JPH0242410B2 - - Google Patents

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JPH0242410B2
JPH0242410B2 JP10762583A JP10762583A JPH0242410B2 JP H0242410 B2 JPH0242410 B2 JP H0242410B2 JP 10762583 A JP10762583 A JP 10762583A JP 10762583 A JP10762583 A JP 10762583A JP H0242410 B2 JPH0242410 B2 JP H0242410B2
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signal
wheel
bogie
vehicle
circuit
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61KAUXILIARY EQUIPMENT SPECIALLY ADAPTED FOR RAILWAYS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61K9/00Railway vehicle profile gauges; Detecting or indicating overheating of components; Apparatus on locomotives or cars to indicate bad track sections; General design of track recording vehicles
    • B61K9/12Measuring or surveying wheel-rims

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車輪のフラツト摩耗等の検出装置に
係り、さらに詳しくは鉄道車両用車輪に発生した
フラツト摩耗および剥離を車両の走行中に検出す
る装置に関するものである。
走行中の鉄道車両にブレーキをかけて該車両を
停止させる場合において、該車輪に作用するブレ
ーキ力が強すぎ、車輪とレールの間の粘着限界力
(粘着係数と輪重の積)に比し過大となると、車
輪の回転が停止されたまま車両が進行するいわゆ
る滑走状態を生ずる。このとき該車輪には踏面円
周の接線に平行なフラツト摩耗を生ずる。また、
踏面ブレーキによつて加熱されて踏面表層組織が
脆くなつて剥離を生ずることもある。このように
してフラツト摩耗を生じた車輪がレール上を転動
すると、フラツト摩耗部がレールに接する瞬間に
レールに衝撃を与える。その結果レールや枕木に
損傷を与え、また車体に振動が生じ乗客には不快
感を与え、さらには鉄道沿線の住民に対し不快な
騒音、振動を与えて騒音、振動公害といわれるよ
うな社会問題を惹起することになる。従つて、こ
のような車輪踏面の異常摩耗は、早期に発見し適
宜処置を施さねばならない。
このような車輪踏面のフラツトや剥離などの異
常摩耗を検出する装置としては従来からいくつか
の方式が提案されているが、その一つの方式とし
て特公昭53−31736号公報に開示された車輪のフ
ラツト摩耗検知方式がある。この従来方式は、レ
ールの長手方向に、車輪円周の1/2の長さと等し
い距離を有する2つの測定区間を、車輪円周の長
さと等しい距離をおいて設定し、前記各々の測定
区間の両端に車輪検知器を、さらに該測定区間の
中央位置と両端に外接して振動検知素子をそれぞ
れ配置し、前記振動検知素子で検知されたフラツ
ト摩耗による衝撃振動の信号と車輪検知器の信号
を処理装置に導いてその衝撃振動が各々の検出素
子に到達する時刻の差と、車輪検知器からの信号
とでフラツト摩耗による衝撃振動の発生位置の判
定を行つて、フラツト摩耗を有する車輪を検出
し、さらに測定区間の中央に取り付けた衝撃振動
検知素子の信号によつて、フラツト摩耗の大きさ
の判定を行ない2つの測定区間を加えて車輪全周
を測定するようになつている。
しかしながら、上記従来方式は、少なくとも6
つの振動検知素子、4つの車輪検知器が必要であ
るためそれら検知素子等が高価につき、また、少
なくとも3つの振動検知素子の出力発生順序と、
隣り合つた2つの振動検出素子の出力発生時刻を
判断し、さらに2つの車輪検知器の信号で測定区
間に車輪が入つていることを判断してフラツト摩
耗を有する車輪の判別を行なつているため極めて
複雑で高価な処理装置を要し、さらにまた検知素
