JPH0242843Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0242843Y2
JPH0242843Y2 JP1985201163U JP20116385U JPH0242843Y2 JP H0242843 Y2 JPH0242843 Y2 JP H0242843Y2 JP 1985201163 U JP1985201163 U JP 1985201163U JP 20116385 U JP20116385 U JP 20116385U JP H0242843 Y2 JPH0242843 Y2 JP H0242843Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pool
water
bottom wall
wall
cover body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985201163U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62107054U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985201163U priority Critical patent/JPH0242843Y2/ja
Publication of JPS62107054U publication Critical patent/JPS62107054U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0242843Y2 publication Critical patent/JPH0242843Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプール水を瀘過し、再びプール本体内
に強制循環するプールにおける循環瀘過システム
に関するものである。
(従来技術) プールにおける循環瀘過システムとして実公昭
48−34091号公報のものがある。
この先行技術は第8図に示すように、排水ピツ
ト100に沿つて瀘過水の送水管101を並設
し、その送水管101に排水ピツト100を挾ん
で逆ハの字を構成するように左右に向けて吐出枝
管102,102を傾斜状に接続し、その吐出枝
管102,102の他端をプール本体A内と連通
してプール底壁a1に接続している。
(考案が解決しようとする課題) 即ち、瀘過水は排水ピツト100を挾んで逆ハ
の字を構成する吐出枝管102,102の管芯延
長方向に吐水し、プール側壁a2で反転してプール
本体Aの比較的表層部に沿つて流動し、排水ピツ
ト100に吸水される流動経路Xを採るのであ
る。
これでは流動経路Xが単純な旋回経路になる
為、吐出枝管102の吐出口102aと、排水ピ
ツト100との間の中層域を上限とするプール水
Yが停滞してしまい、その部分に混入する浮游
物、沈澱物を排水ピツト100に導くことができ
ず、瀘過効率が良好なものとは言い難い。
従つて、プールが大型化すればするほど流動経
路Xの総長が長く、流動するに従つて流圧が低減
し、併せて吐出枝管102と、排水ピツト100
との間のエリアも広く、停滞するプール水も多く
なることから瀘過効率が悪くなつてしまうのであ
る。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処はプール水全域各所に乱流
を生成するプールにおける循環瀘過システムを供
することにある。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為に講じた技術的手段は、
一端をプール本体内に連絡し、他端をプール本体
内と連通させ且つプール底壁に散在状に接続した
強制循環路と、上記連通部を被蓋するカバー体と
からなり、上記カバー体は連通部に臨む流水室
と、その室壁全長に亘り適宜間隔をおいてプール
側壁方向で且つ僅か上向きに開設され、上記流水
室とプール本体内とを連通させる噴出用小孔とを
有していることを特徴とする。
(作用) 上記技術的手段によれば強制循環路から送流さ
れる循環水がカバー体の流水室を経て、その室壁
全長に亘り適宜間隔をおいてプール側壁方向で且
つ僅か上向きに開放された噴出用小孔からプール
本体内に噴出する。
噴出される循環水は隣接するカバー体から噴出
される循環水とすぐさま衝突し、更に合流し、カ
バー体相互間の全てに乱流を生成する。
この乱流はプール水中の浮游物を、上向き及び
下向きに強制流動させたり、プール底壁上の沈澱
物を巻き込み、プール水中に浮游させる。従つ
て、プール水において、流動せずに停滞する水が
可及的少なくなる。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、循環水は
噴出用小孔から噴出後すぐさま隣接する噴出用小
孔からの循環水と衝突し、プール底壁近傍域各所
で乱流を生成し、その各所で上向き及び下向きに
プール水を流動させ、プール水の停滞部分を少な
く抑える。
従つて、水中の浮游物や沈澱物を水面近傍や底
壁近傍へと良好に案内するから、水面近傍へ案内
された物質はオーバーフロー水と一緒に排水さ
れ、底面近傍へ案内された物質は効率良く吸い込
まれて排水され、瀘過効率が大巾に向上する。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
プール本体Aは平面方形状を呈するFRP製の
底壁パネルa1−1を複数枚連結して形成したプー
ル底壁a1上にFRP製の側壁パネルa2−1を立設し
てプール側壁a2を形成したもので、プール底壁a1
における所望箇所に数個所、上面を開放し且つ一
側面に強制循環路1の行き路11を連絡したピツ
トパネル3を固定している。
ピツトパネル3はプール底壁a1下に凹状水路
3′を形成すべくプール底壁a1の短手寸法よりも
若干短い長さを有して凹状に形成されたもので、
周縁をFRPのライニング材4を介してプール底
壁a1裏面に密着固定し、開放部上のプール底壁a1
に形成した多数の吸込孔5…からプール用水を強
制循環路1の行き路11を介して外部へ循環する
ようになつている。
強制循環路1は前記の通りピツトパネル3の一
側面に接続してなり、中途部にポンプ6、瀘過器
7を装備すると共に、他端を前記プール底壁a1
分にプール本体A内と連通させて散在状に接続し
ている。
強制循環路1の戻り路21は詳細には第1図や
第4図に示すように瀘過器7の下流を2本に分岐
せしめ、その2本を、水平管路21−1と、その
水平管路21−1から夫々平行に立上げ開口縁を
底壁a1裏面にFRPのライニング材8を介して密
着固定した多数本の立上がり管21−2とで構成
し、その立上がり管21−2をプール底壁a1部分
にプール本体A内と連通させて散在状に接続して
いる。尚、11は強制循環路1の行き路である。
上記立上がり管21−2と接続するプール底壁
a1部分には同プール底壁a1上面部分から傾斜する
ホツパー形状の傾斜面16と、その傾斜面16下
