JPH0241555Y2 - - Google Patents

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JPH0241555Y2
JPH0241555Y2 JP13261285U JP13261285U JPH0241555Y2 JP H0241555 Y2 JPH0241555 Y2 JP H0241555Y2 JP 13261285 U JP13261285 U JP 13261285U JP 13261285 U JP13261285 U JP 13261285U JP H0241555 Y2 JPH0241555 Y2 JP H0241555Y2
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alarm
variable resistor
piezoelectric rubber
rubber plate
circuit
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は例えば内燃機関や掃除器などのエア
フイルタの目詰まりを検知して警報を発する目詰
まり警報装置に関する。
(従来の技術) 内燃機関のエアクリーナなどエアフイルタの目
詰まりを、その下流側に生ずる所定以上の負圧に
より検知し、この負圧により、警報回路中に組み
込んだ圧電ゴム板を加圧して回路を閉ぢ、警報を
発せしめる目詰まり警報装置が知られている。例
えば実開昭59−150518号に開示されたものがあ
る。
これは第4図に示すようにケーシング30内
を、ベロウズ31で上部大気室32とフイルタの
下流側に連通する下部負圧室33とに区画し、ベ
ロウズ31下部に装着した電極34をスプリング
35によつて圧電ゴム板36に当接させていて、
負圧室の負圧によりベロウズ31に装着された一
方の電極34で圧電ゴム板36を加圧してその電
気抵抗を減少させ、圧電ゴム板の下側に設けてあ
る他方の電極37と導通させて警報回路38を閉
ぢ、警報を出させるものである。
(考案が解決しようとする問題点) 前記のような従来の目詰まり警報装置は圧電ゴ
ム板を加圧する可動側に電極があつたため、電極
に無理な力が加わつて作動に狂いが生じたり故障
を生じやすい傾向がある。また、圧電ゴムは通常
型のものすなわち第3図に示すQ2のような特性
曲線のものを使用していたから、導通する圧力
Pcが一定しており、検知すべき目詰まり負圧の
多種の仕様に対応するためには、ベロウズの受圧
面積やスプリング強さ、電極の接触面積など、部
材の寸法諸元を変更したものとせねばならず、負
圧仕様に応じて多種の構成部材を準備する必要が
ある。
(問題を解決するための手段) この考案は前記の問題を解決するためなされた
もので、多様な検知すべき負圧に対しそれぞれに
適合できるよう調節可能な汎用性のある、かつ狂
いや故障の少ない目詰まり警報器を提供するもの
である。その構成は次の通りである。
ケーシング内を大気に連通する上部室とフイル
タの下流側に連通する下部室とに、弾性ダイヤフ
ラムで区画し、それを下方から支持する板状のリ
テーナの下面に突起を垂設し、この突起を、信号
回路に含まれる1対の電極にまたがつて被着した
センサー型圧電ゴム板に当接させる。圧電ゴム板
は信号回路における第1可変抵抗となるものであ
る。
該電極と直列に第2可変抵抗を接続する。一
方、警報ランプ等を含む警報器回路は上記信号回
路の電極と第2可変抵抗の間に発生する信号電圧
を受けて開閉されるようになつている。ちなみに
センサー型圧電ゴムは第3図Q1に示す特性曲線
のように受圧圧力と抵抗値との関係が比較的なだ
らかに傾斜した特性のものである。
(作用) この考案の目詰まり警報装置はフイルタの下流
側に下部室を連通させて取付けられ、第2可変抵
抗を後述のように調整したうえで使用される。
フイルタの目詰まりが著しくなりその下流側お
よび下部室の負圧が特定負圧になると、弾性ダイ
ヤフラムがリテーナの突起を介して圧電ゴム板を
押圧しその抵抗を減少させる。これにより電極の
両極間を導通させこれと直列に接続し特定値に調
整された第2可変抵抗を介して接地するので電極
と第2可変抵抗の間には電源電圧が一定の場合特
定の電圧が生ずる。一方警報器回路は前記特定の
電圧を入力信号として回路を閉ぢるようになつて
いるので警報器が作動して警報を発する。前記警
報器回路を閉ぢるに必要な信号電圧は定まつてい
るから、検知すべき負圧から特定される圧電ゴム
の抵抗値と、前記必要な信号電圧とから、この場
合の第2可変抵抗の調整値を定めることができ
る。
検知すべき負圧が変わればこれに応じて第2可
変抵抗の調整値を変えることにより容易に対応す
ることができる。
また、負圧が検知すべき値に達しないときは圧
電ゴムの抵抗値は高く、一方調整された第2可変
抵抗が働らいているからその中間に発生する信号
電圧は低いものとなり、警報器回路は閉ぢられる
ことがない。
(実施例) 第1図、第2図にこの考案の実施例を示す。第
1図に示す目詰まり警報装置の本体1は大気へ連
通する通気孔3aを設けたカバー3とフイルタ
