JPH0242183A - 流体回転機械 - Google Patents
流体回転機械Info
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- JPH0242183A JPH0242183A JP63193929A JP19392988A JPH0242183A JP H0242183 A JPH0242183 A JP H0242183A JP 63193929 A JP63193929 A JP 63193929A JP 19392988 A JP19392988 A JP 19392988A JP H0242183 A JPH0242183 A JP H0242183A
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Links
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Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として気体用の回転機械で圧縮機能を有す
る流体回転機械に関する。
る流体回転機械に関する。
災米挟亙
ガソリンエンジン、主として自動車用ガソリンエンジン
は高出力化と空燃化の効率化を計るため、空気供給量を
増大させることが要求され、過給装置を装着するものが
多くみられるようになった。
は高出力化と空燃化の効率化を計るため、空気供給量を
増大させることが要求され、過給装置を装着するものが
多くみられるようになった。
過給装置には排気ガスにより駆動されるタービンを動力
として同軸に装着された給気タービンを回転駆動するこ
とにより給気する排気タービン過給機と、エンジンの回
転力によりベルトを介して回転駆動され、ケーシング内
に納められた回転子により、ケーシング内壁と回転子と
で形成される押しのけ室の容量を吐出口に送出する二葉
形のルーツ形あるいはベーン形の容積式過給機とがある
。
として同軸に装着された給気タービンを回転駆動するこ
とにより給気する排気タービン過給機と、エンジンの回
転力によりベルトを介して回転駆動され、ケーシング内
に納められた回転子により、ケーシング内壁と回転子と
で形成される押しのけ室の容量を吐出口に送出する二葉
形のルーツ形あるいはベーン形の容積式過給機とがある
。
排気タービン過給機は駆動源としてエンジンの排気エネ
ルギーを利用しているため、低速回転時において過給圧
が充分とれず低速トルク特性が劣り、またレスポンスが
悪い等の問題点がある。一方、容積式過給機としては、
主としてルーツ形のものが用いられている。ルーツ形の
過給機は周知のように吸入口、吐出口をもつケーシング
内に2本の平行軸上にある二葉形のサイクロイド形、イ
ンボリュート形等の回転子をπ/2の位相をずらして取
付け、同期歯車を介して互いに逆向きに、わずかのすき
まを保ちながら相互に接触することなく回転し、吸入口
から吸入された空気を吐出口より排出する。容積式過給
機は、前述のごとくエンジンからベルト等を介して駆動
されるため、低速運転時のトルクを向上し、また、レス
ポンスもよく、排気タービン過給機の問題点を解決して
いるため。
ルギーを利用しているため、低速回転時において過給圧
が充分とれず低速トルク特性が劣り、またレスポンスが
悪い等の問題点がある。一方、容積式過給機としては、
主としてルーツ形のものが用いられている。ルーツ形の
過給機は周知のように吸入口、吐出口をもつケーシング
内に2本の平行軸上にある二葉形のサイクロイド形、イ
ンボリュート形等の回転子をπ/2の位相をずらして取
付け、同期歯車を介して互いに逆向きに、わずかのすき
まを保ちながら相互に接触することなく回転し、吸入口
から吸入された空気を吐出口より排出する。容積式過給
機は、前述のごとくエンジンからベルト等を介して駆動
されるため、低速運転時のトルクを向上し、また、レス
ポンスもよく、排気タービン過給機の問題点を解決して
いるため。
容積式過給機は高級車用のエンジン過給機として多用さ
れている。
れている。
従」Uえ術数」u近蓋4
上述の、ように容積式過給機は、排気タービン過給機に
対して自動車の動的特性を向上させる上で優れたもので
あるが、容積式過給機の代表であるルーツ形の過給機は
ケーシング内壁とルーツ形回転子とで作られる押しのけ
室の容積を回転子の回転により吐出側にそのまま排出す
るものであるから、過給機自体で圧縮作用がなく、圧縮
するためには吐出側の流路面積を縮少して吐出容積を圧
縮して送出しなければならず騒音が大きくなる等の問題