子等の設置作業が煩瑣となるという難点があるほ
か、設定値とは異なる車輪直径の車両に対しては
測定不能範囲が生ずるという大きな問題があつ
た。
このような問題に対処すべく提案されたものと
して特公昭56−6695号がある。この後者の従来装
置は、レールの長手方向に沿つて非測定区間をは
さんで、2つの測定区間を設定し、前記測定区間
において車輪のフラツト摩耗による衝撃振動を検
知するものにおいて、前記非測定区間の長さを最
小直径の車輪周にほぼ等しく設定し、前記非測定
区間と2つの測定区間を加えた全長を最大直径の
車輪周の2倍に設定してなるものである。
しかしながら、この後者の従来装置において
は、車輪直径が異なつても測定不能範囲を生ぜし
めないという点では有効であるが、上記前者の従
来方式にみられる難点はそのまま残されており、
またノイズの影響を受け易く誤検出をし易いとい
う欠点もある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、簡単且つ安価な構成で、
車輪のフラツトの存在を確実に検出し得ると共に
そのフラツトが存在する台車または車両を正確に
特定し得る車輪のフラツト摩耗等の検出装置を提
供することにあり、 また、本発明の第2の目的は、簡単且つ安価な
構成で、車輪に生じた剥離の存在を判定し得ると
共にその剥離が存在している台車または車両を特
定し得る車輪のフラツト摩耗等の検出装置を提供
することにある。
特許請求の範囲第1項に記載の発明の特徴とす
るところは、上記第1の目的を達成するために、
レール近傍に設けられた1つの車輪検知器と、こ
の車輪検知器に対し隣接車両間の最短軸距離の1/
2の距離だけレールの長手方向に離隔して車両進
行方向前方のレールに設けられた1つの衝撃振動
検知素子と、前記車輪検知器により検出されたす
べての車輪信号またはこれらの車輪信号のうち機
関車の車輪等特定の車輪によつて発生する車輪信
号を除くその他の車輪信号を選択して送出する列
車選択回路と、この列車選択回路から出力される
第1番目の車輪信号を受けた時点から第3番目の
車輪信号を受けた時点までの間第1番目の台車信
号を生成し、前記第3番目の車輪信号を受けた後
僅かな遅延時間が経過した時点から第5番目の車
輪信号を受けた時点までの間第2番目の台車信号
を生成し、以降同様にして第3番目以降の台車信
号を順次生成し、一方前記2つの台車信号を受け
る毎に1つの車両信号を生成する整形回路と、こ
の整形回路からの信号を受けて台車計数を行なう
か車両計数を行なうかを選択する車種選択回路
と、この車種選択回路によつて選択される台車信
号または車両信号を計数する計数回路と、前記整
形回路より各台車信号が出力されている間におけ
る前記衝撃振動検知素子により検知され適宜増幅
された衝撃振動振幅のピーク値を保持し且つ出力
するピークホールド回路と、このピークホールド
回路から出力される出力信号が所定の基準値を超
えたときフラツト信号を出力する少なくとも1つ
の比較器と、この比較器から前記フラツト信号を
受けたときその時点における台車順位数値または
車両順位数値および台車信号を出力するゲート回
路とを具備し、前記ゲート回路の出力から、該フ
ラツト摩耗の存在を判定するとともに該フラツト
摩耗が存在している台車または車両を特定するよ
うに構成したことにある。
また、特許請求の範囲第2項に記載の発明の特
徴とするところは、上記第2の目的を達成するた
めに、レール近傍に設けられた1つの車輪検知器
と、この車輪検知器に対し隣接車両間の最短軸距
離の1/2の距離だけレールの長手方向に離隔して
車両進行方向前方のレールに設けられた1つの衝
撃振動検知素子と、前記車輪検知器により検出さ
れたすべての車輪信号またはこれらの車輪信号の
うち機関車の車輪等特定の車輪によつて発生する
車輪信号を除くその他の車輪信号を選択して出力
する列車選択回路と、この列車選択回路から出力
される第1番目の車輪信号を受けた時点から第3
番目の車輪信号を受けた時点までの間第1番目の
台車信号を生成し、前記第3番目の車輪信号を受
けた後僅かな遅延時間が経過した時点から第5番
目の車輪信号を受けた時点までの間第2番目の台
車信号を生成し、以降同様にして第3番目以降の
台車信号を順次生成し、一方前記2つの台車信号
を受ける毎に1つの車両信号を生成する整形回路
と、この整形回路からの信号を受けて台車計数を
行なうか車両計数を行なうかを選択する車種選択
回路と、この車種選択回路によつて選択される台
車信号または車両信号を計数する計数回路と、適
