JPH0242709B2 - - Google Patents
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- JPH0242709B2 JPH0242709B2 JP56154197A JP15419781A JPH0242709B2 JP H0242709 B2 JPH0242709 B2 JP H0242709B2 JP 56154197 A JP56154197 A JP 56154197A JP 15419781 A JP15419781 A JP 15419781A JP H0242709 B2 JPH0242709 B2 JP H0242709B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- spring
- vehicle
- case
- hydraulic pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 38
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 35
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 15
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/18—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution
- B60T8/1837—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution characterised by the load-detecting arrangements
- B60T8/185—Arrangements for detecting vehicle level
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は車両、特にトラツク、バン系車両に
採用され、積載荷重の大小に応じて後輪ブレーキ
に供給されるブレーキ液量を制御して車両の横す
べり、尻振り現象を防止するロードセンシングバ
ルブに関する。
採用され、積載荷重の大小に応じて後輪ブレーキ
に供給されるブレーキ液量を制御して車両の横す
べり、尻振り現象を防止するロードセンシングバ
ルブに関する。
従来のロードセンシングバルブとしては、例え
ば第1,2図に示すようなものがある。ブラケツ
ト1を介して車体2に取付けられた制御バルブと
してのカツトバルブ3は、第2図に示すように、
マスタシリンダ(図示せず)に連通したポート4
と後輪ブレーキのホイールシリンダ(図示せず)
に連通したポート5との間に弁6を有したもので
あり、ポート4からポート5へ流通するブレーキ
液の液圧が受圧面7に作用して弁6が閉となるよ
うピストン8を上方に付勢している。第1図にお
いて、ピストン8にはブラケツト1に回転自在に
取付けられたレバー9に係合しており、レバー9
にはその一端で負荷スプリング10によりピスト
ン8を下方へ押し込む方向へ付勢されている。レ
バー9の他端は荷重検知スプリング11を介して
アクスルケース12に連結し、このスプリング1
1は前記のように負荷スプリング10がレバー9
を付勢するに抗力として作用する。そしてこのよ
うなロードセンシングバルブは以下のように作用
する。車両の積載荷重が小さいときには、車高が
高くなり、車体2とアクスルケース12との間の
相対距離が大きくなる。したがつて、荷重検出ス
プリング11が負荷スプリング10に及ぼす抗力
は大きくなり、レバー9によるピストン8の押圧
力が小さくなる。このため、受圧面7を押圧する
ブレーキ液の液圧が比較的小さなものであつて
も、弁6は閉となり、これ以後、後輪ブレーキの
ホイルシリンダに供給されるブレーキ液を断つ
て、後輪ブレーキのロツクによる車両の横すべ
り、尻振り現象を防止する。また、車両の積載荷
重が大きいときには、車高が低くなり、車体2と
アクスルケース12との間の相対距離が小さくな
る。したがつて、荷重検出スプリング11が負荷
スプリング10に及ぼす抗力が小さくなり、レバ
ー9によるピストン8の押圧力が大きくなる。こ
のため、受圧面7を押圧するブレーキ液の液圧が
かなり高くならなければ弁6は閉とならず、後輪
ブレーキのホイルシリンダに大きな荷重を積載し
た車両を制動するに十分なブレーキ液圧を供給す
る。
ば第1,2図に示すようなものがある。ブラケツ
ト1を介して車体2に取付けられた制御バルブと
してのカツトバルブ3は、第2図に示すように、
マスタシリンダ(図示せず)に連通したポート4
と後輪ブレーキのホイールシリンダ(図示せず)
に連通したポート5との間に弁6を有したもので
あり、ポート4からポート5へ流通するブレーキ
液の液圧が受圧面7に作用して弁6が閉となるよ
うピストン8を上方に付勢している。第1図にお
いて、ピストン8にはブラケツト1に回転自在に
取付けられたレバー9に係合しており、レバー9
にはその一端で負荷スプリング10によりピスト
