JPH0241534Y2 - - Google Patents

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JPH0241534Y2
JPH0241534Y2 JP16812485U JP16812485U JPH0241534Y2 JP H0241534 Y2 JPH0241534 Y2 JP H0241534Y2 JP 16812485 U JP16812485 U JP 16812485U JP 16812485 U JP16812485 U JP 16812485U JP H0241534 Y2 JPH0241534 Y2 JP H0241534Y2
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capacitor
bias
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resistor
feedback
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えばソレノイドや打点式記録用ワ
イヤドツトヘツド(以下「ワイヤドツトヘツド」
という)等を有する打点機構を駆動回路からの駆
動出力に基づいて動作させて記録紙上に入力信号
に基づいた値を打点するワイヤドツトプリンタに
係り、特に前記ワイヤドツトヘツドの駆動効率の
改善を図つたことを特徴とするワイヤドツトプリ
ンタに関する。
〈従来の技術〉 以下、従来の技術を図面に基づいて説明する。
第2図は従来のワイヤドツトプリンタの構成を示
すブロツク線図である。
第2図において、1は記録紙上に入力信号に基
づいた値を打点する打点機構である。この打点機
構1は、例えば可動鉄片Vpを支持する可動鉄片
支持バネSB1,一端にソレノイド駆動電圧Vsが接
続され他端から駆動信号である電流Isが入力して
可動鉄心支持アングルAFに組付けられた鉄心P
に磁力を生じさせて可動鉄片Vpを矢印のように
吸引して動作(変化)させるソレノイドL,変化
した可動鉄片Vpで戻りバネSB2の反発力に反して
矢印のように下降するワイヤドツトヘツドW等か
ら成り、このワイヤドツトヘツドWでインクリボ
ン2を介して記録紙3上に入力信号に基づいた値
を打点する。4は打点機構1のソレノイドLに電
流Isを流すためにトリガパルスTiを入力端子から
入力して出力端子からパルス幅μpのパルス出力
(電圧Vp)を出力するモノステーブルマルチバイ
ブレータ(以下「MM」と略称する)と(即ちこ
のMMは、固定電圧Vccに一端が接続されたバイ
アス抵抗Rbを介してパルス幅設定端子C/Rに
バイアス電流が供給され、このバイアス電流はコ
ンデンサCを介して共通端子Cにも供給され、バ
イアス抵抗RbとコンデンサCの値に基づいて決
定されたパルス幅を出力する)、このMMの出力
に応じて動作して電流Isを得るような例えばトラ
ンジスタQから成るスイツチ要素とから成る駆動
回路である。この駆動回路4のMMからの出力の
パルス幅μp(時定数C・R)は、第2図において
はパルス幅設定端子であるコンパレレータ入力端
子C/Rに一端が固定電圧Vccに接続されたバイ
アス抵抗Rbと一端が共通端子Cに接続されたコ
ンデンサCとに基づいて決定されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、このような従来のワイヤドツトプリ
ンタには、以下に述べる問題点がある。尚、第3
図は第2図の説明に供するタイムチヤートであ
り、この第3図において、aは駆動回路4から出
力される電流Isの特性を表わし、bは可動鉄片Vp
の動きを表わし、cはワイヤドツトヘツドWの動
きを表わし、時刻t1を可動鉄片Vpが鉄心Pに当た
る時点とし、時刻t0〜t1間即ち可動鉄片Vpが鉄心
Pに当るまでの時間をτとし、ワイヤドツトヘツ
ドWの打点位置をαとして表わす。
このような構成において、パルス幅μpは本来時
間τに等しく設定するのが最も効率が良いもので
ある。しかしながら、コンデンサCとバイアス抵
抗Rbの値が固定されているために、パルス幅μp
は、時間τがソレノイド駆動電圧Vsが変化する
