JPH024197A - 液状発射薬を用いる砲装置 - Google Patents

液状発射薬を用いる砲装置

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JPH024197A
JPH024197A JP63316625A JP31662588A JPH024197A JP H024197 A JPH024197 A JP H024197A JP 63316625 A JP63316625 A JP 63316625A JP 31662588 A JP31662588 A JP 31662588A JP H024197 A JPH024197 A JP H024197A
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    • F41A1/00Missile propulsion characterised by the use of explosive or combustible propellant charges
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液状発射薬を用いる火器システムに関し、弾丸
が砲腔に沿って進行するにつれて発射薬が弾丸の後方に
おいて漸進的に燃焼させられる火器システム、すなわち
移動装薬(腔内飛散発射薬)装置に関する。
本発明はまた、弾丸とその移動装薬との初期加速のため
に、燃焼ガス初期発生源を利用した上記のようなシステ
ムに関する。
[従来の技術] 砲身の砲腔内での弾丸の古典的発射法においては、燃焼
ガスを弾丸の速度まで加速する必要上、速度に限界があ
った。その結果、熱力学的膨張仕事のうちの燃焼ガスの
加速のため消費される部分が益々大きくなって来た。普
通の砲の場合、弾丸の見掛けの質量が発射薬の質量の1
/3だけ増える。この増大分はガスに与えられる運動エ
ネルギによるものである。典型的な砲の場合、ガスの運
動エネルギは、1000m/secの速度なら約10%
に過ぎない、 2000m/secではこの割合が約5
0%まで増す。速度が3000m/seaに近づくにつ
れてガスの運動エネルギは100%に近づく(弾丸のた
めには何も残らなくなる)。この効果の故にいわゆる限
界速度、つまりそれを超えたら普通の砲の推進システム
は作動しないという限界速度が存在する。この限界に対
する理論的手段が移動装薬式発射システムである。
第1図と第2図に示すように、移動装薬式発射システム
においては、装薬Cの一部または全体が弾丸Pと共に砲
身の砲腔内を出口に向って移行する。装薬の後方部分に
おける装薬の急速な燃焼、すなわち往々シガレット燃焼
と呼ばれる燃焼によって発射が行われる。第1図は弾丸
Pと共に動く現象の枠組を示したものであって、ここで
、All0RE”砲腔の断面積 LCP  =装薬の長さ ρ1 =発射薬の密度 ρ、 =燃焼ガスの密度 A  =弾丸の加速度 m  =発射薬の燃焼率[slugs/sec ]P 
1IAll!”弾丸のベース部での圧力PL=発射薬と
燃焼ガスの界面での圧力Pw  =燃焼ゾーンの出口側
圧力 γ  =発射薬の燃焼線速度 ■、 =燃焼ゾーンの出口側での燃焼ガス排出速度、で
ある、・ 弾丸と移動装薬に及ぼされる加速力は2つの項から成る
。第1項は“圧力”項とされるもので、これは、装薬の
燃焼が燃焼ゾーンの出口側で高い圧力を発生させること
によるものである。第2項は“スラスト”項とされるも
ので、これは、燃焼ゾーンを出る燃焼ガスの運動量の結
果として生ずるスラストである。
これら2項はともに、燃焼速度の増大とともに増大する
。全スラストを質量消費率で除したものは“比インパル
ス“ (ロケット用語)と呼ばれる。ガス速度が最大に
なるときこのパラメータが最大であることが示されつる
。この燃焼は断面積一定のダクト内で起る(レイレー(
Rayleight)の流れが起る)から、最大速度は
音道である。このような条件下では、典型的には1秒間
に消費される発射薬1ボンド当たり200ボンドの全ス
ラストが発生する0口径30mmの火器で50,000
1bsのスラストを得るには250 lb/secの消
費率を必要とする。普通の固体の発射薬は砲の圧力の下
で約1ft/secの速度でしか燃焼しないので、固体
の移動装薬発射方式においてはなお解決すべき問題が残
ることは明らかである。
移動装薬システムに液状発射薬を用いる提案は既になさ
れている。
1977年3月15日付の米国特許第4.011.81
7号の中でアシュレ−(E、 Ashley)が開示し
たシステムでは、燃焼ガスと装填された液状発射薬との
密度の違いが、発射薬を燃焼室に注入するためのエネル
ギ源として利用されている。プライマーがキャビティジ
ュネレータの初期加速を行わせる0弾丸の後方に装填さ
れた液状発射薬は、キャビティジュネレータによってそ
れの後方に形成される燃焼室の中へ、キャビティジュネ
レータを経て相対的に後方へと流れる。プライマーによ
って生ぜしめられる速度は数百ft/secの程度であ
った。
1981年4月3日付の米国特許第255.065号の
中でパルマン(M、 J、 Bulman)は、弾丸に
液状の移動装薬を用いる上記とは別のシステムを開示し
ている(秘密オーダによる弁護士覚書52−AR−20
78)例えば1978年4月25日付でタラシー(D、
 P。
Ta5sie)に与えられた米国特許第4.085.6
53号で開示されたもののようを、液状発射薬をバルク
装填(bulk Load )する方式の欠点は、燃焼
の制御性が悪いことにある。バルク装填方式の砲におけ
る燃焼は主として流体の動的不安定さの生長の結果とし
て生ずる0弾丸の加速が起り、それが点火システムにお
ける変動を増幅するまでには大きな燃焼速度が要求され
る。
第3A図は典型的バルブ装填液状発射薬方式の砲での点
火前の状態を示している0円筒形の室に液状発射薬が完
全に充満している。この室の前方端は弾丸のベースによ
って閉されている。弾丸は砲身の定心斜面に着生してい
る。室の後部は点火器−を含んだ遊底によって閉されて
いる。点火器が付勢されると点火器のベントロから高温
ガスの噴流が出る(第3B図参照)。室の中にこの噴流
が入ると、この噴流が室の中の発射薬を移動させる。室
の容積は当初から決まっているから、移動させられた発
射薬は残りの液を圧縮することになる。その圧縮が僅か
であっても液の中では大きな圧力上昇が起る。例えば、
室の容積の1%を点火器の噴流が占めたとすれば、数千
lbs/in”の圧力上昇が結果として生ずる。装填さ
れた主たる液体発射薬の点火が、この膨張する高温の点
火器ガスの泡の表面で起きる。このガスの泡がこの室(
その公称断面積は弾丸のベースより小さい)の容積の数
%までに成長すると弾丸は動き始める。弾丸が急速に加
速されてもなお圧力の上昇が維持されるためには、実際
の燃焼面面積は公称の面積の100〜1000倍なけれ
ばならない。このことは、バルク装薬の作動過程におい
ての、点火器の噴流と液状発射薬との間の激しい相互作