ン8を下方へ押し込む方向へ付勢されている。レ
バー9の他端は荷重検知スプリング11を介して
アクスルケース12に連結し、このスプリング1
1は前記のように負荷スプリング10がレバー9
を付勢するに抗力として作用する。そしてこのよ
うなロードセンシングバルブは以下のように作用
する。車両の積載荷重が小さいときには、車高が
高くなり、車体2とアクスルケース12との間の
相対距離が大きくなる。したがつて、荷重検出ス
プリング11が負荷スプリング10に及ぼす抗力
は大きくなり、レバー9によるピストン8の押圧
力が小さくなる。このため、受圧面7を押圧する
ブレーキ液の液圧が比較的小さなものであつて
も、弁6は閉となり、これ以後、後輪ブレーキの
ホイルシリンダに供給されるブレーキ液を断つ
て、後輪ブレーキのロツクによる車両の横すべ
り、尻振り現象を防止する。また、車両の積載荷
重が大きいときには、車高が低くなり、車体2と
アクスルケース12との間の相対距離が小さくな
る。したがつて、荷重検出スプリング11が負荷
スプリング10に及ぼす抗力が小さくなり、レバ
ー9によるピストン8の押圧力が大きくなる。こ
のため、受圧面7を押圧するブレーキ液の液圧が
かなり高くならなければ弁6は閉とならず、後輪
ブレーキのホイルシリンダに大きな荷重を積載し
た車両を制動するに十分なブレーキ液圧を供給す
る。
ここで、従来のロードセンシングバルブは上述
のように車両の積載荷重の大小を、車高変位、す
なわち、アクスルケース12と車体2との間の相
対距離を線形な特性を有する荷重検出スプリング
11で検知し、これをもつて、ブレーキ液の制御
を行なつている。しかしながら、車両のサスペン
シヨンスプリングの特性は第3図に示すように非
線形なものであり、バルブB1とリバウンドR1と
の間のストローク範囲(B1R1範囲)を超えると、
サスペンシヨンスプリングがストツパーに当たる
ことによりその特性の傾きが急激に大きくなる
(すなわち荷重変化に対するサスペンシヨンスプ
リングのたわみ量変化が小さくなる)ものであ
る。このため、サスペンシヨンスプリングのバル
ブ・リバウンドストローク範囲(第3図中B1R1
範囲)を超えた範囲(第3図中、B1B2範囲、又
はR1R2範囲)にあつては積載荷重変化に対する
車高変位が第3図中B1R1範囲より小さくなり、
積載荷重が極小(サスペンシヨンスプリングのた
わみは第3図中δB1δB2範囲)又は極大(サスペ
ンシヨンスプリングのたわみは第3図中δR1δR2
範囲)となると荷重変化を荷重検知スプリング1
1により正確に検知できず車両の積載荷重に応じ
た正確なブレーキ液圧の制御が行なえないという
問題点があつた。
のように車両の積載荷重の大小を、車高変位、す
なわち、アクスルケース12と車体2との間の相
対距離を線形な特性を有する荷重検出スプリング
11で検知し、これをもつて、ブレーキ液の制御
を行なつている。しかしながら、車両のサスペン
シヨンスプリングの特性は第3図に示すように非
線形なものであり、バルブB1とリバウンドR1と
の間のストローク範囲(B1R1範囲)を超えると、
サスペンシヨンスプリングがストツパーに当たる
ことによりその特性の傾きが急激に大きくなる
(すなわち荷重変化に対するサスペンシヨンスプ
リングのたわみ量変化が小さくなる)ものであ
る。このため、サスペンシヨンスプリングのバル
ブ・リバウンドストローク範囲(第3図中B1R1
範囲)を超えた範囲(第3図中、B1B2範囲、又
はR1R2範囲)にあつては積載荷重変化に対する
車高変位が第3図中B1R1範囲より小さくなり、
積載荷重が極小(サスペンシヨンスプリングのた
わみは第3図中δB1δB2範囲)又は極大(サスペ
ンシヨンスプリングのたわみは第3図中δR1δR2
範囲)となると荷重変化を荷重検知スプリング1
1により正確に検知できず車両の積載荷重に応じ
た正確なブレーキ液圧の制御が行なえないという
問題点があつた。
この発明はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、車両の積載荷重によるアクスル
ケースと車体との相対距離で車高を検知して、車
高が高くなるに従つて早期にブレーキに供給され
る作動流体圧を規制または調整するロードセンシ
ングバルブにおいて、常に負荷スプリングにより
開となるよう付勢されるとともに前期作動流体の
圧力入力より閉となるよう付勢されてこの作動流
体圧を制御するよう車体に取付けられ制御バルブ
と、車両上下方向に配置された一対のコイルスプ
リング部および両スプリング部を直列に結合する
直線部からなり、アクスルケースと制御バルブを
負荷スプリングの抗力となるよう連結する荷重検
知スプリングと、荷重検知スプリングの直線部近
傍に配置され、一対のコイルスプリング部のうち
一方又は他方のスプリング部に係合して該コイル
スプリング部の変位を規制するストツパ部材とを
備えるようにして上記問題点を解決することを目
的としている。
なされたもので、車両の積載荷重によるアクスル
ケースと車体との相対距離で車高を検知して、車
高が高くなるに従つて早期にブレーキに供給され
る作動流体圧を規制または調整するロードセンシ
ングバルブにおいて、常に負荷スプリングにより
