JPH02418A - 遺伝子の発現を高める方法 - Google Patents

遺伝子の発現を高める方法

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JPH02418A
JPH02418A JP63283716A JP28371688A JPH02418A JP H02418 A JPH02418 A JP H02418A JP 63283716 A JP63283716 A JP 63283716A JP 28371688 A JP28371688 A JP 28371688A JP H02418 A JPH02418 A JP H02418A
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cerevisiae
yeast
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saccharomyces cerevisiae
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遺伝子の発現を高める方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、遺伝子組換え技術を用いて、酵母で有用蛋白質を
生産させるための研究がさかんに行なわれている。これ
は遺伝子によっては、大腸菌などの原核生物では不可能
であった発現が、真核生物である酵母を用いることによ
って可能になったためであり、その例の1つとしては免
疫原性のあるB型肝炎ウィルス表面抗原の発現がある。
また、ヒトリゾチームの様にジスルフィド結合が多い蛋
白を生産させる場合には、大腸菌や枯草菌を用いた菌体
内あるいは分泌発現では不活性型のヒトリゾチームとし
て生産されるが、酵母を用いた分泌発現では、活性型の
ヒトリゾチームとして生産される〔吉相等(Yoshi
mura、に、、et at、) 、 rバイオケミカ
ルアンドバイオフィジカルリサーチコミュニケーション
(Bioehem、 Biophys、Res、Com
mun、)ノ 、145. 712  (1987) 
 )  。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、一般に酵母における異種遺伝子の発現量は大腸
菌に比べて低く、従って酵母における遺伝子発現量を高
めることは、異種蛋白質の工業生産にとって極めて重要
である。
r問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、サツカロミセスセレビシェ(Sacch
aromyces cerevisiae) A H2
2R−株(IFO10134,FRI  FERM  
BP−804)が他の酵母よりも遺伝子の発現量が高い
ことを見出し、サツカロミセスセレビシェ(Sacch
aromyces cerevisiae) A H2
2R−株の性質を研究した結果、驚くべきことにこの株
は呼吸欠損株であることを見出し、さらに他の酵母につ
いても鋭意研究を重ねた。その結果、本発明者らは、遺
伝子の発現プラスミドで形質転換させた酵母(組換え体
)の呼吸欠損株(ρ−)がその親株(ρ+)よりも遺伝
子の発現量が高いこと、即ち酵母の呼吸能を欠損させる
ことによって遺伝子の発現が高まることを見出し1本発
明を完成した。
酵母は嫌気的条件でも好気的条件でも生育が可能であり
、前者の場合は細胞質内の解糖系により、後者の場合に
は、ミトコンドリア内の酸化的リン酸化により、生育に
必要なATPを獲得している。
従って、ミトコンドリアDNAの一部あるいは全部を欠
失させることによって呼吸欠損株(ρ−)を得ることが
出来る(酵母の解剖、柳島直彦、大嶋泰治、大隅正子編
、講談社すイエンティフィク、p187〜147.19
81年)、なお、ミトコンドリアDNAの全部が欠失し
た呼吸欠損株をρ°と表わすことがあるが、本出願では
ρ−とρ°を総称してρ−と表わす。
即ち、本発明は酵母にとって異種の遺伝子を含むDNA
で形質転換させ、かつ呼吸能が欠損した酵母〔ただし、
サツカロミセスセレビシェ(Saccharon+yc
es carevisiae) A H22R−株を除
く〕に関するものである。
本発明の酵母菌株としては、例えばサッカロミセスセレ
ビシェ (Saccharomyces cerevi
siae )K 33−7 B  (a  1eu2 
his pho80 phon) 、サッカロミセスセ
レビシェ (Saccharomyces cerev
isiae) NA87−11A (a 1eu2 h
is3 trpl pho3 pho5)、サッカロミ
セスセレビシェ (Saccharomyces ce
revisiae) N A74−3 A (a 1a
u2 his4 ph。
9 canl )サッカロミセスセレビシェ (S、 
cerevisiae) NAX−500(a Leu
2 his4 ura31yslcanl)などが挙げ
られる。上記のサッカロミセスセレビシェ (S、 c
erevisiae) K33−7 Bはサッカロミセ
スセレビシェ (S、 cerevisiaa) N 
A79−IOCC金子等(Kanako、 Y、et 
al、) 、 rモレキュラーアンドセルラーバイオロ
ジー(Mo1.Ce1l。
Dial、) J 、5.248 (1985))とサ
ッカロミセスセレビシェ (S、 csrevisia
e ) A H22R−[宮之原等(Miyanoha
ra、A、、at al、) 、  rプロシージング
オブザナショナルアカデミーオブサイエンス(Proc
、 Natl、Acad、Sci、) USA、J 、
80.1 (1983)〕との交雑によって作成したも
のであり、サツカロミセスセレビシェ(S、 cere
visiae) N A87−11Aはモレキュラーセ
ルラーバイオロジ(Mo1. Ce11.Biol、)
 、 4.771 (1984)に記載されている。ま
た、サツカロミセスセレビシェ(S、 cerevis
iae) NA 74−3A は(財)発酵研究所(I
FO)にIFO−10430として保管され、また工業
技術院微生物工業技術研究所(FRI)に FERM 
P−9691として寄託されティる。NAX−50Dは
NA74−3AとAX66−I B (a 1eu2 
ura31ysl pha3)との交雑によって作成し
たものであり、AX66−IBは(財)発酵研究所の研
究室保存株であり、同所より入手可能である。
遺伝子の発現に用いるプロモーターとしては、酵母で機
能できるものなら何でもよく、例えばグリセラルデヒド
−3−リン酸デヒドロゲナーゼ遺伝子(G L D)の
プロモーター、抑制酸性フォスファターゼ遺伝子(PH
O5)のプロモーターウリジン−ニリン酸ガラクトース
−4−エピメラーゼ遺伝子(Gal 10 )のプロモ
ーター、ガラクトキナーゼ遺伝子(Gal 1 )のプ