宜に増幅された衝撃振動検知素子の衝撃振動信号
を受け車輪踏面に生じている剥離が原因で生じる
短かい間隔で繰り返し連続して現われる信号を積
分して電圧に変換する積分器と、この積分器およ
び前記整形回路の出力をともに受け、その整形回
路から台車信号を受けている間の前記積分器の出
力電圧を保持するピークホールド回路と、このピ
ークホールド回路で保持された電圧値が予め車両
速度と剥離長さとによつて決められた予定電圧を
越えるとき剥離信号を出力する比較器と、この比
較器から前記剥離信号を受けたときその時点にお
ける台車順位数値または車両順位数値および台車
信号を出力するゲート回路とを具備し、前記ゲー
ト回路出力から車輪の剥離の存在を判定すると共
に剥離が存在している台車または車両を特定する
ように構成したことにある。
以下、本発明の実施例について図面を参照しつ
つ詳細に説明する。
第1図は、本発明の要部である車輪検知器と衝
撃振動検知素子(以下これらを総称して検知部と
いう)のレール上の配置構成例を示す配置図であ
る。
同図において1はいわゆるボギー車と称される
鉄道車両で、1車両につき前後2つの台車2(前
台車2a、後台車2b)を有し、各台車2はそれ
ぞれ2つずつの車輪3によつて支えられており、
その車輪3は、レール4上を転動する。5はレー
ル4の長手方向に沿つて設置された例えば投光器
と受光器とからなる光学センサ、あるいは磁気セ
ンサなどの手段を用いた車輪検知器、6は車輪検
知器5に対し隣接車両1,1間の最短軸距離Lの
1/2の距離だけレール4の長手方向に離隔して、
車両進行方向前方のレール4に設置された加速度
計などの衝撃振動検知素子である。
第2図は、本発明の一実施例の回路構成を示す
ブロツク図である。
同図において、7は車輪検知器5の出力信号を
波形整形し且つ増幅する増幅器、8は列車の編成
によつて特定の車輪例えば機関車の車輪によつて
発する車輪信号を除きその他の車輪信号を出力側
に接続された整形回路9に選択的に印加するため
の列車選択回路、9は、列車選択回路8より送出
される車輪信号を受けて一定振幅の電圧波形であ
る台車信号と車両信号を生成する整形回路であつ
て、車輪信号との関係は第3図に示す如くであ
る。すなわち、本実施例の整形回路9は、車輪3
が転動して車輪信号が列車の先頭から順次3個発
生したとき1台車となるように、第1番目の車輪
信号によりH(ハイレベル)となり第3番目の車
輪信号によりL(ローレベル)となる第1番目の
台車信号を生成し、この第3番目の車輪信号の発
生時点よりごく僅かな一定時間dだけ遅れて再び
Hとなり第5番目の車輪信号でLとなる第2番目
の台車信号を生成し、以下同様にして第3番目以
降の台車信号を順次生成し、一方、このようにし
て形成された台車信号を2個受ける毎に1つの車
両信号を生成するように回路構成されている。こ
こで、車両の軸数は、偶数であるため、一列車の
最終台車が通過した時点では最終の台車信号は終
結しないので、上記整形回路9は、各台車信号発
生時点から一定時間Dだけ経過しても台車信号が
終結しないとき自動的に台車信号を終結せしめる
ように構成されている。10は、整形回路9から
の信号を受けて台車計数を行なうか車両計数を行
なうかを適宜スイツチによつて選択するための車
種選択回路であつて、例えば通常の長距離旅客列
車および電車の車両は第1図示の如くボギー台車
2台で支持されしかも同一車種の編成とされる
が、貨物列車では例えばボギー台車車両と2軸車
とが混合した編成となる場合が多い。従つて、電
車などを対象としたフラツト摩耗の検出において
はスイツチ操作により車両選択をして車両信号を
出力せしめ、一方貨車を対象とした同検出では台
車選択を行ない台車信号を出力せしめる方がフラ
ツト摩耗の生じている箇所を特定する上で都合が
よい。11は上記車種選択回路10によつて選択
され出力される台車信号または車両信号を計数す
る計数回路である。
12は増幅器で、衝撃振動検知素子6の出力、
つまりレールに加わる衝撃力によつて生じた衝撃
振動電圧を増幅するものであり、13は所定期間
中のピーク値を保持するピークホールド回路であ
つて、この例の場合、上記増幅器12および整形
回路9の出力を入力として受けるように回路接続
され、整形回路9から印加される台車信号がHで
ある間すなわち、一台車が衝撃振動検知素子6の
上を通過する前後の間Hとなる台車信号によつて
増幅器12から印加される衝撃振動振幅のピーク
値を保持するように構成されている。14および
15は、それぞれピークホールド回路13の出力
