のいずれかに記載
    の方法。 24 ヒドロゲルが、燐酸アルミニウム1g当た
    り3−6c.c.を占める特許請求の範囲第1−23項
    のいずれかに記載の方法。
JP56216172A 1980-12-31 1981-12-29 Manufacture of aluminum phosphate Granted JPS57135705A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/221,747 US4364854A (en) 1980-12-31 1980-12-31 Acid gelling aluminum phosphate from concentrated mass and catalyst containing same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57135705A JPS57135705A (en) 1982-08-21
JPH0243685B2 true JPH0243685B2 (ja) 1990-10-01

Family

ID=22829195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56216172A Granted JPS57135705A (en) 1980-12-31 1981-12-29 Manufacture of aluminum phosphate

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4364854A (ja)
JP (1) JPS57135705A (ja)

Families Citing this family (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4397765A (en) * 1980-12-31 1983-08-09 Phillips Petroleum Company Phosphated alumina or aluminum phosphate chromium catalyst
US4424139A (en) 1982-03-30 1984-01-03 Phillips Petroleum Company Catalyst comprising a phosphate and with a bis-(cyclopentadienyl)chromium(II) compound
US4444966A (en) * 1982-05-05 1984-04-24 Phillips Petroleum Company Polymerization using phosphated alumina or aluminum phosphate chromium catalyst
US4528338A (en) * 1983-01-27 1985-07-09 Mcdaniel Max P Polymerization process using chromium catalyst on mixed metal phosphate with organoboron cocatalysts
US4481302A (en) * 1983-01-27 1984-11-06 Phillips Petroleum Company Chromium on mixed metal phosphate base with organoboron cocatalyst
US4537928A (en) * 1983-12-07 1985-08-27 Phillips Petroleum Company Rubber compositions containing aluminum phosphate
US4535070A (en) * 1983-12-23 1985-08-13 Phillips Petroleum Company Acrylamide polymer used to reduce fines in aluminum phosphate gel
US4659690A (en) * 1983-12-23 1987-04-21 Phillips Petroleum Company Acid agglomeration of refractory gel in polar organic diluent
US4619907A (en) * 1984-02-09 1986-10-28 Phillips Petroleum Company Chromium phosphate catalyst
US4570025A (en) * 1985-06-14 1986-02-11 Phillips Petroleum Company Preparation of alkenes and cycloalkenes
USRE34911E (en) * 1985-08-29 1995-04-18 W. R. Grace & Co.-Conn. High pore volume and pore diameter aluminum phosphate
US5030431A (en) * 1985-08-29 1991-07-09 W. R. Grace & Co.-Conn. High pore volume and pore diameter aluminum phosphate
DE3683816D1 (de) * 1985-08-29 1992-03-19 Grace W R & Co Aluminiumphosphat mit einem hohen porenvolumen.
US4644089A (en) * 1986-07-10 1987-02-17 Phillips Petroleum Company Catalytic reforming of hydrocarbons
US4910329A (en) * 1989-01-11 1990-03-20 Rohm And Haas Company Process for preparing hydroxyalkyl esters
US5284811A (en) * 1990-05-14 1994-02-08 Phillips Petroleum Company Polymerization catalysts and processes
US5087789A (en) * 1990-08-23 1992-02-11 Phillips Petroleum Company Olefin oligomerization
US5332708A (en) * 1992-11-23 1994-07-26 Phillips Petroleum Company Catalyst compositions and catalytic processes
US5543376A (en) * 1994-02-25 1996-08-06 Phillips Petroleum Company Process for producing polyolefins
WO1998030520A1 (en) 1997-01-08 1998-07-16 Hercules Incorporated Metal oxide solid acids as catalysts for the preparation of hydrocarbon resins
US6495638B2 (en) * 1998-12-30 2002-12-17 Phillips Petroleum Company Process to produce polymers
HUP0203789A2 (en) 1999-12-16 2003-04-28 Phillips Petroleum Co Organometal compound catalyst
US7829646B2 (en) * 2000-08-18 2010-11-09 Chevron Phillips Chemical Company Lp Olefin polymers, method of making, and use thereof
US6525148B1 (en) * 2000-08-18 2003-02-25 Phillips Petroleum Company Polymerization catalyst systems and processes therefor and therewith
US20050154159A1 (en) * 2004-01-09 2005-07-14 Deslauriers Paul J. Olefin polymers, method of making, and use thereof
EP2284197B1 (en) 2004-04-22 2016-02-17 Chevron Phillips Chemical Company LP Polymers having broad molecular weight distributions and methods of making the same
US7307133B2 (en) * 2004-04-22 2007-12-11 Chevron Phillips Chemical Company Lp Polymers having broad molecular weight distributions and methods of making the same