があった。更に、回転子が対をなして並置され、更にケ
ーシング外部において同期歯車に連結されているため部
品数も多く、大形になり、小形化傾向にある技術動向に
逆行するものである。
対して自動車の動的特性を向上させる上で優れたもので
あるが、容積式過給機の代表であるルーツ形の過給機は
ケーシング内壁とルーツ形回転子とで作られる押しのけ
室の容積を回転子の回転により吐出側にそのまま排出す
るものであるから、過給機自体で圧縮作用がなく、圧縮
するためには吐出側の流路面積を縮少して吐出容積を圧
縮して送出しなければならず騒音が大きくなる等の問題
があった。更に、回転子が対をなして並置され、更にケ
ーシング外部において同期歯車に連結されているため部
品数も多く、大形になり、小形化傾向にある技術動向に
逆行するものである。
−δ °のための
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するために
なされたもので、一方の内側壁に吸入口を、他方の内側
壁に吐出口を配設した円筒室を有するケーシングと、前
記円筒室内で同軸に摺動回転する円筒体でかつ直径上に
貫通する断面一定な貫通孔を穿孔した回転シリンダと、
前記貫通孔内で気密に摺動する筒状体を前記円筒室内径
よりも短小な軸の両端に配設したピストンと、前記回転
シリンダが回動する回転周期とピストンが回転シリンダ
内で正弦的に摺動する周期とを等しくして回動する回転
伝達機構とからなり、該回転伝達機構の運動を前記回転
シリンダ内でケーシングとピストンとで形成される容積
を前記貫通孔が吸入口を通過する向きに漸増し、吐出口
に向けて漸減するようにした流体回転機械を提供するも
のである。
なされたもので、一方の内側壁に吸入口を、他方の内側
壁に吐出口を配設した円筒室を有するケーシングと、前
記円筒室内で同軸に摺動回転する円筒体でかつ直径上に
貫通する断面一定な貫通孔を穿孔した回転シリンダと、
前記貫通孔内で気密に摺動する筒状体を前記円筒室内径
よりも短小な軸の両端に配設したピストンと、前記回転
シリンダが回動する回転周期とピストンが回転シリンダ
内で正弦的に摺動する周期とを等しくして回動する回転
伝達機構とからなり、該回転伝達機構の運動を前記回転
シリンダ内でケーシングとピストンとで形成される容積
を前記貫通孔が吸入口を通過する向きに漸増し、吐出口
に向けて漸減するようにした流体回転機械を提供するも
のである。
失−嵐一五
第1図は1本発明の流体回転機械の概要を説明するため
の図で(A)図は(B)図の矢視Y−Yにおける側断面
図、(B)図は(A)図におけるx−x矢視断面を示す
ものである。図において、1はケーシングで、該ケーシ
ング1は円筒室17と、該円筒室17にフランジ111
を介して気体を吸入する吸入口11と、フランジ121
を介して吐出する吐出口12とを有しており、吸入口1
1側の円筒室17の壁面には吸入口11に連通ずる開口
角の大きい壁面吸入口13が穿設され、吐出口12側の
円筒室17の壁面には吐出口12に連通する開口角の小
さい壁面吐出口14が設けられている。尚、ケーシング
1の円筒室17の側面開口部は側板15,15で封止さ
れている。円筒室17内には、該円筒室17の壁面と微
小な隙間をもって回転摺動する円筒体21からなる回転
シリンダ2が嵌挿されており、該円筒体21の直径M−
M上には断面形が−様な貫通孔22が穿孔されている。
の図で(A)図は(B)図の矢視Y−Yにおける側断面
図、(B)図は(A)図におけるx−x矢視断面を示す
ものである。図において、1はケーシングで、該ケーシ
ング1は円筒室17と、該円筒室17にフランジ111
を介して気体を吸入する吸入口11と、フランジ121
を介して吐出する吐出口12とを有しており、吸入口1
1側の円筒室17の壁面には吸入口11に連通ずる開口
角の大きい壁面吸入口13が穿設され、吐出口12側の
円筒室17の壁面には吐出口12に連通する開口角の小
さい壁面吐出口14が設けられている。尚、ケーシング
1の円筒室17の側面開口部は側板15,15で封止さ
れている。円筒室17内には、該円筒室17の壁面と微
小な隙間をもって回転摺動する円筒体21からなる回転
シリンダ2が嵌挿されており、該円筒体21の直径M−
M上には断面形が−様な貫通孔22が穿孔されている。
図において、回転シリンダ2は軽量にするため肉抜きさ
れた同形の三日月状の円筒体21−21の弦部を平行に
配置し端面を円板状の端面板23により貫通孔22を形
成して一体的に固定した構造としている。以上のように