を受け、その出力信号を所定の基準値と比較する
それぞれ比較器であり、この例の場合、一方の比
較器14は、フラツトの大きさが大相当(例え
ば、フラツトの長さが約50mm位を想定)以上の衝
撃振動が発生したときに動作して出力信号が現れ
るように調整され、他方の比較器15は、フラツ
トの大きさが小相当(例えばフラツトの長さが約
20mm位を想定)以上の場合に動作し出力信号が現
れるように調整されている。ここで、上記比較器
14および15から出力される出力信号を、フラ
ツト信号と称することとする。16は選択回路
で、比較器14および15の出力をともに受け、
その両方から出力信号を受けたとき、すなわちフ
ラツトの大きさが大相当の場合は比較器14の出
力を優先して送出し、比較器15のみから出力信
号を受けたとき、すなわちフラツトの大きさが小
相当の場合には比較器15の出力信号を送出し、
比較器14および15の出力がともに所定値以下
すなわち、フラツトの長さが小相当に満たない場
合には出力信号を送出しないように回路構成され
ている。
17は、増幅器12によつて増幅された衝撃振
動信号を受け、その信号のうち振幅が小さくて短
かい間隔で繰り返し連続して現れる信号すなわち
車輪踏面に生じている剥離が原因で生じる信号を
積分し電圧に変換する積分器、18はこの積分器
17および整形回路9の出力をともに受け、その
整形回路9から印加される台車信号で制御されそ
の台車信号がHである間、すなわち一台車が衝撃
振動検知素子6の上を通過する前後の間における
積分器17の出力電圧のピーク値を保持するピー
クホールド回路、19はピークホールド回路18
で保持された電圧値と、予め車両速度と剥離長さ
とによつて決められた所定電圧値とを比較し、上
記電圧値が所定電圧値を超えるとき剥離信号を出
力する比較器である。
20はゲート回路で、その入力端に計数回路1
1、選択回路16および比較器19の出力端がそ
れぞれ接続されており、選択回路16または比較
器19の信号が存在するとき、その時点における
台車順位数値または車両順位数値および前台車あ
るいは後台車の信号をその出力端に接続されたプ
リンタ21へ印加すると同時に車輪踏面の異常摩
耗の状態に対応した信号すなわち選択回路16ま
たは比較器19の信号をもプリンタ21へ導くよ
うに回路構成されている。プリンタ21はゲート
回路20から印加される信号に基づき台車順位ま
たは車両順位および前後台車別記号とさらに車輪
踏面のフラツトの大小または剥離に対応した記号
をプリントアウトするものである。
なお、ここで便宜上車輪検知器5および衝撃振
動検知素子6を検知部S、増幅器7からゲート回
路20までを処理部R、プリンタ21を出力部O
と称することとする。
次に、上記構成よりなる実施例の動作につき説
明する。
第1図において、左方より右方に向つて進行す
る列車における、先頭車両1の車輪3が検知部S
の1つである車輪検知器5に到達すると、その車
輪検知器5の信号によつて増幅器7より第3図a
に示す如く幅狭の矩形波状の信号が出力され、さ
らに車両1が進行し2番目の車輪3が車輪検知器
5に到達すると同様にして車輪信号が生成され、
これで一車両の前台車2aに支えられた2つの車
輪3が該検知器5を通過したことになる。このよ
うにして増幅器7から第3図aに示すような車輪
信号が次々と生成されこれが列車選択回路8へ印
加されると、この列車選択回路8において、予め
設定されたところに従い例えば、編成車両がボギ
ー車両である場合は、全ての車両の車輪信号が整
形回路9へと送出されるが、例えば貨物列車では
機関車車輪(6輪または8輪)分を除いた車輪信
号が整形回路9へと送出される。この列車選択回
路8を用いるのは、フラツト摩耗検出時と車両検
修時において、車両編成が異なるため、フラツト
摩耗の生じた車両を特定する場合に不都合がある
からである。すなわち、台車信号は先頭車両から
順に生成される訳であるが、例えば、長距離旅客
列車および貨物列車では機関車に牽引されてお
り、従つて先頭の機関車車輪によつても車輪信号
を生じまた台車信号を生ずる。しかし車両検修時
点においては機関車は切離されているので計数さ
れた台車順位は狂うことになり、フラツトなどの
補修処理を行なう場合に不都合である。そのた
め、検出部Sの設置箇所によつては機関車車輪を
除いた検修対象車両のみの台車計数または車両計
数をする必要がある。そこで、本実施例の列車選
択回路8では、列車の先頭から機関車の車輪分の
車輪信号を整形回路9に送出せず、その後の車輪
信号だけを整形回路9に印加するようにしたもの