US6977235B2 (en) * 2004-04-22 2005-12-20 Chevron Phillips Chemical Company, Lp Catalyst systems comprising a calcined chromium catalyst and a non-transition metal cyclopentadienyl cocatalyst
US7763359B2 (en) * 2004-08-30 2010-07-27 Bunge Fertilizantes S.A. Aluminum phosphate, polyphosphate and metaphosphate particles and their use as pigments in paints and method of making same
BRPI0403713B1 (pt) * 2004-08-30 2021-01-12 Universidade Estadual De Campinas - Unicamp processo de fabricação de um pigmento branco baseado na síntese de partículas ocas de ortofosfato ou polifosfato de alumínio
US7163906B2 (en) * 2004-11-04 2007-01-16 Chevron Phillips Chemical Company, Llp Organochromium/metallocene combination catalysts for producing bimodal resins
US20060155082A1 (en) * 2005-01-10 2006-07-13 Mcdaniel Max P Process for producing polymers
DE102006003579B4 (de) * 2006-01-25 2007-10-25 Tridelta Überspannungsableiter Gmbh Überspannungsableiter mit Käfig-design und Herstellungsverfahren für diesen
DE102006003576B4 (de) * 2006-01-25 2007-10-25 Tridelta Überspannungsableiter Gmbh Überspannungsableiter mit Käfig-Design
EA014670B1 (ru) * 2006-08-11 2010-12-30 Бунже Фертилизантис С.А. Получение частиц фосфата или полифосфата алюминия
US9023145B2 (en) * 2008-02-12 2015-05-05 Bunge Amorphic Solutions Llc Aluminum phosphate or polyphosphate compositions
AR075381A1 (es) * 2009-02-10 2011-03-30 Unicamp Uso de particulas de fosfato, polifosfato y metafosfato, de aluminio en aplicaciones de recubrimiento de papeles.
US8399580B2 (en) 2010-08-11 2013-03-19 Chevron Philips Chemical Company Lp Additives to chromium catalyst mix tank
US9371454B2 (en) 2010-10-15 2016-06-21 Bunge Amorphic Solutions Llc Coating compositions with anticorrosion properties
US9005355B2 (en) * 2010-10-15 2015-04-14 Bunge Amorphic Solutions Llc Coating compositions with anticorrosion properties
US8440772B2 (en) 2011-04-28 2013-05-14 Chevron Phillips Chemical Company Lp Methods for terminating olefin polymerizations
US8487053B2 (en) 2011-11-30 2013-07-16 Chevron Phillips Chemical Company Lp Methods for removing polymer skins from reactor walls
US8501882B2 (en) 2011-12-19 2013-08-06 Chevron Phillips Chemical Company Lp Use of hydrogen and an organozinc compound for polymerization and polymer property control
US8703883B2 (en) 2012-02-20 2014-04-22 Chevron Phillips Chemical Company Lp Systems and methods for real-time catalyst particle size control in a polymerization reactor
US9611147B2 (en) 2012-04-16 2017-04-04 Bunge Amorphic Solutions Llc Aluminum phosphates, compositions comprising aluminum phosphate, and methods for making the same
US9078445B2 (en) 2012-04-16 2015-07-14 Bunge Amorphic Solutions Llc Antimicrobial chemical compositions
US9155311B2 (en) 2013-03-15 2015-10-13 Bunge Amorphic Solutions Llc Antimicrobial chemical compositions
US10273315B2 (en) 2012-06-20 2019-04-30 Chevron Phillips Chemical Company Lp Methods for terminating olefin polymerizations
US8916494B2 (en) 2012-08-27 2014-12-23 Chevron Phillips Chemical Company Lp Vapor phase preparation of fluorided solid oxides
US8940842B2 (en) 2012-09-24 2015-01-27 Chevron Phillips Chemical Company Lp Methods for controlling dual catalyst olefin polymerizations
US9708426B2 (en) 2015-06-01 2017-07-18 Chevron Phillips Chemical Company Lp Liquid-solid sampling system for a loop slurry reactor
US10005861B2 (en) 2016-06-09 2018-06-26 Chevron Phillips Chemical Company Lp Methods for increasing polymer production rates with halogenated hydrocarbon compounds
US10774161B2 (en) 2019-01-31 2020-09-15 Chevron Phillips Chemical Company Lp Systems and methods for polyethylene recovery with low volatile content
US12077616B2 (en) 2021-12-15 2024-09-03 Chevron Phillips Chemical Company Lp Production of polyethylene and ethylene oligomers from ethanol and the use of biomass and waste streams as feedstocks to produce the ethanol
US11845814B2 (en) 2022-02-01 2023-12-19 Chevron Phillips Chemical Company Lp Ethylene polymerization processes and reactor systems for the production of multimodal polymers using combinations of a loop reactor and a fluidized bed reactor
US20230331875A1 (en) 2022-04-19 2023-10-19 Chevron Phillips Chemical Company Lp Loop slurry periodogram control to prevent reactor fouling and reactor shutdowns