用によって達せられる。点火器の噴流が貫通して液表面
が剪断されることによって、強風時の海における波にも
似た荒された面が生ずる。(これがヘルムホルツ(ll
elmholtz )の不安定といわれるものである。
第3C,3B図参照)。もし生成される表面が不十分で
あれば、弾丸の前進に伴って圧力が低下し、性能は極め
て悪いものとなる。もし生成される表面が過大であれば
、発生される圧力が危険なレベルになる。表面の生成は
これら流体の機械的不安定さが増幅することで起るもの
であるから、そのプロセスの中のどこかで変化があれば
、その変化が僅かであっても、発生される圧力は大きな
影響を受ける。
この、プロセスの中の変化に対する敏感性は、弾丸が前
進する前に装薬の僅か1%が燃焼しても100、000
psiを超える圧力上昇が起り、それは往々見られてい
ることによって示される。第4図はバルク装薬の場合の
典型的な圧力対時間の関係曲線を示している。
[発明が解決しようとする課題] したがって本発明の目的は、弾丸を発射する移動装薬方
式の改善につながる、制御された点火と燃焼が行われる
ようなバルク装填液状発射薬方式の砲装置を提供するこ
とである。
さらに他の目的は、従来のバルク装薬の作動過程におい
て生じた強いフィードバックが避けられるように、点火
と燃焼の制御を改善した液状発射薬方式の砲装置を提供
することである。
本発明の特色は、移動装薬と弾丸とがともに前進方向に
加速された後に点火されるような移動装薬を有する液状
発射薬方式の砲装置が提供されることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の以上で述べたようなまたはその他の目的、利点
、および特色は図面を用いての以降の説明から明らかに
なる。
移動装薬式発射装置の特質として、 1、 装填された発射薬の燃焼によって移動装薬と弾丸
との一体としての質量に追加的加速が行われ、装薬が弾
丸とともに砲身の方腔に沿って前方(すなわち下流側)
に移動する。
2、 移動する装薬が燃焼することにより、従来方式の
下流に向けての圧力勾配は改められる。
3、 同等の装薬な用いた従来のシステムの場合の発射
に比べて性能が向上する。
これらの特色は既に、上記の米国特許第255゜065
号で開示されたシステムによって明らかにされている。
そのシステムの幾つかの実施態様においては、弾丸は装
弾筒と一体化されていて、加速されるべき質量が装弾筒
の分だけ増えている0本発明ではそのような質量の追加
は避けている。
本発明は部分的移動装薬(FTC)弐発射装置と呼ばれ
てよいものである。 FTC式システムにおいては、バ
ルク装填された液状の装薬と相手の弾丸とは共に初期加
速をうけ、装薬と弾丸とが共にかなりの速度に達するま
では装薬の点火は行われない、この遅れ点火は次の2つ
の利点をもたらす。
1、 移動装薬の速度の変化範囲の大きさが増大するこ
とにより、発射の効率が改善される。
2、 遅れ点火により、従来の閉じ込め静止装薬の点火
においては存在した不安定さが避けられる。
移動装薬と弾丸との一体としての質量の初期加速のため
には便利などんな手段でも用いられつる0例えば固体発
射薬の初期装填または液状発射薬の初期装填である。液
状発射薬が選ばれた場合には、全体砲装置の中に組込ま
れた再生注入式液状発射薬コンパスタ−の中でそれが利
用される。
このコンパスタ−は、移動装薬の点火の前に移動装薬と
弾丸とが一体になった質量を約1 km/seaまで加
速するために適当な大きさのものとされる。
そのためには、初期装薬の容積が移動装薬の容積とほぼ
同じ大きさであることが必要となる。(砲装置の性能レ
ベルによるが、移動装薬は普通では装薬全量の1/3か
ら273の間にある)[実施例] 第5図から第12図に本発明の第1の実施例を示す、こ
の第1の実施例は、再生注入式の第1段階と移動装薬の
第2段階とから成る完全統合の2段階発射システムを有
する砲である。
砲は、砲身14に相互ねじ12で固定された砲尾10を
含んでいる。砲身は後方の室16、中間の定心斜面1B
、および前方の砲腔20(必ずしも旋条があるとは限ら
ない)を有している。砲尾10には開口22があって、
この開口は切頭円錐形の前方部分を有する遊底24によ
って閉じられている。砲尾には溝26、遊底には溝28
があり、これら溝は組み合って、遊底を砲尾にロックす
るためのギロチン形ロック30を収容しつる。別法とし
て、1973年u月20日付でタラシー(D、P、Ta
5sie)に与えられた米国特許第3.772.959
号で開示された方式のカムで制御される絞りスライドも
用いられうる。環状の注入バルブスライド32が砲身1
4の砲尾端部14Aの上に望遠鏡式に嵌っており、環状
の再生ピストン34がバルブスライド32の上に望遠鏡
式に嵌っている。 1981年5月14日f寸のパルマ
ン(M、JJulman)による米国出願第263.7
92号(秘密オーダによる弁護士覚書52−AR−20
14)で開示されたのと実質上同様に、液状発射薬は、
その供給源36から砲の中に、注入バルブ38、マニホ
ルド40、複数のボア−42、マニホルド44および複
数の長さ方向ボアー48を経て入れられる。上記の26
3゜792号で開示された方式の点火装置50が砲尾l
Oを貫通して取付けられている。
第5図はドライビング環54を有する弾丸52が遊底2
4によって開口22を通して装填される状況を示してい
る。
第6図は遊底が弾丸を前進させて室16の中に押し込ん
でいる状況を示している。注入バルブ38が開くと、圧
力ある液状発射薬が、供給源36からマニホルド40と
ボアー42を通って流入し、バルブスライド42と再生
ピストン34を後方に移動させ、また、マニホルド44
とボアー48を通り、それから、砲身の部分14Aの後
端面と注入バルブスライド32の前端面との間の隙間を
通り、弾丸52ど遊底24の前端この間で規定された空
所に入る。上記隙間の大きさは、バルブスライド32の
フランジ32Aが砲尾の段付き部!OAに当たることで
制限される。
第7図は、発射薬が流入して弾丸を室16の中で前進さ
せてドライビング環54を定心斜面18に当らせ、また
、再生ピストン34を後方に移動させた状態を示してい
る。遊底24は後方へと移動させられて、ギロチンロッ
ク30によって砲尾lOにロックされている。この後バ
ルブ38は閉じられる。
第8図は発射準備が整った砲を示す。移動装薬は、実質
上弾丸の後方の室16の中に含まれる容積の液状発射薬
である。静止(すなわち初期)装薬は、実質上再生ピス
トン34の頭部と注入バルブスライド32の頭部との間
の容積の液状発射薬である第9図は、点火装置50によ
って点火が行われた砲を示す。この点火によって再生ピ
ストン34の頭部の後方の燃焼室56の中で燃焼ガスが
発生し、それによってピストンは前方へ押され、両頭部
の間にある初期装薬な押す、それによって初期装薬と移
動装薬において増大する圧力が発生する。ピストンの頭
部が遊底の頭部の円錐面から離れてさらに前方に動くと
、環状隙間56Aが開くことになり、この隙間は、発射