である。このように機関車車輪を除去するかしな
いかは検出部Sの設置された線区によつて適宜列
車選択回路8のスイツチなどにより設定される。
この列車選択回路8の出力信号は、第3図aに示
す如くであり、この車輪信号に基づき、整形回路
9で第3図bに示す如き一定振幅の電圧波形であ
る台車信号と同図cに示す如き車両信号が形成さ
れる。これら台車信号および車両信号はともに車
種選択回路10に印加されるが、ここで列車編成
に応じて、いずれか一方の信号のみを次の計数回
路11に導くようスイツチ等の手段により選択さ
れる。すなわち、上述したように例えば列車編成
が、貨物列車の場合台車選択が行なわれ、また、
長距離列車および電車の場合車両選択が行なわ
れ、これによつて、台車信号または車両信号のい
ずれかが計数回路11へ印加される。
一方、衝撃振動検知素子6により検出された衝
撃振動信号(フラツト信号)は、増幅器12によ
り増幅されピークホールド回路13に導かれる。
このピークホールド回路13では、整形回路9よ
り入力される台車信号がHである間、すなわち、
一台車が衝撃振動検知素子3の上を通過する前後
の間Hとなる台車信号によつて衝撃振幅のピーク
値を保持し、次の比較器14,15に上記ピーク
値を印加する。比較器14でフラツトの程度が大
であるか否か、比較器15でフラツトの程度が小
であるか否かが判別され、フラツトが大の場合、
比較器14と15の出力に同時に信号が現れ、フ
ラツト小の場合、比較器15の出力に信号が現れ
る。これら比較器14,15の出力を受ける選択
回路16では、比較器14,15からともに出力
信号が与えられたとき比較器14の出力を優先さ
せて出力するように動作する。すなわち、フラツ
トの大きさ大、または小相当の信号をゲート回路
20へと送出する。
さらに、衝撃振動検知素子6では、車輪踏面に
生じている剥離の影響によつて生ずる振動振幅が
小さく短かい間隔で繰り返し連続して現れる衝撃
振動をも検知する。この検知素子6によつて検知
された衝撃振動信号は、上述した比較器15では
振幅レベルが低いため捕捉されないが、積分器1
7によつて衝撃振動の連続している時間が電圧に
変換される。この積分器17の出力電圧は、やは
り整形回路9で生成された台車信号に基づきピー
クホールド回路18によつてホールドされ、車両
速度と剥離長さとによつて予め決められた電圧に
達すると、比較器19から出力信号が現れ、この
出力信号はゲート回路20に印加される。
上述のようにして計数回路11、選択回路16
および比較器19により生成された各出力信号
は、ゲート回路20に印加され、このゲート回路
20に対し、選択回路16または比較器19から
の信号が入力されると、このゲート回路20は、
その時点における台車順位数値または車両順位数
値および前台車あるいは後台車の信号をプリンタ
21へ導き、同時に車輪踏面の異常摩耗の状態に
対応した信号、すなわち、選択回路16からのフ
ラツト信号、比較器19からの剥離信号をもプリ
ンタ21へ導く。そして、プリンタ21によつて
台車順位または車両順位および前後台車別記号、
さらに車輪踏面のフラツトの大小または剥離に対
応した記号をプリントアウトする。
ここで、上記のように構成された検知部Sおよ
び処理部Rのうち、車輪検知器5、衝撃振動検知
素子6、整形回路9およびピークホールド回路1
3の相互の関係を補足して説明する。
第1図において車両1がレール4上を左方から
右方へ移動し、先頭車両1の前台車2aの前方の
車輪3が車輪検知器5上に達すると、第1番目の
車輪信号が列車選択回路8を介して整形回路9に
入力される。その後、車両1がさらに進行して車
輪検知器5上に、前台車2aの後方の車輪3およ
び後台車2bの前方の車輪3が順次達し、整形回
路9に第2番目の車輪信号および第3番目の車輪
信号が順次入力される。この第1番目の車輪信号
の発生時点から第3番目の車輪信号の発生時点ま
での間、第1番目の台車信号が整形回路9によつ
て生成される。この第1番目の台車信号が入力さ
れると、ピークホールド回路13は、この第1番
目の台車信号が入力されている間、衝撃振動検知
素子6により検知された増幅器12により適宜増
幅された衝撃振動振幅のピーク値を保持し且つ出
力する。
このとき、整形回路9は、後台車2bの前方の
車輪3が、衝撃振動検知素子6よりL/2だけ手
前に設置された車輪検知器5の位置に達した時点
で第1番目の台車信号を消失させるから、第1番
目の台車信号発生中に、後台車2bの前方の車輪
3によりフラツト衝撃等を誤検出することは実質
