JPH024324A - 胸部用生体誘導電極 - Google Patents
胸部用生体誘導電極Info
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- JPH024324A JPH024324A JP63146478A JP14647888A JPH024324A JP H024324 A JPH024324 A JP H024324A JP 63146478 A JP63146478 A JP 63146478A JP 14647888 A JP14647888 A JP 14647888A JP H024324 A JPH024324 A JP H024324A
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Landscapes
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は胸部用生体誘導電極に関し、より詳しくは、生
体の胸部皮膚面に生体誘導電極を吸着保持させて、その
皮膚面を介して生体内の微弱な生体電気を導出し、外部
の心電計などの測定器にその生体電気の信号波形を送り
、医師の診断をバックアップする、胸部用生体誘導電極
に関するものである。
体の胸部皮膚面に生体誘導電極を吸着保持させて、その
皮膚面を介して生体内の微弱な生体電気を導出し、外部
の心電計などの測定器にその生体電気の信号波形を送り
、医師の診断をバックアップする、胸部用生体誘導電極
に関するものである。
一般に、生体内に発生する生体電気は、心臓、脳、筋肉
などの活動によって誘起されている。
などの活動によって誘起されている。
この、心臓から誘起される生体電気は、電極カップとゴ
ム製スポイトとからなる複数σ切榔(η:生体誘導電極
を、生体の胸部皮膚面に前記電極カップを当接させ、ゴ
ム製スポイトで吸着保持することにより、その当接した
胸部皮膚面から導出用の電極カップを介して生体電気が
外部に導出され、この導出された生体電気の信号は、前
記電極カップにリード線で接続される心電計によって信
号波形として現され、その生体機能が医師によって診断
されていた。
ム製スポイトとからなる複数σ切榔(η:生体誘導電極
を、生体の胸部皮膚面に前記電極カップを当接させ、ゴ
ム製スポイトで吸着保持することにより、その当接した
胸部皮膚面から導出用の電極カップを介して生体電気が
外部に導出され、この導出された生体電気の信号は、前
記電極カップにリード線で接続される心電計によって信
号波形として現され、その生体機能が医師によって診断
されていた。
この、胸部用生体誘導電極の電極カップは、従来、電気
の良導体である銅と、安定させるためのニッケルとから
なる洋白などの合金金属が用いられていた。
の良導体である銅と、安定させるためのニッケルとから
なる洋白などの合金金属が用いられていた。
しかし、この電極カップを生体皮膚面に当接させて良好
な導通を得るためには、皮膚に生ずる電気抵抗を減する
必要があり、そのためには、電解質のクリームを皮膚面
に塗布する必要があった。
な導通を得るためには、皮膚に生ずる電気抵抗を減する
必要があり、そのためには、電解質のクリームを皮膚面
に塗布する必要があった。
さらに、この電解質のクリームと電極カップとをなじま
せるためには、電極カップの表面に銀塩化銀を鍍金する
ことが望ましいとされていた。
せるためには、電極カップの表面に銀塩化銀を鍍金する
ことが望ましいとされていた。
ところが、このような電極カップは、金属の母材と他の
金属の鍍金という2種類の金属で構成されることとなり
、しかも鍍金は、小さなピンホールを除くことが極めて
困難とされていた。
金属の鍍金という2種類の金属で構成されることとなり
、しかも鍍金は、小さなピンホールを除くことが極めて
困難とされていた。
このピンホールに、前記皮膚面に塗布した電解液である
クリームガ浸入すると、前記電極カップにおける母材の
金属と鍍金の金属とは、異種金属のため、電解液である
クリームを介して部分的に小電池を構成する、いわゆる
分極作用を起こすことになる。
クリームガ浸入すると、前記電極カップにおける母材の
金属と鍍金の金属とは、異種金属のため、電解液である
クリームを介して部分的に小電池を構成する、いわゆる
