JPH0242745B2 - - Google Patents

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JPH0242745B2
JPH0242745B2 JP56172692A JP17269281A JPH0242745B2 JP H0242745 B2 JPH0242745 B2 JP H0242745B2 JP 56172692 A JP56172692 A JP 56172692A JP 17269281 A JP17269281 A JP 17269281A JP H0242745 B2 JPH0242745 B2 JP H0242745B2
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plate
container
containers
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piece
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数の均等な一次包装体たる容器、
特に、液状内容物が入れられ、貯蔵または販売の
ためにシールされた型の一次容器を収容するよう
にした他数個包装体に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
牛乳および果物ジユース等の包装体(一次容
器)においては、最近の傾向として長方体形(平
行六面体形)のカートンが一般に用いられ、この
ようなカートンは、注出し口を形成するための手
段を有している。このような容器の代表例として
は、米国特許第3759359号(Rausing)、第
4113103号(Carlsson)、第4126263号
(Martensson)および第4197494号(Carlsson)
明細書等に記載されたものが一般に知られてい
る。これらの容器は便利であり、比較的安価であ
るが、そのいずれもが、使用する場合、すなわち
内容物の注出しの際に、容器の側面が把握される
と、内部の液状内容物が容器の開口(注出し口)
から噴出してしまうことがあるといつた欠点を有
しているのが現状であつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記に鑑み、多数の一次容器が一枚の
包装材中に収容されて多数個包装体を形成するよ
うにした便利な包装体であつて、包装が開かれた
時に上記包装材の一部が残されて各容器に対する
ハンドル片が形成され、これにより容器をその側
面において把握することを不要にし、これよつて
容器の内容物が注出される時に生ずる噴出(急激
な流出)の問題を著しく減少し得るようにしたも
のを提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明による包装は、少くとも一列に置かれた
平行六面体の複数の容器を有し、これらの容器は
該容器の各々の一部にそれぞれ取付けられた可折
曲げ材料製の包装材によつてその上面と側面と底
面の少なくとも一部において包囲され、前記包装
材は、上端板と、この上端板の端部に沿つて蝶番
連結され前記容器の上端から下端に延びる前板
と、この前板の他端に蝶番連結された底板とを有
し、前記前板は、各々の容器のための少なくとも
1つのハンドル片を形成するよう構成され、この
ハンドル片は、弱め線によつて裂断可能に互いに
隣接するハンドル片に連結され、前記ハンドル片
の両端部は前記上端板と前記底板との隣接部分を
なし、この隣接部分は、前記ハンドル片が各々の
容器の面から離れても容器の上面と底面に取付け
られ、この隣接部分の前記ハンドル片の間の前記
弱め線の間には、前記ハンドル片と前記隣接部分
を容器に残したまま容器を互いに個別に分離でき
るようにするための裂断線が備えられていること
を特徴とするものであつて、これにより1つの容
器をハンドルを付けたまま他の隣接する容器から
分離できるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す数実施例について説明す
る。
第1図は細長い包装材10を示し、この包装材
10は、厚紙または同様な板状材料から作られ、
後板12、ハンドル板14,16、上端板18お
よび前板20を有し、これらの板12,14,1
6,18,20は横方向折目線22,24,2
6,28に沿つて次々に蝶番連結されている。こ
の包装材10は容器を単一列に包装するのに適す
る。
後板12は、その自由端に横方向に沿つて一群
の台形片(截頭三角形片)29〜32からなる底
板に蝶番連結され、この台形片29〜32は相互
に相隔てられて、共通弱め線33に沿つて後板1
2に連結されている。同様に、前板20は、その
自由端に横方向に沿つて一群の台形片34〜37
からなる他の底板に連結され、この台形片34〜
37は相互に相隔てられて、共通折目線38に沿
つて前板20に連結されている。
ハンドル板14と16は、横方向中心折目線2
4に対して同形であり、それぞれ、包装材10か
ら打出し成形された把握孔39,40を有してい
る。この一方の把握孔39には、クツシヨン片4
1が設けられ、他方の把握孔40には、クツシヨ
ン片42が設けられている。後板12には横方向
折目線22に沿つて接着片43が連結され、この
接着片43は把握孔39中にクツシヨン片41に
向けて突出して配置されている。
上端板18には、包装の開放を容易にするため
の横方向に延びる裂断条44が設けられている。