的にはない。
何となれば、仮に後台車2bの前方の車輪3に
フラツト等が存在していたとしても、その振動
は、フラツト等の衝撃を受けたレール4上の部位
から離れるに従つて急激に減衰し、当該部位から
L/2以上離れたレール4上に設置された衝撃振
動検知素子6に至つては、その振動レベルは、フ
ラツト衝撃としては実質的に問題にならない程度
のものとなるからである。
同様に、先頭車両1の後台車2bの前方の車輪
3が車輪検知器5上に達した後ごく僅かな一定時
間dが経過した時点から第2番目の台車信号が整
形回路9で生成され、後台車2bの後方の車輪3
が通過し、さらに2両目の車両1の前台車2aの
前方の車輪3が車輪検知器5上に達し第5番目の
車輪信号が整形回路9に入力された時点で第2番
目の台車信号が終了する。従つて、2両目の車両
1の前台車2aの前方の車輪3が、車輪検知器5
が設置された地点まで進行しても、未だ衝撃振動
検知素子6との距離は、L/2だけ離れているか
ら、上述したように第2番目の台車信号発生中の
衝撃振動等の検出値に次の車両1の前台車2aの
前方の車輪3のフラツト等が影響を与えることは
実質的にはない。
そして、このようにして、フラツト等の生じた
車輪を有する台車2が検知部S上を通過中は、上
述した如く台車信号(Hレベル)が出力されてお
り、このとき生じる衝撃振動信号は、当該台車2
にフラツトありとして、比較器14,15が判定
し、フラツトの大きさに対応した信号をプリンタ
21に印字するように構成してあるので、フラツ
トがどの台車に属する車輪から発生したかを特定
することができる。
ところで、仮に第1図における先頭車両1の後
台車2bの後方の車輪3に大きなフラツトが存在
し、そして2両目の車両1の前台車2aの前方の
車輪3に小さなフラツトが存在しているような場
合において、当該先頭車両1の後台車2bの後方
の車輪3の大きなフラツトの衝撃振動が、2両目
の車両1の前台車2aの台車信号発生中の衝撃振
動等の検出値に与える影響について説明する。
この場合、2両目の車両1の前台車2aの前方
の車輪3が車輪検知器5上に到達した直後の第3
の台車信号が立上つた時点で、先頭車両1の後台
車2bの後方の車輪3の大きなフラツトが偶然に
レール4に衝撃を与えたとすると、2両目の車両
1の前台車2aの前方の車輪3に小さなフラツト
が2つある如く判定される場合が非常に少ない確
率ながらあり得る。
しかしながら、この場合も、以下の3つの理由
により実質的な問題は生じない。
その理由の第1は、車輪の1個所に形成された
大きなタイヤフラツトの部分がレール4上に接す
る時点と、台車信号の立上り時点または立下り時
点とが偶然に一致する確率は非常に小さく、従つ
て、上記の例の殆んどの場合、第3の台車信号が
立上つた時点からある程度遅れた時点で後台車2
bの後方の車輪3に存在する大きなフラツトがレ
ール4と接することとなり、この時点ではこの大
きなフラツトがレール4と接する部分は、衝撃振
動検知素子6に対しL/2より離れてしまつてい
るので、その大きなフラツトによる衝撃振動が第
3の台車信号発生中に誤つて判定されることは殆
んどない。
そして、仮に最も厳しい条件として、上記した
ように大きなフラツトがレール4と接する時点
が、台車信号の立上り時点または立下り時点と偶
然に一致したとしても、この大きなフラツトが接
したレール4の部位と衝撃振動検知素子6との距
離は、少なくともL/2離れているので、既述し
たように、衝撃振動検知素子6が設置されている
部位に至つては大幅に減衰してしまい、この例の
場合、2両目の車両1の前台車2aに問題ない程
に小さな2つのフラツトありとして検出されるに
すぎない。
また、第2に、上記例の場合は、先頭車両1の
後台車2bの台車信号(第2の台車信号)発生中
に、当該後台車2bの後方の車輪3に存在する大
きなフラツトによる衝撃振動は、衝撃振動検知素
子6により大きなレベルで検出され、比較器14
によりフラツトありとして明確に判定されるの
で、フラツトがある場合は、その台車を100%捕
捉できることとなるから、問題はない。そして、
2両目の車両1の前台車2aの台車信号(第3の
信号)発生中に、先頭車両1の後台車2bの後方
の車輪3に存在する大きなフラツトによる衝撃振
動が減衰されて検出されたとしても、その検出信
号の発生タイミングと上記第2の台車信号発生中
の発生タイミングとの連続性から、それは先頭車
両1の後台車2bの後方の車輪3に存在する大き
なフラツトによるものであると判断することがで