分極作用を起こすことになる。
そして、その分極作用は、生体電気に重畳し、前記導出
した1ミリボルト程度の微弱な生体電気の信号波形を、
それよりはるかに大きい分極作用で乱して、心電計で測
定することが不可能になる、ということから、金属を母
材とする電極カップには、鍍金しても効果が期待できな
いという課題があった。
した1ミリボルト程度の微弱な生体電気の信号波形を、
それよりはるかに大きい分極作用で乱して、心電計で測
定することが不可能になる、ということから、金属を母
材とする電極カップには、鍍金しても効果が期待できな
いという課題があった。
また、電極カップは金属製のため、重く、装着した胸部
からずれて下方に回り込む、又は外れてしまうなど、装
着の不安定性が測定の正確性に悪影響を及ぼすという課
題があった。
からずれて下方に回り込む、又は外れてしまうなど、装
着の不安定性が測定の正確性に悪影響を及ぼすという課
題があった。
さらに、電極カップは金属性で、熱の良導体であるため
、環境気温が低いときなど、生体の胸部皮膚面に電極カ
ップを装着の際、その温度差により皮膚面から急激に体
温を奪いとるので、敏感な患者は冷感ショックを受け、
安静状態で測定すべき筈の生体電気を乱して、心電計の
測定に悪影響を及ぼす、などの課題があった。
、環境気温が低いときなど、生体の胸部皮膚面に電極カ
ップを装着の際、その温度差により皮膚面から急激に体
温を奪いとるので、敏感な患者は冷感ショックを受け、
安静状態で測定すべき筈の生体電気を乱して、心電計の
測定に悪影響を及ぼす、などの課題があった。
そのうえ、電極カップは金属製のため、自由な形状に加
工しにくいという課題もあった。
工しにくいという課題もあった。
本考案は、このような従来の、金属製の電極カップを用
いた胸部用生体誘導電極の有する課題を解決することを
目的とする。
いた胸部用生体誘導電極の有する課題を解決することを
目的とする。
上記目的を達成するため、零slは次のような胸部用生
体誘導電極を提供する。
体誘導電極を提供する。
すなわち本5F:、朗は、
(1)生体の胸部皮膚面に当接する電極カップと、この
電極カップに取り付けられ且つその電極カップに穿設さ
れた空気孔から同電掻カップ内の空気を排除減圧するゴ
ム製スポイトとからなり、前記生体の胸部皮膚面に当接
吸着させてその生体内に発生する微弱電流を外部に導出
する胸部用生体誘導電極であって、前記電極カップはプ
ラスチックを母材としてその表面に導電性の鍍金を施し
てなることを特徴とした、胸部用生体誘導電極および、 (2)前記電極カップは、前記胸部皮膚面へ当接する当
接部が非円形であることを特徴とする、前記請求項1の
胸部用生体誘導電極 である。
電極カップに取り付けられ且つその電極カップに穿設さ
れた空気孔から同電掻カップ内の空気を排除減圧するゴ
ム製スポイトとからなり、前記生体の胸部皮膚面に当接
吸着させてその生体内に発生する微弱電流を外部に導出
する胸部用生体誘導電極であって、前記電極カップはプ
ラスチックを母材としてその表面に導電性の鍍金を施し
てなることを特徴とした、胸部用生体誘導電極および、 (2)前記電極カップは、前記胸部皮膚面へ当接する当
接部が非円形であることを特徴とする、前記請求項1の
胸部用生体誘導電極 である。
上記構成において、生体の胸部皮膚面に本考案の電極カ
ップの当接部を当接させて、ゴム製スポイトによりその
電極カップ内の空気を排除すると、同電極カップ内は減
圧されるため、外気の圧力により本1BfJの胸部用生
体誘導電極は前記胸部皮膚面に吸着状態となって保持さ
れる。
ップの当接部を当接させて、ゴム製スポイトによりその
電極カップ内の空気を排除すると、同電極カップ内は減
圧されるため、外気の圧力により本1BfJの胸部用生
体誘導電極は前記胸部皮膚面に吸着状態となって保持さ
れる。
また、電極カップはその母材のプラスチックは絶縁性が
あるが、表面の導電性の鍍金により電極として作用し、
当接した皮膚面から生体内の微弱電流を外部に導出する
。
あるが、表面の導電性の鍍金により電極として作用し、
当接した皮膚面から生体内の微弱電流を外部に導出する
。
さらに電極カップは、母材のプラスチックが絶縁性のた
め、鍍金しても分極作用を生じない。
め、鍍金しても分極作用を生じない。