薬が後方に向って燃焼室56の中へ流入するための注入
ポートの役をなすことになる。この再生注入が行われつ
るのは、ピストン34の頭部の前側面の断面積がこの頭
部の後側面の断面積よりも小さいことによって、この頭
部において前方に向いた差の力が働くからである。この
差の力によって静止装薬において高い圧力が発生し、静
止装薬が後方へ、注入ポート56Aを経て燃焼室56へ
と流入し、燃焼ガスの圧力を維持または増大させること
になる。移動装薬にかかる圧力が発射始動圧力(ドライ
ビング54を食い込ませる圧力)を超えたときに、移動
装薬と弾丸とは、再生方式の第1段階の液圧の影響の下
で定心斜面を通り越して前方へ加速し始める。ピストン
34の頭部の前方と後方の2つの容積と、それらを連絡
する隙間56Aとは、自己供給と自己制限が複合した燃
焼エンジン(すなわち燃焼を起こす手段)と考えてよい
第1O図は再生ピストン34が注入バルブスライド32
の頭部の方へ、前方に動く行程の末端近くに来たときの
状況を示す。再生ピストンは、その表面とそれに近接し
たバルブスライドの頭部で形成されている流れの出口面
積が閉じて行くとともに減速される。この再生ピストン
の減速とともに静止装薬から室16への発射薬の流量が
減り、その結果、室16の容積を占めている液状発射薬
における圧力が燃焼室56の中の容積を占めている燃焼
ガスの圧力よりも低くなる。この圧力差によって燃焼ガ
スは燃焼室56から注入ポート56Aを経て室16へ前
方に向けて流れ、室16の容積を占めている液状発射薬
の後側面において初期キャビティ58を形成する。
第11図は、再生注入の段階を終って弾丸の加速による
液状発射薬の前方への流れの必要が続いているときに、
初期キャビティが前方(下流側)へ急速に進んでいる状
況を示す。このようにして、発射過程の移動装薬の段階
の開始に固有な遅れが与えられる。
第12A図は安定化したテーラ−(Taylor)のキ
ャービティが生成してそれが弾丸と共に、そして弾丸の
方へと、前方に向けて動いている状況を示す。燃焼の大
部分はキャビティの側すなわち第12B図に示すような
ガスと液の相対速度が大きい所において起る。ここにお
ける燃焼は再生注入燃焼と似ている。第12C図に示す
ように、燃焼速度は注入率にマツチするように調節され
る。この疑似注入はキャビティの本体の後方に続いてい
る薄い液の層の中で起る。もし燃焼が速すぎると液層は
より早期に燃えつき、その結果燃焼面積が、したがって
燃焼率が減る。もし燃焼率が遅すぎると液層はキャビテ
ィの後方でより長く伸びることになり、その結果燃焼面
積が増し、結局は平衡状態に落付く。燃焼ゾーンの中に
おいては、ガスと液の界面から後方に離れる程燃焼ガス
の速度は増大し、燃焼ガスの圧力は低下する。
この統合システムでは、初期装薬つまり静止装薬が実質
上燃焼が終るまでは移動装薬の点火が起らないので、移
動装薬の点火に固有な遅れが得られるということが特記
される。
したがって、結果として得られる移動装薬の燃焼速度は
、キャビティと弾丸とが共に砲腔内を下流側に動く間に
おいてのキャビティの弾丸に対す・る速度によって制御
される。
つまり−m = p L A 80REV cここに、
m =質量燃焼速度lb/secρL=発射薬の密度l
b/ft3 AaORE”砲腔断面積ft2 VC=キャビティの貫通速度 キャビティはそれに働く浮力(Fa)のせいで移動装薬
の中へ進入する。
F6=4/6πS F D ’ll0IIE (ρ、−
ρG)Aここに、A =加速度(Gの倍数) ρ。=ガスの密度 り龜。1=砲腔の直径(ft) SF=形状係数(砲腔直径の球に比してのキャビティの
容積) キャビティの動きは、あたかもそれが固体の物体である
かのように流体によって抵抗を受ける。
その抵抗力は D =1/8 g /) L Co 7CD ”ll0
IIE Vc”ここに、CO=抵抗係数 上記の二つの力を等しいと置けば、キャビティの貫通速
度が求まる。
もし燃焼速度が十分に速いと、ベース圧力は燃焼率だけ
の関数となり、 ρL)ρGであることを考え、定数を組合わせるならば
、この式は簡略化され、 vc =KrτππT となる。
弾丸と移動装薬の一体質量の加速度は次式から求まる。
ここで、F=全スラスト =mIsp IgF”比インパルスlb sec/lbそうすると加
速度は、 ここで、Pa”ベース圧力 Ma”弾丸の質量(lb) Tc=移動装薬の質量(1b) もしベース圧力をすべての砲で同じと見なし、また弾丸
と移動装薬の一体質量が(DBORE)3に比例すると
見ると、 (Ma +Tc ) (M s + T c ) = CD ’ll0REを
考えると、または再び、 したがって、VCはスケールに無関係である。
上記の関係における定数の砲の口径によって変わりつる
が、主たる効果については十分に実際を表わしている。
第13A図、13B図は本発明の第2の実施例を示す、
この実施例は、固体の発射薬の第1段階と液状発射薬の
第2段階を有する砲である。このようなシステムはハイ
ブリッド移動装薬(IITc)発射システムと言われて
よいものである。
第13A図は、室102を有する砲尾10Gと、砲尾1
06を有する砲身104と、撃針110を有する遊底1
08とを含んだ砲を示している。遊底108で閉じられ
る室102の中に望遠鏡式の形の弾薬+12が入れられ
ている。
弾薬には、ケース114が含まれていて、このケースは
本体115と、スリーブ部11Bを取付けている前方の
環状の折れ曲り部116と、ボアー122を有するベー
ス部12Gとを有していて、ボアー122の中にはプラ
イマー124が固定されている。ケースの本体部!15
の外径は室102の内径とマツチしている。スリーブ部
118の内径は砲腔106の内径とマツチしている0弾
丸128を抱いている装弾筒126がスリーブ部+18
の前方部分の中に入っている。キャビティジェネレータ
130がスリーブ部+18の後方部分の中に入っている
。液状の装薬131がスリーブ部の中でのキャビティジ
ェネレータの前方と装弾筒の後方部分の回りに入ってい
る。装弾筒の中間部分は環状シール132を有しており
、装弾筒の前方部分は砲腔ライダー134を有している
。キャビティジェネレータ130もスリーブに対してシ
ールされていて、これらすべてのシールは液状の装薬を
ケース■4の中に閉じ込めるためのものである。ケース
のスリーブ部118と本体部115とベース部120で
囲まれた内部の空間には固体の装薬137(これは、包
装の能率を向上させるために固形化されていてよい)が
充満している。
発射の過程は、撃針110によりプライマー122を付
勢することで固体の発射薬137に点火することで始ま
る。燃焼ガスによって発生する圧力が高まると、ガスは
、キャビティジェネレータ130と、弾丸128を抱い
た装弾筒126と、閉じ込められている液状装薬131
とを一体として押し出し、加速させ、砲腔106に送り
込む。
さきに述べたように、移動装薬によって性能が向上する
のは、弾丸とその移動装薬がかなりの速度を得るまで移
動装薬の点火が遅らされたときである。この実施例の場