開となるよう付勢されるとともに前期作動流体の
圧力入力より閉となるよう付勢されてこの作動流
体圧を制御するよう車体に取付けられ制御バルブ
と、車両上下方向に配置された一対のコイルスプ
リング部および両スプリング部を直列に結合する
直線部からなり、アクスルケースと制御バルブを
負荷スプリングの抗力となるよう連結する荷重検
知スプリングと、荷重検知スプリングの直線部近
傍に配置され、一対のコイルスプリング部のうち
一方又は他方のスプリング部に係合して該コイル
スプリング部の変位を規制するストツパ部材とを
備えるようにして上記問題点を解決することを目
的としている。
以下この発明を図面に基づいて説明する。
第4,5図はこの発明の一実施例を示す図であ
る。まず、構成を説明すると、車両の車体21に
は、ブラケツト22が取付けられており、このブ
ラケツト22には制御バルブとしてのカツトバル
ブ23が取付けられている。カツトバルブ23は
第5図に示すようなものである。すなわち、バル
ブシリンダ24にはポート25,26が形成され
ており、ポート25は図外のマスタシリンダに連
通し、ポート26は図外の後輪ブレーキのホイル
シリンダに連通している。ポート25とポート2
6との間のシリンダ24内壁には弁座27が設け
られ、この弁座27にはパツキン28が着座可能
である。パツキン28はピストン29の先端に取
付けられており、ピストン29はシール30を有
し、シリンダ24内を摺動可能である。31はシ
リンダ24下端を閉止する蓋部材、32はシリン
ダ24上端部に摺動自在に収納されピストン29
上端に当接した可動体、33はシリンダ24上端
を覆う弾性カバーである。再び第4図において、
ブラケツト22にはレバー34がピン35を介し
て回動自在に取付けられており、レバー34の突
起部34aは前記弾性カバー33を介して可動体
32に当接している。レバー34の突起部34a
が設けられた側の一端には引張り状態の負荷スプ
リング36の一端が取付けられ、この負荷スプリ
ング36の他端はブラケツト22に取付けられ、
この負荷スプリング36によりレバー34はピン
35を中心として第4図中時計回り付勢されてい
る。すなわち、カツトバルブ23はレバー34を
介して常に負荷スプリング36により閉となるよ
う付勢されている。レバー34の他端には弾性体
としての引張状態の荷重検知スプリング37の一
端が取付けられており、この荷重検知スプリング
37の他端は車両のアクスルケース38にブラケ
ツト39を介して取付けられている。荷重検知ス
プリング37は二つのスプリング37a,37b
一対のスプリング部を直列に連結したものであ
り、スプリング37a,37b間に直線部である
連結部37Cの長さは第3図に示した車両のサス
ペンシヨンスプリングのバンプ・リバウンドスト
ローク(δB1δR1範囲)に相当する長さである。
スプリング37a,37bのバネ定数をそれぞれ
Ka,Kbとすると荷重検知スプリング38のバネ
定数はka・kb/ka+kbとなつており、荷重検知スプリン グ37はレバー34を第4図中ピン35を中心に
反時計回りに付勢し負荷スプリング36の抗力と
なつている。アクスルケース38にはストツパー
40が取付けられており、このストツパー40の
先端部には第6図に示すような切欠40aが設け
られている。ストツパー40の切欠40a内には
荷重検知スプリング37の連結部37cが遊通し
ており、このストツパー40の切欠40a縁部に
スプリング37a,37bはそれぞれ係合可能で
ある。上記荷重検知スプリング37とストツパー
40とは全体として荷重検知手段41を構成して
いる。
る。まず、構成を説明すると、車両の車体21に
は、ブラケツト22が取付けられており、このブ
ラケツト22には制御バルブとしてのカツトバル
ブ23が取付けられている。カツトバルブ23は
第5図に示すようなものである。すなわち、バル
ブシリンダ24にはポート25,26が形成され
ており、ポート25は図外のマスタシリンダに連
通し、ポート26は図外の後輪ブレーキのホイル
シリンダに連通している。ポート25とポート2
6との間のシリンダ24内壁には弁座27が設け
られ、この弁座27にはパツキン28が着座可能
である。パツキン28はピストン29の先端に取
付けられており、ピストン29はシール30を有
し、シリンダ24内を摺動可能である。31はシ
リンダ24下端を閉止する蓋部材、32はシリン
ダ24上端部に摺動自在に収納されピストン29
上端に当接した可動体、33はシリンダ24上端
を覆う弾性カバーである。再び第4図において、
ブラケツト22にはレバー34がピン35を介し
て回動自在に取付けられており、レバー34の突
起部34aは前記弾性カバー33を介して可動体
32に当接している。レバー34の突起部34a
が設けられた側の一端には引張り状態の負荷スプ
リング36の一端が取付けられ、この負荷スプリ
ング36の他端はブラケツト22に取付けられ、
この負荷スプリング36によりレバー34はピン
35を中心として第4図中時計回り付勢されてい
る。すなわち、カツトバルブ23はレバー34を
介して常に負荷スプリング36により閉となるよ
う付勢されている。レバー34の他端には弾性体