ロモーターフォスフォグリセレートキナーゼ遺伝子(P
GK)のプロモーター、アルコールデヒドロゲナーゼ遺
伝子(A D H)のプロモーター、インベルターゼ遺
伝子(SUC2)のプロモーター、ヒスチジノールリン
酸アミノトランスフェラーゼ遺伝子(HIS5)のプロ
モーター、α−ファクター遺伝子のプロモーターなどが
挙げられる。
本発明において、酵母で発現される遺伝子の産物として
は動物の酵素、成長因子、ホルモン、リンホカイン、ウ
ィルス蛋白などがあり、その具体例としては、ヒトリゾ
チーム、プロティンジスルフィドイソメラーゼ(PDI
)、プロティンキナーゼC,ヒトE G F (epi
der+ial growth facter)、塩基
性FGF、神経成長因子、成長ホルモン、インシュリン
、インターフェロンα、インターフェロンβ、インター
フェロンγ、インターロイキン2、B型肝炎ウィルス表
面抗原、HTLV−1gag蛋白、リンホトキシンなど
が挙げられる。また、糸状菌あるいは細菌の遺伝子を用
いてもよい。
これらの遺伝子の上流にシグナルペプチドをコードする
DNAを連結させて1分泌発現させてもよい。シグナル
ペプチドとしては酵母で機能するものであれば何でもよ
く、例えば卵白リゾチームおよびその改良型、ヒトリゾ
チーム、グルコアミラーゼ、α−ファクター、キラー因
子などのシグナルペプチドが挙げられ、シグナルペプチ
ドコード領域と発現したい遺伝子との間にプロペプチド
をコードする領域を挿入することによってその分泌効率
を更に高めてもよい。
本発明に用いるベクターとしては、酵母で機能するもの
であれば何でもよく、例えばpsH19〔原島等(Ha
rashima、 S、、at al、) 、 rモレ
キュラーセルラーバイオロジー(Mo1.Ca11.B
iol、) J、 4.771 (1984) ) 、
  p S HI3−1  (ヨーロッパ特許出願公開
E P −A −0235430)などが挙げられ、こ
れらにプロモーターを挿入することによって発現ベクタ
ーが得られる。
遺伝子を発現させるプラスミドは上記の発現ベクターの
プロモーターの下流に遺伝子を挿入することによって得
られるが、この場合、遺伝子の下流にターミネータ−を
挿入することによって該遺伝子の発現量を高めることが
できる。このターミネータ−としては、例えばフォスフ
ォグリセレートキナーゼ遺伝子(PGK)、2μDNA
のFLP遺伝子、インベルターゼ遺伝子(SUC2)な
どのターミネータ−が挙げられる。
本発明における発現プラスミドを構築するための方法は
公知であり、文献たとえば〔「モレキュラー〇クローニ
ング(Molecular Cloning) J (
1982)、コールドスプリングハーバ−ラボラトリ−
(Cold Spring Harbor Labor
atory)]に記載されている。
発現プラスミドは酵母で遺伝子を発現できるプラスミド
であれば何でもよく、遺伝子産物を菌体内に生産させる
もの(菌体内発現)でも、菌体外に生産させるもの(分
泌発現)でもよい。分泌発現としてはヒトリゾチーム分
泌プラスミドpGEL125(吉相等(Yoshimu
raJ、、et al、) 、 rバイオケミカルアン
ドバイオフィジカルリレサーチコミュニケーション mun.)J 、145, 712 (1987) )
、P G F L735, p GFL725T,pT
FL710T,pTFL771T。
pTFL780T;ヒトEGF分泌プラスミドpGFE
213などが挙げられる。
上記のようにして得られた発現プラスミドを用いて酵母
を形質転換する。形質転換の方法それ自体は公知であり
、たとえばリチウム法〔伊藤等(Ito et al.
) 、  rジャーナル・オブ・バクテリオロジ−( 
J.Bacterial.)J 、 153, 163
 (19g3))。
プロトプラスト法〔ヒンネン等(Rinnen et 
al、)[プロシーディング・オブ・ザ・ナショナル・
アカデミ−・オブ・サイエンス(Proc、 Natl
、Acad、sci、UsA)J 、 75.1927
 (1978))などが挙げられる。このようにして発
現プラスミドを有する酵母(組換え体)を得る。
呼吸能を有する酵母(親株ρ1)から呼吸欠損株(ρ−
)を得る方法自体は公知であり1例えば、〔「ラボラト
リ−・コース・マニュアル・フォー・メソッズ・イン・
イースト・ジェネティクス(Laboratory C
ourse Manual for Methods 
in YeastGeneticS) J 、コールド
スプリングハーバ−ラボラトリ−(Cold Spri
ng Harbor Laboratory)。
1986)に記載されている。即ち、親株をエチジウム
ブロマイドを含む培地で培養したのち、炭素源としてグ
ルコースを含む培地では生育できるが、グリセロールを
含む培地では生育できない菌株を分離することによって
呼吸欠損株を容易に得ることができる。また頻度は低い
が親株の単一コロニーの中から呼吸欠損株を得ることが
できる。ここで言う親株が、発現プラスミドを有する形
質転換株(組換え体)の場合には、その呼吸欠損株を得
ることによって目的とする遺伝子発現量が高い組換え体
を直接に得ることが出来る。また親株が発現プラスミド
を保持しない場合には、その呼吸欠損株を得たのち、こ
れに発現プラスミドを導入することによって目的の組換
え体が得られる。
このようにして得られた形質転換株<m換え体)をそれ
自体公知の方法で培養する。
培地としては5例えばパークホルダー(Burkh。
1der)最少培地〔「アメリカンジャーナルオブボタ
ニー(Amer、J、Bat、) 、 30.206 
(1943))あるいはその改変培地〔東江等(丁oh
−e 、A、at al、)「ジャーナルオブバクテリ
オロジー(J、Bacteriol、) J 、 11
3.727 (1973))、または低リン酸培地〔東
江等(Toh−E、A、et al、)  rジャーナ
ルオブバクテリオロジ−(J、 Bactariol、
)J 、 IIL727 (1973))などが挙げら
れる。培養は通常15℃〜40℃、好ましくは24℃〜
87℃で10−168時間、好ましくは72〜144時
間行う。振どう培養でも静置培養でも良いが、必要に応
じて通気や撹拌を加えることもできる。
培養終了後、それ自体公知の方法で細胞と上清とを分離
する。たとえば、細胞内に残存するヒト・リゾチームま
たはヒトEGFは、当分野における通常の方法、たとえ
ば超音波破砕法、フレンチプレスなどを利用した破砕法
、H砕などの機械的破砕法、細胞溶解酵素による破砕法
などにより細胞を破砕する。さらに必要ならば、トリト
ン−X100、デオキシコーレートなどの界面活性剤を
加えることによって産生されたヒト・リゾチームを抽出
する。このようにして得られた培養上清、あるいは抽出
液中に含まれるヒト・リゾチームもしくはヒト・EGF
は通常の蛋白質精製法、例えば塩析1等電点沈殿、ゲル