合、必要な遅れはキャビティジェネレータ13Gによっ
て得られる。キャビティジェネレータは、発射の前には
、ケース114の中で液状装薬131の後方部分をシー
ルする役をなす、固体の静止装薬137の点火後ただし
液状移動装薬の点火よりも前には、ジェネレータ130
は静止装薬137で発生される燃焼ガスから゛移動装薬
131を隔離する役をなす、ジェネレータ130は複数
の長さ方向のボアー136を有していて、ボアーの各々
は、横断方向にあって実質上平らな前側面140から、
横断方向にあって実質上凹形の後側面142へと伸びて
いるので、長さが同じでない、これらのボアー136の
各々は、密度がジェネレータ130の密度と異なってい
て動きに対して抵抗する材料、例えばグリースとかプレ
スフィツトされたビンで塞がれている。ジェネレータ1
30の初期加速の間においてはこれらの材料はボアー1
36を塞いでいるが、この材料に働く加速力によって、
それとジェネレータとの密度の関係次第でジェネレータ
から前方または後方に押し出されることになる。したが
って、静止装薬137の燃焼によって起る初期加速の期
間内のある時点において、これらボアー136はこれら
の個々の長さの逆の順序で逐次に開かれて行く。第13
B図に示すように、これらボアーが開かれるのにつれて
、高温の燃焼ガスがこれらボアーを前方に向けて通過し
て液状の移動装薬131の後面に至り、そこで初期キャ
ビティ144を形成する。この初期キャビティの形は実
質上ボアー136の順序を追っての開き方によって決ま
る。ジェネレータの中央にある最も短いボア−を真先に
ガスが通過しキャビティの最も凹んだ部分を形成する。
このキャビティは、−たん形成されると、さきに第12
A図について説明した安定化したテーラ−のキャビティ
の形をなすことになる。
第14図は本発明の第3の実施例を示す。この実施例は
本発明の第1と第2の実施例の特色を組合わせた砲であ
る。このシステムは、液状発射薬再生注入式の第1段階
と、液状移動装薬の第2段階と、そして、第2段階の点
火の前の遅れを得るためのキャビティジェネレータを含
んでいる。
この砲は、1981年5月14日付の特許第263.7
92号(秘密オーダによる弁護士覚書52−AR−20
14)においてパルマン(M、 J、Bluman)に
よって示されたものと似ており、砲尾200を含んでい
て、これに砲腔204を有する砲身202が固定されて
いる。砲身は後方に突出した延長部206を有していて
、その上には、頭部210と尾部212を有している環
状の注入バルブ208が望遠鏡式に嵌っている。注入バ
ルブの上には頭部216、尾部218を有している′環
状の再生ピストン214が望遠鏡式に嵌っている。圧力
下にある液状発射薬供給源220が、入口バルブ222
を経てマニホルド224と連結されており、このマニホ
ルドは砲身の延長部206を貫通している環状配列の長
さ方向のボアー226と連通している。これらボアー2
26は、スナップアクションバルブ(例えば皿ばねワッ
シャ)228で塞がれており、塞がれない場合は注入バ
ルブの頭部210を貫通している環状配列の長さ方向の
ボアー230と連通している。注入バルブがその最も前
方の位置にあるときは、その頭部はスナップアクション
バルブ228の上に着座し、ボアー226を塞いでいる
。再生ピストンがそれの最も後方の位置にあるときには
、その頭部の内側のリム216Aが砲身延長部の環状突
起202Aの上にあって、注入バルブの頭部と再生ピス
トンの頭部との間にポンプ作用室232を規定している
。砲身の延長部の環状体を貫通している2列の半径方向
ボアー234.236がポンプ作用室232と砲腔20
4の間を連通させている。
砲尾の後端には開口23Bがあって、この開口は遊底2
40で閉じられており、遊底の頭部がその長さ方向の軸
線の回りで回転するとロック/アンロックが行われる。
遊底の面は、1対の抜出しラグ24を有することにより
スタブケース246の抜出しリム244と係合しており
、このスタブケースの伝爆薬カートリッジ248を支え
ている。このスタブケースはプライマー250を有して
いて、そこに開口している1つの通路が伝爆薬252に
通じており、伝爆薬に開口している複数の半径方向ボア
ー254は、砲尾200とピストン頭部216と砲身の
延長部206とカートリッジ248とで規定されている
燃焼室255に開口している。遊底は、プライマー25
0を働かせる撃針256を有する。
砲への装填を行うには、遊底な引き抜いて、弾丸つまり
ここでは装弾筒257Bの中で支えられていてフィンを
有するロッドペネトレータ257Aとなっている弾丸を
挿入する。その次に、キャビティジェネレータ、つまり
、平らな前側面260から凹面になった後側面262ま
で伸びていて塞ぐ材料が詰められている複数のボアー2
58Bを有するキャビティジェネレータ258Aを挿入
する。この前側面は環状の面取り部264を有しており
、この面取り部は、前側面がボアー234と揃ったとき
も、ポンプ作用室232からキャビティジェネレータと
弾丸との間の空所への連通な可能にしている。その次に
は、ブースタカートリッジつきのスタブケースを支えて
いる遊底を砲尾の開口の中に挿入してロックする。環状
ピストンの頭部216はそれの最も後方の位置にあって
、それの内側リム216Aは突起202Aの上にある。
環状の注入バルブは前方位置にある。入口バルブ222
を開くことによって液状発射薬を、加圧下にあるそれの
供給源220からマニホルド224、ボアー226、ス
ナップアクションバルブ228、ボアー230を経てポ
ンプ作用室232へ、そしてなお、ボアー234を経て
、キャビティジェネレータと弾丸との間の空所へ流入さ
せると、弾丸は前方へ、砲腔204にある定心斜面20
4Aによって止められるまで押されて動く、ブースタカ
ートリッジの前側面とキャビティジェネレータの後側面
との間には隙間が、ブースタカートリッジの面上の円錐
形の突起のような適当な手段によって設けられている。
プライマー250が点火されると、高温のガスが発生し
、そのガスによって伝爆薬252が点火され、伝爆薬が
燃焼ガスをボアー254を経て燃焼室255の中へ排出
する。燃焼室内の燃焼ガスの圧力が再生ピストンの頭部
216の後側面に働くので、再生ピストン214は前方
へ動かされ、ボアー230の中の液状発射薬を介してス
ナップアクションバルブ228を閉じ方向に動かし、そ
れによりボアー226は閉じられ、液状発射薬供給シス
テムはポンプ作用室から隔離される。再生ピストンの頭
部216の環状リム216Aは砲身延長部206の環状
突起202Aから離れて行き、それにより、漸次増大す
る環状隙間つまり注入ポートが形成され、そこを通って
液状の発射薬がポンプ作用室232から燃焼室255へ
注入される。
燃焼ガスはキャビティジェネレータとブースタの間の隙
間に入り、キャビティジェネレータの後側面に圧力を及
ぼすので、キャビティジェネレータは前方へと動かされ
、ボアー234を閉じさせ、砲腔の中の液状の発射薬を