前板20には三つの細長い孔45,46,47
が設けられ、これらの孔45,46,47は打出
し成形され、それらの間に包装材10の長手方向
に延びる四つの同形の下記のハンドル片を構成す
るためのくびれ条(中間がくびれた形の条)48
〜51が形成されている。
上端板18には可破壊区域が設けられ、この区
域は三つの間隔を置いた弱め線52,53,54
を有し、これらの弱め線52〜54は包装材10
の長手方向に延び、それぞれ孔45,46,47
の一端まで達している。同様に前板20にも可破
壊区域が設けられ、この区域は三つの弱め線5
5,56,57を有し、これらの弱め線55〜5
7は包装材10の長手方向に延び、孔45,4
6,47の他端から台形片34〜37間の〓間ま
で至つている。
包装体を形成するには、まずハンドル板14,
16および接着片43に接着剤が塗布され、つい
で、両ハンドル板14,16が折目線24に沿つ
て折曲げられて面接触させられ、よつて、両ハン
ドル板14と16とが相接着され、これにより、
把握孔39と40とが相一致される。この操作の
間に接着片43が把握孔40中を通過して上端板
18に接着される。
ついで、天井板の裂断条44と折目線28との
間の部分、及び全ての台形片29〜32および3
4〜37に接着剤が塗布され、ついで、このよう
に接着剤が塗布された包装材10が、折目線22
および28に沿つて折曲げられ、一列(この場合
4個)の長方体形(平行六面体形)の一次容器‘
C'の周りに掛けられ、よつて、天井板18は容器
‘C'の上面に当接し、その接着剤が塗布された区
域は容器‘C'の上面に接着され、後板12および
前板20は上端板18から垂直下方に垂下する形
にされる。その後、二群の台形片29〜32およ
び34〜37がそれぞれの折目線33および38
に沿つて折曲げられ、各容器‘C'の底面に接着さ
れる。
このように作られた包装体は第2図に示され、
同図より明らかなる如く、ハンドル構造58が上
端板18と後板12との接合線において上端板1
8から上方に出ている。第3図に示す如く、二群
の台形片34〜37および34〜37は一次容器
‘C'の底に沿つて間隔を隔てて接着される。可破
壊区域中の弱め線52〜57は相隣る容器間の〓
間と一致する。
包装を開くには、裂断条44が裂断されて除去
され、これによつて、上端板18は二部分に分け
られる。ついで、上端板18の接着剤が塗布され
なかつた部分がハンドル構造58および後板12
とともに折曲げられて一次容器‘C'の群から離さ
れる。ついで、これらが、第4図および第5図に
示す如く、弱め線33に沿う裂断により完全に一
次容器‘C'の群から脱され、よつて、第6図に示
す如く、各一次容器‘C'の一側が露出される。
第7図に示す如く、上記操作が了ると包装体は
今や一列の一次容器‘C'からなり、これに上端板
18の残りの部分、前板20(これは接着されて
ない)および二群の台形片34〜37および34
〜37が付けられていることになる。
このような状態になると、一次容器‘C'は、各
容器‘C'を引張つて相隣るくびれ条48〜51の
間の長手方向弱め線52〜54および55〜57
を裂断することにより、これらのくびれ条48〜
51を破壊することなしに一つずつに分けること
ができる。
第8図に示す如く、各個の容器‘C'は分離され
た後、くびれ条48〜51の一つ(図示ではくび
れ条51)を有し、このくびれ条48〜51(同
じく、くびれ条51)は容器‘C'の上面と底面と
の間に延びてハンドル片を形成し、このハンドル
片により容器‘C'が把握され得ることになる。第
8図に示す如く、容器‘C'が開かれて注出し口が
形成されると上記ハンドル片(くびれ条51)に
より液状内容物の注出しが容易になされる。
本実施例の変形例(図示なし)においては、ハ
ンドル板14と16とからなる持運び用ハンドル
構造58が省かれ、後板12が上端板18に直接
蝶番連結される。
第9図ないし第12図は、一列の一次容器のた
めの包装体の他の実施例を示す。
第9図は、厚紙または同様な板状材料から作ら
れた細長い包装体59を示し、この包装材59は
後板60、上端板61および前板62を有し、こ
れらの板は横方向折目線63および64に沿つて
次々に蝶番連結されている。
後板60の自由端の横方向には一群の台形片6
4,65,66が連結され、これらは相互に間隔
を隔てられ、共通弱め線67に沿つて後板60に
連結されている。同様に、前記62の自由端の横
方向には一群の台形片68,69,70が連結さ
れ、これらは相互に相隔てられ、共通折目線71
に沿つて前板62に連結されている。
上端板61からは孔72が打出し成形され、こ
の孔72から二組の裂断線73,74が延出し、
これらはそれぞれ上端板61の両側の長手方向側
端にまで達している。これら二群の裂断線73,
74および横方向折目線63により裂断板が形成
され、これにより包装体の開放が容易にされる。
前板62には二つの細長い孔75,76が設け
られ、これらの孔75,76は打出し成形され
て、包装材59の長手方向に延びるハンドル片を
構成する三つのくびれ条77,78,79が形成
される。
上端板61には可破壊区域が設けられ、この区
域は二つの間隔を隔てた弱め線80,81を有
し、弱め線80は裂断線74のほぼ中央から出て
包装材59の長手方向に延びて孔75の一端に達
し、同様に弱め線81は裂断線73のほぼ中央か
ら出て包装材59の長手方向に延びて孔76の一
端に達している。同様に、前板62にも可破壊区
域が作られ、この区域は二つの弱め線82,83