そのうえ、電極カップは当接部を非円形に形成したため
、その長径と短径のうち、短径の方を用いて、痩せた患
者の胸部肋骨間の凹部に当接して吸着保持させ、また、
幼児胸部には狭い間隔で当接して吸着保持させる。
、その長径と短径のうち、短径の方を用いて、痩せた患
者の胸部肋骨間の凹部に当接して吸着保持させ、また、
幼児胸部には狭い間隔で当接して吸着保持させる。
本発明の実施例について、以下図面にしたがって本発明
の構成が実際上どのように具体化されるかをその作用と
ともに説明する。
の構成が実際上どのように具体化されるかをその作用と
ともに説明する。
第1図は本発明の一実施例の斜視図であり、図中、1は
生体胸部皮膚面に当接させる電極カップである。
生体胸部皮膚面に当接させる電極カップである。
この電極カップ1には上部に溝2a付きの端子保持部2
が設けられ、図示しない心電計などの計測器からリート
線4の端子4aが、この溝28の凹部2bに接続保持で
きるようになっている。
が設けられ、図示しない心電計などの計測器からリート
線4の端子4aが、この溝28の凹部2bに接続保持で
きるようになっている。
また、この電極カップ1の上部には、前記電極カップ1
内の空気を押し出し、または減圧するための、ゴム製ス
ポイト3が設けられている。
内の空気を押し出し、または減圧するための、ゴム製ス
ポイト3が設けられている。
なお、図では、電極カップ1の胸部への当接部1aは円
形のものを示しているが、後述の理由でこれ以外の非円
形であってもよい。
形のものを示しているが、後述の理由でこれ以外の非円
形であってもよい。
第2図は同実施例の電極カップ1の側面断面図であり、
電極カップ1は、中が中空で、上部には端子保持部2の
ほか、ゴム製スポイト3を取り付けるため段差つきの、
スポイト取り付は部1bを有する。
電極カップ1は、中が中空で、上部には端子保持部2の
ほか、ゴム製スポイト3を取り付けるため段差つきの、
スポイト取り付は部1bを有する。
このスポイト取り付は部1bには、中心部の長平方向に
、排気口1cを有する。
、排気口1cを有する。
この排気口1cは前記電極カップ1の中央部から連通し
てなる小孔で、その電極カップ1内の空気を、前記ゴム
製スポイト3で抜くことによって減圧させ、外気圧力で
胸部用生体誘導電極に生体の胸部皮膚面への吸着力を生
じさせるものである。
てなる小孔で、その電極カップ1内の空気を、前記ゴム
製スポイト3で抜くことによって減圧させ、外気圧力で
胸部用生体誘導電極に生体の胸部皮膚面への吸着力を生
じさせるものである。
この電極カップ1の最も大きな特徴は、その母材Aを、
電気の絶縁体で、熱の不良導体で、軽量で、加工性のよ
いプラスチックで形成し、その母材Aの表面Bを導電性
のよい、かつ安定した金属、たとえば、銀塩化銀で鍍金
した点にある。
電気の絶縁体で、熱の不良導体で、軽量で、加工性のよ
いプラスチックで形成し、その母材Aの表面Bを導電性
のよい、かつ安定した金属、たとえば、銀塩化銀で鍍金
した点にある。
すなわち、母材Aを電気的絶縁性のプラスチックとした
ため、電極カップ1は鍍金しても分極作用が発生しない
という、極めて優れた特性の電極を得ることができた。
ため、電極カップ1は鍍金しても分極作用が発生しない
という、極めて優れた特性の電極を得ることができた。
したがって、導出した微弱な生体電気の信号波形を乱さ
れることなく、心電計などに正確に伝えることができる
。
れることなく、心電計などに正確に伝えることができる
。
そして、母材Aは絶縁体であっても、表面Bを導電性の
優れた金属で鍍金することによって、電極カップ1に金
属と同様な導電機能を持たせることができる。
優れた金属で鍍金することによって、電極カップ1に金
属と同様な導電機能を持たせることができる。
この場合、鍍金金属は銀塩化銀とすれば、皮膚面に塗布
されるクリームである電解液に良くなじみ、導電性の向
上に、より効果的である。
されるクリームである電解液に良くなじみ、導電性の向
上に、より効果的である。
また、母材Aを熱の不良導体であるプラスチックとした
ため、室温が低い場合でも、生体の胸部皮膚面Mに装着
した際、患者の体温を急激に奪い去る虞れがないから、
冷怒ショックを防止して、生体電気の安定性を保ちつつ
、正確に測定を行うことができる。