介して弾丸のついた装弾筒を定心斜面204Aを超えた
先へ動かす。その後、キャビティジェネレータと液状の
移動装薬と装弾筒と弾丸とが一体になって、砲腔204
に沿って前方へ加速される。
キャビティジェネレータがボアー234と236を過ぎ
て前方に進むと、液状の発射薬がこれらボアーを通って
ポンプ作用室から、この段階では砲腔204の後方部分
にまで拡大している燃焼室の中へ送出される。
その後、燃焼室255の中とキャビティジェネレータの
後方の砲腔後方部の中にある液状発射薬のすべてが燃焼
しつくし、それによって発生した燃焼ガスが膨張し続け
、上記の一体の移動体を加速させる。このとき、ボアー
258Bから、ただし最初には比較的短い内方のボアー
から、そしてそれに続いて比較的長い外方のボアーから
、塞ぎ材料が抜け出し、燃焼ガスがそれらボアーを通っ
て流れるようになり、キャビティジェネレータの前側面
において燃焼ガスの泡を生成する。この泡によって液状
移動装薬の後側面が点火され、この泡は発達して前述し
たようなテーラ−のキャビティとなる。
第15図は本発明の第4の実施例を示す、この実施例は
2つの燃焼室を含む本発明の実施例の最も基本的なもの
である。このシステムは液状発射薬の静止の燃焼室とキ
ャビティジェネレータと、そして液状発射薬の移動する
燃焼室を含んでいる。
この砲には砲尾300があって、これは砲腔304を有
する砲身302に固定されている。砲尾の後端には開口
306がついており、この開口は遊底308によって閉
じられている。遊底308は、砲尾に嵌った可動ラグ3
10のような適当な手段が遊底と一体の環状ラグ3!2
に係合することによって砲尾にロック/アンロックされ
る。遊底308の前端部は切頭円錐形に作られていて、
そこにはチャンネル310が切込みされており、このチ
ャンネルには、引留めリング、すなわちショットスター
トリンク314の後端部を受入れるためのアンダカット
312がある。引留めリングの前端部は弾丸316に固
定されており、この弾丸は、環状シール320を有する
装弾筒318に嵌め込まれている。
砲尾には砲腔304と同心に環状の燃焼室330が設け
られている。加圧下の液状の発射薬の供給源332が入
口バルブ334とマニホルドを経て、直線上相対する位
置にある1対の点火システムへ連結されている。点火シ
ステムの各々では、点火室338の入口に逆止弁336
があり、点火室はスパークプラグ340と、燃焼室への
出口342とを有している。燃焼室は、円錐形になって
いて砲腔304の中へ向い前方へそれに沿っている環状
の出口344を有している。
弾丸と装弾筒は、リンク314によって遊底に取付けら
れ、開口306を経て砲腔304の中へ挿入される。も
し、発射不成功の場合のように弾丸を抜き出したい場合
には、リンク314がある故、遊底がそのような機能を
も果す。このリンクは、例えば燃焼室330ないの液状
発射薬が点火された後のようを、比較的高い圧力も弾丸
が受けた場合に破断するように設計されていてよい。別
法としてこのリンクは、例えば低い圧力下の液状発射薬
が燃焼室から砲腔へ流入させられた際のようを、比較的
低い圧力で破断するように設計されていてもよい。この
場合には、このリンクが破断した後には、流入した発射
薬が弾丸と装弾筒とを、装弾筒が砲腔の定心斜面304
Aで止められるまで前進させる。
望ましい実施例においては、環状のバルブスライド35
0がやはり設けられている。このバルブスライドは遊底
と同心であって遊底の前方部分を受入れ、なお、燃焼室
の後側壁を形成している。このバルブスライドは複数の
ばね352によって常に前方に向く力を受けているので
、前方に突出して環状のバルブ出口344の後側壁を形
成しているそれのリップ354は、バルブ出口344の
前側壁に当たり、この出口を閉じている。これらばねは
ポンプ作用室356の中に配置されており、このポンプ
作用室は可変絞り358と逆止弁360を経て、加圧下
にある潤滑剤の供給源362と連結している。ポンプ作
用室356はバルブスライドの環状体を貫通する1列の
半径方向ボアー364を経て、遊底にある環状溝366
と連結している。
最初に液状発射薬が供給源332から1対の点火室33
8と、環状の燃焼室330とに′送入されているときに
は、バルブスライド350はそれのもっとも前方の位置
にあり、燃焼室のバルブ出口344を閉じている。その
状態にある間に、遊底が弾丸と装弾筒とを砲腔に装填す
る役目を終えて、ロックされる。燃焼室が加圧下の液状
発射薬で満たされたならば、その液圧によってバルブス
ライドがばね352の力に抗して後退し、環状の出口3
44を開くので、液状発射薬が燃焼室から砲腔304の
後方部分、ただし装弾筒のシール320まで、流入でき
るようになる。この最初のバルブスライドの後退運動に
よって何がしかの潤滑剤を環状溝356から、遊底とバ
ルブスライドとの間に界面へと押し出され、これにより
初回分の潤滑剤供給が行われる。この潤滑剤はシールの
役も果す。このシールは1回発射が行われるごとに補充
される。
液状発射薬が1対の点火室338、燃焼室330、そし
て、砲腔304、ただし遊底より前方でシール320よ
り後方の砲腔な満たした後には、スパークプラグ340
が付勢され、点火室内の液状発射薬かが点火される。1
対の燃焼ガスの泡が拡大して行き、燃焼室内の液状発射
薬が点火される。燃焼室内で圧力が高くなると、バルブ
スライド350は後方に向けて押され、それにより、燃
焼室の容積は最初の最小の大きさから最大の大きさに増
大し、その結果、ガス圧力の上昇速度が遅くなる。バル
ブスライドのこの最終の後方への運動によって、さらに
何がしかの潤滑剤が環状溝356から、遊底とバルブス
ライドの間の界面へと押し出される。
このように、1回の発射ごとに遊底とバルブスライドと
の間のシールが更新されることが知られよう。膨張を続
ける燃焼ガスはバルブ出口344を経て砲腔の中に流入
し、これにより、(i)砲腔内で容積を占めている液状
発射薬が押され、それにより弾丸と装弾筒とが定心斜面
を超えて前方へ押し出されると共に、(ii)液状発射
薬が占める空間の後端面が消費されてそこにテーラ−の
キャビティが発生する。燃焼システムで発生するピーク
圧力がコントロールされるように、装弾筒についている
シール320より後方の砲腔内にある液状の移動装薬が
点火されるより前に静止の燃焼室330内の液状装薬の
全量が燃焼される。移動装薬は砲腔に沿って前方へ進む
ので、移動装薬が存在する砲腔の部分が燃焼室と見なさ
れる。すなわち移動装薬は移動する燃焼室の中にある。
さきに述べたように、引留めリンク314がより強く作
られていて、発射薬が注入される間はずっと、そして点
火後も燃焼システムの中で例えば5、000psi以上
というような所望の圧力を生ずるまでは弾丸が遊底に繋
がるれているようであってもよい。
第16図は本発明の第5の実施例を示す。この実施例は
発射過程の第1段階に液状発射薬の液滴とガスとの2相
混合体を用いる技術を利用している。この技術は197
7年9月27日付でグレアム(A。