端から垂設した周立面17と、その周立面17下
端の底面18とからなる凹窪部19を凹設すると
共に、その底面18に通孔9を開孔して連通部と
してなり、この通孔9をカバー体10で被蓋して
いる。
カバー体10は上記通孔9に臨む流水室10′
を確保するように円板状の天壁10aと、その天
壁10a周縁から垂設した室壁10bとからな
り、室壁10bを底面18に載置した状態で、天
壁10a中心部をボルト13、ナツト14を利用
して前記底面18に締着することで凹窪部19内
に収容してある。
このカバー体10の室壁10bには周方向全長
に亘り適宜間隔をおいて、プール側壁a2方向で且
つ僅か上向きに開設した噴出用小孔2を有してい
る。
詳細には前記凹窪部19のホツパー形状の傾斜
面16と同一傾斜角度をもつて開設し、循環水を
その傾斜面16に沿つて吐出するようにしてあ
る。
尚、本実施例では凹窪部19内にカバー体10
を収容する旨で説明しているが、プール底壁a1
直接通孔9を開孔し、その通孔9を被蓋するよう
にカバー体10を同プール底壁a1にボルトナツト
で締着してもさしつかえない。
また、強制循環路1の戻り路21を分岐し図示
するようにプール側壁a2に形成した循環水の噴水
口15に連絡しても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案循環瀘過システムの実施例を示
し、第1図は平面図、第2図は第1図の中央横断
面図で一部切欠して示す、第3図は3−3断面
図、第4図は、4−4断面図、第5図、第6図は
要部の拡大断面図、第7図は第5図の平面図、第
8図は従来例の概略図である。 尚図中、A:プール本体、a1:プール底壁、
1:強制循環路、11:行き路、21:戻り路、
2:噴出用小孔、a2:プール側壁、10:カバー
体、10′:流水室、10b:室壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端をプール本体内に連絡し、他端をプール本
    体内と連通させ且つプール底壁に散在状に接続し
    た強制循環路と、上記連通部を被蓋するカバー体
    とからなり、上記カバー体は連通部に臨む流水室
    と、その室壁全長に亘り適宜間隔をおいてプール
    側壁方向で且つ僅か上向きに開設され、上記流水
    室とプール本体内とを連通させる噴出用小孔とを
    有していること特徴とするプールにおける循環瀘
    過システム。
JP1985201163U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0242843Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985201163U JPH0242843Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985201163U JPH0242843Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62107054U JPS62107054U (ja) 1987-07-08
JPH0242843Y2 true JPH0242843Y2 (ja) 1990-11-15

Family

ID=31164359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985201163U Expired JPH0242843Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0242843Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834091U (ja) * 1971-08-27 1973-04-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834091U (ja) * 1971-08-27 1973-04-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62107054U (ja) 1987-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3815160A (en) Nonflooding perimeter skimming gutter wall for swimming pools
US3319264A (en) Coping assembly for swimming pools
US3668714A (en) Nonflooding perimeter skimming gutter for swimming pools
US4050104A (en) Two-in-one perimeter gutter for swimming pools
US3391790A (en) Overflow and recirculating systems for swimming pools
IL25626A (en) Water distribution system for swimming pools
US4758292A (en) Method of making a modular welded perimeter skimming gutter for swimming pools
JPH0242843Y2 (ja)
US5930850A (en) Swimming pool skimming gutter having a closed gutter conduit and water-spray tube therein
RU2005104844A (ru) Рыбоподъемник для прохождения плотины
US4542544A (en) Modular welded perimeter skimming gutter for swimming pools
CN209790956U (zh) 一种沉渣池
JPS6328281Y2 (ja)
JP3338788B2 (ja) 集泥ブロック及び沈澱物排出装置
JPS6328278Y2 (ja)
US6149827A (en) Device for separating particles from a particle containing liquid and a method for cleaning such a device
JPH0537040Y2 (ja)
JPH0743250Y2 (ja) 排水桝
JPH08108199A (ja) 浄化用フロート噴水
JPS6369949U (ja)
JPH0643211Y2 (ja) 取水口への異物流入防止装置
JPS6124713A (ja) 取水排水装置
SU1335636A1 (ru) Водоприемник поверхностных вод
JPH026172Y2 (ja)
KR850001854Y1 (ko) 담·해수어(淡海水魚)양어 양식장치