きるので、誤つた判定を回避することは可能であ
る。
第3に、衝撃振動検知素子6の受感範囲または
比較器14,15の基準レベルとして、第1図に
おいて車輪検知器5と衝撃振動検知素子6との間
の範囲内とこれを過ぎてほぼ同じ距離の範囲内で
発生した許容値を越えたフラツトによる衝撃振動
のみが捕捉されるように増幅器12のゲインを調
整するか、上記比較器14,15の基準値を調整
することで、上記範囲外の許容値を越えたフラツ
トによる衝撃振動は、フラツトありと判定しない
ように構成することができる。
因に現用の電車(新幹線車両を除く)の車輪径
は86cm(従つて車輪周長は、270cm)で、隣接車
両の最短軸間距離Lは、390cmであるので、距離
Lだけ進行する間に、車輪は1.44回転することに
なる。ところが、フラツトを検出するためには、
車輪が1回転する間の衝撃振動を測定すれば足り
るわけであるので、受感範囲は、衝撃振動検知素
子6を中心として前後各135cmの範囲で発生した
フラツトのみを検知できればよい。
従つて、車輪検知器5から衝撃振動検知素子6
までの距離(L/2)=195cmよりも約30%狭い範
囲のフラツトのみを検知できるように増幅器のゲ
インを落すことができるので、現実的にも誤検出
の問題は生じないのである。
以上の3つの理由から、上記した例の場合の誤
検出の問題は生じないのである。
上述の如く、被測定車両がレール4の測定位置
を通過途中に、車輪踏面にフラツトおよび剥離な
どの異常摩耗を生じた車輪が通過して衝撃をレー
ル4に与えたとき、プリンタ21は、踏面に異常
摩耗を生じた車輪のある台車位置(または車両)
と異常摩耗の情況をプリントアウトするので、そ
の結果に従つて当該車輪を切削、研磨、交換等適
宜処置を行なうことができる。
なお、本発明は、上述し且つ図面に示した実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で適宜変形実施が可能である。
例えば、時計機構を付加し、年月日時分秒、等
の時刻信号をゲート回路20に印加せしめるよう
に構成してもよい。
また、上述の計数回路、比較器等は低位のいわ
ゆるマイクロコンピユータに置換することも可能
である。
上述したところから明らかなように本実施例に
よれば、車輪検知器5および衝撃振動検知素子6
を各1個用いるだけでよいので、従来の方式に比
べ検知部Sの構成が簡単でその分設置作業が簡易
となり、価格を低廉化できる。
また車輪検知器5を1個とすることによつて、
いかなる設置線区でも、どのような車種に対して
も列車選択回路8および/または車種選択回路1
0のスイツチを切換操作するだけで、対応するこ
とができる。従つて、従来装置のように車輪検知
器を複数個用いると、被測定車両の車種が変つた
とき車輪信号パターンが変り、台車判別をするた
めに高級処理機能が必要となるが、本発明のよう
な検出部の配置によれば、処理部が単純な回路構
成にできこの点でも従来の装置に比べ価格の低廉
化を実現できる。
以上詳述したように、特許請求の範囲第1項に
記載の発明によれば、簡単且つ安価な構成で、車
輪のフラツトの存在を確実に検出し得るとともに
そのフラツトが存在する台車または車両を正確に
特定し得る車輪のフラツト摩耗等の検出装置を提
供することができる。
また、特許請求の範囲第2項に記載の発明によ
れば、簡単且つ安価な構成で、車輪に生じた剥離
の存在を判定し得るとともにその剥離が存在して
いる台車または車両を特定し得る車輪のフラツト
摩耗等の検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車輪検知器と衝撃振動検
知素子の配置例を示す配置図、第2図は本発明の
一実施例の回路構成を示すブロツク図、第3図a
〜cは第2図実施例により得られる波形図で、同
図aは車輪信号、同図bは台車信号、同図cは車
両信号の波形をそれぞれ示す。 1……鉄道車両、2……台車、3……車輪、4
……レール、5……車輪検知器、6……衝撃振動
検知素子、7,12……増幅器、8……列車選択
回路、9……整形回路、10……車種選択回路、
11……計数回路、13,18……ピークホール
ド回路、14,15,19……比較器、16……
選択回路、17……積分器、20……ゲート回
路、21……プリンタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レール近傍に設けられた1つの車輪検知器
    と、この車輪検知器に対し隣接車両間の最短軸距
    離の1/2の距離だけレールの長手方向に離隔して