R,Graham)に与えられた米国特許第4.050
.348号で開示されていて、その開示内容が参考とし
てここに組入れられている。
この砲システムにはハウジング400があって、これは
前方に伸びては砲腔402を有する砲身に続いており、
後方に伸びては遊底406で閉じられる開口404を有
する砲尾に続いている。遊底はシールを有すると共に、
1974年1月8日付でアシュレー(E、 Ashle
y)に与えられた米国特許第3.783.737号で示
されたような点火キャビティの中にある電i 40Bを
有している。この特許の開示内容は参考としてここに組
入れられている。逆止弁420を有する通路418が、
窒素または空気のようなガスの供給源422を点火キャ
ビティと連結させている。
ばね430の力を受けているピストン432がハウジン
グの中で、液状発射薬注入システム434をバルブ43
5と通路436を経て砲腔の後端部438の中へ連結さ
せる注入バルブとしての役をなす。
遊底が引き抜かれたときに、装弾筒442に抱かれた弾
丸440と、脆いリンク446で弾丸に繋がれたキャビ
ティジェネレータ444が一体として砲腔の後端部43
8の中へと、キャビティジェネレータは通路436の砲
腔への開口部436Aよりも後方にあって弾丸はそれよ
りも前方にあるように挿入される。次いで遊底が第1の
位置まで挿入され、キャビティジェネレータをバックア
ップする。液体発射薬の供給源434から来る加圧下の
液体発射薬の圧力がかかることによって、ばね力を受け
ているピストン432が後方に動かされると、注入バル
ブが動く。そうなると、液体発射薬がキャビティジェネ
レータと弾丸との間の空間に流入する。この空間にあっ
た空気は圧縮され、弾丸は前方に向けて押され、脆いリ
ングが破断するに至る。液体発射薬のこの空間への流入
が続くとき、弾丸は前方に進み、定量の発射薬が全部装
填され、注入バルブが閉じるまでそれが続く。キャビテ
ィジェネレータの後方の動きは遊底によって止められて
いる。そこで、バルブ420が開かれ、それにより、加
圧下のガスが供給源422から点火キャビティに入れら
れると、そのガス圧がキャビティジェネレータ444の
後側面に働き、キャビティジェネレータ、および弾丸と
装弾筒とがつながったものを前方へ、装弾筒が砲腔内の
定心斜面450で止められるまで推し進める。ガス流の
圧力が所定のレベルに達したならば、バルブ420は閉
止される。定量の液状発射薬が再度、ガス圧力よりも高
い圧力の下で、注入バルブを通ってキャビティジェネレ
ータの後方の空間に注入される。液状の発射薬は加圧下
のガスの中に流入するときに剪断されて液滴になる。そ
こにおいて遊底が前方へ動かされるとガスと液滴の2相
部合体は圧縮される。そして遊底はロックされる。電極
408に電圧がかけられると点火キャビティの中の2相
部合体が点火され、その後は前述と同様の発射過程が進
行する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的に移動装薬装置を示す慨略図、第2図は
第1図の装置での長さに沿っての速度と圧力を示す線図
、 第3A図は一般的にバルク装填装置、ただしそれの点火
前の状況を示す慨略図、 第3B図は第3A図の装置での点火噴流の発達状況を示
す詳細図、 第3C図は第3A図の装置での点火噴流が燃焼ガスの泡
に変わる状況を示す詳細図、 第3D図は第3A図の装置での液とガスの界面を示す詳
細図、 第4図は典型的なバルク装填液状発射薬装置の発射過程
での圧力を時間に対して示す線図、第5図は本発明によ
る第1の実施例である液状発射薬システム縦断面図にお
いて遊底によって弾丸が挿入されつつある状況を示す図
、 第6図は第5図と同じ視図において、遊底によっての弾
丸の挿入が終り、液状発射薬の送入が始まったときの状
況を示す図、 第7図は第5図と同じ視図において、液状発射薬の送入
が終り、弾丸は前方に押しやられ、後方では遊底がロッ
クされた状況を示す図、第8図は第5図と同じ視図にお
いて点火が始まるときの状況を示す図、 第9図は第5図と同じ視図において、燃焼における再生
注入の段階の状況を示す図、 第10図は第5図と同じ視図において、弾丸とそれのす
ぐ後方の装薬との初期加速の後に、燃焼における移動装
薬の段階に移行するときの状況を示す図、 第11図は第5図と同じ視図において、弾丸がさらに加
速された後での移動装薬の段階の状況を示す図、 第12A図は安定化したテーラ−のキャビティの概略図
、 第12B図は第12A図の概略図のキャビティのガスと
液との界面を示す詳細図、 第12C図は第12A図と同様の概略図において燃焼が
遅いときのキャビティと燃焼が速いときのキャビティを
対比して示す図、 第13A図は本発明の第2の実施例である固体と液状の
ハイブリット発射薬システムの縦断面図において、この
システムが装填されて点火は未だ行われていないときの
状況を示す図、 第13B図は第13A図と同じ視図において、発射過程
における移動装薬の段階の状況を示す図、 第14図は本発明の第3の実施例である、キャビティジ
ェネレータを用いた液状発射薬装置の縦断面図、 第15図は本発明の第4の実施例の縦断面図、第16図
は本発明の第5の実施例の縦断面図、である。 lO・・・・砲尾、     14・・・・砲身、16
・・・・室、      18・・・・定心斜面、20
・・・・砲腔、     24・・・・遊底、32・・
・・注入バルブスライド、 34・・・・再生ピストン、 36・・・・液状発射薬供給源、 50・・・・点火装置    52・・・・弾丸、56
・・・・燃焼室、    56A・・・注入ポート、1
00・・・砲尾、     102・・・室、104・
・・砲身、     106・・・砲腔、108・・・
遊底、      110・・・撃針、112・・・弾
薬、      114・・・ケース、118・・・ス
リーブ部、  124・・・プライマー126・・・装
弾筒、    128・・・弾丸、13・・・・キャビ
ティジェネレータ、136・・・ボアー 200・・・砲尾、     202・・・砲身、20
4・・・砲腔、     206・・・砲身の延長部、
208・・・注入バルブ、  208・・・再生ピスト
ン、220・・・液状発射薬供給源、 232・・・ポンプ作用室、 240・・・遊底、24
8・・・ブースタカートリッジ、 250・・・プライマー   252・・・伝爆薬、2
55・・・燃焼室、    257A・・・・弾丸、2
57B・・・・装弾筒、 258A・・・・キャビティジェネレータ、258B・
・・・ボアー 300・・・砲尾、     302・・・砲身、30
4・・・砲腔、     308・・・遊底、316・
・・弾丸、     318・・・燃焼室、330・・
・燃焼室、 332・・・液状発射薬供給源、 338・・・点火室、 340・・・スパークプラグ、 350・・・バルブスライド、 356・・・ポンプ作用室、 362・・・潤滑剤供給源、 400・・・ハウジング、  402・・・砲腔、40
6・・・遊底、     408・・・雪掻、422・