としての引張状態の荷重検知スプリング37の一
端が取付けられており、この荷重検知スプリング
37の他端は車両のアクスルケース38にブラケ
ツト39を介して取付けられている。荷重検知ス
プリング37は二つのスプリング37a,37b
一対のスプリング部を直列に連結したものであ
り、スプリング37a,37b間に直線部である
連結部37Cの長さは第3図に示した車両のサス
ペンシヨンスプリングのバンプ・リバウンドスト
ローク(δB1δR1範囲)に相当する長さである。
スプリング37a,37bのバネ定数をそれぞれ
Ka,Kbとすると荷重検知スプリング38のバネ
定数はka・kb/ka+kbとなつており、荷重検知スプリン グ37はレバー34を第4図中ピン35を中心に
反時計回りに付勢し負荷スプリング36の抗力と
なつている。アクスルケース38にはストツパー
40が取付けられており、このストツパー40の
先端部には第6図に示すような切欠40aが設け
られている。ストツパー40の切欠40a内には
荷重検知スプリング37の連結部37cが遊通し
ており、このストツパー40の切欠40a縁部に
スプリング37a,37bはそれぞれ係合可能で
ある。上記荷重検知スプリング37とストツパー
40とは全体として荷重検知手段41を構成して
いる。
次に作用をA〜Eの場合に分けて説明する。
A 第3図に示すサスペンシヨンスプリングのた
わみ量がδoとなるような荷重が車両に積載さ
れ、車高がある所定の高さにある場合について
説明する。なお以下、本明細書においてこの場
合における荷重を基準荷重、車高を基準車高と
する。この場合にあつては、スプリング37
a,37bはストツパー40の切欠40a縁部
に係合しておらず、連結部37cが切欠40a
内を遊通している。このため、レバー34は負
荷スプリング36のバネ力から荷重検知スプリ
ング37のバネ力を差し引いた力で第4図中ピ
ン35を中心に時計回りに付勢されている。し
たがつて、レバー34により、弾性カバー3
3、可動体32を介してピストン29は下方へ
押圧力を受けている。この結果、ポート25か
らポート26へ流通するブレーキ液の受圧面と
してのピストン29の断面積への液圧が所定液
圧A以下であれば上記押圧力によりパツキン3
8が弁座27から離隔しており、ブレーキ液が
マスタシリンダから後輪ブレーキのホイルシリ
ンダに供給され、後輪には車両の横すべり、尻
振り現象が生じない範囲の十分な制動力が生ず
る。また、ポート25からポート26へ流通す
るブレーキ液の液圧が上記所定液圧Aを超える
(車両が横すべり等をおこすブレーキ液圧)と、
ピストン29はブレーキ液の液圧を受け前記押
圧力に抗してレバー34を押し上げて上昇し、
パツキン28が弁座27に着座する。この結
果、マスタシリンダから後輪ブレーキのホイル
シリンダに供給されるブレーキ液が断たれ、後
輪の制動力の増大を抑えて車両の横すべり、尻
振り現象を防止する。
わみ量がδoとなるような荷重が車両に積載さ
れ、車高がある所定の高さにある場合について
説明する。なお以下、本明細書においてこの場
合における荷重を基準荷重、車高を基準車高と
する。この場合にあつては、スプリング37
a,37bはストツパー40の切欠40a縁部
に係合しておらず、連結部37cが切欠40a
内を遊通している。このため、レバー34は負
荷スプリング36のバネ力から荷重検知スプリ
ング37のバネ力を差し引いた力で第4図中ピ
ン35を中心に時計回りに付勢されている。し
たがつて、レバー34により、弾性カバー3
3、可動体32を介してピストン29は下方へ
押圧力を受けている。この結果、ポート25か
らポート26へ流通するブレーキ液の受圧面と
してのピストン29の断面積への液圧が所定液
圧A以下であれば上記押圧力によりパツキン3
8が弁座27から離隔しており、ブレーキ液が
マスタシリンダから後輪ブレーキのホイルシリ
ンダに供給され、後輪には車両の横すべり、尻
振り現象が生じない範囲の十分な制動力が生ず
る。また、ポート25からポート26へ流通す
るブレーキ液の液圧が上記所定液圧Aを超える
(車両が横すべり等をおこすブレーキ液圧)と、
ピストン29はブレーキ液の液圧を受け前記押
圧力に抗してレバー34を押し上げて上昇し、
パツキン28が弁座27に着座する。この結
果、マスタシリンダから後輪ブレーキのホイル
シリンダに供給されるブレーキ液が断たれ、後
輪の制動力の増大を抑えて車両の横すべり、尻
振り現象を防止する。
B 基準荷重より大きな荷重が車両に積載され、
第3図に示すサスペンシヨンスプリングのたわ
みがδoδB1範囲内にあり、これに応じて車高が
基準車高より低くなつている場合について説明
する。この場合にあつては、車体21とアクス
ルケース38との間の相対距離がAの場合に比
して短かくなることにより荷重検知スプリング
37は縮むが、いまだスプリング37aはスト
ツパー40に係合しておらず、連結部37cが
切欠40a内を遊通している。また、上記のよ
うに荷重検知スプリング37が縮むことにより
荷重検知スプリング37のレバー34への付勢
力が小さくなり、これがために、負荷スプリン
グ36によりAの場合に比して大きな力でレバ