形成された貫通孔22内には、前記貫通孔22と気密に
摺動するピストン3が収容されている。該ピストン3は
円筒室17の内径よりも短小な長さの軸31の両端に筒
状体32.32を配設していて、軸31の中央には円筒
状の軸受部33が設けられている。尚、筒状体32の外
周面は円筒室17に内接する円筒面であることが好まし
い。軸受部33には回転伝達機構4が回動可能に挿着さ
れている。
れた同形の三日月状の円筒体21−21の弦部を平行に
配置し端面を円板状の端面板23により貫通孔22を形
成して一体的に固定した構造としている。以上のように
形成された貫通孔22内には、前記貫通孔22と気密に
摺動するピストン3が収容されている。該ピストン3は
円筒室17の内径よりも短小な長さの軸31の両端に筒
状体32.32を配設していて、軸31の中央には円筒
状の軸受部33が設けられている。尚、筒状体32の外
周面は円筒室17に内接する円筒面であることが好まし
い。軸受部33には回転伝達機構4が回動可能に挿着さ
れている。
図において回転伝達機構4は偏心軸40と軸受部33と
で形成される。偏心軸40は、(C)図及び(D)図に
示すように、両端部に1lil動軸42を中央部に坊区
動軸42よりも大径の偏心軸部41を駆動軸42の軸0
−0に偏心して配置し一体形成したもので、偏心軸部4
1は軸受部33内に緩挿される。偏心軸部41の長さL
は両側板15.15間の距離にほぼ等しくしである。ピ
ストン3の軸受部33と偏心軸40とは軸受43,43
により回動自在に軸承されている。また駆動軸42の軸
心0は円筒室の中心PよりEだけ偏心して側板15゜1
5に配設された軸受16,16によりシール機構(図示
せず)を介して気密に軸承される。偏心軸部41の軸心
Qは円筒室17の軸心Pに対して駆動軸42の偏心量E
よりも大きい距離Fだけ偏心しており1図にしめされた
配置では軸心P−0・QはM−M軸の直線上に位置し偏
心量が最大となる。この位置を仮りに位相零の位置とす
ると、この位置においてはピストン3の筒状体32の外
周面が円筒室17に内接され、またピストン3の筒状体
32外周面壁面吸入口13と壁面吐出口14との境界を
形成する。駆動軸42は図示しない動力源、例えばエン
ジンにより回動される。この結果、回転シリンダ2は回
転伝達機構4の偏心運動により円筒室17内を摺動する
と同時にピストン3は貫通口22内を同一周期の正弦運
動する。図示における位相零の位置から矢IF R方向
に回転する場合、ピストン3の下部円筒体32は壁面吸
入口13に連通し、同時に下部筒状体32は円筒室17
より遠ざかる方向に、上部筒状体32は近づく方向に進
む。この結果、下部円筒・室32側では吸入が進み、上
部円筒体32側では圧縮が進む。
で形成される。偏心軸40は、(C)図及び(D)図に
示すように、両端部に1lil動軸42を中央部に坊区
動軸42よりも大径の偏心軸部41を駆動軸42の軸0
−0に偏心して配置し一体形成したもので、偏心軸部4
1は軸受部33内に緩挿される。偏心軸部41の長さL
は両側板15.15間の距離にほぼ等しくしである。ピ
ストン3の軸受部33と偏心軸40とは軸受43,43
により回動自在に軸承されている。また駆動軸42の軸
心0は円筒室の中心PよりEだけ偏心して側板15゜1
5に配設された軸受16,16によりシール機構(図示
せず)を介して気密に軸承される。偏心軸部41の軸心
Qは円筒室17の軸心Pに対して駆動軸42の偏心量E
よりも大きい距離Fだけ偏心しており1図にしめされた
配置では軸心P−0・QはM−M軸の直線上に位置し偏
心量が最大となる。この位置を仮りに位相零の位置とす
ると、この位置においてはピストン3の筒状体32の外
周面が円筒室17に内接され、またピストン3の筒状体
32外周面壁面吸入口13と壁面吐出口14との境界を
形成する。駆動軸42は図示しない動力源、例えばエン
ジンにより回動される。この結果、回転シリンダ2は回
転伝達機構4の偏心運動により円筒室17内を摺動する
と同時にピストン3は貫通口22内を同一周期の正弦運
動する。図示における位相零の位置から矢IF R方向
に回転する場合、ピストン3の下部円筒体32は壁面吸
入口13に連通し、同時に下部筒状体32は円筒室17
より遠ざかる方向に、上部筒状体32は近づく方向に進
む。この結果、下部円筒・室32側では吸入が進み、上
部円筒体32側では圧縮が進む。
第2図は、本発明における流体回転機械のより詳細な運
動を説明するための図で、同図は、第1図に示したケー
シング1の吸入口11吐出口12を省き、ピストン3の