ため、室温が低い場合でも、生体の胸部皮膚面Mに装着
した際、患者の体温を急激に奪い去る虞れがないから、
冷怒ショックを防止して、生体電気の安定性を保ちつつ
、正確に測定を行うことができる。
さらに、母材Aを軽量なプラスチックとしだために、電
極カップ1は金属の場合より軽くなるので、患者の胸部
皮膚面から外れにく(なり、装着保持状態を安定させて
測定することができる。
極カップ1は金属の場合より軽くなるので、患者の胸部
皮膚面から外れにく(なり、装着保持状態を安定させて
測定することができる。
そのうえ、母材Aを加工性のよいプラスチックとしたた
めに、電極カップ1と端子保持部2とスポイト取り付は
部1bと排気口1cは一体的、に形成され、製作工程が
著しく簡単になって製造コストを安くできるとともに、
製作形状の節約から開放され、たとえば、皮膚面Mへの
当接部1aを従来の円形のみに限定せず、他の非円形の
形状にもできるなど、自由なデザインが可能となった。
めに、電極カップ1と端子保持部2とスポイト取り付は
部1bと排気口1cは一体的、に形成され、製作工程が
著しく簡単になって製造コストを安くできるとともに、
製作形状の節約から開放され、たとえば、皮膚面Mへの
当接部1aを従来の円形のみに限定せず、他の非円形の
形状にもできるなど、自由なデザインが可能となった。
第3図は同実施例の使用状態を示す図で、横臥した生体
の胸部皮膚面M上に、同実施例の胸部用生体誘導電極の
電極カップlの当接部1aを当接し、その電極カップ1
の端子保持部2にはリード線4の一端端子4aが接続さ
れている。
の胸部皮膚面M上に、同実施例の胸部用生体誘導電極の
電極カップlの当接部1aを当接し、その電極カップ1
の端子保持部2にはリード線4の一端端子4aが接続さ
れている。
また、そのリード線4の他端4bは、心電計などの測定
器5に接続されている。
器5に接続されている。
この、胸部用生体誘導電極を使用するには、複数の電極
カップ1の当接部1aを、クリームを塗布した患者の胸
部皮膚面Mに当接させ、ゴム製スポイト3を手の指Yで
押圧し、排出口ICを介して前記電極カップ1内の空気
を押し出して外部に排除した後、そのゴム製スポイト3
を押圧した指Yの力を抜くと、その電極カップ1内は減
圧され、前記皮膚面Mとの間に吸着力を生ずるので、本
考案の胸部用生体誘導電極は、その胸部皮膚面Mに安定
保持され、その皮膚面Mから生体の電気信号を導出する
。
カップ1の当接部1aを、クリームを塗布した患者の胸
部皮膚面Mに当接させ、ゴム製スポイト3を手の指Yで
押圧し、排出口ICを介して前記電極カップ1内の空気
を押し出して外部に排除した後、そのゴム製スポイト3
を押圧した指Yの力を抜くと、その電極カップ1内は減
圧され、前記皮膚面Mとの間に吸着力を生ずるので、本
考案の胸部用生体誘導電極は、その胸部皮膚面Mに安定
保持され、その皮膚面Mから生体の電気信号を導出する
。
この導出された生体電気は、端子保持部2からリード線
4で心電計5にその電気信号を伝達し、医師の診断をバ
ックアップすることができる。
4で心電計5にその電気信号を伝達し、医師の診断をバ
ックアップすることができる。
第4図は、本発明の他の実施例を示す図であり、電極カ
ップ1の底面を現している。
ップ1の底面を現している。
この電極カップ1が前記一実施例と異なる点は、生体胸
部皮膚面との当接部1aが楕円形に形成されている点で
ある。
部皮膚面との当接部1aが楕円形に形成されている点で
ある。
本発明では、電極カップ1の母材がプラスチックのため
、形状が自由に形成できるので、このような楕円形状に
することにより、楕円は長径と短径とがあることから、
その短径を利用して、痩せた患者の場合など、胸部肋骨
間の凹部皮膚面に当接部1aを当接させて、本発明の胸
部用生体誘導電極を吸着保持させることができる。
、形状が自由に形成できるので、このような楕円形状に
することにより、楕円は長径と短径とがあることから、
その短径を利用して、痩せた患者の場合など、胸部肋骨
間の凹部皮膚面に当接部1aを当接させて、本発明の胸
部用生体誘導電極を吸着保持させることができる。
また、幼児の胸部など、電極間距離が狭い場合も、楕円
の短径を利用することによって、複数の胸部用生体誘導
電極を胸部皮膚面に吸着保持することができる。