ー34は第4図中ピン35を中心に時計回りに
付勢されている。したがつて、ピストン29が
レバー34から受けている下方への押圧力もA
の場合に比して大きい。この結果、ポート25
からポート26へ流通するブレーキ液がこのB
の場合に許容される所定液圧B(前記液圧Aに
なつた以後達する液圧Aより高い液圧)以下で
あればパツキン28が弁座27から離隔してお
り、ブレーキ液がマスタシリンダから後輪ブレ
ーキのホイルシリンダに供給され、後輪には、
車両の横すべり等の生じない範囲の十分な制動
力が生ずる。また、ポート25からポート26
へ流通するブレーキ液の液圧が上記液圧Bを超
える(車両が横すべり等をおこすブレーキ液
圧)と、ピストン29は、ブレーキ液圧を受け
て、前記押圧力に抗してレバー34を押し上げ
て上昇し、パツキン28が弁座27に着座す
る。この結果、マスタシリンダから後輪ブレー
キのホイルシリンダに供給されるブレーキ液が
断たれ、後輪の制動力の増大を抑えて車両の横
すべり等を防止する。さらにまた、荷重の変化
についてはこのBの場合において、荷重変化に
よる車高変位は、荷重検知スプリング37の変
位により検知され、上記液圧Bが荷重に応じて
設定され、後輪には車両の横すべり等が生じな
い範囲で十分な制動力が生ずる。
第3図に示すサスペンシヨンスプリングのたわ
みがδoδB1範囲内にあり、これに応じて車高が
基準車高より低くなつている場合について説明
する。この場合にあつては、車体21とアクス
ルケース38との間の相対距離がAの場合に比
して短かくなることにより荷重検知スプリング
37は縮むが、いまだスプリング37aはスト
ツパー40に係合しておらず、連結部37cが
切欠40a内を遊通している。また、上記のよ
うに荷重検知スプリング37が縮むことにより
荷重検知スプリング37のレバー34への付勢
力が小さくなり、これがために、負荷スプリン
グ36によりAの場合に比して大きな力でレバ
ー34は第4図中ピン35を中心に時計回りに
付勢されている。したがつて、ピストン29が
レバー34から受けている下方への押圧力もA
の場合に比して大きい。この結果、ポート25
からポート26へ流通するブレーキ液がこのB
の場合に許容される所定液圧B(前記液圧Aに
なつた以後達する液圧Aより高い液圧)以下で
あればパツキン28が弁座27から離隔してお
り、ブレーキ液がマスタシリンダから後輪ブレ
ーキのホイルシリンダに供給され、後輪には、
車両の横すべり等の生じない範囲の十分な制動
力が生ずる。また、ポート25からポート26
へ流通するブレーキ液の液圧が上記液圧Bを超
える(車両が横すべり等をおこすブレーキ液
圧)と、ピストン29は、ブレーキ液圧を受け
て、前記押圧力に抗してレバー34を押し上げ
て上昇し、パツキン28が弁座27に着座す
る。この結果、マスタシリンダから後輪ブレー
キのホイルシリンダに供給されるブレーキ液が
断たれ、後輪の制動力の増大を抑えて車両の横
すべり等を防止する。さらにまた、荷重の変化
についてはこのBの場合において、荷重変化に
よる車高変位は、荷重検知スプリング37の変
位により検知され、上記液圧Bが荷重に応じて
設定され、後輪には車両の横すべり等が生じな
い範囲で十分な制動力が生ずる。
C 上記のBの場合より大きな荷重(極大荷重)
が車両に積載され第3図に示すサスペンシヨン
スプリングのたわみがδB1δB2範囲内にあり、
これに応じて車高が低くなつている場合につい
て説明する。この場合にあつては、車体21と
アクスルケース38との間の相対距離がBの場
合に比して短かくなることにより、荷重検知ス
プリング37はさらに縮みレバー34への付勢
力を小さくし、負荷スプリング36によるレバ
ー34への付勢力はBの場合に比して大きくな
つている。そして、荷重検知スプリング37の
スプリング37aの下端がストツパー40の切
欠40a縁部に係合して、これ以後、スプリン
グ37bの縮み方向の変位を規制している。こ
の結果、ポート26へ流通するブレーキ液がこ
のCの場合に許容される所定液圧C(前記液圧
Bになつた以後達する液圧Bより高い液圧)以
下であればパツキン28が弁座27から離隔し
ており、プレーキ液がマスタシリンダから後輪
ブレーキのホイルシリンダに供給され、後輪に
は車両の横すべり等の生じない範囲の十分な制
動力が生ずる。また、ポート25からポート2
6へ流通するブレーキ液の液圧が上記液圧Cを
超えると前述したA,Bの場合と同様にパツキ
ン28が弁座27に着座して後輪の制動力増大
を抑えて車両の横すべり等を防止する。さらに
また、荷重変化については、このCの場合にお
いて、荷重変化による車高変位、すなわち第3
図に示すサスペンシヨンスプリングのたわみ前
記Bの場合の場合と異なる特性を有するが、ス
プリング37aがストツパー40に係合してい
ることにより、荷重検知スプリング37の有効
なバネ定数がkakb/ka+kbからkaに大きくなるた め、小さな車高変位に対してもこれに追従する
よう荷重検知スプリング37はそのレバー34
への付勢力を大きく変化させる。したがつて、
車両の積載荷重の変化は荷重スプリング37の
変位により正確に検知され、上記液圧Cが荷重
に応じて設定され後輪には車両の横すべり等が