下部筒状体32を321゜上部筒状体32を322とし
、貫通孔22において円筒室32と筒状体321とのな
す容積をA、筒状体322とのなす容積をBであられし
ている。
動を説明するための図で、同図は、第1図に示したケー
シング1の吸入口11吐出口12を省き、ピストン3の
下部筒状体32を321゜上部筒状体32を322とし
、貫通孔22において円筒室32と筒状体321とのな
す容積をA、筒状体322とのなす容積をBであられし
ている。
なお、第2図の(a)〜(f)は30°の等間隔に矢標
R方向に回転したもので、(a)から(b)に到る過程
は第1図において説明したもので、(c)においてはA
の圧縮が進みBの吸入量が増加し続ける。
R方向に回転したもので、(a)から(b)に到る過程
は第1図において説明したもので、(c)においてはA
の圧縮が進みBの吸入量が増加し続ける。
圧縮されたAの気体は(d)において吐出口14より吐
出を開始するが、Bの吸入量は増加し続ける。
出を開始するが、Bの吸入量は増加し続ける。
(G)、(f)においてAは吐出続けBは吸入し続ける
。その次の時点では(a)に戻り180°で1回の吸入
、吐出の動作を繰り返す。この間、回転シリンダ2は等
速回転しピストン3は貫通孔22軸上において軸心Qに
対して平衡した運動を行なう。
。その次の時点では(a)に戻り180°で1回の吸入
、吐出の動作を繰り返す。この間、回転シリンダ2は等
速回転しピストン3は貫通孔22軸上において軸心Qに
対して平衡した運動を行なう。
第3図は、回転シリンダ2を軸P上に伸ばして円筒面上
において2分し貫通孔22を紙面上において直交して9
0°の位相を隔てて配設したもので、ビス8232回転
伝達機措4もこれに従って90°の位相を隔てている。
において2分し貫通孔22を紙面上において直交して9
0°の位相を隔てて配設したもので、ビス8232回転
伝達機措4もこれに従って90°の位相を隔てている。
図において、第2図にしめした単動回転シリンダ2の回
転位置を実線で回転シリンダ201としてあられし、貫
通孔22のピストン3とケーシング1とで形成される容
積を各々A1.Blとし、これと回転シリンダ201と
直交する回転シリンダを202として点線であられして
いる。尚、第3図では矢標R方向に30°毎に(a)、
(b)、(c)、(d)と90°回転した位置までを図
示している。(a)図においては回転シリンダ201の
容積A1は最大で封止状態となり、容積B1は最小で略
々零でケーシング1の壁面吸入口13と壁面吐出口14
とも連通していない。このとき回転シリンダ202は容
積A2=B2であり、容積A2は最小となり、その反面
最大圧縮量となり壁面吐出口14より、図においては2
倍の圧縮圧の気体として吐出し、容積B2は壁面吸入口
13より吸入動作の進行半ばとなり吸入し続ける。(b
)図・において回転シリンダ201は容積A1は圧縮し
続は容[Blは吸入を開始し回転シリンダ202は(a
)図の動作を継続する。(c)図は(b)図の動作の延
長で容積A1は圧縮進行、容積B1は吸入進行し続け、
容積A2゜は圧縮気体の吐出を続行し、容積B2は吸入
気体の封止を開始する。(d)図においては回転シリン
ダ201と202とは(a)図の場合と逆の関係位相と
なり、回転シリンダ201の容積A1で圧縮気体を吐出
し初め、容積B1は吸入し続け、回転シリンダ202で
は容積A2は零となり、壁面吸入口、吐出口13.14
と容積A2とは閉止される。以上に説明したように、9
0’の位相をずらして配設された回転シリンダにおいて
は容積A2で圧縮された気体は壁面吐出口14より吐出
し続けて吐出を完了すると容積A1の圧縮空気が吐出を
始めることとなり、連続して圧縮気体が吐出される。(
d)図以降の回転については図示していないが、回転シ
リンダ201と202とが対称的に関係位置を替えるだ
けで上述の(a)〜(d)図の繰り返し動作となり、全
回転において圧縮気体が連続して吐出される。以上にお
ける2回転シリンダの場合は吐出に当って壁面吐出口1
4と各々の貫通口22との開口面積が回転シリンダ20
1゜202の回1転に伴って変化するので脈動は存在す
るが回転シリンダを増し回転分割数を多くすることによ
り脈動は小さくなる。尚、第1〜3図においては、回転
伝達機構4は円筒形の軸受部33内で偏心回動する偏心
軸40とを組合せているが、N型のクランク偏心軸にす
ると可変吐出も可能となる。
転位置を実線で回転シリンダ201としてあられし、貫
通孔22のピストン3とケーシング1とで形成される容
積を各々A1.Blとし、これと回転シリンダ201と