を有し、弱め線82,83はそれぞれ弱め線80
および81と同一線上にあり、孔75,76の他
端から出て包装材59の長手方向に延びて、それ
ぞれ相隣る台形片68,69,70間の〓間に達
している。
包装体を作るには、上端板61の二群の裂断線
73,74と横方向折目線64との間の区域に接
着剤が塗布され、さらに、すべての台形片64〜
66および68〜70にも接着剤が塗布される。
このように接着剤が塗布された包装材59が、折
目線63および64の所で折曲げられて一列(こ
の場合3個)の長方体形一次容器‘C'(第10及
び11図)に掛けられ、上端板61は容器‘C'の
上面に当接し、上端板61の接着剤が塗布された
区域はこの容器‘C'の上面に接着され、後板60
および前板62は上面から下方に垂直に出る形に
される。ついで、二群の台形片64〜66および
68〜70がそれぞれ折目線67および71に沿
つて折曲げられ、各容器‘C'の底面に接着され
る。
このように作られた包装は第10図に示された
如くである。同図より明らかなる如く、二群の台
形片64〜66および68〜70は、第1図ない
し第8図に示した実施例において述べたと同様
に、一次容器‘C'の底に沿つて間隔を置いて接着
される。また、前記実施例と同様に、可破壊区域
中の弱め線80〜83は、相隣る容器間の〓間と
一致する。
包装体を開くには、上端板61が孔72の所で
把握され、二群の裂断線73,74に沿つて裂断
され、これにより、上端板61が二つの部分に分
けられる。ついで、上端板61の接着剤を施さな
かつた部分が後板60とともに折曲げられて容器
‘C'の列から離され、ついで、弱め線67に沿う
裂断により完全に除去される。第11図は包装が
部分的に開かれた状態を示す。
前記実施例の場合と同様に、今や包装体は一群
の容器‘C'からなり、これに上端板61の残部、
前板62(これは接着されてない)および二群の
台形片64〜66および68〜70が接着されて
いる。
このような状態になると、一次容器‘C'は、こ
れらを引張つて、相隣る条77,78,79間に
ある長手方向弱め線80,81および82,83
を裂断することにより一つずつに分けることがで
きる。各個の容器‘C'は、上述の如く分けられた
後、くびれ条77〜79の一つを有し、これらの
くびれ条77〜79は容器‘C'の上面と底面との
間に亘り、前述の如く、容器‘C'を把握するため
のハンドル片を形成する。
第12図は、4個の長方体形の一次容器を一列
に包装する包装体を作るための他の実施例の包装
材84を示す。この包装材84は中心線X−Xに
対して対称であり、第9図に示した包装材とほぼ
同様な構造を有するので、中心線X−Xの左側に
ある部分に対して、第9図と同様な記号の後に‘
a'を付してある。
この包装材84から包装体を作る方法は、第9
図ないし第11図について述べたと同様に行わ
れ、包装体の開放も同様に行われるのであるが、
中心線X−Xに沿つて中心線弱め線85が設けら
れているので、包装体を先づ、各々が一組の一次
容器を有する二つの包装体に切離し、ついでそれ
らの各々を、前述の如く一つずつの容器に分ける
ことができる。
第13図ないし第15図は本発明のさらに他の
実施例を示すが、この実施例においては、包装中
の包装材95は、包装される容器‘C'に部分的に
掛けられるのみであり、前記実施例における如き
後板を有していない。包装材95は厚紙または同
様な板状材料から作られ、上端板96、前板97
および底板98を有し、これらの板96,97,
98は横方向折目線99および99′に沿つて
次々に蝶番連結されている。
上端板96には、包装体の開放を容易にするた
めに横方向に延びる裂断条100が設けられてい
る。前板97には、三つの細長い孔101,10
2,103が設けられ、これらの孔101,10
2,103は打出し成形されて、長手方向に延び
る四つの同形のくびれ条104,105,10
6,107が形成されている。
上端板96には、三つの間隔を置いた弱め線1
08,109,110が設けられ、これらの弱め
線108,109,110は、包装材95の長手
方向に延びて孔101〜103の各々の一端に達
している。同様に、前板97には三つの弱め線1
11,112,113が設けられ、これらの弱め
線111,112,113は、上端板96上の弱
め線108,109,110と同一線上にあり、
孔101〜103の他端から出て包装材95の長
手方向に延び、相隣る台形片114,115,1
16,117間の〓間にまで達している。これら
の台形片114〜117は相共に底板98を形成
し、共通折目線99′に沿つて前板97に蝶番連
結されている。
包装体を作るには、まず上端板96の裂断条1
00の両側に接着剤が塗布され、すべての台形片
114〜117にも接着剤が塗布される。つい
で、このように接着剤が塗布された包装材95が
折目線99および99′の所で折曲げられて一列
(この場合4個)の長方体形一次容器‘C'に掛け
られ、これにより、上端板96は容器‘C'の上面
に当接し、上端板96の接着剤が塗布された区域
はこの容器‘C'の上面に接着され、前板97は上
端板から垂直下方に出る形にされる。ついで、台
形片114〜117が折目線99′の所で折曲げ
られて各容器‘C'の底面に接着される。
包装体を開くには、裂断条100が裂断除去さ
れ、これにより、上端板96が二部分に分けられ
る。この操作の後に於いては包装体は、第15図
に示す如く、一列の一次容器‘C'からなり、これ
に上端板96の残部、前板97(これは接着され