生じない範囲で十分な制動力が生ずる。
が車両に積載され第3図に示すサスペンシヨン
スプリングのたわみがδB1δB2範囲内にあり、
これに応じて車高が低くなつている場合につい
て説明する。この場合にあつては、車体21と
アクスルケース38との間の相対距離がBの場
合に比して短かくなることにより、荷重検知ス
プリング37はさらに縮みレバー34への付勢
力を小さくし、負荷スプリング36によるレバ
ー34への付勢力はBの場合に比して大きくな
つている。そして、荷重検知スプリング37の
スプリング37aの下端がストツパー40の切
欠40a縁部に係合して、これ以後、スプリン
グ37bの縮み方向の変位を規制している。こ
の結果、ポート26へ流通するブレーキ液がこ
のCの場合に許容される所定液圧C(前記液圧
Bになつた以後達する液圧Bより高い液圧)以
下であればパツキン28が弁座27から離隔し
ており、プレーキ液がマスタシリンダから後輪
ブレーキのホイルシリンダに供給され、後輪に
は車両の横すべり等の生じない範囲の十分な制
動力が生ずる。また、ポート25からポート2
6へ流通するブレーキ液の液圧が上記液圧Cを
超えると前述したA,Bの場合と同様にパツキ
ン28が弁座27に着座して後輪の制動力増大
を抑えて車両の横すべり等を防止する。さらに
また、荷重変化については、このCの場合にお
いて、荷重変化による車高変位、すなわち第3
図に示すサスペンシヨンスプリングのたわみ前
記Bの場合の場合と異なる特性を有するが、ス
プリング37aがストツパー40に係合してい
ることにより、荷重検知スプリング37の有効
なバネ定数がkakb/ka+kbからkaに大きくなるた め、小さな車高変位に対してもこれに追従する
よう荷重検知スプリング37はそのレバー34
への付勢力を大きく変化させる。したがつて、
車両の積載荷重の変化は荷重スプリング37の
変位により正確に検知され、上記液圧Cが荷重
に応じて設定され後輪には車両の横すべり等が
生じない範囲で十分な制動力が生ずる。
D 基準荷重より小さな荷重に積載され、第3図
に示すサスペンシヨンスプリングのたわみが
δoδR1範囲内にあり、これに応じて車高が基準
車高より高くなつている場合について説明す
る。この場合にあつては、車体21とアクスル
ケース38との間の相対距離がAの場合に比し
て長くなることにより荷重検知スプリング37
は伸びるが、いまだスプリング37bはストッ
パー40に係合しない。また、上記のように荷
重検知スプリング37が伸びることにより荷重
検知スプリング37のレバー34への付勢力が
大きくなり、これがために、Aの場合に比して
負荷スプリング36は荷重検知スプリング37
より大きな抗力を受ける。したがつて、ピスト
ン29がレバー34から受けている下方への押
圧力もAの場合に比して小さくなる。この結
果、ポート25からポート26へ流通するブレ
ーキ液がこのDの場合に許容される所定液圧D
(前記液圧Aより早期に達する低い液圧)以下
であれば、パツキン28が弁座27から離隔し
ており、後輪には車両の横すべり等の生じない
範囲の十分な制動力が生ずる。また、ポート2
5からポート26へ流通するブレーキ液の液圧
が上記液圧Bを超えるときには、Aの場合にお
いて説明したと同様にブレーキ液圧を受けてパ
ツキン28が弁座27に着座して、車両の横す
べり等を防止する。さらにまた、荷重変化につ
いてもAの場合において説明したと同様荷重変
化はバネ定数kakb/ka+kbの荷重検知スプリング3 7の変位により検知され、後輪には車両の横す
べり等が生じない範囲で十分な制動が生ずる。
に示すサスペンシヨンスプリングのたわみが
δoδR1範囲内にあり、これに応じて車高が基準
車高より高くなつている場合について説明す
る。この場合にあつては、車体21とアクスル
ケース38との間の相対距離がAの場合に比し
て長くなることにより荷重検知スプリング37
は伸びるが、いまだスプリング37bはストッ
パー40に係合しない。また、上記のように荷
重検知スプリング37が伸びることにより荷重
検知スプリング37のレバー34への付勢力が
大きくなり、これがために、Aの場合に比して
負荷スプリング36は荷重検知スプリング37
より大きな抗力を受ける。したがつて、ピスト
ン29がレバー34から受けている下方への押
圧力もAの場合に比して小さくなる。この結
果、ポート25からポート26へ流通するブレ
ーキ液がこのDの場合に許容される所定液圧D
(前記液圧Aより早期に達する低い液圧)以下
であれば、パツキン28が弁座27から離隔し
ており、後輪には車両の横すべり等の生じない
範囲の十分な制動力が生ずる。また、ポート2
5からポート26へ流通するブレーキ液の液圧
が上記液圧Bを超えるときには、Aの場合にお
いて説明したと同様にブレーキ液圧を受けてパ
ツキン28が弁座27に着座して、車両の横す
べり等を防止する。さらにまた、荷重変化につ
いてもAの場合において説明したと同様荷重変
化はバネ定数kakb/ka+kbの荷重検知スプリング3 7の変位により検知され、後輪には車両の横す
べり等が生じない範囲で十分な制動が生ずる。
E 上記のDの場合より小さな荷重(極小荷重)