の短径を利用することによって、複数の胸部用生体誘導
電極を胸部皮膚面に吸着保持することができる。
以上、本発明の実施例について述べたが、本発明は、生
体の胸部皮膚面Mに当接する電極カップ1と、この電極
カップ1内から空気を排除して吸着力を生じさせるゴム
製スポイト3とからなり、特にその電極カップ1は、母
材Aを、電気の絶縁体で、熱の不良導体で、軽量で、か
つ加工性が良いプラスチックを採用し、その母材Aの表
面Bに導電性の金属鍍金を施したことを特徴としたので
、分極作用の防止、冷感ショックの制御、皮膚面への安
定保持、などが可能であり、また、非円形、たとえば楕
円形の電極カップなども、容易かつ安価に製造できるも
のである。
体の胸部皮膚面Mに当接する電極カップ1と、この電極
カップ1内から空気を排除して吸着力を生じさせるゴム
製スポイト3とからなり、特にその電極カップ1は、母
材Aを、電気の絶縁体で、熱の不良導体で、軽量で、か
つ加工性が良いプラスチックを採用し、その母材Aの表
面Bに導電性の金属鍍金を施したことを特徴としたので
、分極作用の防止、冷感ショックの制御、皮膚面への安
定保持、などが可能であり、また、非円形、たとえば楕
円形の電極カップなども、容易かつ安価に製造できるも
のである。
以上本発明によれば、電極カップは母材が絶縁体である
プラスチックのため、鍍金による分極作用が生じないか
ら、導出した生体電極の信号波形を正確に心電計に伝え
ることができる。
プラスチックのため、鍍金による分極作用が生じないか
ら、導出した生体電極の信号波形を正確に心電計に伝え
ることができる。
また、電極カップは母材が熱伝導率の小さいプラスチッ
クのため、皮膚の熱を奪いにくく、したがって装着時に
おける胸部皮膚と電極カップとの温度差による冷感ショ
ックを緩和し、心電図への悪影響を排除することができ
る。
クのため、皮膚の熱を奪いにくく、したがって装着時に
おける胸部皮膚と電極カップとの温度差による冷感ショ
ックを緩和し、心電図への悪影響を排除することができ
る。
さらに、電極カップは母材が軽いプラスチックのため、
胸部の吸着保持状態からずれ落ちることがないので、保
持状態の安定性が確保できる。
胸部の吸着保持状態からずれ落ちることがないので、保
持状態の安定性が確保できる。
その上、電極カップは母材を加工しやすいプラスチック
としたので、皮膚面への当接部を非円形とすることがで
き、例えば長径と短径を存する楕円とすることによって
、その短径を利用して痩せた患者の胸部肋骨間の凹部皮
膚面にも吸着安定させることができ、また、幼児の小さ
な胸部でも、前記短径を利用して、非円形の電極キャッ
プによる複数の胸部用生体誘導電極を、吸着保持させる
ことができる、などの効果がある。
としたので、皮膚面への当接部を非円形とすることがで
き、例えば長径と短径を存する楕円とすることによって
、その短径を利用して痩せた患者の胸部肋骨間の凹部皮
膚面にも吸着安定させることができ、また、幼児の小さ
な胸部でも、前記短径を利用して、非円形の電極キャッ
プによる複数の胸部用生体誘導電極を、吸着保持させる
ことができる、などの効果がある。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同実施例
の電極カップの側面断面図、第3図は同実施例の使用状
態を示す図、第4図は本発明の他の実施例を示す図であ
る。 1・・・・・・電極カップ、 1a・・・・・・当接部、 1c・・・・・・排気口、 3・・・・・・ゴム製スポイト、 A・・・・・・電極カップ1の母材、 B・・・・・・母材Aの表面、 M・・・・・・生体の胸部皮膚面。 出 願 人 フクダ電子株式会社 他1名代理人弁理
士 鈴 木 淳 也 第 図 第2図 第 図 第4 図
の電極カップの側面断面図、第3図は同実施例の使用状
態を示す図、第4図は本発明の他の実施例を示す図であ
る。 1・・・・・・電極カップ、 1a・・・・・・当接部、 1c・・・・・・排気口、 3・・・・・・ゴム製スポイト、 A・・・・・・電極カップ1の母材、 B・・・・・・母材Aの表面、 M・・・・・・生体の胸部皮膚面。 出 願 人 フクダ電子株式会社 他1名代理人弁理
士 鈴 木 淳 也 第 図 第2図 第 図 第4 図
Claims (2)