ろ過、イオン交換クロマトグラフィー、高速液体クロマ
トグラフィー(HPLC,FPLC等)などにしたがっ
てMHされ、目的とするヒトリゾチームまたはヒトEG
Fを得ることができる。
上記で得られるヒトリゾチーム活性はミクロコツカスル
ーテラス(Micrococcus 1uteus)菌
体の吸光度の減少を指標とした吉相(Yoshimur
a Jら〔バイオケミカルアンドバイオフィジカルリサ
ーチコミュニケーション(Biochem、 Biop
hys。
Res、Commun、)」、旦5,712 (198
7))によって記載されている方法で測定することがで
きる。また、ヒトEGFはラジオイムノアッセイ(アマ
ジャム社で販売)、フィブロブラスト・リセプター・ア
ッセイ〔プロシージングオブザナショナルアカデミーオ
ブサイエンス(Proc、 Natl、Acad、Sc
i、)USA、、72.1871(1975)] t 
とテ定量すルコトカテキる。 ヒトリゾチームおよびヒ
トEGF以外の遺伝子産物についても公知の方法に従っ
て分離精製される。
実施例 以下に、参考例および実施例をもって本発明を更に詳し
く説明するが、本発明はこれに限定されることはない。
参考例1 ヒトリゾチーム分泌プラスミドpGFL735の青菜 大腸菌ベクターpBR3225μgに制限酵素B a 
l I  1.5ユニツトを加え、40μaの反応液(
lomM Tris−HCQ  (P H7,5) 、
 10mM MgCD、、  1 mMジチオスレイト
ール(dithiothreitoQ))中で87℃、
5時間反応させたのち、常法通りフェノール抽出後DN
Aをエタノール沈殿させた。このDNAにリン酸化した
Xholリンカ−d (pCCTCGAGG)  (N
ew England Biolabs製)50ngを
加え、常法にしたがってT4DNAリガーゼで両者を結
合させた。
この反応液で大腸菌DHI株を形質転換し、得られたア
ンピシリン耐性、テトラサイクリン耐性の形質転換体か
らアルカリ抽出法〔バレンボイムおよびドリー(Bir
nboim、 H,C,& Doly、J、) 。
「ヌクレイツク アシッズ リサーチ(Nucl、Ac
1dsRes−)J+″7.1513 (1979) 
)でプラスミドを抽出しBa1IサイトがXhoIサイ
トに変換されたプラスミドpBR322Xを得た。
池原(Ikehara)らの報告「ケミカルアンドファ
ーマシューティカルブレティン(Chem、Pharm
Bull、)J、 34.2202 (1986))で
は例えば第1表に示したような、52個のオリゴヌクレ
オチド・ブロックに分割して、ヒト・リゾチーム遺伝子
を調製している6 第1表 玉鎖番号 U I  TCGAGATGAAGGTTTU 2  
TTGAGAGATGCGAATU 3  TAGCC
AGAACTTTGAAGU 4  AGATTGGG
TATGGACU 5   GGCTACCG丁GGT
ATTU 6  TCTTTAGCCAACTGGU 
7  ATGTGTCTTGCTAAGU 8  TG
GGAATCCGGCTATAACU 9  ACTA
GAGCTACCAATU 10  TACAACGC
TGGCGACUll  CGTTCTACAGACT
ATGGU12  TATTTTCCAAATTAAC
TU13   CTAGA丁A丁TGG丁G下鎖番号 L 26  TCGAGCTATTAAACL 25 
 ACCACAACCTTGAACL 24  GTA
TTGTCTGACATCL 23  TCTATTT
TGGCATCTL 22  GTTTCTCCAAG
CGACL 21   CCAGGCTCTAA丁AC
CCTGL 20  TGGGTCACGGACAAC
L 19  TCTCTTAGCGCAGGCL 18
  AACAGCATCAGCAATL 17  GT
TGTCCTGAAGCL 16  AAAGCTGA
GCAAGATL 15  AAGTGACAGGCG
TTGACL 14  GGCACCTGGAGTCT
TGCU14  TAACGATGGCAAGACTC
Ll3  CATCGTTACACCAATATU15
  CAGGTGCCGTCAACGCCL12  C
TAGAGTTAATTTGGU16  TGTCAC
TTATCTTGCLll  AAAATACCATA
GTCTGTU17  TCAGCTTTGCTTCA
G    LIOAGAACGGTCGCCAGCU1
8  GACAACATTGCTGAT    L9 
 GTTGTAATTGGTAGCU19  GCTG
TTGCCTGCGCT    L8  TCTAGT
GTTATAGCCGU20   AAGAGAGTT
GTCCGT      L7   GAT丁CCCA
CT丁AGCAAGU21  GACCCACAGGG
TATT    L 6  ACACATCCAGTT
GGCU2,2  AGAGCCTGGGTCGCT 
   L5  TAAAGAAATACCACGU23
  TGGAGAAACAGATGCL4  GTAG
CCGTCCATACCU24  CAAAATAGA
GATGTCL3  CAATCTCTTCAAAGT
U25  AGACAATACGTTCAAGG   
L2  TCTGGCTAATTCGCATC1J26
  TTGTGGTGTTTAATAGCLl、  T
CTCAAAAACCTTCATC第1表のU2の代り
にU2−taqとしてCGAGAGATGCGAATを
、L2の代りにL2−taqとり、てTCTGGCTA
ATTCGCATCTCTを、池原らの報告にしたがっ
て合成した。次にU2−t a q、U3−U26.L
2−taq+r、a〜L26の各フラグメントを用いて
池原らの報告にしたがってオリゴヌクレオチドブロック
のハイブリッドを形成させた(第1図参照)。
これらの各群をT4  DNA  リガーゼによって連
結したのち、両5″末端を酵素的にリン酸化した。
プラスミドpBR322X2.6μgに6ユニツトの制
限酵素XhoTと6ユニツトの制限酵素CQaTとを3
5)tQの反応液[33mM acetate buf
fer p H7,9,66mM potassium
 acstata、10mMmagnesiurm a
cetate、  0.5mM dithiothre
itoQ。
0.01%B5Al中で87℃、1時間作用させた後、
フェノールで除蛋白し、冷エタノールで沈殿させた。該
DNA (200n g)を上記で調製したヒトリゾチ
ーム遺伝子断片1100nと混合し、10μQの反応液
C66mM T r i s −HCQ (p H7,
6)。
10m M A T P 、 10m M sparm
idine、 100m M MgC22,150mM
 DTT、2mg/mQ BSA。
5ユニツトのT4DNAリガーゼ〕中で14℃で一夜作
用させてDNAを結合させた。この反応液を用いて大腸
菌DHI株をコーエン(Cohen)らの方法(Pro
c、Natl、 Acad、 Sci、USA、69.