と変化する範囲を勘案して余裕をとつて幅広く設
定してある。このためにワイヤドツトヘツドの動
き、即ち、打点機構の駆動効率は悪い結果となつ
ている。
本考案はこの従来技術の問題点に鑑みてなされ
たものであつて、ソレノイド駆動電圧Vsの変化
に応じてパルス幅μpを変化させて、常に時間τと
パルス幅μpとを略等しくし、打点機構の動作の安
定性を損うことなくワイヤドツトヘツドの駆動効
率の改善を図ることが可能なことを特徴とするワ
イヤドツトプリンタを提供することを目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉 上述の目的を達成するための本考案のワイヤド
ツトプリンタは、バイアス抵抗を介してパルス幅
設定端子にバイアス電流が供給され、該バイアス
電流はコンデンサを介して共通端子にも供給さ
れ、バイアス抵抗及びコンデンサ容量に基づいて
決定されるパルス幅を出力するモノテーブルマル
チバイブレータと、該モノテーブルマルチバイブ
レータからのパルス出力のパルス幅に応じて動作
するスイツチ要素との構成から成る駆動回路を有
し、一端にソレノイド駆動電圧が接続し他端に前
記スイツチ要素の出力が接続する構成のワイヤド
ツトヘツドで打点記録するワイヤドツトプリンタ
において、前記ソレノイド駆動電圧が帰還抵抗を
介して前記バイアス抵抗とコンデンサの接続部分
に導かれ、帰還抵抗値、バイアス抵抗値及びコン
デンサ容量を調整して、前記帰還抵抗を流れる帰
還電流、前記バイアス電流及び前記コンデンサに
流れる電流を調整し、前記ソレノイド駆動電圧の
変化に応じて前記パルス幅が変化する構成とした
ことを特徴とするものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を第1図の本考案のワイヤ
ドツトプリンタの回路図に基づき説明する。尚、
第1図において第2図と重複する部分は同一番号
を付してその説明は省略する。
本考案の特徴は、第1図においてはMMのコン
パレータ入力端子C/Rに、コンデンサCとソレ
ノイド駆動電圧Vsが印加される帰還抵抗Rfと固
定電圧Vccが印加されるバイアス抵抗Rbとを接続
し、これ等で決定される時定数に応じたパルス幅
μでスイツチ要素Qを動作させるように構成した
ことである。ソレノイド駆動電圧Vsは帰還抵抗
Rfを介してバイアス抵抗RbとコンデンサCの接
続部分Va1に導かれている。
今、MMにトリガパルスTiが入力すると、出力
端子の出力は“1”(立上がる)となり、コンデ
ンサCの電圧が放電する。この後にコンデンサC
にはバイアス抵抗Rbに流れるバイアス電流Ibと帰
還抵抗Rfに流れる帰還電流Ifとの和の電流Iが流
れ込み、コンデンサCの電圧は時間の経過と共に
徐々に上昇し、ある一定の電圧V0に達すると
MMに内臓されているコンパレータが動作して
MMの出力が“0”(立下がる)となる。この時、
帰還抵抗Rfがあるために、ソレノイド駆動電圧
Vsに左右されないバイアス電流IbをコンデンサC
に流すことができるので、パルス幅μの変化率は
調整することができる。即ち、帰還抵抗Rf,バ
イアス抵抗Rb,コンデンサCの値を各々調整し
てバイアス電流Ibと帰還電流Ifとを調整すること
で、コンデンサCに流れる電流Iを調整すること
ができるので、パルス幅μを調整することが可能
となることが判る。
ところで仮に従来技術とは逆にバイアス抵抗
Rbが無い場合を考える。帰還抵抗Rfによつて、
つまり帰還電流Iiによつてパルス幅μを決めるこ
とは可能であるが、通常、可動鉄片Vpが鉄心P
に当るまでの時間τの変化率はソレノイド駆動電
圧Vsの変化率より小さいため、帰還抵抗Rfのみ
ではパルス幅μの変化は時間τの変化より大きく
なり動作が不安定又は駆動効率が悪くなる。
以上からバイアス抵抗Rb(抵抗値Rb),帰還抵
抗Rf(抵抗値Rf)及びコンデンサC(容量CT)を
適当に設定して、ソレノイド駆動電圧Vsの変化
に応じてパルス幅μを変化させて、常にパルス幅
μと可動鉄片Vpが鉄心Pに当るまでの時間τを
略合致させることで、動作の安定又は駆動効率を
最良に保つようにする。
ここで、バイアス抵抗Rb,帰還抵抗Rf及びコ