・・ガス供給源、  432・・・ピストン、434・
・・液状発射薬供給システム、440・・・弾丸、  
   422・・・装弾筒、444・・・キャビティジ
ェネレータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、砲腔と、 前記砲腔の中に置かれた弾丸と、 前記弾丸より後方の前記砲腔内に置かれた第1の液状の
    発射薬と、 前記第1の発射薬より後方の前記砲腔内へ燃焼ガスを排
    出するために置かれた燃焼ガス供給源とからなり、 前記燃焼ガス供給源が燃焼ガスを前記砲腔内へ排出する
    ことにより、前記弾丸と前記第1の発射薬とが一体にな
    った質量が前記砲腔に沿って前方へ先ず初期加速され、
    その後に前記第1の発射薬が点火される発射過程を有す
    る液状発射薬を用いる砲装置。 2、ハウジングと、 砲腔を有する、前記ハウジングに固定された砲身と、 前記砲腔の後方部分の中へ燃焼ガスを排出するための第
    1の静止の燃焼エンジンとして働く第1の手段と、 前記砲腔の中に配置され、前記砲腔に沿って前方へ移動
    する間に第2の移動する燃焼エンジンとして働く第2の
    手段とからなる液状発射薬を用いる砲装置。 3、砲腔の中に置かれた弾丸を加速するために、ハウジ
    ングと、 後方部分がある砲腔を有し、前記ハウジングに固定され
    た砲身と、 加圧下にある液状発射薬の供給源と、 燃焼エンジンと、 液状発射薬を前記の供給源から前記燃焼エンジンへ、そ
    して前記砲腔の後方部分へと流入させるために、前記供
    給源、前記燃焼エンジン、および前記砲腔の前記後方部
    分に連結している手段と、 弾丸を前記砲腔の中へ、前記砲腔の後方部分より前方に
    挿入する手段と、 前記砲腔を、前記砲腔の後方部分の後方において閉じる
    手段とからなる砲装置であって、液状の発射薬が前記供
    給源によって前記燃焼エンジンへ、そして前記砲腔の後
    方部分へと供給され、その後に、前記燃焼エンジンが燃
    焼ガスを発生し、その燃焼ガスを前記砲腔の中の、前記
    後方部分よりも後方の砲腔の中に排出し、前記砲腔の後
    方部分の中に置かれた弾丸と液状発射薬とが一体になっ
    た質量を前記砲腔に沿って前方へ向けて初期加速する発
    射過程を有する液状発射薬を用いる砲装置。 4、砲腔の中に置かれた弾丸を加速するために、ハウジ
    ングと、 砲腔を有する、前記ハウジングに固定された砲身と、 加圧下にある液状発射薬の供給源と、 第1の燃焼室と、 前記供給源から前記第1の燃焼室へ液状発射薬が流れる
    ための通路が形成されるように、前記供給源と前記第1
    の燃焼室とに連結され、それらの間にある第1のバルブ
    手段と、 前記第1の燃焼室の中の液状発射薬に点火する手段と、 前記第1の燃焼室から前記砲腔の前記後方部分へ流体が
    流れるための通路が形成されるように、前記第1の燃焼
    室と前記砲腔の前記後方部分とに連結され、それらの間
    にある第2のバルブ手段と、 弾丸を前記砲腔の中の、前記砲腔の前記後方部分よりも
    前方に挿入し、前記砲腔を前記砲腔の前記後方部分の後
    方において閉じるための手段とからなる砲装置であって
    、 液状発射薬が前記供給源から先ず前記第1のバルブ手段
    を経て前記第1の燃焼室に、そして前記第2のバルブ手
    段を経て前記砲腔後方部分に流入し、その後に、前記第
    1の燃焼室内の液状発射薬が点火され、それにより発生
    した燃焼ガスが前記第2のバルブ手段を経て流れ、その
    流れが、前記砲腔後方部分の中に置かれ弾丸と液状発射
    薬とが一体になった質量に前記砲腔に沿って前方に向う
    初期加速を与え、その後に、加速された液状発射薬の後
    方部分に点火する発射過程を有する液状発射薬を用いる
    砲装置。 5、シール材料を前記砲腔を閉じるための前記手段と前
    記砲腔との間の界面に供給する手段をさらに有する、請
    求項4記載の液状発射薬を用いる砲装置。 6、前記のシール材料の供給手段が、毎回、発射が行わ
    れている間に前記界面にあるシール材料を補給する、請
    求項5記載の液状発射薬を用いる砲装置。 7、前記第1の燃焼室が、その燃焼室の容積を最小と最
    大の間にわたって変える手段を有している請求項4記載
    の液状発射薬を用いる砲装置。 8、前記第2のバルブ手段を経て流れる燃焼ガスの前記
    の流れが、加速された液状発射薬の後方部分においてテ
    ーラーのキャビティを形成する請求項4記載の液状発射
    薬を用いる砲装置。 9、液状発射薬が前記供給源から前記第1のバルブ手段
    を経て前記第1の燃焼室へ、そしてまた前記第2のバル
    ブ手段を経て前記砲腔後方部分へ流れるときは、前記第
    1の燃焼室はその最大の容積よりは小さい容積を有する
    位置にあり、前記第1の燃焼室内に含まれる液状発射薬
    のの点火中は、前記第1の燃焼室はその最大の容積の位
    置に置かれている請求項7記載の液状発射薬を用いる砲
    装置。 10、前記燃焼室の容積を変える前記手段が、前記燃焼
    室の内面の一部を形成する面を有する、ばね力を受けて
    いるバルブスライドを含んでいる請求項8記載の液状発
    射薬を用いる砲装置。 11、砲腔の中に置かれた弾丸組立体を加速するための
    前記砲腔の中において一連となった、 弾丸組立体と、 液状の移動発射薬と、 キャビティジェネレータと、 液状発射薬の液滴とガスでなる静止の発射薬と、 前記静止の発射薬に点火する手段とを含む液状発射薬を
    用いる砲装置。 12、弾丸組立体を砲腔に沿って加速するための方法で
    あって、 弾丸組立体を前記砲腔に挿入し、次にキャビティジェネ
    レータを挿入し、 ある容積の液状発射薬を、前記砲腔の、前記弾丸組立体
    と前記キャビティジェネレータとの間にある部分の中に
    送入し、 加圧下にある、ある容積のガスを前記砲腔の前記キャビ
    ティジェネレータの後方の部分の中に送入し、 前記のある容積のガスの中に、ある容積の液状発射薬を
    送入することによって、前記ガスの中に、ある容積の液
    状発射薬の液滴を生ぜしめ、そして、 前記のガスの中の前記のある容積の液状発射薬の液滴に
    点火することよりなる弾丸組立体を砲腔に沿って加速す
    るための方法。 13、後部にベース、前部に開口を有するカートリッジ
    ケースと 前記開口を閉じるように前記カートリッジケースに入れ
    られた弾丸と、 前記ベースに入れられたプライマーと、 前記弾丸と前記ベースの間に入れられたキャビティジェ
    ネレータと、 前記弾丸と前記キャビティジェネレータの間に閉じ込め
    られているある容積の液状の発射薬と、 前記プライマーと前記キャビティジェネレータの間に入