2110(1972))にしたがって形質転換した。得
られた形質転換体からアルカリ抽出法(前出)によって
プラスミドを単離し、分子量および制限酵素による分解
パターンを調べ、ヒトリゾチーム遺伝子断片が挿入され
たpLYs221を得た。pLYs221のEc o 
Rr −X h o r断片を分離し、ジオキシヌクレ
オチド合成鎖停止法によってその塩基配列を決定したと
ころ第2図に示したように予想通りヒト・リゾチーム遺
伝子TaqI−XhoI断片が得られた。
この配列はヒト・リゾチームのアミノ酸配列のうち4番
目のGluから130番目のValまでをコードする。
卵白リゾチームのシグナルペプチドの公知のアミノ酸配
列〔ユングニー等(Jung、A、 at al、) 
「プロシージングオブザナショナルアカデミーオブサイ
エンス(Proc、Natl、Acad、Sci、)J
 77゜5759 (1980) )の4番目のロイシ
ンをフェニルアラニンに、6番目のイソロイシンをロイ
シンに、および8番目のバリンをアラニンに置換し、さ
らに高発現させることを目的に、■コドンは酵母におけ
るコドン使用頻度の高いものを優先的に選択する。■発
現量を高めるためATGの上流は酵母PGK遺伝子の配
列を用いる、■ハイブリッドシグナル(hybrid 
signal)の構築を可能にする。
の点を考慮してヌクレオチド配列を決定した0合成した
ヌクレオチド配列は第3図に示したが、5′末端にXh
olサイトが、3″末端はヒト・リゾチームのコード領
域を含むTaqlサイトがそれぞれもうけられている。
全配列は8個のオリゴヌクレオチドブロック(#1〜#
8)から成り、これらはホスフォアミダイト法〔カルー
ザースエムエッチ等(Caruthers、M、H,e
t al) ;  rテトラヘドロン・レターズ(Te
trahedron Letters)J 22゜18
59 (1981))によって合成した。
まず、#2〜#7をそれぞれ10μQ (5μg)づつ
混合し、これに10倍濃度のキナーゼバッファー(に1
nase buffer) (0,5M T r i 
s −HCQ 。
0.1M M g CQ2.0.1Mメルカプトエタノ
ール。
pH7,6)  20μQ、10mM  ATP  2
0pQ、T4ポリヌクレオチドキナーゼ(全酒造社製)
20μa(50u)、蒸留水80μaを加えて87℃で
2時間反応させた後、55℃で20分処理して反応をと
めた。
この反応液に#1および#8をそれぞれ10 μQ(5
μg)を加え、T4リガーゼ(NEB社製)10μ0を
加えて14℃で一夜反応させた。反応液10%ポリアク
リルアミド電気泳動にかけ、76bpのフラグメントを
切り出し電気泳動溶出によってゲルから抽出した。これ
を45μQの蒸留水に溶解し、これに10倍濃度のキナ
ーゼバッファー(前出)6pQ、10mM ATP 6
μQ、T4ポリヌクレオチドキナーゼ(前出)2pQ 
(5u)を加え、87°Cで1時間反応させたのち一2
0℃で保存した。
なお、第3図ではアミノ酸の一文字記号による表記(I
UPAC−IUB生化学命名委員会確認規則)を行って
いる。
例 A:アラニン B:アスパラギン酸もしくはアスパラギンCニジスティ
ン D:アスパラギン酸 E:グルタミン酸 F:フェニルアラニン Gニゲリシン H:ヒスチジン I:イソロイシン に:リジン L:ロイシン M:メチオニン N:アスパラギン Pニブロリン Q:グルタミン R:アルギニン S:セリン T:スレオニン ■:バリン Wニトリブトファン Y:チロシン Z:グルタミン酸もしくはグルタミン X:未知もしくは他のアミノ酸 プラスミドpLY5221236μgをEC0R1にツ
ポンジーン社製) 120 u、 xh o Iにッポ
ンジーン社製)120uで87℃、2時間処理し、ヒト
・リゾチームコード領域を切り出した。
このフラグメントをさらにTaql  にツボフジ−2
社製)26uで65℃、1時間処理して、N末端を一部
欠いたヒト・リゾチームコード領域を切り出した。
このフラグメント約1μgに前出のシグナル配列をコー
ドするDNA0.5μgを混合してT4−リガーゼ(前
出)800uの存在下で16℃、16時間反応させたの
ち、 Xh o I  (42u)処理した。
得られたXholフラグメント10ngと酵母の発現ベ
クターpGLD906−1 (特開昭61−43991
)をXhol処理したベクター1ng  とを混合して
この両者をT4リガーゼの存在下で結合させた。
この反応液でエシェリキア・コリ(E、coli) D
 Hlを前述の方法で形質転換し、GLDプロモーター
の下流にシグナル配列コード領域およびヒト・リゾチー
ム遺伝子がプロモーターと同一方向に挿入されたプラス
ミドを多数得た。そのうちの一つをpGFL735と命
名して以下の実験に共した(第4図参照)。
参考例2 ヒトリゾチーム 泌プラスミド P F L725Tの
U(第5図参照) HBsAg修飾P31発現プラスミドPGLDP31−
RcT(ヨーロッパ出願公開−0235430)よりP
GKターミネータ−を含む0.28kb  Aham−
3all断片を単離し、この断片にSal■リンカ−p
GGTcGAccをT4DNAリガーゼで連結したのち
5allで処理した。アガロースゲル電気泳動によって
0.28kb  Sa l l断片と該断片に結合して
いない5alIリンカ−とを分離し、DEAEセルロー
ス紙を用いるDNAの単離法〔ワインバーグジーアンド
ハマーショルドエムエル等(llinberg、 G、
 & Hammarskj。
ld、M、−L、)、 rヌクレイツク アシッズリサ
ーチ(Nucl、 Ac1ds Res、)、 8.2
53 (1980) )によってアガロースゲルから0
.28kb  Sa l l断片を得た。
卵白リゾチームシグナルペプチドを用いるヒトリゾチー
ム分泌プラスミドpGEL125(吉相等(Yoshi
mura、 K、 at al、) 、 rバイオケミ
カルアンドバイオフィジカルリサーチコミュニケーショ
ン(Biochem、 Biophys、 Res、 
Com+iun、)J、145゜712 (1987)
 )をBamHIとX h o Iで切断し。
GLDプロモーターおよび卵白リゾチームシグナルペプ
チド−ヒトリゾチームコード領域を含む1゜5kbBa
mHI−Xho l断片と残りの部分の。
8.4kb  BamHI−Xhol  断片をアガロ
ースゲル電気泳動で分離し、それぞれを単離した。
上記のGLPプロモーター、卵白リゾチームシグナルペ
プチドコード領域およびヒトリゾチームコード領域を含
む1.5k b  B a mHI−Xh 。
l断片の3′末端(Xho1部位)にPGKターミネー
タ−を含む0.28kb  Sa 11断片を、T4D
NAリガーゼで連結したのちアガロースゲル電気泳動に