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4219444A (en) * 1977-12-27 1980-08-26 Gulf Oil Corporation Ethylene polymerization catalysts

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2930789A (en) * 1957-08-27 1960-03-29 Basf Ag Polymerization of olefines with a catalyst of chromium oxide on aluminum orthophosphate
NL255524A (ja) * 1959-09-03
GB949011A (en) * 1961-06-23 1964-02-05 Stamicarbon Preparation of tertiary aluminium phosphate with catalytic properties
DE2621170A1 (de) * 1976-05-13 1977-11-24 Hoechst Ag Verfahren zur herstellung von aluminiumpolyphosphat
US4080311A (en) * 1976-08-31 1978-03-21 Gulf Research & Development Company Thermally stable phosphate containing alumina precipitates and their method of preparation

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4219444A (en) * 1977-12-27 1980-08-26 Gulf Oil Corporation Ethylene polymerization catalysts

Also Published As

Publication number Publication date
US4364854A (en) 1982-12-21
JPS57135705A (en) 1982-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0243685B2 (ja)
US4444962A (en) Polymerization process using catalysts with acid gelled aluminum phosphate base
US4444965A (en) Olefin polymerization using chromium on an aluminum phosphate produced from a concentrated mass
US4364855A (en) Production of aluminum phosphate from concentrated mass
EP0055863B1 (en) Catalyst, method for making and use of same for polymerizing olefins
US4504638A (en) Ethylene polymers made from phosphate supported chromium catalyst
US4444964A (en) Polymerization process using phosphate supported chromium catalyst
CA1171843A (en) Catalyst comprising chromium on silica/phosphate support
US4596862A (en) Olefin polymerization using chromium on fluorided aluminophosphate
EP0090374B1 (en) Catalyst system and process for producing a catalyst
US4803253A (en) Ethylene polymer produced using a catalyst comprising a phosphate and with a bis-(cyclopentadienyl)chromium(II) compound
US4397765A (en) Phosphated alumina or aluminum phosphate chromium catalyst
US4364841A (en) Phosphate containing support with zerovalent chromium
US4444966A (en) Polymerization using phosphated alumina or aluminum phosphate chromium catalyst
US4717701A (en) Olefin polymerization
US4444968A (en) Olefin polymerization with phosphate supported zerovalent chromium
US4622371A (en) Olefin polymerization
US4444963A (en) Polymerization process using catalysts comprising chromium on silica/phosphate support
JPH02242805A (ja) 解膠されたホスフエート化無機酸化物、触媒及び重合法
US4481302A (en) Chromium on mixed metal phosphate base with organoboron cocatalyst
US4397761A (en) Phosphate containing support for vanadium catalyst
EP0055866B1 (en) A method for making a catalyst system, catalyst system and use of same
EP0056164B1 (en) Production of aluminum phosphate from concentrated mass
US4528338A (en) Polymerization process using chromium catalyst on mixed metal phosphate with organoboron cocatalysts
PL182866B1 (pl) Środek katalityczny do (ko)polimeryzacji etylenu oraz sposób homopolimeryzacji lub kopolimeryzacji etylenu