直交する回転シリンダを202として点線であられして
いる。尚、第3図では矢標R方向に30°毎に(a)、
(b)、(c)、(d)と90°回転した位置までを図
示している。(a)図においては回転シリンダ201の
容積A1は最大で封止状態となり、容積B1は最小で略
々零でケーシング1の壁面吸入口13と壁面吐出口14
とも連通していない。このとき回転シリンダ202は容
積A2=B2であり、容積A2は最小となり、その反面
最大圧縮量となり壁面吐出口14より、図においては2
倍の圧縮圧の気体として吐出し、容積B2は壁面吸入口
13より吸入動作の進行半ばとなり吸入し続ける。(b
)図・において回転シリンダ201は容積A1は圧縮し
続は容[Blは吸入を開始し回転シリンダ202は(a
)図の動作を継続する。(c)図は(b)図の動作の延
長で容積A1は圧縮進行、容積B1は吸入進行し続け、
容積A2゜は圧縮気体の吐出を続行し、容積B2は吸入
気体の封止を開始する。(d)図においては回転シリン
ダ201と202とは(a)図の場合と逆の関係位相と
なり、回転シリンダ201の容積A1で圧縮気体を吐出
し初め、容積B1は吸入し続け、回転シリンダ202で
は容積A2は零となり、壁面吸入口、吐出口13.14
と容積A2とは閉止される。以上に説明したように、9
0’の位相をずらして配設された回転シリンダにおいて
は容積A2で圧縮された気体は壁面吐出口14より吐出
し続けて吐出を完了すると容積A1の圧縮空気が吐出を
始めることとなり、連続して圧縮気体が吐出される。(
d)図以降の回転については図示していないが、回転シ
リンダ201と202とが対称的に関係位置を替えるだ
けで上述の(a)〜(d)図の繰り返し動作となり、全
回転において圧縮気体が連続して吐出される。以上にお
ける2回転シリンダの場合は吐出に当って壁面吐出口1
4と各々の貫通口22との開口面積が回転シリンダ20
1゜202の回1転に伴って変化するので脈動は存在す
るが回転シリンダを増し回転分割数を多くすることによ
り脈動は小さくなる。尚、第1〜3図においては、回転
伝達機構4は円筒形の軸受部33内で偏心回動する偏心
軸40とを組合せているが、N型のクランク偏心軸にす
ると可変吐出も可能となる。
紡−−−肢
上述のように、本発明の流体回転機械によると、円筒形
のケーシング内で回転シリンダが@動し、且つ該回転シ
リンダ内で軸対称に摺動するビスj〜ンが釣り合い往復
動しているので力学的に完全に釣り合う運動となり、構
成回動要素は等速回・転運動し高速な回転が可能となる
。また、回転シリンダはケーシング内で摺動回転し、貫
通孔内の容積において圧縮された気体は面接触の゛シー
ル構造内において圧縮過程を経るので容積効率が優れ且
つ圧縮も貫通孔内でピストンにより内部分圧される方式
であり、複数の回転シリンダの場合は連続吐出されるの
で、ルーツブロアーのようにシャンペン音の発生はなく
騒音の小さい回転圧縮機が得られる。更に、壁面吸入口
の開口角が大きいので吸い込み効率がよく、従って、差
圧も小さい。更にまた、本流体回転機械は主構成要素は
直線と円または円弧による組合せによりできているので
加工が容易であり、従って、安価な流体回転機械を提供
することができ、更にまた、1個のケーシング。
のケーシング内で回転シリンダが@動し、且つ該回転シ
リンダ内で軸対称に摺動するビスj〜ンが釣り合い往復
動しているので力学的に完全に釣り合う運動となり、構
成回動要素は等速回・転運動し高速な回転が可能となる
。また、回転シリンダはケーシング内で摺動回転し、貫
通孔内の容積において圧縮された気体は面接触の゛シー
ル構造内において圧縮過程を経るので容積効率が優れ且
つ圧縮も貫通孔内でピストンにより内部分圧される方式
であり、複数の回転シリンダの場合は連続吐出されるの
で、ルーツブロアーのようにシャンペン音の発生はなく
騒音の小さい回転圧縮機が得られる。更に、壁面吸入口
の開口角が大きいので吸い込み効率がよく、従って、差
圧も小さい。更にまた、本流体回転機械は主構成要素は
直線と円または円弧による組合せによりできているので
加工が容易であり、従って、安価な流体回転機械を提供
することができ、更にまた、1個のケーシング。
内で回動する小形な流体回転機械を提供できる。
第1図は、本発明の流体回転機械の概要もが成図をしめ
し、(A)図は(B )図のY−Y矢視側断面図、(B
)図は(A)図のX−X矢視断面図、(C)図及び(D
)図は偏心軸の詳細を説明するための図、第2図は、第
1図をモデル化して動作をしめず動作説明図、第3図は
、複数構成の流体回転機械の動作をしめずモデル説明図