(図示しない)の下流側に連通する負圧パイプ5
を備えたボデイ4とでケーシング2を形成し、そ
の内部はゴム製のダイヤフラム8で大気側の上部
室6と負圧側の下部室7とに区画される。下部室
7内に、下面に突起9aを垂下させた円板状のリ
テーナ9が配設されて下方からダイヤフラム8を
支持し、突起9aはその下端が後述の圧電ゴム板
10に当接する。図中12は下部室入口に設けら
れる除塵フイルタである。
一方、第3図にQ1で示すような急曲部分のな
い特性曲線を有するセンサー型圧電ゴム板10が
1対の電極を櫛形に対向させて設けた櫛目電極1
1の上面に被着され、該電極11と圧電ゴム10
でなる第1可変抵抗R4(第2図)と第2可変抵抗
R3とを直列に接続する信号回路21が設けられ、
第1可変抵抗R4と第2可変抵抗R3の中間は警報
器回路22のトランジスタTrのゲートに接続さ
れ警報回路20が構成される。信号回路21は電
源Eと圧電ゴム板10でなる第1可変抵抗R4
櫛目電極11、固定抵抗R2、および第2可変抵
抗R3が接続され接地される。警報器回路22は
電源Eから警報器(発光ダイオード)L、固定抵
抗R1、トランジスタTrのコレクタ、エミツタを
経て接地されている。第2図において鎖線23内
の部分はケーシング2に装着され、気密にボデイ
4の壁を貫通するリード線24a,24b,24
cでケーシング外の適宜の遠隔の場所に設ける警
報器Lや電源Eと接続される。また第2可変抵抗
R3はケーシング2の外壁面に固着される。
この目詰まり警報装置は、エアフイルタの負圧
が下部室7に伝わり、目詰まりにより所定の負圧
に達すると、これにより圧電ゴム板10の受ける
圧力が第3図Paである場合第1可変抵抗R4
R4aとなる。警報器回路22のトランジスタTrの
ゲートに加えて警報器回路22を閉ぢるに必要に
信号電圧を得るための第2可変抵抗R3の抵抗値
はR4a対応して定められる。
この抵抗値に第2可変抵抗R3を設定しておけ
ば、検知すべき負圧が発生したとき警報器回路2
2は信号回路21からの信号電圧を受けて閉ぢら
れ、警報を発する。負圧が所定負圧に達しないと
きは圧電ゴム板10の抵抗(R4)が高いので信
号電圧は低く、警報器回路22を閉ぢるに至らな
い。
また所定の検知すべき負圧を高い値に選定すれ
ば、第3図において例えば圧電ゴム板の受圧圧力
はPbとなりR4はR4bの如く低くなるから第2可
変抵抗R3も低く設定することにより信号電圧を
前記のPaの場合と等しくして、警報器回路を作
動させることができる。
(効果) 前記のようにこの考案の目詰まり警報装置は電
極が加圧側の可動部分でなく圧電ゴム板に被われ
た非可動部分となつていて狂いや故障が少ない。
またセンサ型圧電ゴムを用い、信号回路に可変抵
抗を組み込むことによつて、多種類の検知すべき
負圧側に対し、同一の可変抵抗の調整だけで対応
でき、多種類の形状寸法の目詰まり警報装置を準
備する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は
その警報回路を示す図、第3図は圧電ゴムの特性
曲線図、第4図は従来の目詰まり警報装置の断面
図である。 10……センサー型圧電ゴム板、11……櫛目
電極、R3……第2可変抵抗、21……信号回路、
22……警報器回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内を弾性ダイヤフラムで区画して、
    大気に連通する上部室と、エアフイルタの下流側
    に連通する下部室とに区分し、下部室内に、中央
    下面に突起を垂設した板状のリテーナを配設して
    前記ダイヤフラムを下方から支持し、下部室底面
    に1対の電極とこれを被うセンサー型圧電ゴム板
    を設け、該圧電ゴム板の上面に前記突起下端を当
    接させるとともに、圧電ゴム板を第1可変抵抗と
    し、第1可変抵抗および前記1対の電極と直列に
    接続された調節可能な第2可変抵抗を有する信号
    回路と、信号回路の信号により作動する警報器を
    有する警報回路とでなる警報回路を備えた目詰ま
    り警報装置。
JP13261285U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPH0241555Y2 (ja)

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JP13261285U JPH0241555Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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Publication Number Publication Date
JPS6242057U JPS6242057U (ja) 1987-03-13
JPH0241555Y2 true JPH0241555Y2 (ja) 1990-11-06

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