てない)および一群の台形片114〜117が接
着されている。容器‘C'は、これを引張つて包装
体を弱め線108,109,110および、相隣
るくびれ条104〜107の間の弱め線111,
112,113に沿つて裂断することにより一つ
ずつに分けることができる。このように分けられ
た各個の容器‘C'は、くびれ条104〜107の
一つを有し、これらのくびれ条104〜107は
容器‘C'の上面と底面との間に亘り、容器‘C'を
把握するためのハンドル片を形成する。
第16図ないし第21図は本発明のさらに他の
実施例を示し、これは一次容器C1およびC2を平
行二列にして包装するのに適する。
同図において、符番124は厚紙または同様な
可折曲げ板状材料からなる細長い包装材を示し、
この包装材124は上端板の一部を構成する除去
部125を有し、この除去部125は二つの同形
中心部126,127を有し、この中心部12
6,127の両側端には、上端板の一部を構成す
る一組の両側外方部128,129が連結され、
この外方部128,129はそれぞれ弱め線13
0,131に沿つて上記中心部126,127に
連結されている。この中心部126,127の上
端にはそれぞれ折目線134,135に沿つて一
組の側フランジ132,133が連結されてい
る。
包装材124はさらに一組の側壁136,13
7を有し、この側壁136,137は外方部12
8,129にそれぞれ折目線138,139に沿
つて連結されている。側壁136は、弱め線14
3および144に沿つて次々に連結された三つの
ハンドル片140,141,142を備えた形に
形成されている。上記側壁136のこのハンドル
片140,141,142の各々はその両端間
に、側壁136の切落し区域145〜148によ
り形成されたくびれ区域を有する。同様に、上端
板の外方部128は三つの板149,150,1
51により形成され、これらの板149,15
0,151は弱め線152および153により分
けられ、弱め線152および153はそれぞれ弱
め線143および144と同一線上にある。
側壁136の自由端には、底板154が折目線
155に沿つて連結され、この底板154は三つ
の台形片156,157,158によつて構成さ
れ、これらの台形片156,157,158はそ
れぞれハンドル片140,141,142の各々
に連結されている。
反対側の側壁137の構造は側壁136の構造
と同様であり、側壁137は三つのハンドル片1
59,160,161を有し、このハンドル片1
59,160,161は弱め線162および16
3により次々に連結されている。このハンドル片
159〜161はさらに、側壁137の切落し区
域162〜165により形成されたくびれ区域を
有する。上端板125の外方部129は三つの板
166,167,168により形成され、これら
の板166,167,168は弱め線169,1
70により分けられ、弱め線169,170はそ
れぞれ弱め線162および163と同一線上にあ
る。
側壁137の自由端には、折目線172に沿つ
て底板171が連結され、この底板171は三つ
の台形片173,174,175によつて構成さ
れ、これらの台形片173,174,175はそ
れぞれハンドル条159,160,161の各々
に連結される。
完成された包装体の持運びを容易にするため
に、除去部125の中心部126,127には、
一組の弧形片(ハンドル手段)176,177が
打出し成形されている。
第17図に178として示す完成した包装体を
作るには、まず、2つの容器列C1,C2(各列は三
つの容器を有する)が並べられ、ついで、包装材
124が、上端板の外方部128,129および
側フランジ132,133に接着剤が塗布された
後、上記容器列C1,C2の周りに掛けられる。こ
のように包装材124が掛けられる時に上端板の
除去部125は容器の上面に乗り、外方部12
8,129は容器の上面に接着され、側フランジ
132,133はそれぞれの折目線134,13
5の所で下方に折曲げられて各列中の最外方にあ
る容器の側面の上部に接着される。ついで、側壁
板136および137が各々の折目線138,1
39の所で下方に折曲げられ、よつて、ハンドル
片140,141,142の各々が、容器の一方
の外向き側面に接して置かれ、ハンドル片15
9,160,161の各々が、容器の他方の外向
き側面に接して置かれる。ついで、底板154お
よび171に接着剤が塗布された後、各々の折目
線155および172の所で折曲げられて容器の
底面に接触させられる。これにより、台形片15
6〜158および173〜175が、包装される
容器の異なる一つの底面に接着される。側フラン
ジ132および133は、容器列C1,C2を並ん
だ状態に保つことを助けるのであるが、これらの
側フランジ132,133を省くことも可能であ
り、この場合には、容器を二列に保つための他の
手段が設けられ、例えば、容器の底面に接着テー
プが施されるか、または、後に第26図について
述べるブリツジ板構造を用いることもできる。
完成された包装体178の取扱いを容易にする
ために、弧形片(ハンドル手段)176,177
は折目線134,135の所でそれぞれ折曲げら
れて中心部126,127から上方に移動され
る。
第18図において、包装体178を開くために
は、除去部125の中心部126,127の各々
が中心孔179(第16図)により把握されて引
離され、よつて、スリーブは弱め線130,13
1に沿つて裂断される。第19図に示す如く、除
去部125の中心部126,127はともに側フ