が車両に積載され、第3図に示すサスペンシヨ
ンスプリングのたわみがδR1δR2範囲内にあり、
これに応じて車高が高くなつている場合につい
て説明する。この場合にあつては、車体21と
アクスルケース38との間の相対距離がDの場
合に比して長くなることにより荷重検知スプリ
ング37はさらに伸びレバー34への付勢力を
大きくし、負荷スプリング36によるレバー3
4への付勢力はDの場合に比して小さくなつて
いる。そして、荷重検知スプリング37のスプ
リング37b上端がストッパー40の切欠40
a縁部に係合して、それ以後、スプリング37
bの伸び方向の変位を規制している。この結
果、ポート25からポート26へ流通するブレ
ーキ液がこのEの場合に許容される所定液圧E
(前記液圧Dより早期に達する低い液圧)以下
であれば、パツキン28が弁座27から離隔し
ており、後輪には車両の横すべり等が生じない
範囲の十分な制動力が生ずる。またポート25
からポート26へ流通するブレーキ液の液圧が
上記液圧Eを超えると前述したA,B,C,D
の場合と同様にパツキン28が弁座27に着座
して、車両の横すべりを防止する。さらにま
た、荷重変化については、このEの場合におい
て荷重変化による車高変位すなわち、第3図に
示すサスペンシヨンスプリングのたわみは前記
Eの場合と異なる特性を有するが、スプリング
37bはストツパー40に係合していることに
より、荷重スプリング37の有効なバネ定数が
kakb/ka+kbからkaに大きくなるため、小さな車 高変位に対してもこれに追従するよう荷重検知
スプリング37はそのレバー34への付勢力を
大きく変化させる。したがつて、車両の積載荷
重の変化は荷重スプリング37の変位により正
確に検知され、上記液圧Eが荷重に応じて設定
され、後輪には車両の横すべり等が生じない範
囲で十分な制御力が生ずる。尚上記実施例にお
いては、制御バルブとしてリミツトバルブを用
いたものを説明したが、マスタシリンダの液圧
上昇に応じて、リヤブレーキ油を上昇させるプ
ロポーシヨニング型の制御バルブを用いてもよ
いことは云うまでもない。
が車両に積載され、第3図に示すサスペンシヨ
ンスプリングのたわみがδR1δR2範囲内にあり、
これに応じて車高が高くなつている場合につい
て説明する。この場合にあつては、車体21と
アクスルケース38との間の相対距離がDの場
合に比して長くなることにより荷重検知スプリ
ング37はさらに伸びレバー34への付勢力を
大きくし、負荷スプリング36によるレバー3
4への付勢力はDの場合に比して小さくなつて
いる。そして、荷重検知スプリング37のスプ
リング37b上端がストッパー40の切欠40
a縁部に係合して、それ以後、スプリング37
bの伸び方向の変位を規制している。この結
果、ポート25からポート26へ流通するブレ
ーキ液がこのEの場合に許容される所定液圧E
(前記液圧Dより早期に達する低い液圧)以下
であれば、パツキン28が弁座27から離隔し
ており、後輪には車両の横すべり等が生じない
範囲の十分な制動力が生ずる。またポート25
からポート26へ流通するブレーキ液の液圧が
上記液圧Eを超えると前述したA,B,C,D
の場合と同様にパツキン28が弁座27に着座
して、車両の横すべりを防止する。さらにま
た、荷重変化については、このEの場合におい
て荷重変化による車高変位すなわち、第3図に
示すサスペンシヨンスプリングのたわみは前記
Eの場合と異なる特性を有するが、スプリング
37bはストツパー40に係合していることに
より、荷重スプリング37の有効なバネ定数が
kakb/ka+kbからkaに大きくなるため、小さな車 高変位に対してもこれに追従するよう荷重検知
スプリング37はそのレバー34への付勢力を
大きく変化させる。したがつて、車両の積載荷
重の変化は荷重スプリング37の変位により正
確に検知され、上記液圧Eが荷重に応じて設定
され、後輪には車両の横すべり等が生じない範
囲で十分な制御力が生ずる。尚上記実施例にお
いては、制御バルブとしてリミツトバルブを用
いたものを説明したが、マスタシリンダの液圧
上昇に応じて、リヤブレーキ油を上昇させるプ
ロポーシヨニング型の制御バルブを用いてもよ
いことは云うまでもない。
以上説明してきたように、この発明によれば、
非線形弾性を有する荷重検知手段により車両の積
載荷重を検知するようにしたため、サスペンシヨ
ンスプリングのためみ量がバンプ、リバウンドス
トローク範囲を超えた範囲においても、ブレーキ
に供給される作動流体の流量制御を積載荷重に応
じて正確に行なうことができる。
非線形弾性を有する荷重検知手段により車両の積
載荷重を検知するようにしたため、サスペンシヨ
ンスプリングのためみ量がバンプ、リバウンドス
トローク範囲を超えた範囲においても、ブレーキ
に供給される作動流体の流量制御を積載荷重に応
じて正確に行なうことができる。
第1図は従来のロードセンシングバルブの側面
図、第2図は第1図のカツトバルブの側面断面拡
大図である。第3図は縦軸を荷重、横軸をサスペ
ンシヨンスプリングのたわみとした車両のサスペ
ンシヨンスプリング特性を示す図である。第4図
は本発明に係るロードセンシングバルブの一実施