かけ、1.8kb  BamHf−3a 1■断片を単
離した。
得られた1、8kb  BamHI−8a l l断片
と8.4kb  BamHI−Xhol断片とをT4D
NAリガーゼで連結し、これを用いてエシェリキア・コ
IJ’ (Escharichia coli) DH
1の形質転換を行った。アンピシリン耐性の形質転換株
からプラスミドを調製し、これをpGEL125Tと命
名した。
参考例1で得られたヒトリゾチーム分泌プラスミドpG
FL735から、改良型シグナルペプチドおよびヒトリ
ゾチームをコードする0、5kbXhof断片を単離し
た。一方、PH0,5プロモーターを有する発現ベクタ
ーpPHO17−1(ヨーロッパ出願公開−02354
30)をXholで切断したのち、0.5kbXhol
断片とT4DNAリガーゼで連結し、エシェリキアコリ
(E、 coli) DHlの形質転換を行った。得ら
れたアンピシリン耐性の形質転換株からプラスミドを調
製し、これをp P F L725と命名した。
上記のようにして得られたプラスミドpGEL125T
およびpPFL725はいずれもプロモータ−の上流お
よびヒトリゾチームコード領域の中にXbal切断部位
を有する。そこで両プラスミドをXbalで切断し、p
PFL725の1.7k b Xbar断片と pGE
L125Tの7.9kb  XbaI断片とをT4  
DNAリガーゼで連結したのち、エシェリキア コリ(
E、 coli) D HLの形質転換を行った。得ら
れたアンピシリン耐性の形質転換株からプラスミドを単
離し、これをPPFL725Tと命名した。
参考例3 ヒトリゾチーム 泌プラスミド T F L710Tの
l簗(第6図) 参考例1で得られたヒトリゾチーム分泌プラスミドpG
FL735から2.3kbXbaI断片を、また参考例
2で得られたプラスミドpGFL125Tから7.9k
bXbaI断片をそれぞれ単離したのち両者をT4DN
Aリガーゼで連結し、E、col、1DHIの形質転換
を行った。アンピシリン耐性の形質転換株からプラスミ
ドを単離し、これをPGFL735Tと命名した。
プラスミド p BM 150 (rモレキュラーセル
ラーバイオロジー(Mo1. Ce11.Biol、)
J、 4.1440(1984))  のGa1lOプ
ロモーターの上流にある275bp  Sail−Ba
mH断片を、5acU、BamHI、Sal I、Bg
llIなどの制限酵素部位を有するマルチリンカ−(第
8図)(約40bp)に置換して得られたプラスミド 
P2S5からGa1lOプロモーターを含む、0.7k
bBgIII−EcoRr断片にEcoRI−XhoI
アダプターをT4DNAリガーゼで連結したのち、Bg
l■およびXhofで処理し、アガロースゲル電気泳動
1cJニツチ0.7k b B g I IT−Xh 
o I断片を単離した。
一方、プラスミド p G F L735TのGLDプ
ロモーターを含む1.1kb  BamHI−Xho 
1断片を除去し、これにGa1lOプロモーターを含む
BglIr−XhoI断片を連結させ、エシェリキアコ
リ(E、coli) D H1の形質転換を行った。
得られたアンピシリン耐性の形質転換株からプラスミド
を単離し、これをpTFL710Tと命名した。
参考例4 ヒトEGF  泌プラスミドPGFE213のW築(第
7図参照) 参考例1の第3図に示した#5および#7の代りに第7
図に示す#9を、#6および#8の代りに#lOをそれ
ぞれ化学合成し、#1〜#4とともにT4DNAリガー
ゼで連結して、改良型シグナルペプチドとヒトEGFの
N末端側をコードする76bp  Xhol−Hinf
I断片を調製した6プラスミドpTB870(谷内(T
aniyama)ら、「ジャーナルオブタケダリサーチ
ラボラトリーズ(J、Takada 、Res、 La
b、)J、 45,136 (1986)、特開昭61
−88881 )によりN末端側が一部欠失しているヒ
トEGFをコードする0、16kb  Hinf IP
stl断片を単離し、その5′末端に上記の76bp 
 Xhol−Hinf1wir片をT4  DNAリガ
ーゼで連結したのちXholおよびPstlで処理し、
0.24 kb  Xhol−Pstl断片を単癲した
。この断片にP s t I−Sma Iアダプターを
T4DNAリガーゼ連結したのち、XholおよびSm
alで処理し、改良型シグナルペプチドとヒトEGFを
コードする0、24k b  Xh o 1−Sma 
T断片を単離した。
参考例1で得られたプラスミドpGFL735のヒトリ
ゾチームコード領域の下流にあるXhor部位をSma
1部位に改良して得られたプラスミドp G F L7
35S mをXho r、Sma rで切断して改良型
ジクナルペプチドとヒトリゾチームをコードする DN
A FM片を除去し、代りに上記の0.24 kb  
Xh o I−Sma I断片を挿入してプラスミドp
GFE101を得た。
プラスミドpGLDP31RcT (前出)よりPGK
ターミネータ−を含む0.28kb  AhallI−
Xhol断片を単離し、これをプラスミドpSP64(
リボプローブ(Riboprabe)社、米国)のSm
a r−8a l 1部位に挿入し、プラスミドpsP
64−T (PGK)を得た。該プラスミドがらPGK
ターミネータ−を含むEcoRT−Pstl断片を単離
し、これにPstl−8maTアダプターおよびS m
 a I −E c o RIアダプターを付加したの
ち、上記のプラスミドpGFE101のSmar部位に
挿入し、ヒトEGF分泌プラスミドpGFE213を得
た。
実施例1 影31町換遵jし社1− 参考例1で得たヒトリゾチーム分泌プラスミドpGFL
735を用いてリチウム法(前出)でサツカロミセスセ
レビシェ(Saccharomyces cerevi
siae)  K33−7 B  (a 1eu2 h
is pho80 pho8)、サツカロミセスセレビ
シェ(Saccharon+yces cerevis
iae) NA87−11A (a 1eu2 his
3 trpl pho3 pho5)およびサツカロミ
セスセレビシェ(S、 carevisiae) N 
A74−3 A (a 1eu2 his4 pho9
 canl )の形質転換を行い、それぞれ形質転換体
サツカロミセスセレビシェ(S、 cerevisia
e) K33−78/ p G F L735.サツカ
ロミセスセレビシェ(S。
cerevisiae) N A87−11 A / 
p G F L 735およびサツカロミセスセレビシ
ェ(S、 cerevisiae) NA74−3 A
/ p G F L735を得た。
参考例2で得たヒトリゾチーム分泌プラスミドp P 