    車両進行方向前方のレールに設けられた1つの衝
    撃振動検知素子と、前記車輪検知器により検出さ
    れたすべての車輪信号またはこれらの車輪信号の
    うち機関車の車輪等特定の車輪によつて発生する
    車輪信号を除くその他の車輪信号を選択して送出
    する列車選択回路と、この列車選択回路から出力
    される第1番目の車輪信号を受けた時点から第3
    番目の車輪信号を受けた時点までの間第1番目の
    台車信号を生成し、前記第3番目の車輪信号を受
    けた後僅かな遅延時間が経過した時点から第5番
    目の車輪信号を受けた時点までの間第2番目の台
    車信号を生成し、以降同様にして第3番目以降の
    台車信号を順次生成し、一方前記2つの台車信号
    を受ける毎に1つの車両信号を生成する整形回路
    と、この整形回路からの信号を受けて台車計数を
    行なうか車両計数を行なうかを選択する車種選択
    回路と、この車種選択回路によつて選択される台
    車信号または車両信号を計数する計数回路と、前
    記整形回路より各台車信号が出力されている間に
    おける前記衝撃振動検知素子により検知され適宜
    増幅された衝撃振動振幅のピーク値を保持し且つ
    出力するピークホールド回路と、このピークホー
    ルド回路から出力される出力信号が所定の基準値
    を超えたときフラツト信号を出力する少なくとも
    1つの比較器と、この比較器から前記フラツト信
    号を受けたときその時点における台車順位数値ま
    たは車両順位数値および台車信号を出力するゲー
    ト回路とを具備し、前記ゲート回路の出力から、
    該フラツト摩耗の存在を判定するとともに該フラ
    ツト摩耗が存在している台車または車両を特定す
    るように構成したことを特徴とする車輪のフラツ
    ト摩耗等の検出装置。 2 レール近傍に設けられた1つの車輪検知器
    と、この車輪検知器に対し隣接車両間の最短軸距
    離の1/2の距離だけレールの長手方向に離隔して
    車両進行方向前方のレールに設けられた1つの衝
    撃振動検知素子と、前記車輪検知器により検出さ
    れたすべての車輪信号またはこれらの車輪信号の
    うち機関車の車輪等特定の車輪によつて発生する
    車輪信号を除くその他の車輪信号を選択して出力
    する列車選択回路と、この列車選択回路から出力
    される第1番目の車輪信号を受けた時点から第3
    番目の車輪信号を受けた時点までの間第1番目の
    台車信号を生成し、前記第3番目の車輪信号を受
    けた後僅かな遅延時間が経過した時点から第5番
    目の車輪信号を受けた時点までの間第2番目の台
    車信号を生成し、以降同様にして第3番目以降の
    台車信号を順次生成し、一方前記2つの台車信号
    を受ける毎に1つの車両信号を生成する整形回路
    と、この整形回路からの信号を受けて台車計数を
    行なうか車両計数を行なうかを選択する車種選択
    回路と、この車種選択回路によつて選択される台
    車信号または車両信号を計数する計数回路と、適
    宜に増幅された衝撃振動検知素子の衝撃振動信号
    を受け車輪踏面に生じている剥離が原因で生じる
    短かい間隔で繰り返し連続して現われる信号を積
    分して電圧に変換する積分器と、この積分器およ
    び前記整形回路の出力をともに受け、その整形回
    路から台車信号を受けている間の前記積分器の出
    力電圧を保持するピークホールド回路と、このピ
    ークホールド回路で保持された電圧値が予め車両
    速度と剥離長さとによつて決められた予定電圧を
    越えるとき剥離信号を出力する比較器と、この比
    較器から前記剥離信号を受けたときその時点にお
    ける台車順位数値または車両順位数値および台車
    信号を出力するゲート回路とを具備し、前記ゲー
    ト回路出力から車輪の剥離の存在を判定すると共
    に剥離が存在している台車または車両を特定する
    ように構成したことを特徴とする車輪のフラツト
    摩耗等の検出装置。
JP10762583A 1983-06-17 1983-06-17 車輪のフラツト摩耗等の検出装置 Granted JPS60311A (ja)

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