例の側面図、第5図は第4図のカツトバルブの側
面断面拡大図、第6図は第4図の−矢視断面
図である。 21……車体、23……制御バルブ、36……
負荷スプリング、37……荷重検知スプリング、
37a,37b……スプリング、37c……連結
部、38……アクスルケース、40……ストツパ
ー、41……荷重検知手段。
図、第2図は第1図のカツトバルブの側面断面拡
大図である。第3図は縦軸を荷重、横軸をサスペ
ンシヨンスプリングのたわみとした車両のサスペ
ンシヨンスプリング特性を示す図である。第4図
は本発明に係るロードセンシングバルブの一実施
例の側面図、第5図は第4図のカツトバルブの側
面断面拡大図、第6図は第4図の−矢視断面
図である。 21……車体、23……制御バルブ、36……
負荷スプリング、37……荷重検知スプリング、
37a,37b……スプリング、37c……連結
部、38……アクスルケース、40……ストツパ
ー、41……荷重検知手段。
Claims (1)
- 1 車両の積載荷重によるアクスルケースと車体
との相対距離で車高を検知して、車高が高くなる
に従つて早期にブレーキに供給される作動流体圧
を規制または調整するロードセンシングバルブに
おいて、常に負荷スプリングにより開となるよう
付勢されるとともに前期作動流体の圧力入力より
閉となるよう付勢されてこの作動流体圧を制御す
るよう車体に取付けられた制御バルブと、車両上
下方向に配置された一対のコイルスプリング部お
よび両スプリング部を直列に結合する直線部から
なり、アクスルケースと制御バルブを負荷スプリ
ングの抗力となるよう連結する荷重検知スプリン
グと、荷重検知スプリングの直線部近傍に配置さ
れ、一対のコイルスプリング部のうち一方又は他
方のスプリング部に係合して該コイルスプリング
部の変位を規制するストツパ部材と、を備えたこ
とを特徴とするロードセンシングバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15419781A JPS5856955A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | ロ−ドセンシングバルプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15419781A JPS5856955A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | ロ−ドセンシングバルプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5856955A JPS5856955A (ja) | 1983-04-04 |
JPH0242709B2 true JPH0242709B2 (ja) | 1990-09-25 |
Family
ID=15578953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15419781A Granted JPS5856955A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | ロ−ドセンシングバルプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856955A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0815066B2 (ja) * | 1988-03-04 | 1996-02-14 | 株式会社島津製作所 | 高周波加速イオン注入装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4933453A (ja) * | 1972-07-28 | 1974-03-27 | ||
JPS5213075A (en) * | 1975-07-16 | 1977-02-01 | Wabco Westinghouse Gmbh | Fixing device concerning to load on adjusting device of wheel brake power |
-
1981
- 1981-09-29 JP JP15419781A patent/JPS5856955A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4933453A (ja) * | 1972-07-28 | 1974-03-27 | ||
JPS5213075A (en) * | 1975-07-16 | 1977-02-01 | Wabco Westinghouse Gmbh | Fixing device concerning to load on adjusting device of wheel brake power |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5856955A (ja) | 1983-04-04 |
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