ランジ132,133の中心区域とともに完全に
除去され、これにより、各容器列C1,C2にそれ
ぞれ分けることが容易にされる。
第20図に示す如く、容器列C1の容器は上端
板の外方部129(すなわち、板166,16
7,168)、ハンドル片159,160,16
1(これらは接着されてない)および底片171
により包囲されている。この状態においては、上
壁板の外方部129および底片171のみが容器
に接着され、ハンドル片159,160,161
は容器の側面に接しているがこれに接着されては
いない。
他の容器列C2中の容器も同様に、上端板の外
方部128の相当する部分等に接着されている
(第21図参照)。
容器列C1中の容器は、弱め線169,170
に沿う裂断によつて三つの板166,167,1
68を分けこと、および弱め線162,163の
裂断によつて各ハンドル片159,160,16
1を分けることによつて一つずつに分けることが
できる。例えば、容器‘X'(第21図)には外方
部129の板168、ハンドル片161および台
形片175が付けられ、弱め線170および16
3に沿う裂断により隣り合う容器から離される。
容器列C1およびC2中の他の容器も同様にして相
互から分離され得る。
第21図に示す如く、分離後の個々の容器は、
くびれ条が設けられたハンドル片を一つを有し、
上記ハンドル片は容器の上面と底面との間に亘
る。くびれ条は容器の側面から限定された範囲に
おいて自由に動かされ得るから、包装が開かれた
後容器から液状内容物を注出すことを容易にす
る。このハンドル片の構造は、容器を側面の所で
把握することを不要にする点において特に有利で
ある。すなわち、容器を側面の所で把握した場合
には液状内容物が開口から噴出するおそれがある
からである。このようなハンドル片を設けること
により大容量の容器(例えば2リツトルのカート
ン)をも販売に適するようにすることが可能にさ
れる。すなわち、このような大容量の容器からの
注出しを行うたに容器を把握する場合には側面に
加えられる力が大になり、そのために内容物の噴
出が生じることが問題になるのであるが、このよ
うに容器を側面で把握することが不要とされるこ
とによつてこのような急激な流出が著しく減少さ
れるからである。
第22図ないし第24図は、容器を平行に二列
にして包装するためのさらに他の実施例を示すも
のである。
第22図は、厚紙または同様な板状材料から作
られた細長い包装材180を示し、この包装材1
80は後板181、上端板182および前板18
3を有し、これらの板は横方向弱め線184,1
85に沿つて次々に蝶番連結されている。
上端板182は二つの同形のハンドル板18
6,187を有し、両板は包装材181の中心に
おいて、横方向折目線189,190に沿うブリ
ツジ板188により相連結されている。上端板1
82はさらに同形の外方部191,192を有
し、一方の外方部191は横方向裂断条193に
沿つてハンドル板186に連結され、他方の外方
部192は横方向裂断条194に沿つてハンドル
板187に連結されている。
上端板182の外方部191と後板181とは
弱め線184に沿つて相連結され、同様に上端板
182の外方部192と前板183とは横方向弱
め線185に沿つて相連結されている。
ハンドル板186からは中心把握孔195が打
出され、同様にハンドル板187からは中心把握
孔196が打出されている。
後板181は三つの板197,198,199
が形成され、これらの板197,198,199
の各々はその両端間にくびれ区域を有し、上記区
域は、蝶番連結された片202,203,20
4,205、および206,207により形成さ
れるようになされている。
上端板182の外方部191は、弱め線21
1,212により分けられた三つの板208,2
09,210からなり、上記弱め線211,21
2は弱め線200,201と同一線上にある。後
板181の自由端には、折目線214に沿つて底
板213が連結され、底板213は三つの台形片
215,216,217からなり、これらの台形
片215,216,217はそれぞれ板197,
198,199に連結されている。
包装材180の前板183は後板181と同じ
構造であり、板218,219,220を有し、
これらの他は弱め線221,222により次々に
連結されている。板218,219,220は、
連結された片223,224,225,226、
および227,228により形成されるくびれ区
域を有する。
上端板182の外方部192は、弱め線23
2,233により分けられた三つの板229,2
30,231から成り、弱め線232,233は
それぞれ弱め線221および222と同一線上に
ある。前板183の自由端には折目線235に沿
つて底板234が連結され、この底板234は三
つの台形片236,237,238からなり、こ
れらの片236,237,238はそれぞれ板2
18,219,220に連結されている。
第23図に示す如く、完成された包装体239
を作るには、2つの容器列C1およびC2(各列は三
つの容器を有する)が相並ぶように配置され、つ
いで、上端板182の外方部191,192の
各々およびブリツジ板188および底板213,
234のすべての台形片216〜217,236
〜238に接着剤が塗布される。
ついで、ブリツジ板188が折目線189,1
90の所で折られ、よつて、二つのハンドル板1
86および187の近い端が相重ねられる。
ついで、上端板182が容器の上面に重なるよ