F L 725T、参考例3で得たヒトリゾチーム分泌
プラスミドpTFL710Tおよび参考例4で得たヒト
EGF分泌プラスミドPGFE213を用いてリチウム
法でサツカロミセスセレビシェ(S。
cerevisiae) N A74−3 Aの形質転
換を行い、それぞれ形質転換体サツカロミセスセレビシ
ェ(S。
cerevisiae) N A74−3 A / p
 P F L725T 、サツカロミセスセレビシェ(
S、 cersvisiae) NA74−3A/pT
FL 710Tおよびサツカロミセスセレビシェ(S、
 cerevisiae) N A74−3 A / 
p G FE213を得た。
参考例3で得たヒトリゾチーム分泌プラスミドpTFL
710Tを用いてリチウム法でサツカロミセスセレビシ
ェ(S、 cerevisiae) N A X −5
0Dの形質転換体サツカロミセスセレビシェ(S、ce
revisiae) N A X −50D / p 
T F L 710Tを得た。
実施例2 形 転   組換え  の     のラボラトリーコ
ースマニュアルフォーメソソズインイーストジェネティ
クス(Laboratory Course Manu
al for、 Methods in Yeast 
Genetics)  (コールドスプリングハーバ−
ラボラトリ−(Cold Spring Harbor
 Laboratory)、 1986)に記載されて
いる方法に従ってエチジウムブロマイドを用いて、実施
例1で得られた形質転換体<m換え体)サツカロミセス
セレビシェ(S、 cerevisiae) K33−
78 / p G F L735.サツカロミセスセレ
ビシェ(S、 cerevisiae) NA87−1
1A/ pG F L735.サツカロミセスセレビシ
ェ(S、 carevisiae) NA74−3 A
/ p G F L 735.サツカロミセスセレビシ
ェ(S、 carevisiae) NA 74−3A
/ p P F L725T、サツカロミセスセレビシ
ェ(S、 cerevisiae) NA 74−3 
A/ p T F L710T。
サツカロミセスセレビシェ(S、 cerevisia
e) NA X−50D/ p T F L 710T
、およびサツカロミセスセレビシェ(S、 cerev
isiae) NA 74−3A/pGFE213から
、それぞれの呼吸欠損株サツカロミセスセレビシェ(S
、 cerevisiae) K 33−7B(ρ−)
 /pGFL 735.サツカロミセスセレビシェ(S
、 cerevisiaa) NA87−11A (ρ
−)/pGFL735.サツカロミセスセレビシェ(S
、 cerevisiae ) NA 74−3A (
1)−) / PGF[、735,サツカロミセスセレ
ビシェ(S、 cerevisiae) NA 74−
3A (ρ) /pPFL 725T。
サツカロミセスセレビシェ(S、cerevisiae
) NA74−3A(ρ−)/pTFL 710T、サ
ツカロミセスセレビシェ(S、 cerevisiae
) NAX−50D(ρ−)/PTFL710、および
サツカロミセスセレビシェ(S、 cerevisia
e) N A74−3 A (p −)/pGFE21
3を得た。
実施例3 呼吸 損株の形 転換体(組換え  の調製実施例2で
示した方法で、サツカロミセスセレビシェ(S、 ce
revisiae) N A74−3 Aからその呼吸
欠損株(ρ″)を分離し、これを参考例3で得られたヒ
トリゾチーム分泌プラスミドpTFL710Tを用いて
リチウム法で形質転換することによって、形質転換体サ
ツカロミセスセレビシェ(S、 cerevisiae
) NA74−3 A(ρ)/ p T F L710
Tを得た。
実施例4 実施例1および2で得られた組換え体サツカロミセスセ
レビシェ(S、 cerevisiae) K33−7
8/ p G F L735.サツカロミセスセレビシ
ェ(S。
cerevisiaa) N A87−11A / p
 G F L 735.サツカロミセスセレビシェ(S
 、 cerevisiae) N A 74−3A/
PGFL735およびこれらの呼吸欠損株サツカロミセ
スセレビシェ(S、 cerevisiae) K33
−7B(ρ−) /pGFL 735.サツカロミセス
セレビシェ(S、 cerevisiae) NA87
−11A(ρ−)/pGFL735.サツカロミセスセ
レビシェ(S。
cerevisiae) NA74−3 A (ρ−)
 / p G F L735をシヨ糖8.9%、グルコ
ース1.1%、KH,PO40,044%を含む改変バ
ルクホルダー(Burkholder)培地c束江等(
丁oh−E、A、 at al、)、 rジャーナルオ
ブバクテリオロジ−(J、Bacteriol、) J
r 113+727 (1973))に接種し、30℃
で3日間振どう培養した。この培養液1 m Qを4m
Qの同じ培地を含む試験管に移し、30℃で1日間振ど
う培養した。
次にその培養液2 m Qを18mQの同じ培地を含む
200mQ容三角フラスコに移し、30℃で72時間振
どう培養した。得られた培養液を遠心分離し、その上清
のヒトリゾチーム活性を吉相(Yoshimura)ら
〔「バイオケミカルアンドバイオフィジカルリサーチコ
ミュニケーション(Biochem、Biophys。
Res、Commun、)J、145,712 (19
87))によって記載されている方法で測定し、それぞ
れのヒトリゾチーム生産量を求めた。その結果を第2表
に示す6第2表 培養時間 生育 (時間)  (Klett) 〃470 〃440 〃520 〃500 〃505 〃380 組換え体 S、cerevisiaa K33−78/pGFL7
35に33−7B(ρ−)/pGF1.735II  
 NA87−11A/pGFL735NA87−11A
(ρ−)/pGF1.735NA74−3A/pGFL
735 II   NA74−3A(ρ−)/pGF1.735
〃NA74−3A/pPFL725T NA74−3A(ρ−)/pPFL725TNA74−
3A/pTFL710T NA74−3A(ρ−)/PTFL710丁#   N
AX−500/pTFL710TII   NAX−5
00(ρ−)/PTFI、710T第2表から明らかな
様に、GLDプロモーターを有するヒトリゾチーム分泌
プラスミドpGFL735を用いた場合には、いずれの
酵母菌株でも呼吸欠損株(ρ−)のヒトリゾチーム生産
量は親(ρ+)のそれよりも2〜6倍高かった。
実施例5 実施例1および2で得られた組換え体サツカロミセスセ
レビシェ(S、 cerevisiae) NA74−
3A/ p P F L725Tおよびその呼吸欠損株
サツカロミセスセレビシェ(S、 cerevisia