- (1)生体の胸部皮膚面に当接する電極カップと、この
電極カップに取り付けられ且つその電極カップに穿設さ
れた空気孔から同電極カップ内の空気を排除減圧するゴ
ム製スポイトとからなり、前記生体の胸部皮膚面に当接
吸着させてその生体内に発生する微弱電圧を外部に導出
する胸部用生体誘導電極であって、前記電極カップはプ
ラスチックを母材としてその表面に導電性の鍍金を施し
てなることを特徴とした、胸部用生体誘導電極。 - (2)前記電極カップは、前記胸部皮膚面へ当接する当
接部が非円形であることを特徴とする、前記請求項1の
胸部用生体誘導電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63146478A JPH024324A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 胸部用生体誘導電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63146478A JPH024324A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 胸部用生体誘導電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH024324A true JPH024324A (ja) | 1990-01-09 |
JPH0581133B2 JPH0581133B2 (ja) | 1993-11-11 |
Family
ID=15408549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63146478A Granted JPH024324A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 胸部用生体誘導電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH024324A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50106481A (ja) * | 1973-12-17 | 1975-08-21 | ||
JPS55160543A (en) * | 1979-06-04 | 1980-12-13 | Tokuriki Honten Kk | Electrode for drawing minute potential |
JPS5616403U (ja) * | 1979-07-17 | 1981-02-13 | ||
JPS6029134A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-14 | 日本光電工業株式会社 | 生体用電極の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5616403B2 (ja) * | 1973-10-23 | 1981-04-16 |
-
1988
- 1988-06-13 JP JP63146478A patent/JPH024324A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50106481A (ja) * | 1973-12-17 | 1975-08-21 | ||
JPS55160543A (en) * | 1979-06-04 | 1980-12-13 | Tokuriki Honten Kk | Electrode for drawing minute potential |
JPS5616403U (ja) * | 1979-07-17 | 1981-02-13 | ||
JPS6029134A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-14 | 日本光電工業株式会社 | 生体用電極の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0581133B2 (ja) | 1993-11-11 |
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