うに置かれ、外方部191,192の各々が各容
器列C1,C2中の容器の上面の部分に接着され、
前板183および後板181がそれぞれの弱め線
184,185の所で下方に折曲げられ、よつ
て、板197〜199の各々は一つの容器列C1
中の容器の外向き側面に接して置かれ、板218
〜220の各々は他の容器列C2中の容器の外向
き側面に接して置かれる。ついで、底板213,
234がそれぞれの折目線214,235の所で
折曲げられて容器の底面に接触させられ、台形片
215〜217および236〜238の各々が、
容器列C1,C2の一方に接着される。ここに、二
つの容器列C1,C2をそれらの底面において保つ
為の何らかの手段を設けることができる。例え
ば、容器の底面に接着テープを施すこともでき、
または、第26図について後述する如きブリツジ
板構造を用いることもできる。
さて、第24図に示す如く、包装体239を開
くには、ハンドル板186,187が把握されて
上端板182が裂断条193,194に沿つて裂
断され、これにより、両ハンドル板186,18
7が完全に除去され、よつて、2つの容器列C1
とC2の分離が容易にされる。ハンドル板186,
187の除去後、容器列C1中の容器は上端壁1
82の外方部191、すなわち板208,20
9,210および、板197,198,199
(これらの板は接着されてない)および台形片2
15,216,217により次々に連結されてい
る。すなわち、この状態においては、板208,
209,210および台形片215,216,2
17のみが容器に接着されているのであつて、板
197,198,199は容器の側面に自由に接
しているのみである。容器列C2中の容器は同様
に包装材182の相当する他の部分に取付けられ
ている。
ついで、容器列C1中の容器は、弱め線211,
212に沿う裂断により三つの板208,20
9,210が分けられること、および同時に弱め
線200,201に沿う裂断により板197,1
98,199が分けられることによつて一つずつ
に分離される。容器列C2中の容器も同様にして
一つずつに分離される。
分離後、各容器の各々は、容器の上面と底面と
の間に亘るくびれ領域を有する板197〜199
または218〜220の一つを有する。容器を把
握するには、この板197〜199または218
〜220に連結された片(例えば、板197の片
202,203)がそれぞれの折目線の所で相互
に向けて内側に折曲げられ、これにより、容器の
側面から限定された範囲内で自由に動かされ得る
強力な二プライハンドル片(くびれ領域)が形成
される。
第25図は第22図に示した包装材と同様な包
装材240を示し、第22図中の部分と同様な部
分に対しては同じ記号の後に‘a'を付してある。
この構造においては、第22図中の片202〜
207および223〜228は他の前記実施例と
同様に包装材240から完全に切落され、よつ
て、上端板181a中の一組の孔241,242
が作られ、後板183a中に一組の孔243,2
44が作られている。
第26図はさらに他の包装材245を示し、こ
れは、第25図に示した包装材と同様であり、同
様な部分には同様な記号の後に‘b'を付してあ
る。この包装材245は改変された上端板182
bおよび改変された底板213bを有する。
この実施例においては、前記実施例の包装材2
40のハンドル板186a,187aは単一のハ
ンドル板246により置き代えられ、ハンドル板
246は裂断条193bおよび194bを介して
それぞれ上端板182bの外方部191bおよび
192bに連結されている。ハンドル板246か
らは把握孔247,248が打出され、これらの
孔247,248は一組の可折曲げ補強板24
9,250により補強され、補強板249,25
0は把握孔247,248の各一つに連結されて
いる。上記補強板249,250は、使用時に
は、相互に向けて折曲げられてハンドル板246
の下に重ねられ、よつて、把握孔247と248
との間に置かれた強力な二プライハンドル片25
1が形成される。
底板に加えられた改造は次の如くである。すな
わち、この底板213bにおいては、中心片21
6bが延ばされてブリツジ板252が形成され、
このブリツジ板252は横方向折目線253に沿
つて中心に位置する台形片216bに連結されて
固定片254に至り、この固定片254は折目線
255に沿つてブリツジ板252に連結されてい
る。
この包装材245が二列の容器に取付けられる
時には、台形片216bを始めとするすべての台
形片215b〜217bが、包装される容器の各
底面に接着され、この操作の間にブリツジ板25
2が折目線253に沿つて容器の底面から離され
るように折曲げられ、ついで、固定片254に接
着剤が塗布され、つぎに、ブリツジ片252が、
台形片216bが接着された容器の底面を横切つ
て延びるように折目線253の所で折曲げられ
て、隣の列中で反対側にある容器に接着される。
これにより、容器の二列間の〓間に橋が架けら
れ、かくして、ブリツジ板252と固定片254
とにより、容器の二列をそれらの底面で分離しな
いように保つための手段が形成される。
以上においては、包装材を容器に取付けること
は接着によると述べられているが、他の取付け手
段も用いることができ、たとえば、適当に処理し
た包装体を熱接着により取付けることができる。
また、各容器の上端面中に孔を作るための弱め
区域を設け、注出しの際に空気が容器中に入るこ
とを許すために上記弱め区域中に孔をあけること
により一層穏やかな流出を行わせることもでき、