である。 1・・・ケーシング、2・・・回転シリンダ、3・・・
ピストン、4・・・回転伝達機構、13・・・壁面吸入
口、14・・壁面吐出口、41・・・偏心軸、42・・
・暉動軸。
し、(A)図は(B )図のY−Y矢視側断面図、(B
)図は(A)図のX−X矢視断面図、(C)図及び(D
)図は偏心軸の詳細を説明するための図、第2図は、第
1図をモデル化して動作をしめず動作説明図、第3図は
、複数構成の流体回転機械の動作をしめずモデル説明図
である。 1・・・ケーシング、2・・・回転シリンダ、3・・・
ピストン、4・・・回転伝達機構、13・・・壁面吸入
口、14・・壁面吐出口、41・・・偏心軸、42・・
・暉動軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一方の内側壁に吸入口を、他方の内側壁に吐出口を
配設した円筒室を有するケーシングと、前記円筒室内で
同軸に摺動回転する円筒体でかつ直径上に貫通する断面
一定な貫通孔を穿孔した回転シリンダと、前記貫通孔内
で気密に摺動する筒状体を前記円筒室内径よりも短小な
軸の両端に配設したピストンと、前記回転シリンダが回
動する回転周期とピストンが回転シリンダ内で正弦的に
、摺動する周期とを等しくして回動する回転伝達機構と
からなり、該回転伝達機構の運動を前記回転シリンダ内
でケーシングとピストンとで形成される容積を前記貫通
孔が吸入口を通過する向きに漸増し、吐出口に向けて漸
減するようにしたことを特徴とする流体回転機械。 2、前記回転シリンダ内において対をなして空間を形成
する貫通孔およびピストンを複数とし軸方向に各々独立
して円筒面を等分する角度で配設したことを特徴とする
請求項第1項記載の流体回転機械。 3、前記回転伝達機構をピストン軸中央部に形成した円
筒軸受けと、該円筒軸受内で滑動する円筒体に偏心して
一体配設された駆動軸とからなり、該駆動軸を回転シリ
ンダの円筒軸に偏心して配設したことを特徴とする請求
項第1項又は第2項記載の流体回転機械。 4、ピストン筒状体の端面形状を回転シリンダ外周面と
等しい半径の円筒面としたことを特徴とする請求項第1
乃至3項のいずれか1項に記載の流体回転機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63193929A JPH0242183A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 流体回転機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63193929A JPH0242183A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 流体回転機械 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0242183A true JPH0242183A (ja) | 1990-02-13 |
Family
ID=16316092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63193929A Pending JPH0242183A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 流体回転機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0242183A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008523303A (ja) * | 2004-12-11 | 2008-07-03 | ヒムツール カンパニー リミテッド | ロータリーポンプ |
-
1988
- 1988-08-02 JP JP63193929A patent/JPH0242183A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008523303A (ja) * | 2004-12-11 | 2008-07-03 | ヒムツール カンパニー リミテッド | ロータリーポンプ |
JP4908425B2 (ja) * | 2004-12-11 | 2012-04-04 | ヒムツール カンパニー リミテッド | ロータリーポンプ |
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