e) NA74−3A(ρ−)/ p P F L72
5Tを高リン酸培地〔東江等(Toh−E、A、at 
at、)、 rジャーナルオブバクテリオロジ−(J、
Bacteriol、) J、 113,727 (1
973))に接種し、30℃で3日間振どう培養した。
この培養液1m12を4m+2の同じ培地を含む試験管
に移し、30℃で1日間振どう培養した6次にその培養
液2mQを18m Qの低リン酸培地〔シヨ糖8.9%
、グルコース1.1%、K H,P O40,003%
を含む改変バルクホルダー(Burkholder)培
地(前出)〕を含む200mQ容三角フラスコに移し、
30℃で120時間振どう培養した。
得られた培養液の上清のヒトリゾチーム活性を測定し、
それぞれのヒトリゾチーム生産量を求めた。
その結果、PH05プロモーターを有するヒトリゾチー
ム分泌プラスミドpPFL725Tを用いた場合も、呼
吸欠損株(ρ−)はその親株(ρ+)よりも約2倍高い
ヒトリゾチーム生産量を示すことが明らかになった(第
2表)。
実施例6 プラスミドpTFL710Tを用いたヒトリゾチームの
分泌生産 実施例1および2で得られた組換え体サツカロミセスセ
レビシェ(S、 cerevisiae) NA74−
3A/ p T F L 710Tおよびその呼吸欠損
株サツカロミセスセレビシェ(S、 cerevisi
ae) NA74−3A(ρ−)/ P T F L7
10Tをシヨ糖8.9%、グルコース1.1%、K H
,P O40,044%を含む改変バルクホルダー(B
urkholder)培地(前出)に接種し、30℃で
3日間振どう培養した。この培養液1mQを4mQの同
じ培地を含む試験管に移し、30℃で1日間振どう培養
した0次いでその培養液2mQを18m Qのガラクト
ース培地〔ショM8.9%。
ガラクトース5%、グルコース0.25%、KH2PO
40,044%を含む改変バルクホルダー(Burkh
older)培地(前出)〕を含む200mQ容三角フ
ラスコに移し、30℃で144時間振どう培養した。
得られた培養液の上清のヒトリゾチーム活性を測定し、
それぞれのヒトリゾチーム生産量を求めた。
その結果、Ga1lOプロモーターを有するヒトリゾチ
ーム分泌プラスミドpTFL710Tを用いた場合も、
呼吸欠損株(ρジはその親株(ρ1)よりも約9倍高い
ヒトリゾチーム生産量を示すことが明らかになった(第
2表)。
また実施例1で得られた組換え体サツカロミセスセレビ
シェ(S、 cerevisiae) NA74−3 
A/pTFL710Tおよび実施例3で得られた呼吸欠
損株の組換え体サツカロミセスセレビシェ(S。
cerevisiae) NA74−3 A(ρ−)/
 p T F L 710Tを同様の方法で培養したと
ころ、上記の結果と同様に、サツカロミセスセレビシェ
(S、 csrevisiae) NA74−3 A(
、o−)/ p T F L710Tのヒトリゾチーム
生産量はサツカロミセスセレビシェ(S、 cerev
isiae) N A74−3 A/ p T F L
710Tのそれよりも高かった。
実施例1および2で得られた形質転換体サツカロミセス
セレビシェ(S、 ceravisiaa) N A 
X −50D/ p T F L 710T、およびそ
の呼吸欠損株サツカロミセスセレビシェ(S、 cer
evisiae) NAX−50D (ρ−)/ p 
T F L 710Tを同様の方法で96時間培養した
ところ、後者は前者よりも約6倍多いヒトリゾチームを
生産した(第2表)。
実施例7 プラスミド GFE213を いたヒトEGFの泌生産 実施例1および2で得られた組換え体サツカロミセスセ
レビシェ(S、 cerevisiae) NA74−
3A/pGFE213およびその呼吸欠損株サツカロミ
セスセレビシェ(S、 cerevisiae) NA
74−3A(ρ−)/pGFE213を実施例4と同じ
方法で培養した。得られた培養液を遠心分離し、その上
清のヒトEGFをラジオイムノアッセイのキット(アマ
ジャム社)を用いて定量した。その結果を第3表に示す 第3表 生育    ヒトEGF S、cerevisiaa NA74−3A/pG’E
213    525NA74−3A (ρつ/pGF
E213  4750.56 0.85 以上のように遺伝子としてヒトEGFのものを用いた場
合でも、呼吸欠損株(ρ−)のヒトEGF生産量は親株
(ρ+)のそれよりも高かった。
参考例5 参考例3で示したGa1lOプロモーターを含む0.7
kb BglI[−EcoRI断片にEcoRI−Xh
oTアダプターをT4DNAリガーゼで連絡したのち、
S a u 3 A lおよびXholで処理し。
アガロースゲル電気泳動にかけ、Ga1lOプロモ−タ
ーを含む0.51kb  5au3A1−Xhol断片
を単離した。
一方、参考例3で得られたプラスミドpG F L73
5TのGLDプロモーターを含む1.1kbBamHI
−Xhol断片を除去し2代わりに上記のGa1lOプ
ロモータを含む0.51 k b  S a u 3A
l−Xhol断片をT4DNAリガーゼで連絡させ、エ
シェリキア・コリ(E coli) D Hlの形質転
換株からプラスミドを単離し、これをpTFL 771
Tと命名した。
参考例6 参考例3で得られたプラスミドpTFL710よりGa
1lOプロモーターを含む0.7kb  BamHI 
−Xh o I断片を除去し1代わりに参考例5で得ら
れた0、51kb  5au3A1−Xhol断片を挿
入し、ヒトリゾチーム分泌プラスミドpTFL 780
Tを得た。
実施例8 形質転換体の調製 参考例5および6で得られたヒトリゾチーム分泌プラス
ミドpTFL771TおよびpTFL780Tを用いて
、サッカロミセス・セレビシェ(S、carevisi
ae ) N A74−3 A、およびその呼吸欠損株
サツカロミセス・セルビシx (S、 cerevis
iae) NA74−3A(ρ−)(実施例3)をリチ
ウム法で形質転換させ、それぞれ形質転換体サツカロミ
セス・セルビシx (S、 cerevisiae) 
NA74 3A/pTFL771T、サッカロミセス・
セレビシェ(S、cerevisiae) NA74−
3 A(、o −) /pT F L 771T。
サツカロミセス・セルビシx (S、cerevisi
ae) NA74−3 A/ P T F L 780
T、およびサツカロミセス・セルビシx (S、cer
evisiae) NA74−3 A(ρ−)/ p 
T F L 780Tを得た。
実施例9 実施例8で得られた形質転換体を実施例6と同様の方法
で培養し、それぞれのヒトリゾチーム生産量を求めたと
ころ、pTFL771TおよびpTFL780Tのいず
れの場合も、実施例6と同様に呼吸欠損株の形質転換体