    れられているある容積の固体の発射薬とからなる弾薬。 14、前記カートリッジケースに固定され、前記カート
    リッジケースの前側の開口をなす、前方端の開口を有す
    るチューブを含み、 前記キャビティジェネレータと前記の容積の液状発射薬
    と前記弾丸とは前記チューブの中に入れられており、 前記チューブは前記の容積の固体の発射薬に向けられた
    開口を有している請求項13記載の弾薬。 15、前記キャビティジェネレータが、 前側面と、 後側面と、 環状配列の複数のボアーとを有しており、 各ボアーは前記前側面と後側面との間を伸びていてそれ
    ら両方の面で開口しており、前記環状配列の各々は前記
    砲腔と同心であり、各ボアーは長さがこのボアーに対応
    し、密度がキャビティジェネレータの密度と異なる材料
    によって塞がれており、ボアーを塞いでいる材料の長さ
    は、どの内方の環状列においてもそのすぐ外方の環状列
    のボアーにおけるようりも短くなっている、請求項13
    記載の弾薬。 16、前記プライマーは、それが爆発させられたときに
    前記の容積の固体の発射薬に点火する役をなし、 前記の容積の固体の発射薬は、それが点火されて燃焼ガ
    スを発生するとき、前記キャビティジェネレータと前記
    の容積の液状発射薬と前記弾丸とを前方に向けて加速す
    る役をなし、 前記キャビティジェネレータは、加速されている間に、
    燃焼ガスを、このキャビティジェネレータを貫いて通過
    させて前記の容積の液状発射薬の後側面へ送り、そこで
    液状発射薬に点火し、そしてテーラーのキャビティを形
    成する役をなすことでなる発射過程を有している請求項
    13記載の弾薬。 17、ハウジングと、 前記ハウジングに固定され、砲の軸線と1つの室と後方
    開口を有する内側の砲腔を有する砲身と、 前記の砲軸線と同軸の軸線に沿って前後に動くように嵌
    込まれていて、頭部を有し、その頭部の前側面の横断方
    向面積は比較的に小さく後側面の横断方向面積は比較的
    に大きくなっている環状の再生ピストンと、 前記の砲軸線と同軸の軸線に沿って前後に動くように嵌
    込まれた遊底であって、前記砲腔の後方開口が開いてい
    るときの後方位置と、この遊底に担持された弾丸が前記
    砲腔の室の中に入れられたときの最前方位置と、この遊
    底が前記後方開口を閉じて前記の砲腔の室に対してロッ
    クされるときの中間位置とへ、そしてこれら位置の間で
    動きうる遊底と、 前記ピストンの頭部の前側面で部分的に規定されている
    液状発射薬の貯留用空所と、 前記ピストンの頭部の後側面で部分的に規定されている
    燃焼室と、 前記の貯留用空所と前記燃焼室とを連結させる注入ポー
    トとを含んでいて、 前記ピストンは、前記注入ポートが閉じられて前記燃焼
    室の容積が最小となる最後方位置と、前記貯留用空所の
    容積が最小になって前記注入ポートが開く最前方位置を
    有するものであり、 さらに、液状の発射薬を前記の貯留用空所 に、そして前記砲腔の室へ、この室の中の弾丸の後方へ
    送入する手段と、 前記燃焼室に点火する手段とを含む弾丸用の砲装置であ
    って、 前記の点火のための手段を機能させると、前記ピストン
    が前方に動き、それにより注入ポートが開き、前記貯留
    用空所の容積が漸次に減少し、そして、前記貯留用空所
    から液状発射薬が前記注入ポートを経て前記燃焼室へ、
    そして前記砲腔の室へと流入し、そして、前記燃焼室で
    燃焼が起ると、前記貯留用空所の容積は最小となり、燃
    焼ガスが前記注入ポートを経て前記砲腔の室へと流入し
    、それにより、弾丸よりも後方の前記砲腔の室の中にあ
    る液状発射薬の後側面において点火され、そこにテーラ
    ーのキャビティが形成される という発射過程を有している弾丸用の液状発射薬を用い
    る砲装置。 18、ハウジングと、 内側に砲腔、外側に環状面を有して前記ハウジングに固
    定された砲身と、 前記砲身と同軸であって、最後方位置と最前方位置へ、
    そしてそれら位置の間で軸方向に動くように前記砲身に
    嵌っている環状の再生ピストンとを含み、 前記再生ピストンは頭部を有し、その頭部は、 比較的小さい横断面積を有する前側面と、 比較的大きい横断面積を有する後側面と、 前記再生ピストンがその最後方位置にあるとき前記砲身
    の外側環状面をシールし、前記再生ピストンがその最後
    方位置の前方にあるときは環状の注入ポートを形成する
    環状の内面とを有するものであり、 さらに、前記再生ピストンの頭部の前側面ににより部分
    的に規定されているポンプ作用室と、 前記再生ピストンの頭部の後側面により部分的に規定さ
    れている燃焼室と、 前記砲腔内に置かれ、 前側面と、 後側面と、 環状配列の複数のボアーとを有するキャビティジェネレ
    ータと、 そして前記各ボアーは、前記前側面と後側面との間で伸
    びていてそれら両方の面で開口しており、ボアーの各列
    は前記砲腔と同軸であり、各ボアーは長さがそれに対応
    し密度がキャビティジェネレータの密度と異なっている
    材料によって塞がれており、ボアーを塞いでいる材料の
    長さは、内側のどの列のボアーにおいてもそれのすぐ外
    方の列のボアーにおけるよりは短くなっており、 前記ポンプ作用室の中に入れられた第1の容積の液状発
    射薬と、 前記砲腔内で前記キャビティジェネレータの前方に置か
    れた弾丸と、 前記砲腔内に置かれ、前記キャビティジェネレータと前
    記弾丸との間に入れられた第2の容積の液状発射薬と、 前記燃焼室内で最初に燃焼ガスを発生させる手段とを含
    んでいる砲装置であって、 前記燃焼室内で最初に燃焼ガスを発生させると、前記の
    環状のピストンが前方へ動いて漸進的に前記ポンプ作用
    室から液状発射薬を前記注入ポートを経て前記燃焼室へ
    注入し、 前記燃焼室内の燃焼ガスは、前記キャビティジェネレー
    タと前記第2の容積の液状発射薬と前記弾丸とを前方に
    向けて加速し、 その加速によって、塞いでいた材料がそれぞれのボアー
    から、最も内方の列のボアーからは外方隣接の列のボア
    ーからよりは先に、抜け出し、そして、 キャビティジェネレータのボアーが開かれると、燃焼ガ
    スがその中を前方に向って通過し、前記第2の容積の液
    状発射薬の後側面の中へテーラーのキャビティを形成す
    ることでなる発射過程を有する液状発射薬を用いる砲装
    置。 19、前記の最初の燃料ガスを発生させる手段が、プラ
    イマーと伝爆薬とを有するカートリッジケースである、
    請求項18記載の液状発射薬を用いる砲装置。
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