ンデンサCの値を決定する一例を一般に市販され
ているMM(例えばタイプ74HC123)を使用し具
体的な数値を用いて説明する(但し、MMはこの
タイプに限定されない)。
バイアス抵抗Rb,帰還抵抗Rf及びコンデンサ
Cの共通接続点の電圧をVa1とした時のバイアス
電流をIb=(Vcc−Va1)/Rb、帰還電流をIf=(Vs
−Va1)/Rfとすると、電圧Va1は、 Va1=0.6+(1/CT)∫ {(Vcc−Va1)/Rb+ (Vs−Va1)/Rf}dt …(1) となる。ここで、例えばバイアス抵抗Rbと帰還
抵抗Rfの合成抵抗Rp=Rb・Rf/(Rb+Rf)、MM
の出力電圧Vp={Rb(Vs−0.6)+4.4Rf}/(Rb
Rf)、Va1=3.4(V)、t=τ、Va1′=Va1−0.6=
Vp{1−exp(−t/CT・Rp},Vs′=Vp−0.6とし
た時に(1)式は、 τ=−CT・Rp・ ln{(Vp−2.8)/Vp} …(2) となる。この(2)式に基づいて、打点機構1の可動
鉄片Vpが鉄心Pに当るまでの時間τの実測値及
びソレノイド駆動電圧Vsの変化幅に対応してパ
ルス幅μが変化するようにバイアス抵抗Rb,帰
還抵抗Rf及びコンデンサCの値を取捨選択した
り数値シユミレーシヨン等によつて決定する。
例えば、Rb=22(KΩ)、Rf=150(KΩ)、C=
0.1(μF)とすると、Rp=19.2(KΩ)、Vp≒0.128Vs
+3.76(V)となるから、(2)式から、時間τは
各々、Vs=14.5(V)の時に1.33(msec),Vs=12
(V)の時に1.44(msec),Vs=9.5(V)の時に
1.59(msec)となる。この時の実測値は約0.09
(msec)程大きい値となるがほぼ一致したた値と
なる。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に具体的に本考案を説明した
ように、バイアス抵抗とコンデンサとソレノイド
駆動電圧が印加された帰還抵抗とをMMのパルス
幅設定端子に接続する構成の駆動回路を具備する
本考案のワイヤドツトプリンタによれば、MMの
出力パルスのパルス幅を、ソレノイド駆動電圧の
変化により打点機構の可動鉄片が鉄心に当るまで
の時間が変化しても、打点動作の安定性を損うこ
となく、常に最適の駆動効率でワイヤドツトヘツ
ドを駆動することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のワイヤドツトプリンタの回路
図、第2図は従来のワイヤドツトプリンタの構成
を示すブロツク線図、第3図は第2図の説明に供
するタイムチヤートである。 1……打点機構、2……インクリボン、3……
記録紙、4…駆動回路、Rf……帰還抵抗、Rb
…バイアス抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バイアス抵抗を介してパルス幅設定端子にバイ
    アス電流が供給され、該バイアス電流はコンデン
    サを介して共通端子にも供給され、バイアス抵抗
    値及びコンデンサ容量に基づいて決定されるパル
    ス幅をパルス出力するモノステーブルマルチバイ
    ブレータと、該モノステーブルマルチバイブレー
    タからのパルス出力のパルス幅に応じて動作する
    スイツチ要素との構成から成る駆動回路を有し、
    一端にソレノイド駆動電圧が接続し他端に前記ス
    イツチ要素の出力が接続する構成のワイヤドツト
    ヘツドで打点記録するワイヤドツトプリンタにお
    いて、前記ソレノイド駆動電圧が帰還抵抗を介し
    て前記バイアス抵抗と前記コンデンサの接続部分
    に導かれ、帰還抵抗値、前記バイアス抵抗値及び
    前記コンデンサ容量を調整して、前記帰還抵抗を
    流れる帰還電流、前記バイアス電流及び前記コン
    デンサに流れる電流を調整し、前記ソレノイド駆
    動電圧の変化に応じて前記パルス幅が変化する構
    成としたことを特徴とするワイヤドツトプリン
    タ。
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