は親株の形質転換体よりも多くのヒトリゾチームを生産
した。
実施例10 プラスミドpGEL125(前出)のGLDプロモータ
ーとシグナルペプチドをコードする部分を含むDNA断
片を、プラスミドp69A(セル(Ce11)、30,
933 (1982)]由来のα−ファクター遺伝子の
プロモーターおよびプレ・プロ領域をコードする部分を
含むDNA断片に置き換えたヒトリゾチーム分泌プラス
ミドpAAL410を構築した。
一方、サッカロミセス・セレビシェ(S、cerevi
siae ) NA74−3 A (前出)とサツカロ
ミセス・セルビシx (S、cerevisiae D
K−13D (α1eu2his3 trp+)(モレ
キュラーセルラーアンドバイオロジー(Mo1. Ce
11. Biol、)、4,771 (1984))と
の交雑によってサッカロミセス・セレビシェ(S。
ceravisiae ) T A39 (a  1e
u2 his  canl)  を作製し、さらに実施
例2に記載した方法でその呼吸欠損株サッカロミセス・
セレビシェ(S、cerevisiae ) TA39
 (ρ−)を得た。
上記のサッカロミセス・セレビシェ(S、cerevi
siae ) TA39、およびその呼吸欠損株サツカ
ロミセス・セルビシx (S、cerevisiae 
) TA39 (p−)を上記のヒトリゾチーム分泌プ
ラスミドpAAL410を用いてリチウム法で形質転換
させることによって、それぞれ形質転換体サツカロミセ
ス・セルビシx (S、cerevisiae ) T
 A39/ p A A L410およびサッカロミセ
ス・セレビシェ(S、ceravisiae ) TA
39 (1)−> / P AAL410を得た。
形質転換体サッカロミセス・セレビシェ(S、cere
visiae ) T A39/ p A A L41
0、およびサツカロミセス・セルビシx (S、 ce
revisiae ) TA39(ρ−)/pAAL4
10を実施例4と同様の方法で培養し、得られた培養液
の上清のヒトリゾチーム活性を3111定することによ
ってヒトリゾチーム生産量を求めた。 サッカロミセス
・セレビシェ(S。
cerevisiae) T A39/ p A A 
L410、およびサッカロミセス・セレビシェ(S、 
cerevisiae) TA39ρ−/pAAL41
0はそれぞれ0.5■/し、および2.6■/Lのヒト
リゾチームを生産し、呼吸欠損株(後者)の生産量は親
株(前者)の生産量よりも5倍多かった。
実施例および参考例に記載された次に示す微生物は発酵
研究所(大阪)(IF○)、および通産省工業技術院微
生物工業研究所(FRI)にブダペスト条約に基いて寄
託されている。
1、 NA74−3A 2、 NA74−3A(ρ−) 3、 NA74−3A/pTFt、710T4、 NA
74−3A(ρつ/pTFL710T5、に33−7B
(ρ−) 6、 NA87−11A(ρ−) 7、 NA74−3A(ρ−)/pPa725Ta、 
NA74−3A(ρつ/ド圧2139、 NAX−50
0(1)−)/PTFL710TBP−1947(P−
9691) BP−1948(P−9692) BP−2090(P−9693) BP−2091(P−9694) BP−2092 BP−2093 BP−2094 BP−2095 BP−2096 10、AH22R−/pGFL735       1
0227   BP−134611、AH22R7/p
GEL125       10211   BP−1
34512、AH22R−/pGLl) P31−Rc
T      10206   BP−1059
【図面の簡単な説明】
第1図はオリゴヌクレオチドの集成、連結によるヒト・
リゾチーム合成遺伝子の合成法を示す図である。 第2図はヒト・リゾチーム遺伝子のTaq−1−XhO
■断片のDNA配列を示す図である。 第3図は改良型卵白リゾチームシグナルペプチドのDN
A配列を示す図である。 第4図、第5図及び第6図は本発明で用いるヒト・リゾ
チーム分泌発現プラスミドの構築図であり、第7図は本
発明で用いるヒトEGF分泌発現プラスミドの構築図で
ある。 第8図は本発明で用いるマルチリンカ−のDNA配列を
示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酵母にとって異種の蛋白質の遺伝子を含むDNA
    で形質転換させ、かつ呼吸能が欠損した酵母〔ただし、
    サッカロミセスセレビシェ(Saccharomyce
    s cerevisiae)AH22R^−株を除く〕
  2. (2)遺伝子がヒトリゾチーム遺伝子またはヒトEGF
    遺伝子である特許請求の範囲第1項記載の酵母。
  3. (3)遺伝子の発現に用いるプロモーターが、グリセラ
    ルデヒド−3−リン酸デヒドロゲナーゼ(GLD)遺伝
    子、酸性フォスファターゼ遺伝子(PHO5)またはウ
    リジン−二リン酸ガラクトース−4−エピメラーゼ遺伝
    子(Gal10)のプロモーターである特許請求の範囲
    第1項記載の酵母。
  4. (4)酵母がサッカロミセス・セレビシェ(Sacch
    aromyces cerevisiae)NA74−
    3A(ρ^−)、サッカロミセスセレビシエ(Sacc
    haromyces cerevisiae)K33−
    7B(ρ^−)、サッカロミセスセレビシエ(Sacc
    haromyces cerevisiae)NA87
    −11A(ρ^−)またはサッカロミセスセレビシェ(
    Saccharomyces cerevisiae)
    NAX−50D(ρ^−)である特許請求の範囲第1項
    記載の酵母。
  5. (5)酵母にとって異種の蛋白質の遺伝子を含むDNA
    で形質転換させ、かつ呼吸能が欠損した酵母〔ただし、
    サッカロミセスセレビシェ(Saccharomyce
    s cerevisiae)AH22R^−株を除く〕
    を培養し、培養物中に蛋白質を生成蓄積させることを特
    徴とする酵母にとって異種の蛋白質の製造法。
  6. (6)蛋白質がヒトリゾチームまたはヒトEGFである
    特許請求の範囲第5項記載の蛋白質の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2006527991A (ja) * 2003-07-23 2006-12-14 サントル ナショナル ドゥ ラ ルシェルシュ シアンティフィク Rnaを作製するための工業的方法および該方法を行うためのシステム

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