この際には、容器の上記弱め区域に達し得るよう
に包装体中に孔を設けるか、または、上記弱め区
域を包装体の上端板の可脱部分の下に置くことが
必要である。
〔発明の効果〕
本発明は上記のような構成であるので、多数の
容器を収容した多数個包装体を容易に形成するこ
とができ、しかもこの包装体から分離した各容器
には、ハンドル片が形成され、このハンドル片を
手で持つて容器内の内容物の注出を行うことがで
きる。
従つて、この注出の際に容器の側面を把握する
必要がないので、容器の側面を把握することによ
つて生じる容器の開口(注出口)からの内容物の
噴出を極力防止することができるといつた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は均等な容器の単一列を収容するのに適
した本発明による包装体を作るための包装材の平
面図、第2図および第3図は第1図の包装材を用
いた包装体の斜視図、第4図、第5図、第6図、
第7図および第8図は包装体を開くための次々の
段階を示す斜視図、第9図は本発明による包装体
を作るための他の包装材の平面図、第10図は第
9図の包装材を用いた包装体の斜視図、第11図
は第10図の包装体が部分的に開かれた状態を示
す斜視図、第12図は第9図の包装材と同様な包
装材の平面図、第13図、第14図および第15
図は均等な容器の単一列を収容するのに適した包
装材を有する本発明による他形の包装体の斜視図
であり、第15図はこの包装体が部分的に開かれ
た状態を示し、第16図は均等な容器の二列を収
容するのに適した本発明による他の包装材の平面
図、第17図、第18図、第19図、第20図お
よび第21図は第16図の包装材から作られた包
装体の斜視図であり、包装体を開くための次々の
段階を示し、第22図は均等な容器の二列を収容
するのに適した他の包装材の平面図、第23図は
第22図の包装材から作られた包装体の斜視図、
第24図は第23図の包装体が部分的に開かれた
状態を示す斜視図、第25図は第22図の包装材
と同様な他の包装材の平面図、第26図は第25
図の包装材と同様な他の包装材の平面図である。 10,59,84,95,124,180,2
40,245……包装材、12,60,181…
…後板、14,16……ハンドル板、18,6
1,182……上端板、20,62,97,18
3……前板、22,24,26,28,38,6
3,64,67,71,99,99′,184,
185,214,235……折目線、29〜3
2,34〜37,64〜66,68〜70,11
4〜117,156〜158,173〜175,
215〜217,236〜238……台形片、4
4……裂断条、48〜51,77〜79,104
〜107,140〜142,159〜161……
くびれ条(ハンドル片)、52〜54,55〜5
7,80〜83,143,144,152,15
3,162,163,169,170,200,
201,211,212,221,222,23
2,234……弱め線、73,74,130,1
31,193,194……裂断線、98,15
4,171,213,234……底板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くとも一列に置かれた平行六面体の複数の
    容器を有し、これらの容器は該容器の各々の一部
    にそれぞれ取付けられた可折曲げ材料製の包装材
    によつてその上面と側面と底面の少なくとも一部
    において包囲され、前記包装材は、上端板と、こ
    の上端板の端部に沿つて蝶番連結され前記容器の
    上端から下端に延びる前板と、この前板の他端に
    蝶番連結された底板とを有し、前記前板は、各々
    の容器のための少なくとも1つのハンドル片を形
    成するよう構成され、このハンドル片は、弱め線
    によつて裂断可能に互いに隣接するハンドル片に
    連結され、前記ハンドル片の両端部は前記上端板
    と前記底板との隣接部分をなし、この隣接部分
    は、前記ハンドル片が各々の容器の面から離れて
    も容器の上面と底面に取付けられ、この隣接部分
    の前記ハンドル片の間の前記弱め線の間には、前
    記ハンドル片と前記隣接部分を容器に残したまま
    容器を互いに個別に分離できるようにするための
    裂断線が備えられていることを特徴とする多数個
    包装体。 2 前記底板は、多数の間隔を置いた片よりな
    り、この各片は前記容器の1つに個々に取付けら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の多数個包装体。 3 前記上端板には除去部が備えられ、前記ハン
    ドル片の隣接部分に備えられた裂断線が前記除去
    部の端部と前記弱い線との間に延びていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多数個包
    装体。 4 前記包装材は、前記上端板の他端に蝶番連結
    され前記容器の反対側の上端から下端に延びる後
    板と、この後板の前記上端板から離れた他端に蝶
    番連結され前記底板の反対側で前記容器の底面に
    取付けられる他の底板とを有していることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の多数個包装
    体。 5 上端板18の前記除去部には、前記上端板1
    8の弱め線52,53,54に直交し列をなす前
    記容器に沿つて延びる裂断条44が備えられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    多数個包装体。 6 前記上端板18の除去部は、この上端板18
    から上方に突出し一対の蝶番連結されたハンドル
    板14,16によつて構成されるハンドル構造5
    8を有し、後板12は、前記一方のハンドル板1
    4に蝶番連結されて各容器の反対面の上端から下
    端に延び、他の底板は前記後板12の他端に裂断
    可能に連結されているとともに多数の間隔を置い
    た片29,30,31,32を有し、この片2
    9,30,31,32は前記列をなす容器の1つ
    に個々に取付けられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の多数個包装体。 7 前記上端板61の除去部には、各々の容器の
    反対面の上端から下端に延びる後板61が蝶番連
    結され、他の底板は、この後板61の下端に裂断
    可能に連結された多数の間隔を置いた片29,3
    0,31,32からなり、この片29,30,3
    1,32は前記列をなす容器の1つに個々に取付
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載の多数個包装体。 8 2つの容器列C1,C2を有する包装体であつ
    て、包装材124は、各容器列C1,C2の容器の
    上面に取付けられる上端板125,128,12
    9と、一対の側壁136,137とを備え、この
    一方の側壁136は前記上端板の一端部に蝶番連
    結されて一方の容器列の表面の上端から下端に延
    び、他方の側壁137は前記上端板の他端部に蝶
    番連結されて他方の容器列の表面の上端から下端
    に延び、底板154は一方の側壁136の端部に
    蝶番連結されて一方の容器列の底面に取付けら
    れ、底板171は他方の側壁137の端部に蝶番
    連結されて他方の容器列の底面に取付けられ、前
    記各側壁136,137は、それぞれ切落とし区
    域145〜148,162〜165によつて区画
    されたハンドル片140,141,142,15
    9,160,161を備え、前記底板154,1
    71は複数の間隔をおいた片145〜148,1
    62〜165を備え、この片145〜148,1
    62〜165は、個々の容器列C1,C2の一方に
    個々に取付けられ、前記上端板と側壁136,1
    37には、各容器列に沿つて互いに隣接する容器
    間に位置して前記弱め線が備えられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多数個包
    装体。 9 前記上端板125,128,129は、各容
    器列C1,C2の上面に夫々永久的に取付けられる
    外方部128,129と、この外方部128,1
    29の間に裂断自在に連結された除去部125と
    からなり、前記上端板125,128,129の
    弱め線は、一方の容器列の互いに隣接する容器間
    に位置し、前記除去部125と切落し区域14
    6,147の各々の端部に夫々達する間隔を置い
    た第1の弱め線152,153と、他方の容器列
    の互いに隣接する容器間に位置し、前記除去部1
    25と切落し区域163,164の各々の端部に
    夫々達する間隔を置いた第2の弱め線169,1
    70からなることを特徴とする特許請求の範囲第
    8項記載の多数個包装体。 10 前記一方の側壁の136の弱め線は、切落
    し区域146,147の各々の端部から複数の間
    隔をおいた片156,157,158の隣接部分
    に形成される窪みに達し、互いに隣接する容器間
    に位置して延びる弱め線143,144を備え、
    前記他方の側壁137の弱め線は、切落し区域1
    63,164の各々の端部から複数の間隔をおい
    た片173,174,175の隣接部分に形成さ
    れる窪みに達し、隣接する容器間に位置して延び
    る弱め線162,163を備えていることを特徴
    とする特許請求の範囲第9項記載の多数個包装
    体。 11 前記上端板の除去部125は、包装体の搬
    送を容易にするためのハンドル手段176,17
    7を有していることを特徴とする特許請求の範囲
    第10項記載の多数個包装体。 12 一方の容器列の容器の底面と他方の容器列
    の容器の底面とが互いに離れてしまうことを防止
    するためのブリツジ板242及び固定片254が
    備えられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第8項記載の多容器包装体。 13 前記ブリツジ板242は、前記片216b
    に蝶番連結されて両容器列の間を横切り、前記ブ
    リツジ板242の端部の前記固定片254は、前
    記片216bが固定された容器に直接対向する容
    器の底面に固定されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第12項記載の多数個包装体。
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